JP2000223316A - 基板に設けたコイル構造 - Google Patents

基板に設けたコイル構造

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JP2000223316A
JP2000223316A JP11025387A JP2538799A JP2000223316A JP 2000223316 A JP2000223316 A JP 2000223316A JP 11025387 A JP11025387 A JP 11025387A JP 2538799 A JP2538799 A JP 2538799A JP 2000223316 A JP2000223316 A JP 2000223316A
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JP
Japan
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printed wiring
substrate
wiring
coil
wirings
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JP11025387A
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English (en)
Inventor
Norio Miyazaki
則夫 宮崎
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RB Controls Co Ltd
Original Assignee
RB Controls Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板にコイルを設ける際にコイル部品を準備
する必要がなく、基板にコイルを設ける作業の効率が向
上されたコイル構造を提供すること。 【解決手段】 基板1の上面1aにプリント配線21を
並べて複数形成し、基板1の下面1bに、プリント配線
21の奥側の端部21aの真裏位置と、当該プリント配
線21の隣りの第1配線21の手前側の端部21bの真
裏位置とを結ぶプリント配線51を複数形成し、各プリ
ント配線21の奥側の端部21aからその真裏のプリン
ト配線51の奥側の端部51aに貫通する貫通孔61
と、各プリント配線21の手前側の端部21bからその
真裏のプリント配線51の奥側の端部51bに貫通する
貫通孔62とを形成し、各貫通孔61,62の孔内面に
貫通孔61,62の両開口部でプリント配線21,51
に電気的に接続された導電層を形成することによりコイ
ルKを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板に設けたコイ
ル構造に関する。
【0002】
【従来の技術】プリント配線パターンが形成された基板
にコイルを設ける場合は、通常、コイル部品を半田付け
によって実装している。ところで、需要が少ない回路を
備える基板などのように、生産量が少ない基板を生産す
る場合は、当該基板に実装するコイル部品の生産も少量
でよいが、実装しようとしているコイル部品が規格品で
ない場合は、基板を生産する度に必要なコイル部品を生
産することとなり、基板にコイルを設ける作業の効率が
悪い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、基板にコイ
ルを設ける際にコイル部品を準備する必要がなく、基板
にコイルを設ける作業の効率が向上されたコイル構造を
提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の基板に設けたコ
イル構造は、上記課題を解決するため、基板の一方の面
に複数の第1配線を並列状態で形成すると共に、基板の
他方の面に、第1配線の一方側の端部の真裏の位置と、
当該第1配線から所定側にn本隣りの第1配線の他方側
の端部の真裏の位置とを結ぶ第2配線を並列状態で複数
形成し、各第1配線の一方側の端部からその真裏の第2
配線の一方側の端部に貫通する貫通孔と、各第1配線の
他方側の端部からその真裏の第2配線の他方側の端部に
貫通する貫通孔とを形成すると共に、各貫通孔の孔内面
に、貫通孔の両開口部で当該開口部に面して形成された
配線に電気的に接続されており、かつ貫通孔の全長に亘
る導電層を形成することによりn個のコイルを設けたこ
とを特徴とする。但し、nは自然数である。
【0005】第1配線及び第2配線は、基板の表面にプ
リント配線パターンを形成する工程で同時に形成でき、
貫通孔は、例えばスルーホールプリント配線方式などの
公知の配線技術で基板の両面の配線を相互に電気的に導
通させる配線を形成する工程で同時に形成できる。つま
り、基板に配線を形成する際にコイルを設けることがで
きる。従って、コイル部品を実装する作業が必要なくな
ると共にコイル部品を準備しておく必要がなくなり、基
板にコイルを設ける作業の効率が向上する。
【0006】ところで、第1配線の一方側の端部の真裏
の位置と、当該第1配線から所定側に1本隣り即ち隣接
した第1配線の他方側の端部の真裏の位置とを結ぶ第2
配線を並列状態で複数形成すると、1つのコイルができ
るが、所定側にn本隣りの第1配線の他方側の端部の真
裏の位置とを結ぶ第2配線を並列状態で複数形成すると
n個のコイルが形成される。例えばn=2であれば、2
個のコイルが設けられるので、一方のコイルを一次巻線
として用いると共に、他方のコイルを二次巻線として用
いれば、当該コイル構造の部分が変圧器や変成器にな
る。従って、基板に配線を形成する際に変圧器や変成器
を設けることができ、これらの部品の実装作業が不要に
なると共にこれらの部品の準備が不要になり、基板に変
圧器や変成器を設ける作業の効率が向上する。
【0007】
【発明の実施の形態】図1を参照して、1はプリント配
線基板(以下、基板とする)である。基板1の上面1a
には、同じ長さの複数のプリント配線21(第1配線)
が平行に並ぶ状態に形成されたプリント配線パターン2
と、その両側に形成されるプリント配線パターン3,4
が形成されている。また、基板1の下面1bには、同じ
長さの複数のプリント配線51(第2配線)が平行に並
ぶ状態で形成されたプリント配線パターン5が形成され
ている。各プリント配線51の図1における奥側(一方
側)の端部51aは、上面1aのプリント配線21の奥
側の端部21aの真裏の位置になっている。一方、プリ
ント配線51の手前側(他方側)の端部51bは、奥側
の端部51aの真上に端部21aが位置するプリント配
線21の右隣り、すなわち右側(所定側)に1本隣りの
プリント配線21の手前側の端部21bの真裏の位置に
なっている。
【0008】また基板1には、各プリント配線21の奥
側の端部21aからその真裏のプリント配線51の奥側
の端部51aに貫通する貫通孔61と、各プリント配線
21の手前側の端部21bからその真裏のプリント配線
51の手前側の端部51bに貫通する貫通孔62とが形
成されている。各貫通孔61,62の孔内面には貫通孔
61,62の全長に亘る導電層(図示せず)が形成され
ており、導電層は貫通孔61,62の上面及び下面の両
開口部で当該開口部に面して形成されたプリント配線2
1,51の端部21a,21b,51a,51bに電気
的に接続されている。なお導電層は、例えば後述のスル
ーホールプリント配線方式を用いた場合は銅を電界めっ
きすることにより形成される。
【0009】このようにしてプリント配線21,51及
び導電層を備える貫通孔61,62を形成すると、これ
らの導電体が直列に接続されてコイルKを形成する。つ
まり、例えば図1の左端のプリント配線21を起点に説
明すると、当該プリント配線21はその奥側の端部で貫
通孔61の導電層に電気的に接続され、当該貫通孔61
の導電層はその下端でプリント配線51に電気的に接続
され、プリント配線51はその手前側の端部51bで貫
通孔62の導電層に電気的に接続され、当該貫通孔62
の導電層は、その上端で起点にしたプリント配線21の
右隣りのプリント配線21の手前側の端部に電気的に接
続されるというように直列接続される。コイルKの巻数
は基板1に形成するプリント配線21,51及び導電層
を備える貫通孔61,62の数によって任意に設定でき
る。当該コイルKにはプリント配線パターン3,4によ
り通電される。
【0010】プリント配線パターン2,3,4,5は公
知のプリント配線パターン形成方法により、また導電層
を備える貫通孔61,62は例えばスルーホールプリン
ト配線方式など、基板の両面に形成されたプリント配線
パターンを電気的に導通させる配線を形成するための公
知の配線方式によって形成できる。従って、本実施の形
態のようにすれば、基板1にプリント配線を形成する際
に基板1にコイルKを設けることができ、コイル部品を
実装する作業が必要なくなると共にコイル部品を準備し
ておく必要がなくなるので、基板にコイルを設ける作業
の効率が向上する。なおコイルの巻回密度はプリント配
線パターンを形成できる範囲で任意の密度にすることが
可能である。
【0011】次に別の実施の形態を説明する。本実施の
形態と上記の実施の形態とでは、基板1の下面1bに形
成したプリント配線51の手前側の端部51b位置に違
いがあると共に、この違いに伴いプリント配線パターン
6,7が形成されている点に違いがある。即ち、本実施
の形態では、プリント配線51の手前側の端部51b
が、奥側の端部51aの真上に端部21aが位置するプ
リント配線21の右側に2本隣りのプリント配線21の
手前側の端部21aの真裏の位置になっている。このよ
うにすれば、プリント配線パターン3とプリント配線パ
ターン4との間に形成されるコイルK1と、プリント配
線パターン6とプリント配線パターン7との間に形成さ
れるコイルK2との都合2つのコイルが二条ネジのネジ
山の配列と同様に配列された状態で基板に設けられる。
従って、一方のコイルK1を一次巻線として用いると共
に他方のコイルK2を二次巻線として用いることによ
り、当該コイル構造の部分を変圧器や変成器として利用
できる。つまり、基板1にプリント配線を形成する際に
変圧器や変成器を設けることができるので、これらの部
品の実装作業が不要になると共にこれらの部品の準備が
不要になり、基板にコイルを設ける作業の効率が向上す
る。
【0012】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、基板に
コイルを設ける際にコイル部品を準備する必要がないの
で、基板にコイルを設ける作業の効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る基板に設けたコイル構造を示す
斜視図
【図2】 本発明に係る基板に設けたコイル構造の別の
実施形態を示す斜視図
【符号の説明】
1 基板 2,3,4,5 プリント配線パターン 21 プリント配線(第1配線) 51 プリント配線(第2配線) 61,62 貫通孔 K,K1,K2 コイル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板の一方の面に複数の第1配線を並列
    状態で形成すると共に、基板の他方の面に、第1配線の
    一方側の端部の真裏の位置と、当該第1配線から所定側
    にn本隣りの第1配線の他方側の端部の真裏の位置とを
    結ぶ第2配線を並列状態で複数形成し、 各第1配線の一方側の端部からその真裏の第2配線の一
    方側の端部に貫通する貫通孔と、各第1配線の他方側の
    端部からその真裏の第2配線の他方側の端部に貫通する
    貫通孔とを形成すると共に、各貫通孔の孔内面に、貫通
    孔の両開口部で当該開口部に面して形成された配線に電
    気的に接続されており、かつ貫通孔の全長に亘る導電層
    を形成することによりn個のコイルを設けたことを特徴
    とする基板に設けたコイル構造。但し、nは自然数であ
    る。
JP11025387A 1999-02-02 1999-02-02 基板に設けたコイル構造 Withdrawn JP2000223316A (ja)

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