JP2000223267A - 平面表示素子及びその配線方法 - Google Patents

平面表示素子及びその配線方法

Info

Publication number
JP2000223267A
JP2000223267A JP11022519A JP2251999A JP2000223267A JP 2000223267 A JP2000223267 A JP 2000223267A JP 11022519 A JP11022519 A JP 11022519A JP 2251999 A JP2251999 A JP 2251999A JP 2000223267 A JP2000223267 A JP 2000223267A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display element
flat display
electrode
wiring
drive circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11022519A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4482949B2 (ja
Inventor
Ryota Kotake
良太 小竹
Nobutoshi Asai
伸利 浅井
Yoshinari Matsuda
良成 松田
Yoshio Suzuki
芳男 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP02251999A priority Critical patent/JP4482949B2/ja
Priority to US09/492,617 priority patent/US6424092B1/en
Publication of JP2000223267A publication Critical patent/JP2000223267A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4482949B2 publication Critical patent/JP4482949B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10KORGANIC ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES
    • H10K59/00Integrated devices, or assemblies of multiple devices, comprising at least one organic light-emitting element covered by group H10K50/00
    • H10K59/10OLED displays
    • H10K59/17Passive-matrix OLED displays
    • H10K59/179Interconnections, e.g. wiring lines or terminals
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10KORGANIC ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES
    • H10K50/00Organic light-emitting devices
    • H10K50/80Constructional details
    • H10K50/84Passivation; Containers; Encapsulations
    • H10K50/841Self-supporting sealing arrangements
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10KORGANIC ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES
    • H10K50/00Organic light-emitting devices
    • H10K50/80Constructional details
    • H10K50/84Passivation; Containers; Encapsulations
    • H10K50/846Passivation; Containers; Encapsulations comprising getter material or desiccants
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10KORGANIC ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES
    • H10K59/00Integrated devices, or assemblies of multiple devices, comprising at least one organic light-emitting element covered by group H10K50/00
    • H10K59/80Constructional details
    • H10K59/87Passivation; Containers; Encapsulations
    • H10K59/871Self-supporting sealing arrangements
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10KORGANIC ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES
    • H10K59/00Integrated devices, or assemblies of multiple devices, comprising at least one organic light-emitting element covered by group H10K50/00
    • H10K59/80Constructional details
    • H10K59/87Passivation; Containers; Encapsulations
    • H10K59/874Passivation; Containers; Encapsulations including getter material or desiccant

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
  • Electroluminescent Light Sources (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数枚の表示パネルを1画面として用いる際
の非表示エリアの縮小や、マイグレーションの発生の抑
制が可能な配線を施した有機薄膜ELを提供する。 【解決手段】 表示材料と電極52,57とを積層した
平面表示素子50において、この電極52,57に接続
した駆動回路を、平面表示素子50の裏面を覆う封止部
材30の内側に配置し、この駆動回路に電源回路及び信
号供給用の回路を接続するための配線31,70を、こ
の封止部材30の内側から平面表示素子50の裏側に導
出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電極と駆動回路と
を接続するための配線に特徴を有する平面表示素子に関
する。また本発明は、平面表示素子の電極と駆動回路と
を接続するための配線方法に関する。
【0002】
【従来の技術】フラット表示パネル型のディスプレイの
一種に、エレクトロルミネセントディスプレイ(EL
D)がある。ELDは、蛍光体に電圧を印加したときに
発光する現象であるエレクトロルミネセンスを原理とし
たものであり、次のような様々な利点を有している。 (1)自発光型のディスプレイなので、高輝度(したが
って高コントラスト)であり、視野角が広く、応答速度
も早い。 (2)表示素子全体が固体から成っているので、振動に
強い。 (3)薄型化が容易である。
【0003】ELDの表示素子は、表示材料(蛍光材
料)の化学的組成からは、無機化合物を用いた無機EL
と、有機化合物を用いた有機ELとに分類され、また表
示材料の物理的形状からは、表示材料を粉末状にした分
散型ELと、表示材料を緻密な薄膜状にした薄膜ELと
に分類される。近年は、このうちの有機薄膜ELが、低
電圧で高輝度が得られることや、有機化合物の蛍光色そ
のものが発光色なので発光色の選択が容易であることか
ら、特に注目を集めている。
【0004】図13は、有機薄膜ELの構造の一例を示
す。この有機薄膜EL50では、ガラス基板51上に、
膜厚数百オングストローム〜数μm程度の陽極52が、
ストライプ状に形成されている。この陽極52は、例え
ばITO(インジウム−スズ酸化物)から成る透明の電
極であり、ストライプの向きが表示画面の縦方向である
ことからコラム(COLUMN=縦列)電極とも呼ばれ
る。
【0005】コラム電極52の上及び周囲には、膜厚数
百オングストローム〜数十μm程度の有機層53が形成
されている。有機層53は、コラム電極52側からみて
有機正孔輸送層54,有機発光層55,有機電子輸送層
56の順に積層された3層構造を成している。
【0006】有機正孔輸送層54は、例えばAlq3
(トリス−(8−ヒドロキシキノリン)アルミニウム)
とDCM(4−ジシアノメチレン−6−(p−ジメチル
アミノスチリル)−2−メチル−4H−ピラン)との混
合物から成っており、コラム電極52から注入された正
孔を有機発光層55に移動させる役割をもつ。有機電子
輸送層56は、例えばトリフェニルジアミン誘導体(T
PD)(N,N’−ビス(3−メチルフェニル)1,
1’−ビフェニル−4,4’−ジアミン)から成ってお
り、後述のロウ電極57から注入された電子を有機発光
層55に移動させる役割をもつ。
【0007】有機発光層55は、表示しようとする色に
応じた蛍光材料から成っており、例えば赤色蛍光材料と
してはDCMが用いられ、緑色蛍光材料としてはAlq
3が用いられ、青色蛍光材料としてはZn(oxz)2
(2−(o−ヒドロキシフェニル)−ベンズオキサゾー
ルの亜鉛錯体)が用いられる。また白色を表示する場合
には、例えば赤緑青の各色の蛍光材料を高分子中に分散
させて合成する方法や積層して合成する方法が採られ
る。
【0008】有機電子輸送層56の上には、陰極57
が、コラム電極52と直交してストライプ状に形成され
ている。この陰極57は、例えばアルミニウムやアルミ
ニウムとリチウムとの合金のような金属から成ってお
り、ストライプの向きが表示画面の横方向であることか
らロウ(ROW=列)電極とも呼ばれる。
【0009】コラム電極52・ロウ電極57間に電圧を
印加すると、コラム電極52から注入された正孔が、有
機正孔輸送層54を経て有機発光層55に移動すると共
に、ロウ電極57から注入された電子が、有機電子輸送
層56を経て有機発光層55に移動する。この正孔と電
子とは、有機発光層55におけるコラム電極52とロウ
電極57との交点の箇所で、再結合する。有機発光層5
5を構成する蛍光材料は、この再結合を外部刺激として
励起される。そして、励起状態から再び基底状態に戻る
ときこの蛍光材料からは蛍光が放射されるので、その光
がガラス基板51の側から観測される。
【0010】したがって、この有機薄膜ELを表示素子
として用いた表示パネルに、コラム電極52,ロウ電極
57をそれぞれ信号電極,走査電極として表示信号,走
査信号を供給すれば、コラム電極52とロウ電極57と
の各交点箇所を画素として、所望の映像を表示させるこ
とができる。
【0011】図14は、この有機薄膜ELを表示素子と
して用いた表示パネル100に映像を表示させるための
表示ユニットの回路構成例を示す。図示しないビデオ信
号再生系から供給されるアナログのビデオ信号(表示信
号)が、A/Dコンバータ101でデジタル変換された
後、コラムドライバー(表示信号供給用の駆動回路)1
02に供給される。コラムドライバー102は、供給さ
れた表示信号を画面の1ライン分ずつ蓄積し、蓄積した
表示信号を表示パネル100のすべてのコラム電極(図
示略)に並列に供給する。
【0012】他方、ロウドライバー(走査信号供給用の
駆動回路)103は、表示パネル100のロウ電極(図
示略)を、1フィールド(または1フレーム)期間おき
に1本ずつ順次走査する。A/Dコンバータ101,コ
ラムドライバー102及びロウドライバー103の動作
はコントローラ(例えばCPU)104により制御さ
れ、A/Dコンバータ101〜コントローラ104には
電源ブロック105から電源電圧が供給される。
【0013】従来、この表示ユニットにおいて、コラム
電極,ロウ電極をそれぞれ駆動回路(図14のコラムド
ライバー102,ロウドライバー103)に接続するた
めには、有機薄膜ELの裏面(ガラス基板とは反対側の
面)を保護のために覆う封止用キャップの外側におい
て、各電極の縁の部分(すなわち有機薄膜ELの縁の近
く)で、これらの電極と駆動回路とを接続する配線を施
していた。その結果、従来の有機薄膜ELでは、コラム
電極,ロウ電極と駆動回路とを接続する配線が、いわば
額縁のようにして有機薄膜ELの縁の周囲に配置されて
いた。
【0014】図15は、有機薄膜ELにこうした配線を
施して駆動回路を接続した状態の一例を示す。図13に
示した有機薄膜EL50の裏面が、封止用のキャップ1
10で覆われている(図の手前の部分については断面を
示している)。キャップ110の外側において、コラム
電極52の縁の部分と、コラムドライバーIC111を
搭載したコラムドライバー基板112とが、フレキシブ
ルプリントケーブル(FPC)基板113により接続さ
れている。同様に、ロウ電極57の縁の部分と、ロウド
ライバーIC(走査信号供給用の駆動回路)114を搭
載したロウドライバー基板115とが、FPC基板11
6により接続されている。その結果、FPC基板11
3,116が有機薄膜EL50の縁の周囲に配置されて
いる。
【0015】なお、図15の例ではFPC基板113,
116だけでなくコラムドライバー基板112,ロウド
ライバー基板115も有機薄膜EL50の縁の周囲に額
縁のように配置されているが、FPC基板113,11
6を上向きに折り曲げれば、コラムドライバー基板11
2,ロウドライバー基板115のほうは有機薄膜EL5
0の縁の周囲に配置しないようにすることが可能であ
る。しかし、そのようにしても、FPC基板113,1
16のほうは、やはり少なくとも一部が有機薄膜EL5
0の縁の周囲に配置されてしまう。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】ところで、フラット表
示パネル型のディスプレイは近年大画面化の傾向にあ
る。しかし、一般に表示パネルサイズが大きくなると電
極の抵抗が増大するので駆動電圧を高くしなければなら
ないことに加えて、特に有機薄膜ELの場合には、画素
サイズに比例した電流量を各画素に供給しなければなら
ないので、大画面化に伴って消費電力の増大という問題
が生じてくる。
【0017】そこで、有機薄膜ELの場合には、個々の
表示パネルや画素を大型化する代わりに、図16に例示
するように、複数枚の表示パネル100をいわばタイル
状に並べてそれらの表示パネル100を1画面として用
いることも、消費電力の増大を抑制しつつ画面を大型化
するための有力な方法となり得る。
【0018】しかるに、従来の有機薄膜ELでは、前述
のようにコラム電極,ロウ電極と駆動回路とを接続する
配線が縁の周囲に配置されているので、複数枚の表示パ
ネルをタイル状に並べると、図16にも示されているよ
うに、隣り合う表示パネル100の間にこの配線120
(図15の例ではFPC基板113及び116に相当)
が位置した状態になる。その結果、これらの表示パネル
を1画面として用いて画像を表示した場合、隣り合う表
示パネルの間ごとに、この配線による非表示エリアの存
在が目立つようになるので、実用には耐えなくなってし
まう。
【0019】また、一般に集積回路の信頼性の低下の要
因の1つに、集積回路の配線がマイグレーション(配線
金属内を流れる電流の密度が高くなったとき、電子と金
属イオンとの運動量交換により金属イオンの移動が起こ
ること)により抵抗を増したり断線したりするという現
象が存在する。このマイグレーションは、配線の周囲の
湿度が高いほど起こりやすいことが知られている。
【0020】しかるに、従来の有機薄膜ELでは、前述
のようにコラム電極,ロウ電極と駆動回路とを接続する
配線を封止用キャップの外側で行っているので、この配
線は外気に触れる状態にある。その結果、湿度の高い場
所でディスプレイを使用すると、この配線でのマイグレ
ーションが起こりやすくなるので、ディスプレイの信頼
性の低下につながってしまう。
【0021】したがって、本発明の課題は、複数枚の表
示パネルを1画面として用いる際の非表示エリアの縮小
や、マイグレーションの発生の抑制が可能な配線を施し
た有機薄膜ELを提供することにある。また、本発明の
課題は、有機薄膜ELにそのような配線を施す方法を提
供することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本出願人は、有機薄膜ELのように表示材料と電極
とを積層した平面表示素子において、請求項1に記載の
ように、この電極を駆動回路に接続するための配線を、
平面表示素子の裏面を覆う封止部材の内側から平面表示
素子の裏側に導出したものを提案する。
【0023】この平面表示素子では、電極と駆動回路と
の接続用の配線が、平面表示素子の裏面を覆う封止部材
の内側から平面表示素子の裏側に導出される。したがっ
て、この配線は封止部材の内側及び平面表示素子の裏側
に配置されるようになるので、従来のようにこの配線が
平面表示素子の縁の周囲に額縁のように配置されること
がなくなる。これにより、表示パネルの面積が縮小され
ると共に、この表示パネルを複数枚タイル状に並べたと
き、隣り合う表示パネルの間にこの配線が存在すること
がなくなるので、複数枚の表示パネルを1画面として用
いる際の非表示エリアが縮小されるようになる。
【0024】また、この平面表示素子では、電極と駆動
回路との接続用の配線の少なくとも一部が、平面表示素
子の裏面を覆う封止部材の内側に配置されることにより
外気から遮断されるようになる。したがって、湿度の高
い場所でディスプレイを使用しても、少なくともこの一
部の配線については、外気によるマイグレーションの発
生が抑えられるようになる。
【0025】次に、本出願人は、表示材料と電極とを積
層した平面表示素子において、請求項2に記載のよう
に、この電極に接続した駆動回路を、平面表示素子の裏
面を覆う封止部材の内側に配置し、この駆動回路に電源
回路及び信号供給用の回路を接続するための配線を、こ
の封止部材の内側から平面表示素子の裏側に導出したも
のを提案する。
【0026】この平面表示素子では、電極と駆動回路と
の接続用の配線だけでなく、駆動回路そのものが封止部
材の内側に配置される。したがって、図15を参照して
説明したように平面表示素子の外側で配線を上向きに折
り曲げたりしなくても駆動回路が平面表示素子の周囲に
額縁のように配置されることがなくなるので、表示パネ
ルの面積の縮小や、複数枚の表示パネルを1画面として
用いる際の非表示エリアの縮小が一層容易になる。
【0027】そして、駆動回路と電源回路及び信号供給
用の回路との接続用の配線も、封止部材の内側及び平面
表示素子の裏側に配置されるので、この配線が平面表示
素子の縁の周囲に額縁のように配置されることもない。
【0028】また、この平面表示素子では、電極と駆動
回路との接続用の配線はすべて封止部材の内側に配置さ
れることになるので、外気によるマイグレーションの発
生がよりよく抑えられるようになる。そして、駆動回路
も封止部材の内側に配置されるので、外気による駆動回
路の劣化も抑えられるようになる。
【0029】請求項1に記載の平面表示素子のように封
止部材の内側に配線を配置することは、例えば請求項3
に記載のように、平面表示素子の裏面に形成された絶縁
性の保護層に配線を形成することや、あるいは請求項4
に記載のように、配線を形成したフレキシブルプリント
板を封止部材の内側に設けることによって実現すること
ができる。
【0030】また、請求項1に記載の平面表示素子のよ
うに配線を平面表示素子の裏側に導出することは、例え
ば請求項5に記載のように、電極に駆動回路を接続する
ためのコネクタを、封止部材に開けた穴を通して平面表
示素子の裏側に露出させることによって実現することが
できる。
【0031】この請求項3及び5に記載のような配線を
平面表示素子に施すことは、例えば請求項10に記載の
ように、平面表示素子の裏面に絶縁性の保護層を形成
し、電極に駆動回路を接続するためのコネクタをこの保
護層に搭載し、電極にコネクタを接続する配線をこの保
護層に形成し、平面表示素子の裏面を、一部に穴を開け
た封止部材で、このコネクタをこの穴に通すように覆
い、このコネクタと封止部材との接触箇所を封止すると
いう方法によって可能となる。
【0032】また、請求項4及び5に記載のような配線
を平面表示素子に施すことは、例えば請求項11に記載
のように、平面表示素子の裏面に熱可塑性の接着層を形
成し、電極に駆動回路を接続するためのコネクタをフレ
キシブルプリント板に搭載し、電極にコネクタを接続す
るための配線をこのフレキシブルプリント板に形成し、
このフレキシブルプリント板におけるこの配線の箇所に
バンプを形成し、平面表示素子の裏面に、このバンプと
電極とを加熱して圧接することにより、このフレキシブ
ルプリント板を固着させ、平面表示素子の裏面を、一部
に穴を開けた封止部材で、このコネクタをこの穴に通す
ように覆い、このコネクタと封止部材との接触箇所を封
止するという方法によって可能となる。
【0033】同様に、請求項2に記載の平面表示素子の
ように封止部材の内側に配線を配置することは、例えば
請求項6に記載のように、平面表示素子の裏面に形成さ
れた絶縁性の保護層に駆動回路を搭載すると共にこの駆
動回路に電源回路及び信号供給用の回路を接続するため
の配線を形成することや、あるいは請求項7に記載のよ
うに、駆動回路を搭載すると共に配線を形成したフレキ
シブルプリント板を封止部材の内側に設けることによっ
て実現することができる。
【0034】また、請求項2に記載の平面表示素子のよ
うに配線を平面表示素子の裏側に導出することは、例え
ば請求項8に記載のように駆動回路に電源回路及び信号
供給用の回路を接続するためのコネクタを、封止部材に
開けた穴を通して平面表示素子の裏側に露出させること
によって実現することができる。
【0035】この請求項6及び8に記載のような配線を
平面表示素子に施すことは、例えば請求項12に記載の
ように、平面表示素子の裏面に絶縁性の保護層を形成
し、駆動回路とこの駆動回路に信号線及び電源線を接続
するためのコネクタとをこの保護層に搭載し、電極にこ
の駆動回路を接続する配線とこの駆動回路にこのコネク
タを接続する配線とをこの保護層に形成し、平面表示素
子の裏面を、一部に穴を開けた封止部材で、このコネク
タをこの穴に通すように覆い、このコネクタと封止部材
との接触箇所を封止するという方法によって可能とな
る。
【0036】また、請求項7及び8に記載のような配線
を平面表示素子に施すことは、例えば請求項13に記載
のように、平面表示素子の裏面に熱可塑性の接着層を形
成し、駆動回路とこの駆動回路に信号線及び電源線を接
続するためのコネクタとをフレキシブルプリント板に搭
載し、電極にこの駆動回路を接続するための配線とこの
駆動回路にこのコネクタを接続する配線とをこのフレキ
シブルプリント板に形成し、このフレキシブルプリント
板における電極と駆動回路との接続用の配線の箇所にバ
ンプを形成し、平面表示素子の裏面に、このバンプと電
極とを加熱して圧接することにより、このフレキシブル
プリント板を固着させ、平面表示素子の裏面を、一部に
穴を開けた封止部材で、このコネクタをこの穴に通すよ
うに覆い、このコネクタと封止部材との接触箇所を封止
するという方法によって可能となる。
【0037】なお、請求項1,2のいずれに記載の平面
表示素子においても、請求項9に記載のように、封止部
材の内側に、乾燥剤と酸化防止剤との少なくともいずれ
か一方を配置することが好適である。それにより、外部
から封止部材の内部にわずかに浸入する水分または酸素
や、封止部材自体に含有される水分または酸素も、この
乾燥剤や酸化防止剤に吸着されるので、こうした水分や
酸素による平面表示素子の劣化が抑えられることに加え
て、こうした水分によるマイグレーションの発生や駆動
回路の劣化も抑えられるようになる。
【0038】
【発明の実施の形態】以下では、有機薄膜ELに本発明
を適用した例について説明する。なお、有機薄膜EL自
体については、後述の有機層の穴を除いて図13に示し
たのと同様の構造であってよいので、図13と同一の符
号を付す。
【0039】〔例1〕最初に、請求項1,3乃至5,9
乃至11に記載の発明を有機薄膜ELに適用した例につ
いて説明する。図1は、この有機薄膜ELの外観構成の
一例を示す図である。有機薄膜EL50の裏面(図の上
側の面)が、封止用のキャップ1で覆われている(図の
手前の部分については断面を示している)。キャップ1
は、例えばアルミニウム製または鉄製の板金あるいはガ
ラス板のような、封止性のよい部材から成っている。
【0040】有機薄膜EL50の裏側には、コラム電極
52に駆動回路を接続するためのコネクタ2と、ロウ電
極57に駆動回路を接続するためのコネクタ3とが、キ
ャップ1にコネクタ2,3とほぼ同じ大きさに開けられ
た穴1a,1bを通してそれぞれ露出している。コネク
タ2には、コラムドライバーIC60を搭載したコラム
ドライバー基板61が、フレキシブルプリントケーブル
(FPC)基板62により接続されている。またコネク
タ3には、ロウドライバーIC63を搭載したロウドラ
イバー基板64が、FPC基板65により接続されてい
る。キャップ1の内側には、乾燥剤及び酸化防止剤(図
示略)が、例えばキャップ1の内面に塗布することによ
り配置されている。
【0041】図2は、図1の有機薄膜EL50における
キャップ1の内側での配線の一例を示す図であり、図3
は、図2の配線によるコラム電極52,ロウ電極57と
コネクタ2,3との接続の様子を描いた有機薄膜EL5
0の断面図である。図3に示すように、有機薄膜EL5
0の裏面(すなわちロウ電極57の上)には、絶縁材料
から成る保護層4が形成されている。保護層4には、キ
ャップ1の内側において、各ロウ電極57の真上の位置
に、穴4aが開いている。
【0042】図2及び図3に示すように、コネクタ3と
各ロウ電極57の穴4aの底部の箇所とは、保護層4の
表面及び穴4a内に形成された配線5により接続されて
いれる(図2では、保護層の図示を省略している)。こ
れにより、各ロウ電極57に、穴4aの底部の箇所を給
電点としてロウドライバーIC63からの走査信号が供
給されるようになっている。
【0043】また、図3に示すように、保護層4には、
キャップ1の内側において、各コラム電極52の真上で
あってロウ電極57の真上を避けた位置に、穴4bが開
いている。そして、有機薄膜EL50の有機層53のう
ち、各穴4bの真下の位置には、コラム電極52にまで
届く穴53aが開いている。
【0044】図2及び図3に示すように、コネクタ2と
各コラム電極52の穴53aの底部の箇所とは、保護層
4の表面及び穴4a,53a内に形成された配線6によ
り接続されていれる。これにより、各コラム電極52
に、穴4bの底部の箇所を給電点としてコラムドライバ
ーIC60からの走査信号が供給されるようになってい
る。
【0045】次に、図2及び図3に示したような配線を
有機薄膜EL50に施す方法の一例について述べる。ロ
ウ電極57の上に、予めマスクパターンとして穴4a,
4bを開けた保護層4を、印刷(写真製版),真空蒸
着,CVD(化学気相成長法)等により形成する。(な
お、その前提として、有機薄膜EL50を製造する工程
でも、予めマスクパターンとして穴53aを設けた有機
層53を形成しておく。) あるいは、別の例として、穴を開けていない保護層4を
形成した後、エキシマレーザーを照射することにより、
保護層4に穴4a,4bを開けると共に有機層53に穴
53aを開けるようにしてもよい。
【0046】穴4aを開ける位置は、キャップ1で有機
薄膜EL50の裏面を覆った際にキャップ1の内側とな
る範囲において、各ロウ電極57の真上となる任意の位
置であってよい。ただし、配線を施す過程で画素にダメ
ージを与えないようにするために、ロウ電極57とコラ
ム電極52との交点の真上を避けた位置とすることが望
ましい。穴4bを開ける位置は、キャップ1で有機薄膜
EL50の裏面を覆った際にキャップ1の内側となる範
囲において、各コラム電極52の真上であってロウ電極
57の真上を避けた任意の位置であってよい。
【0047】続いて、コネクタ2,3をはんだ付け,導
電性接着剤等により保護層4に固定させて搭載し、配線
5,6を印刷により保護層4に形成する。この処理は、
プリント基板に電子部品を搭載したり配線を形成したり
する処理と全く同様であってよい。ただし、有機薄膜E
Lは温度が100℃以上になると性能が劣化するので、
配線5,6の形成は、例えば銀エポキシ材料等を用いて
100℃以下の低温プロセスで行うようにする。
【0048】これにより、図2及び図3に示したような
配線が有機薄膜EL50に施される。その後、有機薄膜
EL50の裏面を、キャップ1で、コネクタ2,3を穴
1a,1bに通すようにして覆う。そして、穴1a,1
bにおけるコネクタ2,3とキャップ1との接触箇所及
び有機薄膜EL50とキャップ1との接触箇所を、例え
ばエポキシのような気密性が高く透湿性の低い材料から
成る接着剤で封止することにより、キャップ1の内側を
外気から遮断する。
【0049】なお、有機薄膜ELは湿気や酸素に曝され
ることにより急激に劣化するので、以上の保護層4の形
成から封止までの作業は、例えば乾燥窒素雰囲気のよう
な無酸素の乾燥雰囲気中で行うようにする。
【0050】次に、図4は、図1の有機薄膜EL50に
おける、キャップ1の内側での配線の別の一例を示す図
であり、図5は、図4の配線によるコラム電極52,ロ
ウ電極57とコネクタ2,3との接続の様子を描いた有
機薄膜EL50の断面図である。この有機薄膜EL50
の裏面には、キャップ1の内側に、フレキシブルプリン
トケーブル(FPC)基板10が設けられている。
【0051】図5に示すように、各ロウ電極57には、
コラム電極52との交点の真上を避けた位置に、FPC
基板10の配線面とは反対側の面(図の下面)に形成さ
れたバンプ(突起状態の接続電極)11が接触してい
る。また、有機層53には、各コラム電極52の真上で
あってロウ電極57の真上を避けた位置に、コラム電極
52にまで届く穴53bが開いている。各コラム電極5
2には、FPC基板10の下面に形成されてこの穴53
bに挿入されたバンプ12が接続されている。バンプ1
1,12の高さは5〜50μm程度であり、有機層53
の膜厚の分だけバンプ12のほうが高くなっている。
【0052】FPC基板10は、ポリイミド,PET
(ポリテレフタル酸エチレン),液晶ポリマー,薄物ガ
ラスエポキシ等の屈曲性を有する絶縁基材から成ってい
る。図4及び図5に示すように、FPC基板10には、
コネクタ2,3が搭載されると共に、コネクタ3と各バ
ンプ11とを接続する配線13と、コネクタ2と各バン
プ12とを接続する配線14とが形成されている。
【0053】これにより、各ロウ電極57に、バンプ1
1との接触箇所を給電点としてロウドライバーIC63
からの走査信号が供給され、また各コラム電極52に、
バンプ12との接触箇所を給電点としてコラムドライバ
ーIC60からの表示信号が供給されるようになってい
る。
【0054】次に、図4及び図5に示したような配線を
有機薄膜EL50に施す方法の一例について述べる。F
PC基板10にバンプ11,12を形成するためには、
図6に示すように、FPC基板10のうちバンプ11,
12を形成すべき位置に、穴10aを開けておく。
【0055】続いて、この穴10aを通して、FPC基
板10の配線13,14を構成する銅箔20上で、次の
(1)〜(3)のいずれかの処理を行うことにより、バ
ンプ11,12を形成する。 (1)図7Aに示すように、銀ペーストや銅ペースト等
の導電性ペースト21を配線13,14に印刷し、この
導電性ペースト21を低温で熱硬化させる。 (2)図7Bに示すように、電解めっき法または無電解
めっき法により配線13,14に銅22を厚くめっき
し、この銅22の表面に、無電解めっき法によりニッケ
ル23をめっきした後、このニッケル23の表面に、無
電解めっき法により金またはパラジウム24をめっきす
る。 (3)図7Cに示すように、配線13,14にボールボ
ンディングにより金25を接合させる。(この場合に
は、ワイヤが切断された跡が鋲状になるので、図のよう
な鋲状のバンプ(スタッドバンプ)が形成される。)
【0056】なお、図6に示したように銅箔21の箇所
に単に穴10aを開けるだけでなく、この穴10aにス
ルーホールめっきを施し、図8に示すように、このスル
ーホールめっきにより配線面とは反対側の面に張られた
銅箔26の上で、上記(1)〜(3)のいずれかの処理
を行うことによりバンプ11,12を形成してもよい。
その場合には、銅箔26を平面状にするために、穴10
aを樹脂27で埋めるようにする。
【0057】他方、このようにしてバンプ11,12を
形成したFPC基板10の配線13,14にロウ電極5
7,コラム電極52を接続するためには、まず、図9A
に示すように、ロウ電極57の上に、低温で熱可塑状態
になるポリエステル,塩化ビニル,酢酸ビニル,ポリア
ミドまたはポリウレタン系の熱可塑性樹脂を、一度熱可
塑状態にしてから印刷法またはフィルムラミネート法で
塗布することにより、接着層28を形成する。
【0058】続いて、接着層28を、熱可塑性樹脂が軟
化する温度にまで加熱した後、図9Bに示すように、F
PC基板10を有機薄膜EL50に重ね合わせることに
より、バンプ11,12をロウ電極57,コラム電極5
2に接触させる。そして、FPC基板10と有機薄膜E
L50とを圧接する。
【0059】その後、接着層21を、熱可塑性樹脂が硬
化する温度にまで冷却する。これにより、FPC基板1
0が有機薄膜EL50に固着されて、バンプ11,12
とコラム電極52,ロウ電極57との接触が維持され
る。
【0060】なお、図9Aに示したように有機薄膜EL
50の側に接着層21を形成する代わりに、FPC基板
10の配線面とは反対側の面に接着層を形成してもよ
い。また、図6乃至図9に示したようなFPC基板10
へのバンプ11,12の形成及びFPC基板10と有機
薄膜EL50との圧接の作業は、FPC基板10へのコ
ネクタ2,3の搭載及び配線13,14の形成を済ませ
た後に行ってもよいし、あるいは逆にこのコネクタ2,
3の搭載及び配線13,14の形成よりも先に行っても
よい。
【0061】以上に説明した有機薄膜EL50では、コ
ラム電極52,ロウ電極57を駆動回路(コラムドライ
バーIC60,ロウドライバーIC63)に接続するた
めの配線が、有機薄膜EL50の裏面を覆うキャップ1
の内側から有機薄膜EL50の裏側に導出されている。
したがって、この配線はキャップ1の内側及び有機薄膜
ELの裏側に配置されている。
【0062】また、図1ではコラムドライバー基板6
1,ロウドライバー基板64は有機薄膜ELの縁の周囲
に額縁のように配置されているが、FPC基板62,6
5を上向きに折り曲げれば、コラムドライバー基板6
1,ロウドライバー基板64も有機薄膜EL50の縁の
周囲に配置しないようにすることが可能である。
【0063】これにより、この有機薄膜EL50を表示
素子として用いた表示パネルの面積が縮小される。ま
た、この表示パネルを複数枚タイル状に並べたとき、隣
り合う表示パネルの間にこの配線や駆動回路が存在する
ことがなくなるので、複数枚の表示パネルを1画面とし
て用いる際の非表示エリアが縮小されるようになる。
【0064】また、この有機薄膜EL50では、コラム
電極52,ロウ電極57を駆動回路に接続するための配
線の一部(図2の例では配線5及び7、図3の例ではバ
ンプ11,12及び配線13,14)が、キャップ1の
内側に配置されることにより外気から遮断されている。
したがって、湿度の高い場所でディスプレイを使用して
も、この一部の配線については、外気によるマイグレー
ションの発生が抑えられる。
【0065】さらに、キャップ1の内側に乾燥剤及び酸
化防止剤が配置されていることにより、外部からキャッ
プ1の内部にわずかに浸入する水分及び酸素やキャップ
1自体に含有される水分及び酸素もこの乾燥剤や酸化防
止剤に吸着されるので、こうした水分や酸素による有機
薄膜EL50の劣化が抑えられることに加えて、こうし
た水分によるマイグレーションの発生も抑えられる。
【0066】〔例2〕次に、請求項2,6乃至9,12
及び13に記載の発明を有機薄膜ELに適用した例につ
いて説明する。図10は、この有機薄膜ELの外観構成
の一例を示す図である。有機薄膜EL50の裏面(図の
上側の面)が、封止用のキャップ30で覆われている
(図の手前の部分については断面を示している)。キャ
ップ30は、例えばアルミニウム製または鉄製の板金あ
るいはガラス板のような、封止性のよい部材から成って
いる。
【0067】有機薄膜EL50の裏側には、コラム電極
52,ロウ電極57の駆動回路に電源回路及び信号供給
用の回路(図16におけるA/Dコンバータ101,コ
ントローラ104及び電源ブロック105)を接続する
ためのコネクタ31が、キャップ30にコネクタ31と
ほぼ同じ大きさに開けられた穴30aを通して露出して
いる。コネクタ31は、FPC基板70によりこれらの
電源回路及び信号供給用の回路に接続されるようになっ
ている。キャップ30の内側には、乾燥剤及び酸化防止
剤(図示略)が、例えばキャップ1の内面に塗布するこ
とにより配置されている。
【0068】図11は、図10の有機薄膜EL50にお
けるキャップ30の内側での配線の一例を示す図であ
る。この有機薄膜EL50の裏面(すなわちロウ電極5
7の上)には、絶縁材料から成る保護層(図示略)が形
成されており、この保護層には、キャップ1の内側にお
いて、コネクタ31,コラムドライバーIC32及びロ
ウドライバーIC33が搭載されている。
【0069】この保護層及び有機薄膜EL50の有機層
には、前述の例1において図3に示したのと全く同様の
穴が開いている。そして、ロウドライバーIC33と各
ロウ電極57のこの穴の底部の箇所とが、この保護層の
表面及びこの穴内に形成された配線34により接続され
ると共に、コラムドライバーIC32と各コラム電極5
2のこの穴の底部の箇所とが、この保護層の表面及びこ
の穴内に形成された配線35により接続されている。
【0070】また、この保護層の表面には、ロウドライ
バーIC33をコネクタ31に接続する配線36と、コ
ラムドライバーIC32をコネクタ31に接続する配線
37とが形成されている。
【0071】これにより、各ロウ電極57に、この穴の
底部の箇所を給電点としてロウドライバーIC33から
の走査信号が供給され、また各コラム電極52に、この
穴の底部の箇所を給電点としてコラムドライバーIC3
2からの表示信号が供給されるようになっている。
【0072】図11に示したような配線を有機薄膜EL
50に施すための方法は、保護層に搭載,形成する電子
部品,配線が相違する点を除いては、前述の例1におい
て図2及び図3に示したような配線を有機薄膜EL50
に施すための方法と同様であってよい。
【0073】次に、図12は、図10の有機薄膜EL5
0におけるキャップ30の内側での配線の一例を示す図
である。この有機薄膜EL50の裏面には、キャップ1
の内側に、フレキシブルプリントケーブル(FPC)基
板40が設けられている。FPC基板40には、コネク
タ31,コラムドライバーIC32及びロウドライバー
IC33が搭載されている。
【0074】FPC基板40には、前述の例1において
図5に示したFPC基板10と全く同様のバンプが形成
されており、これらのバンプは、図5に示したのと全く
同様にしてコラム電極52,ロウ電極57と接触してい
る。そして、FPC基板40には、ロウドライバーIC
33とロウ電極57用の各バンプとを接続する配線41
と、コラムドライバーIC32とコラム電極52用の各
バンプとを接続する配線42とが形成されている。
【0075】また、FPC基板40には、ロウドライバ
ーIC33をコネクタ31に接続する配線43と、コラ
ムドライバーIC32をコネクタ31に接続する配線4
4とが形成されている。
【0076】これにより、各ロウ電極57に、これらの
バンプとの接触箇所を給電点としてロウドライバーIC
33からの走査信号が供給され、また各コラム電極52
に、これらのバンプとの接触箇所を給電点としてコラム
ドライバーIC32からの表示信号が供給されるように
なっている。
【0077】図12に示したような配線を有機薄膜EL
50に施すための方法は、FPC基板40に搭載,形成
する電子部品,配線が相違する点を除いては、前述の例
1において図4及び図5に示したような配線を有機薄膜
EL50に施すための方法と同様であってよい。
【0078】この例2の有機薄膜EL50では、コラム
電極52,ロウ電極57と駆動回路との接続用の配線だ
けでなく、駆動回路そのもの(コラムドライバーIC3
2,ロウドライバーIC33)が、有機薄膜EL50の
裏面を覆うキャップ30の内側に配置される。したがっ
て、例1で図1を参照して説明したように有機薄膜EL
50の外側で配線(FPC基板62,65)を上向きに
折り曲げたりしなくても、駆動回路が有機薄膜EL50
の周囲に額縁のように配置されることがなくなるので、
この有機薄膜EL50を表示素子として用いた表示パネ
ルを複数枚タイル状に並べて1画面として用いる際の非
表示エリアの縮小が一層容易になる。
【0079】そして、駆動回路と電源回路及び信号供給
用の回路との接続用の配線(図11の例では配線36,
37,コネクタ31及びFPC基板70、図12の例で
は配線43,44,コネクタ31及びFPC基板70)
も、キャップ30の内側及び有機薄膜EL50の裏側に
配置されるので、この配線が有機薄膜EL50の縁の周
囲に額縁のように配置されることもない。
【0080】また、この有機薄膜EL50では、コラム
電極52,ロウ電極57と駆動回路との接続用の配線
(図11の例では配線34及び35、図12の例では配
線41,42及びバンプ)はすべてキャップ30の内側
に配置されているので、外気によるマイグレーションの
発生がよりよく抑えられる。そして、駆動回路もキャッ
プ30の内側に配置されているので、外気による駆動回
路の劣化も抑えられる。
【0081】尚、本発明を適用する有機薄膜ELの構造
は、図13に示したようなものに限らず、それ以外のも
の(例えば発光層と電子輸送層とが分離されずに一層と
なっているもの)であってもよい。
【0082】また、本発明は、以上の例のように有機薄
膜ELに適用するだけでなく、有機分散ELや無機薄膜
ELや無機分散ELにも適用してよく、さらには、EL
以外の平面表示素子(特に平面表示素子全体が固体から
成っているもの)にも適用してよい。また、本発明は、
以上の例に限らず、本発明の要旨を逸脱することなく、
その他様々の構成をとりうることはもちろんである。
【0083】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る請求項1に
記載の平面表示素子によれば、電極に駆動回路を接続す
るための配線が、平面表示素子の裏面を覆う封止部材の
内側及び平面表示素子の裏側に配置されるので、従来の
ようにこの配線が平面表示素子の縁の周囲に額縁のよう
に配置されることがなくなる。これにより、この平面表
示素子から成る表示パネルの面積を縮小できるという効
果が得られる。また、複数枚の表示パネルをタイル状に
並べたとき、隣り合う表示パネルの間にこの配線が存在
することがなくなるので、複数枚の表示パネルを1画面
として用いる際の非表示エリアを縮小できるという効果
が得られる。
【0084】また、電極と駆動回路との接続用の配線の
少なくとも一部が、平面表示素子の裏面を覆う封止部材
の内側に配置されることにより外気から遮断されるの
で、湿度の高い場所でディスプレイを使用しても、少な
くともこの一部の配線については、外気によるマイグレ
ーションの発生を抑えることができるという効果が得ら
れる。
【0085】次に、本発明に係る請求項2に記載の平面
表示素子によれば、電極と駆動回路との接続用の配線だ
けでなく、駆動回路そのものが封止部材の内側に配置さ
れるので、表示パネルの面積の縮小や、複数枚の表示パ
ネルを1画面として用いる際の非表示エリアの縮小を、
一層容易に行えるという効果が得られる。
【0086】また、電極と駆動回路との接続用の配線は
すべて封止部材の内側に配置されることになるので、外
気によるマイグレーションの発生をよりよく抑えること
ができるという効果が得られる。また、駆動回路も封止
部材の内側に配置されるので、外気による駆動回路の劣
化も抑えることができるという効果も得られる。
【0087】なお、これらの平面表示素子において、請
求項9に記載のように、封止部材の内側に、乾燥剤と酸
化防止剤との少なくともいずれか一方を配置した場合に
は、外部から封止部材の内部にわずかに浸入する水分ま
たは酸素や、封止部材自体に含有される水分または酸素
による平面表示素子の劣化や、こうした水分によるマイ
グレーションの発生や駆動回路の劣化も抑えることがで
きるという効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した有機薄膜ELの外観構成の一
例を示す斜視図である。
【図2】図1の有機薄膜ELにおけるキャップの内側で
の配線の一例を示す斜視図である。
【図3】図2の配線によるコラム電極,ロウ電極とコネ
クタとの接続の様子を描いた断面図である。
【図4】図1の有機薄膜ELにおけるキャップの内側で
の配線の別の一例を示す斜視図である。
【図5】図4の配線によるコラム電極,ロウ電極とコネ
クタとの接続の様子を描いた断面図である。
【図6】FPC基板へのバンプの形成方法を説明する図
である。
【図7】FPC基板へのバンプの形成方法を説明する図
である。
【図8】FPC基板へのバンプの形成方法を説明する図
である。
【図9】バンプを形成したFPC基板の配線とロウ電
極,コラム電極との接続方法を説明する図である。
【図10】本発明を適用した有機薄膜ELの外観構成の
一例を示す斜視図である。
【図11】図10の有機薄膜ELにおけるキャップの内
側での配線の一例を示す斜視図である。
【図12】図10の有機薄膜ELにおけるキャップの内
側での配線の別の一例を示す斜視図である。
【図13】有機薄膜ELの基本構造を示す図である。
【図14】有機薄膜ELを用いた表示ユニットの回路構
成例を示すブロック図である。
【図15】従来の有機薄膜ELの配線例を示す斜視図で
ある。
【図16】従来の配線の有機薄膜ELを用いた表示パネ
ルを複数枚並べた状態を示す図である。
【符号の説明】
1,30 キャップ、 1a,1b,30a キャップ
の穴、 2 コラム用コネクタ、 3 ロウ用コネク
タ、 4 保護層、 4a,4b 保護層の穴、5,1
3,34,41 ロウ用配線、 6,14,35,42
コラム用配線、 10,40 FPC基板、 10a
FPC基板の穴、 11,12 バンプ、 31 電
源・信号用コネクタ、 32,60 コラムドライバー
IC、33,63 ロウドライバーIC、 36,3
7,43,44 配線、 50有機薄膜EL、 51
ガラス基板、 52 コラム電極、 53 有機層、5
3a,53b 有機層の穴、 54 有機正孔輸送層、
55 有機発光層、56 有機電子輸送層、 57
ロウ電極、 61 コラムドライバー基板、62 コラ
ム用FPC基板、 64 ロウドライバー基板、 65
ロウ用FPC基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05B 33/14 H05B 33/14 A (72)発明者 松田 良成 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 鈴木 芳男 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 3K007 AB13 AB15 AB18 BA06 BB01 BB05 BB07 CA01 CA06 DA01 DA02 DA04 DB03 EA00 EB00 FA01 FA02 5C094 AA12 AA15 AA32 BA29 CA19 DA07 DA09 DA13 DB01 DB03 EA04 EB02 FB15 GB01 5G435 AA16 AA18 BB05 EE09 EE33 EE36 EE41 EE47

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示材料と電極とを積層した平面表示素
    子において、 前記電極に駆動回路を接続するための配線が、前記平面
    表示素子の裏面を覆う封止部材の内側から前記平面表示
    素子の裏側に導出されていることを特徴とする平面表示
    素子。
  2. 【請求項2】 表示材料と電極とを積層した平面表示素
    子において、 前記電極に接続された駆動回路が、前記平面表示素子の
    裏面を覆う封止部材の内側に配置され、 前記駆動回路に電源回路及び信号供給用の回路を接続す
    るための配線が、前記封止部材の内側から前記平面表示
    素子の裏側に導出されていることを特徴とする平面表示
    素子。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の平面表示素子におい
    て、 前記封止部材の内側において、前記平面表示素子の裏面
    に形成された絶縁性の保護層に、前記配線が形成されて
    いることを特徴とする平面表示素子。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の平面表示素子におい
    て、 前記封止部材の内側に、前記配線が形成されたフレキシ
    ブルプリント板が設けられていることを特徴とする平面
    表示素子。
  5. 【請求項5】 請求項1,3または4のいずれかに記載
    の平面表示素子において、 前記電極に駆動回路を接続するためのコネクタが、前記
    封止部材に開けられた穴を通して前記平面表示素子の裏
    側に露出していることを特徴とする平面表示素子。
  6. 【請求項6】 請求項2に記載の平面表示素子におい
    て、 前記封止部材の内側において、前記平面表示素子の裏面
    に形成された絶縁性の保護層に、前記駆動回路が搭載さ
    れると共に該駆動回路に電源回路及び信号供給用の回路
    を接続するための配線が形成されていることを特徴とす
    る平面表示素子。
  7. 【請求項7】 請求項2に記載の平面表示素子におい
    て、 前記封止部材の内側に、前記駆動回路が搭載されると共
    に前記配線が形成されたフレキシブルプリント板が設け
    られていることを特徴とする平面表示素子。
  8. 【請求項8】 請求項2,6または7のいずれかに記載
    の平面表示素子において、 前記駆動回路に電源回路及び信号供給用の回路を接続す
    るためのコネクタが、前記封止部材に開けられた穴を通
    して前記平面表示素子の裏側に露出していることを特徴
    とする平面表示素子。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至8のいずれかに記載の平面
    表示素子において、 前記封止部材の内側に、乾燥剤と酸化防止剤との少なく
    ともいずれか一方が配置されたことを特徴とする平面表
    示素子。
  10. 【請求項10】 表示材料と電極とを積層した平面表示
    素子における、前記電極を駆動回路に接続するための配
    線方法において、 前記平面表示素子の裏面に絶縁性の保護層を形成するス
    テップと、 前記電極に駆動回路を接続するためのコネクタを前記保
    護層に搭載し、前記電極に前記コネクタを接続する配線
    を前記保護層に形成するステップと、 前記平面表示素子の裏面を、一部に穴を開けた封止部材
    で、前記コネクタを該穴に通すように覆うステップと、 前記コネクタと前記封止部材との接触箇所を封止するス
    テップとを含むことを特徴とする平面表示素子の配線方
    法。
  11. 【請求項11】 表示材料と電極とを積層した平面表示
    素子における、前記電極を駆動回路に接続するための配
    線方法において、 前記平面表示素子の裏面に熱可塑性の接着層を形成する
    ステップと、 フレキシブルプリント板に、前記電極に駆動回路を接続
    するためのコネクタを搭載し、前記電極に前記コネクタ
    を接続するための配線を形成するステップと、 前記フレキシブルプリント板における前記配線の箇所に
    バンプを形成するステップと、 前記接着層を加熱し、前記バンプを前記電極に接触させ
    た状態で前記フレキシブルプリント板を前記平面表示素
    子の裏面に圧接するステップと、 前記平面表示素子の裏面を、一部に穴を開けた封止部材
    で、前記コネクタを該穴に通すように覆うステップと、 前記コネクタと前記封止部材との接触箇所を封止するス
    テップとを含むことを特徴とする平面表示素子の配線方
    法。
  12. 【請求項12】 表示材料と電極とを積層した平面表示
    素子における、前記電極を駆動回路に接続するための配
    線方法において、 前記平面表示素子の裏面に絶縁性の保護層を形成するス
    テップと、 駆動回路と該駆動回路に信号線及び電源線を接続するた
    めのコネクタとを前記保護層に搭載し、前記電極に前記
    駆動回路を接続する配線と前記駆動回路に前記コネクタ
    を接続する配線とを前記保護層に形成するステップと、 前記平面表示素子の裏面を、一部に穴を開けた封止部材
    で、前記コネクタを該穴に通すように覆うステップと、 前記コネクタと前記封止部材との接触箇所を封止するス
    テップとを含むことを特徴とする平面表示素子の配線方
    法。
  13. 【請求項13】 表示材料と電極とを積層した平面表示
    素子における、前記電極を駆動回路に接続するための配
    線方法において、 前記平面表示素子の裏面に熱可塑性の接着層を形成する
    ステップと、 フレキシブルプリント板に、駆動回路と該駆動回路に信
    号線及び電源線を接続するためのコネクタを搭載し、前
    記電極に前記駆動回路を接続するための配線と前記駆動
    回路に前記コネクタを接続する配線とを形成するステッ
    プと、 前記フレキシブルプリント板における前記電極に前記駆
    動回路を接続するための配線の箇所にバンプを形成する
    ステップと、 前記接着層を加熱し、前記バンプを前記電極に接触させ
    た状態で前記フレキシブルプリント板を前記平面表示素
    子の裏面に圧接するステップと、 前記平面表示素子の裏面を、一部に穴を開けた封止部材
    で、前記コネクタを該穴に通すように覆うステップと、 前記コネクタと前記封止部材との接触箇所を封止するス
    テップとを含むことを特徴とする平面表示素子の配線方
    法。
JP02251999A 1999-01-29 1999-01-29 平面表示素子及びその配線方法 Expired - Fee Related JP4482949B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP02251999A JP4482949B2 (ja) 1999-01-29 1999-01-29 平面表示素子及びその配線方法
US09/492,617 US6424092B1 (en) 1999-01-29 2000-01-27 Flat display device and wiring method thereof, and image display system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP02251999A JP4482949B2 (ja) 1999-01-29 1999-01-29 平面表示素子及びその配線方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000223267A true JP2000223267A (ja) 2000-08-11
JP4482949B2 JP4482949B2 (ja) 2010-06-16

Family

ID=12085031

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP02251999A Expired - Fee Related JP4482949B2 (ja) 1999-01-29 1999-01-29 平面表示素子及びその配線方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6424092B1 (ja)
JP (1) JP4482949B2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003323125A (ja) * 2002-05-07 2003-11-14 Rohm Co Ltd フラットパネルディスプレイ、有機el表示装置、および携帯型端末機
US7125307B2 (en) * 2002-07-15 2006-10-24 Rohm Co., Ltd. Method of bonding seal caps to a substrate of organic electroluminescent elements
JP2007140071A (ja) * 2005-11-17 2007-06-07 International Cooperation Of Economy Inc 表示装置
WO2010106637A1 (ja) * 2009-03-17 2010-09-23 パイオニア株式会社 有機elモジュールおよびその製造方法
JP2010231931A (ja) * 2009-03-26 2010-10-14 Casio Computer Co Ltd 発光装置及びその製造方法
JP2011008091A (ja) * 2009-06-26 2011-01-13 Mitsubishi Electric Corp 画像表示素子及びその製造方法
JP2013515347A (ja) * 2009-12-22 2013-05-02 ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ 有機発光デバイス接続方法
KR101272332B1 (ko) 2006-07-26 2013-06-07 삼성디스플레이 주식회사 유기 발광 표시 장치
CN115019677A (zh) * 2022-07-01 2022-09-06 昆山国显光电有限公司 显示面板及其制备方法、显示装置的制备方法

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004071461A (ja) * 2002-08-08 2004-03-04 Rohm Co Ltd 有機エレクトロルミネセンスディスプレイ素子の製造方法
JP3748075B2 (ja) * 2002-08-30 2006-02-22 セイコーエプソン株式会社 電子モジュール及びその製造方法並びに電子機器
JP2004145011A (ja) * 2002-10-24 2004-05-20 Seiko Epson Corp 配線基板、回路基板、電気光学装置及びその製造方法、電子機器
US7453143B2 (en) * 2003-03-05 2008-11-18 Banpil Photonics, Inc. High speed electronics interconnect and method of manufacture
JP2005005598A (ja) * 2003-06-13 2005-01-06 Fujitsu Ltd 半導体装置
US7477239B2 (en) * 2004-10-29 2009-01-13 Xerox Corporation Reconfigurable lighted keypad
JP5200344B2 (ja) * 2006-08-02 2013-06-05 富士ゼロックス株式会社 画像表示媒体、画像書込み装置、および画像形成装置
KR20080016271A (ko) * 2006-08-18 2008-02-21 삼성전자주식회사 유기 발광 표시 장치 및 그 제조 방법
JP5197666B2 (ja) * 2010-03-23 2013-05-15 株式会社東芝 有機発光装置、照明装置、表示装置及び有機発光装置の製造方法
KR102045244B1 (ko) * 2012-11-14 2019-11-15 엘지디스플레이 주식회사 연성 표시소자
CN104518174A (zh) * 2014-12-08 2015-04-15 深圳市华星光电技术有限公司 Oled器件
US10909914B2 (en) * 2017-10-12 2021-02-02 Innolux Corporation Display device and driving method thereof having a display area in a peripheral region

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR910000753B1 (ko) * 1986-08-29 1991-02-06 니뽄 덴끼 가부시끼가이샤 형광 표시 패널
FR2616569B1 (fr) * 1987-06-12 1989-09-08 Thomson Csf Dispositif de visualisation a plusieurs ecrans plats escamotables
JP2596960B2 (ja) * 1988-03-07 1997-04-02 シャープ株式会社 接続構造
US5029984A (en) * 1988-03-15 1991-07-09 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Liquid crystal display device
NL194848C (nl) * 1992-06-01 2003-04-03 Samsung Electronics Co Ltd Vloeibaar-kristalindicatorinrichting.
US5831387A (en) * 1994-05-20 1998-11-03 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus and a method for manufacturing the same
US6005649A (en) * 1998-07-22 1999-12-21 Rainbow Displays, Inc. Tiled, flat-panel microdisplay array having visually imperceptible seams

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003323125A (ja) * 2002-05-07 2003-11-14 Rohm Co Ltd フラットパネルディスプレイ、有機el表示装置、および携帯型端末機
US7125307B2 (en) * 2002-07-15 2006-10-24 Rohm Co., Ltd. Method of bonding seal caps to a substrate of organic electroluminescent elements
JP2007140071A (ja) * 2005-11-17 2007-06-07 International Cooperation Of Economy Inc 表示装置
KR101272332B1 (ko) 2006-07-26 2013-06-07 삼성디스플레이 주식회사 유기 발광 표시 장치
WO2010106637A1 (ja) * 2009-03-17 2010-09-23 パイオニア株式会社 有機elモジュールおよびその製造方法
JP5341982B2 (ja) * 2009-03-17 2013-11-13 パイオニア株式会社 有機elモジュールおよびその製造方法
JP2010231931A (ja) * 2009-03-26 2010-10-14 Casio Computer Co Ltd 発光装置及びその製造方法
JP2011008091A (ja) * 2009-06-26 2011-01-13 Mitsubishi Electric Corp 画像表示素子及びその製造方法
JP2013515347A (ja) * 2009-12-22 2013-05-02 ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ 有機発光デバイス接続方法
CN115019677A (zh) * 2022-07-01 2022-09-06 昆山国显光电有限公司 显示面板及其制备方法、显示装置的制备方法
CN115019677B (zh) * 2022-07-01 2023-12-22 昆山国显光电有限公司 显示面板及其制备方法、显示装置的制备方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4482949B2 (ja) 2010-06-16
US6424092B1 (en) 2002-07-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4482949B2 (ja) 平面表示素子及びその配線方法
CN109148529B (zh) 基板及显示装置
US6580213B2 (en) Light-emitting device and method of manufacturing the same
US20030168969A1 (en) Display panel substrate and display device
JP4455904B2 (ja) 両面表示装置及びその製造方法
JPH1091095A (ja) 一体型電気光学パッケージおよび作製方法
US7034452B2 (en) Dual-type organic electroluminescence display and manufacturing method thereof
US7538343B2 (en) Organic light emitting display (OLED)
JP2005338419A (ja) 面発光装置用封止体及び面発光装置
JP2003086362A (ja) 表示装置およびその製造方法、ならびに電子機器
US20030197475A1 (en) Flat-panel display, manufacturing method thereof, and portable terminal
WO2019205434A1 (zh) Oled显示装置
TWI423718B (zh) 有機電致發光裝置及具有此有機電致發光裝置的電子裝置
JP2000206908A (ja) 映像装置及びその製造方法
JP2004014447A (ja) 表示装置およびその製造方法
JP2000058255A (ja) 有機elモジュール
JP2003059648A (ja) 表示装置及びその製造方法
KR100705800B1 (ko) 전계발광표시 장치와 전계발광표시 장치용 스페이서 필름
US7011987B2 (en) Method of fabricating organic electroluminescence panel package
JP2004200041A (ja) 有機el表示装置
US20150076463A1 (en) Organic el device and manufacturing method therefor
JP2003017245A (ja) 有機elディスプレイ及びその駆動回路接続方法
JP2001125499A (ja) El表示装置
JP2004362788A (ja) 有機el表示装置およびその製造方法
US6846687B2 (en) Process of packaging organic electroluminescent panel

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060113

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091009

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091020

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091211

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100302

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100315

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130402

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees