JP2000223136A - 燃料電池用固体高分子電解質膜およびその製造方法および燃料電池 - Google Patents

燃料電池用固体高分子電解質膜およびその製造方法および燃料電池

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JP2000223136A
JP2000223136A JP11018312A JP1831299A JP2000223136A JP 2000223136 A JP2000223136 A JP 2000223136A JP 11018312 A JP11018312 A JP 11018312A JP 1831299 A JP1831299 A JP 1831299A JP 2000223136 A JP2000223136 A JP 2000223136A
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polymer electrolyte
solid polymer
electrolyte membrane
electrode
fuel cell
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Mitsuaki Kato
充明 加藤
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Aisin Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電池出力を低下させることなく、電池運転時
に起こるガスシール用パッキンや電極外周部周辺での膜
破れを防ぎ、特に固体高分子電解質膜の水による膨潤・
乾燥に伴う膨張・収縮による膜破れを防ぐ。 【解決手段】 電極31、32で挟持して接合された燃
料電池用固体高分子電解質膜2において、該固体高分子
電解質膜の電極との接合部以外の部分22の含水率が、
電極との接合部21のそれよりも小さいことを特徴とす
る燃料電池用固体高分子電解質膜2およびその製造方法
および該燃料電池用固体高分子電解質膜2を電極31、
32で挟持した固体高分子電解質膜と電極の接合体10
をセパレータ41、42で挟持したことを特徴とする燃
料電池。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は燃料電池用固体高分
子電解質膜およびその製造方法および燃料電池に関す
る。
【0002】
【従来の技術】燃料電池は、一般的に多数のセルが積層
されており、該セルは、二つの電極(燃料極と酸化剤
極)で電解質を挟んだ構造をしている。
【0003】前記燃料極では燃料ガス中の水素が触媒に
接触することにより下記の反応が生ずる。
【0004】 2H → 4H +4e ・・・(1) Hは、電解質中を移動し酸化剤極触媒に達し酸化剤ガ
ス中の酸素と反応して水となる。
【0005】 4H +4e +O → 2HO ・・・(2) 上記の反応により水素と酸素を使用して電気化学反応で
発電し、水以外の排出物がなくクリーンな発電装置とし
て注目されている。
【0006】大気の汚染をできる限り減らすために自動
車の排ガス対策が重要になっており、その対策の一つと
して電気自動車が使用されているが、充電設備や走行距
離などの問題で普及に至っていない。燃料電池を使用し
た自動車が最も将来性のあるクリーンな自動車であると
見られている。
【0007】前記燃料電池の中でも固体高分子電解質型
燃料電池が低温で作動するため自動車用として最も有望
である。該固体高分子電解質型燃料電池の電解質は固体
高分子電解質膜である。
【0008】前記燃料電池が広く普及するために、燃料
電池の主要構成部品である固体高分子電解質膜の機械的
強度の向上と化学的安定性の向上による耐久性の向上と
出力性能の向上およびコストの低下が必要である。
【0009】燃料電池の出力性能を上げる方法の一つと
して固体高分子電解質膜の膜厚を薄くする方法がある
が、機械的強度の低下が背反として起こる。電池内の固
体高分子電解質膜は電池の運転・停止によって熱履歴
(約80℃〜室温)を受け、また水による膨潤と乾燥を
繰り返す。これによって固体高分子電解質膜は膨張と収
縮を繰り返すことになる。
【0010】一方、ガスシール用パッキンや電極接合部
分はパッキンや電極によって拘束されているので固体高
分子電解質膜の膨張と収縮は起こらない。これにより、
ガスシール用パッキンや電極外周部の周辺で膜の膨張と
収縮によって膜に力学的ストレスがかかり膜破れが生じ
やすくなる。この膜破れは電池内の水素と酸素のガスリ
ークを招き、電池出力の低下、さらには電池の破損へと
つながる。従って、むやみに固体高分子電解質膜を薄膜
化することはできない。
【0011】従来技術として、特開平9−283163
には、電極部に対応する内側中央部分の膜厚は薄くする
が、電極部に対応しない外周側部分の膜厚を薄くしない
固体高分子電解質膜の膜構造が開示されている。本従来
技術は、パッキン周辺の膜の引っ張り強度を低下させる
ことなく電池性能を確保しようとしている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術の膜構造では外周側部分にもイオン交換機能を有する
ため、水による膨潤・乾燥に伴う膜の膨張・収縮が起こ
る。さらに、膜の膨張・収縮量は熱によるものよりも膨
潤・乾燥によるものの方がはるかに大きい。また、パッ
キン周辺だけでなく電極外周部周辺でも同様に膜破れが
生じやすいが、従来技術のように該電極外周部周辺で膜
厚が大きく変化しているとかえって膜破れの原因となっ
てしまう。よって、この構成では膜破れに対しては十分
な効果は得られない。また、この膜を製作するのに低真
空中のアッシング処理で内側中央部分のみの膜厚を減ら
しているが、この製造方法では生産性に劣り高コストと
なる。
【0013】本発明は上記課題を解決したもので、電池
出力を低下させることなく、電池運転時に起こるガスシ
ール用パッキンや電極外周部周辺での膜破れを防ぎ、特
に固体高分子電解質膜の水による膨潤・乾燥に伴う膨張
・収縮による膜破れを防ぎ、耐久性の大きい固体高分子
電解質膜およびその製造方法および信頼性の高い燃料電
池を提供する。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
るために、本発明の請求項1において講じた技術的手段
(以下、第1の技術的手段と称する。)は、電極で挟持
して接合された燃料電池用固体高分子電解質膜におい
て、該固体高分子電解質膜の電極との接合部以外の部分
の含水率が、電極との接合部のそれよりも小さいことを
特徴とする燃料電池用固体高分子電解質膜である。
【0015】上記第1の技術的手段による効果は、以下
のようである。
【0016】即ち、固体高分子電解質膜の電極との接合
部以外の部分の含水率が小さいので、この部分の水によ
る膨潤・乾燥に伴う膨張・収縮を小さくし膜破れを防ぐ
ことができる。
【0017】上記技術的課題を解決するために、本発明
の請求項2において講じた技術的手段(以下、第2の技
術的手段と称する。)は、電極で挟持して接合された燃
料電池用固体高分子電解質膜において、該固体高分子電
解質膜の電極との接合部以外の部分のイオン交換容量
が、電極との接合部のそれよりも小さいことを特徴とす
る燃料電池用固体高分子電解質膜である。
【0018】上記第2の技術的手段による効果は、以下
のようである。
【0019】即ち、イオン交換容量が小さいと含水率を
小さくすることができるので、固体高分子電解質膜の電
極との接合部以外の部分の水による膨潤・乾燥に伴う膨
張・収縮を小さくし膜破れを防ぐことができる。
【0020】上記技術的課題を解決するために、本発明
の請求項3において講じた技術的手段(以下、第3の技
術的手段と称する。)は、前記電極との接合部以外の部
分のイオン交換基の含有量が、前記電極との接合部のそ
れよりも少ないことを特徴とする請求項1または2記載
の燃料電池用固体高分子電解質膜である。
【0021】上記第3の技術的手段による効果は、以下
のようである。
【0022】即ち、イオン交換基の含有量が少ないとイ
オン交換容量を小さくし含水率を小さくすることができ
るので、固体高分子電解質膜の電極との接合部以外の部
分の水による膨潤・乾燥に伴う膨張・収縮を小さくし膜
破れを防ぐことができる。
【0023】上記技術的課題を解決するために、本発明
の請求項4において講じた技術的手段(以下、第4の技
術的手段と称する。)は、前記電極との接合部以外の部
分の架橋量が、前記電極との接合部のそれよりも多いこ
とを特徴とする請求項1または2記載の燃料電池用固体
高分子電解質膜である。
【0024】上記第4の技術的手段による効果は、以下
のようである。
【0025】即ち、架橋量を多くすることにより含水率
を小さくすることができるので、固体高分子電解質膜の
電極との接合部以外の部分の水による膨潤・乾燥に伴う
膨張・収縮を小さくし膜破れを防ぐことができる。
【0026】上記技術的課題を解決するために、本発明
の請求項5において講じた技術的手段(以下、第5の技
術的手段と称する。)は、炭化フッ素系樹脂、炭化水素
系樹脂、炭化フッ素系樹脂と炭化水素系樹脂の共重合体
のいずれかを原料として、グラフト反応、スルホン化反
応またはスルホン化反応により製造する燃料電池用固体
高分子電解質膜の製造方法において、前記グラフト反
応、スルホン化反応の少なくとも一方の製造工程時に前
記固体高分子電解質膜の電極との接合部以外の部分にマ
スキングを施しながら行うことを特徴とする燃料電池用
固体高分子電解質膜の製造方法である。
【0027】上記第5の技術的手段による効果は、以下
のようである。
【0028】即ち、固体高分子電解質膜の電極との接合
部以外の部分はグラフト反応、スルホン化反応の少なく
とも一方の反応が行われないので、この部分のイオン交
換基が少なくなり請求項3と同様、膜破れを防ぐことが
できる。
【0029】上記技術的課題を解決するために、本発明
の請求項6において講じた技術的手段(以下、第6の技
術的手段と称する。)は、炭化フッ素系樹脂、炭化水素
系樹脂、炭化フッ素系樹脂と炭化水素系樹脂の共重合体
を原料として、放射線または電子線を照射後、グラフト
反応、スルホン化反応により製造する燃料電池用固体高
分子電解質膜の製造方法において、放射線または電子線
の照射後に前記固体高分子電解質膜の電極との接合部以
外の部分を加熱処理することを特徴とする燃料電池用固
体高分子電解質膜の製造方法である。
【0030】上記第6の技術的手段による効果は、以下
のようである。
【0031】即ち、放射線または電子線の照射後に、固
体高分子電解質膜の電極との接合部以外の部分の加熱処
理により、この部分のラジカルが少なくなるので、製造
された固体高分子電解質膜の前記部分のイオン交換基が
少なくなり請求項3と同様、膜破れを防ぐことができ
る。
【0032】上記技術的課題を解決するために、本発明
の請求項7において講じた技術的手段(以下、第7の技
術的手段と称する。)は、炭化フッ素系樹脂、炭化水素
系樹脂、炭化フッ素系樹脂と炭化水素系樹脂の共重合体
を原料として、放射線または電子線を照射後、グラフト
反応、スルホン化反応により製造する燃料電池用固体高
分子電解質膜の製造方法において、該固体高分子電解質
膜の電極との接合部以外の部分をマスキングしながら放
射線または電子線を照射することを特徴とする燃料電池
用固体高分子電解質膜の製造方法である。
【0033】上記第7の技術的手段による効果は、以下
のようである。
【0034】即ち、固体高分子電解質膜の電極との接合
部以外の部分のラジカル生成が妨げられるので、この部
分のラジカルが少なくなり請求項6と同様、膜破れを防
ぐことができる。
【0035】上記技術的課題を解決するために、本発明
の請求項8において講じた技術的手段(以下、第8の技
術的手段と称する。)は、炭化フッ素系樹脂、炭化水素
系樹脂、炭化フッ素系樹脂と炭化水素系樹脂の共重合体
を原料として、スルホン化反応により製造する燃料電池
用固体高分子電解質膜の製造方法において、スルホン化
反応後、前記固体高分子電解質膜の電極との接合部以外
の部分を加熱することにより架橋を形成することを特徴
とする燃料電池用固体高分子電解質膜の製造方法であ
る。
【0036】上記第8の技術的手段による効果は、以下
のようである。
【0037】即ち、スルホン化反応後、固体高分子電解
質膜の電極との接合部以外の部分を加熱することにより
架橋を形成し、この部分の架橋量を多くすることができ
るので、請求項4と同様、膜破れを防ぐことができる。
【0038】上記技術的課題を解決するために、本発明
の請求項9において講じた技術的手段(以下、第9の技
術的手段と称する。)は、請求項1または2に記載の燃
料電池用固体高分子電解質膜を電極で挟持した固体高分
子電解質膜と電極の接合体をセパレータで挟持したこと
を特徴とする燃料電池である。
【0039】上記第9の技術的手段による効果は、以下
のようである。
【0040】即ち、水による膨潤・乾燥による膜破れを
防ぐことができる固体高分子電解質膜を使用しているの
で、信頼性の高い燃料電池ができる。
【0041】
【発明の実施の形態】本発明の燃料電池用固体高分子電
解質膜は、電極との接合部以外の部分の含水率が、電極
との接合部のそれよりも小さいことを特徴とするもので
ある。
【0042】燃料電池に組み込まれた固体高分子電解質
膜の中で、電極との接合部以外の部分は発電には直接関
係しないので基本的にはイオン交換機能を持たなくても
よい。そこで、この部分にイオン交換機能即ち吸水機能
を持たない、あるいは電極との接合部部分よりもこの機
能を低く抑えることによって、水による膨潤・乾燥に伴
う膜の膨張・収縮を抑えることができる。これによって
膜の膨張・収縮が拘束されているガスシール用パッキン
や電極接合部分との膜の膨張・収縮量の差がなくなるか
または非常に小さくなるので、膜に加わる力学的ストレ
スもなくなるかまたは非常に小さくなるため膜破れは生
じなくなる。
【0043】固体高分子電解質膜の中で電極との接合部
以外の部分にイオン交換機能あるいは吸水機能を持たせ
ない、あるいは電極との接合部部分よりもこの機能を低
く抑える方法としては、固体高分子電解質膜の製造工程
で電極との接合部以外の部分にはイオン交換基を導入し
ない、あるいはイオン交換基の導入量を低く抑える、あ
るいはイオン交換基は導入するが架橋部を導入すること
によって吸水機能を低く抑えるようにする。
【0044】固体高分子電解質膜の製造工程で電極との
接合部以外の部分にはイオン交換基を導入しない方法と
しては、イオン交換基導入の反応工程またはこの反応の
前工程で電極接合部以外の部分にマスキング等をするこ
とによってイオン交換基を導入することができないよう
にする等の方法が挙げられる。
【0045】例えば、ポリ(エチレン−テトラフルオロ
エチレン)またはポリ(テトラフルオロエチレン−ヘキ
サフルオロプロピレン)等へのスチレンの放射線グラフ
ト重合後にスルホン化反応でスルホン酸基を導入して固
体高分子電解質膜を製作する場合、ポリ(エチレン−テ
トラフルオロエチレン)等に放射線であるγ線または電
子線を照射してラジカルを生成させる工程、あるいはス
チレンをポリ(エチレン−テトラフルオロエチレン)等
にグラフト重合させる工程、あるいはグラフトしたスチ
レンにスルホン酸基を導入する工程のいずれかにおい
て、金属製あるいは樹脂製マスク、またはストリッパブ
ルペイントのような剥がすことが可能な液状固化型マス
キング剤等を電極接合部以外の部分に装着または塗布し
て行うことで得ることができる。そのほかにγ線または
電子線を照射してラジカルを生成させた後、電極接合部
以外の部分にのみ熱を加えてラジカルを死滅させる方法
もある。
【0046】固体高分子電解質膜の製造工程でイオン交
換基は導入するが架橋部を導入することによって吸水機
能を低く抑える方法については、例えばスルホン酸基を
有する固体高分子電解質膜では電極接合部以外の部分に
のみ熱を加えて式(3)または式(4)のような反応を
起こし架橋を形成させる方法等がある。すべてのスルホ
ン酸基を架橋型にしなくとも架橋が成形されることによ
って吸水機能は下げることは可能である。
【0047】
【化1】
【0048】
【化2】
【0049】固体高分子電解質膜の電極との接合部以外
の部分の吸水能力を低く抑えることによって水による膨
潤・乾燥に伴う固体高分子電解質膜の膨張・収縮が小さ
くなることで、電極との接合部やガスシール用パッキン
部のように固体高分子電解質膜が拘束されている部分と
の間に発生する力学的ストレスが小さくなる。これによ
り膜破れが防ぐことができ燃料電池の運転寿命が伸び
る。
【0050】なお、原料のフィルム状の樹脂としては、
炭化フッ素系樹脂、炭化水素系樹脂および炭化フッ素系
樹脂と炭化水素系樹脂の共重合体がある。このうち炭化
フッ素系樹脂としてはポリテトラフルオロエチレン、テ
トラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重
合体、テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキル
ビニルエーテル共重合体、ポリクロロトリフルオロエチ
レンなどがある。
【0051】また炭化水素系樹脂としてはポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリブタジエン、
ポリアクリロニトリル、ABS樹脂、SB樹脂、AS樹
脂、AES樹脂、ポリアセタール、ナイロン6、ポリ塩
化ビニリデン、ポリ−1−ブテン、ポリイソブチレン、
ポリイソプレンなどがある。さらに炭化フッ素系樹脂と
炭化水素系樹脂の共重合体としては上記の炭化フッ素系
樹脂と炭化水素系樹脂の共重合体(例えばポリエチレン
−テトラフルオロエチレンなど)およびポリフッ化ビニ
リデン、ヘキサフルオロプロピレン−フッ化ビニリデン
共重合体などがある。
【0052】以下、本発明の実施例について説明する。
【0053】(実施例1)膜厚25μmの炭化フッ素系
樹脂と炭化水素系樹脂の共重合体であるポリ(エチレン
−テトラフルオロエチレン)フィルムに20kGyの線
量のγ線を窒素中、常温下で照射した。前記フィルムを
スチレンモノマ中に60℃で2時間浸すことにより、ポ
リ(エチレン−テトラフルオロエチレン)にスチレン鎖
をグラフトした。
【0054】このフィルムを乾燥後、電極との接合部以
外の部分にメタルマスクをグラフト膜の両面から装着、
締め付けた後、クロルスルホン酸30容積部と1,2−
ジクロロエタン100容積部の混合液中に、50℃、1
時間浸漬した。乾燥後の前記フィルムを90℃のイオン
交換水中に1時間浸漬した。さらに90℃の新しいイオ
ン交換水で2時間洗浄し固体高分子電解質膜を得た。
【0055】このようにして得られた固体高分子電解質
膜のイオン交換容量は、電極との接合部に対応するとこ
ろで1.77ミリ当量/g、80℃での含水率は75重
量%であり、接合部以外の部分は両値ともゼロであっ
た。
【0056】図1は本発明の実施例の固体高分子電解質
膜を使用した固体高分子電解質型燃料電池単セルの概略
断面図である。2が固体高分子電解質膜、31、32は
電極であり、31は酸化剤極、32は燃料極である。前
記固体高分子電解質膜2の大きさは185mm×145
mmである。前記電極31、32の大きさは172mm
×132mmである。前記固体高分子電解質膜2を前記
電極31、32で挟んで、160℃、80kgf/cm
の圧力で60秒間ホットプレスして固体高分子電解質
膜と電極との接合体10を作製した。
【0057】前記固体高分子電解質膜2の21は該固体
高分子電解質膜2の電極との接合部であり、22は該固
体高分子電解質膜2の電極との接合部21以外の部分で
ある。41は酸化剤ガス通流溝51を有するセパレータ
であり、42は燃料ガス通流溝52を有するセパレータ
である。
【0058】前記固体高分子電解質型燃料電池単セル1
は、前記固体高分子電解質膜と電極との接合体10を前
記セパレータ41、42で挟んだ構造をしている。前記
固体高分子電解質膜の電極との接合部以外の部分22を
利用してガスシール用パッキンの役割を持つOリング6
により酸化剤ガスおよび燃料ガスをシールしている。前
記酸化剤ガス通流溝51に酸化剤ガスを、前記燃料ガス
通流溝52に燃料ガスを流すことにより発電する。
【0059】ここでは固体高分子電解質膜2の耐久性を
試験するために、前記酸化剤ガス通流溝51および前記
燃料ガス通流溝52に80℃の水と80℃の乾燥空気を
各々15分ごとに流すことによって、前記固体高分子電
解質膜2に膨潤と乾燥のサイクルを加えた。この試験の
500サイクル後、1000サイクル後に一方の通流溝
の空間に1kgf/cmの空気圧をかけてから密閉空
間にした後の圧力降下を測ることによって、膜破れの有
無を調べ耐久性を試験した。
【0060】(実施例2)膜厚25μmの炭化フッ素系
樹脂と炭化水素系樹脂の共重合体であるポリ(エチレン
−テトラフルオロエチレン)フィルムに20kGyの線
量のγ線を窒素中、常温下で照射した。前記フィルムの
電極との接合部をドライアイスで冷却しながら、該フィ
ルムの電極との接合部以外の部分に120℃、5分間熱
を加えることによってこの部分のラジカル量を減らし
た。
【0061】このフィルムをスチレンモノマ中に60℃
で2時間浸すことにより、ポリ(エチレン−テトラフル
オロエチレン)にスチレン鎖をグラフトした。このフィ
ルムを乾燥後、クロルスルホン酸30容積部と1,2−
ジクロロエタン100容積部の混合液中に、50℃、1
時間浸した。乾燥後のフィルムを90℃のイオン交換水
中に1時間浸漬した。さらに90℃の新しいイオン交換
水で2時間洗浄し固体高分子電解質膜を得た。
【0062】このようにして得られた固体高分子電解質
膜のイオン交換容量は、電極との接合部に対応するとこ
ろで1.76ミリ当量/g、80℃での含水率は73重
量%であり、接合部以外の部分の各値は0.5ミリ当量
/g以下、10重量%以下であった。固体高分子電解質
膜の耐久性の試験は実施例1と同じ方法で行った。
【0063】なお、本実施例ではγ線照射後、電極との
接合部以外の部分を加熱してこの部分のラジカル量を減
らしているが、前記γ線照射時に電極との接合部以外の
部分をマスキングしてこの部分にラジカルを発生しない
ようにして製造してもよい。
【0064】(実施例3)膜厚25μmの炭化フッ素系
樹脂と炭化水素系樹脂の共重合体であるポリ(エチレン
−テトラフルオロエチレン)フィルムに20kGyの線
量のγ線を窒素中、常温下で照射した。前記フィルムを
スチレンモノマ中に60℃で2時間浸すことにより、ポ
リ(エチレン−テトラフルオロエチレン)にスチレン鎖
をグラフトした。
【0065】このフィルムを乾燥後、クロルスルホン酸
30容積部と1,2−ジクロロエタン100容積部の混
合液中に、50℃、1時間浸した。乾燥後のフィルムを
90℃のイオン交換水中に1時間浸漬した。さらに90
℃の新しいイオン交換水で2時間洗浄し固体高分子電解
質膜を得た。
【0066】得られた固体高分子電解質膜の電極との接
合部は水で冷却しながら、接合部以外の部分に250
℃、10分間熱を加えることによってその部分に架橋を
形成させた。
【0067】このようにして得られた固体高分子電解質
膜のイオン交換容量は、電極との接合部に対応するとこ
ろで1.77ミリ当量/g、80℃での含水率は72重
量%であり、接合部以外の部分の各値は1.15ミリ当
量/g、48重量%であった。固体高分子電解質膜の耐
久性の試験は実施例1と同じ方法で行った。
【0068】(比較例)実施例3の最後に行った加熱に
よる架橋形成は実施しないが、それ以外の条件は実施例
3と同じ方法で製造して固体高分子電解質膜を得た。
【0069】このようにして得られた固体高分子電解質
膜のイオン交換容量、80℃での含水率は該固体高分子
電解質膜中でほぼ均一で、それぞれ1.78ミリ当量/
g、75重量%であった。固体高分子電解質膜の耐久性
の試験は実施例1と同じ方法で行った。
【0070】(耐久性試験結果)耐久性試験の結果、実
施例1〜3の固体高分子電解質膜を備えた燃料電池で
は、500サイクル後と1000サイクル後とも圧力降
下はなく、かつ固体高分子電解質膜を観察したが膜破れ
は見られなかった。一方、比較例の固体高分子電解質膜
を備えた燃料電池では、500サイクル試験後に漏れチ
ェックをしたところ圧力降下があり、かつ固体高分子電
解質膜を観察したところ電極外周部とOリング周辺に膜
破れが見られた。
【0071】実施例と比較例の結果から、電極との接合
部に対応する部分以外の固体高分子電解質膜の含水率
が、電極との接合部に対応する部分の固体高分子電解質
膜のそれよりも小さくなっているので、水による膨潤・
乾燥に伴う膜の膨張・収縮を抑えられるため、ガスシー
ル用パッキンや電極外周部周辺での膜破れを防ぎ、燃料
電池の寿命を長くすることが可能となる。
【0072】また、固体高分子電解質膜は非常に容易な
製造工程で得ることが可能である。なお、本実施例およ
び比較例では原料のフィルムとしてポリ(エチレン−テ
トラフルオロエチレン)フィルムを使用しているが、他
の炭化フッ素系樹脂、炭化水素系樹脂、炭化フッ素系樹
脂と炭化水素系樹脂の共重合体のフィルムでも同じ効果
が得られる。
【0073】
【発明の効果】以上のように、本発明は、電極で挟持し
て接合された燃料電池用固体高分子電解質膜において、
該固体高分子電解質膜の電極との接合部以外の部分の含
水率が、電極との接合部のそれよりも小さいことを特徴
とする燃料電池用固体高分子電解質膜およびその製造方
法および該燃料電池用固体高分子電解質膜を電極で挟持
した固体高分子電解質膜と電極の接合体をセパレータで
挟持したことを特徴とする燃料電池であるので、電池出
力を低下させることなく、電池運転時に起こるガスシー
ル用パッキンや電極外周部周辺での膜破れを防ぎ、特に
固体高分子電解質膜の水による膨潤・乾燥に伴う膨張・
収縮による膜破れを防ぎ、耐久性の大きい固体高分子電
解質膜およびその製造方法および信頼性の高い燃料電池
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の固体高分子電解質膜を使用し
た固体高分子電解質型燃料電池単セルの概略断面図
【符号の説明】
1…固体高分子電解質型燃料電池単セル 2…固体高分子電解質膜 6…Oリング 10…固体高分子電解質膜と電極との接合体 21…固体高分子電解質膜の電極との接合部 22…固体高分子電解質膜の電極との接合部以外の部分 31、32…電極 41、42…セパレータ 51…酸化剤ガス通流溝 52…燃料ガス通流溝

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電極で挟持して接合された燃料電池用固
    体高分子電解質膜において、該固体高分子電解質膜の電
    極との接合部以外の部分の含水率が、電極との接合部の
    それよりも小さいことを特徴とする燃料電池用固体高分
    子電解質膜。
  2. 【請求項2】 電極で挟持して接合された燃料電池用固
    体高分子電解質膜において、該固体高分子電解質膜の電
    極との接合部以外の部分のイオン交換容量が、電極との
    接合部のそれよりも小さいことを特徴とする燃料電池用
    固体高分子電解質膜。
  3. 【請求項3】 前記電極との接合部以外の部分のイオン
    交換基の含有量が、前記電極との接合部のそれよりも少
    ないことを特徴とする請求項1または2記載の燃料電池
    用固体高分子電解質膜。
  4. 【請求項4】 前記電極との接合部以外の部分の架橋量
    が、前記電極との接合部のそれよりも多いことを特徴と
    する請求項1または2記載の燃料電池用固体高分子電解
    質膜。
  5. 【請求項5】 炭化フッ素系樹脂、炭化水素系樹脂、炭
    化フッ素系樹脂と炭化水素系樹脂の共重合体のいずれか
    を原料として、グラフト反応、スルホン化反応またはス
    ルホン化反応により製造する燃料電池用固体高分子電解
    質膜の製造方法において、前記グラフト反応、スルホン
    化反応の少なくとも一方の製造工程時に前記固体高分子
    電解質膜の電極との接合部以外の部分にマスキングを施
    しながら行うことを特徴とする燃料電池用固体高分子電
    解質膜の製造方法。
  6. 【請求項6】 炭化フッ素系樹脂、炭化水素系樹脂、
    炭化フッ素系樹脂と炭化水素系樹脂の共重合体を原料と
    して、放射線または電子線を照射後、グラフト反応、ス
    ルホン化反応により製造する燃料電池用固体高分子電解
    質膜の製造方法において、放射線または電子線の照射後
    に前記固体高分子電解質膜の電極との接合部以外の部分
    を加熱処理することを特徴とする燃料電池用固体高分子
    電解質膜の製造方法。
  7. 【請求項7】 炭化フッ素系樹脂、炭化水素系樹脂、炭
    化フッ素系樹脂と炭化水素系樹脂の共重合体を原料とし
    て、放射線または電子線を照射後、グラフト反応、スル
    ホン化反応により製造する燃料電池用固体高分子電解質
    膜の製造方法において、該固体高分子電解質膜の電極と
    の接合部以外の部分をマスキングしながら放射線または
    電子線を照射することを特徴とする燃料電池用固体高分
    子電解質膜の製造方法。
  8. 【請求項8】 炭化フッ素系樹脂、炭化水素系樹脂、炭
    化フッ素系樹脂と炭化水素系樹脂の共重合体を原料とし
    て、スルホン化反応により製造する燃料電池用固体高分
    子電解質膜の製造方法において、スルホン化反応後、前
    記固体高分子電解質膜の電極との接合部以外の部分を加
    熱することにより架橋を形成することを特徴とする燃料
    電池用固体高分子電解質膜の製造方法。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし8に記載の燃料電池用固
    体高分子電解質膜を電極で挟持した固体高分子電解質膜
    と電極の接合体をセパレータで挟持したことを特徴とす
    る燃料電池。
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