JP2000222898A - 半導体メモリおよび半導体メモリの歩留りを向上させる方法 - Google Patents

半導体メモリおよび半導体メモリの歩留りを向上させる方法

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JP2000222898A
JP2000222898A JP11365136A JP36513699A JP2000222898A JP 2000222898 A JP2000222898 A JP 2000222898A JP 11365136 A JP11365136 A JP 11365136A JP 36513699 A JP36513699 A JP 36513699A JP 2000222898 A JP2000222898 A JP 2000222898A
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memory
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Toshiaki Kirihata
外志昭 桐畑
Gabriel Daniel
ダニエル ガブリエル
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Infineon Technologies North America Corp
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International Business Machines Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】置換柔軟性の高い冗長部および方法を使用して
チップの歩留りを向上させ、センスアンプの信号の競合
を防ぐ。 【解決手段】冗長素子は複数のメモリアレイの、センス
アンプを共有しない少なくとも2つに統合される。第1
アレイまたはブロック内の欠陥ロウ/カラム線は、専用
の冗長部からの冗長ロウ/カラム線で置換される。対応
するロウ/カラム線は欠陥の有無に関わらず、第1ブロ
ックとセンスアンプを共有しない第2アレイまたはブロ
ック内で置換される。対応するロウ/カラムは第1ブロ
ックの冗長置換を模するように置換される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】技術分野 本発明は半導体メモリに関し、より詳細には欠陥ロウ/
カラム線の置換に対する方法および装置の改良に関す
る。
【0002】関連技術の説明 CMOS技術は進化を遂げ、コンピュータ市場は急速に
様々な消費者に開かれた。今日マルチメディアは少なく
とも32Mb、有利には64MbのDRAMを必要とす
る。これによりコンピュータ内部のメモリシステムの相
対的なコストが増加する。近いうちに128Mbおよび
512Mbコンピュータがありふれたものになることは
ほぼ確実であり、このことは256Mbおよび1GbD
RAM(Dynamic Random Access Memory )、そしてそ
れ以上のDRAMの潜在的な需要を示唆する。非常に大
きなアレイサイズおよびリソグラフィ技術に関する困難
が生じるにもかかわらず、チップの歩留りを向上させる
ことの方が今まで以上に重要となる。プロセス技術者は
欠陥を減らし、そして最終的には無くす努力を続けてお
り、または少なくとも欠陥をマスクする努力を続けてい
る。チップに不良が残ってしまうことは避けられない
が、一般的には特別の回路設計、より具体的には冗長置
換部を使用することにより克服される。
【0003】典型的な冗長度アーキテクチャは低密度D
RAMに対して通常使用されており、これを図1aに示
す。図1aに複数の予備素子(冗長セル)を示すが、こ
の予備素子は同じドメイン内の欠陥素子(欠陥セル)を
置換するために使用される。予備素子は、複数の素子
(セル)からなるブロック(サブアレイ)それぞれに加
えられている。センスアンプ(図示せず)は隣接するブ
ロック間に配置され、素子だけでなく冗長素子もサポー
トする。各冗長ユニット(RU)は少数の冗長素子(R
E)からなり(例えば図ではRU毎にRE2つ)、対応
するブロック内にある不良部位(Xで示す)を補修する
ために使用される。この方式をブロック内置換方式と呼
び、高密度メモリのブロック数が増えるにつれて冗長領
域のオーバーヘッドが増加する。これは各ブロックが置
換用のドメインを備え、異なるブロック内のドメイン同
士は相互に排他的であるからである。このため、各ブロ
ックには少なくとも1つまたは有利には2つのRUが必
要である。従ってRUの効率はRUの非柔軟性を考慮す
るとかなり悪く、この非柔軟性は欠陥部位が特定のブロ
ックでクラスター化した場合にチップの歩留りを大幅に
低下させてしまう。上記の概念は T. Kirihata 等の文
献「 A 14ns 4 Mb DRAM with 300mW Active Power 」
(IEEE journal of Solid State Circuits, Vol. 27, p
p. 1222-1228, Sept. 1992 )に説明された構成におい
て具体化されている。
【0004】別の冗長度アーキテクチャはフレキシブル
冗長置換コンフィギュレーション(flexible redundanc
y replacement configuration )として知られ、これを
図1bに示す。図1bに示すメモリは冗長ブロック(ア
レイ)を大きなRUのドメインとして備えていて、この
冗長ブロックは同じメモリ内の任意部位にある不良素子
を選択的に置換する。このコンフィギュレーションで
は、RU内のREは、メモリ内の任意のブロックにある
不良部位(Xで示す)を補修できる。先に説明したブロ
ック内置換方式に対するこの方式の利点は、1つのセク
ション、すなわち冗長ブロックが、メモリを形成するブ
ロックのうち任意数のブロックに対して有利に使用され
る、ということである。冗長ブロックは所定の数のRU
を備えている。これにより、以前の方式よりも大幅にR
Uに対するスペースが節約されることになる。しかしこ
の方式は、冗長ブロックをサポートするために付加的な
センスアンプを必要とする。このコンフィギュレーショ
ンおよび種々のトレードオフに関する詳細は T. Kiriha
ta 等の文献「 A fault-Tolerant Design for 256Mb DR
AMs 」( Digest of Technical Papers of the 1995 Sy
mposium on VLSI Circuits, pp. 1525-1534, Oct. 1997
); T. Sugibayashi 等の文献「 A 30ns256Mb DRAM w
ith Multi-divided Arrays Structure 」( IEEE Journ
al of Solid State Circuits, Vol. 28, pp. 1092-109
8, Nov. 1993 )、;および H. L. Kalter 等の文献「
A 50ns 16Mb DRAM with a 10ns Date Rate and On-Chip
ECC」( IEEE Journal of Solid State Circuits, Vo
l. 25, pp. 1118-1128, Oct.1990 )に説明されてい
る。
【0005】別の冗長度アーキテクチャを図1cに示
す。このアーキテクチャは、ブロック内冗長部コンフィ
ギュレーションを用いたフレキシブル冗長置換方式を使
用する。このアーキテクチャでは、RUはブロック内置
換方式と同じように各サブアレイに統合される。しか
し、他のブロックの不良部位を柔軟に補修するためにR
Uを使用することができ、これは冗長ブロックによるフ
レキシブル冗長置換方式と同様である。柔軟性を実現す
るための付加的なセンスアンプを必要とせず、その結果
オーバーヘッドのデザインスペースが少なくてすむこと
に注意されたい。しかし、置換用のフレキシブルドメイ
ンが同じである2つ以上のサブアレイを同時にアクティ
ブにした場合、データ競合の問題が生じる。データ競合
の問題についての詳細は図2に関連して説明する。
【0006】図2に、4つの4Mbブロック16からな
る16Mbバンク12を示す。各ブロックは複数のワー
ド線(WL)を備え、各WLは複数のセルと接続してい
る。各ブロック16はまた複数の冗長ワード線(RW
L)18も備え、各RWLは複数の冗長セルを有する。
簡単のためにカラム冗長度を無視するが、冗長カラムも
同じように統合することができる。典型的にはセンスア
ンプ14が設けられ、隣接するブロック間で共有され
る。2本のワード線(ブロック1のWL1、およびブロ
ック3のWL3)は同時にアクティブにされるとみなす
(ブロック0および1、またはブロック2および3の2
本のWLは同時にアクティブにできないことに注意され
たい、これはセンスアンプがブロック0と1との間、お
よびブロック2と3との間で共有されるからである)。
WL1からのセルデータはセンスアンプ14−bおよび
14−cにより増幅され、WL3からのセルデータはセ
ンスアンプ14−dおよび14−eにより増幅される。
WL1は欠陥がある場合、冗長置換部としての冗長ワー
ド線(RWL)により置換されるべきである。データ競
合の問題は、欠陥WL1がブロック3内に物理的に配置
されたRWLにより置換された場合に生じる。この場
合、ブロック3内の2本のワード線WL3およびRWL
は同時にアクティブにされる。図3にWL3、RWLお
よびセンスアンプ24を詳細に示す。WL3に接続され
ているセルおよびRWLに接続されている冗長セルは、
独立にデータを格納している。このために検出できなく
なるが、これは2ビットのデータが検出のために1対の
BLに転送されるからである。この問題は、ブロック内
冗長部コンフィギュレーションを用いたフレキシブル冗
長置換方式を使用する場合は避けられない。結論とし
て、図1cのアプローチは1つのブロックがアクティブ
にされる場合だけ評価することができ、それ以外の場合
には常に、フレキシブル冗長置換方式のためにデータ競
合の可能性がある。
【0007】図4に、図1bの方式に類似の、冗長ブロ
ック構想によるフレキシブル冗長置換方式を示す。ブロ
ック0のWL1およびブロック2のWL2は同時にアク
ティブにされるとみなす。WL2に欠陥がある場合は、
冗長ブロック内に物理的に配置されたRWLにより置換
される。データ競合は避けることができる。なぜなら
ば、面積に不利益が生じることがあるが、冗長ブロック
がセンスアンプ14Rとしてだからである。しかし、W
L0およびWL2の両方に欠陥があり、単一の冗長ブロ
ック内に物理的に配置された2本のRWLで置換された
場合は、やはりデータ競合の問題が生じる。冗長ブロッ
クを2つ備えればデータ競合を克服できるが、それには
追加のセンスアンプが必要となる。結論として、複数の
ブロックが同時にアクティブにされる場合には、図1b
のアプローチは適切でない。
【0008】本発明は、複数ブロックのアクティベーシ
ョンにおけるデータ競合の問題を克服しつつ、追加のセ
ンスアンプを設けずに複数のブロックをスパートさせる
フレキシブル冗長置換方式を可能にする。
【0009】発明の概要 本発明の実施例によると、平行冗長置換部を有する半導
体メモリは複数のメモリアレイを有し、複数のメモリア
レイそれぞれは複数の素子からなっており、複数のメモ
リアレイの少なくとも2つは複数の冗長素子を備えてい
る。複数のメモリアレイはセンスアンプバンクにより分
割されており、隣接するメモリアレイは、その間にある
センスアンプバンクを共有する。少なくとも2つの冗長
素子が少なくとも2つのドメイン内に配置されており、
前記少なくとも2つのドメインそれぞれは、少なくとも
1つのメモリアレイおよび少なくとも1つのセンスアン
プバンクからなる。少なくとも2つのドメイン内に配置
されている前記複数のメモリアレイの少なくとも2つ
は、同じ論理アドレスでアクセスされ、かつ同時にアク
セスされるメモリアレイの少なくとも1つに欠陥がある
場合、前記少なくとも2つのドメイン内に配置されてい
る少なくとも2つの冗長素子で同時に置換される。前記
置換部は、同時に同じセンスアンプバンクを使用しな
い。
【0010】別の実施例によると、半導体メモリの歩留
りを向上させる方法は、複数のメモリバンクを設けるス
テップを有し、各バンクは複数のメモリアレイからな
り、メモリアレイはセンスアンプバンクにより分割され
ており、隣接するメモリアレイは、その間のセンスアン
プバンクを共有する。不良素子を置換するための少なく
とも2つの冗長素子は、第1ドメインと第2ドメインと
に分割されており、第1ドメインと第2ドメインとは、
異なるセンスアンプバンクを使用するメモリアレイ内に
ある。不良デバイスは、第1ドメインまたは第2ドメイ
ンの一方にある冗長デバイスにより置換される。異なる
メモリアレイ内にある不良素子と論理的に同じ個所に対
応する素子は、第1ドメインまたは第2ドメインの他方
にある冗長素子により置換される。前記異なるメモリア
レイは、不良素子のメモリアレイとは異なるセンスアン
プバンクを使用する。不良素子は、第1または第2ドメ
インの一方にある冗長素子をアクティブにすることによ
り置換され、不良デバイスと論理的に同じ個所に対応す
る素子は、第1または第2ドメインの他方にある冗長素
子をアクティブにすることにより置換され、これによ
り、センスアンプバンクにおける信号の競合は低減され
る。
【0011】有利な実施例の詳細な説明 本明細書は半導体メモリに関し、より詳細には欠陥ロウ
/カラム線を置換するための方法および装置の改良に関
する。本発明によると、置換柔軟性の高い冗長部および
方法を使用してチップの歩留りを向上させ、センスアン
プの信号の競合を防ぐ。平行冗長度によりこれを達成す
ると共に、従来のヒューズ数を維持している。第1アレ
イまたはブロック内の欠陥ロウ/カラム線は、専用の冗
長部からの冗長ロウ/カラム線で置換される。第2アレ
イまたはブロック内の対応するロウ/カラム線は欠陥の
有無に関わらず置換される。第2アレイまたはブロック
は第1ブロックとセンスアンプを共有しない。対応する
ロウ/カラムは、第1ブロックの冗長置換を模するよう
に置換され、それにより柔軟性および歩留りを向上させ
るだけでなく信号検出の競合を防ぐ。
【0012】図を参照して具体例を詳細に説明するが、
図全体を通して、類似または同一の要素にはそれぞれ相
応の参照番号を付してある。図5に16Mbメモリバン
ク100の概略図を示す。メモリバンク100はブロッ
ク0からブロック3に分割されている。各ブロックはメ
モリアレイ102から105を供え、センスアンプバン
ク106から110が各ブロック間に配置されている。
センスアンプバンク106から110のセンスアンプは
隣接するブロック間で共有されている。例えば、センス
アンプバンク107はブロック0とブロック1の間に配
置され、ブロック0とブロック1の両方に共有される。
冗長ロウまたはカラムが各ブロックに備えられている。
例示的に本発明を冗長ロウに関して説明するため、冗長
ワード線について述べることになる。しかし本発明は冗
長カラムにも応用でき、冗長ビット線にも同様に応用で
きる。やはり例示的に、16Mbメモリバンクを備えた
64Mbメモリチップを用いて本発明について述べる。
しかし、本発明は他のサイズのメモリ素子に対しても応
用できる。
【0013】図5に示すように、冗長部112は2つの
ドメインに分割されている。第1ドメイン114は例え
ばブロック0に配置されている。第2ドメイン116は
例えばブロック2またはブロック3に配置されている。
これらのブロックは、第1ドメイン114に対して使用
されるセンスアンプが第2ドメイン116に対しては使
用されないブロックである。本発明はブロック1とブロ
ック3の間で分割される冗長部を含むことも考えられ、
やはり同じ結果を達成する。冗長部112を2つのブロ
ック間で等しく分割することにより、第1ドメイン11
4はブロック0および1内の欠陥に対する置換部となる
一方、第2ドメイン116はブロック2および3内の欠
陥に対する置換部となる。
【0014】動作時は、欠陥または異常のあるワード線
の冗長置換は平行して実行される。つまり、メモリアレ
イ104内の欠陥ワード線118が第2ドメイン116
に配置された冗長ワード線により置換されるだけでな
く、第2ドメイン116とセンスアンプを共有しない、
第1ドメイン114内の対応する冗長ロウによっても置
換される。従来技術のように冗長部を1つのブロック内
に配置するのではなく、本発明ではセンスアンプを共有
しない2つのブロックに冗長部を分離する。従来技術で
は、2本または2の倍数本のワード線を同時に置換して
欠陥ワード線を補修する。本発明では、1本目のワード
線は欠陥が生じたブロック内で置換され、2本目は欠陥
ワード線を含む第1ブロックとセンスアンプを共有しな
いブロック内でアクティブにされる。第2冗長置換部
は、そのブロック内の欠陥の有無に関わらず置換され
る。第2冗長置換部はさらに、第1冗長ワード線のそれ
ぞれのブロック内での位置を模する位置に対応する。
【0015】図5に示すように、ブロック2内の欠陥ワ
ード線118は、第2ドメイン116内の冗長ワード線
により置換される。ブロック0内のワード線もまた、第
2冗長ワード線で置換される。冗長ワード線114のブ
ロック0内の位置は、ブロック2内の冗長ワード線の位
置と同じである。冗長ワード線114はブロック0によ
り、ブロック0内の欠陥の有無に関わらず使用される。
冗長置換部をブロック0とブロック2とで分離すること
により、センスアンプバンクで信号の競合が生じない。
これはブロック0とブロック2とが同じセンスアンプを
共有しないからである。冗長部は等しく分離されている
にもかかわらず、平行に動作して完全にフレキシブルな
16Mb補修領域を64Mbメモリチップに対して与え
る。
【0016】完全にフレキシブルな16Mb補修の利点
を説明するために、理論的なチップの歩留りに対するチ
ップ上の欠陥の数を、64Mbメモリチップに対してプ
ロットしたグラフを図6に示す。曲線200は、従来技
術による柔軟性を有する冗長度方式で、4Mb補修領域
を与える方式を示す。曲線202は、本発明による柔軟
な冗長度方式で、16Mb補修領域を与える方式を示
す。従来技術の曲線200(すなわち図1aの4Mbブ
ロック内冗長置換方式)では、歩留りを50%と仮定す
ると曲線202よりも約30%少ない欠陥しか吸収でき
ない。さらに、欠陥のクラスター化を考慮に入れると
(クラスター化の定義)、付加的な歩留りの利得が16
Mb補修領域コンフィギュレーションに対して生じ、付
加的な損失が4Mb補修領域コンフィギュレーションに
対して生じる。
【0017】本発明によると、可能な限りの補修領域の
柔軟性が達成されつつも、センスアンプが検出する間の
信号の競合は防がれる。さらに、平行置換方式では複数
のメモリアレイの少なくとも2つのアレイ内に冗長ワー
ド線が統合されるが、これによる付加的なセンスアンプ
は必要でない。
【0018】本発明の有利な方法および実施例(例示的
なものであり、限定的なものではない)を説明したが、
教示の範囲内での修正および変更が当業者にとって可能
であることは明らかである。従って、本明細書中に記載
した本発明の実施例を、特許請求の範囲によって定義さ
れた本発明の範囲および精神を逸脱することなく、変形
させることができる。特許法にのっとり本発明を詳細か
つ具体的に説明したが、特許請求の範囲および特許証に
より保護されることを所望する事項は、特許請求の範囲
に示すとおりである。
【図面の簡単な説明】
【図1a】従来技術による低密度DRAMで一般的に使
用される冗長度アーキテクチャである。
【図1b】フレキシブル冗長置換方式を用いている従来
技術による別の冗長度アーキテクチャである。
【図1c】ブロック内冗長部コンフィギュレーションに
よるフレキシブル冗長置換方式を用いている従来技術に
よる別の冗長度アーキテクチャである。
【図2】センスアンプに対する、従来型のインタリーブ
型検出方式を示す概略図である。
【図3】信号の競合がある従来型のセンスアンプを示す
概略図である。
【図4】従来型メモリバンクの概略図である。
【図5】本発明によるメモリバンクの概略図である。
【図6】異なる補修領域の、理論的な歩留りに対する欠
陥の数を示すグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 399035836 1730 North First Stre et、San Jose、CA、USA (71)出願人 594145404 インターナショナル ビジネス マシーン ズ コーポレーション アメリカ合衆国ニューヨーク州 10504 ニューヨーク アーモンク オールド オ ーチャード ロード (番地なし) (72)発明者 桐畑 外志昭 アメリカ合衆国 ニューヨーク ポーキプ シー ミスティー リッジ サークル 10 (72)発明者 ガブリエル ダニエル アメリカ合衆国 ニューヨーク ジャマイ カ エステース エイティース ロード 185−39

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体メモリにおいて、 複数のメモリアレイと、少なくとも2つの冗長素子とを
    有し、 前記複数のメモリアレイそれぞれは複数の素子からなっ
    ており、 前記複数のメモリアレイの少なくとも2つは複数の冗長
    素子を備えており、 前記複数のメモリアレイはセンスアンプバンクにより分
    割されており、 隣接するメモリアレイは、間にあるセンスアンプバンク
    を共有し、 前記少なくとも2つの冗長素子は、少なくとも2つのド
    メイン内に配置されており、 前記少なくとも2つのドメインそれぞれは、少なくとも
    1つのメモリアレイおよび少なくとも1つのセンスアン
    プバンクからなり、 前記少なくとも2つのドメイン内に配置されている前記
    複数のメモリアレイの少なくとも2つは同じ論理アドレ
    スでアクセスされ、 同時にアクセスされるメモリアレイの少なくとも1つに
    欠陥がある場合、複数のメモリアレイの少なくとも2つ
    は、前記少なくとも2つのドメイン内に配置されている
    少なくとも2つの冗長素子で同時に置換され、 前記置換部は同時に同じセンスアンプバンクを使用しな
    い、ことを特徴とする、平行冗長置換部を有する半導体
    メモリ。
  2. 【請求項2】 前記冗長部はワード線を含む、請求項1
    記載の改良型冗長部を有する半導体メモリ。
  3. 【請求項3】 前記冗長部はビット線を含む、請求項1
    記載の改良型冗長部を有する半導体メモリ。
  4. 【請求項4】 各メモリバンクは、実質的に相互に平行
    に配置されている4つのブロックを有し、 第1ドメインは第1ブロック内に配置され、 第2ドメインは第3ブロック内に配置されている、請求
    項1記載の改良型冗長部を有する半導体メモリ。
  5. 【請求項5】 各メモリバンクは、実質的に相互に平行
    に配置されている4つのブロックを有し、 第1ドメインは第2ブロック内に配置され、 第2ドメインは第4ブロック内に配置されている、請求
    項1記載の改良型冗長部を有する半導体メモリ。
  6. 【請求項6】 第1ドメインは、メモリバンクの第1半
    分内の不良素子を置換し、 第2ドメインは、メモリバンクの第2半分内の不良素子
    を置換する、請求項1記載の改良型冗長部を有する半導
    体メモリ。
  7. 【請求項7】 各不良素子および論理的に同じ個所に対
    応する素子は、第1ドメイン内の少なくとも1つの素子
    および第2ドメイン内の少なくとも1つの素子で置換さ
    れ、 第1ドメイン内の少なくとも1つの素子と、第2ドメイ
    ン内の少なくとも1つの素子とは同数である、請求項1
    記載の改良型冗長部を有する半導体メモリ。
  8. 【請求項8】 各メモリバンクは16Mbのメモリを有
    する、請求項1記載の改良型冗長部を有する半導体メモ
    リ。
  9. 【請求項9】 各メモリアレイは3Mbのメモリを有す
    る、請求項1記載の改良型冗長部を有する半導体メモ
    リ。
  10. 【請求項10】 半導体メモリの歩留りを向上させる方
    法において、 複数のメモリバンクを設けるステップを有し、 各バンクは複数のメモリアレイからなり、 メモリアレイはセンスアンプバンクにより分割されてお
    り、 隣接するメモリアレイは、間のセンスアンプバンクを共
    有し、 不良素子を置換するための少なくとも2つの冗長素子
    は、第1ドメインと第2ドメインとに分割されており、 第1ドメインと第2ドメインとは、異なるセンスアンプ
    バンクを使用するメモリアレイ内にあり、 不良素子を置換するステップを有し、 当該置換は、第1または第2ドメインの一方にある冗長
    素子をアクティブにすることにより行われ、 不良デバイスと論理的に同じ個所に対応する素子を置換
    するステップを有し、 当該置換は、第1または第2ドメインの他方にある冗長
    素子をアクティブにすることにより行われ、 これにより、センスアンプバンクにおける信号の競合を
    低減する、ことを特徴とする方法。
  11. 【請求項11】 不良素子を置換するステップはさら
    に、該不良素子を複数のデバイスで置換することを含
    む、請求項10記載の方法。
  12. 【請求項12】 不良デバイスと論理的に同じ個所に対
    応する素子を置換するステップはさらに、不良素子と論
    理的に同じ個所に対応するデバイスを、不良素子を置換
    する複数の素子と同数の複数の素子で置換することを含
    む、請求項10記載の方法。
  13. 【請求項13】 冗長部はワード線を含む、請求項10
    記載の方法。
  14. 【請求項14】 冗長部はビット線を含む、請求項10
    記載の方法。
  15. 【請求項15】 各メモリバンクを、実質的に相互に平
    行に配置されている4つのブロックにより定義するステ
    ップをさらに有し、 第1ドメインは第2ブロック内に配置され、 第2ドメインは第3ブロック内に配置されている、請求
    項10記載の方法。
  16. 【請求項16】 各メモリバンクを、実質的に相互に平
    行に配置されている4つのブロックにより定義するステ
    ップをさらに有し、 第1ドメインは第2ブロック内に配置され、 第2ドメインは第4ブロック内に配置されている、請求
    項10記載の方法。
  17. 【請求項17】 不良素子を置換するステップは、 メモリバンクの第1半分内の不良素子を、第1ドメイン
    内の冗長素子により置換するステップと、 メモリバンクの第2半分内の不良素子を、第2ドメイン
    内の冗長素子により置換するステップとを有する、請求
    項10記載の方法。
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