JP2000222664A - 緊急通報システム端末機器および緊急通報システム - Google Patents

緊急通報システム端末機器および緊急通報システム

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JP2000222664A
JP2000222664A JP2233799A JP2233799A JP2000222664A JP 2000222664 A JP2000222664 A JP 2000222664A JP 2233799 A JP2233799 A JP 2233799A JP 2233799 A JP2233799 A JP 2233799A JP 2000222664 A JP2000222664 A JP 2000222664A
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emergency
emergency call
notification
terminal device
system terminal
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JP2233799A
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English (en)
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Kenji Yoshioka
岡 健 司 吉
Yasutoshi Nakama
間 保 利 中
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両に搭載されて、緊急事態発生時に緊急通
報発信釦を押下することによりセンターに対し緊急通報
発信を行う緊急通報システム端末機器において、緊急通
報発信釦が押下されて緊急通報連絡処理を実行する際
に、緊急通報連絡処理が正常に実行されているかどうか
利用者には分からない。 【解決手段】 緊急通報発信釦3の押下などの緊急通報
発信時からデータ通信処理、音声通話処理などの緊急通
報連絡処理時に、緊急通報連絡状態であることをインジ
ケータ照明、ビープ音、合成音声などにより利用者に知
らせる通報処理表示手段7を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両に搭載され
て、交通事故、急病などの緊急時に、緊急通報発信釦を
押下して、警察、緊急通報センターなどに現在の車両の
位置情報、登録車両などのデータを送信する緊急通報シ
ステム端末機器および緊急通報システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、自動車などの車両に搭載され
て、警察、緊急通報センターなどの前記緊急通報システ
ムを管轄するセンターに通信事業者の基地局などを経由
して電話発信処理を行う緊急通報発信釦を備えた緊急通
報システム端末機器が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
緊急通報システム端末機器は、緊急通報発信釦押下など
の緊急通報連絡処理開始からデータ通信処理を経て、警
察、緊急通報センターのオペレータとの会話による音声
通話に移行するまでの間、緊急通報連絡処理が開始され
ているか、もしくは正常に電話回線などの通信回線が接
続し、正常にデータ通信が行われているかが利用者には
伝達されないため、交通事故、急病などの緊急時に、利
用者が緊急通報処理を必要と判断し、緊急通報連絡処理
を実行した場合、緊急通報連絡処理が正しく行われてい
るかどうか不安になるという課題があった。
【0004】本発明は、このような従来の技術における
課題を解決するものであり、緊急通報連絡処理時に、緊
急通報連絡処理が正しく行われていることを利用者に知
らせることのできる緊急通報システム端末機器および緊
急通報システムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の緊急通報システム端末機器は、緊急通報発
信釦押下などの緊急通報発信時からデータ通信処理、音
声通話処理などの緊急通報連絡処理時に、緊急通報が正
常に行われていることを利用者に知らせるためのインジ
ケータ照明、ビープ音、合成音声などの通報処理表示手
段を備えたものである。これにより、利用者に緊急通報
連絡処理状態であることを正しく伝達することができ、
利用者の不安を取り除くことができる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、車両に搭載されて、緊急事態発生時に緊急通報発信
釦を押下することによりセンターに対し緊急通報発信を
行う緊急通報システム端末機器において、緊急通報発信
釦が押下されて緊急通報連絡処理を実行する際に、緊急
通報連絡処理中であることを利用者に光およびまたは音
により知らせる通報処理表示手段を備えた緊急通報シス
テム端末機器であり、緊急通報連絡処理を実行している
ことを利用者に知らせることができるという作用を有す
る。
【0007】本発明の請求項2に記載の発明は、通報処
理表示手段が、緊急通報連絡処理中であることをインジ
ケータ照明により利用者に知らせることを特徴とする請
求項1記載の緊急通報システム端末機器であり、LED
などの照明手段の点灯、点滅処理により、緊急通報連絡
処理を実行していることを明確に利用者に知らせること
ができるという作用を有する。
【0008】本発明の請求項3に記載の発明は、通報処
理表示手段が、緊急通報連絡処理中であることをビープ
音により利用者に知らせることを特徴とする請求項1記
載の緊急通報システム端末機器であり、ブザーやスピー
カからのビープ音により、緊急通報連絡処理を実行して
いることを明確に利用者に知らせることができるという
作用を有する。
【0009】本発明の請求項4に記載の発明は、通報処
理表示手段が、緊急通報連絡処理中であることを合成音
声により利用者に知らせることを特徴とする請求項1記
載の緊急通報システム端末機器であり、音声合成による
案内メッセージにより、緊急通報連絡処理を実行してい
ることを明確に利用者に知らせることができるという作
用を有する。
【0010】本発明の請求項5に記載の発明は、通報処
理表示手段が、ビープ音または合成音声の出力手段とし
て、緊急通報連絡時の音声通話に用いるスピーカを併用
することを特徴とする請求項3または4記載の緊急通報
システム端末機器であり、部品点数を削減できるという
作用を有する。
【0011】本発明の請求項6に記載の発明は、通報処
理表示手段が、ビープ音または合成音声の出力手段とし
て、同じ車両に搭載されているオーディオスピーカを併
用することを特徴とする請求項3または4記載の緊急通
報システム端末機器であり、部品点数を削減できるとい
う作用を有する。
【0012】本発明の請求項7に記載の発明は、請求項
1から6のいずれかに記載の緊急通報システム端末機器
と、緊急通報システムを統括して、前記緊急通報システ
ム端末機器からの緊急通報発信信号を受信して緊急出動
を発動するセンターとを含む緊急通報システムであり、
利用者の不安を考慮した信頼性の高いシステムを構築で
きるという作用を有する。
【0013】以下、本発明の実施の形態について図面を
参照して詳細に説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の第1の実施の形態にお
ける緊急通報システム端末機器の構成を示すブロック図
である。図1において、1は緊急通報システム端末機器
であり、車両に搭載されて、交通事故、急病などの緊急
時に、警察、緊急通報センターなどに、現在の車両の位
置情報、登録車両などのデータを送信して、車両緊急出
動を要請する機能を有する。2は通信アンテナであり、
緊急通報処理伝達手段11からの発信信号を通信事業者
の基地局に発信する処理を行うと共に、通信事業者から
の受信信号を緊急通報処理伝達手段11に出力する処理
を行う。3は緊急通報発信釦であり、利用者が、交通事
故、急病などの緊急時に押下し、発信処理を開始するた
めの操作信号を生成する。4はGPSアンテナであり、
GPS衛星からのデータを受信する。5はマイクであ
り、ハンズフリー通話を行う際に、緊急通報システム端
末機器1を搭載する車両に乗車する利用者の送信音声信
号を入力する。6はスピーカであり、ハンズフリー通話
を行う際に、警察、緊急通報センターなどからの受信音
声信号の鳴音を行う。7は通報処理表示手段であり、制
御部12より緊急通報連絡処理を開始する信号を入力し
た場合、光およびまたは音により利用者に緊急通報連絡
処理を実行していることを知らせる処理を行う。
【0014】緊急通報システム端末機器1において、1
1は緊急通報連絡手段であり、制御部12からの発信要
求信号に対し、制御部12から出力した電話番号によ
り、通信事業者の基地局などを経由してその電話番号に
該当する通話相手に電話発信処理を開始すると共に、通
話相手からの発信応答、もしくは通話中信号などの通話
中に移行する信号を受信した場合、通話状態に移行した
ことを認識し、音声通話制御、もしくはデータ通信制御
に移行すると共に、通話中に移行したことを知らせる信
号を制御部12に出力し、さらに、制御部12から入力
した車両の進行方向、向きなどの位置情報データを、通
信事業者の基地局などを経由して当該電話番号に対応す
る通話相手である警察、緊急通報センターなどに発信す
ると共に、警察、緊急通報センターなどと、緊急通報シ
ステム端末機器1を搭載する車両に乗車する利用者との
間で音声通話を行うことを可能とする自動車電話などの
緊急通報連絡手段である。
【0015】12は制御部であり、緊急通報発信釦3か
らの操作信号などにより緊急通報要求があったことを認
識し、緊急通報処理を開始するために、緊急通報連絡手
段11に緊急通報連絡処理を開始したことを示す信号を
出力し、さらに、位置情報取得処理部14に現在の位置
情報を要求する信号を出力すると共に、位置情報取得処
理部14より、位置情報などのデータを入力し、さら
に、記憶部15から、警察、緊急通報センターなどの電
話番号を取得すると共に、その電話番号を用いて緊急通
報連絡手段11に電話の発信要求を行い、さらに、緊急
通報連絡手段11からその電話番号に該当する通話相手
からの発信応答、もしくは通話中信号などの通話中に移
行する信号を受信した場合、通話状態に移行したと認識
し、位置情報取得処理部14から入手した車両の進行方
向、向きなどの情報、および位置情報などのデータを、
通信事業者の基地局などを経由して当該電話番号に対応
する通話相手である警察、緊急通報センターなどに発信
するための信号を緊急通報連絡手段11に出力する処理
を行う。
【0016】13はジャイロセンサであり、車両の進行
方向、向きなどの情報を生成する。14は位置情報取得
処理部であり、ジャイロセンサ13からのデータを入力
すると共に、GPS受信機17がGPSアンテナ4から
受信したデータ、車輪の回転数に応じて出力される車速
信号データなどにより位置情報を生成し、生成した位置
情報などのデータを制御部12からのデータ要求により
制御部12に出力する処理を行う。
【0017】15は記憶部であり、緊急通報システム端
末機器1内部に有する、警察、緊急通報センターなどの
電話番号、および緊急通報システム端末機器1を搭載す
る車両の登録ナンバー、および登録者などの情報を格納
すると共に、制御部12からの要求信号により、該当す
る警察、緊急通報センターなどの電話番号、および緊急
通報システム端末機器1を搭載する車両の登録ナンバ
ー、および登録者などの情報を出力する処理を行う。1
6はハンズフリーシステムであり、警察、緊急通報セン
ターなどと、緊急通報システム端末機器1を搭載する車
両に乗車する利用者との間でハンズフリー通話を行うた
めにエコーキャンセル機能、ハウリング防止機能などの
機能を有する。17はGPS受信機であり、GPSアン
テナ4から入力したデータより、位置情報などのデータ
を位置情報取得処理部14に出力する処理を行う。
【0018】通報処理表示手段7は、例えば図2に示す
ように、LEDなどの照明手段とスイッチングトランジ
スタTRにより構成されており、制御部12は、緊急通
報連絡処理時に、LEDの照明制御信号を出力すること
により、LED照明制御回路を通じてLEDを点灯した
り、点滅したり、またその動作パターンを変化させて照
明する。LEDは、緊急通報発信釦3の中に収納しても
よく、車両の速度計などの計器類が搭載されているイン
ダッシュパネルに収納してもよい。
【0019】また、通報処理表示手段7は、図3に示す
ように、スピーカSPおよびスピーカアンプAMPなど
の音声出力手段により構成されており、緊急通報連絡処
理時に、制御部12より矩形波信号などのスピーカSP
を鳴音するための制御信号を出力することにより、ビー
プ音またはその動作パターンを変化させたビープ音を発
生させる。なお、スピーカSPの代わりにブザーを用い
ても実現可能である。
【0020】また、通報処理表示手段7は、図4に示す
ように、スピーカSPおよびスピーカアンプAMPなど
の音声出力手段により構成されており、緊急通報システ
ム端末機器1には案内音声などを合成するDSPなどの
音声生成回路18を備え、制御部12は音声生成回路1
8に案内音声を生成する指示を行うことにより、音声生
成回路18は案内音声を生成し、スピーカアンプAMP
およびスピーカSPを通じて案内メッセージなどの案内
音声を出力する。
【0021】また、通報処理表示手段7は、図5に示す
ように、LEDなどの照明手段およびスイッチングトラ
ンジスタTRと、スピーカSPおよびスピーカアンプA
MPなどの音声出力手段により構成されており、制御部
12は、緊急通報連絡処理時に、LEDの照明制御信号
を出力することにより、LED照明制御回路を通じてL
EDを点灯したり、点滅したり、またその動作パターン
を変化させて照明するとともに、緊急通報連絡処理時
に、制御部12より矩形波信号などのスピーカSPを鳴
音するための制御信号を出力することにより、ビープ音
またはその動作パターンを変化させたビープ音を発生さ
せる。なお、スピーカSPの代わりにブザーを用いても
実現可能である。
【0022】次に、本実施の形態1の動作について説明
する。図1において、緊急通報システム端末機器1にお
いて、緊急通報連絡処理以外の通常時、位置情報取得処
理部14は、定期的に経度、緯度などの位置情報を生成
するナビゲーションなどの外部機器から位置情報を入力
する、もしくは車両の進行方向、向きなどの情報を生成
するジャイロセンサ13からのデータを入力すると共
に、GPS受信機17がGPSアンテナ4より受信した
データ、および車輪が回転した回数に応じ出力した車速
パルス信号データなどにより位置情報を生成する処理を
行う。一方、交通事故、急病などの緊急時、利用者は緊
急通報発信釦3を押下する。緊急通報発信釦3は、利用
者の押下操作により、押下されたことを示す操作信号を
緊急通報システム端末機器1の内部に有する制御部12
に出力する。制御部12は、緊急通報発信釦3からの操
作信号により緊急通報要求があったことを認識し、緊急
通報処理を開始する。
【0023】制御部12は、緊急通報連絡中であること
を利用者に知らせる通報処理表示手段7に、緊急通報連
絡時であることを知らせる信号を出力すると共に、位置
情報取得処理部14に現在の位置情報を要求する信号を
出力する。通報処理表示手段7は、緊急通報連絡時であ
ることを知らせる信号入力し、利用者に音声、インジケ
ータ照明などにより緊急通報発信中であることを知らせ
る。また、位置情報取得処理部14は、ナビゲーション
などの位置情報を生成する外部機器から入力した位置情
報、もしくは、ジャイロセンサ13から入力した車両の
進行方向、向きなどのデータと、GPS受信機17がG
PSアンテナ4から受信したデータ、車速パルス信号デ
ータなどにより生成した位置情報などのデータを制御部
12に出力する。
【0024】制御部12は、記憶部15から、警察、緊
急通報センターの電話番号を取得すると共に、その電話
番号を用いて緊急通報連絡手段11に電話発信などの発
信要求を行う。緊急通報連絡手段11は、通信アンテナ
2を用いて、通信事業者の基地局などを経由して、その
電話番号に該当する通話相手に電話発信処理を開始す
る。緊急通報連絡手段11は、通話相手からの発信応
答、もしくは通話中信号などの通話中に移行する信号を
受信した場合、通話状態に移行したと認識し、音声通話
制御、もしくはデータ通信制御に移行すると共に、通話
中に移行したことを知らせる信号を、制御部12に出力
する。制御部12は、通話に成功したと判断し、位置情
報取得処理部14から入手した位置情報などのデータ
を、通信事業者の基地局などを経由して当該電話番号に
対応する通話相手である警察、緊急通報センターなどに
発信する処理を行う。さらに、位置情報などのデータを
警察、緊急通報センターなどに転送するデータ通信処理
を終了した場合、音声通話に移行する。
【0025】音声通話に移行する場合、緊急通報連絡手
段11からの受信音声信号はハンズフリーシステム16
によりエコーキャンセルなどの処理を行いスピーカ6に
出力する。スピーカ6はハンズフリーシステム16から
の受信音声信号を鳴音する処理を行う。さらにマイク5
から入力した送信音声信号は、ハンズフリーシステム1
6によりエコーキャンセルなどの処理を行い、緊急通報
連絡手段11に出力される。音声通話時は、緊急通報シ
ステム端末機器1が搭載する車両に乗車する利用者と、
警察、緊急通報センターのオペレーターの間で音声通話
を行い、事故状況などの報告を音声により実行する。
【0026】(実施の形態2)図6は本発明の第2の実
施の形態における緊急通報システム端末機器の構成を示
し、図1に示した第1の実施の形態における通報処理表
示手段7の出力手段として、緊急通報連絡時の音声通話
に用いるハンズフリー用のスピーカ6を兼用するととも
に、緊急通報システム端末機器1に音声切替回路19を
設けたものである。音声切替回路19は、緊急通報連絡
処理を実行していることを利用者に知らせる際には、制
御部12からの鳴音制御信号によりビープ音をスピーカ
6から出力し、ハンズフリー通話を行う際には、ハンズ
フリーシステム16からの音声信号によりスピーカ6か
ら音声を出力するように、切り替え処理を行う。
【0027】(実施の形態3)図7は本発明の第3の実
施の形態における緊急通報システム端末機器の構成を示
し、図1に示した第1の実施の形態における通報処理表
示手段7の出力手段としてのスピーカSPを、オーディ
オ鳴音用のスピーカとして兼用するとともに、緊急通報
システム端末機器1に音声切替回路20を設けたもので
ある。音声切替回路20は、緊急通報連絡処理を実行し
ていることを利用者に知らせる際には、制御部12から
の鳴音制御信号によりビープ音をスピーカSPから出力
し、オーディオを鳴音させる際には、オーディオ機器か
らのオーディオ信号によりスピーカSPを鳴音させるよ
うに、切り替え処理を行う。
【0028】上記各実施の形態において、緊急通報連絡
処理時に通報処理表示手段7におけるインジケータ照
明、ビープ音、合成音声の全て、またはいずれかの組み
合わせ、またはいずれか1つを動作させるタイミング
は、以下の通りである。 a.緊急通報発信釦3の押下と同時。 b.緊急通報発信釦3の押下後の緊急通報連絡処理を開
始する時。 c.緊急通報発信釦3の押下後の緊急通報センターにダ
イヤル発信する時。 d.緊急通報発信釦3の押下後の緊急通報センターに通
信回線が接続した時。 e.緊急通報発信釦3の押下後の緊急通報センターに位
置情報などのデータを転送する時。 f.緊急通報発信釦3の押下から音声通話を実行するま
での間。 g.緊急通報発信釦3の押下後の緊急通報連絡処理を開
始してから音声通話を実行するまでの間。 h.緊急通報発信釦3の押下後の緊急通報センターにダ
イヤル発信してから音声通話を実行するまでの間。 i.緊急通報発信釦3の押下後の緊急通報センターに通
信回線が接続してから音声通話を実行するまでの間。 j.緊急通報発信釦3の押下後の緊急通報センターに位
置情報などのデータ転送を開始してから音声通話を実行
するまでの間。
【0029】また、通報処理表示手段7を動作させるタ
イミングは、次のように変更することもできる。 k.緊急通報発信釦3の押下から音声通話処理終了まで
の緊急通報連絡処理を実行している間、または緊急通報
発信釦3押下後の緊急通報連絡処理を開始してから音声
通話処理終了までの緊急通報連絡処理を実行している間
は、インジケータ照明により利用者に知らせ、緊急通報
発信釦3の押下から音声通話を実行するまでの間は、ビ
ープ音、合成音声により利用者に知らせる。 l.緊急通報発信釦3の押下から音声通話処理終了まで
の緊急通報連絡処理を実行している間、または緊急通報
発信釦3押下後の緊急通報連絡処理を開始してから音声
通話処理終了までの緊急通報連絡処理を実行している間
は、インジケータ照明により利用者に知らせ、緊急通報
発信釦3の押下後の緊急通報連絡処理を開始してから音
声通話を実行するまでの間は、ビープ音、合成音声によ
り利用者に知らせる。 m.緊急通報発信釦3の押下から音声通話処理終了まで
の緊急通報連絡処理を実行している間、または緊急通報
発信釦3押下後の緊急通報連絡処理を開始してから音声
通話処理終了までの緊急通報連絡処理を実行している間
は、インジケータ照明により利用者に知らせ、緊急通報
発信釦3の押下後の緊急通報センターにダイヤル発信し
てから音声通話を実行するまでの間は、ビープ音、合成
音声により利用者に知らせる。 n.緊急通報発信釦3の押下から音声通話処理終了まで
の緊急通報連絡処理を実行している間、または緊急通報
発信釦3押下後の緊急通報連絡処理を開始してから音声
通話処理終了までの緊急通報連絡処理を実行している間
は、インジケータ照明により利用者に知らせ、緊急通報
発信釦3の押下後の緊急通報センターに通信回線が接続
してから音声通話を実行するまでの間は、ビープ音、合
成音声により利用者に知らせる。 o.緊急通報発信釦3の押下から音声通話処理終了まで
の緊急通報連絡処理を実行している間、または緊急通報
発信釦3押下後の緊急通報連絡処理を開始してから音声
通話処理終了までの緊急通報連絡処理を実行している間
は、インジケータ照明により利用者に知らせ、緊急通報
発信釦3の押下後の緊急通報センターに位置情報などの
データ転送を開始してから音声通話を実行するまでの間
は、ビープ音、合成音声により利用者に知らせる。
【0030】さらに、通報処理表示手段7の動作は、次
のように変更することもできる。 p.緊急通報発信釦3押下後から緊急通報連絡処理を開
始するまで、緊急通報連絡処理開始からダイヤル発信ま
で、ダイヤル発信から通信回線接続まで、通信回線接続
から位置データなどのデータ転送処理完了まで、データ
転送処理完了から音声通話切り替えまでの各タイミング
において、インジケータ照明の点灯、点滅のパターン、
またはビープ音、合成音声などの鳴音パターンを変化さ
せることにより、緊急通報連絡処理における次段階への
移行を利用者に知らせる。 q.緊急通報発信釦3押下後から通信回線接続までと、
通信回線接続から音声通話切り替えまでの2段階に分け
て、インジケータ照明の点灯、点滅パターン、またはビ
ープ音、合成音声などの鳴音パターンを変化させること
により、データ転送が正常に行われたことを利用者に知
らせる。
【0031】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の緊急通報システム端末機器は、緊急通報発信処理釦押
下などの緊急通報発信時からデータ通信処理、および音
声通話処理などの緊急通報連絡処理時に、緊急通報連絡
状態であることを利用者に知らせるためのインジケータ
照明、ビープ音、合成音声などの通報処理表示手段を備
えているので、利用者に緊急通報連絡処理状態であるこ
とを正しく伝達することができ、利用者の不安を取り除
くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における緊急通報システ
ム端末機器の構成を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態1における通報処理表示手
段の構成を緊急通報システム端末機器の構成とともに示
すブロック図
【図3】本発明の実施の形態1における通報処理表示手
段の別の構成を緊急通報システム端末機器の構成ととも
に示すブロック図
【図4】本発明の実施の形態1における通報処理表示手
段の別の構成を緊急通報システム端末機器の構成ととも
に示すブロック図
【図5】本発明の実施の形態1における通報処理表示手
段の別の構成を緊急通報システム端末機器の構成ととも
に示すブロック図
【図6】本発明の実施の形態2における通報処理表示手
段の構成を緊急通報システム端末機器の構成とともに示
すブロック図
【図7】本発明の実施の形態3における通報処理表示手
段の構成を緊急通報システム端末機器の構成とともに示
すブロック図
【符号の説明】
1 緊急通報システム端末機器 2 通信アンテナ 3 緊急通報発信釦 4 GPSアンテナ 5 マイク 6 スピーカ 7 通報処理表示手段 11 緊急通報連絡手段 12 制御部 13 ジャイロセンサ 14 位置情報取得処理部 15 記憶部 16 ハンズフリーシステム 17 GPS受信機 18 音声生成回路 19 音声切替回路 20 音声切替回路(オーディオ用)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C087 AA12 AA23 AA32 AA40 AA42 AA44 BB12 BB20 BB62 BB64 BB74 DD03 DD14 EE16 EE18 FF01 FF04 FF05 FF17 FF23 FF30 GG23 GG55 GG66 GG70 GG83

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に搭載されて、緊急事態発生時に緊
    急通報発信釦を押下することによりセンターに対し緊急
    通報発信を行う緊急通報システム端末機器において、緊
    急通報発信釦が押下されて緊急通報連絡処理を実行する
    際に、緊急通報連絡処理中であることを利用者に光およ
    びまたは音により知らせる通報処理表示手段を備えた緊
    急通報システム端末機器。
  2. 【請求項2】 通報処理表示手段が、緊急通報連絡処理
    中であることをインジケータ照明により利用者に知らせ
    ることを特徴とする請求項1記載の緊急通報システム端
    末機器。
  3. 【請求項3】 通報処理表示手段が、緊急通報連絡処理
    中であることをビープ音により利用者に知らせることを
    特徴とする請求項1記載の緊急通報システム端末機器。
  4. 【請求項4】 通報処理表示手段が、緊急通報連絡処理
    中であることを合成音声により利用者に知らせることを
    特徴とする請求項1記載の緊急通報システム端末機器。
  5. 【請求項5】 通報処理表示手段が、ビープ音または合
    成音声の出力手段として、緊急通報連絡時の音声通話に
    用いるスピーカを併用することを特徴とする請求項3ま
    たは4記載の緊急通報システム端末機器。
  6. 【請求項6】 通報処理表示手段が、ビープ音または合
    成音声の出力手段として、同じ車両に搭載されているオ
    ーディオスピーカを併用することを特徴とする請求項3
    または4記載の緊急通報システム端末機器。
  7. 【請求項7】 請求項1から6のいずれかに記載の緊急
    通報システム端末機器と、緊急通報システムを統括し
    て、前記緊急通報システム端末機器からの緊急通報発信
    信号を受信して緊急出動を発動するセンターとを含む緊
    急通報システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100582769B1 (ko) * 2004-03-30 2006-05-22 김석경 차량 및 가정 내 방범상태 제어시스템
US7996150B2 (en) 2003-02-14 2011-08-09 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Mobile object position detecting method

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