JP2000222608A - カード処理装置 - Google Patents

カード処理装置

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JP2000222608A
JP2000222608A JP11021344A JP2134499A JP2000222608A JP 2000222608 A JP2000222608 A JP 2000222608A JP 11021344 A JP11021344 A JP 11021344A JP 2134499 A JP2134499 A JP 2134499A JP 2000222608 A JP2000222608 A JP 2000222608A
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card
magnetic
posture
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reversing unit
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JP11021344A
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Takeshi Miyashita
武 宮下
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Amano Corp
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  • Conveying Record Carriers (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁気カードに対して磁気情報をリード/ライ
トしたり、或は、プリンタによって印字等を行なったり
する際に、磁気カードを表裏逆向きにして差し込んだ
り、或は、前後を逆向きにして差し込んだ場合であって
も、磁気情報のリード/ライトやカード面に対する印刷
と言った後工程を的確に、且つ、支障無く行なえるよう
に工夫したカード反転機能を備えたカード処理装置を提
供する。 【解決手段】 カード搬送モータ6を備えたカード反転
ユニット3を、表裏反転モータ8と前後反転モータ10
によって表裏反転方向と前後反転方向に回動自在に構成
して、カード反転ユニット3に設けた磁気トラックセン
サ12S,12S′に差し込まれた磁気カードCKの磁
気トラックMTを検出させ、その検出結果から上記表裏
反転モータ8及び前後反転モータ10を作動してカード
反転ユニット3を反転させることにより、磁気カードC
Kを予め決められた姿勢になるように制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動料金精算機や
現金自動支払機と言った磁気カードを用いる各種機器に
利用されるものであって、具体的には、差し込まれた磁
気カードの姿勢を予め定めたカード姿勢になるように制
御して、磁気リーダやプリンタ等の後工程に送ることが
できるカード処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のカード処理装置には、従来より
例えば特開平4−302859号公報に記載された「ヘ
ッド反転機能を備えた磁気カードリーダ」や、特開平7
−93607号に記載された「記録媒体処理装置」、特
開平10−258556号公報に記載された「カード発
行システム」等が存在する。
【0003】上記1番目の公報には、磁気カードを4方
向のいずれの方向から差し込んでも、磁気ヘッドを回転
させてリード/ライトすることができる磁気カードリー
ダが記載されており、上記2番目の公報には、乗車券に
対して印刷処理する際に、乗車券の面を反転機構によっ
て一方向に揃えるカード処理装置が記載されており、ま
た、上記3番目の公報には、カードの挿入態様を判別
し、その判別結果によって印刷手段を変位させて印刷を
行なうカード発行システムが記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記1番目の
公報に記載されている磁気カードリーダの場合は、磁気
ヘッドを磁気カードの上下方向に位置を変えて回転する
ことにより、リード/ライトを行なうものであって、磁
気情報のリード/ライトは行なえても、例えば、磁気カ
ードの指定の面に印字を行なうことはできず、あえて印
字を行なうには、印字装置を磁気ヘッドと同様に2セッ
ト設けなくてはならないから、技術的にも又コスト的に
も得策ではなかった。
【0005】また、上記2番目の公報に記載されている
カード処理装置の場合は、乗車券を横方向に反転させて
一方に揃えるものであって、乗車券の前後を間違えて差
し込んだ場合に、その修正(姿勢制御)ができない問題
があり、更に、上記3番目の公報に記載されているカー
ド発行システムの場合は、カードの挿入態様に応じて印
刷手段を回転させることによって、カード印字をカード
の決められた面に行なうものであるから、印刷手段とし
て例えばドットプリンターの如き印刷装置を用いると、
装置全体の機構が複雑化して、高コスト化する問題があ
った。
【0006】従って本発明の技術的課題は、磁気カード
に対して磁気情報をリード/ライトしたり、或は、プリ
ンタによって印字等を行なったりする際に、磁気カード
を表裏逆向きにして差し込んだり、或は、前後を逆向き
にして差し込んだ場合であっても、磁気情報のリード/
ライトやカード面に対する印刷と言った後工程を的確
に、且つ、支障無く行なえるように工夫したカード反転
機能を備えたカード処理装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の技術的課題を解決
するために本発明で講じた手段は以下の如くである。
【0008】差し込まれた磁気カードの姿勢を予め定め
た姿勢に制御した後、磁気リーダやプリンタと言った後
工程に送るように構成したカード処理装置であって、
【0009】(1) 差し込まれた磁気カードをカード
反転ユニット内に送り込み、合せて該カードの表裏と前
後方向を検出して、検出された磁気カードの姿勢に応じ
て上記カード反転ユニットを表裏方向、又は、前後方
向、或は、その双方に反転させることにより、磁気カー
ドを所定のカード姿勢に制御するように構成すること。
(請求項1)
【0010】(2) 差し込まれた磁気カードをカード
反転ユニットの中に搬送するカード搬送手段と、搬送さ
れて来る磁気カードからその磁気トラックの位置を検出
して磁気カードの姿勢を検出するカード姿勢検出手段
と、姿勢検出の結果から上記のカード反転ユニットを表
裏方向又は前後方向、或は、その双方の方向に反転させ
て、磁気カードを予め定めたカード姿勢になるように制
御するカード反転制御手段とを具備すること。(請求項
2)
【0011】(3) カード搬送手段とカード姿勢検出
手段を、カード反転ユニットに組込んで構成すること。
(請求項3)
【0012】(4) 左右の固定フレームの間に席板を
磁気カードの搬送方向に対して前後方向に反転回動でき
るように軸支する一方、この席板にカード搬送手段とカ
ード姿勢検出手段を備えたカード反転ユニットを磁気カ
ードの搬送方向に対して左右表裏方向に反転できるよう
に取付けて、上記の席板とカード反転ユニットを、前後
反転モータと表裏反転モータによって夫々前後方向及び
表裏方向に反転回動できるように構成すること。(請求
項4)
【0013】(5) 席板に円形のガイド穴を穿設し、
カード反転ユニットには全体が円形を成すガイド板を設
けて、このガイド板を上記席板のガイド穴に回動自在に
嵌込むと共に、上記円形のガイド板の周面円周方向にギ
ヤ溝を形成し、席板に取付けた表裏反転モータの駆動ギ
ヤをこのギヤ溝に噛合させることにより、カード反転ユ
ニットを上記表裏反転モータの駆動に従って表裏方向に
反転回動するように構成すること。(請求項5)
【0014】 上記(1)で述べた請求項1に係る手
段によれば、磁気カードの差し込み方向に関係なく、現
状の差し込み方向(表裏と前後)を検出すると、カード
反転ユニットが回動して予め決められた所定のカード姿
勢に矯正するため、後工程の磁気リーダやプリンタ等に
対して磁気カードを必ず正しい姿勢で送り込むことがで
きるものであって、磁気リーダやプリンタ等の後処理装
置を連設固定するだけで、各種異なる姿勢で差し込まれ
て来る磁気カードに対しても、磁気情報のリード/ライ
トや、決められたカード面への印刷等の後工程を支障無
く行なうことを可能にする。
【0015】 上記(2)で述べた請求項2に係る手
段によれば、磁気カードがカード反転ユニットの中に収
まってからカード姿勢検出手段がカードの姿勢を検出
し、その後、カード反転制御手段がカード反転ユニット
を反転させて姿勢制御するため、磁気カード搬送のトラ
ブルや姿勢制御のトラブルを無くして、磁気カードを予
め定めた姿勢に速やかに、且つ、確実にセットすること
を可能にする。
【0016】 上記(3)で述べた請求項3に係る手
段によれば、カード反転ユニットにカード搬送手段とカ
ード姿勢検出手段の全てを組込んだため、装置全体を小
型化して姿勢制御の機能性を高めることを可能にする。
【0017】 上記(4)で述べた請求項4に係る手
段によれば、カード反転ユニットは、前後反転モータと
表裏反転モータによって前後と表裏の反転を夫々2軸に
よって行なうため、前後と表裏のカード姿勢をほぼ同時
に変えられるから、姿勢制御を極めて短時間の内に速や
かに済ませることを可能にする。
【0018】 上記(5)で述べた請求項5に係る手
段によれば、カード反転ユニットの左右横方向、即ち、
表裏方向への反転回動を、席板のガイド穴にガイドさせ
て表裏反転モータが極めて円滑に、且つ、安定した状態
で行なうことを可能にする。
【0019】以上の如くであるから、上記(1)〜
(5)の手段によって上述した技術的課題を解決して、
前記従来の技術の問題点を解消することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係るカード処理
装置の実施の形態を図面と共に説明すると、図1は本発
明の全体を説明した構成図であって、図中、Aはカード
反転ブロック、Bは磁気リーダブロック、Cはプリンタ
ブロックで、カード反転ブロックAに差し込まれた磁気
カードCK(図2)は、その姿勢が予め定めた姿勢とは
異なる場合に、カード反転ブロックAによって予め定め
た姿勢に反転制御された後、磁気リーダブロックBに送
り込まれて磁気トラックMT(図2)に対する磁気情報
のリード/ライトが成され、次いで、プリンタブロック
Cに送り込まれて決められたカード面に必要な印字が施
される仕組に成っている。
【0021】しかし、図1に示した構成は実施の一例で
あって、磁気リーダブロックBとプリンタブロックCの
いずれか一方のみをカード反転ブロックAに連結して使
用する場合、或は、磁気リーダブロックBとプリンタブ
ロックCの順番を前後入れ替えてカード反転ブロックA
に連結して使用する場合や、プリンタブロックCの代り
にスタンプ等の印字装置(図示省略)を用いる場合もあ
って、その選択は任意とする。
【0022】図2は上記カード反転ブロックAの平面
図、図3はその拡大斜視図であって、これ等の図面(特
に図3)に於いて、1,1は装置内に設けた左右の固定
フレーム、1Tは装置の底板、2はこれ等左右の固定フ
レーム1,1の間に軸9,9を用いて磁気カードCKの
搬送方向に対して前後方向に回転自在に軸支した席板、
2Aはこの席板2に穿設した円形のガイド穴、9Rは上
記一方の軸9の外端部に取付けたギヤ、10は上記一方
の固定フレーム1の外側に設けた前後反転モータ、10
Rは上記のギヤ9Rに噛合する該モータ10の駆動ピニ
オンで、前後反転モータ10の駆動によって席板2が前
後方向に反転回動する仕組に成っている。
【0023】また、3は磁気カードCKのカード搬送通
路(図示省略)に連なる差し込み口3Aを設けたカード
反転ユニットで、このユニット3の上下両面には、上下
全体で円形を成す半円形状のガイド板3B,3Bが設け
られ、このガイド板3B,3Bを上記席板2の円形のガ
イド穴2Aに嵌込むことにより、上記カード反転ユニッ
ト3の全体が席板2に対して表裏方向に反転回動自在に
取付けられている。
【0024】3Cは全体が円形を成す上記ガイド板3
B,3Bの外周面に形成したギヤ溝、8は席板2に取付
けた表裏反転モータ、7は一側を上記のギヤ溝3Cに噛
合し、他側を表裏反転モータ8の駆動ピニオン8Rに噛
合した連動ギヤであって、上記カード反転ユニット3の
全体はこの表裏反転モータ8の駆動によって表裏反転方
向(左右横方向)に反転回動するように構成されてい
る。
【0025】更に上述した図1乃至図3に於いて、6は
カード反転ユニット3に取付けたカード搬送モータ、6
Rはその駆動ピニオン、4Aはカード反転ユニット3の
内部に横架した回転軸、4はこの回転軸4Aに取付けた
カード搬送ローラ、5は同じく回転軸4Aに取付けた上
記カード搬送モータ6の駆動ピニオン6Rに噛合する連
動ギヤであって、上記カード搬送ローラ4はこのカード
搬送モータ6によって回転され、カード反転ユニット3
の差し込み口3Aに差し込んだ磁気カードCKを搬送す
ることができる。
【0026】更に図中、11Sと13Sは上記カード反
転ユニット3の入口と出口の部分に設けた第1カード検
出センサと第2カード検出センサで、第1カード検出セ
ンサ11Sが差し込み口3Aに差し込んだ磁気カードC
Kを検知すると、上記カード搬送モータ6が駆動して磁
気カードCKをカード反転ユニット3の搬送通路内に引
込み、更に、この引込まれた磁気カードCKの先端を上
記第2カード検出センサ13Sが検出すると、以下に述
べるカード反転処理が終るまでの間、カード搬送モータ
6を停止して磁気カードCKをカード反転ユニット3の
内部に保持する仕組に成っている。
【0027】12Sと12S′は、夫々上記磁気カード
CKの搬送通路に臨ました状態で、カード反転ユニット
3の左右両側の上下面に一対ずつ設けた合計4個の磁気
トラックセンサで、これ等両側の磁気トラックセンサ1
2S,12S′は、磁気カードCKが表裏或は前後を違
えた如何なる姿勢でカード反転ユニット3に差し込まれ
た場合でも、その磁気トラックMTの位置を検出して磁
気カードの差し込み姿勢を確認できる仕組に成ってい
る。
【0028】図4は上述した本発明に係るカード処理装
置の電気的構成を説明したブロック図で、図中、40は
制御部の中心を構成するCPU、41はシステムプログ
ラムを格納したメモリ、43はこれ等CPU40とメモ
リ41の間にバス42を介して接続したインターフエイ
ス回路であって、このインターフエイス回路43に上述
したカード搬送モータ6と、表裏反転モータ8と、前後
反転モータ10と、タイマー44と、第1と第2の各カ
ード検出センサ11S,13Sと、左右の磁気トラック
センサ12S,12S′と、上述した磁気リーダブロッ
クB及びプリンタブロックCが接続されていて、夫々が
上記メモリ41に格納されたプログラムに従って制御作
動する仕組に成っている。
【0029】即ち、上記のメモリ41には、カード反転
ユニット3の内部に差し込まれた磁気カードCKの磁気
トラックMTが、カード差し込み方向に向かって右上に
ある場合、即ち、右上の磁気トラックセンサ12Sが磁
気トラックMTを検知した場合(図2に示した正常な姿
勢での差し込みである場合)に、カード搬送モータ6を
駆動してそのままの姿勢で磁気カードCKを磁気リーダ
ブロックB及びプリンタブロックC側に送る通常プログ
ラムと、差し込まれた磁気カードCKの磁気トラックM
Tがカード差し込み方向に向かって右下にある場合(右
下の磁気トラックセンサ12Sが検知した場合)に、上
記前後反転モータ10を駆動して席板2と一緒にカード
反転ユニット3の全体を前後方向に180°反転させ
て、磁気カードCKを磁気トラックMTが右上に正常な
姿勢に反転制御する前後反転プログラムが格納されてい
る。
【0030】更に上記のメモリ41には、差し込まれた
磁気カードCKの磁気トラックMTがカード差し込み方
向に向かって左下にある場合(左下の磁気トラックセン
サ12S′が検知した場合)に、上記表裏反転モータ8
を駆動してカード反転ユニット3を表裏方向に180°
反転させて、磁気カードCKを磁気トラックMTが右上
にある正常な姿勢に反転制御する表裏反転プログラム
と、磁気トラックMTがカード差し込み方向に向かって
左上にある場合(左上の磁気トラックセンサ12S′が
検知した場合)に、上記表裏反転モータ8と前後反転モ
ータ10の両方を駆動して、カード反転ユニット3を表
裏方向と前後方向に夫々180°反転させて、磁気カー
ドCKを磁気トラックMTが右上にある正常な姿勢に反
転制御する表裏・前後反転プログラムが格納されてい
て、磁気カードCKを如何なる姿勢で差し込んでも、磁
気トラックMTを右上にした正常な姿勢に反転できる仕
組に成っている。
【0031】図5は上述した姿勢制御の処理手順を説明
したフローチヤートであって、ステップS1,S2,S
3の各処理が進んで、ステップS4で磁気トラックMT
が右上であると判定された場合、即ち、正常な姿勢であ
ると判定された場合は、ステップS5乃至S8の各処理
が成されて磁気データのリード/ライトと印字が行なわ
れるが、姿勢が正常でないと判定された場合は、ステッ
プS9に進んで第2カード検出センサ13Sによるカー
ド検出、ステップS10のカード搬送モータ6の停止の
各処理を行なった後、ステップS11に進んで磁気トラ
ックMTが左下にあるか否かが判定される。
【0032】ステップS11で左下、つまり左下の磁気
トラックセンサ12S′が磁気トラックMTを検出した
場合は、ステップS12に進んで表裏反転モータ8がカ
ード反転ユニット3を表裏方向に回転させて、磁気カー
ドCKの姿勢を磁気トラックMTが右上の正常状態に反
転し、次いで、ステップS13で上述したタイマー44
がタイムアップ(この時点で180°反転が完了する)
すると、次のステップS14で表裏反転モータ8を停止
し、更に、ステップS15でカード搬送モータ6を再起
動して前述したステップS5乃至S8の磁気データのリ
ード/ライトと印字の各処理に進む。
【0033】また、上記のステップS11で左下でない
と判定された場合は、ステップS16に進んで左上であ
るか否か、つまり左上の磁気トラックセンサ12S′が
磁気トラックMTを検出したか否かが判定され、検出し
た場合はステップS17,S18,S19に進んで表裏
反転モータ8と前後反転モータ10の両方を作動してカ
ード反転ユニット3を表裏方向に、且つ、席板2を前後
方向に夫々180°反転させて、磁気カードCKの姿勢
を正常制御した後、上述したステップS15以降の処理
に進む。
【0034】更に上記のステップS16で左上でないと
判定された場合は、ステップS20に進んで右下である
か否か、つまり、右下の磁気トラックセンサ12Sが磁
気トラックMTを検出したか否かが判定され、検出した
場合は次のステップS21,S22,S23に進んで前
後反転モータ10で席板2を前後方向に180°反転さ
せて磁気カードCKを正常な姿勢に制御した後、上記ス
テップS15以降の処理に進む。
【0035】尚、図面には磁気カードCKを直接カード
反転ユニット3の差し込み口3Aに差し込む構成が示さ
れているが、他の搬送装置や処理装置等を介して差し込
むようにしてもよく、その選択は任意とする。また、上
記の各ステップS13,S18,S22では、タイマー
44のタイムアップに従って各モータ8,10の回転を
停止するように構成しているが、代りにホームポジショ
ンセンサーを設けて、このセンサーの検知によって各モ
ータ8,10を停止するようにしてもよい。
【0036】而して図1に於いて、20Sと27Sは磁
気リーダブロックBのカード検出センサ、21,22,
23は搬送ベルト24を掛渡した回転プーリ、21T,
22T,23Tはテンションローラ、25と26は磁気
ヘッドとヘッドローラを示し、更に、30と30Aはプ
リンタブロックCのドットプリンタとプラテンローラ、
31,32は搬送用の駆動ローラで、31Tと32Tは
テンションローラ、33Sはカード検出センサを示す。
【0037】
【発明の効果】以上述べた次第で、本発明に係るカード
処理装置によれば、磁気カードを如何なる姿勢で差し込
んでも、これを正しく姿勢制御して後工程の磁気リーダ
やプリンタ等に送り込むことができるため、磁気リーダ
による磁気情報のリード/ライトを支障無く行なうこと
ができると共に、磁気カードの決められた印刷面に印字
等を行なうことができるものであって、構成が比較的簡
単で全体を小型化でき、且つ、製造コストを安くできる
点と相俟って、自動料金精算機や現金自動支払機と言っ
た磁気カードを用いる各種機器や装置に用いて、洵に好
適なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るカード処理装置の全体を説明した
構成図である。
【図2】本発明の要部であるカード反転ユニットの平面
図である。
【図3】カード反転ユニットを含むカード反転ブロック
を拡大して示した斜視図である。
【図4】本発明の電気的構成を説明したブロック図であ
る。
【図5】本発明による磁気カードの姿勢制御の処理手順
を説明したフローチャートである。
【符号の説明】
A カード反転ブロック B 磁気リーダブロックB C プリンタブロック CK 磁気カード MT 磁気トラック 1 固定フレーム 2 席板 2A ガイド穴 3 カード反転ユニット 3A カード差し込み口 3B ガイド板 6 カード搬送モータ 8 表裏反転モータ 10 前後反転モータ 12S,12S′ 磁気トラックセンサ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 差し込まれた磁気カードの姿勢を予め定
    めた姿勢に制御した後、磁気リーダやプリンタと言った
    後工程に送るように構成したカード処理装置であって、 差し込まれた磁気カードをカード反転ユニット内に送り
    込み、合せて該カードの表裏と前後方向を検出して、検
    出された磁気カードの姿勢に応じて上記カード反転ユニ
    ットを表裏方向、又は、前後方向、或は、その双方に反
    転させることにより、磁気カードを所定のカード姿勢に
    制御するように構成したことを特徴とするカード処理装
    置。
  2. 【請求項2】 差し込まれた磁気カードをカード反転ユ
    ニットの中に搬送するカード搬送手段と、搬送されて来
    る磁気カードからその磁気トラックの位置を検出して磁
    気カードの姿勢を検出するカード姿勢検出手段と、姿勢
    検出の結果から上記のカード反転ユニットを表裏方向又
    は前後方向、或は、その双方の方向に反転させて、磁気
    カードを予め定めたカード姿勢になるように制御するカ
    ード反転制御手段とを具備して成ることを特徴とする請
    求項1記載のカード処理装置。
  3. 【請求項3】 カード搬送手段とカード姿勢検出手段
    を、カード反転ユニットに組込んで構成したことを特徴
    とする請求項2記載のカード処理装置。
  4. 【請求項4】 左右の固定フレームの間に席板を磁気カ
    ードの搬送方向に対して前後方向に反転回動できるよう
    に軸支する一方、この席板にカード搬送手段とカード姿
    勢検出手段を備えたカード反転ユニットを磁気カードの
    搬送方向に対して左右表裏方向に反転できるように取付
    けて、上記の席板とカード反転ユニットを、前後反転モ
    ータと表裏反転モータによって夫々前後方向及び表裏方
    向に反転回動できるように構成したことを特徴とする請
    求項1、2又は3記載のカード処理装置。
  5. 【請求項5】 席板に円形のガイド穴を穿設し、カード
    反転ユニットには全体が円形を成すガイド板を設けて、
    このガイド板を上記席板のガイド穴に回動自在に嵌込む
    と共に、上記円形のガイド板の周面円周方向にギヤ溝を
    形成し、席板に取付けた表裏反転モータの駆動ギヤをこ
    のギヤ溝に噛合させることにより、カード反転ユニット
    を上記表裏反転モータの駆動に従って表裏方向に反転回
    動するように構成したことを特徴とする請求項4記載の
    カード処理装置。
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