JP2000220466A - 建設機械 - Google Patents

建設機械

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JP2000220466A
JP2000220466A JP11020598A JP2059899A JP2000220466A JP 2000220466 A JP2000220466 A JP 2000220466A JP 11020598 A JP11020598 A JP 11020598A JP 2059899 A JP2059899 A JP 2059899A JP 2000220466 A JP2000220466 A JP 2000220466A
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JP
Japan
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frame
hinge
engine room
pin
room cover
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JP11020598A
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English (en)
Inventor
Toshibumi Ogiwara
俊文 荻原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Zenoah Co
Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Zenoah Co
Komatsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 本発明の課題は、フレームに搭載されたエンジン等に対
する諸作業を容易に実施することを可能とした建設機械
の提供にある。本発明に関わる油圧ショベル(建設機械)
1は、フレーム3Aに搭載されたエンジンE等を囲繞す
るエンジンルームカバー3Bを、該エンジンルームカバ
ー3Bをフレーム3Aに対して着脱自在に支承するヒン
ジ10により、フレーム3Aに対して開閉自在に支承し
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は建設機械に関し、詳
しくはフレームに搭載されたエンジン等を囲繞するエン
ジンルームカバーを、ヒンジを介して上記フレームに対
し開閉自在に支承して成る建設機械に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図18〜図20に示す油圧ショベル(建
設機械)Aは、作業機Bを移動可能に支承する上部旋回
体Cを、下部走行体Dに対して旋回可能に配設してお
り、上部旋回体Cのフレーム(レボルビングフレーム)C
aには、エンジンE、オイルタンクF、ラジエータG、
燃料タンクH、バッテリーI等が搭載されている。
【0003】さらに、上部旋回体CのフレームCaに
は、エンジンE等を囲繞するエンジンルームカバーCb
が設けられ、このエンジンルームカバーCbは、エンジ
ンE等のメインテナンスを考慮して、ヒンジJを介して
フレームCaに開閉自在に支承されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図19およ
び図20に示す如く、上記エンジンルームカバーCb
は、開成した状態においてもエンジンE等の後方に位置
しているため、エンジンEに対する大掛かりなメインテ
ナンスや、オイルタンクFに対するオイルエレメントの
交換等を行なう際、作業の邪魔となってしまう不都合が
あった。
【0005】本発明の目的は上記実状に鑑みて、フレー
ムに搭載されたエンジン等に対する諸作業を容易に実施
することを可能とした建設機械を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段および効果】請求項1の発
明に関わる建設機械は、フレームに搭載されたエンジン
等を囲繞するエンジンルームカバーを、ヒンジを介して
上記フレームに対し開閉自在に支承して成る建設機械で
あって、フレームに対してエンジンルームカバーを着脱
自在に支承するヒンジにより、上記フレームに対してエ
ンジンルームカバーを開閉自在に支承している。上記構
成によれば、フレームからエンジンルームカバーを取り
外すことによって、エンジンルームの周囲に十分に作業
スペースを確保することが可能となり、もってフレーム
に搭載されたエンジン等に対する諸作業を容易に実施す
ることが可能となる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、実施例を示す図面に基づい
て、本発明を詳細に説明する。図1および図2に示す、
本発明に関わる油圧ショベル(建設機械)1は、図18
〜図20に示した油圧ショベルAと同様、作業機2を移
動可能に支承する上部旋回体3を、下部走行体4に対し
て旋回可能に配設しており、上部旋回体3のフレーム
(レボルビングフレーム)3Aには、エンジンE、オイル
タンクF、ラジエータG、燃料タンクH、バッテリーI
等が搭載されている。
【0008】さらに、上部旋回体3のフレーム3Aに
は、エンジンE等を囲繞するエンジンルームカバー3B
が設けられ、このエンジンルームカバー3Bは、エンジ
ンE等のメインテナンスを考慮して、フレーム3Aにヒ
ンジ10を介して開閉自在に支承されている。
【0009】図3〜図6に示す如く、エンジンルームカ
バー3Bをフレーム3Aに支承するヒンジ10は、フレ
ーム3Aに取り付けられたフレーム側アセンブリ20
と、エンジンルームカバー3Bに設けられたカバー側ア
センブリ30とから構成されている。
【0010】フレーム側アセンブリ20は、フレーム3
Aに固定されたベース21と、このベース21に立設さ
れた左右の支持プレート22L,22R、および中間支
持プレート23を有しており、一方の支持プレート22
Lには固定ピン24が固設されている。
【0011】また、他方の支持プレート22Rと中間支
持プレート23には、可動ピン25が軸方向へ移動自
在、かつ軸回りに回転自在に嵌挿しており、この可動ピ
ン25は、中間支持プレート23との間に介装されたバ
ネSにより、先端部25aが支持プレート22Rから突
出する方向へ付勢されている。
【0012】なお、図中の符号26aはバネSを押さえ
るワッシャ、符号26bはワッシャ26aを固定するピ
ン、符号26cは可動ピン25を引過ぎた時に先端部2
5aが支持プレート22Rから脱落することを防ぐため
のカラーである。
【0013】また、可動ピン25にはストッパプレート
27が固設されており、該ストッパプレート27が中間
支持プレート23の支持部23aと当接することで、可
動ピン25における先端部25aの突出寸法が規制さ
れ、かつ後述する如くストッパプレート27を中間支持
プレート23のストッパリブ23bに係止させることに
より、可動ピン25の先端部25aが縮退位置に保持さ
れることとなる。
【0014】一方、カバー側アセンブリ30は、エンジ
ンルームカバー3Bに固定されたベースプレート31
と、このベースプレート31に立設された左右のヒンジ
アーム32L,32Rとから成り、上記ヒンジアーム3
2L,32Rには、各々ピン孔32La,32Raが設
けられている。
【0015】ここで、図5〜図7に示す如く、カバー側
アセンブリ30におけるヒンジアーム32Lのピン孔3
2Laに、フレーム側アセンブリ20の固定ピン24が
嵌入し、かつカバー側アセンブリ30におけるヒンジア
ーム32Rのピン孔32Raに、フレーム側アセンブリ
20における可動ピン25の先端部25aが嵌入してい
る状態において、エンジンルームカバー3Bは、ヒンジ
10における固定ピン24および可動ピン25の先端部
25aを中心として、フレーム3Aに対して開閉自在に
揺動支持されることとなる。
【0016】一方、エンジンルームカバー3Bを開成し
た状態において、オペレータが可動ピン25の摘み部2
5bを掴み、該可動ピン25をバネSの付勢力に抗して
軸方向に移動させるとともに軸回りに回転させて、図8
に示す如くストッパプレート27を中間支持プレート2
3のストッパリブ23bに係止させることにより、可動
ピン25は先端部25aが支持プレート22Rに没した
縮退位置に保持されることとなる。
【0017】このように、可動ピン25が縮退位置に保
持されることによって、該可動ピン25における先端部
25aが、カバー側アセンブリ30のヒンジアーム32
Rにおけるピン孔32Raから抜去される。
【0018】この状態において、フレーム側アセンブリ
20に対しカバー側アセンブリ30を傾け、ヒンジアー
ム32Lのピン孔32Laから固定ピン24を抜去する
ことによって、ヒンジ10におけるフレーム側アセンブ
リ20とカバー側アセンブリ30との連結が解かれ、フ
レーム3Aからエンジンルームカバー3Bを取り外すこ
とが可能となる。
【0019】このとき、可動ピン25はストッパプレー
ト27により縮退位置に保持されているので、オペレー
タが可動ピン25を保持しておく必要がなく、もってエ
ンジンルームカバー3Bの取外し作業は極めて容易なも
のとなる。
【0020】図9に示す如く、フレーム3Aからエンジ
ンルームカバー3Bを取り外すことにより、エンジンル
ームの周囲に十分な作業スペースが確保されることとな
る。かくして、エンジンルームカバー3Bに邪魔される
ことなく、エンジンルームの全周方向からエンジンE等
にアクセスすることができ、例えばエンジンEに対する
メインテナンス等の諸作業を容易に実施することが可能
となる。
【0021】なお、フレーム3Aにエンジンルームカバ
ー3Bを取付ける場合には、上述した取外し作業と逆の
手順、つまり可動ピン25を縮退位置に保持した状態
で、ヒンジアーム32Lのピン孔32Laに固定ピン2
4を挿入し、こののち可動ピン25を回転させてストッ
パプレート27とストッパリブ23bとの係合を解き、
可動ピン25の先端部25aをヒンジアーム32Rのピ
ン孔32Raに挿入すればよい。
【0022】図10〜図12に示すヒンジ110のフレ
ーム側アセンブリ120は、フレーム3A(図1参照)に
固定されたベース121、および該ベース121に立設
された左右の支持プレート122L,122Rを有し、
支持プレート122Lには固定ピン123が固設され、
支持プレート122Rにはピン孔122Raが形成され
ている。
【0023】一方、ヒンジ110のカバー側アセンブリ
130は、エンジンルームカバー3B(図1参照)に固定
されたベースプレート131と、左右のヒンジアーム1
32L,132Rとを有し、一方のヒンジアーム132
Lにはピン孔132Laが形成されている。
【0024】また、他方のヒンジアーム132Rには、
コ字状の支持フレーム133が固設されており、上記ヒ
ンジアーム132Rと支持フレーム133とには、可動
ピン134が軸方向へ移動自在、かつ軸回りに回転自在
に嵌挿しており、この可動ピン134は、支持フレーム
133との間に介装されたバネSで、先端部134aが
ヒンジアーム132Rから突出する方向へ付勢されてい
る。
【0025】さらに、可動ピン134の後部には、スト
ッパ部134bが屈曲形成されており、一方、支持フレ
ーム133には、上記ストッパ部134bを係止させる
ことによって、可動ピン134の先端部134aを縮退
位置に保持させるストッパ部133sが形成されてい
る。
【0026】ここで、図11に示す如く、カバー側アセ
ンブリ130におけるヒンジアーム132Lのピン孔3
2Laに、フレーム側アセンブリ120の固定ピン12
3が嵌入し、かつフレーム側アセンブリ120における
支持プレート122Rのピン孔32Raに、カバー側ア
センブリ130における可動ピン134の先端部134
aが嵌入している状態において、エンジンルームカバー
3B(図1参照)は、ヒンジ110における固定ピン12
3および可動ピン134の先端部134aを中心とし
て、フレーム3A(図1参照)に対して開閉自在に揺動支
持されることとなる。
【0027】一方、エンジンルームカバー3B(図1参
照)を開成した状態において、オペレータが可動ピン1
34をバネSの付勢力に抗して軸方向に移動させるとと
もに軸回りに回転させて、図12に示す如くストッパ部
134bを支持フレーム133のストッパ部133sに
係止させることにより、可動ピン134は先端部134
aがヒンジアーム132Rに没した縮退位置に保持され
ることとなる。
【0028】このように、可動ピン134が縮退位置に
保持されることによって、該可動ピン134における先
端部134aが、フレーム側アセンブリ120の支持プ
レート122Rのピン孔122Raから抜去される。
【0029】この状態において、フレーム側アセンブリ
120に対してカバー側アセンブリ130を傾け、ヒン
ジアーム132Lのピン孔132Laから固定ピン12
3を抜去することによって、ヒンジ110におけるフレ
ーム側アセンブリ120とカバー側アセンブリ130と
の連結が解かれ、フレーム3A(図1参照)からエンジン
ルームカバー3B(図1参照)を取り外すことが可能とな
る。
【0030】このとき、可動ピン134は縮退位置に保
持されているので、オペレータが可動ピン134を保持
しておく必要がなく、もってエンジンルームカバー3B
(図1参照)の取外し作業は極めて容易なものとなる。
【0031】また、フレーム3A(図1参照)にエンジン
ルームカバー3B(図1参照)を取付ける場合には、上述
した取外し作業と逆の手順、つまり可動ピン134を縮
退位置に保持した状態で、ヒンジアーム132Lのピン
孔132Laに固定ピン123を挿入し、こののち可動
ピン134を回転させ、可動ピン134のストッパ部1
34bと、支持フレーム133のストッパ部133sと
の係合を解き、可動ピン134の先端部134aを支持
プレート122Rのピン孔122Raに挿入すればよ
い。
【0032】図13および図14に示すヒンジ210の
フレーム側アセンブリ220は、フレーム3A(図1参
照)に固定されたベース221、および該ベース221
に立設された左右の支持プレート222L,222Rを
有している。
【0033】これら支持プレート222L、222Rに
は、各々固定ピン223L,223Rが固設されてお
り、一方の固定ピン223Rには、止めピン(βピン)P
を装着するための貫通孔223Raが形成されている。
【0034】一方、カバー側アセンブリ230は、エン
ジンルームカバー3B(図示せず)に固定されたベースプ
レート231と、このベースプレート231に立設され
た左右のヒンジアーム232L,232Rとから成り、
上記ヒンジアーム232L,232Rには、各々ピン孔
232La,232Raが設けられている。
【0035】ここで、図14に示す如く、カバー側アセ
ンブリ230におけるヒンジアーム232Lのピン孔2
32La、およびヒンジアーム232Rのピン孔232
Raに、それぞれフレーム側アセンブリ220の固定ピ
ン223Lおよび固定ピン223Rが嵌入され、抜け止
めとしてのワッシャWを止めピンPによって固定ピン2
23Rに装着した状態において、エンジンルームカバー
3B(図1参照)は、ヒンジ210の固定ピン223L,
223Rを中心として、フレーム3A(図1参照)に対
して開閉自在に揺動支持されることとなる。
【0036】一方、止めピンPを抜いて固定ピン223
RからワッシャWを取外したのち、フレーム側アセンブ
リ220に対して、カバー側アセンブリ230を固定ピ
ン223L,223Rの軸方向へ移動させ、ピン孔23
2La,232Raから固定ピン223L,223Rを
抜去することによって、ヒンジ210におけるフレーム
側アセンブリ220とカバー側アセンブリ230との連
結が解かれ、フレーム3A(図1参照)からエンジンルー
ムカバー3B(図1参照)を取り外すことが可能となる。
【0037】上述した構成のヒンジ210は、構造が極
めて簡易であるために、取り扱いが容易で動作不良の発
生も極く少なく、生産に関わるコストも極めて廉価に抑
えることができる。
【0038】なお、フレーム3A(図1参照)にエンジン
ルームカバー3B(図1参照)を取付ける場合には、上述
した取外し作業と逆の手順、つまりカバー側アセンブリ
230のピン孔232La,232Raに、フレーム側
アセンブリ220の固定ピン223L,223Rを挿入
したのち、止めピンPによってワッシャWを固定ピン2
23Rに装着すればよい。
【0039】図15〜図17に示すヒンジ310のフレ
ーム側アセンブリ320は、フレーム3A(図1参照)に
固定されたベース321、および該ベース321に立設
された左右の支持プレート322L,322Rを有して
いる。
【0040】これら支持プレート322L、322Rに
は、各々固定ピン323L,323Rが固設されてお
り、それぞれの固定ピン323L,323Rの中央部に
は、外周面を切り欠いて成る幅細部323La,323
Raが形成されている。
【0041】一方、カバー側アセンブリ330は、エン
ジンルームカバー3B(図示せず)に固定されたベースプ
レート331と、このベースプレート331に立設され
た左右のヒンジアーム332L,332Rとから成り、
上記ヒンジアーム332L,332Rには、各々ピン孔
332La,332Raが設けられている。
【0042】さらに、ヒンジアーム332Lには、ピン
孔332Laと連通する開口部332Lbが形成され、
またヒンジアーム332Rには、ピン孔332Raと連
通する開口部332Rbが形成されている。
【0043】ここで、図16および図17に示す如く、
カバー側アセンブリ330におけるヒンジアーム332
Lのピン孔332La、およびヒンジアーム332Rの
ピン孔332Raに、それぞれフレーム側アセンブリ3
20の固定ピン323Lおよび固定ピン323Rが嵌入
され、固定ピン323Rの幅細部323Raに嵌着した
クリップQにより、抜け止めとしてのワッシャWを固定
ピン323Rに装着した状態において、エンジンルーム
カバー3B(図1参照)は、ヒンジ310の固定ピン32
3L,323Rを中心として、フレーム3A(図1参
照)に対して開閉自在に揺動支持されることとなる。
【0044】一方、エンジンルームカバー3B(図1参
照)を開成した状態において、クリップQを抜いて固定
ピン323RからワッシャWを取外したのち、フレーム
側アセンブリ320に対して、カバー側アセンブリ33
0を固定ピン323L,323Rの軸方向へ移動させ、
各ヒンジアーム332L,332Rを、各固定ピン32
3L,323Rの各幅細部323La,323Raに臨
ませたのち、カバー側アセンブリ330を上方に移動さ
せ、各ヒンジアーム332L,332Rにおける各開口
部332Lb,332Rbを介して、ピン孔332L
a,332Raから固定ピン323L,323Rを抜去
することにより、ヒンジ310におけるフレーム側アセ
ンブリ320とカバー側アセンブリ330との連結が解
かれ、フレーム3A(図1参照)からエンジンルームカバ
ー3B(図1参照)を取り外すことが可能となる。
【0045】また、フレーム3A(図1参照)にエンジン
ルームカバー3B(図1参照)を取付ける場合には、上述
した取外し作業と逆の手順、つまりカバー側アセンブリ
330の各ヒンジアーム332L,332Rにおける各
開口部332Lb,332Rbを、フレーム側アセンブ
リ320の各固定ピン323L,323Rにおける各幅
細部323La,323Raの上方に臨ませ、カバー側
アセンブリ330を上方から落とし込むことによって、
各ピン孔332La,332Raに、各固定ピン323
L,323Rを挿入し、次いでカバー側アセンブリ33
0を固定ピン323L,323Rの軸方向へ移動させた
のち、固定ピン323Rの幅細部323Raに嵌着した
クリップQにより、抜け止めとしてのワッシャWを固定
ピン323Rに装着すればよい。
【0046】ここで、上記構成のヒンジ310によれ
ば、上述した如くフレーム側アセンブリ320に対する
カバー側アセンブリ330の上下移動によって、各ピン
孔332La,332Raに対する各固定ピン323
L,323Rの挿入/抜去を行うことができるので、特
にフレーム3Aに対してエンジンルームカバー3Bを取
付ける場合、各固定ピン323L,323Rにおける軸
線の延長上に、各ピン孔332La,332Raを位置
合わせする必要がなく、もってエンジンルームカバー3
Bの取付け作業を極めて簡易に行うことが可能となる。
【0047】なお、上述した各実施例においては、作業
機を移動可能に支承する上部旋回体を、下部走行体に対
して旋回可能に配設して成る油圧ショベルに、本発明を
適用した例を示したが、フレームに搭載されたエンジン
等を囲繞するエンジンルームカバーを、ヒンジを介して
上記フレームに対し開閉自在に支承して成る建設機械で
あれば、油圧ショベル以外の様々な建設機械に対して
も、本発明を有効に適用し得ることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における建設機械を示す外観側面図。
【図2】本発明における建設機械のエンジンルームカバ
ーを開いた状態を示す要部平面図。
【図3】本発明に関わる建設機械のヒンジを示す側面
図。
【図4】本発明に関わる建設機械のヒンジを示す分解斜
視図。
【図5】本発明に関わる建設機械のヒンジを示す正面
図。
【図6】本発明に関わる建設機械のヒンジを示す平面
図。
【図7】(a)および(b)は、本発明に関わる建設機械の
ヒンジを示す要部断面図。
【図8】(a)および(b)は、本発明に関わる建設機械の
ヒンジを示す要部断面図。
【図9】本発明に関わる建設機械のエンジンルームカバ
ーを取り外した状態を示す要部平面図。
【図10】本発明に関わる建設機械のヒンジの他の実施
例を示す分解斜視図。
【図11】図10に示したヒンジの結合状態を示す概念
的な正面図。
【図12】図10に示したヒンジの分離状態を示す概念
的な要部正面図。
【図13】本発明に関わる建設機械のヒンジの他の実施
例を示す分解斜視図。
【図14】図13に示したヒンジの結合状態を示す概念
的な正面図。
【図15】本発明に関わる建設機械のヒンジの他の実施
例を示す分解斜視図。
【図16】図15に示したヒンジの結合状態を示す概念
的な正面図。
【図17】(a)および(b)は、図16中のa−a線断面
図およびb−b線断面図。
【図18】一般的な建設機械を示す外観側面図。
【図19】エンジンルームカバーを開いた状態を示す建
設機械の要部側面図。
【図20】エンジンルームカバーを開いた状態を示す建
設機械の要部平面図。
【符号の説明】
1…油圧ショベル(建設機械)、 3A…フレーム、 3B…エンジンルームカバー、 10,110,210,310…ヒンジ、 E…エンジン。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレームに搭載されたエンジン等を囲繞
    するエンジンルームカバーを、ヒンジを介して上記フレ
    ームに対し開閉自在に支承して成る建設機械であって、 上記ヒンジが上記フレームに対して上記エンジンルーム
    カバーを着脱自在に支承することを特徴とする建設機
    械。
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