JP2000219779A - ゴム組成物の製造方法 - Google Patents
ゴム組成物の製造方法Info
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Abstract
低燃費性、ウェット性能、加工性・作業性に優れたゴム
組成物を得ることのできる製造方法を提供する。 【解決手段】 溶液重合により得られたゴム成分100
重量部に対し、シリカ5〜100重量部、シリカ重量に
対して2〜20重量%のシランカップリング剤およびシ
リカ重量に対して2〜20重量%のpHが8〜12の塩
基性水溶液を配合して混練りすることを特徴とするゴム
組成物の製造方法。
Description
グ剤を用いてシリカを配合したゴム組成物の製造方法で
あって、加工性、転がり摩擦抵抗特性(燃費特性)、耐
摩耗性にとくに優れたゴム組成物の製造方法に関する。
年、自動車に対する安全性および低燃費性への要求にと
もなって、タイヤ用ゴム材料においてウェットスキッド
特性、燃費特性、耐摩耗性の同時改良が望まれている
が、お互いに二律背反の関係にあることはよく知られて
いる。
としては、低発熱化充填剤としてシリカを使用する方法
などが知られている。
であるシラノール基の水素結合により粒子同士が凝集す
る傾向にあり、分散が不充分となるために加工性に劣る
などの問題を生じる。
てシランカップリング剤を用いる方法が開発されてい
る。
よってもゴム組成物の作用性および加工性を高水準なも
のとするには尚不充分である。
工性の問題に対しては、たとえば特開平9−13699
6号公報に、スチレン−ブタジエンゴム、シリカ、カー
ボンブラックおよび天然樹脂系ロジンを含むゴム組成物
からなるタイヤが開示されている。また、天然樹脂系ロ
ジンとしては、ロジン、水素添加ロジンやロジンエステ
ル類などのロジン誘導体を用い得ることが記載されてい
る。これらは軟化剤として作用すると考えられるが、シ
リカの分散性などの点で満足のいくものではない。ま
た、特開平9−328579号公報には、スチレン−ブ
タジエンゴム、天然ゴムおよびイソプレンゴムからなる
ジエン系ゴムに、ロジンを無水マレイン酸やフマル酸な
どとディールス−アルダー反応させた変性ロジンを配合
したゴム組成物が開示されているが、加工性などに改善
はみられるものの充分ではない。また、特開平10−8
7881号公報には、天然ゴムとイソプレンゴムからな
るジエン系ゴムに、シリカ、カーボンブラックおよびポ
リシロキサン化合物を配合したゴム組成物からなるタイ
ヤが開示されており、シランカップリング剤やロジン系
樹脂(前記ロジン誘導体や変性ロジン)を含有し得るこ
とが記載されているが、加工性などに一定の効果はある
ものの充分ではない。
に鑑み、押し出しなどの加工において、作業性を低下さ
せることのないシリカとゴムとの相溶性を高めたゴム組
成物を得るべく鋭意検討した結果、pH8〜12の塩基
性水溶液、とくに所定量のロジン酸セッケン水溶液を配
合して製造したゴム組成物が、シリカの分散に効果的で
あるだけでなく、加工性、燃費特性、耐摩耗性に優れた
特性を有することを見出し、本発明を完成するに至っ
た。
れたゴム成分100重量部に対し、シリカ5〜100重
量部、シリカ重量に対して2〜20重量%のシランカッ
プリング剤およびシリカ重量に対して2〜20重量%の
pHが8〜12の塩基性水溶液を配合して混練りするこ
とを特徴とするゴム組成物の製造方法(請求項1)、塩
基性水溶液が有機酸塩の水溶液である請求項1記載の製
造方法(請求項2)、溶液重合により得られたゴム成分
100重量部に対し、シリカ5〜100重量部、シリカ
重量に対して2〜20重量%のシランカップリング剤お
よびロジン酸セッケン水溶液をロジン酸セッケンの配合
量がシリカ重量に対して0.25〜5重量%になるよう
に配合して混練りすることを特徴とする請求項1記載の
ゴム組成物の製造方法(請求項3)および5重量%≦X
+Y≦17重量%を満足し、Xがシリカ重量に対するシ
ランカップリング剤の配合量であり、Yがシリカ重量に
対するロジン酸セッケンの配合量である請求項3記載の
製造方法(請求項4)に関する。
は、溶液重合により得られた溶液重合ポリマーからなる
ゴム成分に、シリカ、シランカップリング剤およびシリ
カとシランカップリング剤との反応を促進させるため
に、塩基性水溶液、さらにロジン酸セッケン水溶液が配
合されて混練りされる。
液重合法により製造されるゴム工業で一般に使用されて
いる種々の溶液重合ポリマーを単独で、またはブレンド
して使用することができる。ゴム工業では、一般に乳化
重合ポリマーなども使用されるが、とくに溶液重合ポリ
マーを用いるのは、塩基性水溶液の効果を阻害するよう
な不純物が少ないため、本発明の効果を顕著に得ること
ができるためである。
ば、溶液重合により得られたスチレン−ブタジエンゴム
(SBR)、ブタジエンゴム(BR)、合成イソプレン
ゴム(IR)、ブチルゴム(IIR)などがあげられ
る。
が、乾式法シリカ(無水ケイ酸)、湿式法シリカ(含水
ケイ酸)などがあげられ、湿式法シリカが好ましい。湿
式法シリカの好適例としては、デグッサ社製のUltr
asil VN3(商品名)、日本シリカ社製のニップ
シールVN3 AQ(商品名)などがあげられる。
0重量部(以下、部という)に対して5〜100部であ
る。シリカの配合が5部未満になると、補強効果が小さ
くなり、100部をこえると、発熱性が増大し、作業性
が低下するため好ましくない。低発熱性と作業性との両
面から、シリカの配合量は、10〜85部が好ましい。
リカ充填剤と併用されている任意のシランカップリング
剤とすることができる。具体的には、ビス(3−トリエ
トキシシリルプロピル)テトラスルフィド、ビス(2−
トリエトキシシリルエチル)テトラスルフィド、ビス
(3−トリメトキシシリルプロピル)テトラスルフィ
ド、ビス(2−トリメトキシシリルエチル)テトラスル
フィド、3−メルカプトプロピルトリメトキシシラン、
3−メルカプトプロピルトリエトキシシラン、2−メル
カプトエチルトリメトキシシラン、2−メルカプトエチ
ルトリエトキシシラン、3−ニトロプロピルトリメトキ
シシラン、3−ニトロプロピルトリエトキシシラン、3
−クロロプロピルトリメトキシシラン、3−クロロプロ
ピルトリエトキシシラン、2−クロロエチルトリメトキ
シシラン、2−クロロエチルトリエトキシシラン、3−
トリメトキシシリルプロピル−N,N−ジメチルチオカ
ルバモイルテトラスルフィド、3−トリエトキシシリル
プロピル−N,N−ジメチルチオカルバモイルテトラス
ルフィド、2−トリエトキシシリルエチル−N,N−ジ
メチルチオカルバモイルテトラスルフィド、3−トリメ
トキシシリルプロピルベンゾチアゾールテトラスルフィ
ド、3−トリエトキシシリルプロピルベンゾチアゾール
テトラスルフィド、3−トリエトキシシリルプロピルメ
タクリレートモノスルフィド、3−トリメトキシシリル
プロピルメタクリレートモノスルフィドなどがあげら
れ、カップリング剤添加効果とコストとの両立の点か
ら、ビス(3−トリエトキシシリルプロピル)テトラス
ルフィドなどが好ましい。
リカ重量に対し2〜20重量%(以下、%という)であ
る。シランカップリング剤の配合量が2%未満になる
と、カップリング効果が小さくなり、20%をこえる
と、コストがあがる割にカップリング効果が小さく好ま
しくない。カップリング効果と分散効果との両面から、
シランカップリング剤の配合量は4〜15%、さらには
4〜12%が好ましい。とくに後述するロジン酸セッケ
ン水溶液を用いる場合には、4〜12%が好ましい。
には8〜11である。塩基性水溶液のpHが8未満にな
ると、シリカとシランカップリング剤との反応促進効果
が小さくなり、pHが12をこえると、作業の安全性に
問題が生じる。
水溶液および(または)有機酸塩の水溶液があげられ
る。
ム、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリ
ウム、リン酸水素二ナトリウム、リン酸水素二カリウム
などがあげられる。これらは単独で用いてもよく、2種
以上を組み合わせて用いてもよい。
酢酸カリウム、ステアリン酸ナトリウム、オレイン酸ナ
トリウム、オレイン酸カリウム、ロジン酸セッケンなど
があげられる。これらは単独で用いてもよく、2種以上
を組み合わせて用いてもよい。
び取扱いやすさの点から、ロジン酸セッケン水溶液、リ
ン酸水素二ナトリウム、リン酸水素二カリウムの水溶液
が好ましい。
(または)有機酸塩の濃度は5〜80%、さらには5〜
60%が好ましい。前記濃度が5%未満になると、反応
促進効果が小さくなる傾向が生じ、80%をこえると、
シリカの分散効果が得られにくくなる傾向が生じる。
に対し2〜20%である。塩基性水溶液の配合量が2%
未満になると、シリカとシランカップリング剤との反応
促進効果が小さくなり、20%をこえると、組成物の加
工性に問題が生じるために好ましくない。シリカの分散
効果の面から、塩基性水溶液の配合量は4〜15%が好
ましい。したがって、前記無機化合物および(または)
有機酸塩の配合量としては、シリカ重量に対し0.1〜
16%、さらには0.1〜12%であるのが好ましい。
の配合量は、シリカ重量に対し0.25〜5%であるの
が好ましい。ロジン酸セッケンの配合量が0.25%未
満になると、シリカの分散効果が小さくなる傾向が生じ
やすく、5%をこえると加工性に問題が生じる傾向があ
る。シリカの分散効果の面から、ロジン酸セッケンの配
合量は1〜5%がさらに好ましい。
化重合用の乳化剤として使用される不均化ロジン酸セッ
ケンなどがあげられる。具体的には不均化ロジン酸のナ
トリウム塩(以下、ロジン酸ナトリウムともいう)およ
び不均化ロジン酸のカリウム塩(以下、ロジン酸カリウ
ムともいう)、トール油セッケンなどがあげられる。
ン酸セッケンの配合量は式: 5%≦X+Y≦17% (式中、Xはシランカップリング剤のシリカに対する%
を示し、Yはロジン酸セッケンのシリカに対する%を示
すを満足することが好ましい。シランカップリング剤と
ロジン酸セッケンとの配合量の合計がシリカ重量に対し
て5%未満になると、カップリング効果および分散効果
が小さくなりやすく、17%をこえると、コストがあが
る割に効果が得られにくくなる。
ては、該塩基性水溶液がシリカとシランカップリング剤
の反応を充分に促進することができるという点から、該
塩基性水溶液とシリカおよびシランカップリング剤とを
同時に投入することが好ましい。
水溶液中の水は、通常、混練り中あるいは加硫中に蒸発
する。その結果、得られるゴム組成物中に含まれる水分
は、未加硫ゴムで1.0〜2.0%、加硫ゴムで0.5
〜1.8%である。
にして塩基性水溶液を配合する以外は、通常のゴム組成
物の製造方法と同様であり、配合されたゴム成分、シリ
カ、シランカップリング剤および塩基性水溶液からなる
混合物を当業者に一般的な方法で混練りするなどしてゴ
ム組成物が製造される。
ミキサーなどを用いて加硫剤や加硫促進剤以外の成分を
120〜200℃で混練りし、加硫剤や加硫促進剤を配
合してからオープンロールなどを用いて混練りしてグリ
ーンゴム組成物を得る方法などが一般的である。得られ
たグリーンゴム組成物は、140〜170℃でプレス加
硫するなどして各種用途に用いられる。
補強効果および低発熱性のために窒素吸着比表面積(以
下、N2SAともいう)が30〜200m2/gで圧縮ジ
ブチルフタレート吸油量(以下、24M4DBP吸油量
ともいう)が30〜150ml/100gの範囲である
カーボンブラックを含ませたゴム組成物にも適用するこ
とができる。N2SAおよび24M4DBP吸油量が各
々の下限値より小さい場合には、分散性改良効果や補強
効果が小さくなる傾向が生じ、また上限値をこえる場合
には、分散性が低下し、発熱性が増大する傾向が生じ
る。
F、ISAF、SAFなどがあげられるが、とくに限定
されるものではない。
ム成分100部に対し、80部以下であることが好まし
い。前記カーボンブラックの配合量が80部をこえる
と、発熱性が増大する傾向がある。補強性および低発熱
性の面から、前記カーボンブラックの配合量は25〜6
0部が好ましい。
シリカおよびカーボンブラック以外の無機充填剤を含む
ゴム組成物にも適用することができる。シリカおよびカ
ーボンブラック以外の無機充填剤としては、クレー、水
酸化アルミニウム、炭酸カルシウム、アルミナなどがあ
げられる。
いては、前記ゴム成分、シリカ、シランカップリング剤
およびカーボンブラックやその他の無機充填剤以外に、
必要に応じて、軟化剤、老化防止剤、加硫剤、加硫促進
剤、加硫促進助剤などの通常ゴム工業で使用される配合
剤を適宜配合することができる。
物は、シリカとゴム成分との相溶性が高められた結果、
タイヤ、ホース、ベルトその他の各種工業用品などの機
械的特性および耐摩耗性が要求されるゴム組成物として
好適に使用することができる。
てより具体的に説明するが、本発明はこれらに限定され
るものではない。
成物の原料および評価方法を以下にまとめて示す。
名:ビス(3−トリエトキシシリルプロピル)テトラス
ルフィド) ロジン酸カリウム:荒川化学工業(株)製のロンジスK
−25またはロンジスK−80 炭酸水素ナトリウム:和光純薬工業(株)製 リン酸水素二ナトリウム:和光純薬工業(株)製 炭酸ナトリウム:和光純薬工業(株)製 純水:pH=7の水 塩基性水溶液1:炭酸水素ナトリウムの8%水溶液、p
H=8.01 塩基性水溶液2:リン酸水素二ナトリウムに水の8%水
溶液、pH=9.04 塩基性水溶液3:ロンジスK−80を用いて調製した不
均化ロジン酸セッケンの8%水溶液、pH=9.53 塩基性水溶液4:ロンジスK−25を用いて調製した不
均化ロジン酸セッケンの8%水溶液、pH=10.0 塩基性水溶液5:炭酸ナトリウムの8%水溶液、pH=
11.58 塩基性水溶液6:ロンジスK−25(不均化ロジン酸セ
ッケンの25%水溶液)、pH=10.27 ロジン:荒川化学工業(株)製のガムロジン ステアリン酸:日本油脂(株)製のステアリン酸 酸化亜鉛:三井金属鉱業(株)製の亜鉛華1号 硫黄:鶴見化学(株)製の粉末硫黄 老化防止剤 6C:大内新興化学工業(株)製のノクラ
ック 6C(化学名:N−(1,3−ジメチルブチル)
−N′−フェニル−p−フェニレンジアミン) 加硫促進剤 TBBS:大内新興化学工業(株)製のノ
クセラー NS(化学名:N−tert−ブチル−2−
ベンゾチアジル・スルフェンアミド) 加硫促進剤 DPG:大内新興化学工業(株)製のノク
セラー D(化学名:N,N′−ジフェニル・グアニジ
ン)
拠して、L型ローターを用い、予熱1分、測定時間4
分、温度130℃にて測定し、対照物と対比した指数で
表した。指数が小さい方がムーニー粘度が低く、加工性
が優れている。
6301に準拠して、170℃で測定した。数値が小さ
い方が加硫時間が短い。
験機を用い、温度20℃、スリップ率20%、試験時間
5分間の測定条件にて測定し、各配合の容積損失を計算
し、実施例1〜5および比較例2については比較例1、
実施例6〜12および比較例4〜12については比較例
3の損失量を100とし、下記計算式で指数表示した。
指数が大きい方が耐摩耗性が優れる。
較例3の損失量/各配合の損失量}×100
弾性スペクトロメーター VES(岩本製作所製)を用
い、温度70℃、初期歪み10%、動歪み2%の測定条
件にて測定し、実施例1〜5および比較例2については
比較例1、実施例6〜12および比較例4〜12につい
ては比較例3のtanδを100とし、下記計算式で指
数表示した。指数が大きい方が転がり抵抗特性が優れ
る。
3のtanδ/各配合のtanδ}×100
のポータブルスキッドテスターを用いてASTM E3
03−83の方法にしたがって測定し、実施例1〜5お
よび比較例2については比較例1、実施例6〜12およ
び比較例4〜12については比較例3の測定値を100
とし、下記計算式で指数表示した。指数が大きい方がウ
ェットスッキッド性能が優れる。
/比較例1または比較例3の測定値×100}
の表1に示す原料を表1に示す組成になるように配合
し、バンバリーミキサーで120〜180℃で4分間混
練りした。ただし、比較例1以外は、純水または塩基性
水溶液をシリカおよびシランカップリング剤と同時投入
して配合した。
Sおよび加硫促進剤DPGを加え、オープンロールで5
〜10分間混練りし、グリーンゴム組成物を得た。
度、90%加硫時間を測定した。また、前記グリーンゴ
ム組成物を170℃で20分間プレス加硫して加硫物を
得、粘弾性試験を行ない、ランボーン摩耗指数、転がり
抵抗指数、ウェットスキッド指数を求めた。結果を表1
に示す。
の表2、3に示す原料を表2、3に示す組成になるよう
に配合し、バンバリーミキサーで120〜180℃で4
分間混練りした。ただし、比較例3、4、8、9および
10以外は、塩基性水溶液をシリカとシランカップリン
グ剤と同時投入して配合した。
Sおよび加硫促進剤DPGを加え、オープンロールで5
〜10分間混練りし、グリーンゴム組成物を得た。
度を測定した。また、前記グリーンゴム組成物を170
℃で20分間プレス加硫して加硫物を得、粘弾性試験を
行ない、ランボーン摩耗指数、転がり抵抗指数、ウェッ
トスキッド指数を求めた。結果を表2、3に示す。
ゴム組成物であって、耐摩耗性、低燃費性、ウェット性
能、加工性・作業性に優れたゴム組成物を得ることがで
きる。
Claims (4)
- 【請求項1】 溶液重合により得られたゴム成分100
重量部に対し、シリカ5〜100重量部、シリカ重量に
対して2〜20重量%のシランカップリング剤およびシ
リカ重量に対して2〜20重量%のpHが8〜12の塩
基性水溶液を配合して混練りすることを特徴とするゴム
組成物の製造方法。 - 【請求項2】 塩基性水溶液が有機酸塩の水溶液である
請求項1記載の製造方法。 - 【請求項3】 溶液重合により得られたゴム成分100
重量部に対し、シリカ5〜100重量部、シリカ重量に
対して2〜20重量%のシランカップリング剤およびロ
ジン酸セッケン水溶液をロジン酸セッケンの配合量がシ
リカ重量に対して0.25〜5重量%になるように配合
して混練りすることを特徴とする請求項1記載のゴム組
成物の製造方法。 - 【請求項4】 5重量%≦X+Y≦17重量%を満足
し、Xがシリカ重量に対するシランカップリング剤の配
合量であり、Yがシリカ重量に対するロジン酸セッケン
の配合量である請求項3記載の製造方法。
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- 1999-01-29 JP JP02260699A patent/JP4266248B2/ja not_active Expired - Fee Related
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