JP2000219505A - リン酸カルシウム系複合粒子とその製造方法、及びこれを含むエアゾール型化粧料 - Google Patents

リン酸カルシウム系複合粒子とその製造方法、及びこれを含むエアゾール型化粧料

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JP2000219505A
JP2000219505A JP11024511A JP2451199A JP2000219505A JP 2000219505 A JP2000219505 A JP 2000219505A JP 11024511 A JP11024511 A JP 11024511A JP 2451199 A JP2451199 A JP 2451199A JP 2000219505 A JP2000219505 A JP 2000219505A
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aluminum hydrochloride
particles
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Tatsuya Saeki
達哉 佐伯
Yoshiko Nakachi
芳子 仲地
Hirokazu Okamura
浩和 岡村
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Sekisui Kasei Co Ltd
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Sekisui Plastics Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の課題は、制汗剤として優れた作用効果
を有するアルミニウムハイドロクロライドを制汗剤とし
て使用した際に、エアゾール缶を腐食する等の問題を解
決して優れた制汗作用を発揮できるエアゾール型化粧料
に好適な消臭活性物質を提供する。 【解決手段】リン酸カルシウム系粒子とアルミニウムハ
イドロクロライドとを含むリン酸カルシウム系複合粒子
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リン酸カルシウム
系粒子と制汗作用を有するアルミニウムハイドロクロラ
イドとの複合粒子とその製造方法、及びこれを含むエア
ゾール型化粧料に関する。さらに詳しくは、制汗剤であ
るアルミニウムハイドロクロライドを含み、かつ、水系
においてエアゾール缶を腐食することを防止できるリン
酸カルシウム系複合粒子とその製造方法、及びこれを含
むエアゾール型化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、腋臭、汗臭、頭髪臭、生理臭
等の生体由来の悪臭の原因についての多くの説明は、汗
のバクテリア分解により惹起されると述べられている
(例えばLabowsとKligman らの「J.Soc.Cosmet.Chem.,3
4.(1982)」第193 頁参照)。すなわち、体臭としては腋
臭、汗臭、足臭等が考えられるが、これらは臭いの基と
なる汗の臭いを生みだす皮膚常在菌によって作り出され
る。また、汗(特にアポクリン線から分泌されるアポク
リン汗)には、有機物(脂質、タンパク質)が多く含ま
れており、分泌された新鮮な汗は無臭であるが、皮膚に
おいてこれらの有機物が皮膚常在菌によって分解され、
臭気物質に変わる。体臭は主としてこの臭気物質の臭い
に起因し、これら分解生成物としては、吉草酸をはじめ
とするカプリン酸、カプロン酸、酪酸、プロオン酸、エ
ナント酸、ペラルゴン酸等の脂肪酸、特に炭素数10以
下の低級脂肪酸が特異的に検出されている。
【0003】このため、市場には、生体由来の悪臭(上
記の分解生成物による体臭)を処理するための製品が多
数出回っているが、これら製品は、制汗剤、殺菌剤及び
マスキング剤等が配合された消臭剤が多い。
【0004】制汗剤としては、ほとんどが発汗を抑制す
る収斂性アルミニウム化合物からなり、通常アルミニウ
ムハイドロクロライドが使用されている(特開平9−1
57146号公報等参照)。また、殺菌剤としては、バ
クテリアの繁殖を阻止するヘキサクロロフェン及び種々
の第四アンモニウム化合物等が良く使用されている。さ
らに、マスキング剤としては、オイゲノール等の快い匂
いを有する物質が使用されている。これら制汗剤、殺菌
剤及びマスキング剤は、単独または任意に組み合わせて
消臭剤に配合されている。
【0005】しかし、このアルミニウムハイドロクロラ
イドは、制汗剤として優れたものであるが、特に水系に
おいて加水分解を起こし、塩酸を発生し、エアゾール缶
を腐食するおそれがあるので、使用に際して大きな制約
となっていた。また、殺菌剤は、殺菌効果を有する化合
物の安全性の問題が指摘されているので、消臭剤中に、
十分な消臭効果を達成し得る濃度に殺菌剤を配合するこ
とができないという欠点を有する。一方、マスキング剤
は、汗臭と混ざり合った場合、かえって不快な臭いを発
生する恐れもあるという欠点を有している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、制汗
剤として優れた作用効果を有するアルミニウムハイドロ
クロライドを制汗剤として使用した際に、エアゾール缶
を腐食する等の問題を解決して優れた制汗作用を発揮で
きる物質を提供することにある。また、リン酸カルシウ
ム系粒子として、非晶質リン酸カルシウムを使用して、
アルミニウムハイドロクロライドと複合粒子とすること
で、吉草酸をはじめとする脂肪酸等の悪臭を吸着する能
力をも備えたエアゾール型化粧料の消臭活性物質として
好適なリン酸カルシウム系複合粒子とその製造方法、及
びこれを含むエアゾール型化粧料を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の課題を
解決するためになされたものであって、アルミニウムハ
イドロクロライドをリン酸カルシウム系粒子と複合する
ことによって、アルミニウムハイドロクロライドに起因
するエアゾール缶等の金属への腐食を防ぐことを見出し
完成させたものである。本発明は、リン酸カルシウム系
粒子とアルミニウムハイドロクロライドとを含むリン酸
カルシウム系複合粒子であって、特に、リン酸カルシウ
ム系粒子が非晶質リン酸カルシウム系粒子としたリン酸
カルシウム系複合粒子は、体臭の原因となる吉草酸をは
じめとする脂肪酸等を吸着する能力をも備えた優れた消
臭活性物質とすることができる。
【0008】上記の非晶質リン酸カルシウム系粒子の中
でも、特に、水酸化カルシウムを1〜20重量%含む懸
濁液にリン酸水溶液を添加し、pHを5〜11に調整し
て非晶質リン酸カルシウムを合成するに際して、合成時
の前記懸濁液の温度が50℃を越えないようにコントロ
ールして製造した非晶質リン酸カルシウムは、吉草酸を
はじめとする脂肪酸等の悪臭に対する優れた吸着能力を
発揮する。また、非晶質リン酸カルシウム系粒子とアル
ミニウムハイドロクロライドとを含むリン酸カルシウム
系複合粒子は、アルミニウムハイドロクロライドに起因
するエアゾール缶等の金属への腐食を防ぐ効果があるこ
とに加えて、アルミニウムハイドロクロライドの有する
制汗作用を持ち、生体的に安全で、かつ、吉草酸をはじ
めとする脂肪酸等の悪臭に対する優れた吸着能を示すと
いう特異な効果を奏する優れたものである。
【0009】本発明のリン酸カルシウムは、ハイドロキ
シアパタイト、微結晶ハイドロキシアパタイト、フッ素
アパタイト等の各種アパタイト、リン酸三カルシウム、
リン酸四カルシウム、リン酸八カルシウム、リン酸水素
カルシウム等が挙げられる。さらには、その結晶構造が
非晶質であるもの、例えば、非晶質リン酸カルシウム
(Amorphous Calcium Phosphate:以下、ACPと略す
ことがある)、式Ca (PO)・nHOで表され
るリン酸三カルシウムのような、特にその結晶構造が非
晶質であるものが好ましい。
【0010】これらリン酸カルシウムには、例えば、酸
化チタン、酸化亜鉛、酸化セリウム、酸化ジルコニウム
等の金属酸化物を1種もしくは2種以上複合していても
よく、その他の金属酸化物を複合することもできる。ま
た、本発明のアルミニウムハイドロクロライドには、活
性アルミニウムハイドロクロライドをも含む。
【0011】本発明のリン酸カルシウム系複合粒子は、
リン酸カルシウムであって粒子状の形状を有するリン酸
カルシウム粒子とアルミニウムハイドロクロライドとを
複合させて得ることができるが、特に、アルミニウムハ
イドロクロライドはあらかじめ水等の溶媒に50重量%
以下となるよう溶かした溶液として、これをリン酸カル
シウム粒子と混合し、乾燥造粒して製造する方法が好ま
しい。さらには、リン酸カルシウム粒子を水等の溶媒に
懸濁させた懸濁液と、先のアルミニウムハイドロクロラ
イド水溶液とを混合し、乾燥造粒する方法はより均一な
リン酸カルシウム系複合粒子を得られる点から好ましい
態様である。また、アルミニウムハイドロクロライド水
溶液は、50重量%を越えると沈殿が生じやすくなった
り、また、スラリーの粘性が高くなるため好ましくな
い。さらには、リン酸カルシウム複合時にゲル化するこ
とがあり、均一な複合粒子を得られない場合がある。
【0012】また、リン酸カルシウム粒子を非晶質のリ
ン酸カルシウム系粒子とする場合には、例えば、水酸化
カルシウムを1〜20重量%含む懸濁液にリン酸水溶液
を添加してpHを5〜11に調整することにより合成し
て得た非晶質リン酸カルシウムを含むスラリーに、アル
ミニウムハイドロクロライドを添加し、混合した後、乾
燥造粒することにより製造できる。特に、合成時に前記
懸濁液の温度が50℃を越えないようにコントロールし
て得た非晶質リン酸カルシウムは、吉草酸をはじめとす
る汗の分解生成物である各種脂肪酸を吸着する優れた性
能を有するので好ましい。しかし、この理由は定かでは
ない。さらに、上述したように、アルミニウムハイドロ
クロライドをあらかじめ水等の溶媒に50重量%以下と
なるよう溶かした溶液として、これを非晶質リン酸カル
シウムを含むスラリーと混合し、乾燥造粒して製造する
方法は、最も好ましい態様の1つである。
【0013】また、合成時の前記懸濁液の温度をコント
ロールし、50℃を越えないようにするためには、予め
使用する水酸化カルシウムを含む懸濁液等を冷却して使
用するか、冷却設備を備えた反応器を使用して、冷却し
ながら製造する等の方法によってコントロールすること
ができる。
【0014】乾燥造粒する方法に関して、例えば、エア
フィルター、電気ヒータ、熱ガス室、スプレードライヤ
ー、排出孔、サイクロン(登録商標)等を備え、エアフ
ィルターを通り電気ヒータによって加温された熱空気
が、熱ガス室からスプレードライヤー内に入り、スプレ
ードライヤーに備えられたアトマイザーによりスラリー
を噴霧し、乾燥造粒しつつ、排出孔からサイクロンに流
出されるように構成された噴霧乾燥装置を使用した噴霧
乾燥法が特に好ましく使用できる。この理由は、スラリ
ーを乾燥造粒する方法として、噴霧乾燥法を使用した場
合、得られるリン酸カルシウム系複合粒子はより大きな
比表面積を獲得でき、また、粒子径をコントロールして
粒子を容易製造することができるからである。
【0015】本発明のリン酸カルシウム系複合粒子の平
均粒子径は、0.5〜200μm、より好ましくは0.
5〜100μm、特に0.5〜50μmとするのが好ま
しい。また、リン酸カルシウム系複合粒子は多孔質であ
り、その比表面積が約40m /g以上、好ましくは
50〜150m/gであることが好ましく、形状は
略球状であるのが好ましい。上記のような要件を備える
ことで、皮膚に対する使用感等を向上させることができ
る。
【0016】非晶質リン酸カルシウムスラリーの合成時
に、攪拌下の水酸化カルシウム懸濁液に中性または弱ア
ルカリ性の水溶性高分子分散剤(例えば、弱アルカリ性
のトリアクリル酸アンモニウム塩)を添加して混合溶液
とした後、その混合溶液を撹拌しながらリン酸水溶液を
滴下してpHを5〜11に調整してもよい。
【0017】本発明のリン酸カルシウム系複合粒子は、
消臭活性物質としてエアゾール型化粧料へ配合して好適
に使用することができる。本発明でいうエアゾール型化
粧料には、例えば、ファンデーション等のメイクアップ
化粧料、セット剤等の頭髪化粧料、ローション、パッ
ク、サンスクリーン剤、化粧下地料等の基礎化粧料、デ
オドラント、ボディパウダー、アフターシェーブローシ
ョン、プレシェーブローション、制汗スプレー、フット
スプレー等が含まれる。
【0018】本発明のリン酸カルシウム系複合粒子を、
エアゾール型化粧料へ配合する場合、ACP粒子はその
まま使用してもよいし、また表面処理を行ってもよい。
表面処理の例としては、フッ素化合物処理、シリコーン
処理、金属石鹸処理、アシル化リジン処理、油剤処理、
シラン処理、アミノ酸処理、ワックス処理、金属酸化物
処理等が挙げられるが、化粧料で従来用いられているも
のであればいずれの処理も使用可能である。
【0019】本発明のエアゾール型化粧料では、リン酸
カルシウム系複合粒子と一緒に、従来化粧料に使用され
ている油剤、粉体(顔料、色素)、樹脂類、界面活性
剤、粘剤、防腐剤、香料、紫外線吸収剤(有機系、無機
系を含む)、保湿剤、生理活性成分、塩類、溶媒、酸化
防止剤、キレート剤、中和剤、pH調整剤等の成分を配
合することができる。
【0020】油剤の例としては、化粧料に用いることの
できるものであればよく、例えばセチルアルコール、イ
ソステアリルアルコール、ラウリルアルコール、へキサ
デシルアルコール、オクチルドデカノール等の高級アル
コール、イソステアリン酸、ウンデシレン酸、オレイン
酸等の脂肪酸、グリセリン、ソルビトール、エチレング
リコール、プロピレングリコール、ポリエチレングリコ
ール等の多価アルコール、ミリスチン酸ミリスチル、ラ
ウリン酸ヘキシル、オレイン酸デシル、ミリスチン酸イ
ソプロピル、ジメチルオクタン酸ヘキシルデシル、モノ
ステアリン酸グリセリン、フタル酸ジエチル、モノステ
アリン酸エチレングリコール、オキシステアリン酸オク
チル等のエステル類、流動パラフィン、イソパラフィ
ン、ワセリン、スクワラン等の炭化水素、ラノリン、還
元ラノリン、カルナバロウ等のロウ、ミンク油、カカオ
脂、ヤシ油、パーム核油、ツバキ油、ゴマ油、ヒマシ
油、オリーブ油等の油脂等が挙げられる。
【0021】また、別の形態の油剤の例としては、例え
ばジメチルポリシロキサン、メチルハイドロジェンポリ
シロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、ポリエー
テル変性オルガノポリシロキサン、アルキル変性オルガ
ノポリシロキサン、糖変性シリコーン、グリセリル変性
シリコーン、アモジメチコーン、アミノ変性オルガノポ
リシロキサン、シリコーンゲル、アクリルシリコーン、
トリメチルシロキシケイ酸、シリコーンRTVゴム等の
シリコーン化合物等が挙げられる。
【0022】さらに、フッ素系油剤の例としては、パー
フルオロデカリン等のフルオロカーボン類、パーフルオ
ロポリエーテル、フッ化ピッチ、パーフルオロアルキル
鎖を有するフルオロアルコールなどのアルコール類、パ
ーフルオロアルキルリン酸エステルトリエタノールアミ
ン塩等のリン酸エステル類、フルオロアルキル鎖を有す
るカルボン酸類、フルオロアルキル変性シリコーン、フ
ッ素・ポリエーテル共変性シリコーン、フッ素化シリコ
ーン樹脂などが挙げられる。
【0023】粉体類の例としては、化粧料に用いること
のできるものであればよく、ナイロンビーズ、シリコー
ンビーズ、テフロン(登録商標)、シリコーンエラスト
マー等の樹脂粉体、黄酸化鉄、赤色酸化鉄、黒酸化鉄、
酸化クロム、酸化コバルト、カーボンブラック、群青、
紺青、酸化亜鉛、酸化チタン、酸化ジルコニアム、酸化
珪素、酸化アルミニウム、酸化セリウム、雲母チタン、
硫酸バリウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、珪
酸アルミニウム、珪酸マグネシウム、炭化珪素、有機色
素、レーキ、微粒子酸化チタン、微粒子酸化亜鉛、微粒
子酸化鉄、セリサイト、マイカ、タルク、板状硫酸バリ
ウム等が挙げられ、さらにシリコーン処理、フッ素化合
物処理、シランカップリング剤処理、シラン処理、有機
チタネート処理、アシル化リジン処埋、脂肪酸処理、金
属石鹸処理、油剤処理、アミノ酸処理、ワックス処理、
金属酸化物処理等の表面処理を施したものでもよい。
【0024】界面活性剤としては、化粧料に用いること
のできるものであればよく、例えばアニオン型界面活性
剤、カチオン型界面活性剤、ノニオン型界面活性剤、ベ
タイン型界面活性剤等を用いることができる。生理活性
成分の例としては、抗炎症剤、血行促進剤、ビタミン
類、チロシナーゼ活性阻害剤、尿素等が挙げられる。
【0025】溶媒の例としては、化粧料に用いることの
できるものであればよく、精製水、メタノール、エタノ
ール、イソプロピルアルコール、エーテル、LPG、揮
発性シリコーン、軽質流動イソパラフィン、代替フロン
等が挙げられる。なお、精製水の代わりにミネラルウォ
ーターを使用することも可能である。本発明のリン酸カ
ルシウム系複合粒子をエアゾール型化粧料に配合する場
合、充分な制汗効果等を発揮させるため、その配合量は
化粧量の総量を100として0.1〜50重量%とする
のが望ましく、特に0.5〜20重量%とするのが好ま
しい。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、実施例を参照して本発明を
さらに詳細に説明するが、本発明は以下の実施例に限定
されるものではない。本発明であるリン酸カルシウム系
複合粒子を次にようにして製造した。なお、造粒乾燥に
は噴霧乾燥装置を使用した。噴霧乾燥装置は、エアフィ
ルター、電気ヒータ、熱ガス室、スプレードライヤー、
排出孔、サイクロン等を備え、エアフィルターを通り電
気ヒータによって加温された熱空気が、熱ガス室からス
プレードライヤー内に入り、スプレードライヤーに備え
られたアトマイザーによりスラリーを噴霧し、乾燥造粒
しつつ、排出孔からサイクロンに流出されるように構成
されている。
【0027】(実施例1)攪拌下の水酸化カルシウム1
0%懸濁液を約10℃に冷却した後、水溶性高分子分散
剤として弱アルカリ性のトリアクリル酸アンモニウム塩
を0.5重量%添加して、混合溶液を得た。得られた混
合溶液を撹拌しながら、85%リン酸溶液を水で10倍
に希釈したリン酸水溶液を滴下し、pHを10に調整す
ることにより、ACPスラリーを合成した。合成中の前
記の懸濁液の温度は最高40℃であって、50℃を越え
ることはなかった。このようにして、粒子径約0.1μ
m未満の一次粒子を含むACPスラリーを得た。なお、
粒子の粒径は、レーザー回折法により測定したものであ
る。
【0028】上記のACPスラリーに含まれるACP
は、粉末X線解析法による回析パターンから、結晶水を
含むリン酸三カルシウム〔式:Ca(PO・nH
O〕であることが分かり、また、そのパターンがブロ
ードであることから、非晶質であることが確認した。さ
らに、上記ACPは結晶水を含むことから、静電気的に
活性な物質であるので、表面が帯電している種々の菌体
やウイルスをも吸着するといった作用効果を発揮するこ
とができるものであった。
【0029】このACPスラリーに含まれるACP粒子
の固形分濃度10%となるように調整した後、このスラ
リー250g(ACP固形分25g)をとり、撹拌下
で、イオン交換水715gにアルミニウムハイドロクロ
ライド475gを加えて溶解したアルミニウムハイドロ
クロライド溶液を徐々に加えた(複合粒子中に含まれる
ACPは5重量%である)。
【0030】ACP粒子とアルミニウムハイドロクロラ
イドとを含む混合スラリーを、定量ポンプによりスプレ
ードライヤー(大川原化工機械社製L−8)のアトマイ
ザーに供給した。アトマイザーを高速回転させて、スプ
レードライヤー内の乾燥用の熱空気流中に上記混合スラ
リーを噴霧し、乾燥造粒し、非晶質リン酸カルシウム系
複合粒子を得た。得られた非晶質リン酸カルシウム系複
合粒子は、噴霧乾燥法を用いたことにより多孔質な略球
状の粒子であり、平均粒子径は12μmであった。ま
た、前記複合粒子の比表面積をBET法により測定した
ところ、比表面積は82.1m/gであった。
【0031】得られた非晶質リン酸カルシウム系複合粒
子は、サイクロンによって採取した。このとき、サイク
ロンにより採取しきれない超微粉体はバグフィルターに
より別に採取した。なお、上記噴霧乾燥における操作条
件は次の通りとした。定量ポンプによる混合スラリーの
供給量は1〜3kg/hとし、エアフィルターを介して
電気ヒーターによって加温された熱空気の温度は、熱ガ
ス室の入口温度が150〜350℃に、サイクロンに繁
がる排出孔における出口温度が80℃を常に超えるよう
に制御した。また、アトマイザーの回転数は10,00
0〜40,000rpmの範囲内に設定した。
【0032】(実施例2)実施例1で得たACPの一次
粒子を含むスラリーを固形分濃度10%になるように調
節した後、このスラリーを500g(ACP固形分50
g)とり、撹拌下で、イオン交換水950gにアルミニ
ウムハイドロクロライド450gを加え、溶解したアル
ミニウムハイドロクロライド溶液を徐々に加え、実施例
1と同様に噴霧乾燥し非晶質リン酸カルシウム系複合粒
子を得た(複合粒子中に含まれるACPは10重量%で
ある)。得られた非晶質リン酸カルシウム系複合粒子の
平均粒子径は約14μm、また、比表面積をBET法に
より測定したところ、比表面積は79.1m/gで
あった。
【0033】(実施例3)実施例1で得たACPの一次
粒子を含むスラリーを固形分濃度10%になるように調
節した後、このスラリーを150g(ACP固形分15
g)とり、撹拌下で、イオン交換水727.5gにアル
ミニウムハイドロクロライド485gを加え、溶解した
アルミニウムハイドロクロライド溶液を徐々に加え、実
施例1と同様に噴霧乾燥し非晶質リン酸カルシウム系複
合粒子を得た(複合粒子中に含まれるACPは3重量%
である)。得られた非晶質リン酸カルシウム系複合粒子
の平均粒子径は約12μm、また、比表面積をBET法
により測定したところ、比表面積は80.2m/g
であった。
【0034】(実施例4)実施例1で得たACPの一次
粒子を含むスラリーを固形分濃度10%になるように調
節した後、このスラリーを4500g(ACP固形分4
50g)とり、撹拌下で、イオン交換水200gにアル
ミニウムハイドロクロライド50gを加え、溶解したア
ルミニウムハイドロクロライド溶液を徐々に加え、実施
例1と同様に噴霧乾燥し、非晶質リン酸カルシウム系複
合粒子を得た(複合粒子中に含まれるACPは95重量
%である)。得られた非晶質リン酸カルシウム系複合粒
子の平均粒子径は約15μm、また、比表面積をBET
法により測定したところ、比表面積は70.5m
gであった。
【0035】(実施例5)結晶性リン酸カルシウムの市
販品である太平化学社製のハイドロキシアパタイト(平
均粒径約5μm)を使用し、これを25gとり、イオン
交換水225gに入れ、ホモミキサーにて10,000
rpmで撹拌した。また、撹拌下で、イオン交換水71
5gにアルミニウムハイドロクロライド475gを加
え、溶解したアルミニウムハイドロクロライド溶液を作
成し、これを先に作ったハイドロキシアパタイトスラリ
ーに撹拌下において徐々に加えることにより、ハイドロ
キシアパタイト複合粒子を含んだスラリーを得た。この
スラリーを実施例1と同様に噴霧乾燥し、ハイドロキシ
アパタイト系複合粒子を得た(複合粒子中に含まれるハ
イドロキシアパタイトは5重量%である)。得られたハ
イドロキシアパタイト系複合粒子の平均粒子径は約20
μm、比表面積をBET法により測定したところ、比表
面積は10.5m/gであった。
【0036】(比較例1)実施例1で得たACPの一次
粒子を含むスラリーを実施例1と同様に噴霧乾燥し、平
均粒子径約12μmのACP粒子を得た。得られたAC
P粒子は多孔質粒子であり、その比表面積をBET法に
より測定したところ、比表面積は78.2m/gで
あった。
【0037】(試験例1:腐食試験)実施例1〜4で得
た非晶質リン酸カルシウム系複合粒子、実施例5で得た
ハイドロキシアパタイト系複合粒子と、アルミニウムハ
イドロクロライド単体粒子とを別々の300mlのビー
カーにそれぞれ20gづつ入れ、それぞれに200ml
の水を加えた後、3mm×5mm×2mmに切ったステ
ンレス板を入れて1ケ月間放置し観察した。この結果、
実施例1〜5で得たリン酸カルシウム系複合粒子を入れ
たビーカー中のステンレス板には何の変化もなかったの
に対して、アルミニウムハイドロクロライドの入った水
の中に入れたビーカー中のステンレス板は、その表面の
一部に錆が発生した。
【0038】上記の試験例から、比較例1のごとくアル
ミニウムハイドロクロライド単体では、水系におけるス
テンレス板の腐食を生じたのに対して、実施例1〜5で
得たリン酸カルシウム系複合粒子はアルミニウムハイド
ロクロライドを5〜95重量%含むにもかかわらず、水
系におけるステンレス板の腐食を生じない効果があるこ
とが判った。
【0039】(試験例2:イソ吉草酸ガス吸着性能試
験)実施例1〜4にて作製した非晶質リン酸カルシウム
系複合粒子のイソ吉草酸ガス吸着性能試験を行った。 (試験項目及び試験方法)5リットルテドラーバック内
に各試料0.5gを入れ密封した。その後、試験用ガス
を充填し経過時間ごとに試験用ガス残存濃度をガスクロ
マトグラフィー質量分析法(GC−MS)で測定した。
結果を表1に示す。 試料量:0.50g 試験用ガス種類及び濃度 イソ吉草酸:187ppm(空気バランス)5リットル 測定温度:23℃ 測定時間及び回数:30分後、1時間後、1.5時間
後、2時間後の計4回測定 分析方法:ガスクロマトグラフィー質量分析法(GC−
MS) 装 置:GCMS−QP5050 分 析:M/Z=60
【0040】
【表1】
【0041】上記の試験により、特に実施例1〜4で得
た非晶質リン酸カルシウム系複合粒子では、水系におけ
るステンレス板の腐食を防止する効果に加えて、優れた
イソ吉草酸の吸着能を有することが判った。
【0042】(試験例3:制汗テスト)下記の配合1,
2,3のエアゾール製品を製造し、パネラー5人により
制汗効果を評価した。制汗効果の評価基準は、配合1の
エアゾール(従来品)と対比して制汗効果が同等である
か、配合1のエアゾールよりも劣るかを基準とした。結
果は、制汗効果に関しては、配合2,3のエアゾール製
品のいずれも、配合1のエアゾールと対比して、これと
同等であるとパネラー5人全員が評価した。また、上記
の制汗効果に加えて、配合2,3のエアゾール製品は滑
り性、感触(さっぱり感)にも優れ、特に配合2のエア
ゾール製品は、皮脂吸着や消臭効果にも優れることが認
められた。
【0043】(配合1)下記に示す成分Aを混合した
後、さらに成分Bを加えて混合し、エアゾール缶に注入
し、混合ガス成分Cを充填して製品を得た。 成分A:スクワラン 1重量% ポリオキシエチレンセチルエーテル 3重量% 1,3−ブチレングリコール 1重量% エチルアルコール 12重量% ポリメチルシルセスキオキサン粉末 5重量% 成分B:水 33重量% アルミニウムハイドロクロライド 15重量% 成分C:代替フロン 22重量% LPG 8重量%
【0044】(配合2)下記に示す成分Aを混合した
後、さらに成分Bを加えて混合し、エアゾール缶に注入
し、混合ガス成分Cを充填して製品を得た。ただし、非
晶質リン酸カルシウム系複合粒子は実施例1で得た複合
粒子を使用した。 成分A:スクワラン 1重量% ポリオキシエチレンセチルエーテル 3重量% 1,3−ブチレングリコール 1重量% エチルアルコール 12重量% ポリメチルシルセスキオキサン粉末 5重量% 成分B:水 33重量% 非晶質リン酸カルシウム系複合粒子 15重量% 成分C:代替フロン 22重量% LPG 8重量%
【0045】(配合3)下記に示す成分Aを混合した
後、さらに成分Bを加えて混合し、エアゾール缶に注入
し、混合ガス成分Cを充填して製品を得た。ただし、ハ
イドロキシアパタイト系複合粒子は実施例5で得た複合
粒子を使用した。 成分A:スクワラン 1重量% ポリオキシエチレンセチルエーテル 3重量% 1,3−ブチレングリコール 1重量% エチルアルコール 12重量% ポリメチルシルセスキオキサン粉末 5重量% 成分B:水 33重量% ハイドロキシアパタイト系複合粒子 15重量% 成分C:代替フロン 22重量% LPG 8重量%
【0046】
【発明の効果】本発明のリン酸カルシウム系複合粒子
は、アルミニウムハイドロクロライドを含む複合粒子で
あるにもかかわらず、アルミニウムハイドロクロライド
に起因するエアゾール缶等の金属への腐食を防ぎ、か
つ、アルミニウムハイドロクロライドの有する制汗作用
を発揮するという優れた効果を奏する。
【0047】また、本発明は、リン酸カルシウム系粒子
として、非晶質なリン酸カルシウム系粒子を使用したリ
ン酸カルシウム系複合粒子とすることによって、体臭の
原因となる吉草酸をはじめとする脂肪酸等を吸着する高
い吸着力をも発揮することができ、エアゾール型化粧料
の消臭活性物質として好適に使用することができる。
【0048】さらに、エアゾール型化粧料の消臭活性物
質として使用した際には、優れた制汗作用を持ち、生体
的に安全で、かつ、吉草酸をはじめとする脂肪酸等の悪
臭に対する優れた吸着能を示し、さらには、滑り性、感
触(さっぱり感)、皮脂吸着効果に有するという特異な
効果を奏する優れた化粧料とすることができる。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】リン酸カルシウム系粒子とアルミニウムハ
    イドロクロライドとを含むリン酸カルシウム系複合粒
    子。
  2. 【請求項2】リン酸カルシウム系粒子が非晶質リン酸カ
    ルシウム系粒子であることを特徴とする請求項1に記載
    のリン酸カルシウム系複合粒子。
  3. 【請求項3】水酸化カルシウムを1〜20重量%含む懸
    濁液にリン酸水溶液を添加し、pHを5〜11に調整し
    て非晶質リン酸カルシウムを合成するに際して、合成時
    の前記懸濁液の温度が50℃を越えないようにコントロ
    ールすることによって得た非晶質リン酸カルシウムスラ
    リーにアルミニウムハイドロクロライドを添加し、混合
    した後、乾燥造粒することを特徴とする請求項2に記載
    のリン酸カルシウム系複合粒子の製造方法。
  4. 【請求項4】リン酸カルシウムスラリーにアルミニウム
    ハイドロクロライドを添加するに際して、アルミニウム
    ハイドロクロライドをあらかじめ水に50重量%以下溶
    かした溶液として添加し、混合した後、乾燥造粒するこ
    とを特徴とする請求項3に記載リン酸カルシウム系複合
    粒子の製造方法。
  5. 【請求項5】乾燥造粒方法が噴霧乾燥法であることを特
    徴とする請求項3,4に記載のリン酸カルシウム複合粒
    子の製造方法。
  6. 【請求項6】請求項1、2のいずれか1項に記載のリン
    酸カルシウム系複合粒子を含むことを特徴とするエアゾ
    ール型化粧料。
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