JP2000219486A - 積重ね式カウンタウエイトの位置合わせ方法 - Google Patents

積重ね式カウンタウエイトの位置合わせ方法

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JP2000219486A
JP2000219486A JP11025350A JP2535099A JP2000219486A JP 2000219486 A JP2000219486 A JP 2000219486A JP 11025350 A JP11025350 A JP 11025350A JP 2535099 A JP2535099 A JP 2535099A JP 2000219486 A JP2000219486 A JP 2000219486A
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Hiroyuki Nagase
浩之 永瀬
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Abstract

(57)【要約】 【課題】積重ね式カウンタウエイトのボルト貫通穴の位
置合わせ作業を容易にすること。 【解決手段】第1ウエイト21R,21Lのボルト貫通穴28
R,28Fに位置合わせピン50,51をそれぞれ挿入し、第1
ウエイト21R,21Lを吊り上げ、べースウエイト20の上
方に移動させる。第1ウエイト21R,21Lをさらに移動さ
せて、第1ウエイト21R,21Lをべースウエイト20に向け
て降下させ、位置合わせピン50の先端部をべースウエイ
ト20の一方側の貫通孔26Rに挿入する。第1ウエイト21
R,21Lを位置合わせピン50を中心軸として回転させて
位置合わせピン51とベースウイト20の他方の貫通孔26F
との位置を合わせつつ再び第1ウエイト21R,21Lを降下
させて位置合わせピン51をべースウエイト20の他方側の
貫通孔26Fに挿入し、第1ウエイト21R,21Lをべースウ
エイト20上で位置決めする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クローラクレー
ン、トラッククレーン等に設置する積重ね式カウンタウ
エイトの位置合わせ方法に関する。
【0002】
【従来技術】建設機械、特に、荷役作業等を行うクロー
ラクレーンの吊り上げ能力は、ブームに吊り下げられる
吊荷重に基づく転倒モーメントと、車体の重量に基づく
安定モーメントとに依存する。そのため、吊り上げ能力
を大きくするには、車体の重量を大きくして安定モーメ
ントを増やす必要があり、この安定モーメントを大きく
するために、車体の後部には釣り合い重錘としてのカウ
ンタウエイトが搭載される。吊り上げ能力を向上させる
ときには、搭載されるカウンタウエイトの重量を大きく
し、大きな吊り上げ能力が必要ないときや地盤が弱い作
業現場で使用する場合には、カウンタウエイトの重量を
減らす必要がある。また、クローラクレーンの輸送時に
は、法規による制限内に収まる寸法、重量とする必要が
ある。したがって、クローラクレーンに使用されるカウ
ンタウエイトは、複数に分割されたものを積重ねる形式
のものが採用されている。
【0003】この積重ね式カウンタウエイトとしては、
実開平3-127689号公報に記載のものが知られている。こ
のカウンタウエイトは、車体の後部フレームに搭載され
るべースウエイトと、べースウエイト上に積重ねられる
複数ウエイトからなり、それらを通しボルトによりフレ
ームに固定するものである。そして、通しボルトのボル
ト貫通穴の位置合わせとして、ウエイトの外周部に対角
に位置してウエイト上部に位置合わせ用の凸部が設けら
れるとともに、ウエイトの下部には前記凸部に嵌合する
凹部が設けられ、それらの嵌合によってボルト貫通穴の
位置合わせを行うようにしている。また、凸部には、ウ
エイトを吊り上げるための吊環も設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来技術による
カウンタウエイトは、通常、鋳物によって構成されるた
め、ボルト貫通穴の位置合わせ用に凹凸を設けたとして
も、寸法公差等の理由により、必ずしも、上下のボルト
貫通穴が正確に位置決めされるとは限らない。しかも、
万一ずれた場合には、嵌合した凹凸によって両者の相対
的な位置が拘束されてカウンタウエイトの位置の微調整
ができず、逆に位置合わせ作業に支障をきたすことにな
る。そこで、両者に寸法的な余裕をもたせる必要があ
り、凸部に対して凹部を大きくし、微調整を可能として
おく必要があるが、これでは、ボルト貫通穴の位置ずれ
を助長する可能性がある。
【0005】本発明は、上述した課題を解決し、積重ね
式カウンタウエイトのボルト貫通穴の位置合わせを容易
にすることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】一実施の形態の図4,5
に対応づけて本発明を説明する。
【0007】本発明は、上述の課題を解決するために、
下側のカウンタウエイト20に上側のカウンタウエイト21
を積重ね、少なくとも2つのボルト貫通穴26R,26F,28
R,28Fにボルトを挿入して締結する積重ね式カウンタ
ウエイトの位置合わせ方法に適用される。そして、次の
ようにして上記目的を達成する。
【0008】(1)請求項1の発明では、前記上側カウ
ンタウエイト21の一方のボルト貫通穴28Rに位置合わせ
ピン50を挿入してボルト貫通穴28Rより突出させ、上側
カウンタウエイト21を吊り上げ、下側カウンタウエイト
20の一方のボルト貫通穴26Rに位置合わせピン50の先端
部を挿入し、位置合わせピン50を中心に上側カウンタウ
エイト21を回転させて上側カウンタウエイト21の他方の
ボルト貫通穴28Fと下側カウンタウエイト20の他方のボ
ルト貫通穴26Fとを位置合わせするものである。
【0009】これにより、カウンタウエイトには位置合
わせのための凹凸部等を設ける必要がないために、構造
が簡素化できるともに、カウンタウエイトに設けられた
凹凸によって位置合わせを行う場合に比べて、カウンタ
ウエイト自体の寸法誤差等による位置ずれの影響を受け
ず、容易に位置合わせ作業を行うことができる。
【0010】(2)請求項2の発明では、上側カウンタ
ウエイト21のボルト貫通穴28R,28Fに第1の位置合わせ
ピン50と、第1の位置合わせピン50よりも短い第2の位
置合わせピン51をそれぞれ挿入してボルト貫通穴28R,2
8Fより突出させ、上側カウンタウエイト21を吊り上
げ、下側カウンタウエイト20の一方のボルト貫通穴26R
に第1の位置合わせピン50の先端部を挿入し、第1の位置
合わせピン50を中心に上側カウンタウエイト21を回転さ
せて位置を調整しながら第2の位置合わせピン51を下側
カウンタウエイト20の他方のボルト貫通穴26Fに挿入し
て上側カウンタウエイト21と下側カウンタウエイト20の
位置を合わせるものである。
【0011】これにより、上述のものに加え、上側カウ
ンタウエイト21と下側カウンタウエイト20に設けられる
少なくとも2つのボルト貫通穴26R,26F、28R,28Fの
両方の位置合わせが容易に行うことができる。
【0012】以上の課題を解決するための手段の項で
は、実施の形態の図を用いて発明を説明したが、これに
より本発明が実施の形態に限定されるものではない。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明による積重ね式カウンタウ
エイトの位置合わせ方法でカウンタウエイトを設置する
クローラクレーンの一実施の形態を図1〜図5により説
明する。図1は、積重ね式カウンタウエイトを備えるク
ローラクレーンの側面図、図2は、図1におけるカウン
タウエイトの平面図、図3は、図2のカウンタウエイト
を車両後方から見た図、図4(a),(b)、図5
(a),(b)は、図3のA-A断面図の一部であり、カ
ウンタウエイトの位置合わせ方法を説明する作業状態説
明図である。
【0014】図1により、本発明の積重ね式カウンタウ
エイトの位置合わせ方法が適用されるクローラクレーン
の構成を説明する。クローラクレーンは、履帯式の走行
体1と、走行体1上に旋回動作可能に設けられた旋回体2
と、旋回体2の前部に俯仰動可能に設けられたブーム3
と、旋回体2の後部に設けられたカウンタウエイト4とか
ら大略構成される。
【0015】旋回体2は、旋回体2の前後方向に延設され
る旋回フレーム5を備える。旋回フレーム5には、運転室
6と、運転室6の後部に位置する機械室7と、旋回体2の後
部に立設されるAフレーム8と、ブーム3の所定位置から
の後傾を防止するバックステー9と、不図示の起伏ウイ
ンチ、主巻ウインチ等のウインチ類とが搭載されてい
る。各ウインチから繰出されるワイヤロープによってブ
ーム3の俯仰動作、ブーム3から吊下げられるフック10の
昇降動作を行う。
【0016】カウンタウエイト4は、図2,図3に示す
ように旋回フレーム5上に載置されるべースウエイト20
と、べースウエイト20上の左右に離間してそれぞれ載置
される第1ウエイト21L,21Rと、第1ウエイト21L,21R
上に載置される第2ウエイト22L,22Rと、第2ウエイト2
2L,22R上に載置される上部ウエイト23L,23Rと、べ
ースウエイト20上の第1ウエイト21L,21Rの間に位置し
て載置される中央ウエイト24とから構成される。
【0017】べースウエイト20は、例えば、中空の密閉
構造をなす矩形状の箱体内にコンクリート、鉄屑等の重
量調整材が充填されることにより形成される。ベースウ
エイト20の底面には一対の切欠き部20aが設けられ、ベ
ースウエイト20は、一対の切欠き部20aに旋回フレーム5
を構成する2本のビーム5aを嵌合し、ボルト25によって
旋回フレーム5に固定される。図4(a),(b)に示す
ように、べースウエイト20の左右両端側にはそれぞれ、
載置される第1ウエイト21L,21R、第2ウエイト22L,22
R、上部ウエイト23L,23Rをそれぞれべースウエイト2
0に固定するための一対のボルト貫通穴26R,26Fが車両
前後方向に所定の間隔で設けられている。べースウエイ
ト20の中央部には、中央ウエイト24をべースウエイト20
に固定するための一対のボルト貫通穴27R,27Fが車両
前後方向に所定の間隔で設けられている。
【0018】第1ウエイト21L,21R、第2ウエイト22L,
22R、上部ウエイト23L,23 R、中央ウエイト24は、そ
れぞれ鋳物等によって直方体のブロック状に形成されて
いる。第1ウエイト21L,21Rのそれぞれには、べースウ
エイト20に設けられたボルト貫通孔26R,26Fにそれぞ
れ対応するボルト貫通穴28R,28Fが車両前後方向に所
定の間隔で設けられ、第2ウエイト22L,22Rには、同様
にボルト貫通穴29R,29Fが車両前後方向に所定の間隔
で設けられている。上部ウエイト23L,22Rにも同様に
ボルト貫通穴30R,30Fが車両前後方向に所定の間隔で
設けられている。
【0019】そして、べースウエイト20のボルト貫通孔
26R,26Fと第1ウエイト21L,21Rのボルト貫通穴28R,
28Fを位置合わせし、第1ウエイト21L,21Rのボルト貫
通穴28R,28Fと第2ウエイト22L,22Rのボルト貫通穴2
9R,29Fとを位置合わせし、第2ウエイト22L,22Rのボ
ルト貫通穴29R,29Fと上部ウエイト23L,23Rのボルト
貫通穴30R,30Fとを位置合わせし、ボルト貫通孔26R,
26Fとボルト貫通穴28R,28F,29R,29F,30R,30Fに
ボルト40をそれぞれ挿入し、ナットを螺合してべースウ
エイト20と他ウエイト21L,21R,22L,22R,23L,23R
とを締結固定する。
【0020】また、中央ウエイト24には、べースウエイ
ト20のボルト貫通孔27R,27Lに対応するボルト貫通穴
31R,31Fが設けられ、中央ウエイト24は、ボルト41と
ナットによりべースウエイト20に締結固定される。
【0021】次にべースウエイト20と、べースウエイト
20上に載置される第1ウエイト21L,21R、第2ウエイト2
2L,22R、上部ウエイト23L,23R、中央ウエイト24と
の位置合わせ方法について説明する。
【0022】この位置合わせには、図4,図5に示すよ
うにべースウエイト20のボルト貫通孔26R,26Fの内径
よりもわずかに小さい外径を持つとともに、第1ウエイ
ト21L,21R、第2ウエイト22L,22R、上部ウエイト23
L,23Rのボルト貫通穴28R,28F,29R,29F,30R,30F
の内径よりわずかに小さい外径を持つ第1の位置合わせ
ピン50および第2の位置合わせピン51をそれぞれ用い
る。各位置合わせピン50,51は、先端部が尖った形状を
有し、基端部には、取っ手52,53が設けられている。な
お、第1の位置合わせピン50は、第2の位置合わせピン51
より長く形成される。
【0023】次にこの位置合わせピン50,51による積重
ね式カウンタウエイトの載置手順を図4(a),(b)
により説明する。
【0024】まず、べースウエイト20を旋回フレーム5
の一対のビーム5a上に載置し、ボルト25により固定す
る。次に、第1ウエイト21L,21Rのボルト貫通穴28R,2
8Lに各位置合わせピン50,51をそれぞれ挿入する。そし
て第1ウエイト21L,21Rをさらに移動させて、べースウ
エイト20に対して略位置合わせし、第1ウエイト21L,21
Rをべ-スフレーム20に向けて降下させ、第1の位置合わ
せピン50の先端部をべースウエイト20の一方側の貫通孔
26Rに挿入する。この状態では、第2の位置合わせピン5
1は、他方の貫通孔26Fに挿入されていない状態であ
る。この状態で、第1ウエイト21L,21Rを第1の位置合
わせピン50を中心軸として回転させて第2の位置合わせ
ピン51とベースウエイト20の他方の貫通孔26Fとの位置
を合わせつつ、再び、第1ウエイト21L,21Rを降下させ
て、第2の位置合わせピン51をべースウエイト20の他方
側の貫通孔26Fに挿入し、第1ウエイト21L,21Rをべー
スウエイト20上に載置する。
【0025】これにより、第1ウエイト21L,21Rは、べ
ースウエイト20の貫通孔26R,26Fと第1ウエイト21のボ
ルト貫通穴28R,28Fとの位置が合致した状態でべース
ウエイト20上に載置される。
【0026】以上の手順を第2ウエイト22L,22R、上部
ウエイト23L,23R、中央ウエイト24に対しても同様に
行なう。すなわち、べースウエイト20の貫通孔26R,26
Fと、第1ウエイト21L,21R、第2ウエイト22L,22R、
上部ウエイト23L,23Rのボルト貫通穴28R,28F,29R,
29F,30R,30Fとを位置合わせしつつ、第2ウエイト22
L,22R、上部ウエイト23L,23Rをべースウエイト20上
に載置し、べースウエイト20の貫通孔27R,27Fと中央
ウエイト24のボルト貫通穴31R,31Fとを位置合わせし
つつ、中央ウエイト24をべースウエイト20上に載置す
る。
【0027】そして、位置合わせされた貫通孔26R,26
F、27R,27Fとボルト貫通穴28R,28F、29R,29F、3
0R,30F、31R,31Fとにボルト40,41をそれぞれ挿入し
ナットを締結することで、カウンタウエイト4が旋回フ
レーム5上に取り付けられる。
【0028】なお、図5(a),(b)は、第2ウエイ
ト22L,22Rと上部ウエイト23L,23Rとの位置合わせ作
業について示した図である。
【0029】このように第1の位置合わせピン50、第2の
位置合わせピン51によってカウンタウエイト4を構成す
る第1ウエイト21L,21R、第2ウエイト22L,22R、上部
ウエイト23L,23R、中央ウエイト24とベースウエイト2
0との位置合わせを容易に行うことができるので、位置
合わせ作業が容易、かつ迅速に行えて作業性を向上させ
ることができる。
【0030】また、第1ウエイト21L,21R、第2ウエイ
ト22L,22R、上部ウエイト23L,23R、中央ウエイト24
およびベースウエイト20自体に位置合わせ用の凹凸部な
どを設ける必要がないので、カウンタウエイト自体の構
造を簡単にでき、コストを下げることができる。さら
に、カウンタウエイトに設けた凹凸によって位置合わせ
を行う場合に比べて、製作誤差等によってそれら凹凸に
よって位置の微調整が制限されるおそれがない。
【0031】なお、図4および図5に示すように、ベー
スウエイト20の上面にはボス20aが設けられ、第1
ウエイト21の底面には凹部21aが設けられている
が、この凹凸は位置合わせ用のものではなく、第1ウエ
イト21の座りを良くするための凹凸である。
【0032】本発明の実施の形態では、第1、第2の位置
合わせピン50,51を用いることにしたが、第1の位置合わ
せピン50だけを使用して位置合わせをしてもよい。第1
の位置合わせピン50に代えて、ボルト40を代用すること
も可能である。
【0033】
【発明の効果】以上述べたように積重ね式カウンタウエ
イトの位置合わ方法は、一方のボルト貫通穴に位置合わ
せピンを挿入して上側カウンタウエイトを回転して他方
のボルト貫通穴の位置合わせを行うようにしたので、位
置合わせ作業を容易にかつ迅速に行うことができる。
【0034】とくに請求項2の発明では、他方の上側カ
ウンタウエイトのボルト貫通穴にそれぞれ第1の位置合
わせピンと、第1の位置合わせピンより長さの短い第2の
位置合わせピンを挿入してボルト貫通穴より突出させ、
上側カウンタウエイトを吊り下げ、下側カウンタウエイ
トの一方のボルト貫通穴に第1の位置合わせピンの先端
部を挿入し、第1の位置合わせピンを中心に上側カウン
タウエイトを回転させて位置を調整しながら、第2の位
置合わせピンを下側カウンタウエイトの他方のボルト貫
通穴に挿入して上側カウンタウエイトと下側カウンタウ
エイトの位置を合わせるようにしたので、位置合わせ作
業をより一層容易、確実かつ迅速に行うことができる。
【0035】また、カウンタウエイト自体には、特に位
置合わせ機構を必要としないので、カウンタウエイトの
構造が簡単にできる。さらにまた、例えばカウンタウエ
イト自体に位置合わせ用の凹凸部を設けた場合には、カ
ウンタウエイトの製作誤差等によってそれらの取付位置
が生じると、係合状態において、それら凹凸部に拘束さ
れてカウンタウエイトの位置の微調整ができない可能性
があるが、本発明では、位置合わせの微調整も行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の積重ね式カウンタウエイトの位置合わ
せ方法が適用される積重ね式カウンタウエイトを備えた
クローラークレーンの側面図である。
【図2】図1におけるカウンタウエイトの平面図であ
る。
【図3】図2のカウンタウエイトを車両後方から見た図
である。
【図4】(a),(b)は、図3のA-A断面図の一部で
あり、第1ウエイトの位置合わせ方法を説明する作業状
態説明図である。
【図5】(a),(b)は、図3のA-A断面図であり、
上部ウエイトの位置合わせ方法を説明する作業状態説明
図である。
【符号の説明】
4:カウンタウエイト 20:べースウエイト 21L,21R:第1ウエイト 22L,22R:第2ウエ
イト 23L,23R:上部ウエイト 24:中央ウ
エイト 26R,26F,27R,27F:ベースウエイトのボルト貫通穴 28R,28F,29R,29F,30R,30F:第1,第2および上部
ウエイトのボルト貫通穴 31R,31F:中央ウエイトのボルト貫通穴 50,51:位置
合わせピン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下側のカウンタウエイトに上側のカウンタ
    ウエイトを積重ね、少なくとも2つのボルト貫通穴にボ
    ルトを挿入して締結する積重ね式カウンタウエイトの位
    置合わせ方法であって、 前記上側カウンタウエイトの一方のボルト貫通穴に位置
    合わせピンを挿入して前記ボルト貫通穴より突出させ、
    前記上側カウンタウエイトを吊り上げ、前記下側カウン
    タウエイトの一方のボルト貫通穴に前記位置合わせピン
    の先端部を挿入し、前記位置合わせピンを中心に上側カ
    ウンタウエイトを回転させて前記上側カウンタウエイト
    の他方のボルト貫通穴と下側カウンタウエイトの他方の
    ボルト貫通穴とを位置合わせすることを特徴とする積重
    ね式カウンタウエイトの位置合わせ方法。
  2. 【請求項2】下側のカウンタウエイトに上側のカウンタ
    ウエイトを積重ね、少なくとも2つのボルト貫通穴にボ
    ルトを挿入して締結する積重ね式カウンタウエイトの位
    置合わせ方法であって、 前記上側カウンタウエイトのボルト貫通穴に第1の位置
    合わせピンと、第1の位置合わせピンより長さの短い第
    2の位置合わせピンとをそれぞれ挿入して前記ボルト貫
    通穴より突出させ、前記上側カウンタウエイトを吊り上
    げ、前記下側カウンタウエイトの一方のボルト貫通穴に
    前記第1の位置合わせピンの先端部を挿入し、第1の位置
    合わせピンを中心に上側カウンタウエイトを回転させて
    位置を調整しながら、前記第2の位置合わせピンを下側
    カウンタウエイトの他方のボルト貫通穴に挿入して上側
    カウンタウエイトと下側カウンタウエイトの位置を合わ
    せることを特徴とする積重ね式カウンタウエイトの位置
    合わせ方法。
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