JP2000219230A - 容 器 - Google Patents

容 器

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JP2000219230A
JP2000219230A JP1905299A JP1905299A JP2000219230A JP 2000219230 A JP2000219230 A JP 2000219230A JP 1905299 A JP1905299 A JP 1905299A JP 1905299 A JP1905299 A JP 1905299A JP 2000219230 A JP2000219230 A JP 2000219230A
Authority
JP
Japan
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tabs
container
tab
flange
flanges
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP1905299A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumito Suzuki
文人 鈴木
Yutaka Matsuyama
豊 松山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容器の貼り合せフランジに設けてあるタブを
つかみ易くし、開封性を向上すること。 【解決手段】 容器10であって、フランジ13、14
に設けるタブ15、16と該フランジ13、14との間
に段差21、22を形成してなるもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は容器の開封性向上に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プラスチック製成形体で包装する
容器として、一対の成形体のそれぞれに設けた外周フラ
ンジを貼り合せ、両フランジのそれぞれに相対する開封
用タブを設けたものがある。
【0003】この従来の容器は、両成形体のフランジに
設けて相対する開封用タブを開封時につかみにくく、結
果として開けにくい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、容器
の貼り合せフランジに設けてあるタブをつかみ易くし、
開封性を向上することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、タブをつかみ
易くするために、相対するタブが離間する手段を設けた
ものである。即ち、一対のプラスチック製成形体のそれ
ぞれに設けた外周フランジを貼り合せ、両フランジのそ
れぞれに相対する開封用タブを設け、少なくとも一方の
フランジに設けるタブと該フランジとの間に段差を形成
した容器である。
【0006】
【発明の実施の形態】容器10は、図1、図2に示す如
く、上下一対のプラスチック成形体11、12からな
り、成形体11、12の外周に設けたフランジ13、1
4を互いに貼り合せ、それら成形体11、12の間に内
容物(石鹸、薬剤等)1を収容するとともに、両フラン
ジ13、14のそれぞれに相対する開封用タブ15、1
6を延長して設けている。成形体11、12のフランジ
13、14は、大部分をヒートシール部17とし、残部
(図1のLの範囲)を内容物1のための充填口18とす
るとともに、内容物1の充填後に、この充填口18を超
音波シールし、シール部19とする。
【0007】容器10は、成形体11のフランジ13と
タブ15との間に段差21を設け、成形体12の側も、
フランジ14とタブ16との間に段差22を設けた。こ
の段差により、両成形体11、12のフランジ13、1
4をヒートシール部17で貼り合せた容器10としたと
き、両タブ15、16の間の全域に隙間23が形成でき
る。両タブ15、16はその先端に互いに段差21、2
2と同等の高さで相手側に突き出て相衝合する突起15
A、16Aを成形してあり、タブ15、16の全域にて
隙間23を安定形成している。即ち、段差21、22、
突起15A、16Aは、開封用タブを離間するタブ離間
手段として機能している。尚、両タブ15、16には、
波形状リブ15B、16Bも成形されていて同様に機能
している。
【0008】容器10への内容物、例えば石鹸1の充填
包装は以下の如くなされる。 (1) 両成形体11、12のフランジ13、14をヒート
シール部17で貼り合せ、充填口18は未シールとする
貼り合せ容器10を作成する。
【0009】(2) 加熱され流動性を有する石鹸生地を、
容器10の充填口18から流し込み、充填口18を超音
波シールした後に容器10の全体を冷却水槽に浸漬して
水冷し製品とする。或いは石鹸生地を流し込んだ容器1
0の全体を冷却水槽に浸漬した後に充填口18を超音波
シールして製品とする。
【0010】以下、容器10の具体的作成例について説
明する。 (1) 厚み450μmのポリプロピレンシートを真空成形し、
フランジ13とタブ15を有する成形体11を作成す
る。このとき、フランジ13とタブ15の間に2.5mm高
さの段差21を設けた。
【0011】(2) 厚み420μmのポリプロピレンシート
に、厚み30μmのイージーピールシーラントをラミネー
トしたシートを真空成形し、フランジ14とタブ16を
有する成形体12を作成する。このとき、フランジ14
とタブ16の間に2.5mm高さの段差22を設けた。
【0012】(3) 成形体11のフランジ13と成形体1
2のフランジ14をヒートシール部17で貼り合せ、容
器10を作成した。このとき、両タブ15、16の間に
5mmの隙間23が形成された。
【0013】従って、本実施形態によれば、以下の作用
効果がある。 (請求項1に対応する作用効果) 容器10において、相対するタブ15、16に、タブ
離間手段としての段差21、22を設けたので、相対す
るタブ15、16の間に隙間23を形成するものとな
り、結果として、開封時に両タブ15、16のそれぞれ
がつかみ易くなり、開封性を向上できる。
【0014】(請求項2に対応する作用効果) 容器10の貼り合せフランジ13、14に設けてある
タブ15、16が該フランジ13、14との間で段差2
1、22をなし、相対するタブ15、16の間に隙間2
3を形成するものとなり、結果として、開封時に両タブ
15、16のそれぞれがつかみ易くなり、開封性を向上
できる。
【0015】容器10の内容物が薬剤、石鹸、食品
等、容器10に充填された後に水冷を必要とし、容器1
0の全体を水中に漬ける必要があるとき、相対するタブ
15、16の間に入り込んだ水を両タブ15、16の間
の隙間23の存在により蒸発し易くし、生産性を向上で
きる。
【0016】尚、本発明においては、前述の成形体1
1、12からなる容器10において、成形体11の側の
フランジ13とタブ15の間にのみ段差21を設け、成
形体12の側のフランジ14とタブ15の間には段差2
2を設けることを必須としない。また、両タブ15、1
6の間の全域に隙間23を設けることなく、両タブ1
5、16の例えば先端側の一部にだけ隙間23を設け、
残部は隙間なしの非シール部とし、或いは隙間なしのシ
ール部としても良い。
【0017】本実施形態においては、隙間のない部分を
シール部とした。即ち、両タブ15、16の間の全域が
隙間23となるので、隙間23に水冷時の水あかや、ほ
こり等が残ることなく、見栄えの向上ができる。また、
段差21、22と共に突起15A、16Aを設けたこと
で、隙間23が安定して保たれる。段差、突起、波形状
リブ等のタブ離間手段は、個別に用いても良いが、段差
が最も確実かつ有効に離間に寄与する。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、容器の貼
り合せフランジに設けてあるタブをつかみ易くし、開封
性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は容器を示す斜視図である。
【図2】図2は容器を示す側面図である。
【符号の説明】
10 容器 11、12 成形体 13、14 フランジ 15、16 タブ 21、22 段差 23 隙間
フロントページの続き Fターム(参考) 3E033 AA08 AA10 BA13 BA16 DA06 DA08 DD05 DE20 FA04 GA01 GA03 3E067 AA05 AB81 BA07A BA10A BB16A BC07A EA06 EA14 EB27 FC01

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相対する開封用タブの少なくとも1つ
    に、タブ離間手段を設けた容器。
  2. 【請求項2】 一対のプラスチック製成形体のそれぞれ
    に設けた外周フランジを貼り合せ、両フランジのそれぞ
    れに相対する開封用タブを設け、少なくとも一方のフラ
    ンジに設けるタブと該フランジとの間に段差を形成した
    容器。
JP1905299A 1999-01-27 1999-01-27 容 器 Withdrawn JP2000219230A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002205769A (ja) * 2001-01-11 2002-07-23 Dainippon Printing Co Ltd ブリスター包装体
JP2006219176A (ja) * 2005-02-14 2006-08-24 Hosokawa Yoko Co Ltd 包装体
JP2009298440A (ja) * 2008-06-12 2009-12-24 Kao Corp ブリスター容器
JP2012106797A (ja) * 2012-02-01 2012-06-07 Dainippon Printing Co Ltd ブリスター包装体

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Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20060404