JP2000219079A - 貨物車両のプラットフォ―ム支持装置 - Google Patents

貨物車両のプラットフォ―ム支持装置

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JP2000219079A JP11124787A JP12478799A JP2000219079A JP 2000219079 A JP2000219079 A JP 2000219079A JP 11124787 A JP11124787 A JP 11124787A JP 12478799 A JP12478799 A JP 12478799A JP 2000219079 A JP2000219079 A JP 2000219079A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プラットフォームの上面側に荷物の積み下ろ
し作業の障害となるワイヤロープのような支持部材が存
在しない作業性の高い貨物車両のプラットフォーム支持
装置を提供する。 【解決手段】 荷台下の格納室から車両後方の作業位置
へ水平に引き出されたプラットフォーム20を支持する
貨物車両のプラットフォーム支持装置において、コラム
に沿って昇降するランナプレート4に水平回動可能に設
けられて車両後方へ突出する支持位置へ変位した左右の
支持アーム31によってプラットフォーム20の重心位
置よりも前寄りの両側下面を支える一方、ランナプレー
ト4に固定した左右の支持板37によってプラットフォ
ーム20の両側前端部を上方から押え込んで支える構成
とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、貨物車両の荷室に
積荷を上げ下ろしする際に用いられるリフト装置に係
り、詳しくは作業位置に引き出されたプラットフォーム
を支持するためのプラットフォーム支持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のリフト装置は、荷箱後端
の開口部両側に配置された左右のコラムに沿って昇降す
る昇降部材を備えており、荷物積載用のプラットフォー
ムを荷台の床下から車両後方の作業位置へ水平に引き出
して昇降部材によって支持した状態で、例えば油圧シリ
ンダを駆動源として、プラットフォームを昇降部材と共
に荷台床面と地面との間を昇降動するように構成されて
いる。なお、プラットフォームは通常の不使用時には荷
台の床下に水平状態で格納されている。そして、作業位
置に引き出されたプラットフォームは、前端側が昇降部
材によって支持され、後端側が荷台後面とプラットフォ
ーム後端部との間に斜状に張架される左右2本のワイヤ
ロープによって支持される構成となっている。なお、ワ
イヤロープの一端はプラットフォームの後端部に結合さ
れ、他端はコラム内を昇降動する昇降部材上部にプーリ
及び引張バネを介して接続されており、プラットフォー
ムの床下への格納時には引張バネによってワイヤの弛み
が吸収される構成となっている。このようなワイヤロー
プを利用したプラットフォーム支持装置としては、例え
ば実開平5−28742号公報がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、プラットフ
ォームの前端を左右2本のワイヤロープによって支持す
る従来のプラットフォーム支持装置の場合、プラットフ
ォームの左右両側に斜状に張架されるワイヤロープが荷
物の積み下ろし作業の邪魔になるという問題があった。
【0004】本発明は、上述した従来の問題点に鑑みて
なされたものであり、その目的とするところは、プラッ
トフォームの上面側に荷物の積み下ろし作業の障害とな
るワイヤロープのような支持部材が存在しない貨物車両
のプラットフォーム支持装置を提供して荷物の積み下ろ
し作業の作業性を向上することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、本発明は次のように構成したものである。即ち、請
求項1の発明は、荷箱後端のコラムに沿って昇降する昇
降部材に設けられ、荷台の床下に形成された格納室から
車両後方の作業位置へ水平に引き出されたプラットフォ
ームを支持する貨物車両のプラットフォーム支持装置で
あって、常には所定の格納位置に保持され、前記プラッ
トフォームの作業位置への引き出しに際して車両後方へ
所定長さで突出する支持位置へ変位されて前記プラット
フォームの下面を支える支持アームと、作業位置に引き
出されたプラットフォームの前端部を上方から押え込む
ように支える支持板とを備えたことを特徴とする。
【0006】上記のように構成された請求項1の発明に
よれば、プラットフォームを車両後方の作業位置へ引き
出して荷物の上げ下ろし作業に使用する場合において、
支持アームを格納位置から支持位置へ変位するととも
に、プラットフォームを車両後方へ水平に引き出すと、
該プラットフォームは支持アームによって下面を下側か
ら支えられ、他方、前端部が支持板によって上方から押
え込む如く支えられる。このため、プラットフォームの
上面側にはワイヤロープのような積み下ろし作業の妨害
となる支持部材が存在しなくなり、荷物の積み下ろし作
業性を向上することができる。また、プラットフォーム
を支持アームにて下から支え、支持板にて上から押えて
支える方式としたので、前後共、下から支えるような構
成の場合に比べて支持アームの後方への突出長さが短く
でき、不使用時の格納スペースを容易に確保することが
できる。
【0007】請求項2の発明は、請求項1記載の貨物車
両のプラットフォーム支持装置において、プラットホー
ムの引き出し又は格納のための前後移動動作に追従して
支持アームを格納位置と支持位置とへ変位させるための
追従作動手段を備えたことを特徴とする。上記のように
構成された請求項2の発明によれば、プラットフォーム
を引き出し又は格納のために水平移動したとき、追従作
動手段によって支持アームが作業位置又は格納位置に追
従変位されるため、わざわざ支持アームを操作する必要
がなくなり、プラットフォームの引き出し又は格納作業
が容易化される。
【0008】請求項3の発明は、請求項2記載の貨物車
両のプラットフォーム支持装置において、支持アームが
水平回動可能に設けられ、前記支持アームの追従作動手
段が、プラットフォームに設けられて前記支持アームの
一部と摺動可能に係合するアームガイドからなり、該ア
ームガイドは前後方向に延びる縦ガイド部と、該縦ガイ
ド部に連続して略直交方向に延びる横ガイド部とを備え
ている構成としたことを特徴とする。
【0009】上記のように構成された請求項3の発明に
よれば、プラットフォームを引き出し又は格納のために
前後移動したとき、アームガイドと係合する支持アーム
は、該アームガイドの横ガイド部によって押されること
で水平回動し、支持位置又は格納位置へ変位される。即
ち、請求項3の発明によれば、簡単な構造の追従作動手
段を提供することができる。
【0010】請求項4の発明は、請求項3記載の貨物車
両のプラットフォーム支持装置において、プラットフォ
ームに設けられた追従作動手段に係合する支持アームの
追従手段として、該支持アームに立設した係合ピンに水
平に回転するローラを設けるとともに、前記係合ピンを
支持アームに対して上下方向に摺動可能に構成したこと
を特徴とする。従って、請求項4の発明によれば、プラ
ットフォームが地上に到着して支持アームに対して上下
方向に傾斜しても、該支持アームに設けた追従手段がプ
ラットフォームの追従作動手段に対して常に係合状態を
保つことができる。
【0011】請求項5の発明は、請求項1記載の貨物車
両のプラットフォーム支持装置において、プラットフォ
ームの下面を支える支持アームは、水平軸によって垂直
方向に回動可能に支持されるとともに、前記プラットフ
ォームの支持位置へ変位されたときには、前記水平軸か
ら離間した位置の固定ストッパによって水平状態に支持
される構成としたことを特徴とする。この場合、請求項
6に記載したように、支持アームを上方に回動して格納
する構成を採用してもよいし、請求項7に記載したよう
に、支持アームを下方に回動して格納する構成を採用し
てもよい。そして、上記の請求項5〜7の発明によれ
ば、支持アームを垂直方向に回動して変位する方式にし
たことにより、構造的に格納時における支持アームの車
両後部への突出量を小さく抑えることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。先ず、第1の実施の形態を図1〜
図8に基づいて説明する。本実施の形態に係るリフト装
置は、図1に示すように、積荷を積載するためのプラッ
トフォーム20を備えている。プラットフォーム20
は、作業位置に引き出された状態で昇降装置によって荷
箱1の床面とほぼ面一となる高さと、ほぼ地面に接地す
る高さとの間で昇降可能とされ、また、荷箱1の荷台床
面よりも僅かに低い高さ(以下、格納高さという)位置
で、水平状態のまま前後方向にスライドすることによっ
て荷箱1の床下に格納される格納位置と、車両後方に突
出される作業位置とに水平移動される構成となってい
る。昇降装置は、荷箱1の後部開口部両側に配置された
左右のコラム2の内部に上下動可能に設けられた左右の
ランナ3、両ランナ3の下端部に取り付けられたランナ
プレート4、両ランナプレート4を相互に結合するため
の左右に延在された連結部材5等から構成される昇降部
材6(図6参照)を備えており、その昇降部材6は図示
省略の油圧シリンダを駆動装置として昇降される構成と
なっている。
【0013】プラットフォーム20が格納される格納室
Vは、荷箱1の荷台床1aとシャシフレーム7との間に
形成されている。即ち、図2及び図3に示すように、荷
箱1の後部側において、荷箱1の荷台床1aとシャシフ
レーム7との間には、車幅方向に一定間隔を置いて前後
方向に延びる左右2本のメインシル8と、そのメインシ
ル8に固定されて同一高さで車幅方向に延在される複数
の支持部材9と、その支持部材9の上面にメインシル8
よりも広い間隔で固定されて前後方向に延在するプラッ
トフォーム移動案内用のコ字形断面をなす左右2本のガ
イドレール10と、両ガイドレール10の上面に固定さ
れて車幅方向に延在する複数本のクロスシル11とによ
って構成される枠組構造体が設けられている。かくし
て、枠組構造体におけるメインシル8とクロスシル11
との間には、プラットフォーム20を格納し得る平面広
さと高さを有する格納室Vが形成されている。そして、
枠組構造体における左右のメインシル8が、車幅方向に
一定間隔を置いて平行に配置されるシャシフレーム7上
に固定され、クロスシル11の上面に荷台床1aが固定
されている。
【0014】プラットフォーム20は、略方形板状をな
すもので、図4に示すように、外周を取り囲むように配
置される断面四角形又は断面コ字形の外枠20aと、そ
の外枠20aの上面に固着される天板20b及び下面に
固着される底板20cと、必要に応じて外枠20a間に
横架される補強枠(図示省略)等から構成され、前端の
左右両端部には、ガイドローラ21を回転可能に備え、
後端の外枠20aには引き出し及び格納操作用の取手2
2を備えている。また、プラットフォーム20は、その
後端部には補助プレート23を前後方向に回動可能に備
えている。この補助プレート23は前方に回動してプラ
ットフォーム20の上面に重ね合わせ状に収納できる一
方、後方に回動すれば、プラットフォーム20を地面に
降ろした状態で地面との間の段差を吸収すべく傾斜状に
配置される。
【0015】上記の如く構成されるプラットフォーム2
0は、通常時には荷箱1の床下の格納室Vに格納されて
おり、格納状態では前端部のガイドローラ21を案内す
る左右のガイドレール10と、格納室Vの後端部側に回
転可能に設けられてプラットフォーム20の後端部下面
に当接する複数の固定ローラ38(図2又は図7、図8
参照)とによって支持される。
【0016】次に、荷物の積み下ろしのために格納室V
から引き出されたプラットフォーム20を作業位置(昇
降可能位置)に支持するプラットフォーム支持装置30
を説明する。図5〜図8に示すように、プラットフォー
ム支持装置30は、前記昇降部材6に設けられてプラッ
トフォーム20の中央部よりも前寄りの両側下面を下か
ら支えるスイング式の左右2本の支持アーム31と、プ
ラットフォーム20の前端部を上方から押え込むように
支える左右2枚の支持板37とによって構成されてい
る。左右の支持アーム31は、その基端部が昇降部材6
における左右のランナプレート4の内面下部側に固着さ
れたブラケット32にピン33によって略90度の範囲
で水平回動可能に取り付けられ、その先端部にはプラッ
トフォーム20の下面に当接する回転可能な支持ローラ
34を備えている。そして、支持アーム31はプラット
フォーム20が格納室Vに格納されている通常時には、
昇降部材6における連結部材5の後面に沿った格納位置
に変位され、プラットフォーム20の引き出し時には、
後方に向かって直線的に突出する支持位置へ変位されて
先端の支持ローラ34によってプラットフォーム20の
下面を支持する構成となっている。
【0017】また、上記のような支持アーム31の回動
変位がプラットフォーム20の引き出し及び格納動作に
追従して行われるようにするために、本実施の形態にお
いては、プラットフォーム20に追従作動手段として下
側を開放した断面略コ字形のアームガイド36が設けら
れ、支持アーム31の先端上面にはそのアームガイド3
6に係合する係合ピン35が突設されている。アームガ
イド36はプラットフォーム20における左右の外枠2
0aの外側面に沿って前後方向に直線状に延びる縦ガイ
ド部36a及びその縦ガイド部36aに適宜湾曲部を経
て連続するとともに後端の外枠20aの後面に回り込ん
で延びる横ガイド部36bを備えた平面略L字形に形成
されている。従って、プラットフォーム20の格納時に
は、格納動作の後半部から終了近くにかけて係合ピン3
5がアームガイド36の横ガイド部36aで内側に押さ
れることによって支持アーム31が格納位置へ回動さ
れ、プラットフォーム20の引き出し時には、引き出し
動作の開始と同時に係合ピン35が横ガイド部36aで
外側に押されることによって支持アーム31が支持位置
へ回動される。
【0018】また、本実施の形態では、左右の支持アー
ム31は、プラットフォーム20の重心位置よりも前側
下面を支持ローラ34によって支持する構成としてい
る。このため、格納室Vから引き出されたプラットフォ
ーム20は、ガイドローラ21が格納用のガイドレール
10から外れると後傾することになるため、この後傾を
抑える形態で左右の支持板37を設けている。即ち、左
右の支持板37は、昇降部材6における左右のランナプ
レート4の内面上部において、支持アーム31よりも上
方でかつガイドレール10の上面側の延長線と整合する
ような位置に内向きに略水平に突設されており、プラッ
トフォーム20が作業位置に引き出されたとき、ガイド
ローラ21を上から押え込む構成となっている。なお、
図示はしないがプラットフォーム20には、格納位置及
び作業位置へ移動したときに、該プラットフォーム20
を格納室Vの構成部材又は昇降部材6に対して固定する
ためのロック装置が備えられている。
【0019】上記のように構成された本実施の形態にお
いては、プラットフォーム20の引き出し及び格納作業
は、前述したように、昇降部材6の昇降ストローク中の
「格納高さ」で行われる。荷箱1に対する荷物の積み下
ろしのために、取手22を掴んで格納室V内のプラット
フォーム20を後方へ引き出すと、アームガイド36の
横ガイド部36bに係合している係合ピン35が後方へ
押されて支持アーム31が外側へ回動変位される。そし
て、支持アーム31が後方に直線的状態となったとき、
係合ピン35はアームガイド36の湾曲部を経て縦ガイ
ド部36aに到達するので、その後のプラットフォーム
20の引き出し動作に対しては縦ガイド部36aに沿っ
て相対移動する。即ち、支持アーム31の直線状態を保
持されるため、その後のプラットフォーム20の引き出
し動作は、支持ローラ34によって案内することが可能
となり、プラットフォーム20の引き出しを円滑に行う
ことができる。
【0020】プラットフォーム20の引き出しによって
それまでガイドレール10内を転動していたガイドロー
ラ21は、ガイドレール10から外れると同時に支持板
37の下面に潜り込んで当接する。この位置がプラット
フォーム20の引き出し終端となる。かくして、作業位
置に引き出されたプラットフォーム20は、左右の支持
アーム31の支持ローラ34と、左右の支持板37とに
よって前端部側の4点を支持され、その状態で昇降部材
6と共に昇降され、荷物の積み下ろし作業に使用され
る。
【0021】一方、プラットフォーム20を格納すると
きは、「格納高さ」で該プラットフォーム20を押し込
むと、前端部のガイドローラ21が格納室Vのガイドレ
ール10側へ乗り移る。このとき、プラットフォーム2
0は支持アーム31の支持ローラ34を案内にして移動
されるため、重量物であるプラットフォーム20の引き
出し及び格納作業を楽に行うことができる。そして、プ
ラットフォーム20の格納動作の後半において、係合ピ
ン35がアームガイド36の湾曲部を経て横ガイド部3
6bによって押されるため、支持アーム31が内向きに
回動して格納位置へ移動される。
【0022】上記のように、本実施の形態によれば、プ
ラットフォーム20を昇降部材6に設けた左右2本の支
持アーム31によって下から支え、左右2個の支持板3
7によって上から押え込むように支える支持形式を採用
したことによって、プラットフォーム20の上面側に
は、積荷の積み下ろし作業の障害となる部材が一切存在
しなくなる。このため、荷物の積み下ろし作業が容易化
され、作業性を向上することができる。また、上記の支
持形式としたことによって、例えば前後共、下から支え
るような構成とした場合に比べて支持アーム31の後方
への突出長さを短くできるため、該支持アーム31の不
使用時の格納スペースが小さくて済む。
【0023】また、支持アーム31によって車両の後方
へ突出した位置でプラットフォーム20を支持するの
で、例えば、プラットフォーム20を昇降部材6の近く
で片持ち形式で支持する構成の場合に比べると、昇降部
材6からの支点距離を長くできる。その結果、プラット
フォーム20の軽量化を図りつつ所要の断面強度を確保
することが可能となって車両の前後バランスを向上でき
る。また、支持アーム31を水平回動による変位方式と
し、プラットフォーム20の引き出し及び格納動作に追
従して格納位置と作業位置とへ移動できるため、支持ア
ーム31に関する特別の操作が不要となってプラットフ
ォーム20の引き出し及び格納作業が容易化される。
【0024】つづいて、本発明の他の実施の形態に係る
プラットフォーム支持装置を説明する。ただし、前述し
た第1の実施の形態と同様に構成される部位について
は、その図示及び説明を省略し、相違する点を中心に図
示及び説明する。図9〜図11は本発明の第2の実施の
形態を示しており、図11ではプラットフォーム20を
支持する支持アーム31についてはその図示が省略され
ている。この第2の実施の形態は、プラットフォーム2
0の引き出し及び格納のための移動動作がより円滑かつ
軽快に行われるように改良したものである。そのため
に、第2の実施の形態においては、図9に示すように、
プラットフォーム20の左右両側面の前端部には、該プ
ラットフォーム20の引き出し位置規制用としてのブロ
ック状の引き出しストッパ41を設けるとともに、その
引き出しストッパ41の下面には、前記格納室V内のガ
イドレール10の側面を転動可能なクロスローラ42を
該引き出しストッパ41の側面からはみ出るように配置
して垂直軸回りに回転可能に取り付けてある。
【0025】一方、図10に示すように、ランナープレ
ート4の内面上部には、プラットフォーム20の作業位
置への引き出した状態でガイドローラ21を上方から押
え込むための支持板37が設けられるが、この支持板3
7には引き出しストッパ41の後面に当接可能なストッ
パ部37aを設けてプラットフォーム20の引き出し端
を規制するストッパ機能を付すとともに、クロスローラ
42が転動可能なガイド面37bを設定してある。
【0026】上記のように構成された第2の実施の形態
によれば、格納室Vに対するプラットフォーム20の出
入時には、図11に仮想線で示すように、クロスローラ
42がガイドレール10の側面10aを転動する。この
ため、プラットフォーム20の車幅方向の位置ずれを規
制できるとともに、車幅方向に関して多少の傾きが生じ
た場合であっても、プラットフォーム20の移動を円滑
に案内して出入のための操作力を軽減することができ
る。また、プラットフォーム20を作業位置へ引き出し
たときの引き出し終端位置は、図11に実線で示す如く
引き出しストッパ41が支持板37のストッパ部37a
に当接することによって規制されることになるが、この
とき、プラットフォーム20のガイドローラ21が支持
板37の下面に潜り込んで当接し、クロスローラ42が
支持板37のガイド面37bに当接する。
【0027】この場合、この支持板37の下面高さをガ
イドレール10の上側転動面高さに整合し、また、ガイ
ド面37bの側面位置をガイドレール10の側面10a
に整合しておくことによって、プラットフォーム20を
格納するに際してのガイドローラ21及びクロスローラ
42のガイドレール10への乗り移りをスムーズに行う
ことができる。
【0028】次に、本発明の第3の実施の形態を図12
〜図14に基づいて説明する。この第3の実施の形態
は、前述した第1の実施の形態における、特にプラット
ホーム20の引き出し又は格納のための前後移動動作に
対する支持アーム31の追従回動動作に関する変更例で
ある。図12及び図13に示すように、プラットフォー
ム20に設けられる追従作動手段としてのアームガイド
36に係合する支持アーム31の追従手段として、該支
持アーム31の上面に係合ピン51を立設し、その係合
ピン51にアームガイド36に係合する回転可能なロー
ラ52を回転可能に設けている。そして、係合ピン51
は図13に示すように、支持アーム31に設けたカラー
あるいはスリーブ等の筒体53を貫通して支持アーム3
1の中空断面内に差し込まれて上下方向に摺動可能に支
持され、常には係合ピン51の下端が支持アーム31の
下壁に当接する下端位置に保持されている。また、プラ
ットフォーム20の下面にはピン引上げ用のプレート5
4がアームガイドの下方に突出するように固着されてい
る。
【0029】従って、上記のように構成された第3の実
施の形態によれば、図14に示すように、作業位置に引
き出されたプラットフォーム20の接地時において、プ
ラットフォーム20の後端側に障害物55等が存在した
場合、該プラットフォーム20が障害物55によって押
し上げられて上傾することになるが、このときアームガ
イド36に係合するローラ52がプレート54によって
係合ピン51と共に上方へ押し上げられる。即ち、第3
の実施の形態によれば、プラットフォーム20が接地時
に上傾した場合であっても、アームガイド36に対する
ローラ52の係合状態が保持されることになり、プラッ
トフォーム20に対する支持アーム31の追従機能を保
つことができる。
【0030】次に、本発明の第4の実施の形態を図15
及び図16に基づいて説明する。この第4の実施の形態
は、支持アーム31の変位形式を、前述した第1の実施
の形態の水平方向のスイング方式から垂直方向(上下方
向)の回動方式に変更したものである。即ち、図15及
び図16に示すように、先端に回転可能な支持ローラ3
4を備えた支持アーム31は、その基端部がランナプレ
ート4と該ランナプレート4の内面側に配置されたブラ
ケット61とに横架された水平軸62によって回動自在
に支持され、コラム2の後面に沿って起立する格納位置
と、車両後方へ水平に突出してプラットフォーム20を
支持する支持位置とへ回動変位される。そして、支持位
置へ回動された支持アーム31は、水平軸62の斜め上
前方においてランナプレート4とブラケット61とを接
合するように横架されたブロック状の固定ストッパ63
に基端部上面が当接することによって支持される構成と
なっている。また、格納位置へ回動された支持アーム3
1は、図示は省略するが、一端がブラケット61側に掛
止され、他端が支持アーム31側に掛止されたターンオ
ーバー形式のスプリング又は支持アーム31を常に起立
方向に付勢するように設けられるトーションスプリング
等を用いて支持される構成となっている。
【0031】従って、上記のように構成された第4の実
施の形態によれば、プラットフォーム20を作業位置へ
引き出すと、支持アーム31はプラットフォーム20の
自重でばね力に抗して後方へ倒され、固定ストッパ63
に当接する位置、即ち支持位置まで回動される。そし
て、支持位置では、プラットフォーム20を下側から支
える一方、支持板37がプラットフォーム20のガイド
ローラ21を上方から押え込むことによってプラットフ
ォーム20が支持される。このため、前述した第1の実
施の形態と同様に、プラットフォーム2の上面側には、
積荷の積み下ろし作業の障害となる部材が一切存在しな
くなり、荷物の積み下ろし作業が容易化され、作業性を
向上することができる。また、支持アーム31によって
車両の後方へ突出した位置でプラットフォーム20を支
持するので、例えば、プラットフォーム20を昇降部材
6の近くで片持ち形式で支持する構成の場合に比べる
と、昇降部材6からの支点距離を長くできる。その結
果、プラットフォーム20の軽量化を図りつつ所要の断
面強度を確保することが可能となって車両の前後バラン
スを向上できる。即ち、第4の実施の形態によるときも
第1の実施の形態と同様の作用効果を得ることができる
のであり、加えて、支持アーム31が水平軸62を支点
にして垂直方向に回動する形式としたことによって、構
造的に支持アーム31の格納状態での後方への突出量を
小さくすることができる。
【0032】次に、本発明の第5の実施の形態を図17
及び図18に基づいて説明する。この第5の実施の形態
は、上述した第4の実施の形態と同様に、支持アーム3
1を、垂直方向に回動することによって支持位置と格納
位置とに変位する形式としたものであって、下方へ回動
して垂下状態で格納する点で第4の実施の形態と相違し
ている。即ち、支持アーム31はランナプレート4の内
面側に固着された平面略コ字形のブラケット71に水平
軸72によって垂直方向に回動可能に取り付けられてい
る。そして、この第5の実施の形態では、格納位置と支
持位置へ回動変位された支持アームを当該位置に固定す
る手段として抜差し式のストッパピン73を採用してい
る。
【0033】ストッパピン73は、コ字形のブラケット
61の対向する左右壁面を横切るようにピン孔に差し込
まれており、支持アーム31が図示実線の如く支持位置
へ変位された水平状態では、該支持アーム31の基部側
上面と当接してこれを支持し、また支持アーム31が格
納位置へ回動された垂下状態では、該支持アーム31の
基部前面に当接することによってこれを支持する。な
お、支持アーム31を格納位置に支持する手段として
は、第4の実施の形態で説明したターンオーバー式のス
プリングやトーションスプリングを採用することもでき
る。上記のように構成された第5の実施の形態によれ
ば、プラットフォーム20の使用に際して行われる支持
アーム31の回動変位は、ピン孔からストッパピン73
を抜き取った状態で行われる。そして、この実施の形態
の場合も前述した第4の実施の形態の場合と同様の作用
効果を得ることができる。
【0034】なお、本発明は、実施の形態に限定される
ものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲内で適宜変更
することが可能である。例えば第1の実施の形態におい
て、支持アーム31の格納位置又は支持位置への変位を
プラットフォーム20の引き出し又は格納動作に追従す
る構成としたが、必ずしもこの構成を採用する必要はな
く、支持アーム31を単独で操作する構成に変更しても
よい。また、支持アーム31の格納位置と支持位置とへ
の変位を水平回動及び垂直回動によって行う形式とした
が、これに変えて前後方向への直線的な出入動作によっ
て格納位置と支持位置との間を変位するスライド式に変
更してもよい。また、格納室Vが荷箱1の床下でかつシ
ャシフレーム7の上部に設定される車両の場合で説明し
たが、シャシフレーム7の下部に設定される車両に適用
できることは勿論である。
【0035】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
貨物車両のリフト装置において、作業位置へ引き出され
たプラットフォームの上面側には、ワイヤロープのよう
な積み下ろし作業の妨害となる支持部材が存在しなくな
り、荷物の積み下ろし作業性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】リフト装置が装備された貨物車両の全体斜視図
である。
【図2】荷台後部の縦断面図である。
【図3】格納室を構成する枠組構造体を示す一部斜視図
である。
【図4】プラットフォームを示す斜視図である。
【図5】プラットフォーム及びその支持装置を示す簡略
平面図である。
【図6】プラットフォームの支持装置を示す斜視図であ
る。
【図7】プラットフォーム支持装置の拡大平面図であ
る。
【図8】同じく拡大側断面図である。
【図9】第2の実施の形態に係るプラットフォームを示
す斜視図である。
【図10】プラットフォームの支持及び案内構造を示す
斜視図である。
【図11】プラットフォームの出入移動の案内構造を示
す拡大平面図である。
【図12】第3の実施の形態に係る支持アームの追従機
構を示す斜視図である。
【図13】図12のA−A線断面図である。
【図14】プラットフォームの上傾を説明する模式図で
ある。
【図15】第4の実施の形態に係るプラットフォームの
支持装置を示す斜視図である。
【図16】同じく側面図である。
【図17】第4の実施の形態に係るプラットフォームの
支持装置を示す斜視図である。
【図18】同じく側面図である。
【符号の説明】
1…荷箱 2…コラム 6…昇降部材 10…ガイドレール 20…プラットフォーム 21…ガイドローラ 30…プラットフォーム支持装置 31…支持アーム 33…ピン 34…支持ローラ 35…係合ピン 36…アームガイド 37…支持板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 東 健治 鹿児島県国分市上之段395番地1 株式会 社トヨタ車体研究所内 (72)発明者 松川 広美 鹿児島県国分市上之段395番地1 株式会 社トヨタ車体研究所内 (72)発明者 関 正幸 愛知県刈谷市一里山町金山100番地 トヨ タ車体株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷箱後端のコラムに沿って昇降する昇降
    部材に設けられ、荷台の床下に形成された格納室から車
    両後方の作業位置へ水平に引き出されたプラットフォー
    ムを支持する貨物車両のプラットフォーム支持装置であ
    って、 常には所定の格納位置に保持され、前記プラットフォー
    ムの作業位置への引き出しに際して車両後方へ所定長さ
    で突出する支持位置へ変位されて前記プラットフォーム
    の下面を支える支持アームと、作業位置に引き出された
    プラットフォームの前端部を上方から押え込むように支
    える支持板とを備えた貨物車両のプラットフォーム支持
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の貨物車両のプラットフォ
    ーム支持装置において、プラットホームの引き出し又は
    格納のための前後移動動作に追従して支持アームを格納
    位置と支持位置とへ変位させるための追従作動手段を備
    えた貨物車両のプラットフォーム支持装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の貨物車両のプラットフォ
    ーム支持装置において、支持アームが水平回動可能に設
    けられ、前記支持アームの追従作動手段が、プラットフ
    ォームに設けられて前記支持アームの一部と摺動可能に
    係合するアームガイドからなり、該アームガイドは前後
    方向に延びる縦ガイド部と、該縦ガイド部に連続して略
    直交方向に延びる横ガイド部とを備えている構成とした
    貨物車両のプラットフォーム支持装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の貨物車両のプラットフォ
    ーム支持装置において、プラットフォームに設けられた
    追従作動手段に係合する支持アームの追従手段として、
    該支持アームに立設した係合ピンに水平に回転するロー
    ラを設けるとともに、前記係合ピンを支持アームに対し
    て上下方向に摺動可能に構成した貨物車両のプラットフ
    ォーム支持装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の貨物車両のプラットフォ
    ーム支持装置において、プラットフォームの下面を支え
    る支持アームは、水平軸によって垂直方向に回動可能に
    支持されるとともに、前記プラットフォームを支える支
    持位置へ変位されたときには、前記水平軸から離間した
    位置の固定ストッパによって水平状態に支持される構成
    とした貨物車両のプラットフォーム支持装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の貨物車両のプラットフォ
    ーム支持装置において、前記支持アームを上方に回動し
    て格納する構成とした貨物車両のプラットフォーム支持
    装置。
  7. 【請求項7】 請求項5記載の貨物車両のプラットフォ
    ーム支持装置において、前記支持アームを下方に回動し
    て格納する構成とした貨物車両のプラットフォーム支持
    装置。
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