JP2000219061A - 車両用インストルメントパネル - Google Patents

車両用インストルメントパネル

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JP2000219061A
JP2000219061A JP11021496A JP2149699A JP2000219061A JP 2000219061 A JP2000219061 A JP 2000219061A JP 11021496 A JP11021496 A JP 11021496A JP 2149699 A JP2149699 A JP 2149699A JP 2000219061 A JP2000219061 A JP 2000219061A
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JP
Japan
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cluster
panel
vehicle
wiring
instrument panel
Prior art date
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Pending
Application number
JP11021496A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayoshi Otsuka
高由 大塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shigeru Co Ltd
Original Assignee
Shigeru Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インストルメントパネルに設置された電機機
器に対する配線にミスがあった場合、配線のやり直しを
容易に行うことができるようにする。 【解決手段】 インストルメントパネル1をパネル本体
10とクラスタ20とを備えた構成とする。クラスタ2
0は、パネル本体1に着脱可能に取り付ける。クラスタ
20には、インストルメントパネル1に設置すべき電機
機器の全てまたは大部分を設置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車両の運転席の
前方に設置されるインストルメントパネルに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、車両用のインストルメントパネ
ル(以下、インパネと略称することもある。)には、各
種のメータおよびスイッチ類、オーディオ機器、空調機
器等の多数の電気機器が設けられており、各電気機器は
コネクタおよび電線を介して制御機器、電源等にそれぞ
れ接続されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】電気機器を制御機器ま
たは電源等に接続するための各電線は、ワイヤーハーネ
スとして1束にまとめられているため、コネクタを電気
機器に接続する際に、対応する電気機器と異なる電気機
器に接続してしまったり、あるいは接続し忘れてしまう
という配線ミスを犯すことがある。そのような配線ミス
が車両の完成後に発見された場合には、インパネを外さ
なければならない。ところが、インパネはその左右の長
さが車幅とほぼ同一であって非常に大きい。このため、
インパネの取り外し、および再取り付けには多大の手間
を要し、ひいては配線のやり直しにも多大の手間を要す
るという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の問題
を解決するためになされたもので、多数の電気機器が設
置される車両用インストルメントパネルであって、パネ
ル本体と、このパネル本体に着脱可能に取り付けられた
クラスタとを備え、上記クラスタに大多数または全ての
電気機器を設置したことを特徴としている。この場合、
上記クラスタをパネル本体の前面の左右方向のほぼ中央
部から運転席の前方に至る範囲に配置するのが望まし
い。また、上記パネル本体の上記クラスタによって覆わ
れる箇所の少なくとも一部には、配線の保守点検用の貫
通孔を形成するのが望ましい。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係る車両用イン
ストメルメントパネルの好適な実施の形態について図1
〜図5を参照して説明する。図1および図2に示すよう
に、インパネ1は、パネル本体10とクラスタ20とを
備えている。
【0006】パネル本体10は、樹脂を成形してなるも
のであり、車両の室内のフロントガラスの下側に着脱可
能に配置固定される。パネル本体10の前面の助手席前
方に位置する箇所には、グローブボックス、アンダート
レイ等の物入れ31が着脱可能に設けられている。パネ
ル本体10の中央下部には、吸殻入れ32が設けられ、
その上にはオーディオ機器(電気機器)51が設けられ
ている。このオーディオ機器51の周縁部は、パネル本
体10に着脱可能に取り付けられたカバー33によって
覆われている。
【0007】さらに、パネル本体10の前面の中央上部
から運転席の前方に至る範囲には、装着凹部11が形成
されている。この装着凹部11のうちの助手席側の端
部、つまりオーディオ機器51の上側に位置する部分
は、配線の保守点検用の貫通孔11aになっている。こ
の貫通孔11aは、後述するワイヤーハーネスを挿通す
るのみならず、オーディオ機器51の配線にミスがある
か否かを点検したり、配線ミスがあった場合に、貫通孔
11aから配線用の機器または手を入れて配線のやり直
しを行うためのものである。そのために貫通孔11a
は、例えば配線用の機器又は手を挿入することができる
大きさになっている。なお、貫通孔11aは、左右に延
びる補強板部11cによって上下に二分されているが、
全体を一つの孔として形成してもよく、上下に二分する
場合には、下側の部分だけを配線機器または手を挿入す
ることができるような大きさにしてもよい。
【0008】上記クラスタ20は、樹脂を成形してなる
ものであり、図3に示すように、パネル本体10の装着
凹部11の開口部に嵌め込まれることによって位置決め
されている。したがって、クラスタ20は、インパネ1
を車両に取り付けると、車内の左右方向のほぼ中央部か
ら運転席の前方に至る範囲に位置するようになる。クラ
スタ20をこのように配置したのは、インパネ1に設け
られる電気機器がその左右方向の中央部から運転席の前
方に至る範囲に配置されているからである。
【0009】クラスタ20は、パネル本体10に着脱可
能に取り付けられている。図4、図5には、クラスタ2
0をパネル本体10に着脱可能に取り付けるための取付
手段が図示されている。図4に示す取付手段は、パネル
本体10に装着孔12を形成する一方、クラスタ20に
樹脂または金属からなるクリップ41を固定してなるも
のであり、クリップ41を装着孔12に挿入することに
よってクラスタ20をパネル本体10に着脱可能に取り
付けるようになっている。
【0010】図5に示す取付手段は、パネル本体10に
係合孔13を形成する一方、クラスタ20にアーム21
を形成するとともに、このアーム21の先端部に係合爪
部22を形成したものであり、係合爪部22を係合孔1
3に挿通してパネル本体10の背面に係合させることに
より、クラスタ20をパネル本体10に着脱可能に固定
するようになっている。なお、係合爪部22を係合孔1
3に挿通する際には、その傾斜面22aが係合孔13の
内面に突き当たり、アーム21を想像線で示すように弾
性変形させる。そして、係合爪部22が係合孔13を貫
通すると、アーム21が弾性復帰し、係合爪部22がパ
ネル本体10の背面に係合する。
【0011】クラスタ20の取付手段としては、他の取
付手段、例えばボルトを用いてもよく、あるいは図4、
図5および他の取付手段を適宜組み合わせてもよい。
【0012】クラスタ20には、各種の電気機器が設け
られている。この実施の形態では、空調用コントローラ
ー52、ハザードスイッチ53、インジケータ54、メ
ータ55,56、12V電源またはシガーライター57
およびオプションスイッチ58が設けられている。勿
論、これらの電気機器に代えて、またはそれらと共に他
の電気機器が設けられることもある。図3に示すよう
に、各電器機器(図3ではメータ55)には、コネクタ
61が着脱可能に接続されている。各コネクタ61に接
続された電線62は、ワイヤーハーネスとして一つに束
ねられ、上記貫通孔11aを通ってパネル本体10の背
面側に導出され、図示しない制御機器又は電源等に接続
されている。なお、符号59は、空調空気の吹出し口で
あり、ベントグリル(図示せず)が設けられている。
【0013】上記構成のインパネ1に設置された電機機
器に対する配線ミスがあった場合には、クラスタ20を
パネル本体10から取り外す。これにより、オーディオ
機器51を除く他の全ての電気機器の配線をし直すこと
ができる。しかも、オーディオ機器51に配線ミスがあ
るか否か貫通孔11aから点検することができ、配線ミ
スがあった場合には、貫通孔11a(特に、その下側の
部分)から接続用の機器または手を入れて配線し直すこ
とができる。したがって、車両の完成後に配線ミスが発
見された場合であっても、インパネ1全体を取り外す必
要がなく、クラスタ20だけを取り外せば事足りる。よ
って、配線のやり直しを容易に行うことができる。
【0014】なお、この発明は、上記の実施の形態に限
定されるものでなく、適宜設計変更可能である。例え
ば、上記の実施の形態においては、クラスタ20と別体
のカバー33をパネル本体10に着脱可能に設けている
が、このカバー33をクラスタ20に一体に設けてもよ
い。その場合には、オーディオ機器51もクラスタ20
に設けてもよい。つまり、全ての電気機器をクラスタ2
0に設けてもよい。全ての電気機器をクラスタ20に設
ける場合には、配線処理用の貫通孔11aは不要であ
り、ワイヤーハーネスを挿通するためだけの貫通孔を形
成すればよい。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、インパネに設けられる電気機器に対する配線にミス
があった場合、インパネ全体を取り外す必要がなく、ク
ラスタだけを取り外せばよい。したがって、配線を容易
にし直すことができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態を示す斜視図である。
【図2】同実施の形態の分解斜視図である。
【図3】図1のX−X線に沿う断面図である。
【図4】クラスタをパネル本体に着脱可能に取り付ける
ための取付手段の一例を示す断面図である。
【図5】クラスタをパネル本体に着脱可能に取り付ける
ための取付手段の他の例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 インストルメントパネル(インパネ) 10 パネル本体 11a 配線の保守点検用の貫通孔 20 クラスタ 51 オーディオ機器(電気機器) 52 空調用コントローラー(電気機器) 53 ハザードスイッチ(電気機器) 54 12V電源またはシガーライター(電気機器) 55 インジケータ(電気機器) 56 メータ(電気機器) 57 メータ(電気機器) 58 オプションスイッチ(電気機器)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数の電気機器が設置される車両用イン
    ストルメントパネルであって、パネル本体と、このパネ
    ル本体に着脱可能に取り付けられたクラスタとを備え、
    上記クラスタに大多数または全ての電気機器を設置した
    ことを特徴とする車両用インストルメントパネル。
  2. 【請求項2】 上記クラスタをパネル本体の前面の左右
    方向のほぼ中央部から運転席の前方に至る範囲に配置し
    たことを特徴とする請求項1に記載の車両用インストル
    メントパネル。
  3. 【請求項3】 上記パネル本体の上記クラスタによって
    覆われる箇所の少なくとも一部に、配線の保守点検用の
    貫通孔を形成したことを特徴とする請求項1または2に
    記載の車両用インストルメントパネル。
JP11021496A 1999-01-29 1999-01-29 車両用インストルメントパネル Pending JP2000219061A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101364853B1 (ko) 2009-03-09 2014-02-19 폭스바겐 악티엔 게젤샤프트 표시 및 조작 컴포넌트를 구비한 대시보드

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101364853B1 (ko) 2009-03-09 2014-02-19 폭스바겐 악티엔 게젤샤프트 표시 및 조작 컴포넌트를 구비한 대시보드

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