JP2000218536A - 加工液の熱交換方法及びその装置 - Google Patents

加工液の熱交換方法及びその装置

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JP2000218536A
JP2000218536A JP1956799A JP1956799A JP2000218536A JP 2000218536 A JP2000218536 A JP 2000218536A JP 1956799 A JP1956799 A JP 1956799A JP 1956799 A JP1956799 A JP 1956799A JP 2000218536 A JP2000218536 A JP 2000218536A
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working fluid
tank
heat
wire
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JP1956799A
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Masashi Nagatsuka
真史 永塚
Hiroshi Oishi
弘 大石
Keiichiro Asakawa
慶一郎 浅川
Junichi Matsuzaki
順一 松崎
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Tokyo Seimitsu Co Ltd
Super Silicon Crystal Research Institute Corp
Original Assignee
Tokyo Seimitsu Co Ltd
Super Silicon Crystal Research Institute Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B28WORKING CEMENT, CLAY, OR STONE
    • B28DWORKING STONE OR STONE-LIKE MATERIALS
    • B28D1/00Working stone or stone-like materials, e.g. brick, concrete or glass, not provided for elsewhere; Machines, devices, tools therefor
    • B28D1/02Working stone or stone-like materials, e.g. brick, concrete or glass, not provided for elsewhere; Machines, devices, tools therefor by sawing
    • B28D1/025Use, recovery or regeneration of abrasive mediums

Abstract

(57)【要約】 【課題】ワイヤソーにおいて、低コストで、且つ、応答
性の高い温度制御を可能とする加工液の熱交換方法及び
その装置を提供する。 【解決手段】本発明は、ワイヤソー10の熱交換器50
に供給する熱媒体として、工場設備から排出される冷却
水と蒸気を利用する。即ち、工場設備の排出部136と
冷却水排出部138とを導入管144で熱交換器50に
連結し、この導入管144に配設した3方弁140を制
御部88で制御する。制御部88は、温度センサ108
で測定した加工液の温度に基づいて前記3方弁140を
操作して、導入管144に流す熱媒体を冷却水と蒸気と
で切り換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は加工液の熱交換方法
及びその装置に係り、特にシリコン、ガラス、セラミッ
ク等の脆性材料を切断するためのワイヤソーに使用され
る加工液の熱交換方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ワイヤソーでは、使用した加工液(スラ
リ)を回収して循環供給しているが、加工液は被加工物
の切断の際に発生した加工熱を吸収して高温になるた
め、回収した加工液を熱交換装置で所定の温度に冷却し
ている。従来の熱交換装置は、冷却水が供給される熱交
換器に加工液を循環供給し、これにより、加工液を所定
の温度範囲まで冷却していた。
【0003】ところで、被加工物の切断の際に発生する
加工熱が一定でない場合、その加工熱を吸収した加工液
の温度は、所定の温度よりも低くなることがある。この
場合、加工液を前記熱交換器に循環供給するためのポン
プのモータの発熱を利用して加工液を加熱し、所定の温
度に制御していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、モータ
の発熱を利用した加工液の加熱方法では、加熱効率が悪
く、加工液の加熱に長時間かかるという欠点があった。
このような不具合は、モータの回転数を上げてモータの
発熱量を多くすれば解消できるが、モータの回転数を上
げると、ポンプのインペラが高速で回転し、加工液の性
質が劣化するという欠点があった。
【0005】そこで、別の加熱手段を新たにワイヤソー
に設けることにより、加工液の温度制御の応答性を向上
させることが考えられるが、コストがかかるという欠点
がある。たとえば、新たに電気ヒータを設けて加工液を
加熱した場合、電気ヒータとその制御回路が必要となる
他、その電気ヒータの電力が必要になり、ワイヤソーの
コストが上昇する。しかも、電気ヒータを用いた場合に
は、加工液を加熱し過ぎて、加工液が劣化したり、火災
が発生する危険があった。
【0006】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、低コストで、且つ、応答性の高い温度制御を可
能とする加工液の熱交換方法及びその装置を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、ワイヤ列に被加工物を押し付け、該被加工
物を多数枚のウェーハに切断するワイヤソーであって、
前記被加工物の切断部に供給される加工液を所定の温度
に制御する加工液の熱交換方法において、前記ワイヤソ
ーの外部に設置された工場設備から排出される熱源を、
前記加工液と熱交換される熱媒体として利用したことを
特徴とする。
【0008】また、本発明は前記目的を達成するため
に、ワイヤ列に被加工物を押し付け、該被加工物を多数
枚のウェーハに切断するワイヤソーであって、前記被加
工物の切断部に供給される加工液を所定の温度に制御す
る加工液の熱交換装置において、前記ワイヤソーの外部
に設置された工場設備から排出される熱源を、前記加工
液と熱交換される熱媒体として利用することを特徴とす
る。
【0009】請求項1及び3記載の発明によれば、加工
液と熱交換される熱媒体として、工場設備から排出され
る熱源を利用する。これにより、ワイヤソー内に新たに
熱源を設ける必要がないので、加工液の温度制御を低コ
ストで行うことができる。また、前記熱源と加工液との
間で熱交換される熱量を調節することにより、加工液の
温度制御を迅速に対応させることができる。
【0010】また、請求項2及び4記載の発明によれ
ば、前記熱源として蒸気を利用するので、加工液を加熱
し過ぎることがなく、加工液の性質の劣化や火災を防止
することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係
る加工液の熱交換方法及びその装置の実施の形態につい
て詳説する。図1は、本発明の熱交換装置が適用された
ワイヤソー10の斜視図であり、図2はワイヤソー本体
11の主要部を露出させた斜視図である。
【0012】これらの図に示すように、前記ワイヤソー
10は、ワイヤソー本体11に加工液供給ユニット4
4、加工液回収タンク40、洗浄液タンク76及びオー
バーフロータンク56が設けられて構成される。ワイヤ
ソー本体11には、ワイヤリール12が内蔵され、この
ワイヤリール12に巻かれたワイヤ14は、多数のガイ
ドローラ16、16…で形成される一方側のワイヤ走行
路を経由して4本のグルーブローラ18A、18B、1
8C、18Dに複数回巻き掛けられる。これにより、グ
ルーブローラ18Aとグルーブローラ18Bとの間に、
ワイヤ14同士が平行なワイヤ列20が形成される。ワ
イヤ列20を形成したワイヤ14は、ワイヤ列20を挟
んで左右対称に形成されるとともに前記一方側のワイヤ
走行路と同一構造の他方側のワイヤ走行路を経由して、
図示しないワイヤリールに巻き取られる。
【0013】前記ワイヤ列20の両側に形成されるワイ
ヤ走行路には、それぞれワイヤ案内装置22及びダンサ
ローラ24が配設され(図2では一方側のワイヤ走行路
のみ図示)、ワイヤ案内装置22によって、ワイヤ14
がワイヤリール12から一定ピッチで巻き取られ、また
は送り出される。また、ダンサローラ24には、所定重
量のウェイト(図示せず)が架設され、このウェイトに
よって走行するワイヤ14に一定の張力が付与される。
更に、ワイヤ走行路には、図示しないワイヤ洗浄装置が
設けられ、このワイヤ洗浄装置から噴射される洗浄液に
よってワイヤ14に付着した加工液(スラリ)等がワイ
ヤ14から除去される。
【0014】前記4本のグルーブローラ18A〜18D
は、その両端が対向する一対のスピンドルブラケット4
2、42に回転自在に支持され、各々の回転中心を結ん
だ時にその形状が矩形状となる位置に配設されている。
前記一対のスピンドルブラケット42、42は、オイル
パン36の上部に設置されている。また、前記グルーブ
ローラ18C及び前記一対のワイヤリール12は、それ
ぞれ正逆回転可能なモータ26、28に連結されてい
る。これらのモータ26、28が駆動されると、前記ワ
イヤ14は、一対のワイヤリール12間を高速で往復走
行される。
【0015】前記ワイヤ列20の上方には、ワークフィ
ードテーブル30がフィードベース32に昇降自在に取
り付けられている。このワークフィードテーブル30
は、フィードベース32に設けられたモータ33によっ
て、前記ワイヤ列20に対し垂直方向に昇降移動され
る。また、ワークフィードテーブル30の下部には、図
示しないインゴットが、結晶方位合わせされた状態で保
持される。
【0016】前記ワイヤ列20の下方には、オイルパン
36が設置され、このオイルパン36によって前記ワイ
ヤ列20に供給された加工液が回収される。オイルパン
36の内側には傾斜面が形成されており、この傾斜面の
下部には、図5に示す回収パイプ38が接続されてい
る。回収パイプ38は、先端が加工液回収タンク40に
連結され、これにより、オイルパン36に回収された加
工液は、回収パイプ38を介して加工液回収タンク40
に貯留される。
【0017】図3は、図1に示した加工液回収タンク4
0のA矢視図であり、図4及び図5は、図3で示した加
工液回収タンク40の平面図及び左側面図である。加工
液回収タンク40は、加工液を一時的に貯留するタンク
であり、前記回収パイプ38によって送液された加工液
が、供給口40Aを介して内部に貯留される。この供給
口40Aの上部には、カバー60が取り付けられてい
る。カバー60は、供給口40Aを中心としてコの字状
に組み付けられた3枚の側板60A、60A、60A
と、該側板60Aの上部に組み付けられた上板60Bと
から構成される。中央の側板60Aの下端は図5の如
く、ヒンジ62によって加工液回収タンク40の蓋41
に取り付けられ、これにより、カバー60は矢印B方向
に揺動自在に構成される。このカバー60をワイヤソー
本体11側に揺動させると、カバー60によって回収パ
イプ38の先端が包囲されるので、回収パイプ38と供
給口40Aとの隙間から加工液が外部に飛散することが
防止される。
【0018】また、前記供給口40Aの下方には、目の
細かい金網58が設けられ、回収パイプ38から送液さ
れた加工液は、全てこの金網58を通過するように構成
される。これにより、前記加工液は、金網58によって
インゴットの破片等のゴミが除去されて加工液回収タン
ク40内に貯留される。また、加工液回収タンク40に
は、回収された加工液を図6の加工液タンク46に送液
する回収ポンプ66が図5の如く設けられる。回収ポン
プ66の図3に示すインペラ67は、樹脂材料、たとえ
ばポリアセタール系のエンジニアプラスチックで作られ
る。これにより、金属製のインペラを用いたときのよう
に、インペラが加工液によって磨耗して金属粉が発生す
ることがない。したがって、金属粉がインゴットの切断
部に付着してインゴットの切断精度を悪化させることが
ない。また、前記インペラ67の回転軸95には、攪拌
翼97が取り付けられている。この攪拌翼97が、イン
ペラ67とともに回転されることにより、加工液回収タ
ンク40に貯留された加工液が効率よく攪拌される。こ
れにより、加工液回収タンク40に貯留された加工液中
の砥粒が加工液回収タンク40の内壁に固着することは
なく、また、砥粒の沈殿も防止することができ、更に、
スラリの凝固も防止することができる。前記攪拌翼97
は、樹脂(例えばポリアセタール系のエンジニアプラス
チック)で形成され、加工液との摩擦によって金属粉が
発生しないように構成される。
【0019】加工液回収タンク40には、回収した加工
液の液面高さを測定する液面計68が設置される。液面
計68は主として、昇降棒70、フロート72、ケーシ
ング74及びセンサ75で構成される。昇降棒70は、
加工液回収タンク40に垂直方向にスライド自在に支持
され、この昇降棒70の下端にフロート72が取り付け
られる。フロート72は、ドーナツ状に形成され、中央
の円孔に前記昇降棒70が挿入される。昇降棒70に
は、フロート72の上下にナット78、78が取り付け
られ、このナット78、78を上下方向から締結するこ
とにより、前記フロート72が昇降棒70に固定され
る。
【0020】前記昇降棒70は、アルミによって中空状
に形成されている。また、前記フロート72は、薄厚の
ステンレスで中空状に形成されている。これにより、昇
降棒70及びフロート72は軽量化が図られ、比重の小
さい液体、例えばワイヤソー用のクーラントオイル(比
重1.05)にも浮上される。また、前記フロート72
は、ステンレスで製作されているので、クーラントオイ
ルによって腐食することはない。なお、前記クーラント
オイルは、インゴットの切断部を洗浄する場合等に使用
され、このクーラントオイルを前記加工液と同じ経路で
ワイヤ列20に供給した場合には、クーラントオイルは
加工液と同様に、加工液回収タンク40に回収される。
【0021】前記フロート72の周囲には、円筒状のフ
ロートカバー80が加工液回収タンク40の蓋41に取
り付けられている。これにより、フロート72は、加工
液回収タンク40内の加工液の液面の乱れに影響される
ことがないので、液面計68は加工液の液面高さを精度
良く測定することができる。前記昇降棒70の上部に
は、近接体82が取り付けられる。また、昇降棒70の
ケーシング74には、複数のセンサ75、75…が上下
方向に所定の間隔で取り付けられる。センサ75は、例
えば近接センサが用いられ、前記近接体82が近づくと
感知するように構成される。各センサ75はそれぞれ、
ワイヤソー本体11内の制御部88(図13参照)に接
続され、近接体82の接近を感知するとその旨の信号が
制御部88に出力される。制御部88は、どのセンサ7
5が近接体82を感知したかによって、加工液回収タン
ク40内の加工液の液面高さを認識する。そして、制御
部88は、認識した液面高さに応じて前記回収ポンプ6
6の回転数を制御し、加工液回収タンク40からの加工
液吐出量を制御する。逆に、加工液の液面高さが低い場
合には、前記制御部88は、回収ポンプ66の回転数を
低下させて加工液の吐出量を減少させ、場合によって
は、加工液の吐出量が零になるような回転数(例えば6
0rpm)に回収ポンプ66を制御する。これにより、
加工液回収タンク40内の加工液の液面高さの変動を抑
えることができるとともに、回収ポンプ66のインペラ
によって常に加工液を攪拌し、加工液中の固形物の固着
を防止することができる。なお、制御部88が上記の如
く回収ポンプ66を制御したにもかかわらず、加工液の
液面高さが許容範囲を超えた場合には、回収ポンプ66
の故障や配管詰まり等の異常状態が発生したと判断し、
図1の表示画面89にエラーメッセージを表示する。
【0022】前記加工液回収タンク40には図5に示す
ように、ワイヤソー本体11と反対側の側面の上部に排
出口86が形成されている。その排出口86の下方に
は、オーバーフロータンク56が設置される。これによ
り、加工液回収タンク40に回収された加工液の量が多
い場合には、加工液が排出口86を介してオーバーフロ
ータンク56に回収されるので、加工液が床に溢れるこ
とがない。
【0023】また、前記加工液回収タンク40は、複数
の車輪90、90…を有する台車91に搭載されるとと
もに、ワイヤソー本体11側の側面には鉛直方向の回転
軸を有するガイドローラ92、92が設けられている。
一方、ワイヤソー本体11には、側面の下部にガイドレ
ール99が水平方向に形成され、前記ガイドローラ92
と係合するように構成されている。このガイドレール9
9に前記ガイドローラ92、92を係合させると、加工
液回収タンク40はワイヤソー本体11の側面に沿って
移動するので、加工液回収タンク40の供給口40Aを
回収パイプ38の先端の真下に簡単に配置することがで
きる。
【0024】図6は、加工液供給ユニット44の斜視図
であり、図7は、図6に示した加工液供給ユニット44
のC矢視図である。また、図8及び図9は、図7の側面
図及び平面図である。これらの図に示すように、加工液
供給ユニット44は、加工液タンク46、熱交換器5
0、供給ポンプ52、循環ポンプ106及び流量計54
等を移動可能な台車48に搭載して構成され、それぞれ
が隣接した状態で配設される。
【0025】加工液タンク46は、図13に示した前記
回収ポンプ66の排出口に配管を介して連結されてい
る。したがって、前記加工液回収タンク40で回収され
た加工液は、回収ポンプ66を介して加工液タンク46
に貯留される。加工液タンク46には図8に示すよう
に、攪拌機94が設けられ、攪拌翼96をモータ98で
回転させることにより前記加工液タンク46内に貯留さ
れた加工液を攪拌するように構成される。これにより、
加工液タンク46に貯留した加工液中の砥粒が加工液タ
ンク46の内壁に固着することがない。図8に示した攪
拌機94の攪拌翼96は、樹脂(例えばポリアセタール
系のエンジニアプラスチック)で形成され、加工液との
摩擦によって金属粉が発生しないように構成される。
【0026】また、前記加工液タンク46には、供給ポ
ンプ52が設けられ、供給ポンプ52が駆動されること
により、加工液タンク46に貯留された加工液がワイヤ
列20上方に設置された図13のノズル100に供給さ
れ、このノズル100からワイヤ列20に向けて噴射さ
れる。前記供給ポンプ52とノズル100とを連結する
配管には、流量計54が配設され、この流量計54で供
給ポンプ52から吐出される加工液の流量が測定され
る。前記流量計54及び供給ポンプ52は、ワイヤソー
本体11の制御部88によって制御される。即ち、制御
部88は、流量計54の測定値に基づいて供給ポンプ5
2の吐出量が所定の値になるように供給ポンプ52を制
御する。
【0027】加工液タンク46には、液面計104が設
けられる。この液面計104によって加工液タンク46
内に貯留された加工液の液面高さが測定され、液面計1
04で測定された液面高さの信号は制御部88に出力さ
れる。制御部88は、液面計104で測定された液面高
さが許容範囲を超えた場合に、加工液の漏れや配管の詰
まり等の異常状態が発生したと判断し、図1の表示画面
89にエラーメッセージを表示した後、モータ26、2
8をはじめとして、供給ポンプ52等のインゴットの切
断に関係する機器を停止させる。
【0028】また、前記加工液タンク46には図9に示
すように、粘度計114が設けられる。粘度計114
は、加工液タンク46内の加工液の粘度を測定するもの
で、その測定された粘度情報が前記制御部88に出力さ
れる。制御部88は、粘度計114で測定された粘度が
基準値よりも高い場合は、粘度調整バルブ(図示せず)
を開いて加工液新液又はクーラントオイルを加工液に補
充する。
【0029】図10は、図1に示した洗浄液タンク76
のA矢視図であり、図11及び図12は、図10で示し
た洗浄液タンク76の側面図及び平面図である。洗浄液
タンク76は、インゴットの切断部を洗浄する洗浄液
(通常、加工液に使用されるクーラントオイル)を貯留
するタンクである。洗浄液タンク76には、ポンプ12
0が設けられ、ポンプ120の吐出先には、ハンドシャ
ワー122が取り付けられている。これにより、ポンプ
120が駆動されると、洗浄液タンク76に貯留された
洗浄液がハンドシャワー122から噴出され、インゴッ
トの切断部が洗浄される。
【0030】洗浄液タンク76は、複数の車輪124、
124…を有する台車125に搭載されるとともに、洗
浄液タンク76の側面には、前記ワイヤソー本体11に
形成されたガイドレール99に係合するガイドローラ1
26、126が回転自在に支持されている。これによ
り、洗浄液タンク76をワイヤソー本体11の側面に沿
って移動させることができ、洗浄液タンク76の供給口
76Aを容易に回収パイプ38の先端の真下に配置する
ことができる。前述したように、図5の加工液回収タン
ク40もワイヤソー本体11の側面に沿って移動させる
ことができる。したがって、洗浄液タンク76及び加工
液回収タンク40をワイヤソー本体11に沿って移動さ
せると、簡単に回収パイプ38の排出先を洗浄液タンク
76と加工液回収タンク40とに切り換えることができ
る。回収パイプ38の排出先を図11の如く洗浄液タン
ク76に切り換えると、前記ハンドシャワー122から
インゴットの切断部に供給された洗浄液が、オイルパン
36及び回収パイプ38を介して洗浄液タンク76に回
収される。
【0031】前記洗浄液タンク76の供給口76Aの上
部には、カバー128が取り付けられている。カバー1
28は、供給口76Aを中心としてコの字状に組み付け
られた3枚の側板128A、128A、128Aと、該
側板128Aの上部に組み付けられた上板128Bとか
ら構成される。中央の側板128Aの下端は、ヒンジ1
30によって洗浄液タンク76に取り付けられ、カバー
128は矢印D方向に揺動自在に構成されている。この
カバー128をワイヤソー本体11側に揺動させると、
カバー128によって回収パイプ38の先端が包囲され
るので、回収パイプ38と供給口76Aとの隙間から洗
浄液が飛散することが防止される。
【0032】また、前記供給口76Aの下方には、目の
細かい金網134が設けられ、回収パイプ38から送液
された洗浄液が全てこの金網134を通過するように構
成される。これにより、前記洗浄液は、金網134によ
ってインゴットの破片等のゴミが除去されて洗浄液タン
ク76内に回収される。次に、本発明の実施の形態に係
る熱交換装置について説明する。
【0033】図13に示すように、前記加工液タンク4
6と熱交換器50の間には、加工液の循環経路が形成さ
れ、この循環経路に循環ポンプ106が配設され、この
循環ポンプ106によって加工液タンク46内の加工液
が熱交換器50に循環供給される。また、熱交換器50
には、工場設備から排出される蒸気を供給する蒸気供給
部136と、工場設備から排出される冷却水を供給する
冷却水供給部138が、導入管144を介して連結され
る。導入管144には、3方弁140が配設され、この
3方弁140は、制御部88に制御される。すなわち、
制御部88は、温度センサ104で測定した加工液タン
ク46内の加工液の温度に基づいて、前記3方弁140
を開閉する。たとえば、加工液の温度が26℃〜28℃
といった所定の温度よりも高い場合、制御部88は、3
方弁140を操作して熱交換器50と冷却水供給部13
8とを連通する。これにより、熱交換器50には工場設
備から排出される冷却水が供給され、熱交換器50に循
環供給された加工液は冷却される。逆に、加工液の温度
が所定の温度よりも低い場合、制御部88は3方弁14
0を操作し、熱交換器50と蒸気供給部136とを連通
する。これにより、熱交換器50には、工場設備から排
出される蒸気が供給され、熱交換器50に循環供給され
た加工液は、加熱される。なお、供給された蒸気や冷却
水は、排出管142によって工場設備に排水される。
【0034】また、前記加工液タンク46と熱交換器5
0との間に形成された加工液の循環経路には、温調バル
ブ110が配設され、制御部88によって制御される。
制御部88は、温度センサ108で測定した加工液の温
度が所定の範囲内にある場合に温調バルブ110を閉じ
て、熱交換器50への加工液の送液を停止する。なお、
符号112は、流体用フィルタであり、流体が濾過され
ることによってその流体に含まれるゴミ等が除去され
る。
【0035】上記の如く構成されたワイヤソーの熱交換
装置の作用は次の通りである。上記のワイヤソー10で
は、まず、インゴットをワークフィードテーブル30の
下部に装着する。次に、モータ26を駆動してグルーブ
ローラ18Cを高速回転させるとともにモータ28を駆
動してワイヤリール12を高速回転させ、ワイヤ14を
高速で往復走行させる。そして、ワークフィードテーブ
ル30を下降させ、走行するワイヤ列20にインゴット
を押し当てる。この際、ワイヤ列20とインゴットとの
接触部には、図13のノズル100から加工液が供給さ
れ、インゴットは、この加工液中に含有される砥粒のラ
ッピング作用で多数枚のウェーハに切断される。
【0036】加工液は、供給ポンプ52によって加工液
タンク46からワイヤ列20上方のノズル100に供給
されている。このとき、流量計54で供給ポンプ52の
吐出量を測定し、この吐出量に基づいて前記制御部88
が供給ポンプ52を制御し、ノズル100には一定量の
加工液が供給される。ノズル100に供給された加工液
は、ノズル100からワイヤ列20に噴射され、インゴ
ットの加工に供される。インゴットの加工に供された加
工液は、オイルパン36で回収され、回収パイプ38を
介して直ぐに加工液回収タンク46に回収される。
【0037】ところで、前記加工液は、インゴットの加
工に供された際に温度上昇する。温度上昇した加工液を
そのままワイヤ列20に供給すると、グルーブローラ1
8A〜18D等が熱変形を生じ、インゴットの切断精度
が悪化するので、加工液を所定の温度範囲に制御する必
要がある。本実施の形態の熱交換装置では、温度センサ
108で測定した加工液の温度に基づいて、制御部88
が加工液を温度制御する。すなわち、温度センサ108
で測定した温度が所定の範囲よりも高い場合、制御部8
8は、3方弁140を操作して熱交換器50に冷却水を
送液し、加工液を冷却する。逆に、温度センサ108で
測定した温度が所定の範囲よりも低い場合、制御部88
は、3方弁140を操作して熱交換器50に蒸気を供給
し加工液を加熱する。また、温度センサ108で測定し
た加工液の温度が所定の範囲内にある場合、制御部88
は、3方弁140により蒸気供給部136と冷却水供給
部138とを遮断し、温調バルブ110を閉じて加工液
の循環供給を停止する。
【0038】このように、本実施の形態の熱交換装置で
は、蒸気によって加工液を加熱し、冷却水によって加工
液を冷却するので、加工液を迅速に加熱または冷却する
ことができる。したがって、加工液の温度制御の応答性
が良く、加工液を確実に所定の温度範囲内に制御するこ
とができる。これにより、ワイヤ列20に供給する加工
液が所定の温度範囲に保たれるので、グルーブローラ1
8A〜18D等の熱変形を防止することができ、インゴ
ットの切断精度を向上させることができる。
【0039】また、本実施の形態の熱交換装置では、工
場設備から排出される蒸気及び冷却水を利用しているの
で、加工液の温度制御のための熱源を新たに設ける必要
がなく、低コストで加工液の温度制御を行うことができ
る。また、本実施の形態の熱交換装置では、蒸気を用い
て加工液を加熱しているので、加工液を加熱し過ぎるこ
とがなく、加工液の性質の劣化や発火を防止することが
できる。
【0040】さらに、本実施の形態の熱交換装置では、
熱媒体の流路に蒸気を送気しているので、前記流路を形
成する配管を効率よくフラッシングすることができる。
さらに、前記配管内に流す熱媒体が冷却水と蒸気とで切
り換える度に、前記配管はその温度差により膨張又は収
縮するので、前記流路の外壁に付着した砥粒等の付着物
の剥離を助長させることができる。これにより、前記配
管内及び配管外の洗浄の回数を減らすことができ、熱交
換装置のメンテナンス性を向上させることができる。
【0041】なお、制御部88で3方弁140を定期的
に操作し、前記熱媒体の流路に蒸気を間欠的に送気して
フラッシングし、流路の洗浄効果を向上させてもよい。
また、本実施の形態では、工場設備から冷却水及び蒸気
の両方が排出される場合の熱交換器であるが、何方か一
方のみが排出される工場設備においても、もう一方の熱
媒体を温度調節する温調ユニットを熱交換装置に設ける
ことにより、本発明の熱交換装置を使用することが可能
である。また、工場設備から温水や温風が排出される場
合は、それらを熱源として利用してもよい。この場合に
も蒸気を用いた場合と同様の効果を得ることができる。
【0042】また、本実施の形態の熱交換装置では、熱
交換器50の内部で加工液を加熱または冷却したが、こ
れに限定するものではない。たとえば、図14に示すよ
うに、熱媒体の流路を加工液タンク46の内部に形成す
る。すなわち、熱媒体の流路であるコイル146を加工
液タンク46の内部に設け、このコイル146を工場設
備の蒸気供給部136及び冷却水供給部138に連結す
る。この場合も、上述した実施の形態の熱交換装置と同
様の効果を得ることができる。さらに、図13に示した
熱交換装置と異なり、加工液タンク46と熱交換器50
との間に加工液を循環供給する配管がないので、加工液
中の砥粒等で配管が詰まることもなく、メンテナンス性
を向上させることができる。
【0043】また、図15に示すように、熱媒体の流路
を加工液タンク46の外壁に形成してもよい。この場合
にも図14に示した熱交換装置と同様の効果を得ること
ができる。なお、図15では、熱媒体の流路を加工液タ
ンク46を覆うように形成したが、加工液タンクの外壁
を周回するコイルとしてもよい。また、熱媒体の流路
を、加工液タンク46と内部と、加工液タンク46の外
壁の両方に形成すると、加工液の温度制御の応答性をよ
り向上させることができる。
【0044】また、本実施の形態では、1台の熱交換器
50を加熱用と冷却用に共用したが、加熱用と冷却用で
熱交換器を独立させ、加熱用には蒸気を供給し、冷却用
には冷却水を供給することでも、目的を達成することが
できる。この場合、熱交換器内の温度追従に要する時間
を無くすことができるため、加工液の温度制御の応答性
をより向上させることができる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の加工液の
熱交換方法及びその装置によれば、ワイヤソーの外部に
設置された工場設備から排出される熱源を熱媒体として
利用したので、低コストで加工液を温度制御することが
できる。また、本発明のワイヤソーの熱交換方法及びそ
の装置において、工場設備から排出される蒸気を熱源と
して利用した場合には、加工液を加熱し過ぎることがな
いので、加工液の劣化及び火災を防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る熱交換装置を用いた
ワイヤソーの全体構成図
【図2】図1に示したワイヤソー本体の構成機器を露出
させたワイヤソーの斜視図
【図3】図1に示した加工液回収タンクの正面図
【図4】図2に示した加工液回収タンクの平面図
【図5】図2に示した加工液回収タンクの側面図
【図6】図1に示した加工液供給ユニットの斜視図
【図7】図6に示した加工液供給ユニットの正面図
【図8】図6に示した加工液供給ユニットの側面図
【図9】図6に示した加工液供給ユニットの平面図
【図10】図1に示した洗浄液タンクの正面図
【図11】図10に示した洗浄液タンクの側面図
【図12】図10に示した洗浄液タンクの平面図
【図13】本発明の実施の形態に係る熱交換装置の作用
を説明する説明図
【図14】本発明に係る熱交換装置の他の実施の形態
【図15】本発明に係る熱交換装置の他の実施の形態
【符号の説明】
10…ワイヤソー 14…ワイヤ 20…ワイヤ列 46…加工液タンク 50…熱交換器 88…制御部 106…循環ポンプ 136…蒸気供給部 138…冷却水供給部 140…3方弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大石 弘 群馬県安中市中野谷555番地の1 株式会 社スーパーシリコン研究所内 (72)発明者 浅川 慶一郎 群馬県安中市中野谷555番地の1 株式会 社スーパーシリコン研究所内 (72)発明者 松崎 順一 群馬県安中市中野谷555番地の1 株式会 社スーパーシリコン研究所内 Fターム(参考) 3C047 GG13 GG18 3C058 AA05 AA18 AC04 BA08 CA05 CA06 CB03 CB05 DA03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワイヤ列に被加工物を押し付け、該被加
    工物を多数枚のウェーハに切断するワイヤソーであっ
    て、前記被加工物の切断部に供給される加工液を所定の
    温度に制御する加工液の熱交換方法において、 前記ワイヤソーの外部に設置された工場設備から排出さ
    れる熱源を、前記加工液と熱交換される熱媒体として利
    用したことを特徴とする加工液の熱交換方法。
  2. 【請求項2】 前記工場設備から排出される熱源は蒸気
    であり、該蒸気を前記熱媒体として利用することを特徴
    とする請求項1記載の加工液の熱交換方法。
  3. 【請求項3】 ワイヤ列に被加工物を押し付け、該被加
    工物を多数枚のウェーハに切断するワイヤソーであっ
    て、前記被加工物の切断部に供給される加工液を所定の
    温度に制御する加工液の熱交換装置において、 前記ワイヤソーの外部に設置された工場設備から排出さ
    れる熱源を、前記加工液と熱交換される熱媒体として利
    用することを特徴とする加工液の熱交換装置。
  4. 【請求項4】 前記工場設備から排出される熱源は蒸気
    であり、該蒸気を前記熱媒体として利用することを特徴
    とする請求項3記載の加工液の熱交換装置。
  5. 【請求項5】 前記加工液の熱交換装置には、前記工場
    設備から排出される熱源を、該熱交換装置に導入するた
    めの導入管が設けられていることを特徴とする請求項
    3、又は4記載の加工液の熱交換装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101518925A (zh) * 2008-02-28 2009-09-02 株式会社迪思科 加工废液处理装置
CN101391460B (zh) * 2008-04-21 2012-09-05 塔工程有限公司 用于断开易碎基材的设备和方法
CN103085180A (zh) * 2011-10-28 2013-05-08 应用材料瑞士有限责任公司 线锯控制系统和线锯
CN104647616A (zh) * 2013-11-18 2015-05-27 烟台力凯电子科技有限公司 一种砂箱冷却式多线切割机
CN104943004A (zh) * 2015-06-18 2015-09-30 江苏塞维斯数控科技有限公司 一种水溶性切割液用砂浆桶

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