JP2000218267A - オゾン含有水のろ過方法 - Google Patents
オゾン含有水のろ過方法Info
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Abstract
にわたって安定に行う方法の提供。 【解決手段】 DSC(示差走査熱量測定)によって得
られるピーク温度のうち、その最高温度が160℃以上
を示すポリフッ化ビニリデン系樹脂多孔質膜を用いて濾
過を行う。
Description
えば、オゾンが添加された、河川水、海水、下水、湖沼
水、伏流水、工程水等の、除濁・除菌を目的としたろ過
方法に関する。
ルミニウム等の凝集剤を用いて水中の濁質成分を凝集、
フロック形成させる凝集沈殿法が行われている。しか
し、上記浄化法は、水質変動に伴う凝集剤の添加量やp
Hの最適化を行うためのジャーテストと呼ばれる予備試
験を必要とする為、操作が煩雑である。また、フロック
形成池、沈殿池、砂ろ過設備等の大型設備が必要であ
り、凝集剤添加によって生成する大量のスラッジの処理
も問題となっている。
し、コンパクトな設備でかつ原水変動に大きく左右され
ない、安定した水質を得る目的で、多孔質膜を用いると
共にオゾンによって原水をあらかじめ処理する事によ
り、処理水の透過流速の経時的減少を抑制したり[(J
our.AWWA、77(8)P.60−65(198
5)]、多孔質膜の洗浄時や逆洗時にオゾンを含む水を
用いる事により、低下した透過流速の回復をはかる方法
(特開昭63−93310号公報、特開平3−2499
27号公報)が提案されている。また、特開平4−10
8518号公報には、オゾン注入装置を組み込んだろ過
装置が開示されている。
機物質に起因する場合に特に有効であるが、オゾンの強
い酸化力により、使用するろ過膜自体の酸化劣化を招く
という問題がある。そのため、使用可能な有機系膜とし
ては、これまでフッ素系樹脂多孔質膜に限られており、
例えばポリフッ化ビニリデン(以下、PVDFと記す)
系樹脂多孔質膜が知られている。
法としては、 PVDF系樹脂をその良溶媒に溶解させた後、その溶
液を貧溶媒中に浸漬し、脱溶媒する事により、多孔質膜
とする方法(特開昭59−16503号公報、特開昭6
0−97001号公報)、 PVDF系樹脂とフタル酸エステル等の可塑剤及びシ
リカ等の無機微粉体を混合・混練し、溶融押し出し後、
可塑剤、無機微粉体を抽出する事により、多孔質膜とす
る方法(特開平3−215535号公報)、の2種の製
法が知られている。
ン含有水を長期間にわたって安定にろ過する方法を提供
する事にある。
を解決したものである。すなわち本発明は、DSC(示
差走査熱量測定)により得られるピーク温度のうち、そ
の最高温度が160℃以上を示すポリフッ化ビニリデン
系樹脂多孔質膜を用いて、オゾン含有水をろ過する方法
である。
は、上水道や下水二次処理水の高度処理、工業用水およ
び排水などの処理方法において、原水にオゾンを添加し
てその水質を改善したのち、ろ過膜を用いて処理する方
法に関する。このような、オゾンを使用する方法におい
ては、ろ過に用いる膜としては、例えばPVDF系樹脂
などの、オゾン酸化耐性を有する素材からなるものが用
いられる。
素材を用いた膜であっても、製造方法等の相違により、
膜によってオゾン酸化耐性に差がある事を見出し、本発
明に至った。すなわち、この発明に適した、オゾン酸化
耐性に優れたろ過膜とは、PVDF系樹脂多孔質膜のう
ち、示差走査熱量測定(以下、DSC)により得られる
最高ピーク温度が160℃以上を示す膜である。また、
さらに以下の特徴を有する多孔質膜が好ましい。 (イ)孔径が、平均孔径(ASTM:F316−86に
よるエアフロー法)で、0.05μm〜1μm、好まし
くは、0.1μm〜0.5μmの領域にあり、その空孔
率が60〜90%である精密濾過膜。 (ロ)シート状の平膜、或いは中空糸状膜であり、平膜
である場合には、その膜厚みが0.02mm〜0.50
mm、中空糸状膜である場合には、その中空糸膜径が、
膜内径で0.2mm〜4.5mm、膜外径で0.5mm
〜5.0mmの精密濾過膜。
度が高い膜ほど、そのオゾン酸化耐性の効果に優れてい
る。したがって、本発明に使用されるPVDF系樹脂多
孔質膜は、DSCにより得られる最高ピーク温度が好ま
しくは170℃以上、さらに好ましくは174℃以上の
ものが良い。本発明に使用されるPVDF系樹脂多孔質
膜は、例えば[従来の技術]の項のの方法、すなわ
ち、PVDF系樹脂、可塑剤、および疎水性シリカを混
練・溶融押し出し成形後、可塑剤と疎水性シリカを抽出
・除去する事によって得られる膜から選ぶことができ
る。以下、この方法について述べる。 (1)この方法に用いられるPVDF系樹脂とは、フッ
化ビニリデンホモポリマーまたはフッ化ビニリデン共重
合体であり、フッ化ビニリデン共重合体としてはフッ化
ビニリデンと4フッ化エチレン、6フッ化プロピレン、
3フッ化塩化エチレンとの共重合体が使用できる。好ま
しくは、フッ化ビニリデンホモポリマーが使用される。
また、これらのポリマーを混合して使用する事もでき
る。 (2)使用されるPVDF系樹脂の重量平均分子量(M
w)は、好ましくは10万から50万である。Mwが1
0万未満のPVDF系樹脂を用いて多孔質膜としても、
その引っ張り破断伸度が極端に小さくなり、実用に供す
るのは困難である。また、Mwが50万を超える場合で
は、溶融成形時の流動性が小さく、押し出し成形時の成
形性が悪くなり、現実的でない。 (3)可塑剤とは、PVDFに対し適度な溶解性を示す
不活性の有機液状体を指し、具体的には、SP値(溶解
度パラメータ)が8.4〜10.5の範囲、好ましく
は、SP値が8.4〜9.9である有機液状体が挙げら
れる。SP値が8.4〜10.5の可塑剤の例を挙げる
と、DEP(フタル酸ジエチル)、DBP(フタル酸ジ
ブチル)、DHP(フタル酸ジヘキシル)、DnOP
(フタル酸ジオクチル)、DOP(フタル酸ジ−(2−
エチル)ヘキシル)等のフタル酸エステルやリン酸エス
テルが挙げられる。
Pの単独及び混合物が好ましく使用される。 (4)使用される疎水性シリカとは、親水性シリカ表面
のシラノール基をジメチルシランあるいはジメチルジク
ロロシラン等の有機珪素化合物と化学的に反応させ、親
水性シリカ表面をメチル基で置換し、疎水化させたシリ
カを指す。その平均1次粒子径が0.005〜0.5μ
m、比表面積30〜500m2 /gの範囲にあり、粉体
が完全に濡れるメタノールの容量%(Mw値)が30%
以上である疎水性のシリカが好ましく用いられる。 (5)可塑剤及び疎水性シリカの抽出液について例を挙
げると、可塑剤の抽出には、PVDFは溶解せず可塑剤
のみが溶解する有機溶媒が用いられる。具体的に例を挙
げると、メタノール、エタノール等のアルコール類、ア
セトン、メチル−エチルケトン等のケトン類及び、ジク
ロロメタン等のハロゲン化炭化水素が挙げられる。ま
た、疎水性シリカの抽出溶媒としては、水酸化ナトリウ
ム水溶液、水酸化カリウム水溶液の様なアルカリ性水溶
液が使用できる。
の抽出の前に、アルコール或いはアルコール水溶液を用
いて、膜とアルカリ水溶液との親和性を高める手法を取
る事もでき、さらに、アルカリ性水溶液とアルコールの
混合液を使用する事により、可塑剤とシリカを同時に抽
出する事も可能である。以上の製造例により成膜される
多孔質膜は、均質な連通孔からなる3次元網状構造を有
している。また、その平均孔径(ASTM:F316−
86によるエアフロー法による)が、0.05μm〜1
μm、好ましくは0.1μm〜0.5μmの領域にあ
り、空孔率が60%〜90%の精密濾過膜である。
膜は、DSCにより得られる最高ピーク温度が160℃
以上を示すものであれば、上記以外の方法で製造された
ものであっても、もちろん使用可能である。本発明にお
いて、PVDF系多孔質膜のDSCによる溶融温度の測
定は、以下の方法によった。
ルメント社製) 昇温速度:10℃/分 温度範囲:100〜200℃ オゾン含有水とは、オゾンが添加された、河川水、海
水、下水、湖沼水、伏流水、工程水などである。オゾン
含有水中のオゾン濃度は特に限定されない。
内蔵した濾過モジュールを用いて行う。オゾン処理に適
した膜モジュールは、WO97/10893などに開示
されている。
質膜の製法の例と、オゾン含有水の濾過方法の例を説明
する。例中の引っ張り破断強・伸度は、下記の方法によ
り測定し、オゾン含有水へ浸漬する前の値を100%と
して、保持率で記載した。
D(島津製作所製) チャック間距離:50mm 引っ張り速度:200mm/分 標本数:10(表−1中の値は、平均値で示している) また、純水透水性能は、中空糸多孔質膜の場合は、25
℃の限外ろ過水を有効長50mmの中空糸多孔質膜サン
プルの内表面側から外表面側へ透過させ、また、平膜の
場合は、市販のホルダーにセットし、それぞれ単位時
間、単位圧力(単位膜差圧)あたりの透水量を算出し、
初期の値を100%として、保持率で記載した。
Y社製、SOLEF 6010)、疎水性シリカ(日本
アエロジル社製、R−972[平均1次粒径0.016
μm、比表面積110m2 /g、Mw値=50%])、
DOP(チッソ社製、CSサイザー)、DBP(チッソ
社製)をそれぞれ40.0/23.0/30.8/6.
2重量部取り分け、ヘンシェルミキサーにより混合した
後、2軸押し出し機により、ペレットを作成した。上記
ペレットを、バレル温度260℃、ヘッド温度235
℃、紡口温度230℃の温度条件の2軸押し出し機か
ら、寸法:1.70mmφ/0.90mmφ/0.50
mmφの2重紡口を経て溶融押し出しした。押し出し機
に取り付けられた紡口から30cm下方の水温40℃の
温水浴により、半溶融状態の中空糸を固化させ、ワイン
ダーにより巻き取った。
下の抽出条件で中空糸束中の可塑剤を抽出した。 処理条件:室温(25〜27℃)、中空糸束の単純体積
(内/外径、長さより算出)に対する該ジクロロメタン
の体積:20倍量、処理時間:5時間。 次に50%エタノール水溶液に上記中空糸束を30分浸
漬し、次いで、重量パーセント濃度20%の水酸化ナト
リウム水溶液を使用し、以下の抽出条件で中空糸束中の
シリカを抽出した。
/外径、長さより算出)に対する該水溶液の体積:20
倍量(疎水性シリカに対する当量比で8倍当量)、処理
時間:2時間。 その後、該水酸化ナトリウム水溶液と同一体積の60℃
温水での温水洗浄を1時間行い、この温水洗浄を合計1
0回繰り返した。
5mmφ、空孔率70%、平均孔径0.18μmの中空
糸多孔質膜を得た。この多孔質膜を、DSCを用いてピ
ーク温度を求めたところ、その最高温度は174.8℃
であった。得られた多孔質膜の耐オゾン性を評価するた
めに、多孔質膜を平均濃度30mg/リットルのオゾン
含有水に室温(22〜25℃)で5日間浸漬し、その物
性変化(引っ張り破断強・伸度の保持率)を測定し、結
果を表1に記載した。
後の純水透水量の変化を、オゾン含有水浸漬前の値を1
00%として、保持率で表2に記載した。
製、#KF1000)、疎水性シリカ(日本アエロジル
社製、R−972[平均1次粒径0.016μm、比表
面積110m2/g、Mw値=50%])、DOP(チ
ッソ社製、CSサイザー)、DBP(チッソ社製)をそ
れぞれ40.0/23.0/32.9/4.1重量部取
り分け、ヘンシェルミキサーにより混合した後、2軸押
し出し機により、ペレットを作成した。上記ペレット
を、バレル温度260℃、ヘッド温度215℃、紡口温
度210℃の温度条件の2軸押し出し機から、寸法:
1.70mmφ/0.90mmφ/0.50mmφの2
重紡口を経て溶融押し出しを行った。押し出し機に取り
付けられた紡口から40cm下方の水温40℃の温水浴
により、半溶融状態の中空糸を固化させ、ワインダーに
より巻き取った。
下の抽出条件で中空糸束中の可塑剤を抽出した。 処理条件:室温(26〜28℃)、中空糸の単純体積
(内/外径、長さより算出)に対する該ジクロロメタン
の体積:20倍量、処理時間:5時間。 次に重量パーセント濃度20%の水酸化ナトリウム水溶
液を使用し、以下の抽出条件で中空糸中のシリカを抽出
した。
/外径、長さより算出)に対する該水溶液の体積:20
倍量(疎水性シリカに対する当量比で8倍当量)、処理
時間:2時間。 その後、該水酸化ナトリウム水溶液と同一体積の60℃
温水での温水洗浄を1時間行い、この温水洗浄を合計1
0回繰り返した。
5mmφ、空孔率70%、平均孔径0.40μmの中空
糸多孔質膜を得た。この多孔質膜を、DSCによりピー
ク温度を求めたところ、その最高温度は、174.8℃
であった。また、例1と同様にオゾン含有水に浸漬し
て、その物性変化(引っ張り破断強・伸度の保持率)を
測定し、表1に記載した。
後の純水透水量の変化を、オゾン含有水浸漬前の値を1
00%として、保持率で表2に記載した。
デュラポアメンブレンフィルター[GVWP1425
0]、公称孔径0.22μm)を、DSCによりピーク
温度を求めたところ、その最高温度は、161.9℃で
あった。この多孔質膜を例1と同様にオゾン含有水に浸
漬した。その物性変化(引っ張り破断強・伸度の保持
率)を表1に記載した。
後の純水透水量の変化を、オゾン含有水浸漬前の値を1
00%として、保持率で表2に記載した。
00本用意し、外径38mmのPVC製モジュールケー
スに挿入し、両側端部をシリコーン系ポッティング剤
(東芝シリコーン社製、TSE−3337)により、接
着固定した。その後、中空糸膜の中空部が開口する様
に、ポッティング部の両側端部を切断し、さらに液密的
にシールできるように、両側にPVC製のキャップを取
り付けた。
ールを使用して、オゾン添加した、濁度1〜4の河川水
で膜差圧20KPaの定圧ろ過試験を3ヶ月間行った。
その時の濾水採水量は、初期の採水量を100%として
94%であり、ほとんど採水量の低下は、認められなか
った。この間の、河川水中のオゾンの濃度は、供給側で
7〜20mg/リットル、濾水側で0.3〜2mg/リ
ットルであった。
を解体し、その中空糸膜の物性変化(引っ張り破断強・
伸度の保持率)を表1に記載した。
#KF1000[重量平均分子量(Mw)=240,0
00{ポリスチレン換算})、DMAC(ジメチルアセ
トアミド)、PPG3000(ポリプロピレングリコー
ル)、Tween 80(Atlas Powder社
製、ソルビタンモノオレアートのエチレンオキシド縮合
物)を27.2/61.9/9.9/1.0重量部で混
合し、溶液とした。
吐出・凝固させる事により、中空糸多孔質膜を得、その
後、純水で12時間流水洗浄を行う事により、内/外
径:0.75/1.30mmφ、空孔率70%、平均孔
径0.28μmの精密濾過膜を得た。具体的な製膜条件
は、下記の通りである。 溶液温度:60℃、溶液吐出量:12cc/分、内部凝
固液(100%−水を使用)温度:70℃、内部凝固液
吐出量:5cc/分、温水浴温度:70℃、空中走行距
離:6.0cm、紡口寸法:1.50mmφ/0.50
mmφ/0.30mmφ。
ピーク温度を求めたところ、その最高温度は138.2
℃であった。また、本比較例の膜を例1と同様にオゾン
含有水に浸漬した。その物性変化(引っ張り破断強・伸
度の保持率)を表1に記載した。さらに、上記多孔質膜
の純水透水量の変化をオゾン水浸漬前の値を100%と
して、保持率で表2に記載した。表2によれば、保持率
増加の傾向がみられ、孔の拡大が予想された。
水へ浸漬した後の引っ張り破断強・伸度の保持率が極め
て高い特定のPVDF系樹脂多孔質膜を用いれば、オゾ
ン含有水を長期間にわたって安定にろ過することができ
る。
Claims (1)
- 【請求項1】 DSC(示差走査熱量測定)により得ら
れるピーク温度のうち、その最高温度が160℃以上を
示すポリフッ化ビニリデン系樹脂多孔質膜を用いて、オ
ゾン含有水をろ過する方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2058199A JP2000218267A (ja) | 1999-01-28 | 1999-01-28 | オゾン含有水のろ過方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2058199A JP2000218267A (ja) | 1999-01-28 | 1999-01-28 | オゾン含有水のろ過方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000218267A true JP2000218267A (ja) | 2000-08-08 |
Family
ID=12031194
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2058199A Pending JP2000218267A (ja) | 1999-01-28 | 1999-01-28 | オゾン含有水のろ過方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000218267A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005123234A1 (ja) | 2004-06-15 | 2005-12-29 | Kureha Corporation | フッ化ビニリデン系樹脂中空糸多孔濾水膜およびその製造方法 |
CN114225510A (zh) * | 2021-12-23 | 2022-03-25 | 南通力联自动化科技有限公司 | 一种双通道智能过滤系统及方法 |
-
1999
- 1999-01-28 JP JP2058199A patent/JP2000218267A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US7455772B2 (en) | 2004-06-15 | 2008-11-25 | Kureha Corporation | Hollow-fiber porous water filtration membrane of vinylidene fluoride resin and process for producing the same |
JP5339677B2 (ja) * | 2004-06-15 | 2013-11-13 | 株式会社クレハ | フッ化ビニリデン系樹脂中空糸多孔濾水膜およびその製造方法 |
CN114225510A (zh) * | 2021-12-23 | 2022-03-25 | 南通力联自动化科技有限公司 | 一种双通道智能过滤系统及方法 |
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