JP2000218043A - ゲーム装置、表示方法ならびに表示処理を記憶した記憶媒体 - Google Patents

ゲーム装置、表示方法ならびに表示処理を記憶した記憶媒体

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JP2000218043A
JP2000218043A JP11025174A JP2517499A JP2000218043A JP 2000218043 A JP2000218043 A JP 2000218043A JP 11025174 A JP11025174 A JP 11025174A JP 2517499 A JP2517499 A JP 2517499A JP 2000218043 A JP2000218043 A JP 2000218043A
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Keisuke Chiwata
桂介 千綿
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 実際の操作中における運転操作のリアリティ
の向上、操作後のリプレイ表示による運転操作の技術レ
ベルの向上が可能なゲーム装置、表示方法ならびに記憶
媒体を提供する。 【解決手段】 カーレースのゲームソフトを用いたゲー
ム装置であって、ゲーム装置本体と、これに接続される
入力コントローラ、テレビモニタなどから構成され、ゲ
ーム装置本体のCD−ROMドライブによりカーレース
のソフトウェアが記憶されているCD−ROMが駆動さ
れてレースが実現でき、テレビモニタ3の大画面31に
は自動車の動作映像、子画面32には運転者の動作映像
がそれぞれ表示される。特に、子画面32には、自動車
内部の運転者が操作したステアリング、アクセル、ブレ
ーキ、サイドブレーキ、シフトギアなどの操作が、実際
のゲーム者による入力コントローラの各操作ボタンの操
作に対応して表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビゲームを始
めとするゲーム装置などの表示技術に関し、特に乗物の
運転者になりすましたバーチャルリアリティゲームにお
いて、実際の操作中における運転操作のリアリティの向
上、実際の操作後のリプレイ表示による運転操作の技術
レベルの向上に好適なゲーム装置、表示方法ならびに表
示処理を記憶した記憶媒体に適用して有効な技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】たとえば、本発明者が検討した技術とし
て、近年のゲームソフトの一例であるカーレースにおい
ては、自分が入力コントローラを介して擬似的に運転す
る自動車の動きを画面に表示する際に、自動車の動きを
3Dで表示したり、視点を変えて表示するなど、表示方
式に工夫を施した技術などがある。さらに、レーシング
中の自分の自動車の位置が分かるように、画面の左下隅
などにレーシングロードを簡略化して表示し、このレー
シングロードに自動車の位置に対応するマークを表示す
ることなども行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記のよう
なカーレースにおいては、自動車の表示方式を工夫する
ことにより、たとえば自動車の動きの他に、自動車のタ
イヤや車内のステアリング、さらにはステアリングを操
作する運転者の手なども動いた映像で表示することがで
き、レーシングゲームの迫力、リアルさなどが向上され
てきている。
【0004】しかし、ステアリングを操作する運転者の
手などの動きは、動いた映像にしないと不自然であるた
めに、見える部分については単に動いている映像にして
いるだけであり、自分が入力コントローラを介して操作
した際の擬似的な運転者の動きには必ずしも忠実とは言
えない。すなわち、映像の不自然さを軽減する目的であ
って後述するようなことを目的としているものでない。
【0005】そこで、本発明の目的は、画面上に自動車
などの乗物の動きを表示するとともに、この乗物を運転
する運転者の動きを別画面として忠実に、かつリアルタ
イムに表示することによって、実際の操作中における運
転操作のリアリティを向上させることは勿論、分身であ
る映像上の運転者に感情移入し、いわゆるバーチャルリ
アリティを実現するゲーム装置、表示方法ならびに表示
処理を記憶した記憶媒体を提供することにある。
【0006】また、他の目的としては、実際の操作後に
リプレイして表示し、別画面に表示された運転者の動き
を見直すことによって、運転操作のタイミングやノウハ
ウを始めとした技術レベルの向上を図ることが挙げられ
る。さらに、自分のリプレイ表示でも十分な効果は表れ
るが、他人のリプレイやコンピュータが作る模範操作の
リプレイを表示して見ることで、より一層技術レベルの
向上を可能とすることができ、さらなる効果を引き出す
目的もある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によるゲーム装置
は、擬似的な操作対象物、およびこの操作対象物を操作
する擬似的な操作者の映像をリアルタイムに表示する表
示手段を有し、この表示手段は、大画面と、この大画面
の一部分の子画面とからなり、主に大画面には擬似的な
操作対象物(または擬似的な操作者)の動作映像を表示
し、子画面には大画面とは逆に擬似的な操作者(または
擬似的な操作対象物)の動作映像を表示し、実際の操作
者は操作手段を介して擬似的な操作者になりすまして擬
似的な操作対象物を操作するものである。
【0008】この構成において、子画面(または大画
面)には、擬似的な操作対象物の内部空間もしくは遠隔
操作の操作空間に存在する擬似的な操作者の動作映像
を、操作手段を介した実際の操作者の操作に対応させて
表示し、さらに子画面は表示/非表示の切り替え、また
は画面寸法の変更を可能とし、また擬似的な操作対象物
は乗物、擬似的な操作者は運転者に適用するようにした
ものである。
【0009】また、本発明による表示方法は、擬似的な
操作対象物、およびこの操作対象物を操作する擬似的な
操作者の映像をリアルタイムに表示する表示手段は、第
1の画面(大画面または子画面など)と第2の画面(子
画面または大画面など)とからなり、第1の画面に擬似
的な操作対象物の動作映像を表示する工程と、第2の画
面に擬似的な操作者の動作映像を表示する工程とを含
み、実際の操作者が操作手段を介して擬似的な操作者に
なりすまして擬似的な操作対象物を操作した際に、第2
の画面に表示する工程に基づいた制御手段の制御によ
り、擬似的な操作対象物の内部空間もしくは遠隔操作の
操作空間に存在する擬似的な操作者の動作映像を、操作
手段を介した実際の操作者の操作に対応させて表示する
ものである。
【0010】また、本発明による表示処理を記憶した記
憶媒体は、表示手段の第1の画面(大画面または子画面
など)に擬似的な操作対象物の動作映像を表示する処理
と、第2の画面(子画面または大画面など)に擬似的な
操作者の動作映像を表示する処理とを制御手段に実行さ
せるプログラムを記憶し、実際の操作者が操作手段を介
して擬似的な操作者になりすまして擬似的な操作対象物
を操作した際に、第2の画面に表示する処理に基づいた
制御手段の制御により、擬似的な操作対象物の内部空間
もしくは遠隔操作の操作空間に存在する擬似的な操作者
の動作映像を、操作手段を介した実際の操作者の操作に
対応させて表示するものである。
【0011】よって、前記ゲーム装置によれば、大画面
(または子画面)に乗物などの擬似的な操作対象物の動
作映像を表示するとともに、この操作対象物を操作する
運転者などの擬似的な操作者の動作映像を子画面(また
は大画面)に細かく忠実に表示することにより、実際の
操作中においては、運転操作のリアリティを向上させる
ことができる。加えて、分身である映像上の操作者に感
情移入し、いわゆるバーチャルリアリティを実現するこ
とができる。
【0012】また、実際の操作後にリプレイして表示す
る場合には、子画面(または大画面)に細かく忠実に表
示された運転者などの擬似的な操作者の動作映像を見直
すことにより、運転操作のタイミングやノウハウを始め
とした技術レベルの向上を図ることができる。さらに、
自分のリプレイ表示でも十分な効果は表れるが、他人の
リプレイやコンピュータが作る模範操作のリプレイを表
示して見ることで、さらに効果的に技術レベルを向上さ
せることができる。
【0013】特に、子画面(または大画面)には、乗物
などの擬似的な操作対象物の内部空間もしくは遠隔操作
の操作空間に存在する運転者などの擬似的な操作者の動
作映像を表示することができるので、外部から見えな
い、見えにくい部分や、離れていて同時に見えない部分
などを細かく忠実に表示することができる。
【0014】また、前記表示方法、前記表示処理を記憶
した記憶媒体によれば、前記ゲーム装置を始めとする種
々の表示手段に対して、この表示手段の第1の画面に擬
似的な操作対象物の動作映像を表示し、第2の画面に擬
似的な操作者の動作映像を表示することで、前記ゲーム
装置と同様に、実際の操作中における運転操作のリアリ
ティの向上、実際の操作後のリプレイ表示による運転操
作の技術レベルの向上を可能とすることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の一実施の形
態であるゲーム装置を示す概略構成図、図2は本実施の
形態のゲーム装置において、入力コントローラを示す平
面図および正面図、図3はテレビモニタの画面を示す説
明図である。
【0016】まず、図1により本実施の形態のゲーム装
置の構成の一例を説明する。
【0017】本実施の形態のゲーム装置は、たとえばカ
ーレースのゲームソフトを用いたゲーム装置とされ、制
御手段であるCPU、グラフィックエンジン、サウンド
エンジン、メモリ、CD−ROMドライブなどからなる
ゲーム装置本体1と、このゲーム装置本体1に接続され
る、操作手段である入力コントローラ2、および表示手
段であるテレビモニタ3などから構成され、ゲーム装置
本体1のCD−ROMドライブによりカーレースのソフ
トウェアが記憶されている、記憶媒体であるCD−RO
M4が駆動され、カーレースが実現できるようになって
いる。
【0018】入力コントローラ2には、たとえば図2
((a) は平面図、(b) は正面図)に一例を示すように、
複数の操作ボタン21〜29が設けられ、一例として、
操作ボタン21には視点切り替え、操作ボタン22には
ステアリング操作、操作ボタン23にはアクセル、操作
ボタン24には後方確認、操作ボタン25にはブレー
キ、操作ボタン26にはサイドブレーキ、操作ボタン2
7にはシフトダウン/バックギア、操作ボタン28には
シフトアップ/バックギア解除、操作ボタン29にはゲ
ームのスタートとポーズ/ポーズ解除などのカーレース
に必要な各機能が割り当てられている。
【0019】テレビモニタ3には、たとえば図3に一例
を示すように、大画面31と、この大画面31の左下の
一部分の子画面32とが設けられ、大画面31には擬似
的な操作対象物である自動車の動作映像、子画面32に
は擬似的な操作者である運転者の動作映像がそれぞれリ
アルタイムで超リアル3Dにより細かく忠実に、かつな
めらかに表示され、実際のゲーム者は入力コントローラ
2を介して、子画面32に表示された運転者になりすま
して自動車を運転することが可能となっている。また、
同時に臨場感あふれる音もリアルタイムに発せられるよ
うになっている。
【0020】特に、テレビモニタ3の子画面32に表示
される運転者の動作映像は、自動車の内部にいる運転者
が操作したステアリング、アクセル、ブレーキ、サイド
ブレーキ、シフトギア、クラッチなどの操作が、実際の
ゲーム者による入力コントローラ2の各操作ボタン21
〜29の操作に対応して表示されるようになっている。
【0021】CD−ROM4には、カーレースのソフト
ウェアが記憶されており、特に入力コントローラ2の操
作ボタン21〜29の操作に対応してテレビモニタ3に
表示する処理のプログラムに基づいた、ゲーム装置本体
1のCPU、グラフィックエンジン、サウンドエンジン
などの制御により、テレビモニタ3の大画面31には擬
似的な操作対象物である自動車の動作映像、子画面32
には擬似的な操作者である運転者の動作映像が表示され
る。
【0022】以上のように構成されるゲーム装置におい
ては、たとえば実際のゲーム者が入力コントローラ2の
操作ボタン29を押すことによりレーシングゲームがス
タートする。その後は、ゲーム者の操作ボタン22の操
作により運転者にステアリング操作を行わせながら、操
作ボタン23を用いてアクセル、操作ボタン25を用い
てブレーキをそれぞれ運転者に踏ませるとともに、操作
ボタン27と操作ボタン28との操作により運転者にシ
フトダウン、シフトアップを行わせることにより、レー
シングゲームを進めることができる。
【0023】この際に、レーシングゲームの進行は、C
D−ROM4に記憶されているカーレースの制御プログ
ラムに基づいて、入力コントローラ2の各機能が割り当
てられた操作ボタン21〜29の操作に対応したゲーム
装置本体1のCPU、グラフィックエンジン、サウンド
エンジンなどの制御により、テレビモニタ3の大画面3
1および子画面32に自動車および運転者の映像がリア
ルタイムで細かく忠実に表示されるとともに、臨場感あ
ふれる音もリアルタイムに発せられる。
【0024】特に、テレビモニタ3の子画面32には、
ゲーム者が操作ボタン22を右方向に曲がるように操作
したときは運転者がステアリングを右方向に曲がるよう
に操作した動きを映し出し、逆に操作ボタン22を左方
向に曲がるように操作したときはステアリングを左方向
に曲がるように操作した動きを映し出すことができる。
同時に、ステアリングの回転角度などにも対応して表示
することができる。
【0025】また、ゲーム者が操作ボタン23を操作し
たときには運転者がアクセルを踏む動き、操作ボタン2
5を操作したときにはブレーキを踏む動きをそれぞれテ
レビモニタ3の子画面32に映し出すことができる。
【0026】さらに、ゲーム者が操作ボタン27を操作
したときには運転者がクラッチを踏みシフトギアをシフ
トダウンする動き、操作ボタン28を操作したときには
クラッチを踏みシフトギアをシフトアップする動きをそ
れぞれテレビモニタ3の子画面32に映し出すことがで
きる。なお、このシフトダウン、シフトアップについて
は、たとえば図3に示すようにシフトギアの位置も子画
面に簡略化して表示することができる。
【0027】従って、本実施の形態のゲーム装置によれ
ば、テレビモニタ3に大画面31と子画面32とが設け
られ、大画面31に自動車の動きを表示するとともに、
これを運転する運転者の動きを子画面32に細かく忠実
に映し出すことにより、ゲーム者のゲーム中において
は、よりリアルな動きを映し出すことができ、運転操作
のリアリティを向上させることができる。加えて、分身
である映像上の運転者に感情移入することもできる。
【0028】また、実際のゲーム後にリプレイ表示して
映し出すことも可能であり、この場合には子画面32に
細かく忠実に映し出された運転者の動きを見直すことが
できるので、ゲーム者自身で研究したり、あるいは他人
に欠点を指摘してもらうなどして、運転操作の技術レベ
ルを向上させることができる。さらに、自分のリプレイ
だけでなく、他人のリプレイ、コンピュータが作る模範
操作のリプレイを表示して見ることにより、技術レベル
を向上させることができる。
【0029】特に、子画面32には、自動車の内部にい
る運転者の動きを映し出すことができるので、外部から
見えない、あるいは見えにくいステアリング、アクセ
ル、ブレーキ、サイドブレーキ、シフトギア、クラッチ
などを別画面として細かく忠実に映し出すことができ
る。
【0030】本発明は前記実施の形態に限定されるもの
ではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能で
あることはいうまでもない。
【0031】たとえば、前記実施の形態では、テレビモ
ニタの大画面と子画面とにおいて、大画面に自動車の動
き、子画面に運転者の動きを表示する場合について説明
したが、各画面に映し出す映像の切り替えにより、逆に
大画面に運転者の動き、子画面に自動車などの乗物の動
きを表示することも可能である。
【0032】さらに、テレビモニタなどの表示手段につ
いては、大画面と、この一部分の子画面とが設けられた
テレビモニタに限らず、別々に第1の画面となるテレビ
モニタと第2の画面となるテレビモニタなどを設けて表
示する場合などについても適用することができる。
【0033】また、子画面については、前記図3のよう
に大画面の一部分に表示する他、画面挿入を禁止するこ
とで、子画面を表示しないで大画面だけにすることも可
能である。さらに、子画面の寸法も、画面挿入の領域寸
法を変更可能とすることにより、子画面を大きくした
り、逆に小さくすることができる。
【0034】また、本発明は、カーレースのゲームの他
に、飛行機、電車などの他の乗物を対象とし、これらの
乗物の運転者としての映像を表示するようなゲームや、
さらにこのような乗物などの運転・教習シミュレーショ
ン的な利用にも適用可能である。
【0035】さらに、乗物の延長として搭乗型ロボッ
ト、作業機器などにも適用でき、さらに別の操作概念で
は、芸をさせる人とこの人の指示操作に合わせて芸をす
るペットとの関係、操作する操作者とこの操作者の指示
操作に合わせて動くラジコン機との関係などにも広く適
用することができる。この操作者とラジコン機との関係
などのように遠隔操作の操作空間においては、離れてい
て同時に見えないラジコン機などを風景の中で表示しな
がら、操作する人の動きを別画面で細かく忠実に表示す
ることができる。
【0036】また、記憶媒体としては、CD−ROMの
他に、たとえばGD−ROM、DVD、ハードディス
ク、光磁気ディスク、ROMカートリッジ、バッテリバ
ックアップ付きのRAMメモリカートリッジ、フラッシ
ュメモリカートリッジ、不揮発性RAMカートリッジな
どにも広く適用可能である。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、大画面(または子画
面)に乗物などの擬似的な操作対象物の動作映像を表示
するとともに、この操作対象物を操作する運転者などの
擬似的な操作者の動作映像を子画面(または大画面)に
細かく忠実に表示することで、擬似的な操作者になりす
まして操作する実際の操作者による操作中においては、
運転操作のリアリティの向上を実現することが可能とな
る。加えて、分身である映像上の操作者に感情移入し、
いわゆるバーチャルリアリティを実現することが可能で
ある。
【0038】また、実際の操作後にリプレイして表示す
る場合には、子画面(または大画面)に細かく忠実に表
示された運転者などの擬似的な操作者の動作映像を見直
すことができるので、運転操作のタイミングやノウハウ
を始めとした技術レベルの向上を実現することが可能と
なる。さらに、自分のリプレイ表示でも十分な効果は表
れるが、他人のリプレイやコンピュータが作る模範操作
のリプレイを表示して見ることで、さらに効果的に技術
レベルを向上させることが可能である。
【0039】特に、子画面(または大画面)には、擬似
的な操作対象物の内部空間もしくは遠隔操作の操作空間
に存在する擬似的な操作者の動作映像を表示することが
できるので、外部から見えない、見えにくい部分や、離
れていて同時に見えない部分などを細かく忠実に表示す
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態であるゲーム装置を示す
概略構成図である。
【図2】(a),(b) は本発明の一実施の形態のゲーム装置
において、入力コントローラを示す平面図および正面図
である。
【図3】本発明の一実施の形態のゲーム装置において、
テレビモニタの画面を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ゲーム装置本体 2 入力コントローラ 3 テレビモニタ 4 CD−ROM 21〜29 操作ボタン 31 大画面 32 子画面
【手続補正書】
【提出日】平成11年12月2日(1999.12.
2)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 擬似的な操作対象物、およびこの操作対
    象物を操作する擬似的な操作者の映像をリアルタイムに
    表示する表示手段を有し、前記表示手段は、大画面と、
    この大画面の一部分の子画面とからなり、前記大画面に
    は前記擬似的な操作対象物または前記擬似的な操作者の
    動作映像を表示し、前記子画面には前記大画面とは逆に
    前記擬似的な操作者または前記擬似的な操作対象物の動
    作映像を表示し、実際の操作者は操作手段を介して前記
    擬似的な操作者になりすまして前記擬似的な操作対象物
    を操作することを特徴とするゲーム装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のゲーム装置であって、前
    記子画面または前記大画面には、前記擬似的な操作対象
    物の内部空間もしくは遠隔操作の操作空間に存在する前
    記擬似的な操作者の動作映像を、前記操作手段を介した
    前記実際の操作者の操作に対応させて表示することを特
    徴とするゲーム装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のゲーム装置であって、前
    記子画面は、表示/非表示の切り替え、または画面寸法
    の変更を可能とすることを特徴とするゲーム装置。
  4. 【請求項4】 請求項1、2または3記載のゲーム装置
    であって、前記擬似的な操作対象物は乗物であり、前記
    擬似的な操作者は運転者であることを特徴とするゲーム
    装置。
  5. 【請求項5】 擬似的な操作対象物、およびこの操作対
    象物を操作する擬似的な操作者の映像をリアルタイムに
    表示する表示手段を有し、前記表示手段は、第1の画面
    と第2の画面とからなり、前記第1の画面に前記擬似的
    な操作対象物の動作映像を表示する工程と、前記第2の
    画面に前記擬似的な操作者の動作映像を表示する工程と
    を含み、実際の操作者が操作手段を介して前記擬似的な
    操作者になりすまして前記擬似的な操作対象物を操作し
    た際に、前記第2の画面に表示する工程に基づいた制御
    手段の制御により、前記擬似的な操作対象物の内部空間
    もしくは遠隔操作の操作空間に存在する前記擬似的な操
    作者の動作映像を、前記操作手段を介した前記実際の操
    作者の操作に対応させて表示することを特徴とする表示
    方法。
  6. 【請求項6】 擬似的な操作対象物、およびこの操作対
    象物を操作する擬似的な操作者の映像をリアルタイムに
    表示する表示手段を有し、前記表示手段は、第1の画面
    と第2の画面とからなり、前記第1の画面に前記擬似的
    な操作対象物の動作映像を表示する処理と、前記第2の
    画面に前記擬似的な操作者の動作映像を表示する処理と
    を制御手段に実行させるプログラムを記憶し、実際の操
    作者が操作手段を介して前記擬似的な操作者になりすま
    して前記擬似的な操作対象物を操作した際に、前記第2
    の画面に表示する処理に基づいた前記制御手段の制御に
    より、前記擬似的な操作対象物の内部空間もしくは遠隔
    操作の操作空間に存在する前記擬似的な操作者の動作映
    像を、前記操作手段を介した前記実際の操作者の操作に
    対応させて表示することを特徴とする表示処理を記憶し
    た記憶媒体。
JP11025174A 1999-02-02 1999-02-02 ゲーム装置、表示方法ならびに表示処理を記憶した記憶媒体 Pending JP2000218043A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014171496A (ja) * 2013-03-06 2014-09-22 Konami Digital Entertainment Co Ltd ゲーム装置、ゲーム制御プログラム、ゲームシステム、及びゲーム制御方法
JP2014171495A (ja) * 2013-03-06 2014-09-22 Konami Digital Entertainment Co Ltd ゲーム装置、ゲーム制御プログラム、ゲームシステム、及びゲーム制御方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014171496A (ja) * 2013-03-06 2014-09-22 Konami Digital Entertainment Co Ltd ゲーム装置、ゲーム制御プログラム、ゲームシステム、及びゲーム制御方法
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