JP2000217826A - 手術装置 - Google Patents

手術装置

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JP2000217826A
JP2000217826A JP11022241A JP2224199A JP2000217826A JP 2000217826 A JP2000217826 A JP 2000217826A JP 11022241 A JP11022241 A JP 11022241A JP 2224199 A JP2224199 A JP 2224199A JP 2000217826 A JP2000217826 A JP 2000217826A
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surgical
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power
driving
energy
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JP11022241A
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English (en)
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Tomohisa Sakurai
友尚 櫻井
Masaru Karasawa
勝 唐澤
Shinji Hatta
信二 八田
Akira Shiga
明 志賀
Takeshi Tsukagoshi
壯 塚越
Koji Yasunaga
浩二 安永
Hiroyuki Yamamiya
広之 山宮
Takeaki Nakamura
剛明 中村
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Olympus Corp
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 把持して手術を行う部分を軽量化でき、操作
性が良く、かつ手術中におけるバッテリの交換作業を殆
ど不要にできる手術装置を提供する。 【解決手段】 手術室の無影灯4には電力供給装置3が
取り付けられ、この電力供給装置3を構成する送電コイ
ルから電磁波を発生し、無影灯4の照明の下で術者が把
持して手術を行う手術具2内には送電コイルから放射さ
れる電磁波を受電する受電コイル18が設けてあり、こ
の受電コイル18で受電した電気エネルギを整流等して
小型軽量なバッテリ17を充電する構成にして、手術具
2を軽量化して操作性を確保し、かつ手術中におけるバ
ッテリ17の交換作業を殆ど不要にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気的駆動部を備え
た手術具により手術を行うための手術装置に関する。
【0002】
【従来の技術】手術装置の従来例として例えば特公平2
−43501号と、特願平10−107734号があ
る。特公平2−43501号は、内視鏡チャンネル内に
モータを駆動させるドリルを通したものであり、モータ
を駆動する電源は、内視鏡の把持部に内蔵されている。
また、特願平10−107734号は、電源と手術具に
あたるハンドピースがコードによって接続されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】特公平2−43501
号では、バッテリを内蔵するために内視鏡が重くなり、
操作しにくく、また、別の問題点としては処置中にバッ
テリが切れる(電気エネルギが無くなってしてしまう)
ことがあり、その交換が容易でなく、術中であるため、
安全性の確保が十分でない可能性がある。
【0004】また、特願平10−107734号では電
源とハンドピースがコードによって接続されているため
に、術中にコードが絡み、操作が煩雑であった。なお、
前記コードによる接続方式の不具合を解消するために手
術台にそれぞれの手術具用電源を内蔵させるものもあっ
たが、各手術具用に電力供給端子が異なっていたため、
手術具をどの端子に接続すれば良いか迷うことがあっ
た。
【0005】(発明の目的)本発明は、上述した点に鑑
みてなされたもので、把持して手術する手術具を軽量化
でき、操作性が良く、かつ手術中におけるバッテリの交
換作業を殆ど不要にできる手術装置を提供することを目
的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】電気的駆動部を備え、術
者が把持して電気的駆動部を駆動して手術を行う手術具
を有する手術装置において、前記手術具の外部に配置さ
れたエネルギを放射する放射手段と、前記手術具に設け
られ、前記放射手段からのエネルギをワイヤレスで受け
て前記電気的駆動部を駆動する電気エネルギに変換し、
前記電気的駆動部を駆動するバッテリを充電又はバッテ
リの代わりの駆動電源とする駆動エネルギ生成手段と、
を設けることにより、前記駆動エネルギ生成手段によっ
てバッテリを不必要或いは必要とする場合でも軽量なも
ので済むようにし、かつバッテリを設けた場合には充電
することにより手術中におけるバッテリ交換作業を殆ど
不要にする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。 (第1の実施の形態)図1及び図2は本発明の第1の実
施の形態に係り、図1は第1の実施の形態の手術装置の
全体構成を示し、図2はその電気系の構成を示す。本実
施の形態は術者が把持して操作を行う手術具の外部に電
気エネルギを電磁波で放射する放射手段と、この放射手
段から放射される電磁波を手術具に設けた受電手段でワ
イヤレスで受け、手術具の電気的駆動部を駆動するバッ
テリを充電するようにしたものである。
【0008】図1に示すように本発明の第1の実施の形
態の手術装置1は電気的駆動部を備え、外科的に手術を
行う手術具2と、この手術具2の駆動電源に無線(ワイ
ヤレス)で電力を供給する電力供給装置3とから構成さ
れ、本実施の形態では電力供給装置3は手術室の無影灯
4に設けている。
【0009】例えば、無影灯4に取り付けられる電力供
給装置3は図2(A)に示すように発振器5と、この発
振器5の発振出力が供給される送電コイル6とを有し、
この発振器5を発振させるための駆動電源は商用電源か
ら供給する。
【0010】例えば、商用電源のコンセントに接続され
るプラグ7から途中にスイッチ8を設けた給電線を介し
て整流回路9により、発振器5の発振動作に必要な直流
電源に変換され、この直流電源により発振器5は発振
し、この発振器5で発信した高周波信号は送電コイル6
を介して電磁波として周囲に放射する。
【0011】この場合、送電コイル6は図1に示す無影
灯4における複数のランプが取り付けられた円筒形状の
ランプ取付部材10の周囲にリング状に配置され、この
無影灯4で照明される下方の患者側に向けて電磁波が強
く放射されるようにしている。
【0012】一方、手術具2は図1に示すように術者が
把持する把持部11と、この把持部11の前端に突出す
る細長のプローブ部(挿入部)12とで例えば超音波手
術具が形成され、把持部11には超音波の発生のオン、
オフを行うスイッチ13が設けてある。
【0013】この超音波手術具は把持部11内に超音波
振動子15が収納され、この超音波振動子15には電気
的な駆動回路を構成する駆動用発振器16からの駆動信
号が図示しない増幅回路(電力増幅回路)を介して印加
される。
【0014】この駆動用発振器16はバッテリ17から
の直流電源により発振動作を行い、駆動用発振器16と
バッテリ17の間に設けたスイッチ13により、発振動
作及び発振停止をする。
【0015】このバッテリ17は例えばニッケル・水素
電池、鉛電池等の2次電池であり、このバッテリ17に
は(送電コイル6から放射された電磁波を受けるため
の)受電コイル18で受電した電力を整流回路19で整
流し、この整流した直流電力を充電制御回路20を構成
する定電圧ダイオード20a及び逆流防止用ダイオード
20bを介してバッテリ17に供給して、バッテリ17
を充電する構成にしている。
【0016】上記受電コイル18は例えば送電コイル6
から放射された電磁波の周波数を効率良く受けることが
できるように、例えばその周波数に同調した共振回路で
構成すると良い。なお、電力供給装置3の上記スイッチ
8は例えば無影灯4の点灯スイッチと連動してオンオフ
するようにしている。
【0017】本実施の形態によれば、手術具2により手
術を行う場合に、無影灯4を点灯させると、電力供給装
置3のスイッチ8もオンして、電力供給装置3は発振器
5で発振した発振出力を送電コイル6から電磁波として
その無影灯4で照明される患者側に強く放射する。
【0018】従って、術者が手術具2を把持してその患
者に対して手術を行おうとすると、その把持部11内に
設けた受電コイル18に送電コイル6から放射された電
磁波が効率良く受けられ、その受電コイル18に高周波
信号が発生し、その高周波信号は整流回路19で整流さ
れて直流に変換され、手術具2の電気的駆動部に駆動電
源を供給するバッテリ17を充電する。
【0019】つまり、本実施の形態では無影灯4を点灯
させ、その照明の下に手術具2を位置させると、電力供
給装置3の電力が手術具2の受電コイル18を介してバ
ッテリ17を常時充電する状態となるので、把持部11
内に設けるバッテリ17としては容量の小さい(従っ
て)小型で軽量なものを採用しても、(常時充電する機
能により)重量が重くなってしまう大きな容量を有する
バッテリを採用したのと同様の駆動電源を実現できる。
【0020】従って、本実施の形態によれば、軽量な手
術具2を実現でき、操作性を向上できると共に、手術中
にバッテリ17の電気エネルギが切れる(枯渇する或い
は不足する)ような事態が発生するのを防止でき、バッ
テリ17を交換する作業が必要となる事態を不要にでき
る。また、手術台の周辺に給電用ケーブルをはい回す必
要もない効果もある。
【0021】(第2の実施の形態)次に本発明の第2の
実施の形態を図3の手術具を参照して説明する。第1の
実施の形態では電力供給装置3側から電磁波を受信(受
電)してその受電した電気エネルギを手術具2の駆動電
源としてのバッテリ17に供給して、そのバッテリ17
を充電する構成としたが、本実施の形態では受電した電
気エネルギを手術具2′の駆動電源として利用するよう
にしたものである。
【0022】本実施の形態は、第1の実施の形態と類似
した構成であるため、同一の構成要素には同一符号を付
してある。第1の実施の形態と異なる点は、第1の実施
の形態の手術具2において、把持部11内のバッテリ1
7を取り除いて本実施の形態における手術具2′が形成
されている。
【0023】具体的には、駆動回路を構成する駆動用発
振器16(及び増幅回路)は整流回路19の出力によっ
て直接駆動されるようになっている。なお、図2(B)
に示す充電制御回路20を構成する定電圧ダイオード2
0bも不要となる。なお、電力供給装置3は第1の実施
の形態と同様である。
【0024】本実施の形態によれば、第1の実施の形態
とほぼ同様の効果を有すると共に、比較的重量のあるバ
ッテリ17を除去した構成となるので、手術具2′を第
1の実施の形態よりもさらに軽量化でき、操作し易くで
きる。
【0025】(第3の実施の形態)本発明の第3の実施
の形態を図4及び図5をもって説明する。本実施の形態
は手術具の外部のエネルギ放射手段を発光装置とし、こ
の発光装置からの光を手術具に設けた光電変換手段で受
けて電気的駆動部を駆動する電源とするものである。
【0026】本実施の形態は発光装置としての例えば図
1に示す無影灯4と、この無影灯4からの光を受けて直
流起電力を発生する手段を備えた図4に示す手術具21
とからなる。
【0027】この手術具21は把持部が設けられた手元
部22とその先端側に設けたプローブ部23とからな
り、手元部22には、無影灯4からの光を受けて直流起
電力を発生する太陽電池24が設けてある。本実施の形
態における手術具21の電気回路を図5に示す。
【0028】太陽電池24に並列に、ツェナーダイオー
ドなどの電圧制御用ダイオード25を配し、また、同じ
く並列に電圧安定化用にコンデンサ26を配し、このコ
ンデンサ26の両端の電圧を電気的駆動部としての負荷
27(図1の超音波手術具2の場合には駆動用発振器1
6等)に供給するようにしている。
【0029】本実施の形態の作用としては、第1の実施
の形態で示されているような無影灯4からの光を太陽電
池24で受光し、太陽電池24からの出力電力を安定化
させるために、ダイオード25やコンデンサ26が設け
られている。そして、その安定化された電力を負荷27
に供給してこの負荷27を構成する電気的駆動部を駆動
する。
【0030】なお、2点鎖線で示すバッテリ28は次の
第4の実施の形態で説明する。本実施の形態によれば、
手術の際に点灯される無影灯4の光エネルギを太陽電池
24で受け、太陽電池24で変換した電気エネルギを手
術具21を駆動する電源に利用するようにしているの
で、無影灯4の光エネルギを有効に利用できるし、新た
に送電手段を設ける必要もない等の効果がある。
【0031】また、第2の実施の形態と同様に重量のあ
るバッテリを必要としないでの、軽量化でき、細かい手
術等も容易にできるし、長時間の手術を行っても術者の
疲れを軽減できる。
【0032】(第4の実施の形態)本実施の形態は第4
の実施の形態を図6を参照して説明する。本実施の形態
における手術具31は図4の手術具21において、手元
部22内に2点鎖線で示すようにバッテリ28を収納し
たものである。
【0033】本実施の形態における手術具31の電気回
路を図6に示す。太陽電池24と直列に逆流防止用にダ
イオード32を配し、これらの並列に電圧制御回路33
と充電可能なバッテリ28とを配したものである。そし
て、バッテリ28に充電された電力により、負荷27を
駆動するようにしている。
【0034】本実施の形態によれば、手術の際に点灯さ
れる無影灯4の光エネルギを太陽電池24で受け、太陽
電池24で変換した電気エネルギを手術具31を駆動す
る駆動電源としてのバッテリ28を充電するようにして
いるので、無影灯4の光エネルギを有効に利用できる
し、新たに送電手段を設ける必要もない等の効果があ
る。
【0035】また、第1の実施の形態と同様に小型軽量
なバッテリ28を利用しても手術中にバッテリの交換を
不必要にでき、操作性を向上できる等の効果もある。
【0036】(第5の実施の形態)次に本発明の第5の
実施の形態を図7を参照して説明する。本実施の形態の
手術具35は第3或いは第4の実施の形態の手術具21
或いは31において、太陽電池24を設けた位置が異な
る。
【0037】この手術具35では手元部22における術
者が実際に把持する把持部36を除いた部分の全面に太
陽電池24の受光面を配する。従って、手術具35の把
持部36を術者が把持した時、太陽電池24は手指によ
り、隠れないので、太陽電池24は術中であっても無影
灯4からの光を常に受光することが出来る。本実施の形
態によれば、第3或いは第4の実施の形態の効果に加
え、さらに無影灯4の光エネルギをより有効に電気エネ
ルギに変換できる効果がある。
【0038】(第6の実施の形態)次に本発明の第6の
実施の形態を図8を参照して説明する。本実施の形態
は、例えば第1の実施の形態の処置具2等において、外
部電源端子を設けた図示しない手術具と、その手術具に
対して外部から駆動電源を供給するジェネレータ40と
から構成され、図8はこのジェネレータ40を示す。
【0039】手術具に電気エネルギを供給するジェネレ
ータ40には、商用のAC電源41にて充電可能なバッ
テリ42を有する。ジェネレータ40に接続される手術
具には電気メス(モノポーラ型またはバイポーラ型)で
あっても良いし、超音波振動子であっても良いし、レー
ザ機器でも良いし、シェーバでも良い。
【0040】電源を確保できない災害地や戦争の前線等
であってもバッテリ42により、ジェネレータ40から
電力を供給し、手術を行うことが出来る。
【0041】(第7の実施の形態)次に本発明の第7の
実施の形態を図9を参照して説明する。図9は第7の実
施の形態におけるジュネレータ43を示す。第6の実施
の形態と同様に、手術具に電気エネルギを供給するジェ
ネレータ43には、バッテリ装着用の開口部44を有
し、その開口部44に充電機能付きのバッテリ45を装
着可能になっている。
【0042】バッテリ45は、充電コード46を用いる
ことにより、商用のAC電源41から充電可能になって
いる。また、予備バッテリ47も交換可能になってい
る。本実施の形態によれば、第6の実施の形態と同様の
効果と共に、予備バッテリ47を使用して手術を行うこ
ともできる。
【0043】(第8の実施の形態)次に本発明の第8の
実施の形態を図10を参照して説明する。本実施の形態
は例えば第7の実施の形態において、さらに図10に示
す太陽電池51と充電器52を設けたものである。つま
り、太陽電池51で生成した直流の起電力を充電器52
を介して図9のジェネレータ43に接続してバッテリ4
5及び予備バッテリ47を充電可能としたものである。
【0044】本実施の形態によれば、第7の実施の形態
の効果に加え、光エネルギを利用できる環境の場合に
は、その光エネルギを利用してバッテリ45等の充電も
できる。
【0045】(第9の実施の形態)次に本発明の第9の
実施の形態を図11を参照して説明する。図11は第9
の実施の形態を示す。本実施の形態は、手術室61の壁
62に配置された送気機構63と空気圧により発電可能
な発電器を有する充電器64と前記充電器64により電
力を蓄えることが可能である手術具65とから成る。
【0046】手術具65を使用している途中、または、
手術が完了した後に手術具65の充電量が低下した時、
手術具65を前記充電器64の装着口66に装着するこ
とにより、充電が可能になる。
【0047】本実施の形態によれば、送気機構63によ
る空気圧(送気)により発電可能な風力タービン方式等
の発電器を有する充電器64を設けてあるので、送気機
構63による送気を有効に利用できる。なお、上述した
各実施の形態等を部分的等で組み合わせる等して構成さ
れる実施の形態等も本発明に属する。
【0048】[付記] 1.電気的駆動部を備え、術者が把持して電気的駆動部
を駆動して手術を行う手術具を有する手術装置におい
て、前記手術具の外部に配置されたエネルギを放射する
放射手段と、前記手術具に設けられ、前記放射手段から
のエネルギをワイヤレスで受けて前記電気的駆動部を駆
動する電気エネルギに変換し、前記電気的駆動部を駆動
するバッテリを充電又はバッテリの代わりの駆動電源と
する駆動エネルギ生成手段と、を設けたことを特徴とす
る手術装置。
【0049】2.前記放射手段は電磁波による電気エネ
ルギ又は光エネルギを放射し、前記駆動エネルギ生成手
段は電磁波による電気エネルギ又は光エネルギから前記
電気的駆動部を駆動又はバッテリを充電する直流電源を
生成することを特徴とする付記1記載の手術装置。
【0050】3.手術具に設けられた受電手段と、手術
具の外部に配置された送電手段と、送電手段からの電力
を受電手段で受け、手術具の駆動電源に供給又は駆動電
源とする手段と、を設けたこを特徴とする手術装置。
【0051】4.手術具内に配された受電コイルと、受
電コイルから出力された電力により充電するバッテリ
と、手術室の一部に設けられた送電コイルと、送電コイ
ルからの電力を受電コイルで受け、バッテリを充電す
る、または、駆動電源とすることを特徴とする手術装
置。
【0052】5.手術具を駆動可能な医療用ジェネレー
タと、前記手術具を駆動するために医療用ジェネレータ
に設けた充電式バッテリと、前記医療用ジェネレータに
着脱自在な手術具とを有することを特徴とする手術装
置。
【0053】6.医療用ジェネレータにバッテリを着脱
自在に収容可能であることを特徴とする付記5記載の手
術装置。
【0054】7.手術具に内蔵または手術具が着脱自在
に設けられる充電式バッテリと、手術室に設けられてい
る送気装置とから成り、前記送気装置からの送気によ
り、前記充電式バッテリを充電するようにしたことを特
徴とする手術装置。
【0055】8.充電式バッテリは、発電器を有してい
ることを特徴とする付記7記載の手術装置。
【0056】9.手術室に設けられた発光装置と、手術
具に設けられた太陽電池から成り、前記発光装置からの
光束を前記太陽電池で受光し、電力を手術具に供給する
ようにしたことを特徴とする手術装置。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、電
気的駆動部を備え、術者が把持して電気的駆動部を駆動
して手術を行う手術具を有する手術装置において、前記
手術具の外部に配置されたエネルギを放射する放射手段
と、前記手術具に設けられ、前記放射手段からのエネル
ギをワイヤレスで受けて前記電気的駆動部を駆動する電
気エネルギに変換し、前記電気的駆動部を駆動するバッ
テリを充電又はバッテリの代わりの駆動電源とする駆動
エネルギ生成手段と、を設けているので、前記駆動エネ
ルギ生成手段によってバッテリを不必要或いは必要とす
る場合でも軽量なもので済むので良好な操作性を確保で
き、かつバッテリを設けた場合には充電することにより
手術中におけるバッテリ交換作業を殆ど不要にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の手術装置の全体構
成図。
【図2】手術装置の電気系の構成を示す回路図。
【図3】本発明の第2の実施の形態における手術具の構
成を示す図。
【図4】本発明の第3の実施の形態における手術具の外
観を示す図。
【図5】手術具の電気系の構成を示す回路図。
【図6】本発明の第4の実施の形態における手術具の電
気系の構成を示す回路図。
【図7】本発明の第5の実施の形態における手術具の外
観を示す図。
【図8】本発明の第6の実施の形態におけるジェネレー
タの構成を示す図。
【図9】本発明の第7の実施の形態におけるジェネレー
タの構成を示す図。
【図10】本発明の第8の実施の形態における太陽電池
及び充電器を示す図。
【図11】本発明の第9の実施の形態を示す図。
【符号の説明】
1…手術装置 2…手術具 3…電力供給装置 4…無影灯 5…発振器 6…送電コイル 7…プラグ 8…スイッチ 9…整流回路 10…ランプ取付部材 11…把持部 12…プローブ部 13…スイッチ 15…超音波振動子 16…駆動用発振器 17…バッテリ 18…受電コイル 19…整流回路 20…充電制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 八田 信二 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 志賀 明 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 塚越 壯 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 安永 浩二 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 山宮 広之 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 中村 剛明 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 Fターム(参考) 4C060 JJ12 KK01 MM21 5G003 AA01 AA06 AA07 BA01 FA08 GB08

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気的駆動部を備え、術者が把持して電
    気的駆動部を駆動して手術を行う手術具を有する手術装
    置において、 前記手術具の外部に配置されたエネルギを放射する放射
    手段と、 前記手術具に設けられ、前記放射手段からのエネルギを
    ワイヤレスで受けて前記電気的駆動部を駆動する電気エ
    ネルギに変換し、前記電気的駆動部を駆動するバッテリ
    を充電又はバッテリの代わりの駆動電源とする駆動エネ
    ルギ生成手段と、 を設けたことを特徴とする手術装置。
  2. 【請求項2】 前記放射手段は電磁波による電気エネル
    ギ又は光エネルギを放射し、前記駆動エネルギ生成手段
    は電磁波による電気エネルギ又は光エネルギから前記電
    気的駆動部を駆動又はバッテリを充電する直流電源を生
    成することを特徴とする請求項1記載の手術装置。
  3. 【請求項3】 手術具に設けられた受電手段と、手術具
    の外部に配置された送電手段と、 送電手段からの電力を受電手段で受け、手術具の駆動電
    源に供給又は駆動電源とする手段と、 を設けたこを特徴とする手術装置。
JP11022241A 1999-01-29 1999-01-29 手術装置 Withdrawn JP2000217826A (ja)

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