JP2000217333A - モ―タ - Google Patents

モ―タ

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JP2000217333A
JP2000217333A JP11015651A JP1565199A JP2000217333A JP 2000217333 A JP2000217333 A JP 2000217333A JP 11015651 A JP11015651 A JP 11015651A JP 1565199 A JP1565199 A JP 1565199A JP 2000217333 A JP2000217333 A JP 2000217333A
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stator
magnet
rotor shaft
magnetic pole
coil
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JP11015651A
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Junichi Takahashi
純一 高橋
Kazufumi Suzuki
一史 鈴木
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Canon Electronics Inc
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Canon Electronics Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 新規な構成の超小型モータを提供する。 【構成】 円筒形状に形成されるとともに少なくともそ
の外周面を周方向にn分割して異なる極に交互に着磁さ
れたマグネット及びマグネットに固着されたロータ軸を
備え、マグネットの軸方向に第1のコイルとマグネット
と第2のコイルを順に配置し、第1のコイルにより励磁
される第1の外側磁極及び第1の内側磁極からなる第1
のステータをマグネットの一端の外周面及び内周面に対
向させるとともに、第2のコイルにより励磁される第2
の外側磁極及び第2の内側磁極からなる第2のステータ
をマグネットの他端側の外周面及び内周面に対向させ
る。そして、第1及び第2のステータの内側磁極のいず
れかでロータ軸のいずれかの接触部に潤滑皮膜を形成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、超小型に構成した円筒
形状のモータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の小型円筒形状のステッピングモー
タとしては図6に示すものがある。ボビン101にステ
ータコイル105が同芯状に巻回され、ボビン101は
2個のステータヨーク106で軸方向から挟持固定され
ており、かつステータヨーク106にはボビン101の
内径面円周方向にステータ歯106aと106bが交互
に配置され、ケース103には、ステータ歯106aま
たは106bと一体のステータヨーク106が固定され
てステータ102が構成されている。
【0003】2組のケース103の一方にはフランジ1
15と軸受け108が固定され、他方のケース103に
は他の軸受け108が固定されている。ロータ119は
ロータ軸110に固定されたロータ磁石111からな
り、ロータ軸110は2個の軸受け108の間に回転可
能に支持されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の小型のステッピングモータはロータの外周にケース
103、ボビン101、ステータコイル105、ステー
タヨーク106等が同芯状に配置されているためにモー
タの外径寸法が大きくなってしまう欠点があった。ま
た、ステータコイル105への通電により発生する磁束
は図7に示すように主としてステータ歯106aの端面
106a1とステータ歯106bの端面106b1とを
通過するためロータ磁石111に効果的に作用しないの
でモータの出力は高くならない欠点がある。
【0005】したがって、本発明の目的は、新規な構成
の超小型モータを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、円筒形状に形成されるとともに少なくと
もその外周面を周方向にn分割して異なる極に交互に着
磁されたマグネット及び該マグネットに固着されたロー
タ軸を備え、前記マグネットの軸方向に第1のコイルと
前記マグネットと第2のコイルを順に配置し、前記第1
のコイルにより励磁される第1の外側磁極及び第1の内
側磁極からなる第1のステータを前記マグネットの一端
の外周面及び内周面に対向させるとともに、前記第2の
コイルにより励磁される第2の外側磁極及び第2の内側
磁極からなる第2のステータを前記マグネットの他端側
の外周面及び内周面に対向させ、前記第1及び第2のス
テータの内側磁極のいずれかで前記ロータ軸のいずれか
の接触部に潤滑皮膜が形成されていることを特徴とする
モータを採用するものである。
【0007】上記構成において、 1)モータの径はマグネットの外周面に対向する第1、
第2の外側磁極で決められ、モータの軸方向の長さは第
1のコイル、マグネット、第2のコイルを順に配置する
ことで決められ小型にできる。第1のコイルにより発生
する磁束は第1の外側磁極と第1の内側磁極との間にあ
るマグネットを横切るので効果的に作用する。第2のコ
イルにより発生する磁束は第2の外側磁極と第1の内側
磁極との間にあるマグネットを横切るのでモータの出力
を高める。 2)ロータ軸は、第1及び第2のステータ底面の中心に
設けられたロータ軸が通る穴部もしくは第1及び第2の
ステータの内側磁極の先端部でロータ軸の軸方向の受け
をダイレクトに受ける。ロータ軸と第1及び第2のステ
ータに潤滑皮膜が形成されているためロータ軸の回転の
際の摩擦は極めて小さく抑えられる。また、潤滑皮膜
は、メッキ基材Ni−PまたはNi−Bでその中に潤滑
性の高い潤滑粒子を添加する方法で形成するため安価で
ある。従来のステッピングモータでは、ロータ軸の軸方
向の受けに軸受け部品が用いられるがこれが不要となる
ため安価でかつ、軸受け部品の出っ張りのない超小型な
モータができる。
【0008】
【実施例】以下に、図面を参照して本発明の実施例を詳
細に説明する。
【0009】(実施例1)図1〜3は、本発明のステッ
プモータを示す実施例1の図であり、そのうち図1はス
テップモータの分解斜視図であり、図2はステップモー
タの組み立て後の軸方向の断面図であり、図3は図2の
A−Aでの断面図及びB−B線での断面図である。
【0010】図1〜3においては、1はロータを構成す
る円筒形状のマグネットであり、このロータであるマグ
ネット1は、その外周表面を円周方向にn分割して(本
実施例では4分割して)S極、N極が交互に着磁された
着磁部1a、1b、1c、1dとし、この着磁部1a、
1cがS極に着磁され、着磁部1b、1dがN極に着磁
されている。7はロータ軸で、このロータ軸7はロータ
であるマグネット1に固着されている。これらのロータ
軸7とマグネット1とでロータを構成している。
【0011】2及び3は円筒形状のコイルであり、コイ
ル2及び3は前記マグネット1と同芯でかつ、マグネッ
ト1を軸方向に挟む位置に配置され、コイル2及び3は
その外径が前記マグネット1の外径とほぼ同寸法であ
る。
【0012】18及び19は第1のステータ及び第2の
ステータであり、第1のステータ18及びステータ19
の位相は180/n度、即ち45度ずれて配置され、こ
れらの第1のステータ18及び19は外筒及び内筒から
なっている。第1のステータ18の外筒及び内筒の間に
コイル2が設けられ、このコイル2が通電されることに
より第1のステータ18が励磁される。第1のステータ
18の外筒及び内筒はその先端部が外側磁極18a、1
8b及び内側磁極18c、18dを形成しており、この
内側磁極18cと内側磁極18dの位相は互いに同位相
になるように360/(n/2)度、即ち180度ずれ
て形成され、内側磁極18cに対して外側磁極18aが
対向配置しており、また内側磁極18dに対して外側磁
極18bが対向配置している。
【0013】第1のステータ18の外側磁極18a、1
8b及び内側磁極18c、18dはマグネット1の一端
側の外周面及び内周面に対向してマグネット1の一端を
挟み込むように設けられている。
【0014】第2のステータ19の外筒及び内筒の間に
コイル3が設けられ、このコイル3が通電されることに
より第2のステータ19が励磁される。第2のステータ
19の外筒及び内筒はその先端部が外側磁極19a、1
9b及び内側磁極19c、19dを形成しており、この
内側磁極19cと内側磁極19dの位相は互いに同位相
になるように360/(n/2)度、即ち180度ずれ
て形成され、内側磁極19cに対して外側磁極19aが
対向配置しており、また内側磁極19dに対して外側磁
極19bが対向配置している。
【0015】第2のステータ19の外側磁極19a、1
9b及び内側磁極19c、19dはマグネット1の他端
側の外周面及び内周面に対向してマグネット1の他端を
挟み込むように設けられる。
【0016】したがって、コイル2により発生する磁束
は外側磁極18a、18bと内側磁極18c、18dと
の間のロータであるマグネット1を横切るので効果的に
ロータであるマグネット1に作用し、コイル3により発
生する磁束は外側磁極19a、19bと内側磁極19
c、19dとの間のロータであるマグネット1に作用
し、モータの出力を高める。
【0017】また、第1のステータ18と第2のステー
タ19との相対回転位置をまったく同じにし、かつ、第
1のステータの外側磁極と内側磁極に挟まれるマグネッ
ト1の着磁部の着磁位相と第2のステータの外側磁極と
内側磁極に挟まれるマグネット1の着磁部の着磁位相と
を(180/n)度即ち45度ずらして構成しても良
い。
【0018】20は非磁性材料からなる円筒形状部材と
しての保持部材であり、この保持部材20の内側の一端
面には溝20a、20bが設けられ、他端部には溝20
a、20bに対して位相を45度ずらした溝20c、2
0dが設けられる。
【0019】溝20a、20bに第1のステータ18の
外側磁極18a、18bを嵌合し、溝20c、20dに
第2のステータ19の外側磁極19a、19bを嵌合
し、これらの嵌合部分を接着剤により固定して、保持部
材20に第1のステータ18と第2のステータ19が取
り付けられる。
【0020】これら第1のステータ18と第2のステー
タ19は互いに外側磁極18a、18b及び内側磁極1
8c、18dと外側磁極19a、19b及び内側磁極1
9c、19dとを対向させ、保持部材20の内面側の突
出部20e、20fによりある距離だけ間隔を隔てて固
定されている。
【0021】第1のステータ18の穴18e及び第2の
ステータ19の穴19eにはロータ軸7の一端部が回転
可能に嵌合し、ロータ軸の軸方向を受けている。この嵌
合部は、ロータ軸の回転で磨耗する。同時にロータ軸も
磨耗する。両者の磨耗によって削れカスや焼き付けによ
るカジリが発生するとモータトルクは劣化し、ひどい場
合には動作しなくなる。そこで、本発明では、ロータ軸
及びステータの磨耗を防止するため、潤滑皮膜を採用す
るものである。潤滑皮膜としては、超小型モータである
ため夫々の部品の隙間が小さいため薄い塗布が必要があ
る。そこで、無電解メッキで形成できる潤滑皮膜を用い
ている。無電解メッキであれば、一定の膜厚が容易に得
ることができコストも安価である。
【0022】メッキにより形成する潤滑皮膜として、N
i−P及びB−Pを基材とし、この中に潤滑粒子を添加
している。潤滑皮膜に求められる特性は、摩擦係数が小
さいこと、即ち、よく滑ること、もしくは非常に硬質で
焼き付けを起こさないことである。摩擦係数が小さい点
で、黒鉛、テフロン、二硫化モリブデンが良く、硬質の
点でセラミックスが効果的である。セラミックス粒子と
しては、SiC、WCなどの炭化物、Si3 4 、Ti
Nなどの窒化物、CrO2 、TiO2 、SiO 2 などの
酸化物が挙げられる。潤滑粒子の添加量は、1〜8vo
l%程度で良く、黒鉛、テフロン、二硫化モリブデン、
セラミックスの少なくともいずれか1種類が添加されて
いれば効果がある。また、たとえば黒鉛にセラミックス
粒子を1〜2vol%添加すると硬質で潤滑性の良い膜
が得られるため、状況に応じて黒鉛、テフロン、二硫化
モリブデン、セラミックスのいずれかをブレンドして使
用しても良い。
【0023】また、これらの潤滑皮膜は高温特性も良い
ため高温環境化でも摺動特性は劣化しない。膜厚は3〜
20μm程度が、潤滑粒子の折出が良好な点と膜剥がれ
が発生しない点で適している。
【0024】潤滑皮膜は、少なくともロータ軸7と第1
のステータ18の穴18e及び第2のステータ19の穴
19eの夫々の接触部に形成されれば良いが全面にして
も良い。全面にメッキした場合、耐食性が問題になる
が、本発明の潤滑皮膜は、Ni−PもしくはB−Pを基
材としているため耐食性は優れており問題ない。図4
に、メッキの基材及び潤滑粒子の状況がわかる図1のロ
ータ軸7の7a部、第1のステータ18の本体部18
f、第2のステータ19の本体部19fの拡大図を示
す。
【0025】図4において、符号10で示すものは、ロ
ータ軸7の7a部、第1のステータ18の本体部18
f、または第2のステータ19の本体部19fに該当す
るものである。また符号8で示すものは潤滑皮膜であ
り、符号9で示すものは、潤滑皮膜8の内に添加される
潤滑粒子である。
【0026】(実施例2)実施例2を図5に示す。図1
は第1及び第2のステータの底面の中心部にロータ軸が
通る穴を設け、その穴でロータ軸を受けたものである
が、図5は第1及び第2の内側磁極の先端でロータ軸を
受けたものである。
【0027】この場合のロータ軸11は、マグネットの
嵌合部以外はストレート形状で良い。ロータ軸とステー
タの耐久特性は実施例1と同様に良好である。図2はス
テップモータの断面図であり、図3(a)、(b)、
(c)、(d)は図2のA−A線で断面図を示し、図3
の(e)、(f)、(g)、(h)は図2のB−B線で
断面図を示している。図3の(a)と(e)とが同時点
での断面図である。次に本発明のステップモータの動作
を説明する。
【0028】図3の(a)と(e)の状態からコイル2
及び3に通電して、第1のステータ18の外側磁極18
a、18bをN極とし、内側磁極18c、18dをS極
とし、第2のステータ19の外側磁極19a、19bを
N極とし、内側磁極19c、19dをS極に励磁する
と、ロータであるマグネット1は反時計方向に45度回
転し、図3の(b)、(f)に示す状態になる。
【0029】次にコイル3への通電を反転させ、第2の
ステータ19の外側磁極19a、19bをS極とし、内
側磁極19c、19dをN極とし、第1のステータ18
の外側磁極18a、18bをS極とし、内側磁極18
c、18dをN極としに励磁すると、ロータであるマグ
ネット1は更に反時計方向に45度回転し、図3の
(d)、(h)に示す状態になる。以後、このようにコ
イル2及び3に通電方向を順次切換えていくことにより
ロータであるマグネット1は通電位相に応じた位置へと
回転していくものである。
【0030】ここで、このような構成のステップモータ
がモータ超小型化する上で最適な構成であることについ
て述べる。ステップモータの基本構成について述べる
と、第1に、マグネットを中空の円筒形状に形成してい
ること、第2に、マグネットの外周面を周方向にn分割
して異なる極に交互に着磁していること、第3に、マグ
ネットの軸方向に第1のコイルとマグネットと第2のコ
イルを順に配置していること、第4に、第1、第2のコ
イルにより励磁される第1、第2のステータの外側磁極
及び内側磁極をマグネットの外周面及び内周面に対向さ
せていること、第5に、ロータ軸は、第1及び第2のス
テータの一部、特に第1及び第2のステータ底面の中心
に設けられたロータ軸が通る穴部もしくは第1及び第2
のステータの内側磁極の先端部でロータ軸の軸方向をダ
イレクトに受ける。ロータ軸とロータ軸の軸方向を受け
るステータに安価なメッキにより潤滑皮膜を形成するこ
と、である。
【0031】したがって、このステップモータの径はマ
グネットの径にステータの磁極方向を対向して設けるだ
けの大きさがあればよく、また、ステップモータの軸方
向の長さは、マグネットの長さに第1のコイルと第2の
コイルの長さを加えただけの長さがあれば良いことにな
る。このため、ステップモータの大きさは、マグネット
及びコイルの径と長さによって決まるもので、マグネッ
ト及びコイルの長さをそれぞれ小さくすればステップモ
ータを超小型化できる。さらにロータ軸とロータ軸のス
ラスト方向をダイレクトに受けその接触部に潤滑皮膜を
形成することで安価なコストで長時間使用でも安定した
回転トルクが得られる超小型なステップモータを提供で
きる。
【0032】また、マグネット及びコイルの径と長さを
それぞれ非常に小さくすると、ステップモータとしての
精度を維持することが難しくなるが、これはマグネット
の中空を円筒形状に形成し、この中空の円筒形状に形成
されたマグネットの外周面及び内周面に第1、第2のス
テータの外側磁極及び内側磁極を対向させる単純な構造
によりステップモータとしての精度の問題を解決してい
る。この時、マグネットの外周面だけでなく、マグネッ
トの内周面も円方向に着磁すれば、モータの出力を更に
効果的にすることができる。
【0033】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、円筒形
状に形成されるとともに少なくともその外周面を周方向
にn分割して異なる極に交互に着磁されたマグネット及
び該マグネットに固着されたロータ軸を備え、前記マグ
ネットの軸方向に第1のコイルと前記マグネットと第2
のコイルを順に配置し、前記第1のコイルにより励磁さ
れる第1の外側磁極及び第1の内側磁極からなる第1の
ステータを前記マグネットの一端の外周面及び内周面に
対向させるとともに、前記第2のコイルにより励磁され
る第2の外側磁極及び第2の内側磁極からなる第2のス
テータを前記マグネットの他端側の外周面及び内周面に
対向させ、前記第1及び第2のステータの内側磁極のい
ずれかで前記ロータ軸のいずれかの接触部に潤滑皮膜が
形成されていることを特徴とする構造であるため従来と
は異なる全く新規な構成のモータとすることができ、モ
ータを超小型化するうえで最適な構成である。
【0034】マグネットを中空の円筒形状に形成し、こ
の中空の円筒形状に形成されたマグネットの外周面及び
内周面に第1、第2の外側磁極及び内側磁極を対向させ
ることによりモータとして効果的な出力を得ることがで
きる。さらにロータ軸受をステータの一部でロータ軸の
軸方向を受け、その接触部には潤滑皮膜を形成すること
でステータを長時間使用でも安定した回転トルクが得ら
れる超小型なステップモータを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の実施例1のステップモータの分
解斜視図である。
【図2】図2は図1に示すステップモータの組み立て完
成状態の断面図である。
【図3】図3は図2に示すステップモータのロータ回転
動作説明図である。
【図4】図4は図1のロータ軸の7a部及びステータ1
8f、19fの拡大図である。
【図5】図5は本発明の実施例2のステップモータの断
面図である。
【図6】図6は従来例の小型円筒形ステップモータの断
面図である。
【図7】図7はステータコイルへの通電により発生する
磁束の状況を説明するための図である。
【符号の説明】
1 マグネット 1a、1c S極 1b、1d N極 2 第1のコイル 3 第2のコイル 7 ロータ軸 7a ロータ軸表面 8 Ni−P 9 潤滑材の粒子 10 ロータ軸及びステータ 11 実施例2のロータ軸 18 第1のステータ 18a、18b 外側磁極 18c、18d 内側磁極 18e ロータ軸7の嵌合穴 18f ステータの表面 19 第2のステータ 19a、19b 外側磁極 19c、19d 内側磁極 19e ロータ軸7の嵌合穴 19f ステータの表面 20 保持部材 20a、20b 外側磁極18a、18bの挿入溝 20c、20d 外側磁極19a、19bの挿入溝 20e、20f 保持部材20の内面側の突出部 101 ボビン 102 ステータ 103 ケース 105 ステータコイル 106 ステータヨーク 106a、106b ステータ歯 108 軸受け 109 ロータ 110 ロータ軸 111 ロータ磁石 115 フランジ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】円筒形状に形成されるとともに少なくとも
    その外周面を周方向にn分割して異なる極に交互に着磁
    されたマグネット及び該マグネットに固着されたロータ
    軸を備え、前記マグネットの軸方向に第1のコイルと前
    記マグネットと第2のコイルを順に配置し、前記第1の
    コイルにより励磁される第1の外側磁極及び第1の内側
    磁極からなる第1のステータを前記マグネットの一端の
    外周面及び内周面に対向させるとともに、前記第2のコ
    イルにより励磁される第2の外側磁極及び第2の内側磁
    極からなる第2のステータを前記マグネットの他端側の
    外周面及び内周面に対向させ、前記第1及び第2のステ
    ータの内側磁極のいずれかで前記ロータ軸のいずれかの
    接触部に潤滑皮膜が形成されていることを特徴とするモ
    ータ。
  2. 【請求項2】前記潤滑皮膜は、潤滑材の粒子を含むメッ
    キ膜で形成されることを特徴とする請求項1に記載のモ
    ータ。
  3. 【請求項3】前記潤滑皮膜は無電解メッキで形成される
    ことを特徴とする請求項1に記載のモータ。
  4. 【請求項4】前記メッキ膜は、その基材がNi−Pまた
    はNi−Bのいずれかであることを特徴とする請求項2
    ないし3のいずれか1つに記載のモータ。
  5. 【請求項5】前記メッキ膜の膜厚は3〜20μmである
    ことを特徴とする請求項2ないし4のいずれか1つに記
    載のモータ。
  6. 【請求項6】前記潤滑材の粒子は、黒鉛、テフロン、二
    硫化モリブデン、セラミックスの少なくともいずれか一
    種類が添加されていることを特徴とする請求項2に記載
    のモータ。
  7. 【請求項7】前記セラミックスは、SiC、WCなどの
    炭化物、Si3 4 、TiNなどの窒化物、CrO2
    TiO2 、SiO2 などの酸化物のうちから選択される
    ことを特徴とする請求項6に記載のモータ。
  8. 【請求項8】前記潤滑材の粒子の添加量は、1〜8vo
    l%であることを特徴とする請求項6記載のモータ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006191754A (ja) * 2005-01-06 2006-07-20 Nidec Copal Corp ステッピングモータ

Cited By (2)

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