JP2000217280A - Lc共振回路を用いた電源装置 - Google Patents

Lc共振回路を用いた電源装置

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JP2000217280A
JP2000217280A JP11017037A JP1703799A JP2000217280A JP 2000217280 A JP2000217280 A JP 2000217280A JP 11017037 A JP11017037 A JP 11017037A JP 1703799 A JP1703799 A JP 1703799A JP 2000217280 A JP2000217280 A JP 2000217280A
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Yoshitsugu Nanto
義継 南藤
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Mitsuoka Electric Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 LC共振回路を用いた電源装置において、小
型かつ簡単な構成で低ノイズ化を図る。 【解決手段】 スイッチングトランス12の1次コイル
12L1を共振コイルとし、その共振コイルとコンデン
サ13Cから成る共振回路13に対し、独立の発振回路
14Gの発振周波数に同期してオン/オフ動作するスイ
ッチング回路14Sを介して発振信号を与え、電圧共振
状態を発振回路14Gに同期させ、2次側に電力を伝達
する。これにより、スイッチングノイズを抑えることが
でき、また、2次側に効率良く電力を伝達することがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商用電源から小型
電気機器に直流電力を供給するLC共振回路を用いた電
源装置に係り、特に、小型でノイズの少ない電源装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の電源装置には、低周波ト
ランスを用いたもの、スイッチング電源(スイッチング
レギュレータ)、インバータ、共振電源などがある。低
周波トランスを用いた場合は、図13に示すように、ト
ランス12の1次側コイル12L1と2次側コイル12
L2の巻数比によって所要の小電圧に降圧し、2次側整
流回路21で整流素子21Dにより半波又は全波整流
し、コンデンサ21Cにより平滑化、安定化させて、出
力端子より所要の電力として負荷22に供給する。
【0003】また、スイッチング電源は、自励型や他励
型の高周波(50KHz乃至1MHz)の発振器を持
ち、トランスの2次側の電圧や電流値を検出して、その
情報を1次回路にフィードバックしてPWM制御(パル
ス幅変調)やPFM制御(周波数変調)をし、2次側に
安定化した電源を出力するようにしている。また、共振
型スイッチングインバータ形式の電源装置が、例えば、
特開平5−304775号公報に示されるように知られ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した各
種の電源装置は、整流、平滑化、安定化という電源装置
としての基本的な条件は満たしているが、それだけでは
電源装置としては十分でない。上記電源装置のうち、低
周波トランスの電源装置では、商用電源の周波数はその
ままで、単に電圧、整流を変換するだけであるため、周
波数が低い分インダクタンス(L)値が大きくなって、
トランスが大きくなり、平滑化するためのコンデンサも
周波数が低い分、大きくなり、かつ、1次側から2次側
への電力の伝達効卒は満足する程ではない。このよう
に、周波数が低い分、トランスは重くて大きい部品とな
らざるを得ず、また、2次側整流回路に使われているコ
ンデンサは大きい容量で大きい部品が用いられ、小型化
が図れず、輸送の障害にもなっている。
【0005】これに対し、スイッチング電源は、低周波
トランスを用いた場合に比べてトランスを小型にでき、
効率良く軽い電源装置を供給することが可能であるが、
矩形波を扱うためノイズが大きく、使用する範囲が限定
される。このため、例えはオーディオ機器や測定器など
のノイズ対策を必要とする装置の電源回路には使用でき
ない。また、スイッチング電源から発展した共振電源
も、PWMやPFM制御を行いながら共振作用を維持さ
せるため、制御が複雑で高価なものになり、コストを重
視する小型の電源装置では敬遠されていた。
【0006】近年スイッチング電源に共振回路を付加し
て、よりノイズの低い、効率の良い電源が製品化されい
るが、PWM制御やPFM制御させながら共振させるた
め、回路が複雑になり高価なものに仕上がっていて、5
0ワット(W)を越える大型の電源に採用されていて、
コスト高となる。
【0007】インバータ電源も上記スイッチング電源と
同じような問題を持つ。また、上記公報に示されるよう
な共振型インバータ電源装置では、スイッチングインバ
ータに電流共振と電圧共振を利用しており、電流共振用
のコンデンサが入力端子間に直接的に露見するために、
入力側にアイソレート手段などを必要とし、構成が複雑
になる。
【0008】本発明は、上記の問題を解決するためにな
されたもので、スイッチングトランスの1次コイルを共
振回路に取り入れて電圧共振させ、その共振状態を発振
回路の周波数に同期させることで、低周波トランスやス
イッチング電源やインバータ電源と比べて、小型かつ簡
単な構成でノイズの少ないLC共振回路を用いた電源装
置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、LC共振回路を用いた電源装置であって、
スイッチングトランスの1次コイルを共振コイルとし、
その共振コイルと該コイルに直列接続されたコンデンサ
から成る1次共振回路と、この共振回路を動作させる信
号出力手段とから成る1次側電源回路と、上記スイッチ
ングトランスを介して上記共振回路から上記スイッチン
グトランスの2次コイルに2次電圧を誘起して2次電力
を出力する2次側電源回路とからなり、上記1次側電源
回路の信号出力手段は、独立の発振回路と、この発振回
路の発振周波数に同期して作動し、その発振回路からの
信号を上記1次共振回路へ出力するスイッチング回路と
を含み、上記1次共振回路の所定の共振状態を上記発振
回路の発振周波数に同期させるように動作するものであ
る。
【0010】上記構成の電源装置においては、スイッチ
ングトランスの1次コイルを共振コイルとした1次LC
共振回路に対して、独立の発振回路からの発振信号がス
イッチング回路を介して与えられることで、1次LC共
振回路は励磁されて電圧共振作用が生じる。これにより
スイッチングトランスの2次コイルに電圧が誘起され、
2次側に電力が伝達される。ここに、1次共振回路に発
振信号を与えるスイッチング回路は発振回路の発振周波
数に同期してオン/オフさせ、かつ、1次共振回路の所
定の共振状態を発振回路の発振周波数に同期させるよう
にしているので、スイッチング回路のオン/オフによる
スイッチングノイズを抑えることができ、また、2次側
に効率良く電力を伝達することができる。また、1次側
を電圧共振させることで、簡単な構成となり、しかも、
低周波トランス並みのノイズレベルに抑えることができ
る。
【0011】また、1次共振回路の所定の共振状態がπ
進む時間を発振回路の発振周波数に同期させることで、
共振振動波形の一番大きい電圧波形で2次側に電圧を誘
起できるので、高効率な電力伝達が可能となる。
【0012】また、1次側電源回路における発振回路の
オン/オフのデューティを固定したものとすることで、
回路構成が簡単になる。また、1次側電源回路における
発振回路のオン/オフのデューティ比をオン<オフにす
ることで、電力伝達効率が高まる。また、2次側電源回
路に独立した安定化電源装置を付加することで、ノイズ
発生を抑えることができる。
【0013】また、1次側電源回路における発振回路と
スイッチング回路との間に介在させた、負荷情報の信号
で作動する第2のスイッチング回路と、2次側電源回路
に設けられた、負荷の電圧又は電流の変動を検出する負
荷状態検出手段と、負荷状態検出手段で検出された負荷
情報をワイヤレスで第2のスイッチング回路に伝送し、
その第2のスイッチング回路を作動させる伝送手段とを
さらに備えたものとしてもよい。これにより、負荷の変
動によって1次側電源回路から2次側電源回路へ電力を
供給する割合を増減することができ、しかも、1次側の
共振回路が他励型であるため、2次側の負荷が変動して
も、自励型のように負荷の変動によって共振回路の共振
周波数そのものが影響を受けて変動することはない。
【0014】また、1次側電源回路に、コンデンサを用
いない整流回路を備え、かつ、2次側電源回路に安定化
電源装置を付加することで、力率の向上が図れる。
【0015】また、スイッチングトランスは、鉄心コア
の周りに1次コイルと2次コイルをコア軸方向に対向配
置した分割巻きとし、上記鉄心コアを外周コアで連続し
て閉磁路を形成するようにしてもよい。上記のように高
効率な電力の伝達方式を採用しているので、スイッチン
グトランスの1次コイルと2次コイルの結合度が増大
し、従ってスイッチングトランスとして分割巻きのもの
が利用できることとなる。このトランスを用いること
で、鉄心コアが外周コアで閉磁路を形成するようにして
いるから、ノイズの発生が抑制される。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態による電
源装置について図面を参照して説明する。図1は第1の
実施形態を示す。1次側電源回路10は、外部の商用電
源Pから得られる交流電力を整流して直流電力を得る整
流回路11と、スイッチングトランス12を含むLC共
振回路13と、このLC共振回路13を作動させる発振
信号出力手段14とを備えている。そして、上記LC共
振回路13は、上記直流電力を電源とするスイッチング
トランス12の1次側コイル12L1を共振コイルと
し、所定の共振状態で1次電圧を生じる、その共振コイ
ル12L1と、それに直列のコンデンサ13Cと、共振
回路の内部抵抗13Rとから成る。発振信号出力手段1
4は、上記共振回路13へ所定の周波数で発振した信号
を出力し、その信号のオン/オフによって共振回路13
において減衰振動を起こさせるものである。
【0017】スイッチングトランス12の2次側には、
1次側電源回路10よりスイッチングトランス12を介
して電力が伝達される2次側電源回路20が設けられて
いる。この2次側電源回路20は、スイッチングトラン
ス12の2次コイル12L2に誘起される2次電圧を整
流する整流回路21を備え、この整流回路21の直流変
換出力で負荷22に電力を供給する。1次コイル12L
1と2次コイル12L2とは極性を逆向きとしている。
【0018】上記1次側電源回路10のスイッチングト
ランス12には、発振信号出力手段14の電源に電力を
供給するバイアスコイル12L3が設けられていて、1
次コイル12L2に発生した電圧は、バイアスコイル1
2L3に伝達され、整流素子14Dで直流に変換されて
発振信号出力手段14の電源としている。
【0019】上記1次側電源回路10の詳細について説
明すると、発振信号出力手段14は、独立の発振回路1
4Gを備えている。電源が入ったとき起動抵抗10Rに
よってこの発振回路14Gが動作し、図4(b)の波形
を得る。発振が継続すれば、バイアスコイル12L3か
ら電源が供給される。その電源電圧が商用電源Pの変動
による影響を受けないように、制御電源部14Pが電源
ラインに接続されいて、安定化され、発振周波数が変化
しないようにしている。
【0020】発振回路14Gの発振信号は、電流増幅さ
れてスイッチング回路14Sを経て共振回路13へ出力
されるようにしている。スイツチング回路14Sは発振
回路14Gの発振周波数に応じてスイッチングする。
【0021】スイッチング回路14Sのスイッチ素子が
オン(導通)状態になると、1次コイル12L1に電圧
が発生し、同時にバイアスコイル12L3にも電圧が発
生する。この時、2次コイル12L2の電圧は、2次側
の整流素子21Dに対し逆方向に発生するため、2次側
には電流が流れない。従って、1次コイル12L1に流
れる電流は励磁電流だけとなり、この励磁電流I1は、
1次コイル12L1のインダクタンスL、通電時間をT
on、1次コイルにかかる電圧をVとすれば、
【数1】I1=V・Ton/L........(1) となり、この励磁電流I1は時間に比例して大きくな
り、ほぼ発振波形のオン時間に対応したものとなる。
【0022】発振回路14Gの発振がオフになると(発
振波形がオフという)、スイッチング回路14Sのスイ
ッチ素子がオフになって、1次コイル12L1に励磁電
流I1が流れなくなる。すると、共振回路13の時定数
による減衰振動が発生し、コンデンサ13Cの両端に図
4(a)に示すような波形の振動電圧が発生する。これ
は、発振回路14Gの発振波形に同期して減衰振動をす
るサイン(sin)波形となる。ここに、この電圧波形
の位相が180°すなわちπ進む時間と発振波形のオフ
時間が合うように、共振回路13のLC(コイルのイン
ダクタンスとコンデンサの容量)の値を決めておく。
【0023】上記振動波形の電圧(コンデンサ13Cの
両端電圧と同じ)による振動電流I2は、1次コイル1
2L1のインダクタンスをL、これに直列に接続された
コンデンサ13Cの容量をC、共振系の内部抵抗13R
の抵抗値をRとすれば、(2)式に従って減衰振動を起
こす。
【数2】 I2=CV(α2−β2)exp(αt)sin(βt)......(2) 但し、α=R/2L β={(1/LC)−(R/2L)21/2
【0024】スイッチングトランス12の2次コイル1
2L2には、1次側のコンデンサ13Cの両端電圧と同
じ電圧が発生することで、整流素子21Dに順方向の電
圧がかかり、2次側に電流が流れ、負荷22に電力を供
給する。また、こうして発振現象が持続することで、バ
イアスコイル12L3に継続して電圧が発生し発振信号
出力手段14の電力として作用する。
【0025】発振波形のオン/オフのデューティ比に合
わせて、1回目にπ進んだ波形を取り出すことで、振動
波形の一番大きい部分を2次側に伝達して電力として利
用することができる。また、共振回路13の波形がπ進
んだ時間と発振回路14Gのオフ時間を合わせること
で、1次コイル12L1に流れる電流が0のとき、スイ
ッチング回路14Sのスイッチ素子をオン/オフさせる
ため、スイッチングノイズを抑えることができ、しか
も、共振回路13の振動波形がサイン波形になること
で、ノイズを抑えることができる。
【0026】上記実施形態の構成において、発振回路1
4Gのオンとオフの時間(デューティ)を固定にし、2
次側に発生する電圧が低周波トランスと同じ変動が得ら
れるようにすれば、回路構成は簡単になる。
【0027】また、2次側で消費する電力や効率から、
励磁電流I1は予想でき、それにより発生するエネルギ
ーE1は、(3)式で表される。
【数3】 E1=(1/2)L・I1 2 .......(3)
【0028】(3)式のエネルギーをより多く2次側に
伝達するには、(2)式の減衰振動の時間を延ばしてや
ればよく、従って、発振回路14Gのオン時間をTon、
オフ時間をToffとすれば、Ton<Toffの条件で、Tof
fを選び、かつ、Toff期間に振動波形の位相がπだけ進
むように設定することで、より多くのエネルギーを2次
側に伝達できる。また、これまでに述べてきた実施形態
を組み合わせれば、より効率の良い電源装置を提供する
ことができる。
【0029】上述の実施形態は、スイッチングトランス
12の1次と2次のコイルの巻き線方向が逆のフライバ
ック方式によるエネルギー伝達と同じ方式である。スイ
ッチングトランスの1次と2次のコイルが同相なフォワ
ード方式でも同じくエネルギー伝達が可能である。フォ
ワード方式においても、発振回路の発振周波数とスイッ
チング回路のオン/オフのデューティ比は固定で、か
つ、Ton <Toffの条件も同じとすればよい。
【0030】フォワード方式では巻き線方向が同相なた
め、スイッチング回路14Sのスイッチ素子がオンにな
って1次コイル12L1に電流が流れたとき、このコイ
ル12L1に電圧が発生し、これと同相の2次コイル1
2L2に電圧が発生する。2次側に発生した電圧は整流
素子21Dを順方向にバイアスし、直流電流を流して負
荷22に電力を供給する。この場合、スイッチ素子がオ
ンで、コイル12L1に励磁電流を、2次側に負荷電流
を流す。発振波形がオフになると、共振回路13の時定
数で減衰振動が始まり、リセット電流として1次側に蓄
えられる。このリセット電流も、(2)式と同じとな
り、オン時のエネルギーとオフ時のエネルギーがより近
づけるようにすればよい。
【0031】図2(a)(b)に第2実施形態による電
源装置の概略回路を示す。これまで述べてきた電源装置
は低周波トランスと同じ機能を持ち、2次側が安定化さ
れていないが、周波数を上げることにより、小型化が可
能でノイズレベルを抑えることができるものであった。
この電源装置に図2(a)(b)に示すような2次回路
制御装置23を付加することで、2次側の動作の安定化
が図れる。
【0032】図2(a)は2次回路制御装置23として
シリーズレギュレータを用いた例であり、ノイズの発生
が最も低く比較的小型の電源に適する。図2(b)は2
次回路制御装置23としてマグアンプを付加した例であ
り、ノイズ発生も比較的少なく大型の電源に適する。そ
の他に、ノイズが許される場合は、DC/DCコンバー
タを付加することも可能である。
【0033】図3に第3実施形態による電源装置を示
す。回路の基本的な部分は第1実施形態と同じであり、
同じ機能都分については同一符号を付して説明は省略す
る。この例では、2次側の電力の情報を1次側へ送り、
1次側を制御するようにした点が第1実施形態と異な
る。
【0034】1次側電源回路10における発振信号出力
手段14中のスイッチング回路として、第1スイッチン
グ回路14Sと第2スイッチング回路14SSとが設け
られている。第1スイッチング回路14Sは第1実施形
態のスイッチング回路14Sと同じものである。第2ス
イッチング回路14SSは、原理的にNORゲート素子
のようなスイッチング素子から成り、2次側情報入力部
15(伝送手段)からの電圧、電流情報の信号によって
発振回路14Gの信号の通過、阻止をスイッチング制御
するものである。2次側電源回路20の電圧、電流情報
は、負荷情報検出部24により検出され、その検出信号
は、赤外線の光信号を受けるホトカプラ15Hの出力信
号として伝送され、波形成形器15Aで矩形波に成形さ
れ、第2スイッチング回路14SSへ送られる。
【0035】負荷情報検出部24は、電圧、電流検出器
を有し、負荷22の電圧又は電流値をオぺアンプにおい
て基準電圧として設定される電圧設定レベルと比較し、
設定レベルより高ければH信号、低ければL信号を出力
する。この信号によりホトカプラ15Hの発光部はオ
ン、オフ制御され、その発光信号が受光部で受光され
る。2次側情報入力部15としては、1次側と2次側と
をワイヤレスで信号を伝送するものが適しており、光信
号で情報を伝送するものの他に、超音波信号あるいは電
波信号を用いてもよい。
【0036】第2スイッチング回路14SSは、2次側
情報入力部15の信号がH信号であれば、発振回路14
Gの信号を阻止させ、L信号であれば、発振信号を通過
させる。また、そのスイッチング動作は発振回路14G
の周波数より十分低い周波数に設定され、従って、発振
回路14Gの周波数に関係なく動作し、発振回路14G
の発振周波数に何ら影響を与えないものとされている。
【0037】上記第3実施形態による電源装置の基本動
作は、第1実施形態と同じであるが、負荷情報検出部2
4を設けたことにより、1次側電源回路10が次のよう
に制御される。即ち、2次側の負荷22の変動や商用電
源Pの変動によって2次側の電圧又は電流が変化する。
このような2次側の電圧や電流の情報は、負荷情報検出
部24において検出され、ホトカプラで1次側に伝送さ
れることは前述した通りである。
【0038】上記信号は、2次側の電圧が電圧設定レバ
ルより高けれはH信号として、低ければL信号として第
2スイッチング回路14SSへ送られるから、1次側電
源回路10ではH信号であれば、発振回路14Gの信号
の通過を停止し、L信号であれば、信号を通すように制
御される。第1、第2のスイッチング回路14S、14
SSを介して1次側の共振回路13に共振波形出力が発
生されるタイムチャートを図5に示している。
【0039】発振回路14Gの発振波形は、図5(a)に
示すように連続してー定の高周波数で発生しているか
ら、1次側の共振回路13における共振信号もこれに同
期した信号として2次側へ信号を伝送し電力を送ってい
る。負荷側の電圧状態が変化し、図5(e)に示すよう
に、負荷情報検出部24の電圧/電流検出器による電圧
又は電流検出値が電圧設定レベルより上下となる変動が
生じると、その電圧変動の大きさに応じたパルス幅の信
号として図5(f)に示す信号が電圧/電流検出器から
出力され、図5(b)に示すような動作波形の信号が第
2スイッチング回路14SSに入力される。
【0040】このため、第1スイッチング回路14Sを
通過した発振波形は、図5(C)のように、第2スイッ
チング回路14SSへH信号が入力された期間だけ発振
波形を取り除いたようになり、その結果、発振波形は間
欠的なものとなり、これにより生じる共振回路13にお
ける減衰振動波形も、図5(d)に示すように、間欠的
なものとなる。
【0041】このように間欠的な減衰振動波形の間欠の
程度を、2次側の電圧、電流情報によりコントロールす
れば、2次側の電圧、電流が低くなると間欠期間を減少
させ、電圧設定レベルに近づくと間欠期間を大きくする
ことにより、1次側電源回路10から2次側電源回路2
0への電力を変化させることができ、従って、希望する
2次側の電圧、電流状態を得ることができる。
【0042】以上のようにして負荷変動によって1次側
回路から2次側回路へ電力を供給する割合を増減する
が、1次側電源回路10の共振回路13が他励型である
ため、2次側電源回路20の負荷が変動しても、自励型
のように負荷の変動によって共振回路13の共振周波数
そのものが影響を受けて変動するということはない。
【0043】また、1次側電源回路10の直流電源が商
用電源の変動により変化しても、制御電源14Pによっ
て発振回路14Gの発振周波数は殆ど変化せず、従っ
て、1次側の入力電圧、2次側の負荷のいずれに変動が
あっても共振周波教が変化せず、2次側電源回路20へ
安定した電力を供給することができる。
【0044】第4実施形態による電源装置を図6に示
す。図1との相違点は、1次整流回路11をブリッジ整
流とし、コンデンサ11Cを外し、2次回路にマグアン
プの定電圧回路を組み込んだ点である。大きい電力を必
要とする場合に、コンデンサ・インプット型の整流回路
にすると、力率が問題となってくる。コンデンサ・イン
プットの整流回路の入力電流は位相のずれた間欠の歪み
電流となり、図8(b)に示す波形になる。つまり、波
形率が1より大となるため力率が悪くなる。
【0045】この対策として整流素子とコンデンサの間
にインダクターを設けたり、DC・DCコンバータを入
れて力率改善を図っている。これらは何れも素子を追加
する対策であり高価になる。これに対し、ここに示す構
成では、整流回路のコンデンサ11Cを外して力率を改
善するようにしている。コンデンサ11Cを外すと、図
8(c)の波形になり、位相のずれもなく、波高率も1
に近づいて力率が改善できる。
【0046】共振回路13は、図7(a)に示す脈流波
形を電源として動作するため、そこに発生する共振波形
も入力電圧の波高値に合わせた図7(b)の波形にな
る。このため、2次側でも脈流を含んだ高周波が発生す
るが、それを整流することで直流を得ていて、さらにマ
グアンプ回路を付加することで、さらにリップルが小さ
くなる。
【0047】上記各種実施形態に示す電源装置は、オー
ディオ機器に利用すれば音質変更が可能な電源装置とな
る。図1の例で説明すると、2次側整流回路のコンデン
サ21Cは周波数の高い交流を整流するため、リップル
を減らす目的であれば、小さなコンデンサで可能であ
る。これに対し、図13の低周波トランスで構成する電
源の整流用コンデンサ21Cは商用周波数の整流のた
め、大きなコンデンサを必要とした。
【0048】図1の回路において、2次の負荷側からこ
の電源装置をみれば、1次側で共振させているため、イ
ンピーダンスの高い電源になっていて、アンプのように
絶えず負荷変動が起こる場合、瞬発的な電圧変化の追従
性が悪くなる。これら電源の特徴は、音質からみれば音
像位置の明確さ、クリヤな音、透明感、低音の迫力、高
音のクリヤ感などの表現で表される違いとなって聞き分
けることが可能である。これら電源のインピーダンスに
代表される現象は、2次側に付加されているコンデンサ
21Cの容量や種類を変化させることで、電源インピー
ダンスを可変させることで可能であり、その可変範囲は
低周波トランスの電源に比べ大きくとれる。
【0049】音質を重要視しなければ、2次側のコンデ
ンサは小さな容量のものを使ってコストを下げることが
でき、音質を重要視したければ、2次側のコンデンサの
容量や種類を選んで電源インピーダンスを下げればよ
い。
【0050】図9に第5実施形態による電源装置の応用
例を示す。この電源装置は、携帯電話機220を充電す
るための3ワット(W)位の容量を持つものであり、1
次側ユニット100と2次側ユニット200に分離さ
れ、両者間はコードにより接続されている。1次側ユニ
ット100には、図1のスイッチングトランス13の2
次側を整流した部分21までを組み込み、商用電源コン
セントに差し込まれるプラグを有し、従来の電源プラグ
より少し大きい程度の大きさとされている。2次側ユニ
ット200は、例えばDC/DCコンバータを利用した
安定化電源部を組み込んでいて、電話機220が搭載さ
れることで、これに直流電力を供給し、内蔵電池を充電
する。
【0051】図10、図11は、上記図1、図3に示し
た実施形態の変形例を示している。ここに示す電源装置
は、スイッチングトランス12に、発振信号出力手段1
4の電源に電力を供給するためのバイアスコイル12L
3を有していない。発振信号出力手段14には整流回路
11の出力のみが供給される。その他の構成は上記と同
等である。
【0052】上記各実施形態において、スイッチングト
ランス12は、図12に示す構成のものが用いられる。
このトランス12は、分割巻きと呼ばれる方式のもの
で、主にインバータなどで利用されている。図示のよう
に、鉄心コア12Cの周りにボビン12Bを介してコア
軸方向にコイルを分割して、1次側コイル12L1と2
次側コイル12L2とが対向配置され、鉄心コア12C
の上下端はE字状の磁性材とされ、かつ中心と側方で上
下が連続され、全体として閉磁路を形成するようにして
いる。なお、鉄心コア12Cは、製作の都合上、切断線
12Dで2つ割りとされている。
【0053】上記のようにLC共振回路13で発生した
減衰振動波形の信号は、スイッチングトランス12の1
次コイルと2次コイルの巻数に比例した電圧が2次コイ
ル12L2に伝達される。2次コイル12L2で受け取
られた信号は、2次側の整流回路21で整流して2次側
電力として用いられる。スイッチングトランス12は、
1次コイルと2次コイルが分割巻されているので、製作
上の作業性が良いという特徴があるが、スイッチング電
源のトランスに応用するとノイズの発生が多く、1次コ
イルと2次コイルの誘起電力に対する結合が悪くなる等
の欠点があり、これまではインバータ用など限られた用
途にしか用いられていなかった。
【0054】しかし、本実施形態では、作業性が良い点
を重視してこのような形式のトランスを用い、一方、上
述した他励式の共振回路を含む1次側電源回路10によ
ってノイズや結合度について改善している。すなわち、
1次コイル12L1とコンデンサ13Cとで共振回路1
3を形成することにより、トランスのインピーダンスが
高くなり、1次コイル12L1と2次コイル12L2が
分割巻きとされていても、1次コイルと2次コイルの結
合度が低下しないため、2次コイル12L2への電力の
伝達が向上する。
【0055】また、共振回路13では、減衰振動波形で
電流はサイン波形になっていて、これによりノイズの発
生が抑えられ、さらに、トランスはコアで閉磁路を作っ
て磁束の漏れを極力抑えているため、従来の低周波トラ
ンス並みのノイズに抑えることが可能となり、トランス
の体積や重量を大幅に削減できる。このため、この方式
の電源装置の用途が広がることとなる。
【0056】図14に参考として従来の代表的な2つの
トランス形式の主要構造について示している。同図
(a)は1次側トランスTR1と2次側トランスTR2
とが分離自在な電磁誘導方式のトランスTRを示し、
(b)は重ね巻方式のスイッチングトランスTRを示
す。図中、B1、B2、Bはボビン、L1、L2は1
次、2次コイル、Cは鉄心コア、Pは絶縁紙である。
(a)の電磁誘導型のトランスは磁束の漏れが多く、ノ
イズが大きくなり、結合度が悪い。これに対し、(b)
のスイッチングトランスでは、結合度は増すが、作業性
が悪い。
【0057】
【発明の効果】以上のように本発明の電源装置によれ
ば、スイッチングトランスの1次コイルと直列のコンデ
ンサにより共振回路を構成し、この共振回路に発振回路
に同期して動作するスイッチング回路を介して発振信号
を与えて、共振状態を発振回路の周波数に同期させるの
で、スイッチングトランスの電力伝達効率が格段に向上
し、ノイズの発生が最小限に抑制される。また、電圧共
振作用を用いるので、回路構成が簡単なものとなる。ま
た、スイッチングトランスだけでなく2次側電源回路も
容量、重量が小さくなり、製作上の作業性が向上し、安
価となる。
【0058】また、共振状態がπ進む時間を発振回路の
発振周波数に同期させることにより、高効率な電力伝達
が可能となる。また、発振回路のオン/オフのデューテ
ィを固定することにより、回路構成が簡単になる。ま
た、発振回路のオン/オフのデューティ比をオン<オフ
にすることにより、電力伝達効率が高まる。また、2次
側電源回路に独立した安定化電源装置を付加すれば、ノ
イズ発生を抑えることができ、しかも、2次側の負荷が
変動しても、負荷の変動によって共振回路の共振周波数
そのものが変動することがない。
【0059】また、発振回路とスイッチング回路との間
に負荷状態の検出信号により作動する第2スイッチング
回路を設けることにより、負荷情報に応じて1次側電源
回路を間欠動作させることが可能で、無駄な電力消費を
抑えることができる。また、1次側電源回路にコンデン
サを用いない整流回路を用いることにより、力率の向上
が図れる。
【0060】また、高効率な電力伝達を行えるので、ス
イッチングトランスの1次コイルと2次コイルの結合度
が増大し、従って、分割巻き方式を採用可能で、鉄心コ
アが外周コアで閉磁路を形成してノイズ発生を抑制でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態による電源装置の概略
回路図。
【図2】 (a)(b)は第2実施形態による電源装置
の概略回路図。
【図3】 第3実施形態による電源装置の概略回路図。
【図4】 第1実施形態の作用を説明するための波形
図。
【図5】 第3実施形態の作用を説明するための波形
図。
【図6】 第4実施形態による電源装置の概略回路図。
【図7】 同上の作用を説明するための波形図。
【図8】 同上の作用を説明するための波形図。
【図9】 第5実施形態による電源装置の概略構成図。
【図10】 第1実施形態の変形例を示す概略回路図。
【図11】 第3実施形態の変形例を示す概略回路図。
【図12】 各実施形態で用いられるスイッチングトラ
ンスの断面図。
【図13】 従来の電源装置の概略回路図。
【図14】 (a)(b)は従来のトランスの例を示す
断面図。
【符号の説明】
10 1次側電源回路 12 スイッチングトランス 12L1 スイッチングトランスの1次コイル 12L2 スイッチングトランスの2次コイル 13 共振回路 13C 共振回路のコンデンサ 14 発振信号出力手段 14G 発振回路 14S 第1スイッチング回路 14SS 第2スイッチング回路 15 2次側情報入力部 20 2次側電源回路 21 2次側整流回路 22 負荷 23 2次回路制御装置 24 負荷情報検出部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 LC共振回路を用いた電源装置であっ
    て、 スイッチングトランスの1次コイルを共振コイルとし、
    その共振コイルと該コイルに直列接続されたコンデンサ
    から成る1次共振回路と、この共振回路を動作させる信
    号出力手段とから成る1次側電源回路と、 上記スイッチングトランスを介して上記共振回路から上
    記スイッチングトランスの2次コイルに2次電圧を誘起
    して2次電力を出力する2次側電源回路とからなり、 上記1次側電源回路の信号出力手段は、独立の発振回路
    と、この発振回路の発振周波数に同期して作動し、その
    発振回路からの信号を上記1次共振回路へ出力するスイ
    ッチング回路とを含み、上記1次共振回路の所定の共振
    状態を上記発振回路の発振周波数に同期させるように動
    作することを特徴とする電源装置。
  2. 【請求項2】 上記1次共振回路の所定の共振状態がπ
    進む時間を上記発振回路の発振周波数に同期させるよう
    にしたことを特徴とする請求項1に記載の電源装置。
  3. 【請求項3】 上記1次側電源回路における発振回路の
    オン/オフのデューティを固定したものとし、その発振
    周波数に同期して作動する上記スイッチング回路を介し
    て上記1次共振回路を動作させることを特徴とする請求
    項1に記載の電源装置。
  4. 【請求項4】 上記1次側電源回路における発振回路の
    オン/オフのデューティ比をオン<オフにしたことを特
    徴とする請求項3に記載の電源装置。
  5. 【請求項5】 上記2次側電源回路に独立した安定化電
    源装置を付加したことを特徴とする請求項1に記載の電
    源装置。
  6. 【請求項6】 上記1次側電源回路における発振回路と
    スイッチング回路との間に介在させた、負荷情報の信号
    で作動する第2のスイッチング回路と、 上記2次側電源回路に設けられた、負荷の電圧又は電流
    の変動を検出する負荷状態検出手段と、 上記負荷状態検出手段で検出された負荷情報をワイヤレ
    スで上記第2のスイッチング回路に伝送し、その第2の
    スイッチング回路を作動させる伝送手段とをさらに備え
    たことを特徴とする請求項1に記載の電源装置。
  7. 【請求項7】 上記1次側電源回路に、コンデンサを用
    いない整流回路を備え、かつ、上記2次側電源回路に安
    定化電源装置を付加したことを特徴とする請求項1に記
    載の電源装置。
  8. 【請求項8】 上記スイッチングトランスは、鉄心コア
    の周りに1次コイルと2次コイルをコア軸方向に対向配
    置した分割巻きとし、上記鉄心コアを外周コアで連続し
    て閉磁路を形成するようにしたことを特徴とする請求項
    1に記載の電源装置。
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