JP2000217244A - 電子式電力量計 - Google Patents
電子式電力量計Info
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- JP2000217244A JP2000217244A JP11012990A JP1299099A JP2000217244A JP 2000217244 A JP2000217244 A JP 2000217244A JP 11012990 A JP11012990 A JP 11012990A JP 1299099 A JP1299099 A JP 1299099A JP 2000217244 A JP2000217244 A JP 2000217244A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 瞬時停電、停電を検出して確実に計量値等の
データを記憶すると共に、停電時には確実に停電対応処
理を行う。 【解決手段】 停電検出回路5は、電圧変換回路2でデ
ジタル化された路線電圧の瞬時値を入力し、その絶対値
の電圧降下の程度と降下時間の長さとに応じて瞬低・停
電を検出する。CPU8はこの検出出力があると記憶回
路9に計量値等のデータを待避記憶させる。一方、電源
回路4,7は、路線電圧から各回路に直流電源を供給
し、停電検出回路6は電源電圧4の電圧低下により停電
を検出し、CPU8はこの検出出力があると、各回路の
動作停止等の停電対応処理を行い、バックアップ電源が
ある場合には、CPU8の動作速度を遅くして各回路の
動作速度を遅くする等の停電時の消費電力を抑えるため
の停電対応処理を行う。
データを記憶すると共に、停電時には確実に停電対応処
理を行う。 【解決手段】 停電検出回路5は、電圧変換回路2でデ
ジタル化された路線電圧の瞬時値を入力し、その絶対値
の電圧降下の程度と降下時間の長さとに応じて瞬低・停
電を検出する。CPU8はこの検出出力があると記憶回
路9に計量値等のデータを待避記憶させる。一方、電源
回路4,7は、路線電圧から各回路に直流電源を供給
し、停電検出回路6は電源電圧4の電圧低下により停電
を検出し、CPU8はこの検出出力があると、各回路の
動作停止等の停電対応処理を行い、バックアップ電源が
ある場合には、CPU8の動作速度を遅くして各回路の
動作速度を遅くする等の停電時の消費電力を抑えるため
の停電対応処理を行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は電子式電力量計に
関し、特に交流電源の停電・瞬時停電(以降、瞬停と称
す)を検出して、計量中の電力量等のデータを確実にバ
ックアップするものである。
関し、特に交流電源の停電・瞬時停電(以降、瞬停と称
す)を検出して、計量中の電力量等のデータを確実にバ
ックアップするものである。
【0002】
【従来の技術】図7は、従来の電子式電力量計の回路構
成図である。図において、1は負荷電流を負荷電流に比
例した電流に変換する電流変換回路、2は線路電圧を降
圧もしくは分圧する電圧変換回路、3は電流変換回路1
と電圧変換回路2の出力を入力し、線路電圧と線路電流
の積である線路の瞬時電力に比例した出力を得る乗算回
路、4は線路電圧を例えば15V程度の直流電圧に降圧
する電源回路、7は電源回路4の出力電圧を入力し、例
えば5V程度の回路電圧に降圧する電源回路、8は乗算
回路の出力を積算し、電力量の演算を行うとともに、ま
た停電検出回路11の出力を入力したとき停電対応処理
を行うCPU、9は計量値等を記憶する不揮発性メモリ
等によって構成される記憶回路、10はバックアップ電
源、11は電源回路4の出力電圧を入力し、停電を検出
する停電検出回路である。
成図である。図において、1は負荷電流を負荷電流に比
例した電流に変換する電流変換回路、2は線路電圧を降
圧もしくは分圧する電圧変換回路、3は電流変換回路1
と電圧変換回路2の出力を入力し、線路電圧と線路電流
の積である線路の瞬時電力に比例した出力を得る乗算回
路、4は線路電圧を例えば15V程度の直流電圧に降圧
する電源回路、7は電源回路4の出力電圧を入力し、例
えば5V程度の回路電圧に降圧する電源回路、8は乗算
回路の出力を積算し、電力量の演算を行うとともに、ま
た停電検出回路11の出力を入力したとき停電対応処理
を行うCPU、9は計量値等を記憶する不揮発性メモリ
等によって構成される記憶回路、10はバックアップ電
源、11は電源回路4の出力電圧を入力し、停電を検出
する停電検出回路である。
【0003】図8は、図7の従来の電子式電力量計の電
源回路4所謂ドロッパ電源と停電検出回路11の要部を
示す回路図である。なお、図7と同一もしくは相当する
部分は同一符号を付し、説明を省略する。図において、
12は線路電圧を入力し降圧する変圧器、13はダイオ
ードブリッジからなる整流器、14は平滑コンデンサ、
15は電圧を調整するための分圧抵抗、16は電圧検出
用IC、17はインバータである。
源回路4所謂ドロッパ電源と停電検出回路11の要部を
示す回路図である。なお、図7と同一もしくは相当する
部分は同一符号を付し、説明を省略する。図において、
12は線路電圧を入力し降圧する変圧器、13はダイオ
ードブリッジからなる整流器、14は平滑コンデンサ、
15は電圧を調整するための分圧抵抗、16は電圧検出
用IC、17はインバータである。
【0004】次に、図8の動作について説明する。 (1)線路電圧は、ダイオードブリッジからなる整流器
13によって全波整流される。 (2)平滑コンデンサ14によってリップルを抑制した
直流電圧を、分圧抵抗15によって、停電検出、復電検
出する電圧が電圧検出用IC16にて判定できるよう分
圧して、電圧検出用IC16へ入力する。
13によって全波整流される。 (2)平滑コンデンサ14によってリップルを抑制した
直流電圧を、分圧抵抗15によって、停電検出、復電検
出する電圧が電圧検出用IC16にて判定できるよう分
圧して、電圧検出用IC16へ入力する。
【0005】(3)電圧検出用IC16では、基準電圧
と入力電圧を比較して、 基準電圧VT2>入力電圧 になったときインバータ17へ「H」を出力し、 基準電圧VT1<入力電圧 になったときインバータ17へ「L」を出力する。但
し、基準電圧付近でのハンチング動作を防止するため、
VT1>VT2としてヒステレシスを持たせている。 (4)インバータ17は、入力信号を反転して出力する
ICであり、電圧検出用IC16の出力信号「H」が入
力された場合、「L」をCPU8へ出力する。
と入力電圧を比較して、 基準電圧VT2>入力電圧 になったときインバータ17へ「H」を出力し、 基準電圧VT1<入力電圧 になったときインバータ17へ「L」を出力する。但
し、基準電圧付近でのハンチング動作を防止するため、
VT1>VT2としてヒステレシスを持たせている。 (4)インバータ17は、入力信号を反転して出力する
ICであり、電圧検出用IC16の出力信号「H」が入
力された場合、「L」をCPU8へ出力する。
【0006】次に、図7の動作について説明する。電源
回路4からの出力により停電検出回路11にて停電を検
出したとき、停電検出回路11はCPU8へ「L」信号
を出力する。CPU8は「L」信号が入力されると停電
を認識し、停電時のバックアップ電源10の消費電流を
低減するために、乗算回路3の動作を停止させる等の停
電対応処理を行う。その後、計量値等のデータを記憶回
路9に記憶させるために、データを記憶装置9へ出力す
る。
回路4からの出力により停電検出回路11にて停電を検
出したとき、停電検出回路11はCPU8へ「L」信号
を出力する。CPU8は「L」信号が入力されると停電
を認識し、停電時のバックアップ電源10の消費電流を
低減するために、乗算回路3の動作を停止させる等の停
電対応処理を行う。その後、計量値等のデータを記憶回
路9に記憶させるために、データを記憶装置9へ出力す
る。
【0007】図9は図7の停電時における電圧及び電流
の2例を説明する図であり、1例は図9(a)の実線で
示すものであり停電対応処理までの時間が短い例、もう
1例は図9(a)の破線で示すものであり停電対応処理
までの時間が長い例である。。図9において、V1 は電
源回路(1)4の出力電圧、V2 は電源回路(2)7の
出力電圧、I(2)は電源回路(2)7の出力電流、V
1aは停電を検出する電圧、V1bはバックアップ電源10
の動作する電圧である。
の2例を説明する図であり、1例は図9(a)の実線で
示すものであり停電対応処理までの時間が短い例、もう
1例は図9(a)の破線で示すものであり停電対応処理
までの時間が長い例である。。図9において、V1 は電
源回路(1)4の出力電圧、V2 は電源回路(2)7の
出力電圧、I(2)は電源回路(2)7の出力電流、V
1aは停電を検出する電圧、V1bはバックアップ電源10
の動作する電圧である。
【0008】時刻t0において、停電が発生すると、電
源回路(1)4のコンデンサ14への線路側からの電圧
供給が停止し、図9(a)に示すように、電源回路
(1)4の出力電圧V1 が低下し、停電検出回路11は
V1 <V1aとなると停電と判定し停電検出信号(「L」
信号)を出力し、その後CPU8は停電対応処理を行
う。CPU8が停電を検出するまでの時間は、停電検出
のロジック(又は割込み)との関係によって異なる。即
ち、停電検出のロジックの直前にCPU8が上記停電検
出信号を入力すれば、停電対応処理までの時間が短く、
一方、停電検出のロジックの直後にCPU8が上記停電
検出信号を入力すれば、停電対応処理までの時間が長く
なる。
源回路(1)4のコンデンサ14への線路側からの電圧
供給が停止し、図9(a)に示すように、電源回路
(1)4の出力電圧V1 が低下し、停電検出回路11は
V1 <V1aとなると停電と判定し停電検出信号(「L」
信号)を出力し、その後CPU8は停電対応処理を行
う。CPU8が停電を検出するまでの時間は、停電検出
のロジック(又は割込み)との関係によって異なる。即
ち、停電検出のロジックの直前にCPU8が上記停電検
出信号を入力すれば、停電対応処理までの時間が短く、
一方、停電検出のロジックの直後にCPU8が上記停電
検出信号を入力すれば、停電対応処理までの時間が長く
なる。
【0009】まず、停電対応処理までの時間が短い例に
ついて説明する。時刻t1 において停電検出後、時刻t
2 で停電対応処理を完了し、時刻t2 以降データを記憶
回路9に書込む。時刻t2 以降は、CPU8のクロック
数を低下させるので図9(c)に示されるように電流が
減少し、図9(a)に示すように消費電力が急激には低
下しなくなる。なお、V1 <V1bとなる時刻t5 以降は
バックアップ電源10が作動し、図9(b)のように電
圧はデータ記録に必要な電圧が保たれる。また、図9
(b)中の破線はバックアップ電源10がないときの電
圧降下を示している。
ついて説明する。時刻t1 において停電検出後、時刻t
2 で停電対応処理を完了し、時刻t2 以降データを記憶
回路9に書込む。時刻t2 以降は、CPU8のクロック
数を低下させるので図9(c)に示されるように電流が
減少し、図9(a)に示すように消費電力が急激には低
下しなくなる。なお、V1 <V1bとなる時刻t5 以降は
バックアップ電源10が作動し、図9(b)のように電
圧はデータ記録に必要な電圧が保たれる。また、図9
(b)中の破線はバックアップ電源10がないときの電
圧降下を示している。
【0010】まず、停電対応処理までの時間が長い例に
ついて説明する。時刻t1 において停電検出後、時刻t
4 で停電対応処理を完了し、時刻t4 以降データを記憶
回路9に書込む。時刻t4 以降は、CPU8のクロック
数を低下させるので図9(c)に示されるように電流が
減少し、図9(a)に示すように消費電力が急激には低
下しなくなる。この場合には、時刻t3 からバックアッ
プ電源により電圧が供給される。
ついて説明する。時刻t1 において停電検出後、時刻t
4 で停電対応処理を完了し、時刻t4 以降データを記憶
回路9に書込む。時刻t4 以降は、CPU8のクロック
数を低下させるので図9(c)に示されるように電流が
減少し、図9(a)に示すように消費電力が急激には低
下しなくなる。この場合には、時刻t3 からバックアッ
プ電源により電圧が供給される。
【0011】また、特願平9−208893号公報に
は、上述の従来例とほぼ同様の構成、即ち電源回路とし
ては所謂ドロッパ電源を使用し停電時に電源となるバッ
クアップ電源を用いる構成に加えて、瞬停を検出する回
路を設け、この回路により瞬停を検出したときメイン業
務を中断し停電に備え、停電を検出したときに、必要な
データをメモリに緊急避難させその直後に停電対応処理
をする電子式電力量計が記載されている。ここで、瞬停
検出後のメイン業務中断とは、上述の従来例の第9図に
おけるV1aよりも高い電圧に、更に判定レベル用の電圧
を設け、急激な電力消費を抑えようとするものである。
は、上述の従来例とほぼ同様の構成、即ち電源回路とし
ては所謂ドロッパ電源を使用し停電時に電源となるバッ
クアップ電源を用いる構成に加えて、瞬停を検出する回
路を設け、この回路により瞬停を検出したときメイン業
務を中断し停電に備え、停電を検出したときに、必要な
データをメモリに緊急避難させその直後に停電対応処理
をする電子式電力量計が記載されている。ここで、瞬停
検出後のメイン業務中断とは、上述の従来例の第9図に
おけるV1aよりも高い電圧に、更に判定レベル用の電圧
を設け、急激な電力消費を抑えようとするものである。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従来の電子式電力量計
では、入力電圧が低下し、停電検出回路11にて停電を
認識した後に、停電対応処理を行ったのち、主にバック
アップ電源10を電源として計量値等のデータを記憶回
路9に書き込む構成、換言すれば瞬停検出後直ちに計量
値を記憶回路9へ書き込まない構成であった。したがっ
て、電源回路7(2)から各回路(例えばCPU8)へ
の供給電圧が低下した不安定な状態で計量値を記憶回路
9へ書込むこととなり、計量値が記憶回路9に正確に書
き込まれない可能性があった。
では、入力電圧が低下し、停電検出回路11にて停電を
認識した後に、停電対応処理を行ったのち、主にバック
アップ電源10を電源として計量値等のデータを記憶回
路9に書き込む構成、換言すれば瞬停検出後直ちに計量
値を記憶回路9へ書き込まない構成であった。したがっ
て、電源回路7(2)から各回路(例えばCPU8)へ
の供給電圧が低下した不安定な状態で計量値を記憶回路
9へ書込むこととなり、計量値が記憶回路9に正確に書
き込まれない可能性があった。
【0013】さらに、バックアップ電源10としては電
池が考えられるが、電池のときには、経年変化による電
池の放電及び内部抵抗の増加により電圧が低下しデータ
の停電処理及び記録ができないことがあり、特に、停電
対応処理が長いときには時刻t3 から時刻t4 (図9参
照)の間、電池から大電流を供給する必要があるので、
経年変化による電池の放電及び内部抵抗の増加の程度が
低くても(図9(b)に示すような)所望の電圧を供給
できないことがある。
池が考えられるが、電池のときには、経年変化による電
池の放電及び内部抵抗の増加により電圧が低下しデータ
の停電処理及び記録ができないことがあり、特に、停電
対応処理が長いときには時刻t3 から時刻t4 (図9参
照)の間、電池から大電流を供給する必要があるので、
経年変化による電池の放電及び内部抵抗の増加の程度が
低くても(図9(b)に示すような)所望の電圧を供給
できないことがある。
【0014】また、先願の電子式電力量計では、瞬停を
検出する回路を設け、この回路により瞬停を検出したと
きメイン業務を中断し停電に備え、停電を検出したとき
に、必要なデータをメモリに緊急避難させその直後に停
電対応処理をするので、停電を検出するまでは、上述の
従来例と同様に、データを記憶装置に強制的に記憶させ
ず、電源回路から各回路(例えばCPU)への供給電圧
が低下した不安定な状態で計量値を記憶回路へ書込むこ
ととなり、計量値が記憶回路に正確に書き込まれない可
能性があった。
検出する回路を設け、この回路により瞬停を検出したと
きメイン業務を中断し停電に備え、停電を検出したとき
に、必要なデータをメモリに緊急避難させその直後に停
電対応処理をするので、停電を検出するまでは、上述の
従来例と同様に、データを記憶装置に強制的に記憶させ
ず、電源回路から各回路(例えばCPU)への供給電圧
が低下した不安定な状態で計量値を記憶回路へ書込むこ
ととなり、計量値が記憶回路に正確に書き込まれない可
能性があった。
【0015】この発明は、かかる課題を解決するために
なされたものであり、停電時に確実に計量値を記憶する
ことができ、また、より確実に停電処理をすることがで
きる電子式電力量計を得ることを目的としている。
なされたものであり、停電時に確実に計量値を記憶する
ことができ、また、より確実に停電処理をすることがで
きる電子式電力量計を得ることを目的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】(1)この発明に係る電
子式電力量計は、線路の交流電流及び交流電圧を演算し
電力量を計測する電子式電力量計において、上記交流電
圧の瞬時値の低下とその低下時間とに応じて、瞬時停電
を検出する第1の停電検出手段と、この第1の停電検出
手段の検出出力に応じて電力量の計量値等のデータを記
憶する記憶手段と、上記線路の交流電圧を入力とし上記
電力量計内の各回路へ所定の直流電圧の電源を供給し、
且つ、停電時には上記記憶手段がデータの記憶をするま
で電源の供給可能な電源装置と、この電源装置の出力電
圧の電圧低下に応じて停電を検出する第2の停電検出手
段と、上記第2の停電検出手段の検出出力に応じて各回
路の動作停止等の停電対応処理を行う手段とを備えたも
のである。
子式電力量計は、線路の交流電流及び交流電圧を演算し
電力量を計測する電子式電力量計において、上記交流電
圧の瞬時値の低下とその低下時間とに応じて、瞬時停電
を検出する第1の停電検出手段と、この第1の停電検出
手段の検出出力に応じて電力量の計量値等のデータを記
憶する記憶手段と、上記線路の交流電圧を入力とし上記
電力量計内の各回路へ所定の直流電圧の電源を供給し、
且つ、停電時には上記記憶手段がデータの記憶をするま
で電源の供給可能な電源装置と、この電源装置の出力電
圧の電圧低下に応じて停電を検出する第2の停電検出手
段と、上記第2の停電検出手段の検出出力に応じて各回
路の動作停止等の停電対応処理を行う手段とを備えたも
のである。
【0017】(2)また、上記(1)において、電源装
置は、スイッチング素子を用いたスイッチング電源装置
としたものである。
置は、スイッチング素子を用いたスイッチング電源装置
としたものである。
【0018】また、上記(1)または(2)において、
バックアップ電源を備え、電源装置の出力電圧の低下に
応じて上記バックアップ電源から電源供給を行うように
したものである。
バックアップ電源を備え、電源装置の出力電圧の低下に
応じて上記バックアップ電源から電源供給を行うように
したものである。
【0019】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、この発明の
実施の形態を図について説明する。図1は、この発明の
実施の形態1を示す電子式電力量計の回路構成図であ
る。図において、1は負荷電流をディジタル変換する電
流変換回路、2は線路電圧をディジタル変換する電圧変
換回路である。
実施の形態を図について説明する。図1は、この発明の
実施の形態1を示す電子式電力量計の回路構成図であ
る。図において、1は負荷電流をディジタル変換する電
流変換回路、2は線路電圧をディジタル変換する電圧変
換回路である。
【0020】なお、上記ディジタル変換するためのA/
D(アナログ/ディジタル)変換器が電流変換回路1及
び電圧変圧回路2に含まれる例について説明したが、電
流変換回路1及び電圧変圧回路2がディジタル変換しな
いアナログ式の場合は、上記A/D変換器は上記電流変
換回路1及び電圧変圧回路2の下流側で、後述の乗算回
路3や停電検出回路5の上流側にあってもよい。また、
電流変換回路1、電圧変圧回路2、乗算回路3および停
電検出回路5が全てアナログ式の場合は、A/D変換器
を乗算回路3や停電検出回路5の下流側に置き、このA
/D変換器から後述のCPU8へ接続するようにしても
よい。
D(アナログ/ディジタル)変換器が電流変換回路1及
び電圧変圧回路2に含まれる例について説明したが、電
流変換回路1及び電圧変圧回路2がディジタル変換しな
いアナログ式の場合は、上記A/D変換器は上記電流変
換回路1及び電圧変圧回路2の下流側で、後述の乗算回
路3や停電検出回路5の上流側にあってもよい。また、
電流変換回路1、電圧変圧回路2、乗算回路3および停
電検出回路5が全てアナログ式の場合は、A/D変換器
を乗算回路3や停電検出回路5の下流側に置き、このA
/D変換器から後述のCPU8へ接続するようにしても
よい。
【0021】4は線路電圧を所定の直流電圧に降圧する
とともに、線路の停電後少なくとも設定時間T(後述の
瞬停検出時間、図3参照)と記憶回路9へのデータ書込
み時間Tkを加算した時間は該記憶回路9への書込みに
要する電力を供給可能な電源回路であり、線路電圧を例
えばスイッチング電源等の低入力電圧まで動作し、線路
電圧を例えば15V程度の直流電圧に降圧する電源が好
ましい。なお、電源回路(1)4と電源回路(2)7と
により、線路の瞬停後少なくとも設定時間と記憶回路9
へのデータ書込み時間を加算した時間は該記憶回路9へ
の書込みに要する電力を供給可能な構成としても良い。
とともに、線路の停電後少なくとも設定時間T(後述の
瞬停検出時間、図3参照)と記憶回路9へのデータ書込
み時間Tkを加算した時間は該記憶回路9への書込みに
要する電力を供給可能な電源回路であり、線路電圧を例
えばスイッチング電源等の低入力電圧まで動作し、線路
電圧を例えば15V程度の直流電圧に降圧する電源が好
ましい。なお、電源回路(1)4と電源回路(2)7と
により、線路の瞬停後少なくとも設定時間と記憶回路9
へのデータ書込み時間を加算した時間は該記憶回路9へ
の書込みに要する電力を供給可能な構成としても良い。
【0022】5は電圧変換回路2の出力を入力し、交流
電圧の瞬時値の絶対値が設定値以下になった時間の長さ
が設定時限値以上であれば瞬時停電を検出する停電検出
回路、6は、電源回路(1)4の出力電圧と設定値を比
較し線路の停電を検出する停電検出回路である。7は電
源回路の出力電圧を入力し、例えば5V程度の回路電源
の電圧に降圧する電源回路である。8は乗算回路3の出
力を積算し、電力量の演算を行い、また停電検出回路
5、および停電検出回路6の出力を入力し、停電対応処
理を行うCPU、9は計量値等を記憶する不揮発性メモ
リ等で構成される記憶回路である。
電圧の瞬時値の絶対値が設定値以下になった時間の長さ
が設定時限値以上であれば瞬時停電を検出する停電検出
回路、6は、電源回路(1)4の出力電圧と設定値を比
較し線路の停電を検出する停電検出回路である。7は電
源回路の出力電圧を入力し、例えば5V程度の回路電源
の電圧に降圧する電源回路である。8は乗算回路3の出
力を積算し、電力量の演算を行い、また停電検出回路
5、および停電検出回路6の出力を入力し、停電対応処
理を行うCPU、9は計量値等を記憶する不揮発性メモ
リ等で構成される記憶回路である。
【0023】次に図1の動作について説明する。 (1)電流変換回路1は負荷電流を入力し、負荷電流に
比例したデジタル値にA/D変換し、乗算回路3へ出力
する。電圧変換回路2は線路電圧を入力し、線路電圧に
比例したデジタル値にA/D変換し、乗算回路3と停電
検出回路4へ出力する。 (2)電源回路4は例えばスイッチング電源のような低
入力電圧まで動作する電源で構成され、線路電圧を入力
し、例えば10V程度の直流電圧に降圧する。
比例したデジタル値にA/D変換し、乗算回路3へ出力
する。電圧変換回路2は線路電圧を入力し、線路電圧に
比例したデジタル値にA/D変換し、乗算回路3と停電
検出回路4へ出力する。 (2)電源回路4は例えばスイッチング電源のような低
入力電圧まで動作する電源で構成され、線路電圧を入力
し、例えば10V程度の直流電圧に降圧する。
【0024】(3)乗算回路3は線路電圧に比例したデ
ジタル値と負荷電流に比例したデジタル値を入力し、線
路電圧と負荷電流の積である線路の瞬時電力に比例した
デジタル値をCPU8に出力する。停電検出回路5は線
路電圧に比例したデジタル値を入力し、その瞬時値の絶
対値が基準値Vs以下である時間が設定時間T以上にな
れば(図3参照)、停電と判定し、CPU8へ出力す
る。
ジタル値と負荷電流に比例したデジタル値を入力し、線
路電圧と負荷電流の積である線路の瞬時電力に比例した
デジタル値をCPU8に出力する。停電検出回路5は線
路電圧に比例したデジタル値を入力し、その瞬時値の絶
対値が基準値Vs以下である時間が設定時間T以上にな
れば(図3参照)、停電と判定し、CPU8へ出力す
る。
【0025】(4)電源回路7は、電源回路4の出力電
圧を入力し、例えば5V程度の電圧を回路電源として電
子式電力量計の各回路に供給する。 (5)停電検出回路6は電源回路4の出力電圧を入力
し、あらかじめ設定した停電検出電圧以下になった場
合、停電を判定し、CPU8に出力する。
圧を入力し、例えば5V程度の電圧を回路電源として電
子式電力量計の各回路に供給する。 (5)停電検出回路6は電源回路4の出力電圧を入力
し、あらかじめ設定した停電検出電圧以下になった場
合、停電を判定し、CPU8に出力する。
【0026】(6)CPU8は、乗算回路3の出力を入
力し、積算して電力量を得る。また、CPU8は、停電
検出回路5の停電判定信号を入力した時、直ちに計量値
等のデータを記憶回路9に出力し、記憶回路9は入力し
たデータを記憶する。また、CPU8は、停電検出回路
6の停電検出信号を入力した時、直ちに電流変換回路
1、電圧変換回路2、乗算回路3の動作を停止もしくは
動作速度を遅くする等の制御を行う、CPU8の動作速
度を遅くする等の停電時の消費電力を抑えるための停電
対応処理を行う。
力し、積算して電力量を得る。また、CPU8は、停電
検出回路5の停電判定信号を入力した時、直ちに計量値
等のデータを記憶回路9に出力し、記憶回路9は入力し
たデータを記憶する。また、CPU8は、停電検出回路
6の停電検出信号を入力した時、直ちに電流変換回路
1、電圧変換回路2、乗算回路3の動作を停止もしくは
動作速度を遅くする等の制御を行う、CPU8の動作速
度を遅くする等の停電時の消費電力を抑えるための停電
対応処理を行う。
【0027】図2は、電圧変換回路2と停電検出回路5
と電源回路4と電源回路7で構成される停電補償装置の
回路図である。なお、図1と同一もしくは相当する部分
は同一符号を付し、説明を省略する。18は、変圧器も
しくは抵抗にて構成され、線路電圧を変圧もしくは分圧
する降圧回路、19はA/Dコンバータ、20は入力さ
れたA/Dコンバータ19の出力値の絶対値が基準値以
上であれば「H」を出力するコンパレータである。
と電源回路4と電源回路7で構成される停電補償装置の
回路図である。なお、図1と同一もしくは相当する部分
は同一符号を付し、説明を省略する。18は、変圧器も
しくは抵抗にて構成され、線路電圧を変圧もしくは分圧
する降圧回路、19はA/Dコンバータ、20は入力さ
れたA/Dコンバータ19の出力値の絶対値が基準値以
上であれば「H」を出力するコンパレータである。
【0028】21はタイマ、22はタイマ21の設定時
間Tの設定、コンパレータ20の立ち下がりエッジでタ
イマ21のカウントを開始させ、立ち上がりエッジでタ
イマ21のカウントを停止させ、タイマ21が設定時間
Tまで計時したときの処理を行うタイマ設定・処理部で
ある。
間Tの設定、コンパレータ20の立ち下がりエッジでタ
イマ21のカウントを開始させ、立ち上がりエッジでタ
イマ21のカウントを停止させ、タイマ21が設定時間
Tまで計時したときの処理を行うタイマ設定・処理部で
ある。
【0029】40は線路に接続された整流回路、41は
整流回路40により整流された電圧を平滑するコンデン
サ、42はスイッチング素子、43はコンデンサ41と
並列に接続された変圧器、、44は変圧器43の2次側
に接続された整流器、45は整流器44で整流された電
圧を平滑するコンデンサであり、並列にコンデンサ及び
リアクトルが接続されているので出力精度が高い。46
はコンデンサ45により平滑された電圧が所定の電圧と
なるように変圧器43の1次側のスイッチング素子42
のオン−オフを制御するコントロール部である。
整流回路40により整流された電圧を平滑するコンデン
サ、42はスイッチング素子、43はコンデンサ41と
並列に接続された変圧器、、44は変圧器43の2次側
に接続された整流器、45は整流器44で整流された電
圧を平滑するコンデンサであり、並列にコンデンサ及び
リアクトルが接続されているので出力精度が高い。46
はコンデンサ45により平滑された電圧が所定の電圧と
なるように変圧器43の1次側のスイッチング素子42
のオン−オフを制御するコントロール部である。
【0030】図3は、図2の停電補償装置の各部の波形
図であり、図3(A)〜(H)は図2の(A)〜(H)
の該当場所の波形を示し、図3(I)はデータの記憶装
置9への書込みを示している。図4は、タイマ設定・処
理部22とCPU8とでコントロールする停電補償装置
のフローチャートである。
図であり、図3(A)〜(H)は図2の(A)〜(H)
の該当場所の波形を示し、図3(I)はデータの記憶装
置9への書込みを示している。図4は、タイマ設定・処
理部22とCPU8とでコントロールする停電補償装置
のフローチャートである。
【0031】図3を用いて図2の動作の説明をする。 (1)図3(A)のような波形の線路電圧を降圧回路1
8へ入力し、線路電圧に比例した電圧に降圧し、図3
(B)の波形を得て、A/Dコンバータ19へ出力す
る。 (2)A/Dコンバータ19はデジタル値に変換し、コ
ンパレータ20へ出力する。
8へ入力し、線路電圧に比例した電圧に降圧し、図3
(B)の波形を得て、A/Dコンバータ19へ出力す
る。 (2)A/Dコンバータ19はデジタル値に変換し、コ
ンパレータ20へ出力する。
【0032】(3)コンパレータ20は、入力された波
形の絶対値が基準値Vsを超える範囲で図3(C)の波
形を、タイマ設定・処理部22へ出力する。 (4)タイマ設定・処理部22は、コンパレータ20の
出力が「L」になった時、タイマ21のカウントをスタ
ートさせ、コンパレータ20の出力が「H」になった
時、タイマ21のカウントをストップする。
形の絶対値が基準値Vsを超える範囲で図3(C)の波
形を、タイマ設定・処理部22へ出力する。 (4)タイマ設定・処理部22は、コンパレータ20の
出力が「L」になった時、タイマ21のカウントをスタ
ートさせ、コンパレータ20の出力が「H」になった
時、タイマ21のカウントをストップする。
【0033】(5)また、タイマ21のカウント時間
が、設定値Tになった時は、CPU8へ「H」を出力
し、この出力は次にコンパレータ20の出力が「H」と
なるまで継続する。即ち、この場合、タイマ設定・処理
部22は図3(G)に示す波形をCPU8へ出力する。 (6)また、図3(A)のような波形の線路電圧は、電
源回路4に入力され、図3(D)の波形の電圧を停電検
出回路6へ出力し、分圧抵抗15によって、停電検出、
復電検出する電圧が電圧検出用IC16で検出できるよ
う分圧され、図3(E)の波形の電圧を電圧検出用IC
16へ入力する。
が、設定値Tになった時は、CPU8へ「H」を出力
し、この出力は次にコンパレータ20の出力が「H」と
なるまで継続する。即ち、この場合、タイマ設定・処理
部22は図3(G)に示す波形をCPU8へ出力する。 (6)また、図3(A)のような波形の線路電圧は、電
源回路4に入力され、図3(D)の波形の電圧を停電検
出回路6へ出力し、分圧抵抗15によって、停電検出、
復電検出する電圧が電圧検出用IC16で検出できるよ
う分圧され、図3(E)の波形の電圧を電圧検出用IC
16へ入力する。
【0034】(7)電圧検出用IC16は、基準電圧と
入力電圧を比較し、 「基準電圧VT2>入力電圧」 になったとき「H」を出力し、 「基準電圧VT1<入力電圧」 になったとき「L」を出力するICであり、図3(E)
の電圧を入力したとき、停電検出装置6は図3(H)に
示す波形をCPU8へ出力する。 (8)電源回路7は、電源回路4の出力電圧波形図4
(D)が入力された時、図3(F)の波形の電圧を出力
する。
入力電圧を比較し、 「基準電圧VT2>入力電圧」 になったとき「H」を出力し、 「基準電圧VT1<入力電圧」 になったとき「L」を出力するICであり、図3(E)
の電圧を入力したとき、停電検出装置6は図3(H)に
示す波形をCPU8へ出力する。 (8)電源回路7は、電源回路4の出力電圧波形図4
(D)が入力された時、図3(F)の波形の電圧を出力
する。
【0035】(9)CPU8は、停電検出回路5の出力
信号「H」を入力した時、瞬時停電、停電にかかわら
ず、直ちに計量値等のデータを記憶回路9に出力し、記
憶回路9は入力したデータを記憶する。また、CPU8
は、停電検出回路6の出力信号「L」を入力して停電を
検出した時、直ちに電流変換回路1、電圧変換回路2、
乗算回路3の動作を停止もしくは動作速度を遅くする等
のメインの業務を中断する制御を行うと共に、CPU8
の動作速度を遅くする等停電時の消費電力を抑えるため
の停電対応処理を行う。
信号「H」を入力した時、瞬時停電、停電にかかわら
ず、直ちに計量値等のデータを記憶回路9に出力し、記
憶回路9は入力したデータを記憶する。また、CPU8
は、停電検出回路6の出力信号「L」を入力して停電を
検出した時、直ちに電流変換回路1、電圧変換回路2、
乗算回路3の動作を停止もしくは動作速度を遅くする等
のメインの業務を中断する制御を行うと共に、CPU8
の動作速度を遅くする等停電時の消費電力を抑えるため
の停電対応処理を行う。
【0036】次に、CPU8とタイマ設定・処理部22
の停電補償の処理を図4のフローチャートにて説明す
る。 (1)タイマ21の時限Tを設定する。(S1) (2)タイマ21をリセット(カウンタを初期値に)す
る。(S2) (3)コンパレータ20の出力波形(図3(C))を監
視しており、立ち下がりエッジの検出を行う。(S3)
の停電補償の処理を図4のフローチャートにて説明す
る。 (1)タイマ21の時限Tを設定する。(S1) (2)タイマ21をリセット(カウンタを初期値に)す
る。(S2) (3)コンパレータ20の出力波形(図3(C))を監
視しており、立ち下がりエッジの検出を行う。(S3)
【0037】(4)立ち下がりエッジを検出したとき
は、タイマ21のカウントをスタートする。(S4) (5)立ち下がりエッジが検出されないときは、ステッ
プS2,S3を繰り返す。(S2,S3)
は、タイマ21のカウントをスタートする。(S4) (5)立ち下がりエッジが検出されないときは、ステッ
プS2,S3を繰り返す。(S2,S3)
【0038】(6)タイマ21の時限T以内にコンパレ
ータ20の出力波形(図3(C))の立ち上がりエッジ
の検出を行う。(S5) (7)立ち上がりエッジを検出したときは、ステップS
2に戻り、ステップS2〜S5を繰り返す。(S2〜S
5) (8)タイマ21の時限T以内にコンパレータ20の出
力波形(図3(C))の立ち上がりエッジを検出しない
ときは、直ちに計量値等のデータを記憶回路9に書き込
む。(S5,S6)
ータ20の出力波形(図3(C))の立ち上がりエッジ
の検出を行う。(S5) (7)立ち上がりエッジを検出したときは、ステップS
2に戻り、ステップS2〜S5を繰り返す。(S2〜S
5) (8)タイマ21の時限T以内にコンパレータ20の出
力波形(図3(C))の立ち上がりエッジを検出しない
ときは、直ちに計量値等のデータを記憶回路9に書き込
む。(S5,S6)
【0039】(9)停電検出回路6(電圧検出用IC1
6)の出力波形(図3(H))を監視しており、立ち下
がりエッジの検出を行う。(S7) (10)立ち下がりエッジが検出されたときは、直ちに
電流変換回路1、電圧変換回路2、乗算回路3の動作を
停止もしくは動作速度を遅くする等の制御を行うと共
に、CPU8の動作速度を遅くする等停電時の消費電力
を抑えるための停電対応処理を行い、停電フラグをON
にして、ステップS7に戻る。(S7、S8、S9)
6)の出力波形(図3(H))を監視しており、立ち下
がりエッジの検出を行う。(S7) (10)立ち下がりエッジが検出されたときは、直ちに
電流変換回路1、電圧変換回路2、乗算回路3の動作を
停止もしくは動作速度を遅くする等の制御を行うと共
に、CPU8の動作速度を遅くする等停電時の消費電力
を抑えるための停電対応処理を行い、停電フラグをON
にして、ステップS7に戻る。(S7、S8、S9)
【0040】(7)ステップS7で、立ち下がりエッジ
が検出されないときは、停電フラグのON、OFFを確
認する。(S7,S10) (8)停電フラグONの場合、電圧検出用IC16の出
力波形の立ち上がりエッジの検出を行う。(S11) 即ち、ここで停電中か復電したかの判定を行う。
が検出されないときは、停電フラグのON、OFFを確
認する。(S7,S10) (8)停電フラグONの場合、電圧検出用IC16の出
力波形の立ち上がりエッジの検出を行う。(S11) 即ち、ここで停電中か復電したかの判定を行う。
【0041】(9)立ち上がりエッジが検出されない
(停電中である)と、ステップS7に戻り、ステップS
7,S10,S11を繰り返す。(S7,S10,S1
1) (10)立ち上がりエッジが検出される(復電する)
と、メインの業務を再開する復電対応処理を行い、停電
フラグをOFFにし、ステップS2に戻る。(S11、
S13、S14)
(停電中である)と、ステップS7に戻り、ステップS
7,S10,S11を繰り返す。(S7,S10,S1
1) (10)立ち上がりエッジが検出される(復電する)
と、メインの業務を再開する復電対応処理を行い、停電
フラグをOFFにし、ステップS2に戻る。(S11、
S13、S14)
【0042】(11)停電フラグOFFの場合は、コン
パレータ20の出力波形の立ち上がりエッジの検出を行
う。(S12) これはステップS8の停電対応処理をする前に復電した
場合を検出するものである。 (12)立ち上がりエッジが検出されない間(停電中)
は、ステップS7,S10,S12を繰り返す。(S
7,S10,S12) (13)立ち上がりエッジが検出される(復電される)
と、ステップS2に戻る。(S12,S2)
パレータ20の出力波形の立ち上がりエッジの検出を行
う。(S12) これはステップS8の停電対応処理をする前に復電した
場合を検出するものである。 (12)立ち上がりエッジが検出されない間(停電中)
は、ステップS7,S10,S12を繰り返す。(S
7,S10,S12) (13)立ち上がりエッジが検出される(復電される)
と、ステップS2に戻る。(S12,S2)
【0043】なお、図4のフローチャートではステップ
S3,S5,S7,S11,S12等の判定のステップ
において、立ち上がりエッジ、立ち下がりエッジの有無
を検出しているが、レベルの高低を検出するようにして
もよい。
S3,S5,S7,S11,S12等の判定のステップ
において、立ち上がりエッジ、立ち下がりエッジの有無
を検出しているが、レベルの高低を検出するようにして
もよい。
【0044】上記において、線路電圧は交流電源のた
め、コンパレータ20への入力値の絶対値は、1/2周
期に一回、基準値Vsを下回るため、時限Tの設定は1
/2周期以上の時間とする必要がある。停電から停電検
出までの時間を短くするためには、1/2周期程度の時
間が適当であり、例えば50Hzの交流電源であれば、
10mS程度となる。
め、コンパレータ20への入力値の絶対値は、1/2周
期に一回、基準値Vsを下回るため、時限Tの設定は1
/2周期以上の時間とする必要がある。停電から停電検
出までの時間を短くするためには、1/2周期程度の時
間が適当であり、例えば50Hzの交流電源であれば、
10mS程度となる。
【0045】分圧抵抗15の値は、電子式電力量計が動
作する必要がある線路電圧の最低値より低い電圧で停電
検出および復電検出し、かつ停電検出および復電検出時
に電源回路16の出力電圧が回路が十分動作する電圧で
あるように設定する必要がある。上述のように、スイッ
チング電源を使用したときには、ノイズ対策として整流
回路40周辺に、コンデンサやリアクトルを配置するこ
とが望ましい。
作する必要がある線路電圧の最低値より低い電圧で停電
検出および復電検出し、かつ停電検出および復電検出時
に電源回路16の出力電圧が回路が十分動作する電圧で
あるように設定する必要がある。上述のように、スイッ
チング電源を使用したときには、ノイズ対策として整流
回路40周辺に、コンデンサやリアクトルを配置するこ
とが望ましい。
【0046】本実施の形態による停電補償装置は、瞬停
・停電を検出したとき電源電圧が降下する前に直ちに必
要なデータを記憶し、電源電圧の降下により停電を確定
したとき停電対応処理を行うため、瞬停・停電時に回路
電源電圧が降下する前に確実に計量値を記憶し、停電対
応処理時の消費電流を抑え、停電対応処理を確実に行う
ことができる。
・停電を検出したとき電源電圧が降下する前に直ちに必
要なデータを記憶し、電源電圧の降下により停電を確定
したとき停電対応処理を行うため、瞬停・停電時に回路
電源電圧が降下する前に確実に計量値を記憶し、停電対
応処理時の消費電流を抑え、停電対応処理を確実に行う
ことができる。
【0047】実施の形態1のように、電源回路(1)4
としてスイッチング電源を用いたときは、従来例のよう
にドロッパ電源を用いたときよりも好適である。スイッ
チング電源は、ドロッパ電源と異なり線路側の電圧を直
接降圧する大容量の変圧器が不要であるので、電子式電
力計を小型化することができる。また、線路側にコンデ
ンサ41が接続されているので、停電後の電源回路
(2)7の電圧降下がドロッパ電源に比較し急峻でな
く、記憶回路への書込みに要する電力を供給可能な構成
が容易に実現できる。また、コントロール部46により
電力供給を制御するので、電源回路(2)7へ電力を供
給する際に、最小限度の電力消費に抑えることができ
る。
としてスイッチング電源を用いたときは、従来例のよう
にドロッパ電源を用いたときよりも好適である。スイッ
チング電源は、ドロッパ電源と異なり線路側の電圧を直
接降圧する大容量の変圧器が不要であるので、電子式電
力計を小型化することができる。また、線路側にコンデ
ンサ41が接続されているので、停電後の電源回路
(2)7の電圧降下がドロッパ電源に比較し急峻でな
く、記憶回路への書込みに要する電力を供給可能な構成
が容易に実現できる。また、コントロール部46により
電力供給を制御するので、電源回路(2)7へ電力を供
給する際に、最小限度の電力消費に抑えることができ
る。
【0048】実施の形態2.実施の形態2は、バックア
ップ電源回路10以外は実施の形態1と同一である。図
5は、この発明の実施の形態2を示す電子式電力量計の
回路構成図である。なお、図1と同一もしくは相当する
部分は同一符号を付し、説明を省略する。図5の構成を
実施の形態1との相違点について以下に説明する。図5
において、10はバックアップ電源であり、電源回路7
に入力される。
ップ電源回路10以外は実施の形態1と同一である。図
5は、この発明の実施の形態2を示す電子式電力量計の
回路構成図である。なお、図1と同一もしくは相当する
部分は同一符号を付し、説明を省略する。図5の構成を
実施の形態1との相違点について以下に説明する。図5
において、10はバックアップ電源であり、電源回路7
に入力される。
【0049】図5の動作を実施の形態1との相違点につ
いて以下に説明する。線路電圧の停電時にバックアップ
電源回路10より電源回路7へ電源を供給し、電源回路
7の出力電圧の低下を防ぐ。
いて以下に説明する。線路電圧の停電時にバックアップ
電源回路10より電源回路7へ電源を供給し、電源回路
7の出力電圧の低下を防ぐ。
【0050】図6は、電圧変換回路2と停電検出回路5
と電源回路4と電源回路7とバックアップ電源回路10
の要部である。なお、図3と同一もしくは相当する部分
は同一符号を付し、説明を省略する。23はダイオー
ド、24はダイオード、25はバッテリー等の電源であ
る。
と電源回路4と電源回路7とバックアップ電源回路10
の要部である。なお、図3と同一もしくは相当する部分
は同一符号を付し、説明を省略する。23はダイオー
ド、24はダイオード、25はバッテリー等の電源であ
る。
【0051】図6の動作を実施の形態1との相違点につ
いて以下に説明する。停電時に電源回路4の出力電圧が
低下してダイオード23のカソード側の電圧がダイオー
ド24のアノード側の電圧よりダイオード24の順電圧
以上に低くなると、電源25から電源回路7に電流が供
給される。
いて以下に説明する。停電時に電源回路4の出力電圧が
低下してダイオード23のカソード側の電圧がダイオー
ド24のアノード側の電圧よりダイオード24の順電圧
以上に低くなると、電源25から電源回路7に電流が供
給される。
【0052】この場合、停電時にもバックアップ電源1
0から電源が供給されるため、電源回路7の出力電圧は
維持されるが、消費電流低減のための停電対応処理実行
時には全回路の消費電流は通電時と同様のため、バック
アップ電源10からの電源供給では、供給能力不足によ
り電源回路7の電圧が降下する可能性があるが、計量値
の記憶を電源回路4の出力電圧が降下する前に行ってい
るため、停電移行時の消費電流が低減され、電源回路7
の電圧降下が起こりにくく、かつ計量値を確実に記憶で
きる。
0から電源が供給されるため、電源回路7の出力電圧は
維持されるが、消費電流低減のための停電対応処理実行
時には全回路の消費電流は通電時と同様のため、バック
アップ電源10からの電源供給では、供給能力不足によ
り電源回路7の電圧が降下する可能性があるが、計量値
の記憶を電源回路4の出力電圧が降下する前に行ってい
るため、停電移行時の消費電流が低減され、電源回路7
の電圧降下が起こりにくく、かつ計量値を確実に記憶で
きる。
【0053】なお、上述の実施の形態の構成に代えて短
い間隔で常時データを記憶することも考えられるが、電
子式電力計の使用年数に比較し、満足できる短い間隔で
データを書込むと、書込み頻度が多く、記憶装置9が高
価又は交換が必要となり現実的ではない。
い間隔で常時データを記憶することも考えられるが、電
子式電力計の使用年数に比較し、満足できる短い間隔で
データを書込むと、書込み頻度が多く、記憶装置9が高
価又は交換が必要となり現実的ではない。
【0054】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、交流電
圧の瞬時値から瞬時停電、停電を検出して、計量値等の
データを記憶し、電源回路の出力電圧から停電を検出し
て停電対応処理をするようにしたので、確実にデータの
記憶と停電対応処理ができる。
圧の瞬時値から瞬時停電、停電を検出して、計量値等の
データを記憶し、電源回路の出力電圧から停電を検出し
て停電対応処理をするようにしたので、確実にデータの
記憶と停電対応処理ができる。
【図1】 この発明の実施の形態1による電子式電力量
計の回路構成図である。
計の回路構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による停電補償装置
の回路図である。
の回路図である。
【図3】 この発明の実施の形態1による停電補償装置
の各部の波形図である。
の各部の波形図である。
【図4】 この発明の実施の形態1による停電補償装置
のフローチャートである。
のフローチャートである。
【図5】 この発明の実施の形態2による電子式電力量
計の回路構成図である。
計の回路構成図である。
【図6】 この発明の実施の形態2による停電補償装置
の回路図である。
の回路図である。
【図7】 従来の電子式電力量計の回路構成図である。
【図8】 従来の電子式電力量計の電源回路の回路図で
ある。
ある。
【図9】 従来の停電時における電圧及び電流を説明す
る波形図である。
る波形図である。
1 電流変換回路 2 電圧変換回路 3 乗算回路 4,7 電源回路 5,6 停電検出回路 8 CPU 9 記憶回路 10 バックアップ
電源回路 15 分圧抵抗 16 電圧検出用
IC 17 インバータ 18 降圧回路 19 A/Dコンバータ 20 コンパレー
タ 21 タイマ 22 タイマ設定
・処理部 23,24 ダイオード 25 電源
電源回路 15 分圧抵抗 16 電圧検出用
IC 17 インバータ 18 降圧回路 19 A/Dコンバータ 20 コンパレー
タ 21 タイマ 22 タイマ設定
・処理部 23,24 ダイオード 25 電源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G05F 1/10 301 G05F 1/10 301A H02M 3/28 H02M 3/28 V Fターム(参考) 5G004 AA01 AB02 BA08 CA02 DB01 DC01 DC04 DC05 DC08 DC14 FA02 5G015 FA16 JA06 JA19 JA32 JA34 JA37 JA48 JA52 5H410 BB02 BB06 CC02 CC03 CC05 CC09 DD02 EA11 EA32 EA39 EB01 EB37 EB40 FF03 FF25 LL20 5H730 AA12 AS01 AS21 BB43 CC01 DD04 DD41 EE02 EE07 EE43 EE72 FD01 VV03 XX03 XX14 XX23 XX33
Claims (3)
- 【請求項1】 線路の交流電流及び交流電圧を演算し電
力量を計測する電子式電力量計において、上記交流電圧
の瞬時値の低下とその低下時間とに応じて、瞬時停電を
検出する第1の停電検出手段と、この第1の停電検出手
段の検出出力に応じて電力量の計量値等のデータを記憶
する記憶手段と、上記線路の交流電圧を入力とし上記電
力量計内の各回路へ所定の直流電圧の電源を供給し、且
つ、停電時には上記記憶手段がデータの記憶をするまで
電源の供給可能な電源装置と、この電源装置の出力電圧
の電圧低下に応じて停電を検出する第2の停電検出手段
と、上記第2の停電検出手段の検出出力に応じて各回路
の動作停止等の停電対応処理を行う手段とを備えた電子
式電力量計。 - 【請求項2】 電源装置は、スイッチング素子を用いた
スイッチング電源装置としたことを特徴とする請求項1
記載の電子式電力量計。 - 【請求項3】 バックアップ電源を備え、電源装置の出
力電圧の低下に応じて上記バックアップ電源から電源供
給を行うようにしたことを特徴とする請求項1または請
求項2記載の電子式電力量計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11012990A JP2000217244A (ja) | 1999-01-21 | 1999-01-21 | 電子式電力量計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11012990A JP2000217244A (ja) | 1999-01-21 | 1999-01-21 | 電子式電力量計 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000217244A true JP2000217244A (ja) | 2000-08-04 |
Family
ID=11820658
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11012990A Pending JP2000217244A (ja) | 1999-01-21 | 1999-01-21 | 電子式電力量計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000217244A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001211640A (ja) * | 2000-01-20 | 2001-08-03 | Hitachi Ltd | 電子装置と半導体集積回路及び情報処理システム |
JP2015521765A (ja) * | 2012-06-15 | 2015-07-30 | トムソン ライセンシングThomson Licensing | 早期電源異常検出回路 |
KR102022024B1 (ko) * | 2018-05-08 | 2019-09-17 | 정연문 | 전자식 전력량계 |
JP2021151141A (ja) * | 2020-03-23 | 2021-09-27 | 東芝テック株式会社 | 電力変換装置 |
-
1999
- 1999-01-21 JP JP11012990A patent/JP2000217244A/ja active Pending
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US11493544B2 (en) | 2018-05-08 | 2022-11-08 | Yeon Moon Jeong | Electronic electricity meter |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041228 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050105 |
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A02 | Decision of refusal |
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