JP2005192353A - 電源異常検出装置及びこれを使用した電力供給装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】交流電源端子の電圧を検出する電源電圧検出手段11を設ける。交流電源電圧のピークを含む一部を抽出する検出範囲抽出手段12を設ける。下限及び上限検出基準値発生手段13a〜13eと比較手段C50〜C115 を設ける。下限検出基準値V50、V75、V85の大きさに対応して変化する時間を計測する下限基準時間タイマT1 〜T3 を設ける。上限検出基準値V110 、V115 の大きさの変化と反対に変化する時間を計測する上限基準時間タイマT4 、T5 を設ける。基準時間タイマT1 〜T5 を使用して電源電圧の異常継続時間を検出し、異常を判定する。
【選択図】図3
Description
前記電源端子から前記負荷に供給する電源電圧を検出する電源電圧検出手段と、
前記電源電圧の異常低下を検出するために互いに値の異なる複数の下限検出基準値を発生する下限検出基準値発生手段と、
前記複数の下限検出基準値と前記電源電圧の検出値とをそれぞれ比較して前記電源電圧の検出値が前記複数の下限検出基準値よりも低いか否かをそれぞれ判定する電圧レベル判定手段と、
前記複数の下限検出基準値に対応して複数の下限基準時間情報を有し、前記複数の下限基準時間情報は前記複数の下限検出基準値が低くなるに従って短くなる時間情報であり、前記電源電圧の検出値が前記下限検出基準値よりも低いことを示す前記電圧レベル判定手段の出力が前記下限基準時間情報が示す時間以上継続的に発生しているか否かを判定し、継続的に発生している時に前記スイッチをオフ制御するための出力を発生する異常継続判定手段とを備えていることを特徴とする電源異常検出装置に係わるものである。
なお、本願各請求項における前記電圧レベル判定手段の出力の継続的発生には、前記電圧レベル判定手段の出力が連続的に発生することのみでなく、所定のサンプリング周期を有して断続的に発生すること、及び所定の検出休止期間(非抽出期間)を介して継続的に発生すること等も含まれている。
前記電源端子から前記負荷に供給する電源電圧を検出する電源電圧検出手段と、
前記電源電圧の異常上昇を検出するために互いに値の異なる複数の上限検出基準値を発生する上限検出基準値発生手段と、
前記複数の上限検出基準値と前記電源電圧の検出値とをそれぞれ比較して前記電源電圧の検出値が前記複数の上限検出基準値よりも高いか否かをそれぞれ判定する電圧レベル判定手段と、
前記複数の上限検出基準値に対応して複数の上限基準時間情報を有し、前記複数の上限基準時間情報は前記複数の上限検出基準値が高くなるに従って短くなる時間情報であり、前記電源電圧の検出値が前記上限検出基準値よりも高いことを示す前記電圧レベル判定手段の出力が前記上限基準時間情報が示す時間以上継続的に発生しているか否かを判定し、継続的に発生している時に前記スイッチをオフ制御するための出力を発生する異常継続判定手段とを備えていることが望ましい。
また、請求項3に示すように、電源端子と負荷との間に接続されたスイッチを電源電圧異常時にオフ制御するために使用する電源異常検出装置であって、
前記電源端子から前記負荷に供給する電源電圧を検出する電源電圧検出手段と、
前記電源電圧の異常低下を検出するために互いに値の異なる複数の下限検出基準値を発生する下限検出基準値発生手段と、
前記電源電圧の異常上昇を検出するために互いに値が異なり且つ前記下限検出基準値よりも高い値を有している複数の上限検出基準値を発生する上限検出基準値発生手段と、
前記複数の下限検出基準値及び前記複数の上限検出基準値と前記電源電圧の検出値とをそれぞれ比較して前記電源電圧の検出値が前記複数の下限検出基準値よりも低いか否かをそれぞれ判定し、且つ前記電源電圧の検出値が前記複数の上限検出基準値よりも高いか否かをそれぞれ判定する電圧レベル判定手段と、
前記複数の下限検出基準値に対応して複数の下限基準時間情報を有し、前記複数の下限基準時間情報は前記複数の下限検出基準値が低くなるに従って短くなる時間情報であり、前記複数の上限検出基準値に対応して複数の上限基準時間情報を有し、前記複数の上限基準時間情報は前記複数の上限検出基準値が高くなるに従って短くなる情報であり、前記電源電圧の検出値が前記下限検出基準値よりも低いことを示す前記電圧レベル判定手段の出力が前記下限基準時間情報が示す時間以上継続的に発生しているか否かを判定し、継続的に発生している時に前記スイッチをオフ制御するための出力を発生し、且つ前記電源電圧の検出値が前記上限検出基準値よりも高いことを示す前記電圧レベル判定手段の出力が前記上限基準時間情報が示す時間以上継続的に発生しているか否かを判定し、継続的に発生している時に前記スイッチをオフ制御するための出力を発生する異常継続判定手段とを備えていることが望ましい。
また、請求項4に示すように、前記下限検出基準値は、前記負荷の許容電圧範囲の下限値と同一又はこれよりも少し高い値に対応する値を有していることが望ましい。
また、請求項5に示すように、前記上限検出基準値は、前記負荷の許容電圧範囲の上限値と同一又はこれよりも少し低い値に対応する値を有していることが望ましい。
また、請求項6に示すように、前記電源端子は正弦波交流電圧を供給するものであり、前記下限検出基準値は定格電圧の正弦波又はこの整流波形の振幅を所定の割合で低減した波形の一部又は全部を示す値であることが望ましい。
また、請求項7に示すように、前記電源端子は正弦波交流電圧を供給するものであり、前記上限検出基準値は定格電圧の正弦波又はこの整流波形の振幅を所定の割合で増大した波形の一部又は全部を示す値であることが望ましい。
また、請求項8に示すように、前記電源端子は正弦波交流電圧を供給するものであり、前記電源電圧検出手段は、前記電源端子から供給される正弦波交流電圧の正の半波期間中の正のピークを含む一部の区間及び負の半波期間中の負のピークを含む一部の区間の波形のみを抽出してこれ等を検出値とするものであることが望ましい。
また、請求項9に示すように、前記異常継続判定手段は、前記電源電圧の検出値が前記下限検出基準値よりも低いことを示す前記電圧レベル判定手段の出力に応答して前記下限基準時間情報が示す時間を計測するタイマと、前記タイマが前記時間の計測を終了した時点又はこれよりも後において、前記電源電圧の検出値が前記下限検出基準値よりも低いことを示す出力が前記電圧レベル判定手段から発生しているか否かを判定する論理回路とから成ることが望ましい。
また、請求項10に示すように、前記異常継続判定手段は、前記電源電圧の検出値が前記上限検出基準値よりも高いことを示す前記電圧レベル判定手段の出力に応答して前記上限基準時間情報が示す時間を計測するタイマと、前記タイマが前記時間の計測を終了した時点又はこれよりも後において、前記電源電圧の検出値が前記上限検出基準値よりも高いことを示す出力が前記電圧レベル判定手段から発生しているか否かを判定する論理回路とから成ることが望ましい。
また、請求項11,12,13に示すように電力供給装置を構成し、この電力供給装置に請求項1〜10に記載された電源異常検出装置を使用することが望ましい。
また、請求項4及び5の発明によれば、余裕を有して異常を検出することができる。
また、請求項6及び7の発明によれば、検出基準値が正弦波に対応して変化するので、正確且つ合理的な異常検出が可能になる。
また、請求項8の発明によれば、正弦波のピークを含む一部を検出して異常を検出するので、検出処理が容易になり且つ検出精度を高めることができる。
また、請求項9及び10の発明によれば、異常検出を簡単な構成で容易に達成することができる。
また、請求項11〜13の発明によれば、電力供給における電源異常時の電源遮断を正確且つ合理的に達成することができる。
下限検出基準値発生手段は、電源電圧の異常低下を検出するために互いに値の異なる複数の下限検出基準値を発生する。
上限検出基準値発生手段は、電源電圧の異常上昇を検出するために互いに値が異なり且つ下限検出基準値よりも高い値を有している複数の上限検出基準値を発生する。
対数目盛で示されている時間軸の長さと各検出基準値との関係から明らかなように、交流電源電圧の変動が大きい時にはこの変動の短い継続時間で交流スイッチ2がオフ制御され、交流電源電圧の変動が小さい時にはこの変動状態が長く継続した時にのみ交流スイッチ2がオフ制御される。
図5において、交流電源電圧の検出値Vinは上限検出基準値V110 、V115 を横切っていないので、図5(B)(C)(D)(E)(F)(G)に示すように比較手段C115 、上限基準時間タイマT5 、AND回路A5 、比較手段C110 、上限基準時間タイマT4 、AND回路A4 の出力はそれぞれ零即ち低レベルに保たれている。
また、図5において、t0 〜t1 の0〜30度区間及びt7 〜t8 の150〜180度区間、図示が省略されている180〜210度区間及び330〜360度区間の交流電源電圧の検出値Vinは検出範囲抽出手段12で抽出されない。従って、比較手段C50、C75、C85、C110 、C115 の入力電圧が零になるが、この実施例では非抽出期間には各比較手段の比較動作を停止し、抽出期間の最後の出力を保持して出力している。
(1) 電源電圧の変化の状態に応じて電源電圧の異常低下又は異常上昇又はこれ等の両方の検出条件を変えるので、電源異常を合理的に検出することができる。即ち、図5に示すように電源電圧の大幅な変化によって異常が明らかな時には迅速に交流スイッチ2がオフ制御され、蓄電池5からの電力供給が開始する。これにより実質的に無瞬断切替が可能になる。これとは別に電源電圧が図6に示すように極端に変化しない場合には電源電圧の変化の継続を考慮して異常が検出される。従って、電源を遮断することが必要な異常か否かの判定を正確に行うことが可能になり、電源遮断の回数を減らすことが可能になる。このため蓄電池5の放電の頻繁な繰り返しを防ぎ、蓄電池5の寿命の低下を防ぐことができる。
(2) 下限及び上限検出基準値V50、V75、V85、V110 、V115 がITIカーブの内側に設定されるので、余裕を有して異常を検出することができる。
(3) 下限及び上限検出基準値V50、V75、V85、V110 、V115 が正弦波に対応して変化するので、正確且つ合理的な異常検出が可能になる。
(4) 正弦波のピークを含む一部即ち30〜150度、210〜330度を抽出して異常を検出するので、検出処理が容易になり且つ検出精度を高めることができる。
(5) 基準時間タイマT1 〜T5 とAND回路A1 〜A5 との組み合せよる簡単な構成で異常検出を容易に達成することができる。
(6) 電源電圧検出手段11にA−D変換器11bを含め、検出範囲抽出手段12、検出基準値発生手段13、電圧レベル判定手段14及び異常継続判定手段15をマイクロコンピュータによって構成しているので、異常検出条件を容易に変更できる。即ち検出基準値発生手段13a〜13eの内容の書き換え、基準時間タイマT1 〜T5 の計測時間の設定変更によって、例えば、周知のSEMIF47(半導体製造装置の電源仕様)、又はMIL−STD−704E(航空機電源の仕様)、又はIEC62040−3クラス2の仕様に従うように自由に異常検出条件を変えることができる。
(1) 実施例では電源異常検出装置6をマイクロコンピュータを使用して構成したが、アナログ回路で構成すること、又はアナログ回路とディジタル回路との組み合せで構成することができる。
(2) 蓄電池5の代りに、電解コンデンサ、電気二重層などの蓄積器、サイクル用蓄積装置等の電力貯蔵装置を使用することができる。
(3) 無停電電源装置以外の電力供給装置の電源異常検出装置にも本発明を適用できる。
(4) 交流電源電圧を全波整流しないで電源異常検出する構成に変形することができる。
(5) 電源電圧の低下又は停電の検出のみ、又は過電圧検出のみに本発明を適用することができる。
11 電源電圧検出手段
12 検出範囲抽出手段
13 検出基準値発生手段
14 電圧レベル判定手段
15 異常継続判定手段
13a〜13e 検出基準値発生手段
T1 〜T5 基準時間タイマ
Claims (13)
- 電源端子と負荷との間に接続されたスイッチを電源電圧異常時にオフ制御するために使用する電源異常検出装置であって、
前記電源端子から前記負荷に供給する電源電圧を検出する電源電圧検出手段と、
前記電源電圧の異常低下を検出するために互いに値の異なる複数の下限検出基準値を発生する下限検出基準値発生手段と、
前記複数の下限検出基準値と前記電源電圧の検出値とをそれぞれ比較して前記電源電圧の検出値が前記複数の下限検出基準値よりも低いか否かをそれぞれ判定する電圧レベル判定手段と、
前記複数の下限検出基準値に対応して複数の下限基準時間情報を有し、前記複数の下限基準時間情報は前記複数の下限検出基準値が低くなるに従って短くなる時間情報であり、前記電源電圧の検出値が前記下限検出基準値よりも低いことを示す前記電圧レベル判定手段の出力が前記下限基準時間情報が示す時間以上継続的に発生しているか否かを判定し、継続的に発生している時に前記スイッチをオフ制御するための出力を発生する異常継続判定手段と
を備えていることを特徴とする電源異常検出装置。 - 電源端子と負荷との間に接続されたスイッチを電源電圧異常時にオフ制御するために使用する電源異常検出装置であって、
前記電源端子から前記負荷に供給する電源電圧を検出する電源電圧検出手段と、
前記電源電圧の異常上昇を検出するために互いに値の異なる複数の上限検出基準値を発生する上限検出基準値発生手段と、
前記複数の上限検出基準値と前記電源電圧の検出値とをそれぞれ比較して前記電源電圧の検出値が前記複数の上限検出基準値よりも高いか否かをそれぞれ判定する電圧レベル判定手段と、
前記複数の上限検出基準値に対応して複数の上限基準時間情報を有し、前記複数の上限基準時間情報は前記複数の上限検出基準値が高くなるに従って短くなる時間情報であり、前記電源電圧の検出値が前記上限検出基準値よりも高いことを示す前記電圧レベル判定手段の出力が前記上限基準時間情報が示す時間以上継続的に発生しているか否かを判定し、継続的に発生している時に前記スイッチをオフ制御するための出力を発生する異常継続判定手段と
を備えていることを特徴とする電源異常検出装置。 - 電源端子と負荷との間に接続されたスイッチを電源電圧異常時にオフ制御するために使用する電源異常検出装置であって、
前記電源端子から前記負荷に供給する電源電圧を検出する電源電圧検出手段と、
前記電源電圧の異常低下を検出するために互いに値の異なる複数の下限検出基準値を発生する下限検出基準値発生手段と、
前記電源電圧の異常上昇を検出するために互いに値が異なり且つ前記下限検出基準値よりも高い値を有している複数の上限検出基準値を発生する上限検出基準値発生手段と、
前記複数の下限検出基準値及び前記複数の上限検出基準値と前記電源電圧の検出値とをそれぞれ比較して前記電源電圧の検出値が前記複数の下限検出基準値よりも低いか否かをそれぞれ判定し、且つ前記電源電圧の検出値が前記複数の上限検出基準値よりも高いか否かをそれぞれ判定する電圧レベル判定手段と、
前記複数の下限検出基準値に対応して複数の下限基準時間情報を有し、前記複数の下限基準時間情報は前記複数の下限検出基準値が低くなるに従って短くなる時間情報であり、前記複数の上限検出基準値に対応して複数の上限基準時間情報を有し、前記複数の上限基準時間情報は前記複数の上限検出基準値が高くなるに従って短くなる情報であり、前記電源電圧の検出値が前記下限検出基準値よりも低いことを示す前記電圧レベル判定手段の出力が前記下限基準時間情報が示す時間以上継続的に発生しているか否かを判定し、継続的に発生している時に前記スイッチをオフ制御するための出力を発生し、且つ前記電源電圧の検出値が前記上限検出基準値よりも高いことを示す前記電圧レベル判定手段の出力が前記上限基準時間情報が示す時間以上継続的に発生しているか否かを判定し、継続的に発生している時に前記スイッチをオフ制御するための出力を発生する異常継続判定手段と
を備えていることを特徴とする電源異常検出装置。 - 前記下限検出基準値は、前記負荷の許容電圧範囲の下限値と同一又はこれよりも少し高い値に対応する値を有していることを特徴とする請求項1又は3記載の電源異常検出装置。
- 前記上限検出基準値は、前記負荷の許容電圧範囲の上限値と同一又はこれよりも少し低い値に対応する値を有していることを特徴とする請求項2又は3記載の電源異常検出装置。
- 前記電源端子は正弦波交流電圧を供給するものであり、
前記下限検出基準値は定格電圧の正弦波又はこの整流波形の振幅を所定の割合で低減した波形の一部又は全部を示す値であることを特徴とする請求項1又は3記載の電圧異常検出装置。 - 前記電源端子は正弦波交流電圧を供給するものであり、
前記上限検出基準値は定格電圧の正弦波又はこの整流波形の振幅を所定の割合で増大した波形の一部又は全部を示す値であることを特徴とする請求項2又は3記載の電圧異常検出装置。 - 前記電源端子は正弦波交流電圧を供給するものであり、
前記電源電圧検出手段は、前記電源端子から供給される正弦波交流電圧の正の半波期間中の正のピークを含む一部の区間及び負の半波期間中の負のピークを含む一部の区間の波形のみを抽出してこれ等を検出値とするものであることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の電源異常検出装置。 - 前記異常継続判定手段は、
前記電源電圧の検出値が前記下限検出基準値よりも低いことを示す前記電圧レベル判定手段の出力に応答して前記下限基準時間情報が示す時間を計測するタイマと、
前記タイマが前記時間の計測を終了した時点又はこれよりも後において、前記電源電圧の検出値が前記下限検出基準値よりも低いことを示す出力が前記電圧レベル判定手段から発生しているか否かを判定する論理回路と
から成ることを特徴とする請求項1又は3記載の電源異常検出装置。 - 前記異常継続判定手段は、
前記電源電圧の検出値が前記上限検出基準値よりも高いことを示す前記電圧レベル判定手段の出力に応答して前記上限基準時間情報が示す時間を計測するタイマと、
前記タイマが前記時間の計測を終了した時点又はこれよりも後において、前記電源電圧の検出値が前記上限検出基準値よりも高いことを示す出力が前記電圧レベル判定手段から発生しているか否かを判定する論理回路と
から成ることを特徴とする請求項2又は3記載の電源異常検出装置。 - 負荷に電力を供給するための電源端子と、前記電源端子と前記負荷との間に接続されたスイッチと、前記スイッチを電源電圧異常時にオフ制御するために使用する電源異常検出装置とを有する電力供給装置であって、前記電源異常検出装置が、
前記電源端子から前記負荷に供給する電源電圧を検出する電源電圧検出手段と、
前記電源電圧の異常低下を検出するために互いに値の異なる複数の下限検出基準値を発生する下限検出基準値発生手段と、
前記複数の下限検出基準値と前記電源電圧の検出値とをそれぞれ比較して前記電源電圧の検出値が前記複数の下限検出基準値よりも低いか否かをそれぞれ判定する電圧レベル判定手段と、
前記複数の下限検出基準値に対応して複数の下限基準時間情報を有し、前記複数の下限基準時間情報は前記複数の下限検出基準値が低くなるに従って短くなる時間情報であり、前記電源電圧の検出値が前記下限検出基準値よりも低いことを示す前記電圧レベル判定手段の出力が前記下限基準時間情報が示す時間以上継続的に発生しているか否かを判定し、継続的に発生している時に前記スイッチをオフ制御するための出力を発生する異常継続判定手段と
から成ることを特徴とする電力供給装置。 - 負荷に電力を供給するための電源端子と、前記電源端子と前記負荷との間に接続されたスイッチと、前記スイッチを電源電圧異常時にオフ制御するために使用する電源異常検出装置とを有する電力供給装置であって、前記電源異常検出装置が、
前記電源端子から前記負荷に供給する電源電圧を検出する電源電圧検出手段と、
前記電源電圧の異常上昇を検出するために互いに値の異なる複数の上限検出基準値を発生する上限検出基準値発生手段と、
前記複数の上限検出基準値と前記電源電圧の検出値とをそれぞれ比較して前記電源電圧の検出値が前記複数の上限検出基準値よりも高いか否かをそれぞれ判定する電圧レベル判定手段と、
前記複数の上限検出基準値に対応して複数の上限基準時間情報を有し、前記複数の上限基準時間情報は前記複数の上限検出基準値が高くなるに従って短くなる時間情報であり、前記電源電圧の検出値が前記上限検出基準値よりも高いことを示す前記電圧レベル判定手段の出力が前記上限基準時間情報が示す時間以上継続的に発生しているか否かを判定し、継続的に発生している時に前記スイッチをオフ制御するための出力を発生する異常継続判定手段と
から成ることを特徴とする電力供給装置。 - 負荷に電力を供給するための電源端子と、前記電源端子と前記負荷との間に接続されたスイッチと、前記スイッチを電源電圧異常時にオフ制御するために使用する電源異常検出装置とを有する電力供給装置であって、前記電源異常検出装置が、
電源端子と負荷との間に接続されたスイッチを電源電圧異常時にオフ制御するために使用する電源異常検出装置であって、
前記電源端子から前記負荷に供給する電源電圧を検出する電源電圧検出手段と、
前記電源電圧の異常低下を検出するために互いに値の異なる複数の下限検出基準値を発生する下限検出基準値発生手段と、
前記電源電圧の異常上昇を検出するために互いに値が異なり且つ前記下限検出基準値よりも高い値を有している複数の上限検出基準値を発生する上限検出基準値発生手段と、
前記複数の下限検出基準値及び前記複数の上限検出基準値と前記電源電圧の検出値とをそれぞれ比較して前記電源電圧の検出値が前記複数の下限検出基準値よりも低いか否かをそれぞれ判定し、且つ前記電源電圧の検出値が前記複数の上限検出基準値よりも高いか否かをそれぞれ判定する電圧レベル判定手段と、
前記複数の下限検出基準値に対応して複数の下限基準時間情報を有し、前記複数の下限基準時間情報は前記複数の下限検出基準値が低くなるに従って短くなる時間情報であり、前記複数の上限検出基準値に対応して複数の上限基準時間情報を有し、前記複数の上限基準時間情報は前記複数の上限検出基準値が高くなるに従って短くなる情報であり、前記電源電圧の検出値が前記下限検出基準値よりも低いことを示す前記電圧レベル判定手段の出力が前記下限基準時間情報が示す時間以上継続的に発生しているか否かを判定し、継続的に発生している時に前記スイッチをオフ制御するための出力を発生し、且つ前記電源電圧の検出値が前記上限検出基準値よりも高いことを示す前記電圧レベル判定手段の出力が前記上限基準時間情報が示す時間以上継続的に発生しているか否かを判定し、継続的に発生している時に前記スイッチをオフ制御するための出力を発生する異常継続判定手段と
から成ることを特徴とする電力供給装置。
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