JP2000215708A - 自動車用灯具 - Google Patents

自動車用灯具

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JP2000215708A
JP2000215708A JP11012265A JP1226599A JP2000215708A JP 2000215708 A JP2000215708 A JP 2000215708A JP 11012265 A JP11012265 A JP 11012265A JP 1226599 A JP1226599 A JP 1226599A JP 2000215708 A JP2000215708 A JP 2000215708A
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JP
Japan
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light
dummy
housing
reflecting
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JP11012265A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Saito
博之 斉藤
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Ichikoh Industries Ltd
Original Assignee
Ichikoh Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 夕暮れや夜間でも、ハウジングを一体物とし
て認識でき、灯具を設けたことによるデザイン性の良さ
を発揮することができる自動車用灯具を提供する。 【解決手段】 ハウジング1のリフレクタ面2の側方に
ダミー面4が延長形成され、該ダミー面4に凹凸の意匠
が施されている自動車用灯具であって、前記ダミー面4
の頂面5又は底面6の一方に反射部Aを形成し、他方に
蓄光部Bを形成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車用灯具、
特にハウジングにダミー部を有する自動車用灯具に関す
るものである。
【0002】自動車の灯具には、車体のデザイン性を高
めるために、車体の外形に沿ってハウジングを側方に延
ばし、全体を大型化したものがある。このようなハウジ
ングの内面は、本来のリフレクタ面と、そこから延長さ
れたダミー面とで形成されており、バルブの光はリフレ
クタ面のみで反射される。ダミー面には、凹凸の意匠が
施されており、ダミー面の部分の見映えを高めている。
また、このダミー面は、バルブの光は反射しないが、昼
間の太陽光はリフレクタ面と共に反射する。リフレクタ
面とダミー面とが共に太陽光を反射することで、昼間に
おいては、ハウジングを一体物として認識でき、このよ
うな灯具を設けたことによるデザイン性の良さを発揮す
ることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の技術にあっては、ダミー面が太陽光をリフレ
クタ面と共に反射することで、昼間においては、ハウジ
ングを一体物として認識できるものの、太陽光を反射し
ない夕暮れや夜間においては、ハウジングを一体物とし
て認識できず、灯具を設けたことによるデザイン性の良
さを発揮できず、改善が求められている。
【0004】この発明は、このような従来の技術に着目
してなされたものであり、夕暮れや夜間でも、ハウジン
グを一体物として認識でき、灯具を設けたことによるデ
ザイン性の良さを発揮することができる自動車用灯具を
提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、ハウ
ジングのリフレクタ面の側方にダミー面が延長形成さ
れ、該ダミー面に凹凸の意匠が施されている自動車用灯
具であって、前記ダミー面の頂面又は底面の一方に反射
部を形成し、他方に蓄光部を形成した。
【0006】請求項1の発明によれば、ダミー面の頂面
又は底面の一方に反射部が形成されているため、昼間に
おいて、反射部がリフレクタ面と共に太陽光を反射し、
ハウジングを一体物として認識でき、灯具を設けたこと
によるデザイン性の良さを発揮することができる。ま
た、夕暮れや夜間においては、他方に形成した蓄光部が
発光するため、その光によりハウジングの全体を照らす
ことができ、夜間等においても、灯具を設けたことによ
るデザイン性の良さを発揮することができる。
【0007】請求項2の発明は、蓄光部をダミー面の底
面に形成した。
【0008】請求項2の発明によれば、蓄光部が底面に
形成されているため、蓄光部の位置は側面により規制さ
れ、位置ずれが生じない。
【0009】請求項3の発明は、ダミー面の底面から頂
面に至る側面が、頂面側に向けて広がるように傾斜して
形成してなり、該側面に反射部が形成されている。
【0010】請求項3の発明によれば、ダミー面の側面
を頂面側に向けて広がるように傾斜させ、その底面に蓄
光部を形成したため、昼間は太陽光が蓄光部に入りやす
く、蓄光部が太陽光のエネルギーを吸収しやすくなる。
また、夕暮れや夜間には、蓄光部からの発光が傾斜した
側面で反射されて、ハウジング全体を照らしやすくな
る。
【0011】請求項4の発明は、蓄光部が、蓄光箔、蓄
光シール、蓄光塗料のいずれかにより形成されている。
【0012】請求項4の発明によれば、蓄光部を、蓄光
箔、蓄光シール、蓄光塗料などの後付け可能な形態で形
成すれば、既存の灯具にも本発明を容易に適用できる。
【0013】請求項5の発明は、反射部が、反射塗料又
は蒸着により形成されている。
【0014】請求項5の発明によれば、反射部を、反射
塗料又は蒸着で形成すれば、リフレクタ面と一体で反射
面を形成することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な実施形態
を図面に基づいて説明する。
【0016】図1及び図2は、この発明の第1実施形態
を示す図である。符号1は、この実施形態に係る灯具の
ハウジングを示すもので、その車幅方向内側には、通常
のリフレクタ面2が形成され、その中央にバルブ3が取
付けられている。また、リフレクタ面2から車幅方向外
側に向けてダミー面4が延長形成されている。このダミ
ー面4を形成したことにより、灯具が車体の外形に沿っ
て側方へ延びた状態となり、車体前面のデザイン性を高
めている。
【0017】また、このダミー面4は、横方向に延びる
凹凸の意匠が施されている。凹凸意匠は、頂面5及び底
面6と、底面6から直角に立ち上がって頂面5に至る側
面7とから形成されている。この凹凸意匠を施したこと
により、図示せぬ素通し型のアウタレンズを通してダミ
ー面4を見た場合の見映えが良くなっている。
【0018】また、このハウジング1のリフレクタ面2
と、ダミー面4の頂面5及び側面7には、同一の反射部
Aが形成されている。この反射部Aは、蒸着によりハウ
ジング1の全面に形成したもので、ダミー面4の底面6
にも、隠されているが形成されている。この反射部A
は、蒸着の他に反射塗料を塗布して形成しても良い。
【0019】そして、ダミー面4の底面6には蓄光部B
が形成されている。この蓄光部Bは、蓄光箔を貼着して
形成したものである。蓄光箔は蓄光材料により形成され
たもので、この蓄光材料は、太陽光や蛍光灯などの光の
刺激を受けてエネルギーを吸収し(これを励起とい
う)、吸収したエネルギーを可視光に変換して、刺激停
止後も、光を徐々に放出しながら、ある時間発光し続け
る材料で、これを永く反復する機能をもっている。ま
た、発光する際に熱を出さないため安全であり、また電
源も要しないため配線等が不要である。蓄光部Bには、
各種の発光色(一般的には、赤、緑、橙、ピンク、黄、
青の6種類)があり、灯具に合わせて最適の色が選択さ
れる。蓄光部Bの形成は、蓄光箔の他にも、蓄光材料を
樹脂シールに配合した蓄光シールや、蓄光材料を塗料に
配合した蓄光塗料を用いても良い。
【0020】この蓄光部Bは、全面に反射部Aが形成さ
れたダミー面4の底面6に対して、後から形成したもの
である。底面6に形成された蓄光部Bは上下が側面7に
より規制されるため、位置ずれが生じない。
【0021】この実施形態によれば、ダミー面4の頂面
5及び側面7に反射部Aが形成されているため、昼間に
おいて、これらがリフレクタ面2と一緒に太陽光を反射
するため、ハウジング1を一体物として認識でき、灯具
を設けたことによるデザイン性の良さを発揮することが
できる。また、夕暮れや夜間においては、底面6に形成
した蓄光部Bが発光するため、その光によりハウジング
1の全体が照らされ、夜間等においても、灯具を設けた
ことによるデザイン性の良さを発揮することができる。
【0022】図3は、この発明の第2実施形態を示す図
である。この第2実施形態では、ダミー面4の側面8
を、頂面5側に向けて広がるように傾斜させた。このよ
うにすれば、昼間は太陽光が蓄光部Bに入りやすく、蓄
光部Bが太陽光のエネルギーを吸収しやすくなる。ま
た、夕暮れや夜間には、蓄光部Bからの発光が傾斜した
側面7で反射されて、ハウジング全体を照らしやすくな
る。
【0023】尚、以上の各実施形態では、蓄光部Bを底
面6に形成し、反射部Aを頂面5等に形成する例を示し
たが、逆にしても良い。
【0024】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、ダミー面の頂
面又は底面の一方に反射部が形成されているため、昼間
において、反射部がリフレクタ面と共に太陽光を反射
し、ハウジングを一体物として認識でき、灯具を設けた
ことによるデザイン性の良さを発揮することができる。
また、夕暮れや夜間においては、他方に形成した蓄光部
が発光するため、その光によりハウジングの全体を照ら
すことができ、夜間等においても、灯具を設けたことに
よるデザイン性の良さを発揮することができる。
【0025】請求項2の発明によれば、蓄光部が底面に
形成されているため、蓄光部の位置は側面により規制さ
れ、位置ずれが生じない。
【0026】請求項3の発明によれば、ダミー面の側面
を頂面側に向けて広がるように傾斜させ、その底面に蓄
光部を形成したため、昼間は太陽光が蓄光部に入りやす
く、蓄光部が太陽光のエネルギーを吸収しやすくなる。
また、夕暮れや夜間には、蓄光部からの発光が傾斜した
側面で反射されて、ハウジング全体を照らしやすくな
る。
【0027】請求項4の発明によれば、蓄光部を、蓄光
箔、蓄光シール、蓄光塗料などの後付け可能な形態で形
成すれば、既存の灯具にも本発明を容易に適用できる。
【0028】請求項5の発明によれば、反射部を、反射
塗料又は蒸着で形成すれば、リフレクタ面と一体で反射
面を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態に係る灯具のハウジン
グを示す斜視図。
【図2】図1中矢示SA−SA線に沿う断面図。
【図3】第2実施形態に係るハウジングのダミー面を示
す図2相当の断面図。
【符号の説明】
1 ハウジング 2 リフレクタ面 3 バルブ 4 ダミー面 5 頂面 6 底面 7、8 側面 A 反射部 B 蓄光部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングのリフレクタ面の側方にダミ
    ー面が延長形成され、該ダミー面に凹凸の意匠が施され
    ている自動車用灯具であって、 前記ダミー面の頂面又は底面の一方に反射部を形成し、
    他方に蓄光部を形成したことを特徴とする自動車用灯
    具。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の自動車用灯具であっ
    て、 前記蓄光部をダミー面の底面に形成してなることを特徴
    とする自動車用灯具。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の自動車用灯具であっ
    て、 前記ダミー面の底面から頂面に至る側面が、自動車の側
    方側に向けて広がるように傾斜して形成されてなり、該
    側面に反射部が形成されてなることを特徴とする自動車
    用灯具。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれか1項に
    記載の自動車用灯具であって、 前記蓄光部が、蓄光箔、蓄光シール、蓄光塗料のいずれ
    かにより形成されてなることを特徴とする自動車用灯
    具。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4のいずれか1項に
    記載の自動車用灯具であって、 前記反射部が、反射塗料又は蒸着により形成されてなる
    ことを特徴とする自動車用灯具。
JP11012265A 1999-01-20 1999-01-20 自動車用灯具 Pending JP2000215708A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2781825A3 (en) * 2013-03-18 2017-07-12 Stanley Electric Co., Ltd. Vehicle lighting unit
CN109185827A (zh) * 2018-10-18 2019-01-11 华域视觉科技(上海)有限公司 自发光车灯及包含其的汽车

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EP2781825A3 (en) * 2013-03-18 2017-07-12 Stanley Electric Co., Ltd. Vehicle lighting unit
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