JP2000215696A - 半導体記憶装置および半導体テスト方法 - Google Patents

半導体記憶装置および半導体テスト方法

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JP2000215696A
JP2000215696A JP11009264A JP926499A JP2000215696A JP 2000215696 A JP2000215696 A JP 2000215696A JP 11009264 A JP11009264 A JP 11009264A JP 926499 A JP926499 A JP 926499A JP 2000215696 A JP2000215696 A JP 2000215696A
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test
memory
circuit
semiconductor
disturb
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Shigeru Yamaoka
茂 山岡
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Mitsubishi Electric Corp
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    • G11C29/10Test algorithms, e.g. memory scan [MScan] algorithms; Test patterns, e.g. checkerboard patterns 

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 テスト時間が短くてすむ半導体記憶装置を提
供する。 【解決手段】 ディスターブテスト用のテストパターン
を生成するテストパターン発生回路1をSDRAM内に
設ける。選択されたバンクの関連回路にテストパターン
発生回路1で生成されたテストパターンを与えるととも
に、他のバンクの関連回路にはテスタから与えられたテ
ストパターンを与える。2種以上のテストを同時に行な
うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は半導体記憶装置お
よび半導体テスト方法に関し、特に、複数のメモリ回路
の各々について複数種類のテストを行なうことが必要な
半導体記憶装置およびそのテスト方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、テスタ20に接続されたシンク
ロナス・ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ
(以下、SDRAMと称す)30の構成を示すブロック
図である。まず、SDRAM30について説明する。
【0003】図4を参照して、このSDRAM30は、
コントロール信号発生回路31、コマンドデコーダ3
2、アドレスバッファ33、クロックバッファ34、メ
モリアレイ35a〜35d、行デコーダ(RD)36a
〜36d、列デコーダ(CD)37a〜37d、センス
アンプ+入出力制御回路38a〜38d、およびデータ
入出力回路39を備える。
【0004】コントロール信号発生回路31は、外部か
ら与えられる種々の制御信号/RAS,/CAS,/W
Eを受け、種々の内部制御信号を生成してコマンドデコ
ーダ32に与える。コマンドデコーダ32は、それらの
内部制御信号をデコードして種々のコマンド信号CMD
0〜CMDi(ただしiは0以上の整数である)を生成
し、それらのコマンド信号CMD0〜CMDiによって
SDRAM30全体を制御する。
【0005】アドレスバッファ33は、外部から与えら
れるアドレス信号A0〜Aj(ただし、jは0以上の整
数である)を行アドレス信号X0〜Xjまたは列アドレ
ス信号Y0〜Yjとして取込み、取込んだ行アドレス信
号X0〜Xjおよび列アドレス信号Y0〜Yjをそれぞ
れ行デコーダ36a〜36dおよび列デコーダ37a〜
37dに与える。クロックバッファ34は、外部から与
えられるクロック信号CLKを受け、内部クロック信号
CLK′を生成してSDRAM30全体に与える。SD
RAM30は、内部クロック信号CLK′に同期して動
作する。
【0006】メモリアレイ35a〜35dは、それぞれ
バンク♯0〜♯3を構成する。メモリアレイ35a〜3
5dの各々は、行列状に配列され、それぞれが1ビット
のデータを記憶する複数のメモリセルを含む。各メモリ
セルは、行アドレスおよび列アドレスによって決定され
る所定のアドレスに配置される。
【0007】行デコーダ36a〜36dは、アドレスバ
ッファ33から与えられた行アドレス信号X0〜Xjに
応答して、メモリアレイ35a〜35dの行アドレスを
指定する。列デコーダ37a〜37dは、アドレスバッ
ファ33から与えられた列アドレス信号Y0〜Yjに応
答して、メモリアレイ35a〜35dの列アドレスを指
定する。
【0008】センスアンプ+入出力制御回路38a〜3
8dは、行デコーダ36a〜36dおよび列デコーダ3
7a〜37dによって指定されたアドレスのメモリセル
をデータ入出力線対IOPの一端に接続する。データ入
出力線対IOPの他端は、データ入出力回路39に接続
される。データ入出力回路39は、書込モード時に外部
から入力されたデータをデータ入出力線対IOPを介し
て選択されたメモリセルに与えるとともに、読出モード
時に選択されたメモリセルからの読出データを外部に出
力する。
【0009】図5は、図4に示したSDRAM30のメ
モリアレイ35aおよびセンスアンプ+入出力制御回路
38aの構成を示す一部省略した回路ブロック図であ
る。
【0010】図5を参照して、メモリアレイ35aは、
行列状に配列された複数のメモリセルMCと、各行に対
応して設けられたワード線WLと、各列に対応してビッ
ト線対BL,/BLとを含む。
【0011】各メモリセルMCは、アクセス用のNチャ
ネルMOSトランジスタと情報記憶用のキャパシタとを
含む周知のものである。ワード線WLは、行デコーダ3
6aの出力を伝達し、選択された行のメモリセルMCを
活性化させる。ビット線対BL,/BLは、選択された
メモリセルMCとデータ信号の入出力を行なう。
【0012】センスアンプ+入出力制御回路38aは、
各列に対応して設けられた列選択ゲート41、センスア
ンプ42およびイコライザ43を含む。列選択ゲート4
1は、ビット線対BL,/BLとデータ入出力線対I
O,/IOとの間に接続された1対のNチャネルMOS
トランジスタを含む。各NチャネルMOSトランジスタ
のゲートは、列選択線CSLを介して列デコーダ37a
に接続される。列デコーダ37aによって列選択線CS
Lが選択レベルの「H」レベルに立上げられると1対の
NチャネルMOSトランジスタが導通し、ビット線対B
L,/BLとデータ入出力線対IO,/IOとが結合さ
れる。
【0013】センスアンプ42は、センスアンプ活性化
信号SE,/SEがそれぞれ「H」レベルおよび「L」
レベルになったことに応じて、ビット線対BL,/BL
間の微小電位差を電源電圧Vccに増幅する。イコライ
ザ43は、ビット線イコライズ信号BLEQが活性化レ
ベルの「H」レベルになったことに応じて、ビット線対
BLと/BLの電位をビット線電位VBL(=Vcc/
2)にイコライズする。メモリアレイ35b〜35dお
よびセンスアンプ+入出力制御回路38b〜38dも、
メモリアレイ35aおよびセンスアンプ+入出力制御回
路38aと同じ構成である。なお、信号SE,/SE,
BLEQは、図4のコマンド信号CMD0〜CMDiに
含まれる。
【0014】次に、図4および図5で示したSDRAM
30の動作について簡単に説明する。書込モード時にお
いては、列デコーダ37a〜37dが、列アドレス信号
Y0〜Yjに応じた列の列選択線CSLを活性化レベル
の「H」レベルに立上げて、列選択ゲート41を導通さ
せる。
【0015】データ入出力回路39は、外部からの書込
データをデータ入出力線対IOPを介して選択された列
のビット線対BL,/BLに与える。書込データはビッ
ト線BL,/BL間の電位差として与える。次いで、行
デコーダ36a〜36dは、行アドレス信号X0〜Xj
に応じた行のワード線WLを選択レベルの「H」レベル
に立上げ、その行のメモリセルMCのNチャネルMOS
トランジスタを導通させる。選択されたメモリセルMC
のキャパシタには、ビット線BLまたは/BLの電位に
応じた量の電荷が蓄えられる。
【0016】読出モード時においては、まずビット線イ
コライズ信号BLEQが「L」レベルに立下がり、ビッ
ト線BL,/BLのイコライズが停止される。行デコー
ダ36a〜36dは、行アドレス信号X0〜Xjに対応
する行のワード線WLを選択レベルの「H」レベルに立
上げる。ビット線BL,/BLの電位は、活性化された
メモリセルMCのキャパシタの電荷量に応じて微小量だ
け変化する。
【0017】次いで、センスアンプ活性化信号SE,/
SEがそれぞれ「H」レベルおよび「L」レベルとな
り、センスアンプ42が活性化される。ビット線BLの
電位がビット線/BLの電位よりも微小量だけ高いと
き、ビット線BLの電位が「H」レベルまで引上げら
れ、ビット線/BLの電位が「L」レベルまで引下げら
れる。逆に、ビット線/BLの電位がビット線BLの電
位よりも微小量だけ高いとき、ビット線/BLの電位が
「H」レベルまで引上げられ、ビット線BLの電位が
「L」レベルまで引下げられる。
【0018】次いで列デコーダ37a〜37dは、列ア
ドレス信号Y0〜Yjに対応する列の列選択線CSLを
選択レベルの「H」レベルに立上げて、その列の列選択
ゲート41を導通させる。選択された列のビット線対B
L,/BLのデータが列選択ゲート41およびデータ入
出力線対IO,/IOを介してデータ入出力回路39に
与えられる。データ入出力回路39は、読出データを外
部に出力する。
【0019】さて、このようなSDRAM30の品質を
保証するため、出荷前に種々のテストが実施される。テ
ストには、テスト時間の長いテストとテスト時間の短い
テストがある。テスト時間の長いテストしては、ディス
ターブテスト、ロングサイクル系のテスト(たとえばリ
ード・モディファイ・ライト・Yマーチテスト)などが
あり、テスト時間の短いテストとしては、ティピカル・
ファンクションテストなどがある。
【0020】ディスターブテストでは、まず最初に全メ
モリセルMCに「0」または「1」のデータが書込まれ
る。次に、ワード線WLを1本(または複数本)ずつ所
定時間(たとえば64ms)ずつ選択レベルの「H」レ
ベルにする。これにより、隣接ワード線WLのノイズに
よってメモリセルMCのデータが破壊されるのが加速さ
れる。このとき、電源電圧Vccが高い方が加速効果は
高い。最後に、全メモリセルMCのデータを読出し、各
メモリセルMCのデータが破壊されているか否かをチェ
ックする。以上のテストをメモリセルMCにデータ
「0」を書込んだ場合とデータ「1」を書込んだ場合と
の両方で行なう。たとえば64MビットのSDRAMの
ディスターブテストには、512秒必要である。なお、
全メモリセルMCのデータの書込/読出に要する時間
は、ディスターブ時間に比べて極めて短い時間である。
【0021】また、ロングサイクル系のテストでは、ま
ず最初に全メモリセルMCに「0」のデータを書込む。
次に、書込んだデータ「1」を読出し、その後同じアド
レスに逆データである「1」を書込む。その次に、書込
んだデータ「1」を読出して、その後同じアドレスに逆
データである「0」を書込む。このとき、書込/読出を
通常よりも長い周期で行なう。この条件で、出力レベル
の低下、ワード線レベルの低下、ビット線のリークなど
をチェックする。このロングサイクル系のテストでは、
各メモリセルMCについて書込/読出を通常よりも長周
期で行なうので、通常のテストよりもテスト時間が長く
なる。
【0022】また、ティピカル・ファンクションテスト
では、基本的な書込動作や読出動作が正常に行なわれる
か否かがチェックされる。このテストでは、任意の1本
のワード線WLに接続されているメモリセルMCについ
て単純に書込/読出を行なうだけなので、テスト時間は
1秒程度と短くてすむ。
【0023】図6は、ディスターブテスト時におけるテ
スタ20およびSDRAM30の動作を示すタイムチャ
ートである。テスタ20は、クロック信号CLK、制御
信号/RAS,/CAS,/WE、アドレス信号A0〜
AjなどをSDRAM30に与える。時刻t1における
クロック信号CLKの立上げりエッジにおいて、制御信
号/RAS,/CAS,/WEがそれぞれ「L」レベ
ル、「H」レベルおよび「H」レベルとなり、テスタ2
0からSDRAM30にアクティブコマンドが与えられ
る。これにより、アドレス信号A0〜Ajが行アドレス
信号X0〜Xjとして取込まれ、その行アドレス信号X
0〜Xjに対応するワード線WL0が選択レベルの
「H」レベルに立上げられる。
【0024】次に、時刻t1から所定時間(たとえば6
4ms)経過後の時刻t2におけるクロック信号CLK
の立上げりエッジにおいて、制御信号/RAS,/CA
S,/WEがそれぞれ「L」レベル、「H」レベルおよ
び「L」レベルとなり、テスタ20からSDRAM30
にプリチャージコマンドが与える。これにより、アドレ
ス信号A0〜Ajが行アドレス信号X0〜Xjとして取
込まれ、「H」レベルに立上げられていたワード線WL
0が「L」レベルに立下げられるとともに、次に「H」
レベルにすべきワード線WL1が属するバンクのプリチ
ャージが行なわれる。このようにして、全バンク♯0〜
♯3の全ワード線WLは所定時間ずつ「H」レベルに立
上げられる。
【0025】また図7は、従来のテスト方法を模式的に
示す図である。まず、ディスターブテストが全バンク♯
0〜♯3について行なわれ、次にディスターブテスト以
外のテスト(たとえばティピカル・ファンクションテス
ト)が全バンク♯0〜♯3について行なわれる。ディス
ターブテストについて必要な時間をTaとし、ディスタ
ーブテスト以外のテストについて必要な時間をTbとす
ると、Ta+Tbのテスト時間が必要となっていた。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のテスト
方法では、SDRAM30のテストに必要な信号がすべ
てテスタ20から与えられていたので、同時に2種類以
上のテストを行なうことはできず、テスト時間が長くな
るという問題があった。
【0027】それゆえに、この発明の主たる目的は、テ
スト時間が短くてすむ半導体記憶装置および半導体テス
ト方法を提供することである。
【0028】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
複数のメモリ回路のうちのいずれかのメモリ回路で第1
のテストを行なうと同時にそれ以外の1または2以上の
メモリ回路で第2のテストを行なうテストモードを有す
る半導体記憶装置であって、テストパターン発生回路、
選択回路、および切換回路を備える。テストパターン発
生回路は、テストモード時に第1のテストを行なうため
の制御信号およびアドレス信号を生成する。選択回路
は、テストモード時に複数のメモリ回路のうちのいずれ
かのメモリ回路を選択する。切換回路は、各メモリ回路
に対応して設けられ、選択回路によって対応のメモリ回
路が選択されている期間はテストパターン発生回路で生
成された制御信号およびアドレス信号を対応のメモリ回
路に与え、それ以外の期間は外部から与えられた第2の
テストを行なうための制御信号およびアドレス信号を対
応のメモリ回路に与える。
【0029】請求項2に係る発明では、請求項1に係る
発明の選択回路は、複数のメモリ回路の各々を第1のテ
ストに必要な時間ずつ順次選択する。
【0030】請求項3に係る発明では、請求項1または
2に係る発明の各メモリ回路は、行列状に配列された複
数のメモリセルと、各行に対応して設けられたワード線
と、各列に対応して設けられたビット線対とを含む。第
1のテストは、各メモリ回路の各ワード線を所定時間ず
つ選択レベルにして、予め各メモリセルに書込まれたデ
ータの破壊を加速させるためのディスターブテストであ
る。第2のテストは、ディスターブテスト以外のテスト
である。
【0031】請求項4に係る発明は、半導体記憶装置に
含まれる複数のメモリ回路のうちのいずれかのメモリ回
路で第1のテストを行なうと同時にそれ以外の1または
2以上のメモリ回路で第2のテストを行なう半導体テス
ト方法であって、第1のテストを行なうための制御信号
およびアドレス信号を生成するテストパターン発生回路
を半導体記憶装置内に設け、複数のメモリ回路のうちの
いずれかのメモリ回路を選択し、選択したメモリ回路に
テストパターン発生回路で生成された制御信号およびア
ドレス信号を与え、それ以外のメモリ回路には第2のテ
ストを行なうための制御信号およびアドレス信号を半導
体記憶装置の外部から与えるものである。
【0032】請求項5に係る発明では、請求項4に係る
発明の各メモリ回路は、行列状に配列された複数のメモ
リセルと、各行に対応して設けられたワード線と、各列
に対応して設けられたビット線対とを含む。第1のテス
トは、各メモリ回路の各ワード線を所定時間ずつ選択レ
ベルにして、予め各メモリセルに書込まれたデータの破
壊を加速させるためのディスターブテストである。第2
のテストは、ディスターブテスト以外のテストである。
【0033】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の一実施の形態
によるSDRAMの要部を示すブロック図である。図1
を参照して、このSDRAMが従来のSDRAM30と
異なる点は、テストパターン発生回路1、モードレジス
タ2および切換回路3a〜3dが新たに設けられている
点である。
【0034】テストパターン発生回路1は、内部クロッ
ク信号CLK′に同期して動作し、コマンドデコーダ3
3からテスト信号TEが与えられたことに応じて、コマ
ンド信号CMD0′〜CMDi′および行アドレス信号
X0′〜Xj′を出力する。テスト信号TEは、テスタ
20からSDRAMに、制御信号/RAS,/CAS,
/WEなどが所定のレベルおよびタイミングで与えられ
たことに応じてコマンドデコーダ33から出力される信
号である。コマンド信号CMD0′〜CMDi′は、デ
ィスターブテスト時におけるコマンドデコーダ32の出
力信号CMD0〜CMDiと同じ波形を有する。行アド
レス信号X0′〜Xj′は、ディスターブテスト時にお
けるアドレスバックアップ33の出力信号X0〜Xjと
同じ波形を有する。
【0035】モードレジスタ2は、テストパターン発生
回路1と同期して動作し、選択信号φ0〜φ3をそれぞ
れ切換回路3a〜3dに与える。選択信号φ0〜φ3
は、それぞれ、テストパターン発生回路1から出力され
る行アドレス信号X0′〜Xj′がバンク♯0〜♯3を
指定する期間においてのみ「L」レベルとなる。
【0036】切換回路3a〜3dは、それぞれ、バンク
♯0〜♯3に対応して設けられ、モードレジスタ2の出
力信号φ0〜φ3によって制御される。切換回路3a
は、図2に示すように、NチャネルMOSトランジスタ
11.0〜11.i,13.0〜13.jおよびPチャ
ネルMOSトランジスタ12.0〜12.i,14.0
〜14.jを含む。NチャネルMOSトランジスタ1
1.0〜11.i,13.0〜13.jの各々の一方電
極はそれぞれ信号CMD0〜CMDi,X0(Y0)〜
Xj(Yj)を受け、各々の他方電極はバンク♯0に関
連する回路36a〜38dに接続され、各々のゲートは
ともに選択信号φ0を受ける。PチャネルMOSトラン
ジスタ12.0〜12.i,14.0〜14.jの各々
の一方電極はそれぞれ信号CMD0′〜CMDi′,X
0′〜Xj′を受け、各々の他方電極はバンク♯0に関
連する回路36a〜38dに接続され、各々のゲートは
ともに選択信号φ0を受ける。
【0037】したがって、選択信号φ0が「H」レベル
の場合はコマンドデコーダ32およびアドレスバッファ
33の出力信号CMD0〜CMDi,X0(Y0)〜X
j(Yj)がバンク♯0に関連する回路36a〜38d
に与えられ、選択信号φ0が「L」レベルの場合はテス
トパターン発生回路1の出力信号CMD0′〜CMD
i′,X0′〜Xj′がバンク♯0に関連する回路36
a〜38dに与えられる。切換回路3b〜3dも、切換
回路3aと同様である。
【0038】図3は、このSDRAMのテスト方法を模
式的に示す図である。図3を参照して、このSDRAM
では、まずバンク♯0でディスターブテストが行なわれ
ると同時に、バンク♯1でディスターブテスト以外のテ
スト時間の短いテスト(たとえばティピカル・ファンク
ションテスト)が行なわれる。
【0039】すなわち、図1の回路においてテスト信号
TEが活性化レベルになってテストパターン発生回路1
およびモードレジスタ2が活性化され、選択信号φ0〜
φ3のうちの信号φ0のみが「L」レベルになるととも
に、コマンド信号CMD0′〜CMDi′およびアドレ
ス信号X0′〜Xj′が生成される。また、テスタ20
からSDRAMに制御信号/RAS,/CAS,/W
E、アドレス信号A0〜Aj、クロック信号CLKなど
が与えられ、コマンドデコーダ32からコマンド信号C
MD0〜CMDiが出力されるとともに、アドレスバッ
ファ33からアドレス信号X0〜Xj,Y0〜Yjが出
力される。
【0040】このとき、選択信号φ0〜φ3のうちの選
択信号φ0のみが「L」レベルであるので、バンク♯0
に関連する回路36a〜38aにはテストパターン発生
回路1の出力信号CMD0′〜CMDi′,X0′〜X
j′が与えられ、他のバンク♯1〜♯3に関連する回路
36b〜38dにはコマンドデコーダ32およびアドレ
スバッファ33の出力信号CMD0〜CMDi,X0〜
Xj,Y0〜Yjが与えられる。したがって、バンク♯
0ではディスターブテストガ行なわれ、アドレス信号X
0〜Xj,Y0〜Yjで指定されたバンク♯1ではディ
スターブテスト以外のテストが行なわれる。
【0041】バンク♯0のディスターブテストに必要な
時間はTa/4であり、バンク♯1のテストに必要な時
間はTb/4(<Ta/4)であるので、バンク♯0の
ディスターブテストおよびバンク♯1のテストに必要な
時間はTa/4となる。
【0042】バンク♯0のディスターブテストおよびバ
ンク♯1のテストが終了すると、選択信号φ0〜φ3の
うちの信号φ1のみが「L」レベルになって、バンク♯
1に関連する回路36b〜38bにはテストパターン発
生回路1の出力信号CMD0′〜CMDi′,X0′〜
Xj′が与えられ、他のバンク♯2,♯3,♯0に関連
する回路36c〜38aにはコマンドデコーダ32およ
びアドレスバッファ33の出力信号CMD0〜CMD
i,X0〜Xj,Y0〜Yjが与えられる。これによ
り、バンク♯1ではディスターブテストが行なわれ、ア
ドレス信号X0〜Xj,Y0〜Yjで指定されたバンク
♯3ではディスターブテスト以外のテストが行なわれ
る。バンク♯1のディスターブテストおよびバンク♯3
のテストに必要な時間はTa/4となる。
【0043】バンク♯1のディスターブテストおよびバ
ンク♯3のテストが終了すると、選択信号φ0〜φ3の
うちの選択信号φ3のみが「L」レベルになって、バン
ク♯3に関連する回路36a〜38dにはテストパター
ン発生回路1の出力信号CMD0′〜CMDi′,X
0′〜Xj′が与えられ、他のバンク♯0〜♯2に関連
する回路36a〜38cにはコマンドデコーダ32およ
びアドレスバッファ33の出力信号CMD0〜CMD
i,X0〜Xj,Y0〜Yjが与えられる。これによ
り、バンク♯3ではディスターブテストが行なわれ、ア
ドレス信号X0〜Xj,Y0〜Yjで指定されたバンク
♯2ではディスターブテスト以外のテストが行なわれ
る。バンク♯3のディスターブテストおよびバンク♯2
のテストに必要な時間はTa/4となる。
【0044】バンク♯3のディスターブテストおよびバ
ンク♯2のテストが終了すると、選択信号φ0〜φ3の
うちの選択信号φ2のみが「L」レベルになって、バン
ク♯2に関連する回路36c〜38cにはテストパター
ン発生回路1の出力信号CMD0′〜CMDi′,X
0′〜Xj′が与えられ、他のバンク♯3,♯0,♯1
に関連する回路36d〜38bにはコマンドデコーダ3
2およびアドレスバッファ33の出力信号CMD0〜C
MDi,X0〜Xj,Y0〜Yjが与えられる。これに
より、バンク♯2ではディスターブテストが行なわれ、
アドレス信号X0〜Xj,Y0〜Yjで指定されたバン
ク♯0ではディスターブテスト以外のテストが行なわれ
る。バンク♯2のディスターブテストおよびバンク♯0
のテストに必要な時間はTa/4となる。したがって、
バンク♯0〜♯3のディスターブテストおよびディスタ
ーブテスト以外のテストに必要な時間はTaとなり、従
来のテスト時間Ta+Tbに比べて短くてすむ。
【0045】この実施の形態では、ディスターブテスト
用のテストパターンを生成するテストパターン発生回路
1と、このテストパターン発生回路1の出力信号CMD
0′〜CMDi′,X0′〜Xj′を所望のバンクに与
えるとともにコマンドデコーダ32およびアドレスバッ
ファ33の出力信号CMD0〜CMDi,X0〜Xj,
Y0〜Yjを他のバンクに与えるための切換回路3a〜
3dとを設けた。したがって、テストパターン発生回路
1によってあるバンクのディスターブテストを行なうと
同時に、テスタ20によって他のバンクのディスターブ
テスト以外のテストを行なうことができるので、2種類
以上のテストを同時に行なうことができなかった従来に
比べ、テスト時間の短縮化が図られる。
【0046】なお、この実施の形態では、ディスターブ
テスト用のテストパターン発生回路1を1つだけ設けた
が、テスト時間の長いテスト用のテストパターン発生回
路を複数設けてもよい。たとえば、ディスターブテスト
用の第1のテストパターン発生回路とロングサイクル系
テストの第2のテストパターン発生回路とを設け、ある
バンクでは第1のテストパターン発生回路によってディ
スターブテストを行ない、他のバンクでは第2のテスト
パターン発生回路によってロングサイクル系テストを行
ない、さらに他のバンクではテスタによってファンクシ
ョンテストを行なうとよい。
【0047】また、この実施の形態では、あるバンクで
ディスターブテストを行なっている間に他の1つのバン
クのみでディスターブテスト以外のテストを行なった
が、これに限るものではなく、あるバンクでディスター
ブテストを行なっている間に他の2つまたは3つのバン
クでディスターブテスト以外のテストを行なってもよ
い。たとえば図3でバンク♯0のディスターブテストを
行なっている間に他のバンク♯1〜♯3のテストを行な
ってもよい。
【0048】なお、今回開示された実施の形態はすべて
の点で例示であって制限的なものではないと考えられる
べきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特
許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の
意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意
図される。
【0049】
【発明の効果】以上のように、請求項1に係る発明の半
導体記憶装置では、第1のテストを行なうための制御信
号およびアドレス信号を生成するテストパターン発生回
路と、複数のメモリ回路のうちのいずれかのメモリ回路
を選択する選択回路と、各メモリ回路に対応して設けら
れ、選択回路によって対応のメモリ回路が選択されてい
る期間はテストパターン発生回路で生成された制御信号
およびアドレス信号を対応のメモリ回路に与え、それ以
外の期間は外部から与えられた第2のテストを行なうた
めの制御信号およびアドレス信号を対応のメモリ回路に
与える切換回路とが設けられる。したがって、選択され
たメモリ回路で第1のテストを行なうと同時に他のメモ
リ回路で第2のテストを行なうことができるので、第1
および第2のテストを同時に行うことができなった従来
に比べ、テスト時間の短縮化を図ることができる。
【0050】請求項2に係る発明では、請求項1に係る
発明の選択回路は、複数のメモリ回路の各々を第1のテ
ストに必要な時間ずつ順次選択する。この場合は、すべ
てのメモリ回路について第1および第2のテストを容易
に行なうことができる。
【0051】請求項3に係る発明では、請求項1または
2に係る発明の第1のテストはディスターブテストであ
り、第2のテストはディスターブテスト以外のテストで
ある。この場合は、この発明が特に有効となる。
【0052】請求項4に係る発明の半導体テスト方法で
は、第1のテストを行なうための制御信号およびアドレ
ス信号を生成するテストパターン発生回路を半導体記憶
装置内に設け、複数のメモリ回路のうちのいずれかのメ
モリ回路を選択し、選択したメモリ回路にテストパター
ン発生回路で生成された制御信号およびアドレス信号を
与え、それ以外のメモリ回路には第2のテストを行なう
ための制御信号およびアドレス信号を半導体記憶装置の
外部から与える。したがって、選択されたメモリ回路で
第1のテストを行なうと同時に他のメモリ回路で第2の
テストを行なうことができるので、第1および第2のテ
ストを同時に行なうことができなかった従来に比べ、テ
スト時間の短縮化を図ることができる。
【0053】請求項5に係る発明では、請求項4に係る
発明の第1のテストはディスターブテストであり、第2
のテストはディスターブ以外のテストである。この場合
は、この発明が特に有効となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施の形態によるSDRAMの
要部を示すブロック図である。
【図2】 図1に示した切換回路の構成を示す回路図で
ある。
【図3】 図1で説明したSDRAMのテスト方法を模
式的に示す図である。
【図4】 従来のSDRAMの構成を示すブロック図で
ある。
【図5】 図4に示したメモリアレイおよびセンスアン
プ+入出力制御回路の構成を示す回路ブロック図であ
る。
【図6】 図4に示したSDRAMのディスターブテス
トを示すタイムチャートである。
【図7】 図4に示したSDRAMのテスト方法を模式
的に示す図である。
【符号の説明】
1 テストパターン発生回路、2 モードレジスタ、3
a〜3d 切換回路、11.0〜11.i,13.0〜
13.j NチャネルMOSトランジスタ、12.0〜
12.i,14.0〜14.j PチャネルMOSトラ
ンジスタ、20テスタ、30 SDRAM、31 コン
トロール信号発生回路、32 コマンドデコーダ、33
アドレスバッファ、34 クロックバッファ、35a
〜35dメモリアレイ、36a〜36d 行デコーダ、
37a〜37d 列デコーダ、38a〜38d センス
アンプ+入出力制御回路、39 データ入出力回路、4
1 列選択ゲート、42 センスアンプ、43 イコラ
イザ、MC メモリセル、WL ワード線、BL,/B
L ビット線。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のメモリ回路のうちのいずれかのメ
    モリ回路で第1のテストを行なうと同時にそれ以外の1
    または2以上のメモリ回路で第2のテストを行なうテス
    トモードを有する半導体記憶装置であって、 前記テストモード時に前記第1のテストを行なうための
    制御信号およびアドレス信号を生成するテストパターン
    発生回路、 前記テストモード時に前記複数のメモリ回路のうちのい
    ずれかのメモリ回路を選択する選択回路、および各メモ
    リ回路に対応して設けられ、前記選択回路によって対応
    のメモリ回路が選択されている期間は前記テストパター
    ン発生回路で生成された制御信号およびアドレス信号を
    対応のメモリ回路に与え、それ以外の期間は外部から与
    えられた前記第2のテストを行なうための制御信号およ
    びアドレス信号を対応のメモリ回路に与える切換回路を
    備える、半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記選択回路は、前記複数のメモリ回路
    の各々を前記第1のテストに必要な時間ずつ順次選択す
    る、請求項1に記載の半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 各メモリ回路は、行列状に配列された複
    数のメモリセルと、各行に対応して設けられたワード線
    と、各列に対応して設けられたビット線対とを含み、 前記第1のテストは、各メモリ回路の各ワード線を所定
    時間ずつ選択レベルにして、予め各メモリセルに書込ま
    れたデータの破壊を加速させるためのディスターブテス
    トであり、 前記第2のテストは、前記ディスターブテスト以外のテ
    ストである、請求項1または請求項2に記載の半導体記
    憶装置。
  4. 【請求項4】 半導体記憶装置に含まれる複数のメモリ
    回路のうちのいずれかのメモリ回路で第1のテストを行
    なうと同時にそれ以外の1または2以上のメモリ回路で
    第2のテストを行なう半導体テスト方法であって、 前記第1のテストを行なうための制御信号およびアドレ
    ス信号を生成するテストパターン発生回路を前記半導体
    記憶装置内に設け、 前記複数のメモリ回路のうちのいずれかのメモリ回路を
    選択し、 選択したメモリ回路に前記テストパターン発生回路で生
    成された制御信号およびアドレス信号を与え、それ以外
    のメモリ回路には前記第2のテストを行なうための制御
    信号およびアドレス信号を前記半導体記憶装置の外部か
    ら与える、半導体テスト方法。
  5. 【請求項5】 各メモリ回路は、行列状に配列された複
    数のメモリセルと、各行に対応して設けられたワード線
    と、各列に対応して設けられたビット線対とを含み、 前記第1のテストは、各メモリ回路の各ワード線を所定
    時間ずつ選択レベルにして、予め各メモリセルに書込ま
    れたデータの破壊を加速させるためのディスターブテス
    トであり、 前記第2のテストは、前記ディスターブテスト以外のテ
    ストである、請求項4に記載の半導体テスト方法。
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