JP2000215145A - 情報処理装置及び周辺処理装置とそれらの制御方法 - Google Patents

情報処理装置及び周辺処理装置とそれらの制御方法

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JP2000215145A
JP2000215145A JP11352315A JP35231599A JP2000215145A JP 2000215145 A JP2000215145 A JP 2000215145A JP 11352315 A JP11352315 A JP 11352315A JP 35231599 A JP35231599 A JP 35231599A JP 2000215145 A JP2000215145 A JP 2000215145A
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network
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processing device
peripheral
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Hideaki Furukawa
英昭 古川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ネットワークを介して効率よく活用できる周辺
装置と情報処理装置及びそれらの制御方法を提供する。 【解決手段】ネットワーク17には、ホストコンピュー
タWS1(11)、プリンタPT1(13)、プリンタ
PT2(14)、デジタル複写機1(15)、デジタル
複写機2(16)が接続されている。各周辺装置は、そ
れぞれが各周辺装置自身を駆動するデバイスドライバを
備え、所定のタイミングでそのデバイスドライバをネッ
トワーク17に送出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホストコンピュー
タ等の情報処理装置と複数の周辺処理装置とがネットワ
ークを介して接続されている情報処理システムにおける
情報処理装置及び周辺処理装置とそれらの制御方法に関
し、特に、各周辺装置の状態に対応して、最適な駆動制
御を行う情報処理装置及び周辺処理装置とそれらの制御
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ホストコンピュータとプリンタ等
の周辺装置が接続されている情報処理システムでは、コ
ンピュータ側に周辺装置を駆動する周辺装置ドライバソ
フトウエアをあらかじめ組み込み、それを用いて周辺装
置を駆動していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、コンピ
ュータとプリンタ等の周辺機器とがネットワークを介し
て接続されている情報処理システムにおいて、接続する
周辺装置固有の駆動ソフトウエアを予めコンピュータに
用意する必要があるため、特に、ネットワーク上で周辺
機器の追加がなされる時は、ホストコンピュータ上で動
作する対応する駆動ソフトウエアを新たにインプリメン
トさせる必要があり、その設定作業が煩雑となり、専門
家以外の多くの人が容易に利用することができなかっ
た。また、設定の仕方によっては十分な機器性能を引き
出すことができなかった。
【0004】また、周辺装置の駆動ソフトウエアの初期
設定を行った後に、その周辺装置の電源がOFFになっ
たり、例えば、プリンタ機器のトナーや、インクが無い
等の原因で使用不可になった場合でも、対応する駆動ソ
フトウエアをその事実を知らずに駆動して、無駄な時間
を消費してしまうという問題があった。
【0005】このため、例えば、プリンタの例では、プ
リント実行されないプリントデータがどんどん貴重な記
憶装置に無駄に蓄積されてしまうことがある。
【0006】また、ネットワーク上に複数のプリンタ機
器が接続されている時、印刷出力するプリンタは、ホス
トコンピュータでプリンタ機器名、または登録ネームを
指定することで選択するため、下記の不便が発生した。
【0007】・ユーザは、プリンタ駆動ソフトウエアに
設定する各種パラメータを最適に設定するには、そのプ
リンタの性能を熟知していないできない。
【0008】・プリンタの指定は、ユーザや、プリンタ
の可動状況に関係なくホストコンピュータやプリンタ駆
動ソフトウエアの初期設定で決めるため、複数の利用可
能なプリンタが接続されているにも関わらず、特定のプ
リンタにプリント出力が集中し、印刷効率が悪い。
【0009】上記のようにネットワーク上のリソースを
有効に活用できないため、ネットワークシステムのシス
テム効率が低下するという問題があった。
【0010】上記のようにネットワーク上のリソースを
有効に活用できないため、ネットワークシステムのシス
テム効率が低下するという問題があった。
【0011】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、ネットワーク上に接続された周辺機器を効率よく活
用できる情報処理装置及び周辺処理装置とそれらの制御
方法を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は次のような構成から成る。
【0013】ネットワークを介して外部装置と通信を行
う周辺処理装置であって、該周辺処理装置を制御するた
めのデバイスドライバを格納する記憶手段と、所定のタ
イミングでネットワーク上に前記デバイスドライバを送
出すべき外部装置を問い合せる問い合わせ手段と、前記
問い合わせ手段に応じて前記外部装置から応答が得られ
た場合に、前記記憶手段に格納されているデバイスドラ
イバをネットワークを介して前記外部装置に送出する送
出手段とを有する。
【0014】さらに好ましくは、前記周辺処理装置は、
デジタル複写機である。
【0015】さらに好ましくは、前記問い合わせ手段
は、IPアドレスをネットワーク上に送出することによ
り前記外部装置を問い合せる。
【0016】さらに好ましくは、前記送出手段は、前記
問い合わせ手段に応じて前記外部装置からMACアドレ
スを受け取った場合に、前記デバイスドライバを送出す
る。
【0017】さらに好ましくは、前記送出手段により送
出された前記デバイスドライバを用いて生成された印刷
データを受信し、該印刷データに基づいて印刷処理する
印刷制御手段を更に有する。
【0018】さらに好ましくは、前記問い合わせ手段に
応じて得られる外部装置からの応答に基づいてネットワ
ークを介した前記外部装置への通信路を確保する確保手
段を更に有する。
【0019】さらに好ましくは、前記周辺処理装置の固
有情報を記憶する固有情報記憶手段を更に有し、前記送
出手段は、前記確保手段により確保されている通信路が
切られる前に、前記デバイスドライバと前記固有情報と
を1つの通信セッションで送出する。
【0020】さらに好ましくは、前記記憶手段は複数の
デバイスドライバを格納し、前記送出手段はネットワー
クを介して前記外部装置に該複数のデバイスドライバを
送出する。
【0021】さらに好ましくは、前記所定のタイミング
は、初期化のタイミングである。
【0022】あるいは、ネットワークを介して周辺処理
装置と通信を行う情報処理装置であって、ネットワーク
を介して周辺処理装置から問い合わせのIPアドレスを
検出する検出手段と、前記検出手段により問い合わせの
IPアドレスを検出した場合に、ネットワークを介した
通信路を確保するために、前記情報処理装置のMACア
ドレスを前記周辺処理装置に送信する送信手段と、前記
周辺処理装置から能動的に送信される前記周辺処理装置
のデバイスドライバを受信し、該デバイスドライバをオ
ペレーティングシステムの管理下に配置する配置手段と
を有する。
【0023】さらに好ましくは、前記配置手段により配
置された前記デバイスドライバを用いて印刷データを生
成し、前記周辺処理装置に前記ネットワークを介して送
信する印刷データ送信手段を更に有する。
【0024】さらに好ましくは、ネットワークを介して
複数の周辺処理装置から前記周辺処理装置の固有情報を
受信し、該固有情報に基づいて前記複数の周辺処理装置
に関する情報を一括してGUI表示する表示制御手段を
更に有する。
【0025】さらに好ましくは、前記表示制御手段によ
り表示されているGUIを用いて、前記デバイスドライ
バを用いて生成される印刷データを出力すべき周辺処理
装置を選択する選択手段を更に有する。
【0026】あるいは、ネットワークを介して複数の周
辺処理装置と通信を行う情報処理装置であって、ネット
ワークを介して該複数の周辺処理装置から固有情報を取
得する取得手段と、前記取得手段により取得したそれぞ
れの固有情報に基づいて、前記複数の周辺処理装置をG
UIによる一括表示する表示制御手段と、前記周辺処理
装置の固有情報に含まれる複数の項目の優先度を指示す
る指示手段とを有し、前記表示制御手段は、前記指示手
段により指示される優先度に基づいて、前記GUIに一
括表示される前記複数の周辺処理装置の表示順位の最適
化を行う。
【0027】さらに好ましくは、前記複数の周辺処理装
置に対応する複数のデバイスドライバを格納する記憶手
段と、前記指示手段により指示される優先度に基づいて
印刷データを印刷すべき周辺処理装置を選択する選択手
段と、前記選択手段により選択された周辺処理装置に対
応するデバイスドライバを用いて、前記周辺処理装置に
対応する印刷データを生成する生成手段を更に有する。
【0028】さらに好ましくは、前記固有情報に含まれ
る複数の項目は、少なくとも待ち時間と場所を含む。
【0029】さらに好ましくは、前記表示制御手段は、
前記複数の周辺処理装置を一括表示するGUIウィンド
ウとは別に、それぞれの周辺処理装置の固有情報を表示
する複数のGUIウィンドウを表示する。
【0030】
【発明の実施の形態】[第1の実施の形態]以下に本発明
の実施形態を詳細に説明する。
【0031】<システム構成>図1は、本発明の一実施
形態における情報処理システム構成の一例を表したもの
である。
【0032】ホストコンピュータWS1(11)及び、
ホストコンピュータWS2(12)は、ローカルネット
ワーク(17)を介して、プリンタPT1(13)、プ
リンタPT2(14)、デジタル複写機1(15)、デ
ジタル複写機2(16)と接続されている。以下、ロー
カルネットワーク(17)を単にネットワークと呼ぶこ
とがある。
【0033】尚、図1には、ホストコンピュータ、プリ
ンタ、複写機共に、2台ずつをネットワーク上に接続し
ているが、その数は何台であってもよい。
【0034】ローカルエリアネットワーク(17)に
は、物理的な仕様および、アクセス手順仕様として、"
IEEE802.4"で規定されたトークン・バス方式
の他に、"IEEE802.3 1BASE5"で規定さ
れているような物理的なトポロジーが星状になった"S
TARネットワーク"や、"IEEE802.5"で規定
されたトークン・リング方式等がある。
【0035】ローカルエリアネットワーク(17)を機
能させるネットワークオペレーテイングシステムには、
MS−DオペレーテイングシステムやMAC等で使用さ
れている"Net Ware V3.1(ノベル製)"やI
BM製のコンピュータ等で使用されている"ネットワー
ク Manager V2.1"等がある。
【0036】<ホストコンピュータハード構成>図2
に、ホストコンピュータWS1(11)および、ホスト
コンピュータWS2(12)の構成を示す。
【0037】ホストコンピュータは、ホストコンピュー
タ全体の制御を行うCPU(21)と、データやアプリ
ケーションソフトプログラムを格納する高速アクセスメ
モリであるキャッシュメモリ(22)、主に、アプリケ
ーションソフトプログラム用の大容量メモリとして用い
られる磁気ディスクメモリ(27)、テキストの編集や
プログラム開発等のデータおよびコマンド入力用のキー
ボード(24)とマウス(25)、表示用のCRT(2
9)、さらに、ローカルエリアネットワーク(17)と
の接続を行う通信制御部(30)等から構成される。
【0038】CPU(21)は、データバス(31)を
介して、これらのメモリやCRTを直接、または制御回
路を通してアクセスする。
【0039】入力制御回路(23)は、表示装置である
CRT(29)画面上のアイコンを選択したりするマウ
ス(25)、データやコマンドを入力するためのキーボ
ード(24)、リセット回路(26)等から入力した信
号を、CPU(21)に伝える。リセット回路(26)
は、メイン電源投入時やホストコンピュータ本体に付帯
したリセットボタンを押した時に、CPU(21)やア
プリケーションソフトを初期化するための信号を発生
し、入力制御回路23に伝える。
【0040】リセットボタンは、一群のキーボードスイ
ッチうちの一個、例えばSTOPキーや、ホストコンピ
ュータのメインリセットボタンであってもよい。
【0041】表示制御回路(28)は、CPU(21)
からの表示データをCRT(29)で表示できるよう
に、表示データを画素データに展開し、映像データ信号
を作る。
【0042】通信制御部(30)は、前述したネットワ
ークオペレーテイングシステムの制御下で、各機器との
データをインターフェイス(32)を介して送受する。
【0043】ホストコンピュータWS1(11)とホス
トコンピュータWS2(12)の構成は全く同一でも、
ネットワーク上でアドレスが異なれば、同時にその2つ
を動作させることができる。
【0044】<プリンタハード構成>図3に、プリンタ
PT1(13)および、プリンタPT2(14)の構成
を示す。
【0045】プリンタPT1(13)は、レーザ光を利
用した静電複写プロセスを制御する印字プロセス制御部
(45)、印字するデータを受け取るネットワークとの
通信制御部、ネットワークから受信したデータを一時的
に蓄えるファイルメモリ(47)、ファイルメモリ(4
7)のデータを印字できるように展開するためのフォン
トメモリ(42)と、それらのまとめて制御する主制御
部(41)等から構成され、それぞれのユニットは共通
の内部データバス(51)で結合されている。
【0046】主制御部(41)は、CPUとプログラム
メモリおよびデータメモリ等から構成される。図1のネ
ットワークを介して、ホストコンピュータから送られた
印字データを、ネットワークインターフェイス(52)
と通信制御部(50)で受取り、その印字データをペー
ジ記述言語(PDL)に応じて展開する等のデータ処理
をおこない、印字するためのプロセス制御を行いながら
用紙に印字するプリンタ制御を行う。
【0047】入力制御回路(43)には、プリントを行
いファイルの検索または編集やプリンタのインターフェ
イス初期設定等のデータおよびコマンド入力用のキーボ
ード(44)やマウス(不図示)と、プリンタ電源投入
時やリセットボタンを押した時に、主制御部(41)や
アプリケーションソフトを初期化するための信号等を発
生するリセット回路(46)が接続されている。詳細は
後述する。リセット回路(46)は、プリンタキーボー
ドスイッチの一個、例えば、リセットキーや、プリンタ
のメインリセットボタンでもよい。
【0048】また、表示制御回路(48)には、液晶表
示器(49)が接続され、コマンドやデータ入力を表示
すると共に、プリンタの状態を表示する。
【0049】プリンタPT1(13)とプリンタPT2
(14)の構成は、全く同一でも、ネットワーク上でア
ドレスが異なれば、同時に2つを動作させることができ
る。
【0050】<デジタル複写機ハード構成>図4に、デ
ジタル複写機1(15)および、デジタル複写機2(1
6)の構成を示す。
【0051】デジタル複写機(15)は、複写機の機能
と前述したプリンタの機能を具備している。
【0052】複写機として使用する場合は、複写機の原
稿台に設置された自動原稿搬送装置(不図示)に原稿を
セットし、キーボード(64)上のプリントボタンを押
すと、予め設定された複写プロセスに従って、複写動作
を開始する。
【0053】ドキュメントフィーダ制御部(74)は、
原稿をイメージリーダ(画像読み取り部)に搬送する制
御を行う。イメージリーダ制御部(73)は、その原稿
を画像データとして、ファイルメモリに一時的に蓄え、
レーザ光を利用した静電複写プロセスを制御する印字プ
ロセス制御部(65)に画像データを送り、用紙に複写
画像を転写形成する。その転写用紙は、ソータ(不図
示)に排出され、所定の部数をコピー完了後、キーボー
ド(64)で設定されたステープル等の後処理をソータ
ー制御部(75)が実行する。デジタル複写機(15)
のプリンタ機能は、前述の複写機の機能で使用する印字
プロセス制御部(65)と、印字するデータを受け取る
ネットワークの通信制御部、ネットワークから受信した
データを一時的に蓄えるファイルメモリ(67)、ファ
イルメモリ(67)のデータを印字できるように展開す
るためのフォントメモリ(62)と、それらのまとめて
制御する主制御部(61)で実現する。また、印字され
た転写用紙はソータに排出され、ホストコンピュータ1
1、12や、デジタル複写機15、16で設定された所
定の部数をコピー完了後、ホストコンピュータ11、1
2や、デジタル複写機15、16で設定されたステープ
ル(自動ホッチキス止め処理)等の後処理をソーター制
御部(75)が実行する。
【0054】それぞれのユニットは、主制御部(61)
から共通データバス(71)と直接または、入力回路
(63)、表示制御回路(68)、I/F回路(76)
を介して結合されている。主制御部(61)は、不図示
のCPUとプログラムメモリおよびデータメモリ等から
構成される。
【0055】デジタル複写機(15)がプリンタとして
動作している時、主制御部(61)は、図1のネットワ
ークを介してホストコンピュータから送られた印字デー
タをネットワークインターフェイス(72)と通信制御
部(70)で受取り、その印字データをページ記述言語
(PDL)に応じて展開する等のデータ処理を行い、印
字するためのプロセス制御を行いながら、用紙に印字す
るプリンタ制御と用紙の仕分け、後処理制御を行う。
【0056】また、デジタル複写機(15)が複写機と
して動作しているとき、主制御部(61)は、自動原稿
搬送装置(不図示)をドキュメントフィーダ制御部(7
4)で制御しながら、原稿画像データをイメージリーダ
制御部(73)を介して読み取り、その画像データの階
調処理等を行いながら、プリントするためのプロセス制
御を行い、用紙にプリントするプリンタ制御、用紙の仕
分け、後処理制御を行う。
【0057】入力回路(63)には、デジタル複写機1
5、16をプリンタとして使うモードと、複写機として
使うモードに切り換えるコマンドを入力するキーボード
(64)が接続されている。
【0058】さらに、キーボード(64)には、プリン
タ機能を使うモード時に、ファイルの検索または編集や
デジタル複写機のインターフェイス初期設定等のデータ
およびコマンド入力機能を具備している。また、複写機
機能を使うモードの時は、コピー枚数、両面/片面の切
り換え、拡大/縮小の切り換え、コピー濃度設定、仕分
けモード設定、ステープル実施の有無や、コピー開始等
を指示するコマンドやデータを、キーボード(64)や
マウス(図示せず)等から入力する。
【0059】また、入力回路(63)には、デジタル複
写機電源投入時やリセットボタンを押した時に、主制御
部(61)やアプリケーションソフトを初期化するため
の信号を発生するリセット回路(66)が接続されてい
る。リセット回路(66)は、キーボード(64)のキ
ーの一個や、複写機のメインリセットボタンであっても
よい。
【0060】表示制御回路(68)には、液晶表示器
(69)が接続され、キーボード(64)やマウス(不
図示)等で設定されたコマンドやデータ入力を表示する
と共に、デジタル複写機の状態を表示する。
【0061】デジタル複写機1(15)とデジタル複写
機2(16)の構成は、全く同一でも、ネットワーク上
でアドレスが異なれば、同時に2つを動作させることが
できる。
【0062】<ホストのソフト構成>図5に、ホストコ
ンピュータWS1(11)および、ホストコンピュータ
WS2(12)のソフト構成を示す。
【0063】ホストコンピュータWS1(11)には、
図2の磁気ディスクメモリ(27)等の大容量メモリに
オペレーティング・システムや、多くのアプリケーショ
ンソフトが格納されている。それらのソフト(100)
は、ハードの部分を制御したり、アプリケーションソフ
トの実行の切り換えを行うオペレーテイングシステム
(101)と、ネットワークのハード制御および通信制
御の核となるネットワークオペレーテイングシステム
(102)と種々のアプリケーションソフト、ドライバ
ーソフト群から構成される。
【0064】ネットワークオペレーテイングシステム
(102)は、論理的なネットワークアドレスに基づい
てデータの送受を行う。また、ネットワーク上で、自分
宛のパケットデータを吸い上げる機能も有している。
【0065】ネットワークドライバーソフト(103)
は、ネットワーク上に接続された様々なアプリケーショ
ンソフト間のデータやメッセージの交換制御を行う。
【0066】ファイルシェアリングプロトコル(10
4)は、ネットワークドライバソフト(103)を介し
て得たアプリケーションソフトや、ドライバーソフトを
実機上に組み込んだり、アプリケーションソフトに必要
な仮想ドライブを割り当てる。
【0067】プリンタマネジャー(105)は、ネット
ワーク上に接続されたプリンタまたはデジタル複写機の
プリンタの状態、機能、付加装置および機種名等のステ
イタス情報(112A)、(112B)、(112C)
を管理する。また、所定のプリンタを駆動したり、所定
のプリンタ用にPDLを展開するプリンタドライバーソ
フト(110A)、(110B)、(110C)を駆動
する。さらに、プリントすべきプリントファイル(11
1)の管理を行う。この処理結果や状態情報は、GUI
(107)を介してCRT上に表示される。
【0068】さらに、リーダマネジャー(106)も付
加することができる。リーダマネジャー(106)は、
ネットワーク上に接続されたリーダの状態、機能、付加
装置および機種名等のステイタス情報を管理する。ま
た、個々のリーダを駆動したり、個々のリーダ用に画像
データを読み込むリーダドライバーソフトを駆動する。
さらに、記憶すべき画像データファイルを管理する。こ
の処理結果や状態は、プリンタドライバーソフトと同様
にGUI(107)を介して、CRT上に表示する。
【0069】<プリンタのソフト構成>図6に、プリン
タPT1(13)および、プリンタPT2(14)のソ
フト構成を示す。
【0070】プリンタソフト(200)は、ホストコン
ピュータWS1(11)と同様に、オペレーテイングシ
ステム(201)、ネットワークオペレーテイングシス
テム(202)、ネットワークドライバー(203)、
ファイルシェアリングプロトコル(204)と種々のア
プリケーションソフト、ドライバーソフト群から構成さ
れる。
【0071】プリンタマネジャー(205)は、ネット
ワーク上に接続されたホストコンピュータやクライアン
トの要求に応じてプリンタの状態、機能、付加装置およ
び機種名等のステイタス情報を送ったり、該ステイタス
情報を所定のタイミングで、ネットワーク上に接続され
たホストコンピュータやクライアントに送信する。さら
に、ホストコンピュータやクライアントから送られたプ
リントデータをファイルメモリに保存したり、該データ
をプリントできるデータファイルに変換するエミュレー
ションソフトや、多くのプリンタ用PDLを展開するプ
リンタドライバーソフトを制御する。
【0072】プリントすべきファイルメモリは、プリン
タプロセス(206)によって制御され、プリント部で
印字される。この処理結果や状態は、GUI(207)
を介してプリンタやホストコンピュータのCRT上に表
示する。
【0073】<デジタル複写機のソフト構成>図7に、
デジタル複写機1(15)及び、デジタル複写機2(1
6)のソフト構成を示す。
【0074】デジタル複写機のソフト(300)は、ホ
ストコンピュータWS1(11)と同様に、オペレーテ
イングシステム(301)、ネットワークオペレーテイ
ングシステム(302)、ネットワークドライバー(3
03)、ファイルシェアリングプロトコル(304)と
種々のアプリケーションソフト、ドライバーソフト群か
ら構成される。
【0075】プリンタマネジャー(305)は、ネット
ワーク上に接続されたホストコンピュータやクライアン
トの要求に応じてデジタル複写機の状態、機能、付加装
置及び機種名等のステイタス情報を送ったり、該ステイ
タスを所定のタイミングで、ネットワーク上に接続され
たホストコンピュータやクライアントに送信する。さら
に、ホストコンピュータやクライアントから送られたプ
リントデータをファイルメモリに保存したり、該データ
をプリントできるデータファイルに変換するエミュレー
ションソフトや、多くのプリンタ用PDLを展開するプ
リンタドライバーソフトを制御する。
【0076】プリントすべきファイルメモリは、プリン
タプロセス(306)によって制御され、プリント部
(315)によって印字される。この処理結果や状態
は、GUI(307)を介して、デジタル複写機の液晶
表示器(69)上に表示する。
【0077】さらに、イメージリーダ(308)は、ア
クセサリーコントローラ(310)でドキュメントフィ
ーダを制御し、該ドキュメントフィーダで送られた原稿
を読み取る。また、読み取ったデータを画像処理部(3
09)でノイズを除去し、イメージリーダファイルを作
成する。
【0078】また、デジタル複写機の操作部の設定によ
っては、直接プリント部へイメージデータを印字し、ソ
ータ等で仕分けされた所望部数を作成することができ
る。
【0079】<ホストコンピュータでの周辺装置状態デ
ータの設定>図8に、ホストコンピュータで、ネットワ
ークを介して接続された各周辺装置、即ち、プリンタP
T1(13)、プリンタPT2(14)、デジタル複写
機1(15)、デジタル複写機2(16)等の状態値を
入力して、CPU(21)内のメモリへ格納する処理フ
ローを示す。ホストコンピュータでは、例えば、所定の
ファイルをプリンタで印刷する場合、入力した各周辺装
置の状態値を参照して、所定の選択基準に基づいて、プ
リンタの中から1つを選択する。そして、選択されたプ
リンタに対して、プリントデータの出力を行い、印字さ
せる。
【0080】以下、図8を参照して、ホストコンピュー
タへの各周辺装置の状態値の設定処理工程を説明する。
【0081】まず、ステップS1000で、ホストコン
ピュータの電源を投入するところから説明する。
【0082】電源投入後、ステップS1001では、ホ
ストコンピュータのI/Oデバイス初期化や、内部メモ
リチェック等の処理を行う。
【0083】ステップS1002では、ネットワークド
ライバーソフト(103)及びプリンタマネジャー(1
05)を、オペレーテイングシステム(101)及びネ
ットワークオペレーテイングシステム(102)に組み
込む。この処理で、ネットワークを介して通信が可能に
なる。また、ネットワークを介して接続されたプリンタ
に対する印字要求処理の実行が可能になる。次に、ステ
ップS1006へ進み、各周辺機器の状態情報を獲得す
る処理にエントリする。
【0084】尚、この各周辺機器の状態情報を獲得する
処理にエントリする方法は、ステップS1002で述べ
たように、電源投入がきっかけであったが、他の方法と
して、ステップS1003、ステップS1004、ステ
ップS1005の3つの方法があり以下説明する。
【0085】 キーボード(24)の所定のキーが押
された時や、リセットスイッチ(26)が押された時、
CPU(21)は、このデータを入力制御回路(23)
を経由して入力し、ステップS1006からの処理の実
行に進む(図8のステップS1003参照)。
【0086】 ホストコンピュータ内の登録機器初期
設定用アプリケーションソフト(不図示)を起動する。
起動された登録機器初期設定用アプリケーションソフト
は、ステップS1006からの処理手順を呼びだし、各
周辺機器の状態情報を獲得する処理を実行させる(図8
のステップS1005参照)。
【0087】尚、この登録機器初期設定用アプリケーシ
ョンソフトは、ユーザアプリケーションソフトから呼び
出して、実行させてもよいし、また、キーボード(2
4)からのコマンドでも起動できる。
【0088】 各周辺機器からネットワークを介し
て、所定の周辺機器状態設定要求データを入力して、ス
テップS1006からの処理の実行を行う(図8のステ
ップS1004参照)。この周辺機器状態設定要求デー
タは、例えば、周辺機器の電源がオンされ、ホストコン
ピュータからの要求に基づく処理が実行可能になった
時、ホストコンピュータに対して送出される所定のデー
タである。また、例えば、プリンタにおいて、印字媒体
がなくなったなどの原因で処理が実行できなくなった時
も、所定の周辺機器状態設定要求データをホストコンピ
ュータへ送出する。次に、実際に各周辺機器の状態情報
を獲得する処理工程を、以下説明する。
【0089】ステップS1006では、ネットワークに
つながる周辺機器の呼出しを行う。プリンタマネジャー
(105)は、ネットワーク上の周辺機器が受信できる
ように同報通信を行い、磁気デイスクメモリ(27)に
保存していた周辺機器のインターネット・プロトコル
(IP)アドレスをネットワーク上に送信する。IPア
ドレスに対応する周辺機器は、ネットワーク上における
物理アドレスに相当するMAC(Media Acce
ss Control)アドレスをホストコンピュータ
に通知しする。ホストコンピュータは、このMACアド
レスを入力して、アドレスをチェックすることにより、
そのアドレスの周辺機器と接続できたことを確認する。
【0090】尚、IPアドレスに対応する周辺機器が、
ネットワーク上接続されていない場合、または、電源が
投入されていない場合は、MACアドレスの応答がな
い。このような場合に対応して、ホストコンピュータで
は、IPアドレスをネットワーク上に送出してから、M
ACアドレスを入力するまでの所定の許容時間を内部に
設定している。そして、この許容時間を過ぎると、プリ
ンタマネジャーは、プリンタ状態管理テーブルを検索
し、送出したIPアドレスに対応する周辺機器の機器ス
テイタス情報が登録されていれば、プリンタ状態管理テ
ーブルから、該機器ステイタス情報を切り離して、その
周辺機器に対してサービスの要求を出せないようにす
る。
【0091】その後、つぎの周辺機器のIPアドレス
を、ネットワーク上に送信する。
【0092】ステップS1007では、プリントマネジ
ャー(105)は、IPアドレスに対応する周辺機器に
対する通信路を確保した後、その周辺機器から、その周
辺機器を駆動する周辺機器ドライバソフトデータを受信
する。
【0093】尚、各周辺機器は、予め、周辺機器自身を
駆動するためのドライバソフトを、周辺機器自身に内蔵
するメモリに予め格納してあり、ホストコンピュータか
らの転送要求に基づいて、格納されている周辺機器自身
を駆動するためのドライバソフトをホストコンピュータ
に転送する。
【0094】ステップS1008では、ホストコンピュ
ータでは、このドライバソフトを入力して、オペレーテ
イングシステム(101)の管理下に配置する。そし
て、そのドライバソフトを用いて、その周辺機器を駆動
することができるようになる。該アプリケーションソフ
トをオペレーテイングシステムに組み込む。
【0095】ステップS1009では、周辺機器が持っ
ている機器ステイタス情報(図22〜図26参照)を取
り込む。尚、図22〜図26の機器ステイタス情報の詳
細については後述する。
【0096】ステップS1010では、ネットワーク上
の全ての機器の呼出しが完了したかどうかをチェックす
る。そして、完了していなければ、ステップS1006
へ戻り、完了するまで、ステップS1006からステッ
プS1009までを繰り返す。全ての機器の呼出しが完
了すると、ネットワークの通信路を切断し、使用してい
た資源を開放して、ステップS1011へ進む。
【0097】ステップS1011では、GUI表示モー
ドかどうかチェックする。そして、GUI表示モードの
時は、ステップS1012へ進む。GUI表示モード以
外の時は、処理を終了する。
【0098】ステップS1012では、後述する方法に
より、ホストコンピュータ内に登録された周辺機器の表
示順位の最適化を行う。
【0099】ステップS1013では、その最適化順位
に従って、GUI表示(図16〜図21参照)を行い、
処理を終了する。尚、図16〜図21についての詳細に
ついては、後述する。
【0100】<プリンタの初期設定>次に、図9を参照
して、プリンタが実行可能状態になるまでの、イニシア
ライズ処理の各工程を説明する。
【0101】ステップS1100の、プリンタの電源を
投入からの処理を説明する。
【0102】電源が立ち上がると、ステップS1101
では、ホストコンピュータの場合と同様に、内部のI/
Oデバイス初期化や、内部メモリチェック等の処理を行
う。
【0103】ステップS1104では、ネットワークに
つながるホストコンピュータ機器の呼出を行う。プリン
タのプリンタマネジャー(205)は、主制御部41内
の不図示の不揮発性メモリに保存しているホストコンピ
ュータのIPアドレスを、ネットワーク上に送出する。
【0104】一方、ホストコンピュータでは、このIP
アドレスを検出すると、ホストコンピュータのMACア
ドレスをネットワーク上に送出する。
【0105】プリンタマネジャー(205)は、このM
ACアドレスを受信し、ネットワーク上の通信路を確保
した後、プリンタ自身を駆動するためのプリンタドライ
バソフト、例えば、プリントエミュレーションソフト等
のデータをホストコンピュータへ送信する。
【0106】ステップS1105では、プリンタマネジ
ャー(205)は、プリンタ自身の型名、1分間のプリ
ント枚数性能、用紙・トナー等の消耗材の有無等のプリ
ンタ状態データ(図23、図24参照)をホストコンピ
ュータにネットワークを経由して送出する。
【0107】プリンタ状態データの送出が完了すると、
ネットワークの通信路を切断し、使用していた資源を開
放する。
【0108】尚、プリンタのリセットボタン(46)な
どからのリセット信号を主制御部が受信すると、ステッ
プS1104からステップS1105までを実行し、ホ
ストコンピュータやクライアントにプリントエミュレー
ションソフト及びプリンタ状態データの送出等を行う。
【0109】<ホストコンピュータに対するプリンタの
応答>次に、図10を参照して、ホストコンピュータか
らの状態データ送出要求に対するのプリンタの応答処理
を説明する。
【0110】プリンタの電源が投入され、プリント実行
が可能になった状態で、ホストコンピュータからネット
ワークを介して、状態データ送出要求データを受信する
と、プリンタは、以下の処理を実行する。
【0111】ステップS1150では、プリンタは、主
制御部内の不図示の不揮発メモリに登録されているホス
トコンピュータIP番号と受信した状態データ送出要求
データに含まれるIP番号を比較し、一致することを確
認する。一致しなければ、適正なホストコンピュータか
らの要求ではないと判断し、処理を終了する。
【0112】ステップS1151では、対応するホスト
コンピュータに、プリンタ自身を駆動するためのプリン
トエミュレーションソフト等の特定のアプリケーション
ソフトのデータを送信する。
【0113】ステップS1152では、プリンタ自身の
状態データ、即ち、型名、1分間のプリント枚数性能、
用紙・トナー等の消耗材の有無等をチェックする。
【0114】ステップS1153では、その状態データ
(図23参照)を、ホストコンピュータへ送出する。デ
ータ送出が完了すると、ネットワークの通信路を切断
し、使用していた資源を開放する。
【0115】<デジタル複写機の初期設定>次に、図1
1を参照して、デジタル複写機が実行可能状態になるま
での、イニシアライズ処理の各工程を説明する。
【0116】ステップS1200の、プリンタの電源の
投入からの処理を説明する。
【0117】電源が立ち上がると、ステップS1201
では、ホストコンピュータの場合と同様に、内部のI/
Oデバイス初期化や、内部メモリチェック等の処理を行
う。
【0118】ステップS1204では、ネットワークに
つながるホストコンピュータ機器の呼出を行う。デジタ
ル複写機のプリンタマネジャー(305)は、主制御部
61内の不図示の不揮発性メモリに保存しているホスト
コンピュータのIPアドレスを、ネットワーク上に送出
する。
【0119】一方、ホストコンピュータでは、このIP
アドレスを検出すると、ホストコンピュータのMACア
ドレスをネットワーク上に送出する。
【0120】プリンタマネジャー(305)は、このM
ACアドレスを受信し、ネットワーク上の通信路を確保
した後、プリンタ自身を駆動するためのプリンタドライ
バソフト、例えば、プリントエミュレーションソフト等
のデータをホストコンピュータへ送信する。
【0121】ステップS1205では、プリンタマネジ
ャー(305)は、プリンタ自身の型名、1分間のプリ
ント枚数性能、用紙・トナー等の消耗材の有無等のプリ
ンタ状態データ(図25、図26参照)をホストコンピ
ュータにネットワークを経由して送出する。プリンタ状
態データの送出が完了すると、ネットワークの通信路を
切断し、使用していた資源を開放する。
【0122】ステップS1208では、複写機の読み取
り部をイメージリーダとして使うためのリーダアプリケ
ーションソフトを、ホストコンピュータへ送出する。
【0123】ステップS1209では、複写機の画像編
集処理、FAXモードを駆動する等の複写機アプリケー
ションソフトをホストコンピュータへ送出する。
【0124】ステップS1210では、ソータやドキュ
メントフィーダやステープル処理等を駆動するアプリケ
ーションソフトの送出を行う。
【0125】尚、デジタル複写機のリセットボタン(6
6)などからのリセット信号を主制御部が受信すると、
ステップS1204からステップS1210までを実行
し、ホストコンピュータにプリントエミュレーションソ
フト及びデジタル複写機の状態データの送出、また、様
々なアプリケーションソフトの組み込みを行う。
【0126】<ホストコンピュータに対するデジタル複
写機の応答>次に、図12を参照して、ホストコンピュ
ータからの状態データ送出要求に対するのデジタル複写
機の応答処理を説明する。
【0127】デジタル複写機の電源が投入され、プリン
ト実行が可能になった状態で、ホストコンピュータから
ネットワークを介して、状態データ送出要求データを受
信すると、デジタル複写機は、以下の処理を実行する。
【0128】ステップS1250では、デジタル複写機
は、主制御部内の不図示の不揮発メモリに登録されてい
るホストコンピュータIP番号と受信した状態データ送
出要求データに含まれるIP番号を比較し、一致するこ
とを確認する。一致しなければ、適正なホストコンピュ
ータからの要求ではないと判断し、処理を終了する。
【0129】ステップS1251では、対応するホスト
コンピュータに、デジタル複写機自身を駆動するための
プリントエミュレーションソフト等の特定のアプリケー
ションソフトのデータを送信する。
【0130】ステップS1252では、デジタル複写機
自身の状態データ、即ち、型名、1分間のプリント枚数
性能、用紙・トナー等の消耗材の有無等をチェックす
る。
【0131】ステップS1253では、イメージリーダ
の解像度等のプリンタ状態をチェックする。
【0132】ステップS1254では、ACCの針無
し、用紙・トナー等の消耗材の有無等のプリンタ状態を
チェックする。
【0133】ステップS1255では、それらデジタル
複写機状態データ(図25、図26参照)を送出する。
データ送出が完了すると、ネットワークの通信路を切断
し、使用していた資源を開放し、処理を終了する。
【0134】[第2の実施の形態]次に、デジタル複写機
のイメージリーダを制御するためのリーダマネジャーの
構成を図13、図14、図15を参照して説明する。
【0135】ホストコンピュータのリーダマネジャー
(106)は、ネットワーク上に接続されたイメージリ
ーダの状態、機能、付加装置および機種名等のステイタ
ス情報(116A)、(116B)、(116C)を管
理する。また、個々のリーダを駆動したり、個々のイメ
ージリーダ用に画像データを読み込むリーダドライバー
ソフト(114A)、(114B)、(114C)を駆
動する。さらに、記憶すべき画像データファイル(11
5)を管理する。この処理結果や状態は、プリンタドラ
イバーソフトと同様にGUI(107)を介して、CR
T上に表示する。
【0136】次に、デジタル複写機の初期設定処理フロ
ーを、図14を参照して、デジタル複写機が実行可能状
態になるまでのイニシアライズ処理の各工程以下説明す
る。
【0137】<デジタル複写機のイメージリーダを含む
初期設定>ステップS1301での、デジタル複写機の
電源投入後からの処理を説明する。
【0138】電源が立ち上がると、ステップS1301
では、ホストコンピュータの場合と同様に、内部のI/
Oデバイス初期化や、内部メモリチェック等の処理を行
う。
【0139】ステップS1304では、ネットワークに
つながるホストコンピュータ機器の呼出を行う。デジタ
ル複写機のイメージリーダマネジャー(308)は、主
制御部61内の不図示の不揮発性メモリに保存している
ホストコンピュータのIPアドレスを、ネットワーク上
に送出する。
【0140】一方、ホストコンピュータでは、このIP
アドレスを検出すると、ホストコンピュータのMACア
ドレスをネットワーク上に送出する。
【0141】イメージリーダマネジャー(308)は、
このMACアドレスを受信し、ネットワーク上の通信路
を確保した後、イメージリーダ自身を駆動するためのイ
メージリーダエミュレーションソフト等のデータをホス
トコンピュータへ送信する。
【0142】ステップS1305では、イメージリーダ
マネジャー(305)は、イメージリーダ自身の型名、
解像度等のイメージリーダ状態データ(図25、図26
参照)をホストコンピュータにネットワークを経由して
送出する。プリンタ状態データの送出が完了すると、ネ
ットワークの通信路を切断し、使用していた資源を開放
する。
【0143】ステップS1307では、複写機の読み取
り部を駆動するためのイメージリーダアプリケーション
ソフトをホストコンピュータへ送出する。
【0144】ステップS1308は、ネットワークにつ
ながるホストコンピュータ機器の呼出を行う。デジタル
複写機のプリンタマネジャー(305)は、主制御部6
1内の不図示の不揮発性メモリに保存しているホストコ
ンピュータのIPアドレスを、ネットワーク上に送出す
る。
【0145】一方、ホストコンピュータでは、このIP
アドレスを検出すると、ホストコンピュータのMACア
ドレスをネットワーク上に送出する。
【0146】プリンタマネジャー(305)は、このM
ACアドレスを受信し、ネットワーク上の通信路を確保
した後、プリンタ自身を駆動するためのプリンタドライ
バソフト、例えば、プリントエミュレーションソフト等
のデータをホストコンピュータへ送信する。
【0147】ステップS1309では、プリンタマネジ
ャー(305)は、プリンタ自身の型名、1分間のプリ
ント枚数性能、用紙・トナー等の消耗材の有無等のプリ
ンタ状態データ(図25、図26参照)をホストコンピ
ュータにネットワークを経由して送出する。
【0148】プリンタ状態データの送出が完了すると、
ネットワークの通信路を切断し、使用していた資源を開
放する。
【0149】ステップS1311では、プリントアプリ
ケーションソフトをホストコンピュータへ送出する。
【0150】ステップS1312では、複写機アプリケ
ーションソフトをホストコンピュータへ送出する。
【0151】ステップS1313では、ステープル駆動
等のACCアプリケーションソフトのホストコンピュー
タへの送出を行う。
【0152】尚、デジタル複写機のリセットボタン(4
6)などからのリセット信号を主制御部61が受信する
と、ステップS1304からステップS1313までを
実行する。
【0153】<ホストコンピュータに対するデジタル複
写機の応答>次に、図15を参照して、ホストコンピュ
ータからの状態データ送出要求に対するデジタル複写機
の応答処理を説明する。
【0154】デジタル複写機の電源が投入され、デジタ
ル複写の実行が可能になった状態で、ホストコンピュー
タからネットワークを介して、状態データ送出要求デー
タを受信すると、デジタル複写機は、以下の処理を実行
する。
【0155】ステップS1350では、デジタル複写機
は、主制御部内の不図示の不揮発メモリに登録されてい
るホストコンピュータIP番号と受信した状態データ送
出要求データに含まれるIP番号を比較し、一致するこ
とを確認する。一致しなければ、適正なホストコンピュ
ータからの要求ではないと判断し、処理を終了する。
【0156】ステップS1351では、対応するホスト
コンピュータに、デジタル複写機自身を駆動するための
イメージリーダエミュレーションソフト等の特定のアプ
リケーションソフトのデータを送信する。
【0157】ステップS1352では、デジタル複写機
のイメージリーダ部の状態データ、即ち、型名、解像度
等をチェックする。
【0158】ステップS1353では、プリンタエミュ
レーションソフトを、ホストコンピュータへ送出する。
【0159】ステップS1354では、プリンタ部の状
態チェックを行う。
【0160】ステップS1355では、ACC部の状態
チェックを行う。
【0161】ステップS1356では、デジタル複写機
状態データを、ホストコンピュータへ送出す。その状態
データ送出が完了すると、ネットワークの通信路を切断
し、使用していた資源を開放し、処理を終了する。
【0162】<GUI表示>図16〜図21にホストコ
ンピュータ上のGUI(107)による表示例を示す。
【0163】図16は、ホストコンピュータのCRT上
の表示画面の一例を示し、ネットワークに接続される全
てのプリンタ機器に関する情報が各ウインドーにカスケ
ード状に表示されている。
【0164】尚、ネットワーク(17)には、プリン
タ"YOKO1"(図1のプリンタPT1(13)に対
応)、プリンタ"YOKO3"(図1のプリンタPT2
(14)に対応)、デジタル複写機"TOKI01"(図
1のデジタル複写機1(15)に対応)、デジタル複写
機"TOKI02"(図1のデジタル複写機2(16)に
対応)の各独立したプリンタが接続されているとする。
これらプリンタの構成は、図3で示して説明したプリン
タ構成と同様である。
【0165】図17は、図16から、ホストコンピュー
タに関するウインドー(2000)部分だけをきりだし
た図である。
【0166】図17を参照して、"YOKO1"のプリン
タに関する情報は、(2001)のウインドーを介して
表示される。また、"YOKO3"のプリンタに関する情
報は、(2002)のウインドーを介して表示される。
また、"TOKI01"のプリンタに関する情報は、(2
003)のウインドーを介して表示される。さらに、"
TOKI02"のプリンタに関する情報は、(200
4)のウインドーを介して表示される。
【0167】各周辺装置に関するウインドー(200
1)〜(2004)は、それぞれの周辺装置の状態を表
示すると共に、動作させる各種オプションを選択するメ
ニューを備えている。
【0168】(2000)のウインドーは、ホストコン
ピュータWS1(11)のプリンタマネジャーで実行管
理している上記4台のプリンタの動作状態を一括表示し
ているウインドウである。
【0169】ここで、(2007)の領域は、ホストコ
ンピュータWS1(11)が管理している各プリンタの
実行状況を示す。この領域(2007)では、4行目
の"TOKI02"の行が灰色矩形でマスクされている
が、これは、オペレータが、キーボード(24)やマウ
ス(25)を使って、"TOKI02"を選択した状態を
示す。選択されると、プリンタマネージャ(105)
は、選択された装置の状態、即ち、"待機中"、"動作
中"、"停止中"、"OFF"の状態を示す領域(200
5)から、現在、その装置の状態に対応する部分を灰色
矩形で選択する。この例では、"TOKI02"は動作中
であることを示す。
【0170】ウインドー(2000)の領域(200
6)には、ホストコンピュータWS1(11)が設置さ
れている所在座標をしめす。また、領域(2007)に
は、ホストコンピュータWS1の管理下の各装置の状態
が表示される。この例では、"YOKO1"、"YOKO
3"、"TOKI01"、"TOKI02"の各プリンタ
は、いずれも動作中であることを示す。
【0171】領域(2008)は、プリント出力させる
データがある時、どのプリンタを選択するかの複数の判
定基準、即ち、"待機中"、"待ち時間"、"場所"、"速
度"、"コスト"の優先度の関係を指示する領域である。
ここで、”場所 > 速度”は、ホストコンピュータに最
も近く配置されているプリンタを優先し、同じ位置にあ
れば、コピー速度が速いプリンタを選択する。また、同
じ位置で、コピー速度も同じであれば、1枚あたりのコ
ストが低いプリンタを選択することを意味する。デフォ
ルトでは、例えば、"待機中 > 待ち時間 > コスト >
場所 > 速度"の関係となっている。
【0172】領域(2009)は、領域(2007)で
指定された"TOKI02"のプリンタの機種名を示す。
【0173】領域(2010)は、"TOKI02"のプ
リンタにプリントさせる場合、どのサイズの用紙が使わ
れているかを表示している。ここで、◎印は選択されて
いるものを示す。
【0174】次に、図18を参照して、ホストコンピュ
ータウインドウ(2000)の領域(2007)に表示
されたプリンタ"YOKO1"用のウインドー(200
1)に関して説明する。
【0175】ここで、領域(2807)は、プリンタ"
YOKO1"がプリント処理している各ファイル名の表
示領域を示す。この領域(2807)では、4行目の"
QKAZU1"の行が灰色矩形でマスクされているが、
これは、現在プリント処理中であることを示す。この状
態は、領域(2805)に、そのファイルの状態、即
ち、"待機中"、"動作中"、"停止中"、"OFF"のいずれ
かが示される。
【0176】領域(2806)には、プリンタ"YOK
O1"が設置されている所在座標をしめす。また、領域
(2807)には、プリンタ"YOKO1"の処理してい
る各ファイルの状態が表示される。この例では、"KA
ZU0"、"KAZU2"、"KAZU3"は既にプリント
アウトされ、、"KAZU1"がプリント中であることを
示す。
【0177】領域(2809)は、本プリンタの機種名
を示す。
【0178】領域(2810)は、どのサイズの用紙が
使われているかを表示している。ここで、◎印は選択さ
れているものを示す。オペレータは、マウス(25)や
キーボード(24)を用いて、用紙のサイズを選択する
ことができる。
【0179】図19は、ホストコンピュータウインドウ
(2000)の領域(2007)に表示されたプリン
タ"YOKO3"用のウインドー(2002)の構成を示
す。構成は、図18と同様である。
【0180】図20は、ホストコンピュータウインドウ
(2000)の領域(2007)に表示されたデジタル
複写機"TOKI01"用のウインドー(2003)の構
成を示す。構成は、図18と同様である。
【0181】図21は、ホストコンピュータウインドウ
(2000)の領域(2007)に表示されたデジタル
複写機"TOKI02"用のウインドー(2003)の構
成を示す。構成は、図20と同様である。
【0182】次に、図22〜図26に各機器の保有する
状態データを示す。これらの状態データは、例えば、各
装置のCPUや主制御部内部のメモリに記録されてい
る。
【0183】図22は、ホストコンピュータの機器ステ
イタスを示す。
【0184】図23と図24には、プリンタの機器ステ
イタスを示す。
【0185】図25と図26には、デジタル複写機の機
器ステイタスを示す。
【0186】各機器の状態データ構造には、ネットワー
クへの新たな装置の拡張が容易なように、機器の固有名
を備える。つまり、"IP"の覧(図22、図23、図2
5参照)に機種名、また、"MAC"(図22、図23、
図25参照)の覧には、モデル名を記述する。
【0187】"LOCATION"(図22、図23、図
25参照)の覧には、その装置が設置されている場所情
報を格納する。ホストコンピュータでは、この位置情報
を参照して、周辺装置を選択するときの選択パラメータ
の一つとする。
【0188】"プリンタ状態"(図23参照)、あるい
は、"デジタル複写機状態"(図25参照)の覧には、そ
の装置の現在の実行状態情報を格納する。ホストコンピ
ュータでは、この実行状態情報を参照して、周辺装置を
選択するときの選択パラメータの一つとする。
【0189】"速度"(図23、図25参照)の覧には、
その装置の処理速度情報を格納する。ホストコンピュー
タでは、この処理速度情報を参照して、周辺装置を選択
するときの選択パラメータの一つとする。
【0190】"印字解像度"(図23、図25)の覧に
は、印字する時の解像度を示す。
【0191】"ランニングコスト"(図23、図25)の
覧には、例えば、印刷媒体のコストなどを格納する。ホ
ストコンピュータでは、このランニングコストを参照し
て、周辺装置を選択するときの選択パラメータの一つと
する。
【0192】"機器名"(図22、図23、図25参照)
の覧には、その装置の機種名を格納する。ホストコンピ
ュータでは、この機種名を参照して、周辺装置を選択す
るときの選択パラメータの一つとする。
【0193】"メーカ名"(図22、図23、図25参
照)の覧には、製造メーカ名を格納する。ホストコンピ
ュータでは、このメーカ名を参照して、周辺装置を選択
するときの選択パラメータの一つとする。
【0194】"読み取り解像度"の覧には、内蔵するイメ
ージリーダの入力解像度を格納する。ホストコンピュー
タでは、この読み取り解像度を参照して、周辺装置を選
択するときの選択パラメータの一つとする。
【0195】以上、主な機器ステイタスの情報を説明し
た。
【0196】次に、図27を参照して、ホストコンピュ
ータのプリンタマネジャー(105)が管理する各機器
の状態情報の管理データのデータ構造を説明する。この
管理データは、各周辺装置から転送された機器ステイタ
スを編集して、磁気デイスクメモリ(27)に格納され
ている。
【0197】(2700)は、各機器の状態情報の管理
データを連結するためのポインタ部である。(271
0)は、プリンタPT2(14)の状態情報データ部で
ある。また、(2720)は、プリンタPT1(13)
の状態情報データ部である。さらにまた、(2730)
は、デジタル複写機1(15)の状態情報データ部であ
る。各機器の状態情報部のデータ構造は同様である。こ
れらのデータ部は、ポインタ部(2700)を起点とし
て、前進ポインタと後進ポインタを用いて、リング状に
接続される。
【0198】ポインタ部(2700)の前進ポインタで
ある次機器アドレス1(2701)は、プリンタPT2
(14)の状態情報データ部(2710)の次機器アド
レス2(2711)の領域の先頭をポイントする。ま
た、逆に、プリンタPT2(14)の状態情報データ部
(2710)の前機器アドレス8(2712)は、後進
ポインタであり、ポインタ部(2700)の前機器アド
レス5(2702)の先頭アドレスをポイントする。
【0199】同様に、プリンタPT2(14)の状態情
報データ部(2710)から、プリンタPT1(13)
の状態情報データ部(2720)への前進ポインタであ
る次機器アドレス2(2711)は、プリンタPT1
(13)の状態情報データ部(2720)の次機器アド
レス3(2721)の先頭アドレスをポイントする。ま
た、後方ポインタである、プリンタPT1(13)の状
態情報データ部(2720)の前機器アドレス8(27
22)は、プリンタPT2(14)の状態情報データ部
(2710)の前機器アドレス8(2712)の先頭ア
ドレスをポイントする。
【0200】同様に、プリンタPT1(13)の状態情
報データ部(2720)とデジタル複写機1(15)の
状態情報データ部(2730)間にも、前進ポインタと
後進ポインタが設定される。
【0201】同様に、デジタル複写機1(15)の状態
情報データ部(2730)と、ポインタ部(2700)
間にも、前進ポインタと後進ポインタが設定される。
【0202】以上説明したように、ポインタ部(270
0)と各機器の状態情報データ部間に、ループ状のリン
クが張られる。
【0203】次に、各機器の状態情報データ部、即ち、
(2710)、(2720)、(2730)のデータ構
造を、次に説明する。
【0204】プリンタPT2(14)の状態情報データ
部(2710)は、デバイスドライバ部(1715)、
機器ステイタス部(2714)、レコード管理部(27
13)、そして、上述した、前機器アドレス8(271
2)と前機器アドレス2(2711)から構成される。
【0205】ここで、デバイスドライバ部(1715)
は、プリンタPT2(14)を駆動するためのドライバ
プログラムが格納されている。機器ステイタス部(27
14)には、プリンタPT2(14)の状態情報が格納
されている。また、レコード管理部(2713)には、
プリンタPT2(14)に関する各種情報、例えば、購
入日や故障ログ情報等が格納される。
【0206】また、(2720)、(2730)につい
ても、(2710)と同様のデータ構造を備えているた
め、説明を割愛する。
【0207】以上説明したデータ構造により、周辺装置
の情報データの追加あるいは削除が容易になる。
【0208】追加の処理に関しては、ホストコンピュー
タは、IPアドレスに対応する機器の機器ステイタスを
得ると、プリンタマネジャー(105)の機器状態管理
テーブル(図27参照)に、同一の機器ステイタスが接
続されていなければ、新たに該機器ステイタスを、前述
の前進ポインタと後進ポインタの変更により連鎖状につ
なげる。また、既に同管理テーブルに、同一の機器ステ
イタスが接続されていれば、ポインタの変更は行わず、
機器ステイタスのみの更新を行う。
【0209】尚、IPアドレスに対応する機器がLAN
上に接続されていない場合、または、電源が投入されて
いない場合は、応答がない為、プリンタマネジャー(1
05)の管理テーブル(図27参照)を検索し、IPア
ドレスに対応する機器の機器ステイタスがあれば、プリ
ンタマネジャー(105)の管理テーブル(図27参
照)から、上述したポインタを変更して該機器ステイタ
スを切り離す。
【0210】<システム制御>ホストコンピュータのア
プリケーションソフトウェアで作成しているデータをC
RT表示する場合は、該データは、ホストコンピュータ
のオペレーテイングシステム(101)に送られる。オ
ペレーテイングシステム(101)は、プリントファイ
ルが使用しているフォントタイプを基にプリントマネジ
ャーが最適化したプリント機器のフォントドライバーソ
フトウエアでCRTイメージに展開・ラスター化を行
う。そして該CRTイメージをCRTで表示する。
【0211】ホストコンピュータのアプリケーションソ
フトで作成したデータを、プリント出力する場合、該プ
リントファイルデータは、オペレーテイングシステム
(101)に送られる。オペレーテイングシステム(1
01)は、プリントファイルが使用しているフォントタ
イプを基にプリントマネジャーが最適化したプリント機
器で実行可能かどうか判断する。実行可能であれば、プ
リント機器から送られたフォントドライバーソフトウエ
アでプリントイメージに展開・ラスター化を行う。そし
て、該プリントイメージをネットワークを介して、前記
説明した選択基準で選択されたプリンタに転送する。
【0212】尚、このプリント状態は、プリントマネジ
ャー(105)を介して、GUI(107)表示するこ
とも可能である。
【0213】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても1つの機器から成る装置に適用し
ても良い。また、本発明は、システム或は装置にプログ
ラムを供給することによって達成される場合にも適用で
きることは言うまでもない。
【0214】以上説明したように、本実施形態の、少な
くとも1台以上の情報制御装置と、複数の周辺装置がネ
ットワークを介して相互に通信する情報処理システムに
おいて、各周辺装置に予め組み込まれた各周辺装置自身
の制御を行う情報制御装置側のデバイスドライバーソフ
トと、各周辺装置自身の状態情報を、情報制御装置側に
所定のタイミングで組み込むことで、容易に情報制御装
置から、各周辺装置を駆動することができる。
【0215】また、前記組み込みタイミングは、電源投
入時、リセット時、そしてアプリケーションソフトがプ
リント開始した時、プリンタのプリンタマネジャーが、
異常を検出した時、アプリケーションソフト起動時等で
あるため、ネットワーク上のトラフィックやCPUの負
担を増大させることなく、確実にデバイスドライバーと
状態情報を取り込むことができる。
【0216】この為、オペレーテイングシステム及びプ
リンタマネジャーソフトがあれば、どのような構成のシ
ステムであっても、本実施形態のネットワーク情報処理
システムを構成できる。
【0217】また、1台のホストコンピュータは、複数
のプリンタサーバの機能を有することが可能となり、ま
た、1台のプリンタは、複数のサーバのもとでも動作が
可能となる。
【0218】また、機器固有の状態や情報をデバイスド
ライバーソフトと同じ所定のタイミングで組み込むた
め、必要時に最新の状態や情報を得ることができる。こ
のため、使える機能がありながら、消耗材(例えば、印
刷用用紙)がないため使用できなくて、そのままのプリ
ントされないデータファイルが残ることを未然に防止す
ることが可能となる。
【0219】また、複数のデバイスドライバーソフトか
ら最適なデバイスドライバーソフトを選択して組み込む
ため、自動的にドライバーソフトが更新される。また、
システムリセット検知手段からの出力に応じたタイミン
グで、順次、各機器のデバイスドライバーソフトを情報
制御装置のデバイス制御ソフトに組み込むことが可能で
あるため、アプリケーションソフトを起動させなくても
早期なソフトの更新が可能となる。
【0220】また、プリンタなどの機器のリセットイベ
ントも、情報制御装置に伝えるため、情報制御機器は機
器のドライバーソフトを再度、組み込むことができる。
このため、機器の障害が情報制御機器に伝搬しても速や
かな対応が自動的にできる。
【0221】さらに、各機器に対してIPアドレスを送
出しても、所定の応答がない場合、情報制御機器が備え
る各機器の状態情報の内、その応答がない機器に関する
状態情報を速やかに削除するため、機器の選択を適正に
かつ高速に行うことができる。
【0222】機器の選択のためのパラメータとして、各
機器の物理的設置場所データ、実行状態、処理速度、印
字解像度、ランニングコスト、機器名、メーカ名等の各
種データを用いたため、きめの細かい最適な選択が可能
になる。
【0223】[第3の実施の形態]第3の実施形態では、
周辺装置の選択パラメータとして、さらに故障頻度を備
え、最も、故障頻度の少ない周辺装置を高優先に選択
し、確実な印刷やイメージデータ入力を実現する情報処
理システムを提供する。
【0224】全体のシステム構成や、各装置の構成、ホ
ストコンピュータに設定される各周辺機器の状態データ
のデータ構造等は、第1,第2の実施形態と同様である
ので、第3の実施形態で追加された処理部分に関して、
以下説明する。
【0225】周辺装置、即ち、ネットワーク上に接続さ
れたプリンタや複写機等において、故障が発生したり、
紙詰まり等の障害が発生した場合、その発生頻度を、各
周辺装置の不図示の書換可能な不揮発性メモリに格納す
る。そして、その発生頻度は、前述した機器ステイタス
がホストコンピュータに送られるタイミングで一緒に送
られる。
【0226】図28は、例えば、複写機での故障データ
収集フロールーチンの処理工程を示す。故障データ収集
フロールーチンは、複写機での主制御処理の合間に、定
期的にコールされる。このルーチンでは、コピー枚数が
10000枚となる間に、故障が何回発生するか計測を
行う。
【0227】尚、この処理ルーチンにエントリする前
に、本ルーチンで使用する変数名を説明する。これらの
各変数は、故障データ収集フロールーチンにエントリす
る前に、予めゼロに初期化されている。
【0228】1 "総コピー枚数": コピー枚数が10
000枚になるまでのカウント値を格納する変数であ
る。
【0229】2 "計測故障回数": コピー枚数が10
000枚になるまでの、故障の累積カウント値を格納す
る変数である。
【0230】3 "故障回数": コピー枚数が10
000枚になった時点での、故障累積数の結果値を示す
変数である。
【0231】4 "F": コピー枚数が10
000枚になったことを上位処理プログラムへ知らせる
フラグ変数である。
【0232】5 "総故障回数": いままでの故障回
数のトータル。
【0233】次に、図28を参照して、各ステップの処
理を説明する。
【0234】ステップS3011では、プリント用紙
が、複写機から排紙されたかどうか、即ち、1枚のコピ
ーが実行されたがどうかチェックする。排紙されれば、
ステップS3012へ進む。
【0235】ステップS3012では、機器ステイタス
の"総コピー枚数"を1カウントアップする。
【0236】ステップS3013では、"総コピー枚数"
が1万枚毎、つまり下位4桁が全てゼロであるかどうか
チェックして、ゼロであれば、ステップS3014へ進
み、"計測故障回数"を"故障回数"へ退避し、"計測故障
回数"を次の故障累積の開始のために初期化、即ち”
0”を設定する。また、ゼロでなければ、ステップS3
015へ進む。
【0237】ステップS3015では、紙詰まり等の故
障が発生したいるかどうかチェックする。故障が発生し
ていれば、ステップS3016へ進み、"計測故障回数"
を1カウントアップし、また、"総故障回数"を1カウン
トアップし、故障データ収集フロールーチンをコールし
た上位処理プログラムへ戻る。
【0238】故障データ収集フロールーチンから処理が
戻された上位処理プログラムでは、"F"が1であるかど
うかチェックし、1であれば、ホストコンピュータへそ
の故障データを送出する処理を行う。また、"F"をゼロ
に初期化する。
【0239】尚、以上の故障回数のカウント処理は、定
期的に、故障データ収集フロールーチン故障をコールし
て、故障回数をチェックしたが、この処理は、プリント
用紙の排紙と故障発生のイベントが発生した時、主制御
部61へ割り込みを発生し、それぞれ、コピー枚数の累
積処理ルーチン、故障回数累積処理ルーチンを呼び出し
て実行させることにより、単位コピー枚数ごとの故障回
数を計測してもよいことは、言うまでもない。
【0240】次に、ホストコンピュータで、各機器の故
障回数を入力して、最も故障回数の低い機器を選択する
選択ルーチンの処理工程を、図29を参照して説明す
る。
【0241】まず、変数名の説明を行う。
【0242】1 データ(X): X番目の機器から
入力した故障回数を格納する。
【0243】2 BUFF(X): X−1番目とX番
目の機器の故障回数を1対比較し、小さい方の故障回数
を格納する。
【0244】3 IPBF(X): X番目の機器のI
P番号を格納する。
【0245】ステップS3002では、初期値の故障回
数ダミーデータとして、BUFF(X)に9999回
と、各機器のダミーIP番号として、IPBF(X)を
999999と設定する。また、Xに1を設定する。
【0246】ステップS3003と、ステップS300
4では、複写機のIP番号と、1万枚毎の故障回数デー
タ(X)を読み込む。
【0247】ステップS3005では、BUFF(X)
と入力したデータ(X)を比較し、該データ(X)が低
い故障頻度であると、ステップS3006へ進み、その
データ(X)と機器IPをBUFF(X)及び、IPB
F(X)に格納する。
【0248】また、次の故障データに関して比較処理す
るため、Xを1カウントアップする。
【0249】ステップS3007では、選択対象の全て
の複写機について比較が終了したかどうかチェックし、
終了していなければステップS3003へ戻る。
【0250】ステップS3008では、IPBF(X)
に残ったIP番号の機器が、最も故障頻度が少ない機器
として選択され、CRTにその結果が表示される。
【0251】ホストコンピュータでは、この選択に基づ
いて、対応する機器に対してサービスを要求する。
【0252】次に、第3の実施形態の複写機での機器ス
テイタステーブルの構成を図30と図31に示す。図2
5、図26に示した複写機の機器ステイタステーブルに
対して、追加した項目は、故障回数をアップデートした
日時を記録する"アップデート日時"(5000)、コピ
ー枚数の累積合計を記録する"総コピー枚数"(500
1)、計測中の累積故障回数を記録する"計測故障回数"
(5002)、1000頁コピー単位での故障回数を記
録する"故障回数"(5003)、今までの累積故障回数
を記録する"総故障回数"(5004)、実行時の消費電
力を示す"消費電力"(5005)である。
【0253】尚、消費電力は、故障回数と同様に、複写
機選択のためのパラメータとなる。
【0254】次に、第3の実施形態のプリンタでの機器
ステイタステーブルの構成を図32と図33に示す。図
23、図24に示した複写機の機器ステイタステーブル
に対して、追加した項目は、故障回数をアップデートし
た日時を記録する"アップデート日時"(6000)、コ
ピー枚数の累積合計を記録する"総コピー枚数"(600
1)、計測中の累積故障回数を記録する"計測故障回数"
(6002)、1000頁コピー単位での故障回数を記
録する"故障回数"(6003)、今までの累積故障回数
を記録する"総故障回数"(6004)、実行時の消費電
力を示す"消費電力"(6005)である。
【0255】尚、消費電力は、故障回数と同様に、プリ
ンタ選択のためのパラメータとなる。
【0256】本実施形態の情報処理システムによれば、
故障への遭遇を最小限に抑えた、周辺装置の選択を行
い、選択された周辺装置でサービスすることができる。
【0257】また、ネットワーク上に接続された機器の
状態を把握できる構成により、ネットワーク上のリソー
スを有効に活用し、ネットワークシステムが持つ最大の
システム能力を引き出すことができる。
【0258】また、ユーザがネットワークシステム効率
を意識することなく、最適なリソースを自動的に選択す
ることができる。
【0259】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、周
辺処理装置から情報処理装置へとデバイスドライバを送
信することでネットワーク上に接続された周辺機器を効
率よく活用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ネットワークに接続されたホストコンピュー
タ、各種周辺機器の全体のシステム構成を示す図であ
る。
【図2】ホストコンピュータの構成を示す図である。
【図3】プリンタの構成を示す図である。
【図4】デジタル複写機の構成を示す図である。
【図5】ホストコンピュータのソフトウエア構成を示す
図である。
【図6】プリンタのソフトウエア構成を示す図である。
【図7】デジタル複写機のソフトウエア構成を示す図で
ある。
【図8】ホストコンピュータでの周辺装置に関する状態
入力設定処理を示すフローチャートである。
【図9】プリンタのイニシャライズ処理を示すフローチ
ャートである。
【図10】ホストコンピュータに対するプリンタの応答
を示すフローチャートである。
【図11】デジタル複写機のイニシャライズ処理を示す
フローチャートである。
【図12】ホストコンピュータに対するデジタル複写機
の応答を示すフローチャートである。
【図13】ホストコンピュータのソフトウエア構成を示
す図である。
【図14】デジタル複写機のイニシャライズ処理を示す
フローチャートである。
【図15】ホストコンピュータに対するデジタル複写機
の応答を示すフローチャートである。
【図16】ホストコンピュータのCRT上に表示された
周辺機器に関する一覧情報と各周辺機器毎の情報を表示
する各ウインドーを示す図である。
【図17】ホストコンピュータのCRT上に表示された
周辺機器に関する情報を示す図である。
【図18】ホストコンピュータのCRT上に表示された
プリンタPT1に関する情報を示す図である。
【図19】ホストコンピュータのCRT上に表示された
デジタル複写機1に関する情報を示す図である。
【図20】ホストコンピュータのCRT上に表示された
デジタル複写機2に関する情報を示す図である。
【図21】ホストコンピュータのCRT上に表示された
デジタル複写機に関する情報を示す図である。
【図22】ホストコンピュータの機器ステイタスを示す
図である。
【図23】プリンタの機器ステイタスを示す図である。
【図24】プリンタの機器ステイタスを示す図である。
【図25】デジタル複写機の機器ステイタスを示す図で
ある。
【図26】デジタル複写機の機器ステイタスを示す図で
ある。
【図27】ホストコンピュータでの各機器の状態管理デ
ータのデータ構造を示す図である。
【図28】複写機での故障データ収集フロールーチンの
処理工程を示す図である。
【図29】ホストコンピュータで、各機器の故障回数を
入力して、最も故障回数の低い機器を選択する選択ルー
チンの処理工程を示すフローチャートである。
【図30】第3の実施形態の複写機での機器ステイタス
テーブルの構成を示す図である。
【図31】第3の実施形態の複写機での機器ステイタス
テーブルの構成を示す図である。
【図32】第3の実施形態のプリンタでの機器ステイタ
ステーブルの構成を示す図である。
【図33】第3の実施形態のプリンタでの機器ステイタ
ステーブルの構成を示す図である。

Claims (34)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを介して外部装置と通信を
    行う周辺処理装置であって、該周辺処理装置を制御する
    ためのデバイスドライバを格納する記憶手段と、所定の
    タイミングでネットワーク上に前記デバイスドライバを
    送出すべき外部装置を問い合せる問い合わせ手段と、前
    記問い合わせ手段に応じて前記外部装置から応答が得ら
    れた場合に、前記記憶手段に格納されているデバイスド
    ライバをネットワークを介して前記外部装置に送出する
    送出手段とを有することを特徴とする周辺処理装置。
  2. 【請求項2】 前記周辺処理装置は、デジタル複写機で
    あることを特徴とする請求項1記載の周辺処理装置。
  3. 【請求項3】 前記問い合わせ手段は、IPアドレスを
    ネットワーク上に送出することにより前記外部装置を問
    い合せることを特徴とする請求項1記載の周辺処理装
    置。
  4. 【請求項4】 前記送出手段は、前記問い合わせ手段に
    応じて前記外部装置からMACアドレスを受け取った場
    合に、前記デバイスドライバを送出することを特徴とす
    る請求項1記載の周辺処理装置。
  5. 【請求項5】 前記送出手段により送出された前記デバ
    イスドライバを用いて生成された印刷データを受信し、
    該印刷データに基づいて印刷処理する印刷制御手段を更
    に有することを特徴とする請求項1記載の周辺処理装
    置。
  6. 【請求項6】 前記問い合わせ手段に応じて得られる外
    部装置からの応答に基づいてネットワークを介した前記
    外部装置への通信路を確保する確保手段を更に有するこ
    とを特徴とする請求項1記載の周辺処理装置。
  7. 【請求項7】 前記周辺処理装置の固有情報を記憶する
    固有情報記憶手段を更に有し、前記送出手段は、前記確
    保手段により確保されている通信路が切られる前に、前
    記デバイスドライバと前記固有情報とを1つの通信セッ
    ションで送出することを特徴とする請求項1記載の周辺
    処理装置。
  8. 【請求項8】 前記記憶手段は複数のデバイスドライバ
    を格納し、前記送出手段はネットワークを介して前記外
    部装置に該複数のデバイスドライバを送出することを特
    徴とする請求項1記載の周辺処理装置。
  9. 【請求項9】 前記所定のタイミングは、初期化のタイ
    ミングであることを特徴とする請求項1記載の周辺処理
    装置。
  10. 【請求項10】 ネットワークを介して外部装置と通信
    を行う周辺処理装置の制御方法であって、所定のタイミ
    ングでネットワーク上に前記周辺処理装置を制御するた
    めのデバイスドライバを送出すべき外部装置を問い合せ
    る問い合わせ工程と、前記問い合せに応じて前記外部装
    置から応答が得られた場合に、記憶手段に格納されてい
    るデバイスドライバをネットワークを介して前記外部装
    置に送出する送出工程とを有することを特徴とする周辺
    処理装置の制御方法。
  11. 【請求項11】 前記周辺処理装置は、デジタル複写機
    であることを特徴とする請求項10記載の周辺処理装置
    の制御方法。
  12. 【請求項12】 前記問い合わせ工程は、IPアドレス
    をネットワーク上に送出することにより前記外部装置を
    問い合せることを特徴とする請求項10記載の周辺処理
    装置の制御方法。
  13. 【請求項13】 前記送出工程は、前記問い合わせに応
    じて前記外部装置からMACアドレスを受け取った場合
    に、前記デバイスドライバを送出することを特徴とする
    請求項10記載の周辺処理装置の制御方法。
  14. 【請求項14】 前記送出工程により送出された前記デ
    バイスドライバを用いて生成された印刷データを受信
    し、該印刷データに基づいて印刷処理する印刷制御工程
    を更に有することを特徴とする請求項10記載の周辺処
    理装置の制御方法。
  15. 【請求項15】 前記問い合わせに応じて得られる外部
    装置からの応答に基づいてネットワークを介した前記外
    部装置への通信路を確保する確保工程を更に有すること
    を特徴とする請求項10記載の周辺処理装置の制御方
    法。
  16. 【請求項16】 前記送出工程は、前記確保工程により
    確保されている通信路が切られる前に、記憶された前記
    周辺処理装置の固有情報と前記デバイスドライバとを1
    つの通信セッションで送出することを特徴とする請求項
    10記載の周辺処理装置の制御方法。
  17. 【請求項17】 前記記憶手段には複数のデバイスドラ
    イバが格納され、前記送出工程はネットワークを介して
    前記外部装置に前記複数のデバイスドライバを送出する
    ことを特徴とする請求項10記載の周辺処理装置の制御
    方法。
  18. 【請求項18】 前記所定のタイミングは、初期化のタ
    イミングであることを特徴とする請求項10記載の周辺
    処理装置の制御方法。
  19. 【請求項19】 ネットワークを介して周辺処理装置と
    通信を行う情報処理装置であって、ネットワークを介し
    て周辺処理装置から問い合わせのIPアドレスを検出す
    る検出手段と、前記検出手段により問い合わせのIPア
    ドレスを検出した場合に、ネットワークを介した通信路
    を確保するために、前記情報処理装置のMACアドレス
    を前記周辺処理装置に送信する送信手段と、前記周辺処
    理装置から能動的に送信される前記周辺処理装置のデバ
    イスドライバを受信し、該デバイスドライバをオペレー
    ティングシステムの管理下に配置する配置手段とを有す
    ることを特徴とする情報処理装置。
  20. 【請求項20】 前記配置手段により配置された前記デ
    バイスドライバを用いて印刷データを生成し、前記周辺
    処理装置に前記ネットワークを介して送信する印刷デー
    タ送信手段を更に有することを特徴とする請求項19記
    載の情報処理装置。
  21. 【請求項21】 ネットワークを介して複数の周辺処理
    装置から前記周辺処理装置の固有情報を受信し、該固有
    情報に基づいて前記複数の周辺処理装置に関する情報を
    一括してGUI表示する表示制御手段を更に有すること
    を特徴とする請求項19記載の情報処理装置。
  22. 【請求項22】 前記表示制御手段により表示されてい
    るGUIを用いて、前記デバイスドライバを用いて生成
    される印刷データを出力すべき周辺処理装置を選択する
    選択手段を更に有することを特徴とする請求項21記載
    の情報処理装置。
  23. 【請求項23】 ネットワークを介して周辺処理装置と
    通信を行う情報処理装置の制御方法であって、ネットワ
    ークを介して周辺処理装置から問い合わせのIPアドレ
    スを検出する検出工程と、前記検出工程により問い合わ
    せのIPアドレスを検出した場合に、ネットワークを介
    した通信路を確保するために、前記情報処理装置のMA
    Cアドレスを前記周辺処理装置に送信する送信工程と、
    前記周辺処理装置から能動的に送信される前記周辺処理
    装置のデバイスドライバを受信し、該デバイスドライバ
    をオペレーティングシステムの管理下に配置する配置工
    程とを有することを特徴とする情報処理装置の制御方
    法。
  24. 【請求項24】 前記配置工程により配置された前記デ
    バイスドライバを用いて印刷データを生成し、前記周辺
    処理装置に前記ネットワークを介して送信する印刷デー
    タ送信工程を更に有することを特徴とする請求項23記
    載の情報処理装置の制御方法。
  25. 【請求項25】 ネットワークを介して複数の周辺処理
    装置から前記周辺処理装置の固有情報を受信し、該固有
    情報に基づいて前記複数の周辺処理装置に関する情報を
    一括してGUI表示する表示制御工程を更に有すること
    を特徴とする請求項23記載の情報処理装置の制御方
    法。
  26. 【請求項26】 前記表示制御工程により表示されてい
    るGUIを用いて、前記デバイスドライバを用いて生成
    される印刷データを出力すべき周辺処理装置を選択する
    選択工程を更に有することを特徴とする請求項25記載
    の情報処理装置の制御方法。
  27. 【請求項27】 ネットワークを介して複数の周辺処理
    装置と通信を行う情報処理装置であって、ネットワーク
    を介して該複数の周辺処理装置から固有情報を取得する
    取得手段と、前記取得手段により取得したそれぞれの固
    有情報に基づいて、前記複数の周辺処理装置をGUIに
    よる一括表示する表示制御手段と、前記周辺処理装置の
    固有情報に含まれる複数の項目の優先度を指示する指示
    手段とを有し、前記表示制御手段は、前記指示手段によ
    り指示される優先度に基づいて、前記GUIに一括表示
    される前記複数の周辺処理装置の表示順位の最適化を行
    うことを特徴とする情報処理装置。
  28. 【請求項28】 前記複数の周辺処理装置に対応する複
    数のデバイスドライバを格納する記憶手段と、前記指示
    手段により指示される優先度に基づいて印刷データを印
    刷すべき周辺処理装置を選択する選択手段と、前記選択
    手段により選択された周辺処理装置に対応するデバイス
    ドライバを用いて、前記周辺処理装置に対応する印刷デ
    ータを生成する生成手段を更に有することを特徴とする
    請求項27記載の情報処理装置。
  29. 【請求項29】 前記固有情報に含まれる複数の項目
    は、少なくとも待ち時間と場所を含むことを特徴とする
    請求項27記載の情報処理装置。
  30. 【請求項30】 前記表示制御手段は、前記複数の周辺
    処理装置を一括表示するGUIウィンドウとは別に、そ
    れぞれの周辺処理装置の固有情報を表示する複数のGU
    Iウィンドウを表示することを特徴とする請求項27記
    載の情報処理装置。
  31. 【請求項31】 ネットワークを介して複数の周辺処理
    装置と通信を行う情報処理装置の制御方法であって、ネ
    ットワークを介して該複数の周辺処理装置から固有情報
    を取得する取得工程と、前記取得工程により取得したそ
    れぞれの固有情報に基づいて、前記複数の周辺処理装置
    をGUIによる一括表示する表示制御工程と、前記周辺
    処理装置の固有情報に含まれる複数の項目の優先度を指
    示する指示工程とを有し、前記表示制御工程は、前記指
    示工程により指示される優先度に基づいて、前記GUI
    に一括表示される前記複数の周辺処理装置の表示順位の
    最適化を行うことを特徴とする情報処理装置の制御方
    法。
  32. 【請求項32】 前記指示工程により指示される優先度
    に基づいて印刷データを印刷すべき周辺処理装置を選択
    する選択工程と、前記複数の周辺処理装置に対応する複
    数のデバイスドライバのうち、前記選択工程により選択
    された周辺処理装置に対応するデバイスドライバを用い
    て、前記周辺処理装置に対応する印刷データを生成する
    生成工程を更に有することを特徴とする請求項31記載
    の情報処理装置の制御方法。
  33. 【請求項33】 前記固有情報に含まれる複数の項目
    は、少なくとも待ち時間と場所を含むことを特徴とする
    請求項31記載の情報処理装置の制御方法。
  34. 【請求項34】 前記表示制御工程は、前記複数の周辺
    処理装置を一括表示するGUIウィンドウとは別に、そ
    れぞれの周辺処理装置の固有情報を表示する複数のGU
    Iウィンドウを表示することを特徴とする請求項31記
    載の情報処理装置の制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100671153B1 (ko) * 2001-04-25 2007-01-17 엘지전자 주식회사 디바이스 드라이버 설치방법

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