JP2000214766A - ナビゲ―ション装置 - Google Patents

ナビゲ―ション装置

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JP2000214766A
JP2000214766A JP1436399A JP1436399A JP2000214766A JP 2000214766 A JP2000214766 A JP 2000214766A JP 1436399 A JP1436399 A JP 1436399A JP 1436399 A JP1436399 A JP 1436399A JP 2000214766 A JP2000214766 A JP 2000214766A
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road
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vehicle
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JP1436399A
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English (en)
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Mitsuhiro Kamoto
光宏 嘉本
Akira Kusakari
朗 草苅
Minoru Sato
実 佐藤
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Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】走行道路の勾配が容易に認識ができるナビゲー
ション装置を提供する。 【解決手段】車両の位置を検出する位置検出手段と、地
図情報が記憶された地図情報記憶手段と、位置検出手段
により検出した車両の位置と対応する地図情報記憶手段
より読み出した地図情報を表示する表示手段と、予め設
定された走行経路に沿って表示手段に地図情報に基づく
経路案内情報を表示して車両の走行案内を行うナビゲー
ション装置において、表示手段に道路景観を表示する場
合、表示対象である表示対象道路の上り坂または下り坂
に対応して表示手段に表示する道路画像の側部輪郭線を
異なる方向に湾曲させる湾曲手段を備え、勾配に応じて
道路画像の側部輪郭線の湾曲度を変化させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示画面上に道路
景観を3次元的に擬似表示して車両の走行案内を行うナ
ビゲーション装置に係り、特に、道路の勾配が認識し易
いナビゲーション装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両の走行案内を行うナビゲーション装
置では、走行案内地図として2次元(平面)地図表示を
行うものの他、運転者の視点の位置を変えて認識し易い
ように3次元(立体、または鳥瞰)地図表示を行うもの
や、走行中の道路を擬似的に表示し、そして道路沿いの
建物等を立体的に表示するものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来のナビゲーション装置においては、立体地図、鳥瞰地
図、または道路景観表示を行っても道路が上り坂か下り
坂か、また、勾配の程度が容易に判別できないという問
題があった。
【0004】本発明は、走行道路の勾配が容易に認識が
できるナビゲーション装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、車両の位置を検出する位置検出手段と、地
図情報が記憶された地図情報記憶手段と、前記位置検出
手段により検出した車両の位置と対応する前記地図情報
記憶手段より読み出した地図情報を表示する表示手段
と、予め設定された走行経路に沿って前記表示手段に前
記地図情報に基づく経路案内情報を表示して車両の走行
案内を行うナビゲーション装置において、前記表示手段
に道路景観を表示する場合、表示対象である表示対象道
路の上り坂または下り坂に対応して前記表示手段に表示
する道路画像の側部輪郭線を異なる方向に湾曲させる湾
曲手段を備えたことを特徴とするものである。
【0006】また、前記道路画像の側部輪郭線の湾曲度
を前記表示対象道路の勾配に応じて変化させることを特
徴とするものである。
【0007】また、車両の位置を検出する位置検出手段
と、地図情報が記憶された地図情報記憶手段と、前記位
置検出手段により検出した車両の位置と対応する前記地
図情報記憶手段より読み出した地図情報を表示する表示
手段と、予め設定された走行経路に沿って前記表示手段
に前記地図情報に基づく経路案内情報を表示して車両の
走行案内を行うナビゲーション装置において、前記表示
手段に道路景観を表示する場合、表示対象である表示対
象道路の上り坂または下り坂に対応して前記表示手段に
表示する道路画像に道路の延伸方向にグラデーションを
施すグラデーション手段を備えたことを特徴とするもの
である。
【0008】また、前記道路画像に施すグラデーション
の変化率を前記表示対象道路の勾配に応じて変化させる
ことを特徴とするものである。
【0009】また、車両の位置を検出する位置検出手段
と、地図情報が記憶された地図情報記憶手段と、前記位
置検出手段により検出した車両の位置と対応する前記地
図情報記憶手段より読み出した地図情報を表示する表示
手段と、予め設定された走行経路に沿って前記表示手段
に前記地図情報に基づく経路案内情報を表示して車両の
走行案内を行うナビゲーション装置において、前記表示
手段に道路景観を表示する場合、車両の進行方向を示す
矢印を道路画像に重畳表示すると共に、矢印の側部輪郭
線を表示対象である表示対象道路の上り坂または下り坂
に対応して異なる方向に湾曲させる矢印湾曲手段を備え
たことを特徴とするものである。
【0010】また、前記矢印湾曲手段により前記矢印の
側部輪郭線の湾曲度を前記表示対象道路の勾配に応じて
変化させることを特徴とするものである。
【0011】
【実施例】図1は本発明の第1の実施例のナビゲーショ
ン装置の構成を示すブロック図である。以下、図に従っ
て説明する。
【0012】11は人工衛星(GPS衛星)からの電波
を受信し、その受信信号から緯度、経度を算出するGP
S受信機である。12は車両の進行方向を検出するジャ
イロセンサ等の方位センサである。13は車両の走行距
離を検出する距離センサで、車軸の回転に同期したパル
スが出力される磁力式や光学式の回転数センサにより構
成される。14は地図情報が記録されたCD−ROMま
たはDVD(Digital Video Disk)
等の記録媒体及びその読取装置等からなる地図データベ
ースであり、道路勾配データも記憶されている。2はG
PS受信機11で算出された位置データ、方位センサ1
2や距離センサ13からのデータ及び地図データベース
14のデータを基に自車位置を特定する処理を行う現在
位置検出部21、入力された目的地までの走行経路を探
索する経路探索部22、探索された経路に沿って車両を
案内する経路案内部23よりなり、マイクロコンピュー
タ等で構成された制御部である。尚、制御部2は、地図
データベース14のデータを基に地図を表示部41に2
次元(平面)表示または3次元(立体、鳥瞰)表示した
り、走行中の道路(前方)等の景観の表示を行うための
処理を行う表示手段を有し、また地図データベース14
を基に表示すべき道路の道路勾配を算出する。31は目
的地設定、表示切換等の操作を行うための操作スイッチ
等からなる入力部である。41は制御部2からの信号に
基づき地図画像や案内画像等を表示する液晶表示パネル
等で構成された表示部である。42は制御部2からの指
示に基いて案内のための音声を合成し、スピーカ等で音
声案内を行うための音声出力部である。
【0013】図2は本発明の第1の実施例におけるナビ
ゲーション装置の制御部の行う処理のフローチャートで
ある。図3は本発明の第1の実施例のナビゲーション装
置の表示例を示す図で、(a)は平坦な道路表示、
(b)は緩やかな上り坂道路表示、(c)は急な上り坂
道路表示、(d)は緩やかな下り坂道路表示、(e)は
急な下り坂道路表示である。以下、図に従って説明す
る。尚、本例は、現在地点から前方の道路が平坦、上り
坂、下り坂のいずれであるか、また、その坂道の勾配の
程度に応じて表示部41に表示する道路エッジ(側部輪
郭線)の形状(通常は直線で表示されている)を変化さ
せるものである。また、本処理はナビゲーション装置に
より走行経路が設定された時点から開始する。
【0014】ステップS11では、地図の表示形態が何
かを判断して立体表示(以下、鳥瞰表示を含む)であれ
ばステップS12に移り、平面表示であればステップS
23に移る。つまり、ユーザが入力部31により指示し
た表示部41上に表示すべき地図の表示形態を判断す
る。ステップS12では、ナビゲーション装置(GPS
受信機11及び地図データベース14)により自車の現
在位置を検出してステップS13に移る。つまり、GP
S受信機11で受信した電波及び地図データベース14
に基づき現在位置検出部21において自車の現在位置を
検出する。尚、トンネル内等でGPS電波が受信できな
い時は、方位センサ12及び距離センサ13により現在
位置を検出する。
【0015】ステップS13では、表示形態が何かを判
断して景観表示であればステップS14に移り、地図表
示であればステップS24に移る。つまり、ユーザによ
る入力部31の操作状況(表示の選択)と位置情報(景
観を表示すべきか、地図を表示すべきかを位置により判
断、例えば交差点が接近すれば景観表示を行う等)によ
り表示部41上に表示すべき表示形態を判断する。ステ
ップS14では、道路勾配を算出してステップS15に
移る。走行経路は予め設定されているので、例えば、検
出した現在地と所定距離前方の2地点間の距離と標高差
を地図データベース14から読み出し道路勾配を算出す
る。
【0016】ステップS15では、道路勾配の状態を判
断して平坦(勾配が5%未満)であればステップS16
に移り、上り坂(勾配が5%以上)であればステップS
17に移り、下り坂(勾配が5%以上)であればステッ
プS18に移る。つまり、算出した道路勾配から3つに
区分する。
【0017】ステップS16では、道路エッジを直線で
表示して処理を終える。つまり、ユーザに走行中の道路
が平坦であることを認識させるために、図3(a)のご
とく道路のエッジ51を直線で表示する。
【0018】ステップS17では、勾配が10%以上で
あるか否かを判断して勾配が10%以上(急な上り坂)
であればステップS19に移り、勾配が10%未満(緩
やかな上り坂)であればステップS18に移る。つま
り、道路勾配が緩やかな上り坂であるか、急な上り坂で
あるかを勾配の数値から判断する。ステップS18で
は、道路エッジを内側に緩やかな湾曲表示をして処理を
終える。つまり、ユーザに走行中の道路が緩やかな上り
坂であることを認識させるために、図3(b)のごとく
道路のエッジ52を内側に緩やかに湾曲させて表示す
る。尚、道路エッジの湾曲開始点は道路の上り坂の開始
点に対応しており、図3(b)においては、交差点の手
前までは平坦、交差点の後上り坂になっている場合であ
る。従って、現在地点(車両位置)から上り坂になって
いる場合は画面の下端から湾曲が開始する。ステップS
19では、道路エッジを内側に大きな湾曲表示をして処
理を終える。つまり、ユーザに走行中の道路が急な上り
坂であることを認識させるために、図3(c)のごとく
道路のエッジ53を内側に大きく湾曲させて表示する。
【0019】ステップS20では、勾配が10%以上で
あるか否かを判断して勾配が10%以上(急な下り坂)
であればステップS22に移り、勾配が10%未満(緩
やかな下り坂)であればステップS21に移る。つま
り、道路勾配が緩やかな下り坂であるか、急な下り坂で
あるかを勾配の数値から判断する。ステップS21で
は、道路エッジを外側に緩やかな湾曲表示をして処理を
終える。つまり、ユーザに走行中の道路が緩やかな下り
坂であることを認識させるために、図3(d)のごとく
道路のエッジ54を外側に緩やかに湾曲させて表示す
る。ステップS22では、道路エッジを外側に大きな湾
曲表示をして処理を終える。つまり、ユーザに走行中の
道路が急な下り坂であることを認識させるために、図3
(e)のごとく道路のエッジ55を外側に大きく湾曲さ
せて表示する。
【0020】ステップS23では、平面地図表示を行い
処理を終える。つまり、立体表示や鳥瞰図表示が指示さ
れなかったので、通常の平面地図表示を行う。ステップ
S24では、立体地図表示を行い処理を終える。つま
り、道路、建物等を立体表示する。
【0021】以上のように本実施例では、ナビゲーショ
ン装置により走行道路の勾配を算出して、立体表示が指
示された時にはその地点における道路勾配に応じて道路
エッジの形状が変えられるので道路の上り、下り及び勾
配が容易に認識できる。尚、上り坂、下り坂が交互に現
れるような道路の場合には、道路エッジの湾曲を組み合
わせることにより、勾配の切り替わりも判りやすく表示
することが可能である。
【0022】図4は本発明の第2の実施例のナビゲーシ
ョン装置の制御部の行う処理のフローチャートである。
図5は本発明の第2の実施例のナビゲーション装置の表
示例を示す図で、(a)は平坦な道路表示、(b)は上
り坂道路表示、(c)は下り坂道路表示である。以下、
図に従って説明する。尚、本例は、現在地点から前方の
道路が平坦、上り坂、下り坂のいずれであるかにより表
示部41に表示する道路に奥行き方向に異なるグラデー
ションを施すものである。また、本処理はナビゲーショ
ン装置により走行経路が設定された時点から開始する。
また、ナビゲーション装置の構成は第1の実施例と同じ
であるので説明は省略する。
【0023】ステップS31では、地図の表示形態が何
かを判断して立体表示(以下、鳥瞰表示を含む)であれ
ばステップS32に移り、平面表示であればステップS
39に移る。つまり、ユーザが入力部31により指示し
た表示部41上に表示すべき地図の表示形態を判断す
る。ステップS32では、ナビゲーション装置(GPS
受信機11及び地図データベース14)により自車の現
在位置を検出してステップS33に移る。つまり、GP
S受信機11で受信した電波及び地図データベース14
に基づき現在位置検出部21において自車の現在位置を
検出する。
【0024】ステップS33では、表示形態が何かを判
断して表示形態が景観表示であればステップS34に移
り、表示形態が地図表示であればステップS40に移
る。つまり、ユーザによる入力部31の操作状況(表示
の選択)と位置情報(景観を表示すべきか、地図を表示
すべきかを位置により判断、例えば交差点が接近すれば
景観表示を行う等)により表示部41上に表示すべき表
示形態を判断する。ステップS34では、道路勾配を算
出してステップS35に移る。走行経路は予め設定され
ているので、例えば、検出した現在地と所定距離前方の
2地点間の距離と標高差を地図データベース14から読
み出し道路勾配を算出する。
【0025】ステップS35では、道路勾配の状態を判
断して平坦(勾配が5%未満)であればステップS36
に移り、上り坂(勾配が5%以上)であればステップS
37に移り、下り坂(勾配が5%以上)であればステッ
プS38に移る。つまり、算出した道路勾配から3つに
区分する。
【0026】ステップS36では、道路の奥行き方向に
普通にグラデーション表示して処理を終える。つまり、
ユーザに走行中の道路が平坦であることを認識させるた
めに、図5(a)のごとく画面に表示する道路を進行方
向に4分割(道路部分61〜64)して、手前の道路部
分61を最も明るく、遠方(道路部分64)に行くに従
って順次、濃度1、濃度2、濃度3、濃度4と暗くなる
ように表示する。
【0027】ステップS37では、道路の奥行き方向に
緩くグラデーション表示をして処理を終える。つまり、
ユーザに走行中の道路が上り坂であることを認識させる
ために、図5(b)のごとく画面に表示する道路を進行
方向に3分割(道路部分71〜73)して、手前の道路
部分71を最も明るく、遠方(道路部分73)に行くに
従って順次、濃度1、濃度2、濃度3と暗くなるように
表示する。尚、道路勾配に応じてグラデーションの程度
を変化するようにしてもよい(例えば、道路の上り勾配
が大きいときは濃度1と濃度2だけで表示する)。
【0028】ステップS38では、道路の奥行き方向に
鋭くグラデーション表示をして処理を終える。つまり、
ユーザに走行中の道路が下り坂であることを認識させる
ために、図5(c)のごとく画面に表示する道路を5分
割(道路部分81〜85)して、手前の道路部分81を
最も明るく、遠方(道路部分85)に行くに従って順
次、濃度1、濃度2、濃度3、濃度4、濃度5と暗くな
るように表示する。尚、道路勾配に応じてグラデーショ
ンの程度を変化するようにしてもよい(例えば、道路の
下り勾配が大きいときは濃度6、濃度7等を追加す
る)。
【0029】ステップS39では、平面地図表示を行い
処理を終える。つまり、立体表示や鳥瞰図表示が指示さ
れなかったので、通常の平面地図表示を行う。ステップ
S40では、立体地図表示を行い処理を終える。つま
り、道路、建物等を立体表示する。
【0030】以上のように本実施例では、ナビゲーショ
ン装置により走行道路の勾配を算出して、立体表示が指
示された時にはその地点における道路勾配に応じて表示
部41に表示する道路に奥行き方向に異なるグラデーシ
ョン、つまり、上り坂は緩いグラデーション、下り坂は
鋭いグラデーションで表示されるので道路の上り、下り
及び勾配が容易に認識できる。尚、上り坂、下り坂が交
互に現れるような道路の場合には、変化率の異なるグラ
デーションを組み合わせることにより、勾配の切り替わ
りも判りやすく表示することが可能である。また、本実
施例では、グラデーションの変化率を道路勾配により変
えるようにしたが、上り坂、下り坂によりグラデーショ
ンの方向(上り坂は遠方ほど明るく、下り坂は遠方ほど
暗くなるようなグラデーションとする)を変えるように
してもよく、さらにその道路勾配によりグラデーション
変化率も変えるようにしてもよい。
【0031】図6は本発明の第3の実施例のナビゲーシ
ョン装置の制御部の行う処理のフローチャートである。
図7は本発明の第3の実施例のナビゲーション装置の表
示例を示す図で、(a)は平坦な道路表示、(b)は上
り坂道路表示、(c)は下り坂道路表示である。以下、
図に従って説明する。尚、本例は、現在地点から前方の
道路が平坦、上り坂、下り坂のいずれであるかにより表
示部41に表示する道路に重畳される進路指示等を行う
矢印のエッジの形状(通常は直線で表示されている)を
変化させるものである。また、本処理はナビゲーション
装置により走行経路が設定された時点から開始する。ま
た、ナビゲーション装置の構成は第1の実施例と同じで
あるので説明は省略する。
【0032】ステップS41では、地図の表示形態が何
かを判断して立体表示(以下、鳥瞰表示を含む)であれ
ばステップS42に移り、平面表示であればステップS
49に移る。つまり、ユーザが入力部31により指示し
た表示部41上に表示すべき地図の表示形態を判断す
る。ステップS42では、ナビゲーション装置(GPS
受信機11及び地図データベース14)により自車の現
在位置を検出してステップS43に移る。つまり、GP
S受信機11で受信した電波及び地図データベース14
に基づき現在位置検出部21において自車の現在位置を
検出する。
【0033】ステップS43では、表示形態が何かを判
断して表示形態が景観表示であればステップS44に移
り、表示形態が地図表示であればステップS50に移
る。つまり、ユーザによる入力部31の操作状況(表示
の選択)と位置情報(景観を表示すべきか、地図を表示
すべきかを位置により判断、例えば交差点が接近すれば
景観表示を行う等)により表示部41上に表示すべき表
示形態を判断する。ステップS44では、道路勾配を算
出してステップS45に移る。走行経路は予め設定され
ているので、例えば、検出した現在地と所定距離前方の
2地点間の距離と標高差を地図データベース14から読
み出し道路勾配を算出する。
【0034】ステップS45では、道路勾配の状態を判
断して平坦(勾配が5%未満)であればステップS46
に移り、上り坂(勾配が5%以上)であればステップS
47に移り、下り坂(勾配が5%以上)であればステッ
プS48に移る。つまり、算出した道路勾配から3つに
区分する。
【0035】ステップS46では、道路上に重畳表示す
る矢印のエッジを直線で表示して処理を終える。つま
り、ユーザに走行中の道路が平坦であることを認識させ
るために、図7(a)のごとく矢印のエッジ91を直線
で表示する。
【0036】ステップS47では、道路上に重畳表示す
る矢印のエッジを内側に湾曲表示をして処理を終える。
つまり、ユーザに走行中の道路が上り坂であることを認
識させるために、図7(b)のごとく矢印のエッジ92
を内側に湾曲させて表示する。尚、道路勾配に応じて矢
印のエッジ93の湾曲度を変化するようにしてもよい
(例えば、勾配が大きい場合は湾曲度を大きくする)。
【0037】ステップS48では、道路上に重畳表示す
る矢印のエッジを外側に湾曲表示をして処理を終える。
つまり、ユーザに走行中の道路が下り坂であることを認
識させるために、図7(c)のごとく矢印のエッジ93
を外側に湾曲させて表示する。尚、道路勾配に応じて矢
印のエッジ93の湾曲度を変化するようにしてもよい
(例えば、勾配が大きい場合は湾曲度を大きくする)。
【0038】ステップS49では、平面地図表示を行い
処理を終える。つまり、立体表示や鳥瞰図表示が指示さ
れなかったので、通常の平面地図表示を行う。ステップ
S50では、立体地図表示を行い処理を終える。つま
り、道路、建物等を立体表示する。
【0039】以上のように本実施例では、ナビゲーショ
ン装置により走行道路の勾配を算出して、立体表示が指
示された時にはその地点における道路勾配に応じて道路
に重畳表示する矢印のエッジの形状が変えられるので道
路の上り、下り及び勾配が容易に認識できる。尚、上り
坂、下り坂が交互に現れるような道路の場合には、重畳
表示する矢印のエッジの湾曲を組み合わせることによ
り、勾配の切り替わりも判りやすく表示することが可能
である。また、矢印は2段(複数個)表示してもよい。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、走行
道路の勾配が容易に認識ができるナビゲーション装置が
提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のナビゲーション装置の
構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施例のナビゲーション装置の
制御部の行う処理のフローチャートである。
【図3】本発明の第1の実施例のナビゲーション装置の
表示例を示す図である。
【図4】本発明の第2の実施例のナビゲーション装置の
制御部の行う処理のフローチャートである。
【図5】本発明の第2の実施例のナビゲーション装置の
表示例を示す図である。
【図6】本発明の第3の実施例のナビゲーション装置の
制御部の行う処理のフローチャートである。
【図7】本発明の第3の実施例のナビゲーション装置の
表示例を示す図である。
【符号の説明】
11・・・・GPS受信機、 22・・・・経
路探索部、12・・・・方位センサ、 23
・・・・経路案内部、13・・・・距離センサ、
31・・・・入力部、14・・・・地図データベ
ース、 41・・・・表示部、2・・・・・制御
部、 42・・・・音声出力部、21・
・・・現在位置検出部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C032 HB06 HC22 HC23 HC27 HD04 2F029 AA02 AB01 AB07 AB13 AC03 AC09 AC14 AC16 AC18 5H180 AA01 BB04 BB13 CC12 FF04 FF05 FF22 FF23 FF24 FF25 FF32 FF33 FF35 FF38

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の位置を検出する位置検出手段と、
    地図情報が記憶された地図情報記憶手段と、前記位置検
    出手段により検出した車両の位置と対応する前記地図情
    報記憶手段より読み出した地図情報を表示する表示手段
    と、予め設定された走行経路に沿って前記表示手段に前
    記地図情報に基づく経路案内情報を表示して車両の走行
    案内を行うナビゲーション装置において、 前記表示手段に道路景観を表示する場合、表示対象であ
    る表示対象道路の上り坂または下り坂に対応して前記表
    示手段に表示する道路画像の側部輪郭線を異なる方向に
    湾曲させる湾曲手段を備えたことを特徴とするナビゲー
    ション装置。
  2. 【請求項2】 前記道路画像の側部輪郭線の湾曲度を前
    記表示対象道路の勾配に応じて変化させることを特徴と
    する請求項1記載のナビゲーション装置。
  3. 【請求項3】 車両の位置を検出する位置検出手段と、
    地図情報が記憶された地図情報記憶手段と、前記位置検
    出手段により検出した車両の位置と対応する前記地図情
    報記憶手段より読み出した地図情報を表示する表示手段
    と、予め設定された走行経路に沿って前記表示手段に前
    記地図情報に基づく経路案内情報を表示して車両の走行
    案内を行うナビゲーション装置において、 前記表示手段に道路景観を表示する場合、表示対象であ
    る表示対象道路の上り坂または下り坂に対応して前記表
    示手段に表示する道路画像に道路の延伸方向にグラデー
    ションを施すグラデーション手段を備えたことを特徴と
    するナビゲーション装置。
  4. 【請求項4】 前記道路画像に施すグラデーションの変
    化率を前記表示対象道路の勾配に応じて変化させること
    を特徴とする請求項3記載のナビゲーション装置。
  5. 【請求項5】 車両の位置を検出する位置検出手段と、
    地図情報が記憶された地図情報記憶手段と、前記位置検
    出手段により検出した車両の位置と対応する前記地図情
    報記憶手段より読み出した地図情報を表示する表示手段
    と、予め設定された走行経路に沿って前記表示手段に前
    記地図情報に基づく経路案内情報を表示して車両の走行
    案内を行うナビゲーション装置において、 前記表示手段に道路景観を表示する場合、車両の進行方
    向を示す矢印を道路画像に重畳表示すると共に、矢印の
    側部輪郭線を表示対象である表示対象道路の上り坂また
    は下り坂に対応して異なる方向に湾曲させる矢印湾曲手
    段を備えたことを特徴とするナビゲーション装置。
  6. 【請求項6】 前記矢印湾曲手段により前記矢印の側部
    輪郭線の湾曲度を前記表示対象道路の勾配に応じて変化
    させることを特徴とする請求項5記載のナビゲーション
    装置。
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