JP3298515B2 - ナビゲーション用地図表示装置 - Google Patents

ナビゲーション用地図表示装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ナビゲーション用
地図表示装置に関し、特に地図情報を俯瞰図(鳥瞰図)
にしてディスプレイに表示するナビゲーション用地図表
示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、地図情報を俯瞰図(=鳥瞰図)様
式でディスプレイに表示する表示装置がナビゲーション
システムに限らず、フライトシミュレータやコンピュー
タゲーム機に広く使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
俯瞰図表示を行う表示装置では、視点位置や視線方向を
固定して表示し、あるいは予め選択した視点位置、視線
方向によって表示するようにしているので、使用者が自
分の居る位置の近傍の勾配や自分の進行方向の勾配を直
感的に認識しにくい問題点があった。
【0004】またフライトシミュレータやコンピュータ
ゲーム機が採用している俯瞰図表示の方式は、飛行機の
機首の方向に応じて視点の方向を変化させているため、
操作しているプレーヤと地面との位置関係を明確に表現
することができている。しかしながら、表示形態は地形
によらず、もっぱら機首の方向に依存しているために、
地形情報を表現する表示形態にはなってはいない。なぜ
ならば、実際の自動車を運転している場合、ドライバの
目には登り勾配の道路では、平坦な道路を走行している
場合よりも視野が狭くなって、自分に近い位置の風景の
見える割合が大きくなり、逆に下り勾配の道路では、平
坦な道路を走行している場合よりも視野が広がり、自分
から遠く離れた位置の風景が広く見渡せるようになる
が、フライトシミュレータの場合には、表示態様がこれ
とは全く逆になるのである。
【0005】そこで、自動車の運転中の現実の風景の見
え方を俯瞰図形式で地図情報を表示する地図表示装置に
よって実現しようとすれば、自車両の勾配、あるいは前
方道路の勾配を推定して登り勾配であればディスプレイ
に表示される地表部分の面積を平坦地の場合よりも大き
くし、逆に下り勾配であればディスプレイに表示される
地表部分の面積を平坦地の場合よりも小さくすればよ
い。
【0006】本発明はこのような従来の技術的課題に鑑
みてなされたもので、使用者の居る位置の近傍の勾配あ
るいは自分の進行方向の勾配に基づいて、俯瞰図表示を
行う視点位置と視線方向を制御することにより、自車が
登り勾配にあれば視線の俯角を大きくすることによって
俯瞰図における近景の占める面積を大きくし、あるいは
空の占める面積を小さくし、逆に下り勾配にあれば視線
の俯角を小さくすることによって俯瞰図における遠景の
占める面積を大きくし、あるいは空の占める面積を大き
くすることによって、使用者が現実に自車の前方の風景
の見え方に良く一致した地図情報の表示ができるナビゲ
ーション用地図表示装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明のナビゲ
ーション用地図表示装置は、地図情報を俯瞰図にして表
示するディスプレイと、車両進行方向の領域の勾配を推
定する勾配推定手段と、前記勾配推定手段の推定する勾
配情報に基づき、俯瞰図表示を行う視点位置と視線方向
を、自車位置を固定したまま、登り勾配であるときには
視線の俯角を大きくし、下り勾配であるときには視線の
俯角を小さくして前記俯瞰図を前記ディスプレイに表示
する表示制御手段とを備えたものである。
【0008】請求項1の発明のナビゲーション用地図表
示装置では、勾配推定手段によって車両進行方向の領域
の勾配を推定し、表示制御手段がこの勾配情報に基づ
き、俯瞰図表示を行う視点位置と視線方向を自車位置を
固定したまま、登り勾配であるときには視線の俯角を大
きくした俯瞰図を、下り勾配であるときには視線の俯角
を小さくした俯瞰図をディスプレイに表示する。
【0009】これによって、使用者にとって自車の勾配
によって変化する前方の風景の見え方の変化に良く一致
した態様で変化する俯瞰図をディスプレイに表示するこ
とができ、地図表示装置が表示する地図情報を使用者に
直感的に認識させることができる。
【0010】請求項2の発明は、請求項1のナビゲーシ
ョン用地図表示装置において、前記勾配推定手段の推定
する勾配が登り勾配であるとき、前記ディスプレイに表
示する空の面積を小さくし、前記勾配が下り勾配である
とき、前記ディスプレイに表示する空の面積を大きくす
るようにしたものであり、使用者にとって自車の勾配に
よって変化する前方の地形と空の見え方の変化に良く一
致した態様で変化する俯瞰図をディスプレイに表示する
ことができ、地図表示装置が表示する地図情報を使用者
に直感的に認識させることができる。
【0011】請求項3の発明は、請求項2のナビゲーシ
ョン用表示装置において、前記ディスプレイに表示され
る俯瞰図に地平線が含まれる場合、前記地平線の端点
に、進行方向の勾配を示すメモリを表示するようにした
ものであり、使用者に勾配の急峻の度合いを容易に理解
させることができる。
【0012】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれ
ば、使用者にとって自車の勾配によって変化する前方の
風景の見え方の変化に良く一致した態様で変化する俯瞰
図をディスプレイに表示することができ、本発明のナビ
ゲーション用地図表示装置が表示する地図情報を使用者
に直感的に認識させることができる。
【0013】請求項2の発明によれば、使用者にとって
自車の勾配によって変化する前方の地形と空の見え方の
変化に良く一致した態様で変化する俯瞰図をディスプレ
イに表示することができ、本発明のナビゲーション用地
図表示装置が表示する地図情報を使用者に直感的に認識
させることができる。
【0014】請求項3の発明によれば、ディスプレイに
表示される俯瞰図に地平線が含まれる場合、その地平線
の端点に進行方向の勾配を示すメモリを表示することに
より、使用者に勾配の急峻の度合いを容易に理解させる
ことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて詳説する。図1はナビゲーション用地図表示装
置のハードウェア構成を示している。図1に示すよう
に、地図情報を記憶する記憶媒体1から指定された領域
の地図情報を読み出す地図情報記憶装置2、自車の絶対
位置を検出し、その位置を含む領域の地図情報を地図情
報記憶装置2から読み出し、所定の視点位置、視線方向
から見下ろした俯瞰図に変換し、自車位置マークを付加
した地図画像データにして出力するナビゲーション制御
装置3、このナビゲーション制御装置3が出力する地図
画像データを表示するディスプレイ4を備え、ナビゲー
ション制御装置3にはさらに、自車位置の絶対位置を検
出するGPSセンサ5、このGPSセンサ5の位置検出
を補佐するための方位センサ6及び速度センサ7が接続
されている。
【0016】ナビゲーション制御装置3の内部構成を図
2に基づいて説明する。GPSセンサ5の検出する測位
情報に基づき、自車位置や進行方向を特定する自車位置
・進行方向特定部101、この自車位置・進行方向特定
部101の特定した自車位置・進行方向の情報に基づ
き、自車位置の周辺を含む地図情報を地図情報記憶装置
2から読み出し、この読み出した地図情報に基づいて自
車付近や進行方向の勾配を計算する勾配計算部102、
この勾配計算部102が算出した勾配情報に基づいて、
俯瞰図表示を行う際の視点位置を決定する視点位置決定
部103、同じく俯瞰図表示を行う際の視線方向を決定
する視線方向決定部104、俯瞰図に書き加える空領域
のサイズを決定する空領域サイズ決定部105、視点位
置・視線方向の算出結果に基づいて描画領域を決定する
描画領域決定部106、これらの各部の演算結果に基づ
いてディスプレイ4の画面に表示する地図画像の描画情
報を生成して出力する描画情報生成部107を備えてい
る。尚、ナビゲーション制御装置3は上記の処理機能に
限らず、一般的なルート探索機能、ルートガイド機能な
どを備えているが、ここでは、本発明に直接関連しない
ため、詳しい説明は省略する。
【0017】次に、上記の構成のナビゲーション用地図
表示装置の動作を説明する。図3は第1の実施の形態の
ナビゲーション用地図表示装置の処理動作のフローチャ
ートを示している。自車位置・進行方向特定部101は
GPSセンサ5から測位情報としてその時の車両の位置
情報(緯度、経度)を周期的に入力し、複数回の位置情
報取得結果に基づいて自車の進行方向を特定し、勾配計
算部102に渡す(ステップS1)。
【0018】勾配計算部102では、自車位置・進行方
向特定部101が特性した現在自車位置と進行方向との
情報に基づき、地図情報記憶装置2から地図・地形情報
の必要部分を読み出し、地形の高度情報を参照する(ス
テップS2)。尚、地図情報記憶装置2に装着される地
図情報記憶媒体1には、(緯度、経度、高度)の形式で
一定間隔、例えば、25mメッシュの地形情報が記録さ
れている。そこで、勾配計算部102は、この地図情報
を参照して、自車の進行方向に延びる道路構成点に近い
点の地形情報、またルートガイド中であれば推奨経路の
構成点に近い点の高度情報を前方数100メートルの範
囲にわたって複数個抽出する。あるいは、自車の進行方
向に、ある面積を有する領域を設定し、その領域内の高
度情報を抽出する。
【0019】勾配計算部102はこうして取得した自車
位置周辺の複数の高度情報に基づき、進行方向の勾配を
計算する(ステップS3)。この計算には、例えば、道
のり方向の座標をx、その位置xの高度をh(x)で表
すとき、ステップS2で抽出した複数の高度情報のデー
タ系列h(x)に最小2乗近似によって直線を適合さ
せ、その傾きを勾配ωとする方法を使用する。
【0020】続いて、視点位置計算部103によって、
ステップS3で得られた進行方向の勾配ωに基づき、俯
瞰図表示を行う視点位置Oを決定する(ステップS
4)。この決定は、図4に示したようにして行う。すな
わち、視点位置Oは、自車位置Cを中心とする半径Rの
円弧上にあるとし、勾配ωが登りであるときには視点O
を前方に移動させ、勾配ωが下りであるときには視点O
を後方に移動させる。このときの移動量Aは、図5に示
すようなグラフをテーブル化したデータテーブルを参照
して行う。尚、このデータテーブルは視点位置計算部1
03内に予め登録しておくものとする。
【0021】次に、視線方向計算部104によって、俯
瞰図表示を行う視線方向θを決定する(ステップS
5)。これには、図4に示したように、自車位置C、視
点O、視線が地表面と交わる点をPとしたとき、常に∠
COP=δとなるように拘束して、視線方向を決定す
る。つまり、視点計算部103が視点をO′の位置に決
定した場合、∠CO′P′=δとなるように視線方向を
決定するのである。尚、この視点位置、視線方向の移動
は、登り勾配にあるときにはドライバの視野に占める地
表面の面積が増大し、下り勾配にあるときにはドライバ
の視野に占める地表面の面積が減少することをディスプ
レイ4に表示される地図上で表現するために行うもので
ある。
【0022】続いて図6及び図7に示したように、空領
域サイズ決定部105が、勾配計算部102がステップ
S3で決定した進行方向の勾配ωに基づき、ディスプレ
イ4の画面に地図画像と共に表示させる空領域のサイズ
を決定する(ステップS6)。すなわち、進行方向の勾
配ωが登りである場合、視線方向を平坦路面の場合より
も立て、空領域が小さくなるような描画データを作成
し、進行方向の勾配が下りである場合、視線方向を平坦
路面の場合よりも寝かせ、空領域が大きくなるような描
画データを作成する。具体的には、図6のグラフに示さ
れるような、進行方向の勾配ωに基づいて空領域サイズ
Sが一意に決定される関数のデータテーブルを空領域サ
イズ決定部105に持たせておき、そのデータテーブル
を参照して進行方向の勾配ωに対応する空領域サイズS
を決定するのである。
【0023】こうして、視点位置O、視線方向、空領域
サイズSが決定された後、描画領域決定部106によっ
てこれらのデータに基づき、描画領域を決定する(ステ
ップS7)。この描画領域の決定処理は、図8及び図9
に示すようにして行う。自車位置C、視線と地表面との
交点Pとは各々、図9に示すC点、P点に描画されるも
のとする。ここで、地図表示画面200上で、P点は地
図表示画面の中央に、C点はそのP点からpピクセル下
方の位置に描画するものとする。ただし、画面200の
縦方向はMピクセルであるとする。
【0024】このとき、地図画面200の上部にSピク
セルの空領域201を描画することから、P点〜描画す
る地表面最遠点Xの間を(M/2−S)ピクセル、自車
位置C〜描画する地表面最近点Yの間を(M/2−p)
ピクセルの中に描画することになる。点Pと点Cとの間
の距離がR・sinδ/ sinθになることから、上で説明し
たピクセル数の比例配分により、最遠点Xと中央点Pと
の間の距離は、
【数1】 となる。また、自車位置C点と最近点Yとの間の距離
は、
【数2】 となる。したがって、最遠点Xと最近点Yとに相当する
位置を特定し、その間の地図データを地図情報記憶装置
2から取得すればよいことになる。
【0025】続いて、描画情報生成部107はステップ
S7において取得した地図・地形情報を描画可能な形式
に変換する(ステップS8)。これは、図9に示した地
図上の各点(x,y)に、図8に示した描画領域の
(α,β)を対応付けることによって行う。すなわち、
地図上の点ア〜シにそれぞれ、地図データ上の点1〜1
2を対応付け、それらの線形補間によって地図上の他の
各点を対応付けるのである。
【0026】こうして描画情報が生成できれば、このデ
ータがディスプレイ4に出力され、ディスプレイ4はそ
の画面上に図9に示したような地図画像を表示する(ス
テップS9)。
【0027】この実施の形態の場合、自車位置からの進
行方向の勾配ωに応じて視点位置、視線方向を切り替
え、登り勾配であれば俯瞰図の俯角を平坦地形の場合よ
りも大きくとり、逆に下り勾配であれば俯瞰図の俯角を
小さくとるようにしたので、ディスプレイ4に表示され
る俯瞰図表示の地図画面は、図10に示すように進行方
向の勾配ωに応じて変化することになる。つまり、同図
(a)に示す平坦地の地図画面200−aに対して、登
り勾配であれば同図(b)に示すような画面200−b
となって、空領域201−bも平坦地形の場合の空領域
201−aよりも狭く表示され、逆に下り勾配であれ
ば、同図(c)に示すような画面200−cとなって、
空領域201−cは平坦地形の場合の空領域201−a
よりも広く表示される。
【0028】これにより、ドライバにとって実際の運転
中の前方の情景の見え方と、ナビゲーション用地図表示
装置のディスプレイ4に表示される地図画面200の表
示の態様とが良く一致し、地図画面が呈示する地形情報
を直感的に認識できるようになる。
【0029】次に、本発明の第2の実施の形態を図11
〜図13に基づいて説明する。第2の実施の形態のナビ
ゲーション用地図表示装置は、図11に示したナビゲー
ション制御装置3の内部構成において、空領域と地形領
域との境をなす地平線の端に勾配を示すゲージを作成す
るゲージ作成部108を追加的に備え、また描画情報生
成部107−1がディスプレイ4の画面に地図表示する
際に地平線の端に勾配のゲージを表示させるようにした
点にある。その他の構成は、図1及び図2に示した第1
の実施の形態と共通である。
【0030】次に、上記の構成の第2の実施の形態のナ
ビゲーション用地図表示装置の動作を、図12のフロー
チャートに基づいて説明する。自車位置・進行方向特定
部101が行う測位情報の取得、自車位置周辺の高度情
報の取得(ステップS1,S2)、勾配計算部102が
行う自車位置から進行方向の勾配ωの計算(ステップS
3)、視点位置計算部103が行う視点位置の決定(ス
テップS4)、視線方向計算部104が行う視線方向の
決定(ステップS5)、さらに空領域サイズ決定部10
5が行う空領域サイズSの決定(ステップS6)、描画
領域決定部106による描画領域の決定(ステップS
7)は第1の実施の形態と同じである。
【0031】そして、この描画領域の決定の後、第2の
実施の形態では図13に示すように、ゲージ作成部10
8が地図上に描画する勾配を表すゲージ210を作成
し、またこのゲージ210上で勾配を示す目盛り211
を描画する画像データを作成することによって行う(ス
テップS8−1)。
【0032】これに続いて、描画情報生成部107−1
は、ステップS7によって獲得した地図・地形情報を描
画可能な形式に変換する(ステップS8−2)。これ
は、第1の実施の形態において描画情報生成部107が
行うステップS8の処理と同じである。そして第2の実
施の形態の場合、これに加えて、ステップS8−1で作
成したゲージ210の描画データを重畳する処理も行
う。
【0033】こうして描画情報を作成すると、これをデ
ィスプレイ4に出力して図13に示すような俯瞰図表示
の地図画像220を表示させる(ステップS9)。この
第2の実施の形態の場合、平坦地形であれば、図13
(a)に示したように勾配ゲージ210の平坦目盛りの
位置に地平線205−aが表示される地図画像220−
aとなり、登り勾配であれば、同図(b)に示すように
その勾配ωの度合いに応じた長さの目盛り211が勾配
ゲージ210の登り勾配側に表示され、その目盛り21
1の先端の位置に地平線205−bが表示される地図画
像220−bとなり、逆に下り勾配であれば、同図
(c)に示すようにその勾配ωの度合いに応じた長さの
目盛り211が勾配ゲージ210の下り勾配側に表示さ
れ、その目盛り211の先端の位置に地平線205−c
が表示される地図画像220−cとなる。
【0034】これによって、第2の実施の形態では、第
1の実施の形態と同様に、ドライバにとって実際の運転
中の前方の情景の見え方と、ナビゲーション用地図表示
装置のディスプレイ4に表示される地図画面220の表
示の態様とが良く一致し、地図画面が呈示する地形情報
を直感的に認識できるようになり、これに加えて、地平
線205の位置を指針にして勾配の度合いを勾配ゲージ
210から読取ることができ、ドライバが容易に勾配の
度合いを認識できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のハードウェア構成
を示すブロック図。
【図2】上記の実施の形態におけるナビゲーション制御
装置の内部構成を示すブロック図。
【図3】上記の実施の形態による地図画像の表示処理の
フローチャート。
【図4】上記の実施の形態における視点位置の決定方法
を示す説明図。
【図5】上記の実施の形態における勾配の度合いと視点
の移動量との対応関係を示すグラフ。
【図6】上記の実施の形態における勾配の度合いと空領
域サイズとの対応関係を示すグラフ。
【図7】上記の実施の形態における空領域サイズの決定
方法を示す説明図。
【図8】上記の実施の形態における地図描画領域の決定
方法を示す説明図(1)。
【図9】上記の実施の形態における地図描画領域の決定
方法を示す説明図(2)。
【図10】上記の実施の形態による地図画像の描画例を
示す説明図。
【図11】本発明の第2の実施の形態におけるナビゲー
ション制御装置の内部構成を示すブロック図。
【図12】上記の実施の形態による地図画像の表示処理
フローチャート。
【図13】上記の実施の形態による地図画像の描画例を
示す説明図。
【符号の説明】
1 地図情報記憶媒体 2 地図情報記憶装置 3 ナビゲーション制御装置 4 ディスプレイ 5 GPSセンサ 101 自車位置・進行方向特定部 102 勾配計算部 103 視点位置計算部 104 視線方向計算部 105 空領域サイズ決定部 106 描画領域決定部 107 描画情報生成部 107−1 描画情報生成部 108 ゲージ作成部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−111137(JP,A) 特開 平10−103975(JP,A) 特開 平10−207351(JP,A) 特開 平10−312154(JP,A) 特開 平10−274537(JP,A) 特開2000−214766(JP,A) 特表 平8−500555(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G08G 1/0969 G01C 21/00 G09B 29/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地図情報を俯瞰図にして表示するディス
    プレイと、 車両進行方向の領域の勾配を推定する勾配推定手段と、 前記勾配推定手段の推定する勾配情報に基づき、俯瞰図
    表示を行う視点位置と視線方向を、自車位置を固定した
    まま、登り勾配であるときには視線の俯角を大きくし、
    下り勾配であるときには視線の俯角を小さくして前記俯
    瞰図を前記ディスプレイに表示する表示制御手段とを備
    えて成るナビゲーション用地図表示装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のナビゲーション用地図
    表示装置において、前記勾配推定手段の推定する勾配が
    登り勾配であるとき、前記ディスプレイに表示する空の
    面積を小さくし、前記勾配が下り勾配であるとき、前記
    ディスプレイに表示する空の面積を大きくすることを特
    徴とするナビゲーション用地図表示装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のナビゲーション用地図
    表示装置において、前記ディスプレイに表示される俯瞰
    図に地平線が含まれる場合、前記地平線の端点に、進行
    方向の勾配を示すメモリを表示することを特徴とするナ
    ビゲーション用地図表示装置。
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