JP2006058064A - 車両用表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 走行中の走路の勾配を容易に認識できる車両用表示装置を提供する。
【解決手段】 記憶媒体に格納された三次元の座標情報からなるデジタルマップデータに基づいて走路形状Rを投影表示する表示器2と、車両Aの現在位置を検出する位置検出手段17と、位置検出手段17により検出された車両Aの現在位置に基づいてデジタルマップデータを読み出して車両Aの前方側の走路形状Rを表示器2に投影表示させる制御手段15と、を備える車両用ヘッドアップディスプレイ装置であって、制御手段15は、表示器2に投影表示させる走路形状Rの高低差を強調して表示させるものである。
【選択図】 図3

Description

本発明は、表示手段に走路形状を表示する車両用表示装置に関するものである。
従来、車両用表示装置として、車両のフロントガラス(投影部材)に表示ユニット(表示手段)から発せられる光を表示像として投影して、虚像を表示するヘッドアップディスプレイ装置が知られている(特許文献1参照)。前記表示ユニットは、例えば、ハウジングに、液晶表示器等からなる表示器と、この表示器が発した前記表示像を反射させる反射鏡とを収容したものであり、車両のダッシュボード内に配設されるものである。前記表示ユニットが投射する前記表示像、前記フロントガラスにより運転者の視点に反射され、前記虚像が表示される。かかる構成によれば、前記フロントガラスに車速,エンジン回転数等の車両情報やナビゲーション情報等の各種情報を前記虚像として表示することが可能となる。
また、前述の車両用表示装置において、車両運転者の視点から見た前方の走路形状を表示するものが知られている(特許文献2参照)。かかる車両用表示装置によれば、運転者は、天候条件、走路のカーブ、周辺車両および建物などの影響で、実際の前記走路形状を目視し難い場合であっても、表示される前記走路形状から実際の走路の形状を把握することができる。
特開平11−310055号公報 特開2000−211452号公報
しかしながら、かかる車両用表示装置においては、カーブの曲がり具合や走路幅などの走路形状について効果的に表現できるものの、走路形状を表示像Lとして立体的に表現することが難しく、特に走路が上り坂か下り坂か、また勾配がどの程度か、を運転者が容易に判別できないという問題があった。
そこで本発明の目的は、上述した課題に着目してなされたものであり、走路の勾配を容易に認識できる車両用表示装置を提供することにある。
本発明の車両用表示装置は、請求項1に記載したように、地図情報記憶手段に格納された三次元情報からなる地図情報に基づいて走路形状を表示する表示手段と、車両の現在位置を検出する位置検出手段と、前記位置検出手段により検出された前記車両の現在位置に基づいて前記地図情報を読み出して前記車両の前方側の走路形状を前記表示手段に表示させる制御手段と、を備える車両用表示装置であって、前記制御手段は、前記表示手段に表示させる前記走路形状の高低差を強調して表示させることを特徴とするものである。
また、請求項2に記載したように、請求項1に記載の車両用表示装置において、前記制御手段は、高さ方向の縮尺を幅方向の縮尺より大きくしてなる走路形状を前記表示手段に表示してなることを特徴とするものである。
また、請求項3に記載したように、請求項1に記載の車両用表示装置において、前記制御手段は、前記表示手段に表示させる前記走路形状において、前記走路形状の勾配が下りから上りへの変化部分に仮想的に設けられる同じ高さの平面に対応する水平面表示部を表示させることを特徴とするものである。
また、請求項4に記載したように、請求項1に記載の車両用表示装置において、前記制御手段は、前記表示手段に表示させる前記走路形状において、前記走路形状の勾配が上りから下り,あるいは下りから上りへの変化部分を示す指標部を表示させることを特徴とするものである。
また、請求項5に記載したように、請求項4に記載の車両用表示装置において、前記制御手段は、前記変化部分に仮想的に設けられる所定領域の格子状の線形からなる前記指標部を表示させることを特徴とするものである。
また、請求項6に記載したように、請求項1に記載の車両用表示装置において、前記制御手段は、勾配に応じて設定された表示色にて前記走路形状を表示させることを特徴とするものである。
また、請求項7に記載したように、請求項1に記載の車両用表示装置において、前記表示手段は、前記車両のフロントガラスもしくはフロントガラスと運転者との間に設けられるコンバイナに、表示像を投影して表示するヘッドアップディスプレイからなることを特徴とするものである。
本発明は、車両に搭載される表示手段によって走路形状を表示する車両用表示装置に関するものであり、走路の勾配を容易に認識できる車両用表示装置を提供することが可能となる。
以下、本発明の車両用表示装置を車両用ヘッドアップディスプレイ装置に適用したものを例に挙げて、添付の図面に基づいて説明する。
図1および図2において、1は表示ユニットであり、車両Aのダッシュボード内に配設される。表示ユニット1が投射する表示像Lは、コンバイナ処理されたフロントガラスWにより運転者の視点Dの方向に反射され、虚像Vとして表示される。運転者は虚像Vを風景と重畳させて観察することができる。
2は表示器(表示手段)であり、この表示器2はTFT型の液晶表示素子およびバックライト手段からなるものである。3は回路基板であり、この回路基板3に表示器2が搭載されている。4は反射鏡であり、この反射鏡4は表示器2が発した表示像Lをフロントガラス側Wに反射させる。反射鏡4の反射面4aは凹面になっており、表示器2からの表示像Lを拡大してフロントガラスWに投射することができる。5は保持部材であり、反射鏡4は保持部材5に両面粘着テープにより接着されている。なお、表示器2は、液晶表示素子を備える構成に限定されるものではなく、例えば、有機EL表示パネルを備える構成であっても良い。
6はハウジングであり、このハウジング6には、表示器2,回路基板3,反射鏡4等が収容される。ハウジング6には表示像Lが通過する透光性カバー7が配設されている。透光性カバー7は、アクリル等の透光性樹脂からなるものであり、湾曲形状になっている。ハウジング6には遮光壁6aが設けられており、太陽光等の外光が表示器2に入射し虚像Vが見えにくくなる現象(ウォッシュアウト)を防止している。
図3は、車両用ヘッドアップディスプレイ装置の電気的な構成を示すブロック図である。車両用ヘッドアップディスプレイ装置は、車両Aに搭載され、速度センサ(車速検出手段)10と、GPS(Global Positioning System)装置11と、ジャイロセンサ12と、記憶媒体(地図情報記憶手段)13と、操作手段14と、制御手段15と、表示駆動回路16と、表示器2と、から主に構成されている。
速度センサ10は、車両Aの走行速度を検出するためのもので、車速に応じた信号を制御手段15に出力する。
GPS装置11は、自車位置(車両Aの現在位置)の緯度経度を求めるための装置であり、GPS用受信アンテナや増幅回路を備え、前記受信アンテナで受信した人工衛星からの位置情報である送信電波を高周波信号として増幅してなる信号を制御手段15に出力する。
ジャイロセンサ12は、車両Aの車体向き(進行方向)を検出するためのものであり、車両Aの方向変化に応じた信号を制御手段15へ出力する。
記憶媒体13は、CD−ROM、DVD−ROMあるいはハードディスク等によって構成され、地図データおよび走路形状を示すための三次元の座標情報(三次元情報)からなるデジタルマップデータ(地図情報)が記憶されており、前記デジタルマップデータは、制御手段15による後述する描画処理を行う際に使用される。なお、前記デジタルマップデータは、走路の形状を示す走路形状データ,高さを示す高さデータ,前記走路の左右(幅方向)の傾きを示す傾きデータ,前記走路の前後(長手方向)の傾き(勾配)を示す勾配データ、前記走路の曲率を示す曲率データ等を前記走路の所定位置(所定の経度緯度)毎に有している。
操作手段14は、選択キーや決定キー等の複数のスイッチを有するものであり、後述する走路形状画像(前記走路の各三次元の座標情報を描画処理したもの)の表示形態または表示設定を切り換えるものである。また、運転者は、前記表示設定として、前記走路形状画像の表示または非表示の選択、あるいは、前記走路形状画像を表示する際の各設定値等を、操作手段14を操作することによって、表示器2による表示内容を任意に設定することができる。
制御手段15は、マイクロコンピュータを適用でき、処理動作のプログラムが記憶されたROMと、演算値を一時的に記憶するRAMと、予め設定される各種設定値を記憶するEEPROMと、前記プログラムを実行するためのCPUと、入出力インターフェイス回路と、によって主に構成される。前記入出力インターフェイス回路は、速度センサ10、GPS装置11、ジャイロセンサ12、記憶媒体13、操作手段14や、後述する表示駆動回路16に対してそれぞれ電気的な接続関係をなすための回路である。制御手段15は、各機構(10〜14)からの入力および前記プログラムに基づいて、後述する表示駆動回路16に制御信号を出力し、表示器2に所望の表示を促すものである。
表示駆動回路16は、表示器2に表示用の信号を与えるための回路であり、ICまたはLSIにて構成される。表示駆動回路16は、制御手段15からの信号に基づいて所定の表示を行うように表示器2を駆動制御するものである。
表示器2は、TFT型の液晶表示素子およびバックライト手段からなり、表示像Lを発するように表示駆動回路16に駆動制御される。表示器2は、表示駆動回路16によって、走路形状画像など所望の表示形態を表示像LとしてフロントガラスWに投影するものである。
以上の構成によって、制御手段15は、速度センサ10、GPS装置11、ジャイロセンサ12から構成される位置検出手段17の信号に基づいて、車両位置座標および車両の向きを算出し、この車両の前方側(進行方向側)に対応する走路形状を、記憶媒体13に格納されたデジタルマップデータに基づいて、表示駆動回路16を介して、表示器2に表示させることができる。
次に、制御手段15による表示像Lの描画に関して、図4乃至図6を用いて説明する。
図4は、制御手段15による処理を示すものである。図5,6は、車両Aの前方側(進行方向側)の走路形状を表示像Lとして、表示ユニット1にてフロントガラス面に投影して表示する表示画面の例を示すものである。
制御手段15は、位置検出手段17からの信号に基づいて、車両位置座標および車両Aの進行方向を算出する(ステップS1)。この場合、制御手段15は、GPS装置11,速度センサ10,ジャイロセンサ12によって、車両位置座標を算出する。例えば、制御手段15は、GPS装置12を用いて、時間によって変化する車両Aの軌跡を求めることによって、車両Aの車両位置座標や進行方向を算出することができる。また、制御手段15は、速度センサ10やジャイロセンサ12からの信号に基づいて、車両Aの移動幅や車体向きから車両位置座標および進行方向を算出することができる。
次に、制御手段15は、車両位置座標に応じて視点座標を設定し、車両Aの進行方向に基づいて表示方向を設定する(ステップS2)。この場合、視点座標は、車両位置座標よりも15メートル高い位置に設定され、表示方向は、車両Aの進行方向と同じ方向に設定される。
次に、制御手段15は、記憶媒体13に格納されたデジタルマップデータにおいて、前記視点座標および表示方向に基づいて選択される三次元の座標情報を演算することによって走路形状を描画処理する(ステップS3)。この場合、視点座標から表示方向側に300メートル以内の三次元の座標情報について演算し、表示像Lが表示されるように描画処理する。
また、制御手段15は、前記描画処理された走路形状を走路形状画像として表示器2に表示させるように促す信号を表示駆動回路16に出力する(ステップS4)。
上述の処理を繰り返すことによって、車両Aが走行する度に更新される視点座標と三次元の座標情報とに基づいた走路形状を表示像LとしてフロントガラスWに投影することができる。例えば、図5,6に示すような走路形状RをフロントガラスWに投影することができる。
なお、制御手段15は、ステップS3の描画処理を行う際に、例えば、デジタルマップデータの三次元座標情報のうち、高さの座標値を2倍して換算することによって、縦方向(高さ方向)の縮尺を横方向(幅方向)の縮尺より大きくなるように描画処理する。したがって、表示される表示像Lにおいて、縦方向の座標の間隔が大きくなり、高低差の変化を大きく表示することができるため、走路形状Rの勾配の程度を強調することができる。
また、制御手段15は、ステップS3の描画処理を行う際に、例えば、図5,6に示すように、走路形状Rの勾配が下りから上りへの変化部分(ピーク部分)Pに接する仮想的な水平面を示す水平面表示部Mを、走路形状Rとともに表示させるように描画処理する。なお、水平面表示部Mは、ステップS2にて定まる視点座標から所定距離(例えば、10キロメータ)先まで表示されるものであり、前記所定距離離れた端部は、擬似的な水平線表示部Bとして表示される。
したがって、運転者は、表示像L全体に対する水平線表示部Bの位置を確認することによって、車両Aの走行中の走路の勾配を感覚的に認識させることができる。また、走路形状Rにおいて視点座標に対応する部分が傾斜している場合には、図6に示すように、斜めに表示された水平線表示部Bを有する水平面表示部Mとともに、走路形状Rを表示させることができる。したがって、運転者は、この水平線表示部Bの傾き具合によって、視点座標における走路の傾きの程度を判断することができる。なお、この水平面表示部Mは網状(ワイヤーフレーム状)に表示させることによって、走路形状Rとの比較を容易にすることもできる。
また、制御手段15は、ステップS3の描画処理を行う際に、仮想的な線形表示部(指標部)Kが走路形状Rとともに表示されるように描画処理される。制御手段15は、走路形状Rの勾配が下りから上りへの変化部分Pに接し、この変化部分Pが略中央に位置するような所定領域(例えば、縦,横それぞれ10メートル)の格子状の線形表示部Kを表示させる。なお、この線形表示部Kは、水平(同じ高さ)なものが描画され、この場合、水平面表示部M上に表示させるように描画処理される。
したがって、制御手段15は、前記所定領域の線形表示部Kを走路形状Rとともに表示させることによって、走路形状Rが下りから上りへ変化する変化部分Pの位置を示すことができる。また、表示像L全体に対する線形表示部Kの大きさを相対的に判断することによって、視点座標から変化部分Pまでの距離感を表現できるとともに、走路形状Rの走路幅を表現できる。すなわち、線形表示部Kの横線(幅方向の線)K1の長さや横線K1間の間隔によって、視点座標から変化部分Pまでの距離や高低差(角度)を感覚的に判断することができる。また、上述した水平線表示Bと同様に、線形表示部Kの傾き(横線K1の傾き)に応じて、視点座標における走路の傾きの程度を表現することができる。また、線形表示部Kの縦線(奥行き方向の線)K2の傾斜や間隔によって、表示像Lの奥行き感、走路形状Rの輪郭や走路幅を効果的に表現することができる。
また、制御手段15は、ステップS3の描画処理を行う際に、予め勾配の程度に応じて設定される表示色にて走路形状Rを表示させることができる。例えば、走路形状Rにおいて、下り勾配の部分R1は、赤色にて表示させるとともに、勾配が大きい程、濃い色の赤色にて表示させる。また、上り勾配の部分R2は、青色にて表示させるとともに、勾配が大きいほど濃い色の青色にて表示させる。なお、制御手段15は、この場合、デジタルマップデータの所定位置(所定の経度緯度)を通過し走路の輪郭と関係ない線(図5,6における走路の幅方向の線)を補助線R3として表示されてなる。制御手段15は、この補助線R3間の走路面毎に勾配データを抽出して、この勾配の程度に対応する表示色を前記走路面毎に着色してなる走路形状Rを描画処理する。なお、制御手段15は、この場合、勾配がほとんどない走路面部分を白色に着色して走路形状Lを描画処理し表示器2に投影表示させている。
したがって、運転者は、走路形状Rの表示色及びその濃淡の具合を視認することによって、走路が上り坂であるか下り坂であるか、あるいは勾配の程度を判断することができる。
かかる車両用ヘッドアップディスプレイ装置は、記憶媒体に格納された三次元の座標情報からなるデジタルマップデータに基づいて走路形状Rを投影表示する表示器2と、車両Aの現在位置を検出する位置検出手段17と、位置検出手段17により検出された車両Aの現在位置に基づいてデジタルマップデータを読み出して車両Aの前方側の走路形状Rを表示器2に投影表示させる制御手段15と、を備える車両用ヘッドアップディスプレイ装置であって、制御手段15は、表示器2に投影表示させる走路形状Rの高低差を強調して表示させるものである。
したがって、運転者は、表示器2が投影する表示像Lを視認することによって、勾配が強調して表示された走路形状を把握することが可能となるため、周囲の景色から走路の勾配を判断し難い場合であっても、走路が上り坂であるのか下り坂であるのかを瞬時に認識することができる。また、上述の車両用ヘッドアップディスプレイ装置は、車両Aの走路形状に対して、どの部分がどの程度の勾配であるのかを運転者に瞬時に認識させることができるため、運転者にとって車両Aの前方側の注意すべき走路形状を容易に把握することが可能なものとなる。
なお、上述した実施の形態においては、表示器2からの表示像Lは、フロントガラスWに投影されるものであったが、本発明における投影部材は本実施の形態に限定されるものではなく、例えば、車両のフロントガラス面あるいは車両のダッシュボード上に配設されるコンバイナに表示器からの表示像を投影させるものであってもよい。また、上述したヘッドアップディスプレイ方式ではなく、例えば、有機ELパネル,あるいは液晶パネルからなる表示手段を採用し、運転者が直接表示手段の表示を視認するものであってもよい。
また、上述した実施の形態では、線形表示部Bからなる指標部を表示することによって、走路が下りから上りへ変化する変化部分を示すものを例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、上りから下りへ変化する頂上部分を示すこともできる。この場合、矢印等のマークからなる指標にて前記頂上部分の位置を示すこともできる。
また、上述した実施の形態の記憶媒体13ではなく、例えば、記憶媒体として車両外に設けられるサーバーを適用し、無線通信によって前記サーバーに格納されるデジタルマップデータを適宜ダウンロードすることもできる。
本発明の実施形態である車両用ヘッドアップディスプレイ装置の表示手段の断面図。 同上実施の形態である車両用ヘッドアップディスプレイ装置の概略図。 同上車両用ヘッドアップディスプレイ装置のブロック図。 同上車両用ヘッドアップディスプレイ装置の処理手順を示す図。 同上車両用ヘッドアップディスプレイ装置の表示画像を示す図。 同上車両用ヘッドアップディスプレイ装置の表示画像を示す図。
符号の説明
2 表示器(表示手段)
13 記憶媒体(地図情報記憶手段)
15 制御手段
17 位置検出手段
M 水平面表示部
K 線形表示部(指標部)

Claims (7)

  1. 地図情報記憶手段に格納された三次元情報からなる地図情報に基づいて走路形状を表示する表示手段と、車両の現在位置を検出する位置検出手段と、前記位置検出手段により検出された前記車両の現在位置に基づいて前記地図情報を読み出して前記車両の前方側の走路形状を前記表示手段に表示させる制御手段と、を備える車両用表示装置であって、
    前記制御手段は、前記表示手段に表示させる前記走路形状の高低差を強調して表示させることを特徴とする車両用表示装置。
  2. 前記制御手段は、高さ方向の縮尺を幅方向の縮尺より大きくしてなる走路形状を前記表示手段に表示してなることを特徴とする請求項1に記載の車両用表示装置。
  3. 前記制御手段は、前記表示手段に表示させる前記走路形状において、前記走路形状の勾配が下りから上りへの変化部分に仮想的に設けられる同じ高さの平面に対応する水平面表示部を表示させることを特徴とする請求項1に記載の車両用表示装置。
  4. 前記制御手段は、前記表示手段に表示させる前記走路形状において、前記走路形状の勾配が上りから下り,あるいは下りから上りへの変化部分を示す指標部を表示させることを特徴とする請求項1に記載の車両用表示装置。
  5. 前記制御手段は、前記変化部分に仮想的に設けられる所定領域の格子状の線形からなる前記指標部を表示させることを特徴とする請求項4に記載の車両用表示装置。
  6. 前記制御手段は、勾配に応じて設定された表示色にて前記走路形状を表示させることを特徴とする請求項1に記載の車両用表示装置。
  7. 前記表示手段は、前記車両のフロントガラスもしくはフロントガラスと運転者との間に設けられるコンバイナに、表示像を投影して表示するヘッドアップディスプレイからなることを特徴とする請求項1に記載の車両用表示装置。
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