JP2000213622A - トランスミッション - Google Patents

トランスミッション

Info

Publication number
JP2000213622A
JP2000213622A JP11019257A JP1925799A JP2000213622A JP 2000213622 A JP2000213622 A JP 2000213622A JP 11019257 A JP11019257 A JP 11019257A JP 1925799 A JP1925799 A JP 1925799A JP 2000213622 A JP2000213622 A JP 2000213622A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear
planetary gear
transmission
shaft
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11019257A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4279928B2 (ja
Inventor
Michiaki Nagasaki
通亮 長崎
Kazuhiko Yano
和彦 矢野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanzaki Kokyukoki Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Kanzaki Kokyukoki Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kanzaki Kokyukoki Manufacturing Co Ltd filed Critical Kanzaki Kokyukoki Manufacturing Co Ltd
Priority to JP01925799A priority Critical patent/JP4279928B2/ja
Publication of JP2000213622A publication Critical patent/JP2000213622A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4279928B2 publication Critical patent/JP4279928B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Transmission Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 歯車摺動式変速装置の場合ミッションケース
が大きくなり、また、油圧式無段変速装置の場合、作動
油の漏れによって伝動効率が悪く、中立を得るための構
造が必要なり、コンパクト化が難しくなっていた。 【解決手段】 入力軸10上に前後進切替用の第一遊星
ギヤ式減速装置3を配置し、該第一遊星ギヤ式減速装置
の出力側より、割りプーリー式無段変速装置2と第二遊
星ギヤ式減速装置3に伝えて、この割りプーリー式無段
変速装置と第二遊星ギヤ式減速装置の出力を合成して出
力軸15に伝達するように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、前進と後進の切換
がスムースに行え、無段変速が可能で変速ショックが小
さい、コンパクトに構成したトランスミッションの構成
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、トラクタやコンバイン等の農
業作業車や、舶用の変速装置やバックホーや運搬車等の
建設作業車の変速装置には、歯車摺動式変速装置や油圧
式無段変速装置や割りプーリー式無段変速装置を使用し
て、走行速度や作業速度を変更する技術は公知となって
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、歯車摺動式変
速装置の場合、変速軸上に歯車とスライダが必要であ
り、この変速歯車に対して従動側の軸と歯車も必要とな
るため、変速段数が多くなるほどミッションケースも大
きくなり、コンパクト化が難しくなっていた。また、油
圧式無段変速装置の場合、油圧ポンプと油圧モータを流
体接続して、作動油の流量を変化させることによって変
速するために、作動油の漏れによって伝動効率が悪く、
中立を得るための構造も必要なる。また、割りプーリー
式無段変速装置の場合、エンジンが駆動している時には
常時回転しているので中立を出すことができず、停止時
からのスムースな発進が難しかったのである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するた
めの手段を説明する。即ち、入力軸上に前後進切替用の
第一遊星ギヤ式減速装置を配置し、該第一遊星ギヤ式減
速装置の出力側より、割りプーリー式無段変速装置と第
二遊星ギヤ式減速装置に伝えて、この割りプーリー式無
段変速装置と第二遊星ギヤ式減速装置の出力を合成して
出力軸に伝達するように構成した。
【0005】また、前記第一遊星ギヤ式減速装置の遊星
歯車を支持するキャリアと、インターナルギヤとの間に
固定アクチュエーターを配置し、該アクチュエーターの
作動により前記キャリアとインターナルギヤを固定し、
入力軸とキャリアを一体的に回転させて出力するように
した。
【0006】また、前記第一遊星ギヤ式減速装置のイン
ターナルギヤの外側にミッションケースへの固定アクチ
ュエーターを配置し、該アクチュエーターの作動により
遊星歯車を支持するキャリアより逆回転駆動力を出力す
るようにした。
【0007】また、前記第一遊星ギヤ式減速装置の出力
を第二遊星ギヤ式減速装置のインターナルギヤに伝える
と共に、前記第一遊星ギヤ式減速装置の出力を割りプー
リー式無段変速装置を介して第二遊星ギヤ式減速装置の
サンギヤに伝え、該第二遊星ギヤ式減速装置の遊星歯車
を支持するキャリアより出力軸へ動力を伝達するように
した。
【0008】また、前記第一遊星ギヤ式減速装置から割
りプーリー式無段変速装置への動力伝達経路途中に第一
クラッチ、割りプーリー式無段変速装置の従動軸とミッ
ションケースとの間に第二クラッチを設けたものであ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。図1は本発明の第一実施例のトランス
ミッションのスケルトン図、図2は同じく歯車の噛み合
いを示す側面模式図、図3はミッションケースの図2に
示すX−X展開断面図、図4は同じく図2に示すY−Y
展開断面図、図5は同じく図2に示すZ−Z展開断面
図、図6は第一遊星ギヤ式減速装置の噛み合いを示す後
面略図、図7は第二遊星ギヤ式減速装置の噛み合いを示
す後面略図、図8は本発明の第二実施例のトランスミッ
ションのスケルトン図、図9は同じく歯車の噛み合いを
示す側面模式図、図10はミッションケースの図9に示
すU−U展開断面図である。
【0010】まず、図1、図2、図3より本発明の大ト
ルク駆動用のトランスミッションの全体構成について説
明する。ミッションケース1内に割りプーリー式無段変
速装置2と、第一・第二遊星ギヤ式減速装置3・4と、
第一・第二クラッチ5・6と、デフ装置7が収納されて
いる。該ミッションケース1は左右割りに構成にされ
て、右側よりケース1a・1b・1c・1dを接合して
構成されている。このようにして、ミッションケース1
内に無段変速機構と減速機構を収納しているので、外部
より塵埃等の侵入がなく耐久性を向上でき、ケース内に
コンパクトに収納することができる。
【0011】前記ミッションケース1の上下左右略中央
に入力軸10が横架されて、ケース1aより一側(右
方)へ入力軸10が突出され、ベアリングを介して蓋体
9に回転自在に支持されている。該入力軸10の他側
(左側)は同一軸心上に配置した従動プーリー軸11の
端部を突き合わせて挿入して回転自在に支持し、該従動
プーリー軸11は左右中央部と左側がベアリングを介し
てケース1c・1dに回転自在に支持されている。ま
た、ミッションケース1には駆動プーリー軸12、ポン
プ軸19、伝動軸13、カウンター軸14、車軸15L
・15Rが横架され、前記伝動軸13上に第一クラッチ
5が配置され、従動プーリー軸11上に第二クラッチ6
が配置されている。そして、前記入力軸10と従動プー
リー軸11の間に第一遊星ギヤ式減速装置3が配置さ
れ、従動プーリー軸11の中途部上に第二遊星ギヤ式減
速装置4が配置され、入力軸10上にチャージポンプ5
5が配置されている。
【0012】次に、各部の構成を詳述する。図1〜図5
において、前記ミッションケース1より突出した入力軸
10の右端部には伝動軸等を介して図示しないエンジン
と接続されて動力が入力される。該入力軸10の内側
(左側)端部には第一サンギヤ23が形成され、図6に
示すように、該第一サンギヤ23は遊星歯車24と噛合
している。該遊星歯車24は入力軸10の左右中央上に
回転自在に支持したキャリア26の側面より突出した軸
27に回転自在に支持されている。更に、遊星歯車24
は遊星歯車25と噛合され、該遊星歯車25は前記キャ
リア26の側面より突出した軸28に回転自在に支持さ
れている。この遊星歯車24・25はキャリア26に複
数組(本実施例では三組)配置されている。
【0013】前記遊星歯車25は摩擦板29の内側に形
成したインターナルギヤ29aと噛合され、該摩擦板2
9の一側(右側)にはアクチュエーターとして第一ピス
トン31が配置され、該第一ピストン31は前記キャリ
ア26の外周部に形成したシリンダー部26aに取り付
けられている。該シリンダー部26a内にはキャリア2
6及びケース1a内部に形成した油路26b・1eを介
してポートaと連通されている。このポートaより圧油
を送油して、第一ピストン31を伸長させて摩擦板29
を圧接することによって、摩擦板29と遊星歯車24・
25とキャリア26・33が一体的に回転するようにな
り、遊星歯車24・25は回転(自転)できないため、
第一サンギヤ23とも一体的に回転するようになるので
ある。
【0014】また、前記摩擦板29の左側にはアクチュ
エーターとして第二ピストン32が配置され、該第二ピ
ストン32はケース1bに形成したシリンダー部1fに
収納され、該シリンダー部1fはケース1bに設けたポ
ートbに油路1gを介して連通され、該ポートbより圧
油を送油することによって第二ピストン32が伸長され
て、該第二ピストン32と摩擦板29が圧接されて、摩
擦板29がミッションケース1に固定され、入力軸10
の回転によって遊星歯車24・25が回転(自転及び公
転)してインターナルギヤ29aの内側を減速回転さ
れ、キャリア26・33は入力軸10と逆方向に回転さ
れるのである。
【0015】そして、該遊星歯車24・25を支持する
軸27・28の左側は前記第一ピストン31に対向する
ようにキャリア33に固定され、さらに、該キャリア3
3にギヤケース34が一体的に固定されている。このよ
うに入力軸10からの動力をギヤケース34に出力する
第一遊星ギヤ式減速装置3と、二つのアクチュエーター
31・32と摩擦板29等による前後進切替機構が構成
されている。
【0016】そして、前記ギヤケース34の他側(左
側)の内側にはインターナルギヤ35が形成され、図7
に示すように、該インターナルギヤ35は遊星歯車36
・36・36と噛合され、該遊星歯車36・36・36
は前記従動プーリー軸11の左右中央部に形成した第二
サンギヤ37と噛合されている。前記遊星歯車36・3
6・36はキャリア歯車39の側面より突出した軸38
・38・38に回動自在に支持され、該キャリア歯車3
9は前記従動プーリー軸11上に回転自在に支持されて
いる。このようにして第二遊星ギヤ式減速装置4が構成
されている。
【0017】また、前記ギヤケース34の外周には歯車
40が一体的に設けられ、該歯車40は図4に示すよう
に、ポンプ軸19上に一体的に設けた歯車41と噛合
し、該ポンプ軸19上にチャージポンプ55が配設され
ている。また、前記歯車41はクラッチ軸18上に一体
的に形成した歯車42と噛合され(図3)、該歯車42
には更にクラッチケース43が一体的に固設され、該ク
ラッチケース43内にピストン44を収納し、該クラッ
チケース43と伝動軸13の間に摩擦板45・46・・
・が交互に配置され、第一クラッチ5を構成している。
【0018】前記クラッチ軸18と伝動軸13は同一軸
心上に配置され、一方の端部が他方の端部を外嵌する構
成としており、両クラッチ軸18と伝動軸13の軸心部
には油路18a・13aが構成され、前記ピストン44
の背面側とケース1dに設けたポートcの間を連通する
構成としている。よって、このポートcより圧油を送油
すると、第一クラッチ5を「接」として歯車42から伝
動軸13に動力を伝えられるようにしている。
【0019】前記伝動軸13上には歯車47が一体的に
構成され、該歯車47は駆動プーリー軸12上に固設し
た歯車48と噛合していている。該駆動プーリー軸12
上には図5に示すように、一側の駆動割りプーリー17
aが駆動プーリー軸12と一体的に構成され、他側の駆
動割りプーリー17bは駆動プーリー軸12上に摺動自
在に外嵌され、該駆動割りプーリー17bの反対面はピ
ストン部17cに構成され、該ピストン部17cは前記
歯車48に形成されたシリンダー部48aに収納され、
該シリンダー部48aとピストン部17cの間にはバネ
49が介装され、駆動割りプーリー17の幅を狭める方
向に付勢している。
【0020】また、シリンダー部48a内は駆動プーリ
ー軸12の軸心部に穿設した油路12aと連通され、該
油路12aはケース1dに構成したポートfと連通さ
れ、該ポートfより圧油を送油することによって駆動割
りプーリー17a・17bの幅を狭くできるようにして
いる。
【0021】また、前記従動プーリー軸11と入力軸1
0は同一軸心上で対向して互いに回転自在に支持されて
おり、該従動プーリー軸11上には一方の従動割りプー
リー16aと一体的に形成され、他方の従動割りプーリ
ー16bは従動プーリー軸11上に摺動自在に外嵌さ
れ、該従動割りプーリー16bのベルト当接面と反対側
の面はピストンと兼用されている。即ち、従動プーリー
軸11上にはクラッチボス50が嵌合固定され、該クラ
ッチボス50にはシリンダー部が形成されて従動割りプ
ーリー16bを収納して、該従動プーリー16bをピス
トン部と兼用している。この従動割りプーリー16と前
記駆動割りプーリー17の間にベルト20が巻回され
て、動力を伝達可能としている。このようにして割りプ
ーリー式無段変速装置2を構成している。なお、ベルト
20は大トルクを伝達できるように金属ベルトが使用さ
れている。
【0022】そして、前記従動プーリー軸11の軸心部
にはプランジャ孔11aが穿設され、該プランジャ孔1
1a内にプランジャ51が摺動自在に挿入され、該プラ
ンジャ51の軸心部には油路51aが穿設され、一方は
前記シリンダー部内と連通され、他方はケース1dに設
けたポートeと連通されている。前記プランジャ51の
一端はバネ52によりプランジャ孔11aより突出する
方向に付勢され、他端はベアリングを介して摺動体53
と連結され、該摺動体53外周にはラック53aが形成
され、該ラック53aはケース1dに回転可能に収納し
た歯車54と噛合し、該歯車54の軸部はミッションケ
ース1外に突出して、該軸に変速アームを固定して、回
動操作できるようにしている。
【0023】前記変速アームを回動することによって、
プランジャ51が摺動され、プランジャ51の油路51
a途中に設けた吐出孔とピストン部(従動プーリー16
b)のボス部に設けた油孔が連通して圧油が送油され
て、従動プーリー16bが摺動され、前記吐出孔と油孔
がズレて閉じると摺動が停止され、任意の位置に従動プ
ーリー16bを摺動させてプーリー幅を変更できる構成
としている。
【0024】このようにして、アームを回動して従動割
りプーリー16の幅を狭くすると、ベルト37が接する
半径が大きくなり、駆動割りプーリー17がベルト20
と接する半径は小さくなって、従動プーリー軸11の回
転数は減少される。また、駆動割りプーリー17の幅を
狭めると、ベルト20が接する半径が大きくなり、従動
割りプーリー16とベルト20と接する半径は小さくな
り、従動プーリー軸11の回転数は増加されるのであ
る。こうして中立(N)から3速(3F)相当速度段ま
で無段階に変速できるようにしている。但し、歯車54
を回動する変速アームは図3に示すようにN〜3Fまで
の範囲で手動操作によって変速することも、または、変
速アームをアクチュエーターと連動連結して、センサー
等により変速アームの位置を検出して所望の回転数に制
御するように構成することもできる。
【0025】また、前記クラッチボス50の外周とケー
ス1dの内面との間には摩擦板60・61・・・が交互
に係合配置され、その一側のケース1dにはピストン6
2が配置されて第二クラッチ6を構成し、ケース1dに
設けたポートdより圧油を供給することによってピスト
ン62を摺動して第二クラッチ6を「接」として、従動
プーリー軸11を固定できるようにして、トップ速度段
に変速できるようにしている。
【0026】そして、前記キャリア歯車39はカウンタ
ー軸14上に構成した歯車56と噛合し、該カウンター
軸14上に構成した歯車57はデフ装置7のリングギヤ
59と噛合し、該デフ装置7より車軸15L・15Rに
動力を伝える構成としている。
【0027】また、前記ポンプ軸19上に設けたチャー
ジポンプ55から前記ポートa〜fへ圧油を供給可能と
しており、該チャージポンプ55とポートa〜f間には
それぞれ図示しない切換バルブが配置され、この切換バ
ルブを操作することによってクラッチを断接したり、割
りプーリーの幅を変更するための油圧を供給するように
している。
【0028】このような構成において、入力軸10が回
転し始めても第一、第二ピストン31・32が作動され
ていないと、摩擦板29が回転されるだけでギヤケース
34や従動プーリー軸11に動力が伝えられず、車軸1
5L・15Rは停止した状態となっている。即ち、中立
状態である。そしてこの時、切換バルブを切り換えてポ
ートaより圧油を供給してピストン31を伸長させて、
摩擦板29を圧接すると、摩擦板29と遊星歯車24・
25とキャリア26と第一サンギヤ23とも一体的に回
転するようになり、前進走行が可能となる。また、ポー
トbより圧油を送油して第二ピストン32を伸長して、
該第二ピストン32と摩擦板29を圧接し、摩擦板29
をミッションケース1に固定すると、入力軸10の回転
によって遊星歯車24・25が回転してインターナルギ
ヤ29aの内側を逆回転するようになり、後進走行が可
能となるのである。
【0029】そして、前進の状態において、ポートcよ
り圧油を送油して、第一クラッチ4を「接」とすると、
入力軸10に伝えられた動力は、遊星ギヤ式減速装置3
とギヤケース34を同時に回動し、該ギヤケース34か
ら第二遊星ギヤ式減速装置4の歯車40とインターナル
ギヤ35に伝え、該歯車40より歯車41→歯車42→
第一クラッチ5→伝動軸13→歯車47→歯車48→駆
動プーリー軸12→駆動割りプーリー17→ベルト20
→従動割りプーリー16→従動プーリー軸11→第二サ
ンギヤ37を回転駆動して第二遊星ギヤ式減速装置4に
伝える。該第二遊星ギヤ式減速装置4で減速された駆動
力がキャリア歯車39より歯車56→カウンター軸14
→歯車57→リングギヤ59と伝えてデフ装置7より左
右の車軸15L・15Rに伝えるのである。
【0030】前記第二遊星ギヤ式減速装置4において、
インターナルギヤ35と第二サンギヤ37の回転方向は
逆方向となるので、中立時にはインターナルギヤ35と
第二サンギヤ37の回転速度は同一として、遊星歯車3
6・36・36は自転はするが、公転はしないように設
定している。そして、図3における中立の状態から、前
記変速アームを回動して、歯車54を回動し、プランジ
ャ51を摺動させると、従動割りプーリー16a・16
bの幅が狭められ、駆動割りプーリー17a・17bの
幅は広げられて、徐々に従動プーリー軸11の回転が上
昇して出力軸15L・15Rの回転を無段階に上げるこ
とができ前進走行できる。本実施例では中立位置より3
速相当の回転数までの範囲で変速できるようにしてい
る。
【0031】また、トップ速度段の場合には、切換バル
ブを切り換えて、ポートcからの圧油の送油を停止し
て、第一クラッチ5を「断」とし、ポートdより圧油を
送油して第二クラッチ6を「接」とする。こうすること
によって、従動プーリー軸11はミッションケース1に
固定され、第二サンギヤ37が回転されず、また、第一
クラッチ5は「断」となっているので駆動プーリー軸1
2へは動力が伝えられず、割りプーリー式無段変速装置
2も回転されない。
【0032】従って、入力軸10からギヤケース34を
介して第二遊星ギヤ式減速装置4のインターナルギヤ3
5が回転され、第二サンギヤ37が停止しているので、
遊星歯車36・36・36が第二サンギヤ37の周囲を
自転しながら公転し、キャリア歯車39から歯車56へ
動力を伝え、該第二遊星ギヤ式減速装置4で減速され
て、前進方向に駆動される。よって、割りプーリー式無
段変速装置2が回転されずベルトが回転されないので、
ベルト20の寿命を長くすることかでき、動力の伝達効
率も上げることができる。
【0033】また、後進の場合には、切換バルブが切り
換えられてポートbより圧油が送油されて第二ピストン
32が摺動されて摩擦板29をケース1a側に押しつけ
て摩擦板29が回転できないように固定する。こうして
摩擦板29が固定されると、前述したように、第一遊星
ギヤ式減速装置3において、ギヤケース34が前記と逆
方向に回転するようになり、第一クラッチ4を「接」と
することによって、前進時と同様に動力が伝達されて、
変速レバーを回動して割りプーリー式無段変速装置2の
プーリー幅を変更して無段階に変速できるようにしてい
る。
【0034】次に、前後進切替と無段変速ができる小ト
ルク駆動用の第二実施例の構成を図8〜図10より説明
する。尚、同一部品は同じ符号を付して説明は省略す
る。この第二実施例は第一、第二クラッチを省いて更に
コンパクトに構成したのもであり、入力軸10の左右中
央上の蓋体9とケース1aの間にチャージポンプ55が
配設されている。また、入力軸10と駆動プーリー軸1
2’の間に前記第一実施例同様に第一遊星ギヤ式減速装
置3が配置されて、摩擦板29をケース1bに押圧して
保持する第二ピストン32はケース1a側に配置され、
該摩擦板29を押圧してキャリア26’に保持する第一
ピストン31は駆動プーリー軸12’上に固設したキャ
リア21’に形成したシリンダー部に収納されている。
キャリア26’はケース1aにベアリングを介して回転
自在に支持されている。
【0035】そして、前記キャリア21’にはシリンダ
ー部と連通する油路21a’が形成されて、該油路21
a’はケース1bに形成したポートaと連通され、前記
同様にaポートより圧油を送油すると、第二ピストン3
2が摺動されて摩擦板29を押圧して入力軸10と駆動
プーリー軸12’が一体的に回動して前進走行ができる
のである。また、前記第一ピストン31を収納するシリ
ンダー部はケース1aに形成したポートbと連通され、
該ポートbより圧油を送油すると、前記同様に摩擦板2
9がミッションケース1に固定されて逆転して後進走行
することができるのである。
【0036】前記駆動プーリー軸12’は一側の駆動割
りプーリー17aが駆動プーリー軸12’と一体的に構
成され、他側の駆動割りプーリー17bは駆動プーリー
軸12’上に摺動自在に外嵌され、該駆動割りプーリー
17bの反対面はピストン部17cに構成され、該ピス
トン部17cは駆動プーリー軸12’に外嵌固定された
歯車70のシリンダー部に収納され、該シリンダー部と
ピストン部17cの間にはバネ71が介装されている。
また、駆動プーリー軸12’の左側の軸心部には前記第
一実施例の従動プーリー軸11と同様に、プランジャ孔
を設けてプランジャ51が摺動自在に挿入され、該プラ
ンジャ51の軸心部には油路51aが穿設され、一方は
前記シリンダー部内と連通され、他方はケース1dに設
けたポートAと連通されている。そして、前記プランジ
ャ51は前記同様に歯車54を回動することによって摺
動され、圧油を送油して駆動割りプーリー17bを摺動
させてプーリー幅を変更できるようにしている。但し、
変速アームの駆動も前記同様であり、図10では手動式
を示している。
【0037】また、駆動プーリー軸12’の下方には従
動プーリー軸11’と伝動軸13’が同一軸心上に一体
的に固定されて、ベアリングを介してケース1b・1c
・1dに回転自在に支持され、該伝動軸13’上に一体
的に第二サンギヤ37が形成されて、前記第一実施例と
同様にキャリア歯車39に回転自在に支持された遊星歯
車36・36・36と噛合し、該遊星歯車36・36・
36の外側は歯車40’に形成したインターナルギヤ3
5’と噛合し、第二遊星ギヤ式減速装置4を構成してい
る。該歯車40’は前記歯車70と噛合している。前記
キャリア歯車39は前記従動プーリー軸11’上に回転
自在に支持され、該従動プーリー軸11’上には前記同
様に従動割りプーリー16a・16bが配置され、該従
動割りプーリー16a・16bと前記駆動割りプーリー
17a・17bとの間にベルト20が巻回され、割りプ
ーリー式段変速装置2が形成されて動力を伝達するよう
にしている。
【0038】そして、前記従動割りプーリー16bは従
動プーリー軸11’上に摺動自在に外嵌されてピストン
部とし、従動プーリー軸11’に固定されたシリンダー
ケース72と嵌合し、該シリンダーケース72内にバネ
が収納されて従動割りプーリー16の幅を狭める方向に
付勢している。また、シリンダーケース72内は前記従
動プーリー軸11’及び伝動軸13’の軸心部に穿設し
た油路11a’・13a’と連通され、該油路11a’
・13a’はケース1dに構成したポートBと連通さ
れ、該ポートBより圧油を供給することによって従動割
りプーリー16の幅を狭くできるようにしている。そし
て、前記キャリア歯車39は前記実施例と同様に歯車5
6と噛合してデフ装置7へ動力を伝える構成としてい
る。
【0039】以上のような構成において、まず、前進走
行の場合、切換バルブを切り換えてポートaより圧油を
供給して第一ピストン31を摺動させて摩擦板29をキ
ャリア26’と押圧させて入力軸10と駆動プーリー軸
12’と一体的に回転させて前進駆動とする。後進走行
の場合は、ポートbより圧油を供給して第二ピストン3
2を摺動させて摩擦板29をケース1bに押圧させて固
定することによって、駆動プーリー軸12’が逆回転と
なり後進駆動となる。そして、歯車54を回転させるこ
とによってトップ速位置まで無段階に変速できるのであ
る。
【0040】こうすることによって入力軸10に伝えら
れた動力は第一遊星ギヤ式減速装置3を介して駆動プー
リー軸12’に伝えて駆動割りプーリー17と歯車70
を駆動し、一方、駆動割りプーリー17よりベルト20
→従動割りプーリー16→従動プーリー軸11’→第二
サンギヤ37より第二遊星ギヤ式減速装置4に伝え、他
方、前記歯車70より歯車40を逆回転させてインター
ナルギヤ35に伝えて第二遊星ギヤ式減速装置4に伝え
る。該第二遊星ギヤ式減速装置4で減速されて、遊星歯
車36・36・36よりキャリア歯車39に伝え、歯車
56より→カウンター軸14→歯車57→リングギヤ5
9と伝えてデフ装置7より左右の車軸15L・15Rに
伝えるのである。そしてこの時、歯車54を回動操作す
ることによって、割りプーリー式無段変速装置2が変速
されて、走行速度を無段階で変更することができるので
ある。尚、中立(N)のときには従動プーリー軸11’
の回転とインターナルギヤ35の回転は互いに逆方向で
同速となり、遊星歯車36・36・36は自転はするが
公転せず出力軸15へは駆動力を伝達しないように構成
している。なお、ベルト20は常時作動されている。
【0041】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したので、次
のような効果を奏する。即ち、請求項1の如く、入力軸
上に前後進切替用の第一遊星ギヤ式減速装置を配置し、
該第一遊星ギヤ式減速装置の出力側より、割りプーリー
式無段変速装置と第二遊星ギヤ式減速装置に伝えて、こ
の割りプーリー式無段変速装置と第二遊星ギヤ式減速装
置の出力を合成して出力軸に伝達するように構成したの
で、無段変速装置と減速装置と前後進切替装置を備えた
トランスミッションをコンパクトに構成することがで
き、軽量化も図ることができる。
【0042】また、請求項2記載の如く、前記第一遊星
ギヤ式減速装置の遊星歯車を支持するキャリアと、イン
ターナルギヤとの間に固定アクチュエーターを配置し、
該アクチュエーターの作動により前記キャリアとインタ
ーナルギヤを固定し、入力軸とキャリアを一体的に回転
させて出力するようにしたので、前進切替の構成が簡単
となり、固定アクチュエーターも簡単に構成でき、トラ
ンスミッションのコンパクト化に貢献でき、軽量化も図
ることができる。
【0043】また、請求項3記載の如く、前記第一遊星
ギヤ式減速装置のインターナルギヤの外側にミッション
ケースへの固定アクチュエーターを配置し、該アクチュ
エーターの作動により遊星歯車を支持するキャリアより
逆回転駆動力を出力するようにしたので、後進切替の構
成が簡単となり、固定アクチュエーターも簡単に構成で
き、トランスミッションのコンパクト化に貢献でき、軽
量化も図ることができる。また、アクチュエーターを作
動させない状態では中立の状態であり、入力軸が回転し
ていても出力軸には動力が伝えられず、確実に中立位置
を確保でき、前後進切換が簡単に行え、そのショックも
小さくすることができる。
【0044】また、請求項4記載の如く、前記第一遊星
ギヤ式減速装置の出力を第二遊星ギヤ式減速装置のイン
ターナルギヤに伝えると共に、前記第一遊星ギヤ式減速
装置の出力を割りプーリー式無段変速装置を介して第二
遊星ギヤ式減速装置のサンギヤに伝え、該第二遊星ギヤ
式減速装置の遊星歯車を支持するキャリアより出力軸へ
動力を伝達するようにしたので、伝達機構が簡単な構成
となり、コンパクト化が図れると共に、減速比を大きく
とることが可能となり、低速から高速まで容易に無段変
速ができる。
【0045】また、請求項5記載の如く、前記第一遊星
ギヤ式減速装置から割りプーリー式無段変速装置への動
力伝達経路途中に第一クラッチ、割りプーリー式無段変
速装置の従動軸とミッションケースとの間に第二クラッ
チを設けたので、第一クラッチ及び第二クラッチを
「断」とすることによって、入力軸からの動力を割りプ
ーリー式無段変速装置を介さずに出力軸に伝えることが
できるようになり、伝達効率を上げることができて、エ
ネルギー損失を低下させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例のトランスミッションのス
ケルトン図である。
【図2】同じく歯車の噛み合いを示す側面模式図であ
る。
【図3】ミッションケースの図2に示すX−X展開断面
図である。
【図4】同じく図2に示すY−Y展開断面図である。
【図5】同じく図2に示すZ−Z展開断面図である。
【図6】第一遊星ギヤ式減速装置の噛み合いを示す後面
略図である。
【図7】第二遊星ギヤ式減速装置の噛み合いを示す後面
略図である。
【図8】本発明の第二実施例のトランスミッションのス
ケルトン図である。
【図9】同じく歯車の噛み合いを示す側面模式図であ
る。
【図10】ミッションケースの図9に示すU−U展開断
面図である。
【符号の説明】
1 ミッションケース 2 割りプーリー式無段変速装置 3 第一遊星ギヤ式減速装置 4 第二遊星ギヤ式減速装置 5 第一クラッチ 6 第二クラッチ 10 入力軸 11 従動プーリー軸 12 駆動プーリー軸 13 伝動軸 15 出力軸 25 遊星歯車 26 キャリア 29 摩擦板 29a インターナルギヤ 30 第一ピストン 31 第二ピストン

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力軸上に前後進切替用の第一遊星ギヤ
    式減速装置を配置し、該第一遊星ギヤ式減速装置の出力
    側より、割りプーリー式無段変速装置と第二遊星ギヤ式
    減速装置に伝えて、この割りプーリー式無段変速装置と
    第二遊星ギヤ式減速装置の出力を合成して出力軸に伝達
    するように構成したことを特徴とするトランスミッショ
    ン。
  2. 【請求項2】 前記第一遊星ギヤ式減速装置の遊星歯車
    を支持するキャリアと、インターナルギヤとの間に固定
    アクチュエーターを配置し、該アクチュエーターの作動
    により前記キャリアとインターナルギヤを固定し、入力
    軸とキャリアを一体的に回転させて出力するようにした
    ことを特徴とする請求項1記載のトランスミッション。
  3. 【請求項3】 前記第一遊星ギヤ式減速装置のインター
    ナルギヤの外側にミッションケースへの固定アクチュエ
    ーターを配置し、該アクチュエーターの作動により遊星
    歯車を支持するキャリアより逆回転駆動力を出力するよ
    うにしたことを特徴とする請求項1記載のトランスミッ
    ション。
  4. 【請求項4】 前記第一遊星ギヤ式減速装置の出力を第
    二遊星ギヤ式減速装置のインターナルギヤに伝えると共
    に、前記第一遊星ギヤ式減速装置の出力を割りプーリー
    式無段変速装置を介して第二遊星ギヤ式減速装置のサン
    ギヤに伝え、該第二遊星ギヤ式減速装置の遊星歯車を支
    持するキャリアより出力軸へ動力を伝達するようにした
    ことを特徴とする請求項1記載のトランスミッション。
  5. 【請求項5】 前記第一遊星ギヤ式減速装置から割りプ
    ーリー式無段変速装置への動力伝達経路途中に第一クラ
    ッチ、割りプーリー式無段変速装置の従動軸とミッショ
    ンケースとの間に第二クラッチを設けたことを特徴とす
    る請求項1記載のトランスミッション。
JP01925799A 1999-01-28 1999-01-28 トランスミッション Expired - Fee Related JP4279928B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP01925799A JP4279928B2 (ja) 1999-01-28 1999-01-28 トランスミッション

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP01925799A JP4279928B2 (ja) 1999-01-28 1999-01-28 トランスミッション

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000213622A true JP2000213622A (ja) 2000-08-02
JP4279928B2 JP4279928B2 (ja) 2009-06-17

Family

ID=11994389

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP01925799A Expired - Fee Related JP4279928B2 (ja) 1999-01-28 1999-01-28 トランスミッション

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4279928B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008516848A (ja) * 2004-10-20 2008-05-22 デーテーアイ グループ ビーヴィー 車両用駆動装置および変速器
WO2008147236A1 (fr) * 2007-05-28 2008-12-04 Ravil Gafievich Hadeev Convertisseur du rapport de transmission dépendant de la charge sur l'arbre
CN109356807A (zh) * 2018-11-01 2019-02-19 倍能科技(广州)有限公司 直齿式等阻能量回收装置
CN109838527A (zh) * 2017-11-24 2019-06-04 李正伟 烟包成型设备四轮的减速机构

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008516848A (ja) * 2004-10-20 2008-05-22 デーテーアイ グループ ビーヴィー 車両用駆動装置および変速器
WO2008147236A1 (fr) * 2007-05-28 2008-12-04 Ravil Gafievich Hadeev Convertisseur du rapport de transmission dépendant de la charge sur l'arbre
CN109838527A (zh) * 2017-11-24 2019-06-04 李正伟 烟包成型设备四轮的减速机构
CN109356807A (zh) * 2018-11-01 2019-02-19 倍能科技(广州)有限公司 直齿式等阻能量回收装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4279928B2 (ja) 2009-06-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101240817B1 (ko) 변속 전동 장치
JP5027521B2 (ja) 変速伝動装置
CN102317652B (zh) 动力传递装置
US5525115A (en) Mechanical transmission for drive wheels, especially for mobile work machines
CN102317653B (zh) 动力传递装置
JP3335179B2 (ja) 無段変速装置
CN215214622U (zh) 一种应用于农业机械的自动无级变速箱
JPS6340985B2 (ja)
JP4279928B2 (ja) トランスミッション
JPH04285354A (ja) 車両用変速装置
JPH05280627A (ja) 車両の動力伝達装置
JP4365463B2 (ja) トランスミッション
JP3932682B2 (ja) トロイダル式無段変速機
JP2008195334A (ja) 変速伝動装置
JPS60252870A (ja) ベルト式無段変速装置を備えた変速機
JP2000154861A (ja) トランスミッション
JP2000154855A (ja) トランスミッション
JP2012201264A (ja) 作業車両の油圧装置
JPH10288246A (ja) 歯車式変速装置
JP2001082573A (ja) トランスミッション
JP2001187586A (ja) 装軌車の走行装置
JP2011099546A (ja) 作業車両の変速装置
JPS60252867A (ja) ベルト式無段変速装置と補助変速装置を備えた変速機
KR100276915B1 (ko) 차량용무단변속기
JP2000304108A (ja) トランスミッション

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051116

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080814

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080819

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081002

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090310

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090313

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120319

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120319

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120319

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130319

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130319

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140319

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees