JP2000213621A - トロイダル型無段変速機 - Google Patents

トロイダル型無段変速機

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JP2000213621A
JP2000213621A JP11018259A JP1825999A JP2000213621A JP 2000213621 A JP2000213621 A JP 2000213621A JP 11018259 A JP11018259 A JP 11018259A JP 1825999 A JP1825999 A JP 1825999A JP 2000213621 A JP2000213621 A JP 2000213621A
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JP
Japan
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planetary gear
gear mechanism
shaft
continuously variable
variable transmission
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JP11018259A
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Ken Yamamoto
建 山本
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H37/00Combinations of mechanical gearings, not provided for in groups F16H1/00 - F16H35/00
    • F16H37/02Combinations of mechanical gearings, not provided for in groups F16H1/00 - F16H35/00 comprising essentially only toothed or friction gearings
    • F16H37/06Combinations of mechanical gearings, not provided for in groups F16H1/00 - F16H35/00 comprising essentially only toothed or friction gearings with a plurality of driving or driven shafts; with arrangements for dividing torque between two or more intermediate shafts
    • F16H37/08Combinations of mechanical gearings, not provided for in groups F16H1/00 - F16H35/00 comprising essentially only toothed or friction gearings with a plurality of driving or driven shafts; with arrangements for dividing torque between two or more intermediate shafts with differential gearing
    • F16H37/0833Combinations of mechanical gearings, not provided for in groups F16H1/00 - F16H35/00 comprising essentially only toothed or friction gearings with a plurality of driving or driven shafts; with arrangements for dividing torque between two or more intermediate shafts with differential gearing with arrangements for dividing torque between two or more intermediate shafts, i.e. with two or more internal power paths
    • F16H37/084Combinations of mechanical gearings, not provided for in groups F16H1/00 - F16H35/00 comprising essentially only toothed or friction gearings with a plurality of driving or driven shafts; with arrangements for dividing torque between two or more intermediate shafts with differential gearing with arrangements for dividing torque between two or more intermediate shafts, i.e. with two or more internal power paths at least one power path being a continuously variable transmission, i.e. CVT
    • F16H37/086CVT using two coaxial friction members cooperating with at least one intermediate friction member

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  • Transmission Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 変速機の大型化を抑制しながら動力循環モー
ドによる駆動力の伝達を行う。 【解決手段】 第1遊星歯車機構7をシングルピニオン
で構成する一方、第2遊星歯車機構8をダブルピニオン
で構成し、入力ディスク2と第2遊星歯車機構のリング
ギア8rとの間に動力循環クラッチ10を介装するとと
もに、出力ディスク3と第1遊星歯車機構7のサンギア
7sを結合し、固定軸15が第1遊星歯車機構7のキャ
リア7cを支持する一方、出力軸12と第2遊星歯車機
構8のキャリア8cとの間に直結クラッチ9が介装され
て、第2遊星歯車機構8のサンギア8sが出力軸12に
結合される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両などに採用さ
れる無段変速機、特にトロイダル型無段変速機の改良に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から車両用の自動変速機としてトロ
イダル型の無段変速機が知られており、このような無段
変速機の変速領域をさらに拡大するために、無段変速機
に一定変速機(または減速機)と遊星歯車機構を組み合
わせたものが知られており、例えば、特開平1−169
169号公報がある。
【0003】これは、入力軸101から駆動軸側と連結
したと出力軸106の間に、トロイダル型の無段変速機
1、変速機出力軸102、直結クラッチ103、遊星歯
車機構104、動力循環クラッチ105を同軸的に配置
するとともに、入力ディスク2と動力循環クラッチ10
9を連結するカウンタ軸107を平行に配置したもので
ある。
【0004】直結クラッチ103を締結する一方、動力
循環クラッチ105を解放した直結モードでは、入力軸
101から無段変速機1へ伝達された駆動力が、出力デ
ィスク3に結合した変速機出力軸102及び遊星歯車機
構104を介して出力軸106へ伝達され、入力軸10
1と出力軸106の速度比は、無段変速機1の変速比に
応じた値となる。
【0005】一方、動力循環クラッチ105を締結する
一方、直結クラッチ103を解放した動力循環モードで
は、入力軸101へ入力された駆動力は、無段変速機1
へ伝達される一方、カウンタ軸107を介して遊星歯車
機構104へ伝達され、カウンタ軸107の両端に設け
た歯車による変速比と、無段変速機1の変速比の差に応
じた速度比で出力軸106が回転する。
【0006】この動力循環モードでは、変速機へ入力さ
れた駆動力は、無段変速機1を通るものと、カウンタ軸
107を通るものに分割され、全ての駆動力が無段変速
機1を通る直結モードに比して、無段変速機1を通る駆
動力の割合を低減することで動力伝達効率の向上を図る
ことができる。
【0007】同様に、動力循環モードを用いて無段変速
機の動力伝達効率を向上させるものとして、「トラクシ
ョンドライブCVTを用いた動力循環型無段変速機の研
究」(日本機械学会第75期通常総会講演会資料集 平
成10年3月31日 日本機械学会編)の第225頁か
ら第227頁に開示されるものが知られている。
【0008】これは、図7に示すように、入力軸101
と出力軸106を平行に配設し、出力軸106側に遊星
歯車機構104を設けたものである。
【0009】入力軸101に加わる駆動力は、無段変速
機1とギア108(一定変速機)に分割され、無段変速
機1の出力は、歯車を介して出力軸106と同軸的に配
設された変速機出力軸102へ伝達され、さらに変速機
出力軸102は遊星歯車機構104のキャリアまたは直
結クラッチ103を介して出力軸106に伝達される。
なお、無段変速機1の出力側と、変速機出力軸102の
間には、回転方向を反転させるアイドラギア109が介
装される。
【0010】一方、入力軸101からギア108及び動
力循環クラッチ105を介して遊星歯車機構104のリ
ングギアへ伝達される。
【0011】直結モードでは、無段変速機1の変速比に
応じた回転数で出力軸106が駆動され、動力循環モー
ドでは、無段変速機1とギア108の変速比の差に応じ
た回転数で出力軸106が駆動されるものである。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記前
者の従来例にあっては、カウンタ軸107をトロイダル
型無段変速機1及び遊星歯車機構104の外側に配置す
る必要があるため、トロイダル型無段変速機の外径方向
に変速機が大型化し、重量の増大に加えて車両への搭載
性が低下するという問題があり、また、前記後者の従来
例では、トロイダル型無段変速機1と遊星歯車機構10
4が相互に干渉しないように、入力軸101と出力軸1
06の軸間距離を確保する必要があり、このため、歯車
108や109が大型化し、重量の増大に加えて車両へ
の搭載性が低下するという問題があった。
【0013】そこで本発明は、上記問題点に鑑みてなさ
れたもので、変速機の大型化を抑制しながら動力循環モ
ードによる駆動力の伝達を行うことを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、入力ディ
スクと出力ディスクの間に挟持されたパワーローラを傾
転させることで変速比を連続的に変更するトロイダル型
無段変速機と、前記入力ディスクまたは出力ディスクの
うちの一方と連結した第1の遊星歯車機構と、前記第1
遊星歯車機構と連結した入力ディスクまたは出力ディス
クのうちの他方と、第1の締結手段を介して選択的に連
結可能な第2の遊星歯車機構と、前記出力ディスクまた
は第2遊星歯車機構のうちの一方から出力軸に至る経路
の途中に介装された第2の締結手段とを備えたトロイダ
ル型無段変速機において、前記第1遊星歯車機構の回転
要素のひとつをケース側に固定する固定部材を設け、前
記第1及び第2遊星歯車機構を入出力ディスクと同軸的
に配置するとともに、前記第2遊星歯車機構を出力ディ
スクと第1遊星歯車機構との間に配設する。
【0015】また、第2の発明は、前記第1の発明にお
いて、前記入力ディスクが、第1のシャフトを介して第
1または第2の遊星歯車機構と連結する一方、前記出力
ディスクが、第2のシャフトを介して第1または第2の
遊星歯車機構の他方と連結し、前記第1シャフトが第2
シャフトの内周に配置される。
【0016】また、第3の発明は、前記第1の発明にお
いて、前記第1遊星歯車機構をシングルピニオンで構成
する一方、第2遊星歯車機構をダブルピニオンで構成
し、前記入力ディスクと第2遊星歯車機構のリングギア
との間に第1締結手段を介装するとともに、前記出力デ
ィスクと第1遊星歯車機構のサンギアを結合し、前記固
定部材が第1遊星歯車機構のキャリアを支持する一方、
出力軸と第2遊星歯車機構のキャリアとの間に前記第2
締結手段が介装されて、第2遊星歯車機構のサンギアが
出力軸に結合される。
【0017】また、第4の発明は、前記第3の発明にお
いて、前記第1遊星歯車機構のキャリアと第2遊星歯車
機構のリングギアとを選択的に締結する後退ブレーキを
備えたことを特徴とする請求項3に記載のトロイダル型
無段変速機。
【0018】また、第5の発明は、前記第1の発明にお
いて、前記第1及び第2遊星歯車機構をシングルピニオ
ンで構成し、前記入力ディスクと第1遊星歯車機構のサ
ンギアを結合するとともに、前記出力ディスクと第2遊
星歯車機構のサンギアを結合し、前記固定部材が第1遊
星歯車機構のキャリアを支持する一方、前記第1締結手
段が第1遊星歯車機構のリングギアと第2遊星歯車機構
のキャリアとの間に介装されて、前記出力軸に第2遊星
歯車機構のリングギアを形成するとともに、前記第2締
結手段が第2遊星歯車機構のうちの2つの回転要素を選
択的に締結する。
【0019】また、第6の発明は、前記第2の発明にお
いて、前記固定部材が、第1シャフトと第2シャフトの
間に介装されるとともに、一対のトラニオンを連結する
リンクの支持部材に結合される。
【0020】
【発明の効果】したがって、第1の発明は、第1締結手
段を締結すれば、第1遊星歯車機構で減速された入力デ
ィスクまたは出力ディスクの回転数と、他方のディスク
の回転数の差に応じて第2遊星歯車機構から出力軸へト
ルクが伝達される動力循環モードとなる一方、第2締結
手段を締結手段を締結すれば、パワーローラの傾転角に
応じた変速比で出力軸へトルクを伝達する直結モードと
なり、入出力ディスクと同軸上に第1及び第2遊星歯車
機構と第1及び第2締結手段を配設することが可能とな
って、前記従来例のようなカウンタ軸を用いることなく
動力循環モードと直結モードを使用することが可能とな
って、変速機の小型化を可能にしながら動力循環モード
を利用することができる。
【0021】また、第2の発明は、入力ディスクが、第
1のシャフトを介して第1または第2の遊星歯車機構と
連結する一方、前記出力ディスクが、第2のシャフトを
介して第1または第2の遊星歯車機構の他方と連結し、
第1シャフトが第2シャフトの内周に配置することで、
第1及び第2遊星歯車機構を同軸上に配置して変速機の
小型化を図ることができる。
【0022】また、第3の発明は、第1締結手段を締結
する一方、第2締結手段を解放すれば動力循環モードと
なって、入力ディスクと第2遊星歯車機構のリングギア
が結合される一方、出力ディスクの回転は第1遊星歯車
機構で減速されて第2遊星歯車機構のキャリアへ入力さ
れ、第2遊星歯車機構のリングギアとキャリアの回転数
の差が出力軸へ伝達される。一方、第1締結手段を解放
する一方、第2締結手段を締結すれば直結モードとなっ
て、第2遊星歯車機構のキャリアとサンギアが結合され
て、第1遊星歯車機構で減速された出力ディスクの回転
が第2遊星歯車機構のキャリアを介して出力軸へ伝達さ
れる。
【0023】また、第4の発明は、上記第3の発明にお
いて、第1遊星歯車機構のキャリアと第2遊星歯車機構
のリングギアとの間に設けた後退ブレーキを締結するこ
とで、出力軸を逆転させて車両を後退させることができ
る。
【0024】また、第5の発明は、第1締結手段を締結
する一方、第2締結手段を解放すれば動力循環モードと
なって、第1遊星歯車機構のリングギアと第2遊星歯車
機構のキャリアが結合される一方、出力ディスクの回転
は第2遊星歯車機構のサンギアへ入力され、第2遊星歯
車機構のサンギアとキャリアの回転数の差がリングギア
を介して出力軸へ伝達される。一方、第1締結手段を解
放する一方、第2締結手段を締結すれば直結モードとな
って、第2遊星歯車機構のキャリアとサンギアまたはサ
ンギアとリングギアが結合されて、出力ディスクの回転
がそのまま出力軸へ伝達される。
【0025】また、第6の発明は、前記固定部材が、第
1シャフトと第2シャフトの間に介装されるとともに、
一対のトラニオンを連結するリンクの支持部材に結合さ
れるため、トロイダル型無段変速機を構成する部材を共
用でき、部品点数の削減を図ることができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0027】図1は一対の入出力ディスク2、3を備え
たシングルキャビティのトロイダル型無段変速機を採用
した一例を示しており、入出力ディスク2、3の間に挟
持、押圧されるパワーローラ4の傾斜角(傾転角)に応
じて、連続的に変速比を変更可能に設定される。
【0028】入力ディスク2はローディングカム機構1
4を介して図示しないエンジンと連結し、ローディング
カム機構14が発生するエンジントルクに応じた軸方向
推力によって、パワーローラ4の挟持、押圧が行われ、
パワーローラ4の傾転に応じた変速比によって、出力デ
ィスク3が駆動される。
【0029】入力ディスク2は、内周側で第1シャフト
5に結合する一方、出力ディスク3は、内周側で第1遊
星歯車機構7のサンギア7sを備えた第2シャフト6に
結合し、これら第1及び第2シャフト5、6は同軸的に
配設されて、第2シャフト6は、第1シャフトの外周で
相対回転自在に支持される。
【0030】ここで、図示しない駆動軸側と連結した出
力軸12と出力ディスク3との間には、図中左側から順
に、ケース13に一端を結合した固定軸15(固定部
材)、直結クラッチ9(第2締結手段)、第2遊星歯車
機構8、第1遊星歯車機構7、後退ブレーキ11及び動
力循環クラッチ10(第1締結手段)が配設されてお
り、これら遊星歯車機構やクラッチは、出力ディスクに
面した出力軸12の端部内径を増大させた大径部12a
内に収装される。
【0031】固定軸15は、出力ディスク3側の一端を
ケース13へ固定するとともに、他端には中間軸17の
内周と選択的に締結可能な後退ブレーキ11を設け、こ
れら両端の間では第1及び第2シャフト5、6と平行に
形成されて、シングルピニオンで形成された第1遊星歯
車機構7のキャリア7cの軸を備える。
【0032】このキャリア7cは、第2シャフト6の端
部に配設されたサンギア7sと、中間軸16の一端に形
成されたリングギア7rにそれぞれ歯合する。
【0033】一端にリングギア7rを備えた中間軸16
は、大径部12aの内周で、第1シャフト5、第2シャ
フト6及び固定軸15に対して相対回転自在に支持され
ており、出力ディスク3側の他端には、大径部12aの
内周と選択的に締結可能な直結クラッチ9が設けられ
る。
【0034】そして、この中間軸16の途中には、第2
遊星歯車機構8を構成するダブルピニオンのキャリア8
cを軸支する軸部が形成される。
【0035】中間軸16と大径部12aの間には、各軸
に対して相対回転可能な中間軸17が配設され、この中
間軸17の出力ディスク3側の端部には第2遊星歯車機
構8のリングギア8rが形成される一方、他端には第1
シャフト5の端部と選択的に締結可能な動力循環クラッ
チ10が配設され、これら両端の途中では、上記固定軸
15に設けた後退ブレーキ11と選択的に締結する。
【0036】ここで、第2遊星歯車機構8のサンギア8
sは、出力軸12の大径部12aを内周へ向けて屈曲さ
せた端部に取り付けられて、出力軸12と一体となって
回転する。
【0037】したがって、第2遊星歯車機構8と第1遊
星歯車機構7の間では、内周側から第1シャフト5、第
2シャフト6、固定軸15、中間軸16、中間軸17、
そして出力軸12の大径部12aの順に配設されて、6
重の軸状部材で構成される。
【0038】以上のように構成されて、次に作用につい
て説明する。
【0039】入力ディスク2へ伝達されたエンジンのト
ルクは、直結クラッチ9、動力循環クラッチ10の締結
状態に応じて出力軸12へ伝達され、また、後退ブレー
キ11の締結状態に応じて出力軸12の回転方向が切り
換えられる。
【0040】まず、直結クラッチ9を締結する一方、動
力循環クラッチ10を解放し、後退ブレーキ11を解放
した、直結モードの前進時では、動力循環クラッチ10
が解放されているため、第1シャフト5へ入力されたエ
ンジントルクは第1及び第2遊星歯車機構7、8へ伝達
されることはなく、出力ディスク3から第2シャフトへ
伝達されたトルクによって出力軸12の駆動が行われ
る。
【0041】出力ディスク3及び第2シャフト6は、パ
ワーローラ4の傾転に応じた変速比で駆動され、第2シ
ャフト6の端部に形成されたサンギア7sは、第1遊星
歯車機構7のサンギア7sとリングギア7rのギア比に
応じて、リングギア7rを駆動する。なお、シングルピ
ニオンのキャリア7cは、固定軸15に軸支されている
ため、公転することはなく、サンギア7sからリングギ
ア7rへトルクの伝達を行う。
【0042】中間軸16はリングギア7rの速度に応じ
て回転し、端部に設けた直結クラッチ9が締結されてい
るため、出力軸12は第1遊星歯車機構7のリングギア
7rと同一の速度で回転し、駆動輪へトルクの伝達を行
う。
【0043】ここで、入力ディスク2と出力ディスク3
の速度比をトロイダル型無段変速機の単体の変速比であ
るCVT比をicとすると、ic=入力ディスク回転数
/出力ディスク回転数で表される。
【0044】そして、入力ディスク2と出力軸12の速
度比を無段変速機全体の変速比であるスルー変速比をi
iとすると、ii=入力ディスク回転数/出力軸12の
回転数数で表される。
【0045】したがって、図2に示すように、直結モー
ドのときの無段変速機全体のスルー変速比iiは、パワ
ーローラ4で設定したCVT比icに応じて変化し、C
VT比icがLo側(大側)になれば、スルー変速比i
iもLo側になり、逆に、CVT比icがHi側になれ
ば、スルー変速比iiもHi側に設定される。
【0046】一方、直結クラッチ9を解放する一方、動
力循環クラッチ10を締結し、後退ブレーキ11を解放
した、動力循環モードの前進時では、動力循環クラッチ
10が締結されているため、第1シャフト5へ入力され
たエンジントルクは第2遊星歯車機構8へ伝達され、出
力ディスク3から第2シャフトへ伝達されたトルクと第
1シャフト5のトルクによって出力軸12の駆動が行わ
れる。
【0047】出力ディスク3及び第2シャフト6は、上
記直結モードと同様に、パワーローラ4の傾転に応じた
変速比で駆動され、第2シャフト6の端部に形成された
サンギア7sは、第1遊星歯車機構7のサンギア7sと
リングギア7rのギア比に応じて、リングギア7rを駆
動する。
【0048】そして、中間軸16は、直結クラッチ9が
解放されているため、リングギア7rの速度に応じて第
2遊星歯車機構8のキャリア8cが回転する。
【0049】一方、中間軸17に配設されて動力循環ク
ラッチ10と連結した第2遊星歯車機構8のリングギア
8rは、締結された動力循環クラッチ10を介して第1
シャフト5と結合し、入力ディスク2と一体となって回
転する。
【0050】したがって、第2遊星歯車機構8のサンギ
ア8sは、リングギア8rとキャリア8cの速度差に応
じて回転する。
【0051】ここで、第1遊星歯車機構7のリングギア
7rは、トロイダル型無段変速機で変速した速度を、サ
ンギア7sとリングギア7rのギア比に応じて減速した
ものとなり、このリングギア7rの速度がダブルピニオ
ンで構成されたキャリア8cの公転速度となる。
【0052】一方、第2遊星歯車機構8のリングギア8
rの回転速度は、第1シャフト5と等速、すなわち、エ
ンジン回転数に一致し、第2遊星歯車機構8では、リン
グギア8rの回転速度が、キャリア8cの公転速度のよ
りも大となり、この速度差に応じてサンギア8s及び出
力軸12が駆動される。
【0053】したがって、動力循環モードでは、図2に
示すように、CVT比icがLo側(大側)になれば、
スルー変速比iiはHi側(小側)になり、逆に、CV
T比icがHi側(小側)になれば、スルー変速比ii
はLo側(大側)に設定される。
【0054】そして、直結モードと動力循環モードの切
り換えは、直結クラッチ9及び動力循環クラッチ10の
速度差がそれぞれ0となるモード切換点で行われ、スル
ー変速比iiが最Loとなる直結モードのLo側からH
i側へCVT比を変化させるとモード切換点に到達し、
このモード切換点において、直結クラッチ9を解放する
一方、動力循環クラッチ10を締結して動力循環モード
に切り換える。
【0055】動力循環モードでは、CVT比icを最H
iから最Loまで変化させることで、スルー変速比ii
の最Hi側まで変化させることができる。
【0056】そして、モード切換点よりもスルー変速比
iiが大側となる最Lo側を直結モードとする一方、ス
ルー変速比iiが小側となる最Hi側を動力循環モード
とすることで、通常走行中には動力循環モードを多用す
ることになって、動力伝達効率に優れた動力循環モード
の使用頻度を大きくすることが可能となって、車両の燃
費効率を向上させることができるのである。
【0057】なお、後退ブレーキ11を締結するととも
に直結モードへ切り換えると、第2遊星歯車機構8のリ
ングギア8rがケース13側に固定されるため、第2遊
星歯車機構8のサンギア8sが逆転することで、車両の
後退を行うことができる。
【0058】こうして、第1シャフト5、第2シャフト
6と出力軸12の間に相対回転自在な中間軸16、17
と固定軸15を設け、第1遊星歯車機構7、第2遊星歯
車機構8、直結クラッチ9、動力循環クラッチ10及び
後退ブレーキ11を同軸上に配設することにより、トロ
イダル型無段変速機の大型化を抑制しながら動力循環モ
ードによる駆動力の伝達を行うことが可能となって、車
両への搭載性並びに動力伝達効率の向上を図ることがで
きるのである。
【0059】図3、図4は、第2の実施形態を示し、前
記第1実施形態の後退ブレーキを廃止するとともに、第
2遊星歯車機構8のキャリア8cをシングルピニオンで
構成し、動力循環モードではスルー変速比iiが無限大
となる中立点を含んで、後退から前進側のモード切換点
まで変速可能とする一方、直結モードでは前進側でモー
ド切換点からHi側の変速比を設定可能としたものであ
る。
【0060】入力ディスク2は、内周側で第1遊星歯車
機構7のサンギア7sを軸端に形成した第1シャフト5
に結合する一方、出力ディスク3は、内周側で第2遊星
歯車機構8のサンギア8sを軸端に備えた第2シャフト
6に結合し、これら第1及び第2シャフト5、6は同軸
的に配設されて、第2シャフト6が第1シャフトの外周
で相対回転自在に支持される。
【0061】そして、第1シャフト5と第2シャフト6
の間には、リンクポストベース30を介して一端をケー
ス13に固定されるとともに、他端に第1遊星歯車機構
7のキャリア7cを備えた固定軸25が挿通される。
【0062】ここで、図示しない駆動軸側と連結した出
力軸12と出力ディスク3との間には、図中左側から順
に、直結クラッチ9、第2遊星歯車機構8、動力循環ク
ラッチ10及び第1遊星歯車機構7が配設されており、
これら遊星歯車機構やクラッチは、出力ディスクに面し
た出力軸12の端部内径を増大させた大径部12a内に
収装される。
【0063】第1遊星歯車機構7のキャリア7cを支持
する固定軸25は、入力ディスク2と出力ディスク3の
間に配設されたリンクポストベース30によって支持さ
れる。
【0064】リンクポストベース30は、図4に示すよ
うに、入出力ディスク2、3の間で第1シャフト5とほ
ぼ直交するように配設され、両端部をケース13に締結
される。
【0065】リンクポストベース30の中央部には貫通
孔30cが形成されて、この内周に円筒状の固定軸25
が嵌合し、さらに、固定軸25の内周に第1シャフト5
が相対回転自在に挿通される。
【0066】ここで、リンクポストベース30の貫通孔
30cの両側には、対向するトラニオン33、34を連
結するリンク31、32の揺動支点となる取り付け孔3
0a、30bが形成され、一対のリンク31、32はこ
れら取り付け孔30a、30bに締結された部材を介し
て揺動可能に支持される。
【0067】そして、各トラニオン33、34を軸方向
へ駆動する油圧シリンダ35、36が、各トラニオンの
基端側に配設される。すなわち、図4の上部に位置する
トラニオン33の基端は図中右側となる一方、図4の下
部に位置するトラニオン34の基端は図中左側となっ
て、油圧シリンダ35、36は第1シャフト5を挟んだ
両側にそれぞれ配置されることになる。なお、これら油
圧シリンダ35、36によるトラニオン33、34の駆
動は前記従来例と同様である。
【0068】こうして固定軸25は、リンクポストベー
ス30を介してケース13に固定され、したがって、第
1遊星歯車機構7のキャリア7cもケース13側に固定
されるため、キャリア7cは公転が規制されてサンギア
7sに応じて回転することになる。
【0069】第1遊星歯車機構7のキャリア7cと歯合
するリングギア7rは、第1シャフト5及び固定軸25
に対して相対回転自在な中間軸27の一端に形成され、
第1シャフト5の回転は、サンギア7s、キャリア7c
及びリングギア7rを介して中間軸27に伝達される。
【0070】この中間軸27の他端には動力循環クラッ
チ10が配設され、同軸的に配置された中間軸26と選
択的に締結される。
【0071】一方、中間軸26の他端には、シングルピ
ニオンで構成された第2遊星歯車機構8のキャリア8c
が支持されて、第2シャフト6に設けたサンギア8sと
大径部12a内周に形成したリングギア8rに歯合して
第2遊星歯車機構8を構成する。
【0072】そして、出力軸12の大径部12aの端部
と第2シャフト6の途中との間には、直結クラッチ9が
介装されて、第2シャフト6と出力軸12を選択的に締
結する。
【0073】以上のように構成されて、次に作用につい
て説明する。
【0074】まず、直結クラッチ9を締結する一方、動
力循環クラッチ10を解放した、直結モードでは、動力
循環クラッチ10が解放されているため、第1シャフト
5へ入力されたエンジントルクは第2遊星歯車機構8へ
伝達されることはなく、出力ディスク3から第2シャフ
ト6へ伝達されたトルクによって出力軸12の駆動が行
われ、出力ディスク3及び第2シャフト6は、パワーロ
ーラ4の傾転に応じたCVT比icで駆動され、図5に
示すように、モード切換点よりもスルー変速比iiがH
i側(小側)の領域で連続的に変速を行うことができ
る。
【0075】一方、直結クラッチ9を解放する一方、動
力循環クラッチ10を締結した、動力循環モードでは、
動力循環クラッチ10が締結されているため、第1シャ
フト5へ入力されたエンジントルクは、第1遊星歯車機
構7で減速された後に、中間軸26を駆動し、第2遊星
歯車機構8のキャリア8cは、第1遊星歯車機構7の減
速比に応じて公転する。
【0076】一方、出力ディスク3及び第2シャフト6
はパワーローラ4の傾転に応じたCVT比icで駆動さ
れ、直結クラッチ9が解放されているため、第2シャフ
ト6に形成したサンギア8sへエンジントルクが入力さ
れる。
【0077】したがって、動力循環モードでは、トロイ
ダル型無段変速機のCVT比icに応じたサンギア8s
の回転数と、第1遊星歯車機構7の減速比に応じたキャ
リア8cの公転速度の差に応じてリングギア8rが駆動
され、図5に示すように、スルー変速比iiが負となる
後退側から、スルー変速比iiが無限大となる中立点を
含んで、スルー変速比iiが正となる前進側のモード切
換点まで連続的に変速を行うことが可能となるのであ
る。
【0078】こうして、第1シャフト5、第2シャフト
6と出力軸12の間に相対回転自在な中間軸26、27
と固定軸25を設け、第1遊星歯車機構7、第2遊星歯
車機構8、直結クラッチ9、動力循環クラッチ10を同
軸上に配設することにより、前記従来例のようにカウン
タ軸などを用いる必要がなくなって、トロイダル型無段
変速機の大型化を抑制しながら動力循環モードによる中
立点を含んだ変速動作を行うことが可能となって、車両
への搭載性並びに変速範囲の向上を図ることができるの
である。
【0079】加えて、固定軸25はリンクポストベース
30に固設されるため、固定軸25を支持するためだけ
の部材を必要とすることがなく、トロイダル型無段変速
機を構成する部材を共用することで、部品点数の削減を
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す無段変速機の概略構
成図。
【図2】同じく無段変速機の変速特性を示すグラフで、
CVT比icとスルー変速比iiの関係を示す。
【図3】第2の実施形態を示し、無段変速機の概略構成
図。
【図4】同じく、無段変速機の断面図。
【図5】同じく無段変速機の変速特性を示すグラフで、
CVT比icとスルー変速比iiの関係を示す。
【図6】従来例を示し、無段変速機の概略構成図。
【図7】従来例を示し、無段変速機の概略構成図。
【符号の説明】
2 入力ディスク 3 出力ディスク 4 パワーローラ 5 第1シャフト 6 第2シャフト 7 第1遊星歯車 8 第2遊星歯車 9 直結クラッチ 10 動力循環クラッチ 11 後退ブレーキ 12 出力軸 13 ケース 14 ローディングカム機構 15 固定軸 16、17 中間軸 25 固定軸 26、27 中間軸 30 リンクポストベース 30a、30b 取り付け孔 30c 貫通孔 31、32 リンク 33、34 トラニオン

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力ディスクと出力ディスクの間に挟持
    されたパワーローラを傾転させることで変速比を連続的
    に変更するトロイダル型無段変速機と、 前記入力ディスクまたは出力ディスクのうちの一方と連
    結した第1の遊星歯車機構と、 前記第1遊星歯車機構と連結した入力ディスクまたは出
    力ディスクのうちの他方と、第1の締結手段を介して選
    択的に連結可能な第2の遊星歯車機構と、 前記出力ディスクまたは第2遊星歯車機構のうちの一方
    から出力軸に至る経路の途中に介装された第2の締結手
    段とを備えたトロイダル型無段変速機において、 前記第1遊星歯車機構の回転要素のひとつをケース側に
    固定する固定部材を設け、前記第1及び第2遊星歯車機
    構を入出力ディスクと同軸的に配置するとともに、前記
    第2遊星歯車機構を出力ディスクと第1遊星歯車機構と
    の間に配設したことを特徴とするトロイダル型無段変速
    機。
  2. 【請求項2】 前記入力ディスクが、第1のシャフトを
    介して第1または第2の遊星歯車機構と連結する一方、
    前記出力ディスクが、第2のシャフトを介して第1また
    は第2の遊星歯車機構の他方と連結し、前記第1シャフ
    トが第2シャフトの内周に配置されたことを特徴とする
    請求項1に記載のトロイダル型無段変速機。
  3. 【請求項3】 前記第1遊星歯車機構をシングルピニオ
    ンで構成する一方、第2遊星歯車機構をダブルピニオン
    で構成し、前記入力ディスクと第2遊星歯車機構のリン
    グギアとの間に第1締結手段を介装するとともに、前記
    出力ディスクと第1遊星歯車機構のサンギアを結合し、
    前記固定部材が第1遊星歯車機構のキャリアを支持する
    一方、出力軸と第2遊星歯車機構のキャリアとの間に前
    記第2締結手段が介装されて、第2遊星歯車機構のサン
    ギアが出力軸に結合されたことを特徴とする請求項1に
    記載のトロイダル型無段変速機。
  4. 【請求項4】 前記第1遊星歯車機構のキャリアと第2
    遊星歯車機構のリングギアとを選択的に締結する後退ブ
    レーキを備えたことを特徴とする請求項3に記載のトロ
    イダル型無段変速機。
  5. 【請求項5】 前記第1及び第2遊星歯車機構をシング
    ルピニオンで構成し、前記入力ディスクと第1遊星歯車
    機構のサンギアを結合するとともに、前記出力ディスク
    と第2遊星歯車機構のサンギアを結合し、前記固定部材
    が第1遊星歯車機構のキャリアを支持する一方、前記第
    1締結手段が第1遊星歯車機構のリングギアと第2遊星
    歯車機構のキャリアとの間に介装されて、前記出力軸に
    第2遊星歯車機構のリングギアを形成するとともに、前
    記第2締結手段が第2遊星歯車機構のうちの2つの回転
    要素を選択的に締結することを特徴とする請求項1に記
    載のトロイダル型無段変速機。
  6. 【請求項6】 前記固定部材が、第1シャフトと第2シ
    ャフトの間に介装されるとともに、一対のトラニオンを
    連結するリンクの支持部材に結合されたことを特徴とす
    る請求項2に記載のトロイダル型無段変速機。
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