JP2000213512A - 架設ビ―ム - Google Patents

架設ビ―ム

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JP2000213512A
JP2000213512A JP11018575A JP1857599A JP2000213512A JP 2000213512 A JP2000213512 A JP 2000213512A JP 11018575 A JP11018575 A JP 11018575A JP 1857599 A JP1857599 A JP 1857599A JP 2000213512 A JP2000213512 A JP 2000213512A
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JP
Japan
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main body
slide piece
longitudinal
groove
pin
Prior art date
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Pending
Application number
JP11018575A
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English (en)
Inventor
Megumi Fukuda
恵 福田
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NSK Ltd
Original Assignee
NSK Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 伸縮時に金属音が生じない架設ビームを提供
する。 【解決手段】 架設ビーム10は、入れ子状に接続した本
体11およびスライド片12,12を有する。本体11の係合ピ
ン14を案内するために、スライド片12に設けた溝部13の
長手方向端部に緩衝部材19を取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンテナトラック
等において荷物固定等に使用される架設ビームに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図4に示すように、コンテナトラック等
は、コンテナ室内において互いに対向する両側壁間に架
設ビーム43を架け渡すことにより、積載物を固定するこ
とが多い。架設ビーム43は、略筒状に形成された本体45
と、本体45の長手方向両端部に対してそれぞれ略入れ子
状に接続される一対スライド片46(一方のみ図示)と、
本体45の内側面に突設された係合ピン48と、各スライド
片46に設けられた長孔47とを備えている。この架設ビー
ム43は、係合ピン48が長孔47の長手方向一端部47Aに当
接する位置から他端部(図示せず)に当接する位置ま
で、本体45および各スライド片46が相対的に伸縮可能と
されている。そして、このような架設ビーム43は、各ス
ライド片46の端部をコンテナ室内の両側壁に設けた側板
42の矩形孔41に係合させることにより架設される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般に、架
設ビーム43は、本体45がアルミニウム製,スライド片46
が鋼製またはアルミニウム製、係合ピン48が鋼製である
ことが多い。したがって、従来の架設ビーム43は、最大
長さあるいは最小長さに伸縮させるにあたって、長孔47
の端部47Aと係合ピン48とが衝突して大きな金属音が発
生し、作業者から改善が求められていた。本発明は、前
述した要望を満たすためになされたもので、その目的
は、伸縮時に金属音が生じない架設ビームを提供するこ
とにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明は、離間配置された一対の部材間に架設
するために、略筒状に形成された本体と、前記本体に対
して略入れ子状に接続されるとともに所定長さを有する
スライド片と、前記本体および前記スライド片のうちの
一方から他方に向かって突出する係合ピンと、前記本体
および前記スライド片のうちの他方に設けられて長手方
向に連続する溝部とを備え、前記係合ピンが前記溝部の
長手方向一端部に当接する位置から他端部に当接する位
置まで、前記本体および前記スライド片が相対的に伸縮
可能な架設ビームであって、前記溝部の長手方向一端部
および他端部と、前記係合ピンとのうちの少なくとも一
方に緩衝部材が設けられていることを特徴としている。
【0005】ここで、溝部としては、本体あるいはスラ
イド片における表裏を貫通する長孔でもよく、あるいは
断面凹状の案内溝であってもよい。また、緩衝部材とし
ては、適宜な合成樹脂,木材等を例示でき、係合ピンの
周面や溝部の端部に接着,溶着等の適宜な方法により取
り付けておけばよい。このように構成された架設ビーム
においては、溝部の長手方向他端部と係合ピンとのうち
の少なくとも一方に緩衝部材が設けられているため、最
大長さあるいは最小長さに伸縮させるにあたって大きな
金属音が発生しないことになる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施形態を図
面に基づいて詳細に説明する。図1に示すように、本発
明に係る架設ビーム10は、従来の架設ビームと同様に、
略筒状に形成された本体11と、本体11に対して略入れ子
状に接続されるとともに所定長さを有する一対のスライ
ド片12,12と、本体11の内側面に突設された係合ピン1
4,14と、各スライド片12,12にそれぞれ設けられて長
手方向に連続する溝部13,13とを備え、係合ピン14が溝
部13の長手方向一端部に当接する位置から他端部に当接
する位置まで、本体およびスライド片が相対的に伸縮可
能とされている。
【0007】図2に示すように、スライド片12は、その
先端に舌片16が支持されているとともに、ノッチ18が形
成されている。舌片16は、ピン15を中心として回動自在
とされ、側板42の矩形孔41に係合させる場合は、操作負
16Aに指を掛け、板バネ17に抗して内側に回動させ、係
合後は指を離すと突出部16Bが側板42へ突出するように
付勢されている。
【0008】そして、この架設ビーム10は、長孔13の長
手方向両端部13Aにそれぞれ合成樹脂製の緩衝部材19,
19が取り付けられている。図3に示すように、緩衝部材
19は、半円弧状部20と、半円弧状部20を周方向に挟むフ
ランジ部21,21とが一体形成されているとともに、半円
弧状部20の凸状円弧面周方向に沿って溝22が形成されて
いる。また、半円弧状部20は、凹状円弧面の周方向両端
部にそれぞれテーパ面28,28が設けられている。
【0009】フランジ部21には、切欠き23により、突起
24,24を有する係止片25,25画成されている。突起24の
先端部には、先端が細くなるようなテーパ面28が形成さ
れている。このような緩衝部材19は、合計4つの突起24
をそれぞれスライド片12に設けられた孔26に嵌入するこ
とにより、長孔13の長手方向両端部13Aに取り付けられ
ている。
【0010】このように構成された架設ビーム10は、本
体11に対してスライド片12,12を適宜伸縮させて、全長
を最大限に伸長あるいは最小限に縮小させる。その際、
本体11のピン14がスライド片12の長孔13の長手方向端部
に衝突するが、衝突音は緩衝部材19により吸収され、金
属音が発生しない。
【0011】なお、本発明における緩衝部材は、合成樹
脂ばかりでなく、ゴム等を採用することもできる。ま
た、前述した実施形態では、緩衝部材19を長孔13の端部
に取り付けるに際し、突起24をスライド片12の孔26に嵌
入させることによってスライド片12に取り付けている
が、接着剤等を用いて固定してもよく、あるいは緩衝部
材19を直接溶着させてもよい。また、図示は省略する
が、緩衝部材としての合成樹脂またはゴムをぴん14の外
面に被覆してもよい。
【0012】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、入れ子状に接続した本体およびスライド片を相対的
に案内する溝部の長手方向一端部および他端部と、係合
ピンとのうちの少なくとも一方に緩衝部材が設けられて
いるため、伸縮に伴って生じる金属音を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す正面図である。
【図2】図1のスライド片を示す拡大正面図である。
【図3】図1の長孔端部および緩衝部材を示す拡大破断
斜視図である。
【図4】従来の架設ビームを示す要部斜視図である。
【符号の説明】
10 架設ビーム 11 本体 12 スライド片 13 溝部 13A 端部 14 係合ピン 19 緩衝部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 離間配置された一対の部材間に架設する
    ために、略筒状に形成された本体と、前記本体に対して
    略入れ子状に接続されるとともに所定長さを有するスラ
    イド片と、前記本体および前記スライド片のうちの一方
    から他方に向かって突出する係合ピンと、前記本体およ
    び前記スライド片のうちの他方に設けられて長手方向に
    連続する溝部とを備え、前記係合ピンが前記溝部の長手
    方向一端部に当接する位置から他端部に当接する位置ま
    で、前記本体および前記スライド片が相対的に伸縮可能
    な架設ビームであって、 前記溝部の長手方向一端部および他端部と、前記係合ピ
    ンとのうちの少なくとも一方に緩衝部材が設けられてい
    ることを特徴とする架設ビーム。
JP11018575A 1999-01-27 1999-01-27 架設ビ―ム Pending JP2000213512A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104879354A (zh) * 2015-05-23 2015-09-02 广东先行展示制品实业有限公司 型材连接锁

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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