JP2000213215A - 遠隔制御システム - Google Patents

遠隔制御システム

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JP2000213215A
JP2000213215A JP1356899A JP1356899A JP2000213215A JP 2000213215 A JP2000213215 A JP 2000213215A JP 1356899 A JP1356899 A JP 1356899A JP 1356899 A JP1356899 A JP 1356899A JP 2000213215 A JP2000213215 A JP 2000213215A
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remote control
signal
control
control system
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JP1356899A
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Masao Yokoyama
正穂 横山
Manabu Horimoto
学 堀本
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Denso Ten Ltd
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Denso Ten Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用者の車両に対する位置に関係なく、また
騒がしい場所であったとしても、遠隔操作による実行を
確認することができ、さらには格好のよさや、ファッシ
ョン感覚にも優れた遠隔制御システムを提供すること。 【解決手段】 遠隔操作に用いる送信機1からのドア開
閉等を指示する信号を受信すると、オーディオ装置を所
定時間ON状態とさせるように、オーディオ制御回路1
6に制御信号を出力するマイコン10を装備することに
よって、CD音楽やラジオ放送等をスピーカ17から出
力させるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は遠隔制御システムに
関し、より詳細には、車両ドアのロック/アンロックや
エンジンの始動/停止等を行なう遠隔制御システムに関
する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】携帯可
能な送信機を利用して、車両ドアのロック/アンロック
やエンジンの始動/停止等を遠隔操作することができる
ようにし、従来からのキー操作によるドアの開閉作業等
の煩わしさを解消する遠隔制御システム(いわゆるキー
レスエントリーシステム)が実用化されている。
【0003】遠隔制御システムにおいては、送信機から
指示された操作内容が実行されたか否かを使用者が確認
することができるように、操作内容が実行されたとき
に、ヘッドランプを点灯させたり、警鐘等を鳴らさせた
りするシステムがある。
【0004】しかしながら、ヘッドランプの点灯では、
使用者が車両前方にいなければ、操作内容の実行を確認
することができず、また警鐘音では他人に迷惑をかけて
しまうことや、また騒がしい場所では警鐘音を聞き取る
ことが難しいといった問題がある。
【0005】また、遠隔制御システムにおいては、操作
としての効率、便利さといった実用性の要求と同じくら
いに、格好のよさや、ファッション感覚といったものが
要求されている。
【0006】本発明は上記課題に鑑みなされたものであ
って、使用者の車両に対する位置に関係なく、また騒が
しい場所であったとしても、遠隔操作による実行を容易
に確認することができ、さらには格好のよさや、ファッ
ション感覚にも優れる遠隔制御システムを提供すること
を目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段及びその効果】上記目的を
達成するために本発明に係る遠隔制御システム(1)
は、車両に装備された駆動機構部を遠隔制御する遠隔制
御用信号を送信するための携帯可能な送信機と、受信し
た信号に応じて、前記駆動機構部を制御するための第1
の制御信号を出力する第1の制御手段を有した受信機と
を備えると共に、前記駆動機構部が前記第1の制御信号
を受けて、駆動するように構成されている遠隔制御シス
テムにおいて、前記車両にオーディオ装置が装備されて
おり、前記受信した信号に応じて、前記オーディオ装置
のスピーカから音声を出力させるように、オーディオ制
御手段を制御する第2の制御手段を備えていることを特
徴としている。
【0008】上記遠隔制御システム(1)によれば、オ
ーディオのスピーカから出力される音声(例えば、CD
やテープからの音楽音、又はラジオ放送)で、操作内容
が実行されたか否かを確認することができるので、使用
者の車両に対する位置に関係なく、遠隔操作による実行
を確認することができる。また、警鐘音ではないので他
人に迷惑をかけることもなく、また警鐘音のように単純
音ではないので、騒がしい場所であったとしても音声を
聞き取ることができる。
【0009】また、CDやテープからの音楽音、又はラ
ジオ放送局からの音声によって、操作実行の確認ができ
るので、格好よさやファッション感覚にも優れたシステ
ムとすることができる。
【0010】また、本発明に係る遠隔制御システム
(2)は、車両に装備された駆動機構部を遠隔制御する
遠隔制御用信号を送信するための携帯可能な送信機と、
受信した信号に応じて、前記駆動機構部を制御するため
の第1の制御信号を出力する第1の制御手段を有した受
信機とを備えると共に、前記駆動機構部が前記第1の制
御信号を受けて、駆動するように構成されている遠隔制
御システムにおいて、ディスプレイを制御する表示制御
手段と、前記受信した信号に応じて、前記ディスプレイ
に前記駆動機構部の駆動状況を表示させるように前記表
示制御手段を制御する第3の制御手段とを備えているこ
とを特徴としている。
【0011】また、本発明に係る遠隔制御システム
(3)は、上記遠隔制御システム(2)において、前記
ディスプレイが、カーナビゲーションやカーオーディオ
に使用されるディスプレイであることを特徴としてい
る。
【0012】上記遠隔制御システム(2)又は(3)に
よれば、ディスプレイ表示によって、操作内容が実行さ
れたか否かを確認することができるので、使用者が車両
前方にいなくても、また騒がしい場所であったとして
も、遠隔操作による実行を確認することができる。
【0013】さらに、上記遠隔制御システム(3)によ
れば、カーナビゲーションやカーオーディオに使用され
るディスプレイへの表示によって、操作実行の確認がで
きるので、格好のよさやファッション感覚にも優れたシ
ステムとすることができると共に、コスト増大を抑制す
ることができる。
【0014】また、本発明に係る遠隔制御システム
(4)は、車両に装備された駆動機構部を遠隔制御する
遠隔制御用信号を送信するための携帯可能な送信機と、
受信した信号に応じて、前記駆動機構部を制御するため
の第2の制御信号を出力する第4の制御手段を有した受
信機と、前記第4の制御手段に設けられ、該第4の制御
手段から出力される前記第2の制御信号を無線送信する
ための第1の送信手段と、無線送信された信号を受信す
るための第1の受信手段を有し、該第1の受信手段によ
り前記信号を受信すると前記駆動機構部の駆動制御を行
なう第5の制御手段とを備えていることを特徴としてい
る。
【0015】上記遠隔制御システム(4)によれば、前
記受信機が受けた信号に応じた前記第2の制御信号を有
線ではなく(例えば、電磁波を利用して)無線で送信す
ることができる。従って、各ユニット間(例えば、受信
機−駆動機構部間)を有線(ワイヤーハーネス)ではな
く無線でつなぐので、車両の軽量化を図ることができ
る。
【0016】また、本発明に係る遠隔制御システム
(5)は、上記遠隔制御システム(4)において、前記
第5の制御手段に設けられ、応答信号を無線送信するた
めの第2の送信手段と、ディスプレイを制御する表示制
御手段と、送信された前記応答信号を受信するための第
2の受信手段を有し、該第2の受信手段により前記応答
信号を受信すると、前記駆動機構部の駆動状況を表示さ
せるように前記表示制御手段を制御をする第6の制御手
段とを備えていることを特徴としている。
【0017】また、本発明に係る遠隔制御システム
(6)は、上記遠隔制御システム(5)において、前記
ディスプレイが、カーナビゲーションやカーオーディオ
に使用されるディスプレイであることを特徴としてい
る。
【0018】上記遠隔制御システム(5)又は(6)に
よれば、ディスプレイ表示によって、操作内容が実行さ
れたか否かを確認することができるので、使用者が車両
前方にいなくても、また騒がしい場所であったとして
も、遠隔操作による実行を確認することができる。
【0019】さらに、上記遠隔制御システム(6)によ
れば、カーナビゲーションやカーオーディオに使用され
るディスプレイへの表示によって、操作実行の確認がで
きるので、格好のよさやファッション感覚にも優れたシ
ステムとすることができると共に、コスト増大を抑制す
ることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る遠隔制御シス
テムの実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0021】図1は、実施の形態(1)に係る遠隔制御
システムの要部を概略的に示したブロック図である。図
中1は送信機を示しており、送信機1は車両ドアのロッ
ク/アンロックを指示するためのスイッチ2と、エンジ
ンの始動/停止を指定するためのスイッチ3と、マイコ
ン4と、送信回路5と、送信用アンテナ6とを含んで構
成されている。
【0022】マイコン4は、送信機1全体を制御するC
PU(図示せず)と、送信機1固有のIDコード、車両
ドアのロック/アンロック、エンジンの始動/停止を指
示する指示コード等を記憶したメモリ(図示せず)とを
含んで構成され、前記IDコードと前記指示コードとの
微弱電波を送信回路5を介して、送信用アンテナ6から
受信機7へ送信制御するようになっている。
【0023】受信機7は、受信用アンテナ8と、受信回
路9と、マイコン10とを含んで構成され、マイコン1
0はフロント右ドア、フロント左ドア、リア右ドア、及
びリア左ドアそれぞれのロック/アンロック制御回路1
1〜14と、エンジン駆動制御回路15と、オーディオ
制御回路16とに接続されている。
【0024】マイコン10は、受信機7全体を制御する
CPU(図示せず)と、車両固有のIDコード等を記憶
したメモリ(図示せず)とを含んで構成され、受信回路
9を介して受信用アンテナ8にて受信された電波を受け
入れて、受信した(送信機1固有の)IDコードと前記
車両固有のIDコードとが一致するか否かを判別し、一
致すれば送信機1から送信された指示コードに基づい
て、ロック/アンロック制御回路11〜14や、エンジ
ン駆動制御回路15に制御信号を出力するようになって
いる(第1の制御手段に相当)。
【0025】また、マイコン10は、受信した(送信機
1固有の)IDコードと前記車両固有のIDコードとが
一致した場合には、オーディオ制御回路16に制御信号
を出力するように構成されている(第2の制御手段に相
当)。
【0026】オーディオ制御回路16はマイコン10か
らの前記制御信号を受けると、所定時間(例えば、2〜
3秒)オーディオ装置をON状態とすることによって、
CD、テープ、又はラジオ等(ラストモード:OFF直
前のモード)を再生状態にし、スピーカ17からCD音
楽やラジオ放送を流すように構成されている。
【0027】次に、この遠隔制御システムの受信機7に
おけるマイコン10の動作を図2に示したフローチャー
トに基づいて説明する。
【0028】まず、ステップ1において、コードデータ
を受信したか否かを判断する。コードデータを受信して
いない場合には待機し、コードデータを受信した場合に
は、ステップ2で、受信したコードデータに含まれてい
るIDコードと(マイコン10内の)メモリに記憶され
ている車両固有のIDコードを読み出し、ステップ3で
両者が一致するか否かを判断する。
【0029】両者が一致しない場合にはステップ1へ戻
り、両者が一致している場合にはステップ4でコードデ
ータに含まれている指示コードを読み出して、これを解
読し、ステップ5で指示コードにより指示された操作内
容を実行するように、ロック/アンロック制御回路11
〜14、又はエンジン駆動制御回路15へ制御信号を出
力し、次のステップ6では、オーディオ装置を所定時間
ON状態とさせるように、オーディオ制御回路へ所定の
制御信号を出力する。このとき、スピーカ17に対する
音量は車両外部へ漏れる程度のものとし、使用者が車両
外にいても音声が聴こえるようにしておく。
【0030】上記実施の形態(1)に係る遠隔制御シス
テムによれば、カーオーディオのスピーカ17から出力
される音声(例えば、CDやテープからの音楽音、又は
ラジオ放送)で、操作内容が実行されたか否かを確認す
ることができるので、使用者の車両に対する位置に関係
なく、遠隔操作による実行を確認することができる。ま
た、警鐘音ではないので他人に迷惑をかけることもな
く、また警鐘音のように単純音ではないので、騒がしい
場所であったとしても音声を聞き取ることができる。
【0031】また、ラストモードであったCDやテープ
からの音楽音、又はラジオ放送局からの音声によって、
操作実行の確認ができるので、格好のよさやファッショ
ン感覚にも優れたシステムとすることができる。
【0032】図3は、実施の形態(2)に係る遠隔制御
システムの要部を概略的に示したブロック図である。こ
こでは、図1に示した遠隔制御システムと同様の構成に
ついては、同符号を付し、その説明を省略する。
【0033】図中21は受信機を示しており、受信機2
1は、受信用アンテナ8と、受信回路9と、マイコン2
2とを含んで構成され、マイコン22はフロント右ド
ア、フロント左ドア、リア右ドア、及びリア左ドアそれ
ぞれのロック/アンロック制御回路11〜14と、エン
ジン駆動制御回路15と、オーディオ制御回路23とに
接続されている。
【0034】マイコン22は、受信機21全体を制御す
るCPU(図示せず)と、車両固有のIDコード等を記
憶したメモリ(図示せず)とを含んで構成され、受信回
路9を介して受信用アンテナ8にて受信された電波を受
け入れて、受信した(送信機1固有の)IDコードと前
記車両固有のIDコードとが一致するか否かを判別し、
一致すれば送信機1から送信された指示コードに基づい
て、ロック/アンロック制御回路11〜14や、エンジ
ン駆動制御回路15に制御信号を出力するようになって
いる(第1の制御手段に相当)。
【0035】また、マイコン22は、受信した(送信機
1固有の)IDコードと前記車両固有のIDコードとが
一致した場合には、オーディオ制御回路23に前記指示
コードに対応した制御信号を出力するように構成されて
いる(第3の制御手段に相当)。
【0036】オーディオ制御回路23はマイコン22か
らの前記制御信号を受けると、所定時間(例えば、5〜
10秒)オーディオ装置をON状態にし、前記制御信号
に対応したメッセージをディスプレイ24に表示するよ
うに構成されている。図4はディスプレイ24への表示
例を示した図である。
【0037】上記実施の形態(2)に係る遠隔制御シス
テムによれば、ディスプレイ表示によって、操作内容が
実行されたか否かを確認することができるので、使用者
が車両前方にいなくても、また騒がしい場所であったと
しても、遠隔操作による実行を確認することができる。
また、カーナビゲーションやカーオーディオに使用され
るディスプレイ24に駆動状況を表示させることによっ
て、格好のよさやファッション感覚にも優れたシステム
とすることができると共に、コスト増大を抑制すること
ができる。
【0038】また、車室内エアコン等のON/OFFも
遠隔操作可能なシステムとし、各機器の稼働状態等をデ
ィスプレイ24に表示させることによって、使用者は乗
車すると直に各機器の稼働状態を確認することができ
る。図5はディスプレイ24への表示例を示した図であ
る。
【0039】図6は、実施の形態(3)に係る遠隔制御
システムの要部を概略的に示したブロック図である。こ
こでは、図1に示した遠隔制御システムと同様の構成に
ついては、同符号を付し、その説明を省略する。
【0040】図中31は送信機1に対応する受信機を示
しており、受信機31は、受信用アンテナ8と、受信回
路9と、マイコン32と、送信回路33と、送信用アン
テナ34とを含んで構成されている。
【0041】マイコン32は、受信機31全体を制御す
るCPU(図示せず)と、車両固有のIDコード等を記
憶したメモリ(図示せず)とを含んで構成され、受信回
路9を介して受信用アンテナ8にて受信された電波を受
け入れて、受信した(送信機1固有の)IDコードと前
記車両固有のIDコードとが一致するか否かを判別し、
一致すれば送信機1から送信された指示コードに対応す
る命令コードを送信回路33を介して送信用アンテナ3
4から各ユニット(第1のユニット35、第2のユニッ
ト39)へ送信制御するようになっている。
【0042】第1のユニット35は、受信用アンテナ3
6と、受信回路37と、フロント右ドアのロック/アン
ロック制御回路38とを含んで構成され、第2のユニッ
ト39は受信用アンテナ40と、受信回路41と、エン
ジン駆動制御回路42とを含んで構成されている。
【0043】ロック/アンロック制御回路38は前記命
令コードを受けると、該命令コードに基づいて、ドアの
ロック/アンロック制御を行ない、エンジン駆動制御回
路39は前記命令コードを受けると、該命令コードに基
づいて、エンジンの始動/停止を行なうようになってい
る。
【0044】次に、この遠隔制御システムの受信機31
におけるマイコン32の動作を図7に示したフローチャ
ートに基づいて説明する。
【0045】まず、ステップ11において、コードデー
タを受信したか否かを判断する。コードデータを受信し
ていない場合には待機し、コードデータを受信した場合
には、ステップ12で、受信したコードデータに含まれ
ているIDコードと(マイコン32内の)メモリに記憶
されている車両固有のIDコードを読み出し、ステップ
13で両者が一致するか否かを判断する。
【0046】両者が一致しない場合にはステップ11へ
戻り、両者が一致している場合にはステップ14でコー
ドデータに含まれている指示コードを読み出して、これ
を解読し、ステップ15で指示コードに対応する命令コ
ードを(マイコン32内の)メモリより読み出して、命
令コードを送信回路33へ出力する。
【0047】上記実施の形態(3)に係る遠隔制御シス
テムによれば、受信機31が受けた指示コードに応じた
命令コードを有線ではなく、無線で送信することができ
る。従って、各ユニット間(受信機33と第1のユニッ
ト35間、受信機33と第2のユニット39間)を有線
(ワイヤーハーネス)ではなく無線でつなぐので、車両
の軽量化を図ることができる。
【0048】また、ここでは第1のユニット35、第2
のユニット39のみを示しているが、フロント左ドア、
リア右ドア、及びリア左ドアそれぞれを制御するユニッ
トを第1のユニット35と同様に装備することも当然可
能である。
【0049】また、受信機31と各ユニットとの通信に
も、送信機1と受信機31との通信と同じように、ID
コード一致の判別作業を行なわせることによって、セキ
ュリティ性の向上を図ることができる。
【0050】図8は、実施の形態(4)に係る遠隔制御
システムの要部を概略的に示したブロック図である。こ
こでは、図1に示した遠隔制御システムと同様の構成に
ついては、同符号を付し、その説明を省略する。
【0051】図中51は送信機1に対応する受信機を示
しており、受信機51は、受信用アンテナ8と、受信回
路9と、マイコン52と、送信回路53と、受信回路5
4と、アンテナ切替スイッチ55と、送受信用アンテナ
56とを含んで構成されている。また、アンテナ切替ス
イッチ55は、通常時は送信回路53側での待機となっ
ており、その切替はマイコン52によって行なわれる。
【0052】マイコン52は、受信機51全体を制御す
るCPU(図示せず)と、車両固有のIDコード等を記
憶したメモリ(図示せず)とを含んで構成され、受信回
路9を介して受信用アンテナ8にて受信された電波を受
け入れて、受信した(送信機1固有の)IDコードと前
記車両固有のIDコードとが一致するか否かを判別し、
一致すれば送信機1から送信された指示コードに対応す
る命令コードを送信回路53を介して送信用アンテナ5
6から各ユニット(第1のユニット59、第2のユニッ
ト65)へ送信し、その後所定時間、アンテナ切替スイ
ッチ55を受信回路54側で待機させるようになってい
る。
【0053】第1のユニット59は、送受信用アンテナ
60と、アンテナ切替スイッチ61と、受信回路62
と、送信回路63と、フロント右ドアのロック/アンロ
ック制御回路64とを含んで構成され、第2のユニット
65は送受信用アンテナ66と、アンテナ切替スイッチ
67と、受信回路68と、送信回路69と、エンジン駆
動制御回路70とを含んで構成されている。また、アン
テナ切替スイッチ61、67それぞれは、通常時は受信
回路62、68側での待機となっており、その切替はロ
ック/アンロック制御回路64、エンジン駆動制御回路
70それぞれによって行なわれる。
【0054】ロック/アンロック制御回路64は前記命
令コードを受けると、該命令コードに基づいて、ドアの
ロック/アンロック制御を行なうと共に、アンテナ切替
スイッチ61を送信回路63側へ切り替え、制御に対応
する応答信号を送信回路63を介して送受信用アンテナ
60から受信機51へ送信制御するようになっており、
エンジン駆動制御回路70も前記命令コードを受ける
と、該命令コードに基づいて、エンジンの始動/停止制
御を行なうと共に、アンテナ切替スイッチ67を送信回
路69側へ切り替え、制御に対応する応答信号を送信回
路69を介して送受信用アンテナ66から受信機51へ
送信制御するようになっている。
【0055】またマイコン52は、受信回路54を介し
て前記応答信号を受けると、オーディオ制御回路57に
該応答信号に対応した制御信号を出力するように構成さ
れている。
【0056】オーディオ制御回路57はマイコン52か
らの前記制御信号を受けると、所定時間(例えば、5〜
10秒)オーディオ装置をON状態にし、前記制御信号
に対応したメッセージをディスプレイ58に表示するよ
うに構成されている(図4参照)。
【0057】次に、この遠隔制御システムの受信機51
におけるマイコン52の動作を図9に示したフローチャ
ートに基づいて説明する。
【0058】まず、ステップ21において、コードデー
タを受信したか否かを判断する。コードデータを受信し
ていない場合には待機し、コードデータを受信した場合
には、ステップ22で、受信したコードデータに含まれ
ているIDコードと(マイコン52内の)メモリに記憶
されている車両固有のIDコードを読み出し、ステップ
23で両者が一致するか否かを判断する。
【0059】両者が一致しない場合にはステップ21へ
戻り、両者が一致している場合にはステップ24でコー
ドデータに含まれている指示コードを読み出して、これ
を解読し、ステップ25で指示コードに対応する命令コ
ードを(マイコン52内の)メモリより読み出して、命
令コードを送信回路53へ出力し、次にステップ26で
アンテナ切替スイッチ55を受信回路54側で待機させ
るようにする。
【0060】ステップ27では、所定時間以内に第1の
ユニット59又は第2のユニット65からの応答信号を
受信したか否かを判断する。受信していない場合には、
ステップ28、29を飛ばしてステップ30に移り、一
方、受信している場合には、ステップ28で受信した応
答信号を解読し、ステップ29で、応答信号に対応した
制御信号をオーディオ制御回路57へ出力する。
【0061】ステップ30では、アンテナ切替スイッチ
55を送信回路53側となるように制御する。
【0062】上記実施の形態に係る遠隔制御システム
(4)によれば、ディスプレイ表示によって、操作内容
が実行されたか否かを確認することができるので、使用
者が車両前方にいなくても、また騒がしい場所であった
としても、遠隔操作による実行を確認することができ
る。また、カーナビゲーションやカーオーディオに使用
されるディスプレイ58に駆動状況が表示されるので、
格好のよさやファッション感覚にも優れたシステムとす
ることができると共に、コスト増大を抑制することがで
きる。
【0063】また、ここでは第1のユニット59、第2
のユニット65のみを示しているが、フロント左ドア、
リア右ドア、及びリア左ドアそれぞれを制御するユニッ
トを第1のユニット59と同様に装備することも当然可
能である。
【0064】また、車室内エアコン等のON/OFFも
遠隔操作可能なシステムとし、各機器の稼働状態等をデ
ィスプレイ58に表示させることによって、使用者は乗
車すると直に各機器の稼働状態を確認することができる
(図5参照)。
【0065】また、受信機51と各ユニットとの通信に
も、送信機1と受信機51との通信と同じように、ID
コード一致の判別作業を行なわせることによって、セキ
ュリティ性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態(1)に係る遠隔制御シス
テムの要部を概略的に示したブロック図である。
【図2】実施の形態(1)に係る遠隔制御システムの受
信機におけるマイコンの動作を示したフローチャートで
ある。
【図3】実施の形態(2)に係る遠隔制御システムの要
部を概略的に示したブロック図である。
【図4】ディスプレイへの表示例を示した図である。
【図5】ディスプレイへの表示例を示した図である。
【図6】実施の形態(3)に係る遠隔制御システムの要
部を概略的に示したブロック図である。
【図7】実施の形態(3)に係る遠隔制御システムの受
信機におけるマイコンの動作を示したフローチャートで
ある。
【図8】実施の形態(4)に係る遠隔制御システムの要
部を概略的に示したブロック図である。
【図9】実施の形態(4)に係る遠隔制御システムの受
信機におけるマイコンの動作を示したフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1 送信機 7、21、31、51 受信機 4、10、22、32、52 マイコン 16、23、57 オーディオ制御回路 17 スピーカ 24、58 ディスプレイ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に装備された駆動機構部を遠隔制御
    する遠隔制御用信号を送信するための携帯可能な送信機
    と、受信した信号に応じて、前記駆動機構部を制御する
    ための第1の制御信号を出力する第1の制御手段を有し
    た受信機とを備えると共に、前記駆動機構部が前記第1
    の制御信号を受けて、駆動するように構成されている遠
    隔制御システムにおいて、 前記車両にオーディオ装置が装備されており、前記受信
    した信号に応じて、前記オーディオ装置のスピーカから
    音声を出力させるように、オーディオ制御手段を制御す
    る第2の制御手段を備えていることを特徴とする遠隔制
    御システム。
  2. 【請求項2】 車両に装備された駆動機構部を遠隔制御
    する遠隔制御用信号を送信するための携帯可能な送信機
    と、受信した信号に応じて、前記駆動機構部を制御する
    ための第1の制御信号を出力する第1の制御手段を有し
    た受信機とを備えると共に、前記駆動機構部が前記第1
    の制御信号を受けて、駆動するように構成されている遠
    隔制御システムにおいて、 ディスプレイを制御する表示制御手段と、前記受信した
    信号に応じて、前記ディスプレイに前記駆動機構部の駆
    動状況を表示させるように前記表示制御手段を制御する
    第3の制御手段とを備えていることを特徴とする遠隔制
    御システム。
  3. 【請求項3】 前記ディスプレイが、カーナビゲーショ
    ンやカーオーディオに使用されるディスプレイであるこ
    とを特徴とする請求項2記載の遠隔制御システム。
  4. 【請求項4】 車両に装備された駆動機構部を遠隔制御
    する遠隔制御用信号を送信するための携帯可能な送信機
    と、 受信した信号に応じて、前記駆動機構部を制御するため
    の第2の制御信号を出力する第4の制御手段を有した受
    信機と、 前記第4の制御手段に設けられ、該第4の制御手段から
    出力される前記第2の制御信号を無線送信するための第
    1の送信手段と、 無線送信された信号を受信するための第1の受信手段を
    有し、該第1の受信手段により前記信号を受信すると前
    記駆動機構部の駆動制御を行なう第5の制御手段とを備
    えていることを特徴とする遠隔制御システム。
  5. 【請求項5】 前記第5の制御手段に設けられ、応答信
    号を無線送信するための第2の送信手段と、 ディスプレイを制御する表示制御手段と、 送信された前記応答信号を受信するための第2の受信手
    段を有し、該第2の受信手段により前記応答信号を受信
    すると、前記駆動機構部の駆動状況を表示させるように
    前記表示制御手段を制御をする第6の制御手段とを備え
    ていることを特徴とする請求項4記載の遠隔制御システ
    ム。
  6. 【請求項6】 前記ディスプレイが、カーナビゲーショ
    ンやカーオーディオに使用されるディスプレイであるこ
    とを特徴とする請求項5記載の遠隔制御システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013044353A1 (en) * 2011-09-26 2013-04-04 Dorland Paul Vehicle sound signal system and method
CN108382333A (zh) * 2018-02-28 2018-08-10 上海擎感智能科技有限公司 车载语音播报系统及汽车

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