JP2000212779A - 機能膜の表面処理方法および表面処理を施した機能膜 - Google Patents

機能膜の表面処理方法および表面処理を施した機能膜

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JP2000212779A
JP2000212779A JP11009786A JP978699A JP2000212779A JP 2000212779 A JP2000212779 A JP 2000212779A JP 11009786 A JP11009786 A JP 11009786A JP 978699 A JP978699 A JP 978699A JP 2000212779 A JP2000212779 A JP 2000212779A
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functional film
etching
conductive layer
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正康 柿沼
Toshitaka Kawashima
利孝 河嶋
Hirokazu Ishikawa
博一 石川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】多層膜から成る機能膜であって導電層を備える
機能膜において、最外層が導電膜でない場合に導電膜の
アースをとるための機器筐体との接続のための電極を機
能膜上に形成する方法を提供することを目的とする。 【解決手段】最外層14の除去したい部位を真空槽20
の開口28と整合させた状態で真空槽20によってプラ
ズマエッチングを行ない、最外層14を部分的に除去し
てその下側の第3層13を局部的に露出させて導電層露
出部34を形成し、この部分に電極を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は機能膜の表面処理方
法および表面処理を施した機能膜に係り、とくに2層以
上の多層膜が形成された機能膜の表面処理方法および表
面処理を施した機能膜に関する。
【0002】
【従来の技術】陰極線管から成るテレビジョン受像機や
画像出力装置のスクリーン面上には、ガラス基材上に直
接ARAS膜(反射防止および電磁シールド膜)を形成
し、これによってスクリーン面の反射を防止するととも
に、電磁波が外部に漏出するのを防止している。あるい
はまた陰極線管のスクリーン面の上側に透明なプラスチ
ックフィルムを接合するようにしている。ここでプラス
チックフィルムの表面には上記ARAS膜を構成する多
層薄膜を形成するようにしており、これによってガラス
基材の表面に直接ARAS膜を形成したのと同じ機能を
達成するようにしている。
【0003】このように陰極線管のガラス基材の表面
に、あるいはまたプラスチックフィルムを介してARA
S膜を形成するようにした表示装置において、機能膜の
内の電磁波シールド等の目的で導電性を有する膜につい
ては、このような導電層をアースに落す必要がある。と
ころが従来は多層膜により構成される機能膜で導電性を
有するものの内最外層が導電膜でない場合には、アース
をとるための確実な方法がなく、半田を溶かして機能膜
上に盛り、下層の導電層との導電をとることによって電
極を形成していた。
【0004】すなわち図5に示すように、下側から第1
層1、第2層2、および第3層3から成る3層構造の機
能膜を陰極線管のスクリーン面を構成するガラス基材4
上に形成し、中間の導電層から成る第2層2をアースに
落す場合に、機能膜の上から半田5を溶かして機能膜上
に盛り、導電層2との間で導通をとり、このような半田
5を電極として導電層2を接地するようにしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図5に示すような従来
の半田5による接地用電極の形成は、必ずしも十分な信
頼性が得られないという問題があった。すなわち中間層
を構成する導電層2と半田5との電気的な接続が必ずし
も確実でなく、このために導電層2を確実にアースに落
すことができないという問題があった。
【0006】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たものであって、とくに機能膜を構成する多層膜の内の
内側の任意の膜を露出させるようにし、これによって該
膜に確実に電極を形成することが可能な機能膜の表面処
理方法を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願の一発明は、2層以
上の多層膜が形成された機能膜の表面処理方法におい
て、最下層よりも上側の膜の一部をエッチングによって
除去することを特徴とする機能膜の表面処理方法に関す
るものである。
【0008】本願の別の発明は、2層以上の多層膜が形
成された機能膜の表面処理方法において、最外層の膜の
一部をエッチングによって除去することを特徴とする機
能膜の表面処理方法に関するものである。
【0009】本願のさらに別の発明は、最外層が非導電
層で、その下側に導電層が形成された2層以上の多層膜
の表面処理方法において、前記導電層の上側の層である
前記非導電層の一部をエッチングによって除去すること
により導電層を露出させることを特徴とする機能膜の表
面処理方法に関するものである。
【0010】ここで機能膜が反射防止および/または電
磁波シールド膜であってよい。また機能膜が表示装置の
スクリーン面の反射防止および/または電磁波シールド
膜であってよい。
【0011】また一部の膜を除去するエッチングがドラ
イエッチングであってよい。あるいはまた上記エッチン
グが反応性イオンエッチングであってよい。また機能膜
の外表面であってエッチングを行なう部分のみを真空チ
ャンバにより真空状態としてよい。またエッチングが大
気圧プラズマプロセスであってよい。
【0012】本願のさらに別の発明は、2層以上の多層
膜が形成された機能膜において、最下層よりも上側の膜
の一部をエッチングによって除去する表面処理を施すこ
とを特徴とする機能膜に関するものである。
【0013】本願のさらに別の発明は、2層以上の多層
膜が形成された機能膜において、最外層の膜の一部をエ
ッチングによって除去する表面処理を施すことを特徴と
する機能膜に関するものである。
【0014】本願のさらに別の発明は、最外層が非導電
層で、その下側に導電層が形成された2層以上の多層膜
において、前記導電層の上側の層である前記非導電層の
一部をエッチングによって除去することにより導電層を
露出させる表面処理を施すことを特徴とする機能膜に関
するものである。
【0015】ここで機能膜が反射防止および/または電
磁波シールド膜であってよい。また機能膜が表示装置の
スクリーン面の反射防止および/または電磁波シールド
膜であってよい。またエッチングがドライエッチングで
あってよい。またエッチングが反応性イオンエッチング
であってよい。また機能膜の外表面であってエッチング
を行なう部分のみを真空チャンバにより真空状態として
よい。またエッチングが大気圧プラズマプロセスであっ
てよい。
【0016】本発明の好ましい態様は、最外層が非導電
層である2層以上の多層膜が形成された機能膜におい
て、導電層の上側の膜の一部をエッチングによって除去
することにより導電層を露出させるようにしたものであ
る。ここでエッチングがドライエッチングまたは反応性
エッチングであってよい。また機能膜の面内の内のエッ
チングを行なう部分のみを真空チャンバによって真空状
態としてよい。
【0017】このような発明の態様によれば、機能膜を
構成する1層から成る導電層を確実に露出させることが
可能になるために、このような露出された部分にアース
をとるための電極を形成し、これによって導電層を確実
にアースに落すことが可能になる。また電極として必要
な部分のみを真空状態にしたり、エッチング液槽に漬け
ることによって、装置を小型にすることができ、短時間
での処理が可能になる。
【0018】
【発明の実施の形態】図1〜図3は本発明の一実施の形
態に係る機能膜の表面処理方法を示すものであって、こ
こでは陰極線管のスクリーン面を構成するガラス基材1
0上に形成された機能膜を表面処理するようにしてい
る。すなわち図1に示すように、陰極線管のスクリーン
面上には、そのガラス基材10の表面に直接第1層1
1、第2層12、第3層13、および第4層14が順次
形成されており、これらの4層11〜14によって機能
膜が形成されている。
【0019】すなわちこれら4層11〜14の内の第3
層13が電磁波シールドのための導電層を構成してお
り、ITO層から構成されている。そしてその外側であ
って機能膜の最外層を構成する第4層14が非導電層で
あって、SiO2 層を構成している。第4層によって機
能膜に反射防止の機能が付与され、このために陰極線管
は非常に見易いスクリーン面を有することになる。すな
わち陰極線管のスクリーン面の表面に機能膜を形成する
ことによって、反射防止および電磁波シールドの機能を
有するARAS膜が形成されることになる。
【0020】上述の機能膜の内の第3層13は導電層か
ら構成されており、このような導電層が電磁シールドを
行なうためには、この第3層がアースされなければなら
ない。そこで図2に示すような真空槽20を用いてプラ
ズマエッチングの方法により最外層14の一部を除去
し、導電層から成る第3層13の一部を露出させるよう
にしている。
【0021】真空槽20はその内部に支持板21を介し
てエッチング電極22を備えるとともに、排気弁23に
よって真空ポンプと接続されている。また給気弁24を
介してエッチングガス源と接続されている。またこの真
空槽20はその下部に比較的面積の小さな開口28を備
えるとともに、この開口28よりも外側において外表面
に臨むようにOリング29が装着されている。
【0022】従ってこのようなOリング29が装着され
ている開口28を基材10上に形成された機能膜上に当
てがい、真空槽20内を真空ポンプによって真空吸引す
るとともに、空気に代えて真空槽20内にエッチングガ
スを導入する。そしてエッチング電極22によって電圧
を印加することにより、真空槽20内にプラズマ33を
発生させる。そしてこのようなプラズマ33によって開
口28を通して機能膜の最外層を構成する第4層14の
一部を除去することによって、図3に示すような導電層
露出部34を形成することが可能になる。
【0023】このように本実施の形態の機能膜の表面処
理方法は、陰極線管のスクリーン面上に形成された反射
防止および電磁波シールドのためのARAS膜の表面処
理に関するものであって、基材であるガラス10上に形
成されている多層薄膜の内の最外層14が非導電層であ
るSiO2 膜から形成されるとともに、その下側の第3
層13が導電層であるITO膜となっている。本実施の
形態においては最外層を構成する第4層14のSiO2
膜を反応性イオンエッチングによって部分的に除去し、
ITO膜13を部分的に露出させるようにしている。
【0024】真空槽20の内部には上述の如くエッチン
グ電極22が配されている。エッチング電極22は図示
をしていないエッチング用電源と接続されている。また
真空槽20には排気弁23を介して真空ポンプが接続さ
れている。さらに真空槽20は図示を省略した昇降手段
によって図面中上下方向に昇降可能に支持されている。
また真空槽20の下部には開口部28が設けられるとと
もに、Oリング29が取付けられている。このOリング
29が図2に示すように被加工物と密着することによっ
て、真空槽20が密閉される。真空槽20にはガス導入
用の給気弁24が接続されており、SiO2 膜14の反
応性エッチングを行なう際の反応ガスであるCF4 ガス
が真空槽20内に導入できるようにしている。
【0025】最外層14のSiO2 膜をエッチングする
際のエッチングの動作を説明する。真空槽20の下側に
搬送手段によって被加工物であるCRTが搬送されかつ
位置決めされる。CRTのガラス基材10上には多層薄
膜11〜14が形成されており、最外層が非導電層であ
るSiO2 膜から構成され、その下側に導電層であるI
TO膜13が形成されている。
【0026】陰極線管が位置決めされた後に真空槽20
が昇降手段によって下降し、開口部28がSiO2 層1
4と密着する。このような状態において排気弁23を開
放し、真空槽20内を排気する。真空槽20が所定の真
空度になったところでガス導入用の給気弁24を開き、
CF4 ガスを真空槽20内に導入する。
【0027】このような状態において真空層20内のエ
ッチング電極22内に電圧を印加すると、真空槽20内
にプラズマ33が発生し、SiO2 層14の反応性エッ
チングが開始される。エッチングが進行するとSiO2
層14が次第に除去され、これに応じてITO層13が
露出したところで反応を停止するためにエッチングを終
了する。すなわちエッチング電極22に対する電源を遮
断し、ガス導入用の給気弁24を閉じるとともに、排気
バルブ23を閉じた状態で図示を省略したリークバルブ
を開くことによって、真空槽20内に大気を導入する。
真空槽20内が大気圧になった状態で真空槽20を上昇
させ、陰極線管を次工程へ搬送する。
【0028】これによって図3に示すように陰極線管の
スクリーン面を構成するガラス基材10の機能膜上に導
電層露出部34が形成されることになる。従って次工程
においてエッチングで露出したITO膜部13に導電テ
ープを貼ることによって、導電層13を例えばCRTの
筐体とアースをとることが可能になる。
【0029】なお本実施の形態は被加工物として陰極線
管のガラス面上に直接多層膜から成る機能膜を形成した
例を示したが、プラスチックフィルム上に多層薄膜を形
成するようにしてもかまわない。図4はこのような構成
を示しており、プラスチックフィルム40上に上記実施
の形態と同様に第1層11、第2層12、第3層13、
および第4層14を順次形成している。そして最外層で
ある第4層14を上記実施の形態と同様の方法によって
エッチングにより除去し、導電層露出部34を形成する
ようにしている。
【0030】また上記実施の形態においては、SiO2
膜14の反応性イオンエッチング用のガスとしてCF4
ガスを使用しているが、C2 6 やCHF3 等のガスを
用いるようにしてもよい。また本実施の形態においては
SiO2 膜14を反応性エッチングによって除去加工す
る例を示しているが、他の膜であってもそれに応じた反
応ガスを選択すればよい。また本実施の形態においては
反応ガスを用いた反応性イオンエッチングの例を示した
が、例えばアルゴンガスのみの非反応性エッチングであ
ってもよい。また本実施の形態は真空槽20内における
真空中でのドライエッチングの例を示したが、エッチン
グ液を用いたウエットエッチングによって非導電層14
を部分的に除去するようにしてもよい。また真空中では
なく大気圧でのプラズマを利用したエッチングによって
非導電層14を部分的に除去するようにしてもよい。
【0031】
【発明の効果】以上のように本発明は、2層以上の多層
膜が形成された機能膜の表面処理方法において、最下層
よりも上側の膜の一部をエッチングによって除去するよ
うにしたものである。
【0032】従って最下層よりも上側の膜の一部を任意
に除去することが可能になる。
【0033】別の発明は、2層以上の多層膜が形成され
た機能膜の表面処理方法において、最外層の膜の一部を
エッチングによって除去するようにしたものである。
【0034】従ってこのような構成によれば、最外層の
膜の一部が除去されることになり、その下側の膜の所望
の部位を露出させることが可能になる。
【0035】さらに別の発明は、最外層が非導電層で、
その下側に導電層が形成された2層以上の多層膜の表面
処理方法において、導電層の上側の層である非導電層の
一部をエッチングによって除去することにより導電層を
露出させるようにしたものである。
【0036】従ってこのような構成によれば、非導電層
の下側の導電層が部分的に露出することになり、このよ
うな導電層に容易に電極を形成することが可能になる。
またこのような電極を用いて導電層を接地できるように
なり、信頼性の高い接地が達成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】エッチングを行なうための真空槽の構成を示す
縦断面図である。
【図2】真空槽によるエッチングの状態を示す縦断面図
である。
【図3】エッチングによって最外層の一部が除去された
陰極線管の機能膜の縦断面図である。
【図4】プラスチックフィルム上に形成された機能膜の
一部をエッチングした状態を示す縦断面図である。
【図5】従来の電極の形成方法を示す陰極線管のスクリ
ーン面上の機能膜の拡大断面図である。
【符号の説明】
1‥‥第1層、2‥‥第2層(導電層)、3‥‥第3層
(非導電層)、4‥‥基材(ガラス)、5‥‥半田、1
0‥‥基材(ガラス)、11‥‥第1層、12‥‥第2
層、13‥‥第3層(導電層、ITO層)、14‥‥第
4層(非導電層、SiO2 層)、20‥‥真空槽、21
‥‥支持板、22‥‥エッチング電極、23‥‥排気
弁、24‥‥給気弁、28‥‥開口、29‥‥Oリン
グ、33‥‥プラズマ、34‥‥導電層露出部、40‥
‥プラスチックフィルム

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2層以上の多層膜が形成された機能膜の表
    面処理方法において、 最下層よりも上側の膜の一部をエッチングによって除去
    することを特徴とする機能膜の表面処理方法。
  2. 【請求項2】2層以上の多層膜が形成された機能膜の表
    面処理方法において、 最外層の膜の一部をエッチングによって除去することを
    特徴とする機能膜の表面処理方法。
  3. 【請求項3】最外層が非導電層で、その下側に導電層が
    形成された2層以上の多層膜の表面処理方法において、 前記導電層の上側の層である前記非導電層の一部をエッ
    チングによって除去することにより導電層を露出させる
    ことを特徴とする機能膜の表面処理方法。
  4. 【請求項4】機能膜が反射防止および/または電磁波シ
    ールド膜であることを特徴とする請求項3に記載の機能
    膜の表面処理方法。
  5. 【請求項5】機能膜が表示装置のスクリーン面の反射防
    止および/または電磁波シールド膜であることを特徴と
    する請求項3に記載の機能膜の表面処理方法。
  6. 【請求項6】エッチングがドライエッチングであること
    を特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の機能膜の表
    面処理方法。
  7. 【請求項7】エッチングが反応性イオンエッチングであ
    ることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の機能
    膜の表面処理方法。
  8. 【請求項8】機能膜の外表面であってエッチングを行な
    う部分のみを真空チャンバにより真空状態とすることを
    特徴とする請求項6または請求項7に記載の機能膜の表
    面処理方法。
  9. 【請求項9】エッチングが大気圧プラズマプロセスであ
    ることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の機能
    膜の表面処理方法。
  10. 【請求項10】2層以上の多層膜が形成された機能膜に
    おいて、 最下層よりも上側の膜の一部をエッチングによって除去
    する表面処理を施すことを特徴とする機能膜。
  11. 【請求項11】2層以上の多層膜が形成された機能膜に
    おいて、 最外層の膜の一部をエッチングによって除去する表面処
    理を施すことを特徴とする機能膜。
  12. 【請求項12】最外層が非導電層で、その下側に導電層
    が形成された2層以上の多層膜において、 前記導電層の上側の層である前記非導電層の一部をエッ
    チングによって除去することにより導電層を露出させる
    表面処理を施すことを特徴とする機能膜。
  13. 【請求項13】機能膜が反射防止および/または電磁波
    シールド膜であることを特徴とする請求項12に記載の
    機能膜。
  14. 【請求項14】機能膜が表示装置のスクリーン面の反射
    防止および/または電磁波シールド膜であることを特徴
    とする請求項12に記載の機能膜。
  15. 【請求項15】エッチングがドライエッチングであるこ
    とを特徴とする請求項10〜14の何れかに記載の機能
    膜。
  16. 【請求項16】エッチングが反応性イオンエッチングで
    あることを特徴とする請求項10〜14の何れかに記載
    の機能膜。
  17. 【請求項17】機能膜の外表面であってエッチングを行
    なう部分のみを真空チャンバにより真空状態とすること
    を特徴とする請求項15または請求項16に記載の機能
    膜。
  18. 【請求項18】エッチングが大気圧プラズマプロセスで
    あることを特徴とする請求項10〜14の何れかに記載
    の機能膜。
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