JP2000211637A - 開封が容易なトレ―インカ―トン - Google Patents

開封が容易なトレ―インカ―トン

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JP2000211637A
JP2000211637A JP11018527A JP1852799A JP2000211637A JP 2000211637 A JP2000211637 A JP 2000211637A JP 11018527 A JP11018527 A JP 11018527A JP 1852799 A JP1852799 A JP 1852799A JP 2000211637 A JP2000211637 A JP 2000211637A
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tray
carton
opening
rectangular parallelepiped
front plate
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JP11018527A
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Hidehisa Tokita
秀久 時田
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Toppan Inc
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Toppan Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】菓子・食品類などを幅広く収容する、店頭での
展示効果や内容物の密封保存性などが優れている上に、
直方体状のカートン20の上面と同時に、ワンタッチで
トレー30の上面を開封できる、開封が容易なトレーイ
ンカートンを提供する。 【解決手段】本発明は、ワンタッチで上面を開封できる
直方体状のカートン20に、内容物を収容した後に、上
周フランジ部31をシールフィルム32で密封した、密
封保存性が優れたトレー30を収容して、直方体状のカ
ートン20の前面板21の2列の開封切れ目線b・bの
間の内側に、トレー30のシールフィルム32の前端部
を延長して位置させて、この延長して位置させたシール
フィルム32の前端部の、前面板21の2個の開封切欠
きc・cに相当する位置に、2個の開封切欠きd・dを
設けた開封が容易なトレーインカートンである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、菓子・食品類など
を幅広く収容する、ワンタッチで上面を開封できる板紙
製などの直方体状のカートン20に、密封保存性が優れ
たプラスチック製などのトレー30を収容した、直方体
状のカートン20の上面と同時に、ワンタッチでトレー
30の上面を開封できる、開封が容易なトレーインカー
トンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、菓子・食品類などを幅広く収
容する、図示していない各種形状の、美麗な印刷をした
板紙製などの直方体状のカートンに、図7に示すよう
な、内容物を収容した後に、上周フランジ部31を、適
宜の開封つまみ片fなどを設けたシールフィルム32で
密封した、密封保存性が優れたプラスチック製などのト
レー30を収容したトレーインカートンが、一般に広く
用いられている。
【0003】また従来から、図1・図4に示すような上
面板22から前面板21にかけて、前後方向の2本の開
封切れ目線a・aを設けて、また前面板21に、左右方
向の2列の開封切れ目線b・bを設けて、この2列の上
方の開封切れ目線bに、2本の開封切れ目線a・aに連
続する2個の開封切欠きc・cを設けた、ワンタッチで
上面を開封できる板紙製などの直方体状のカートン20
が、一般に広く用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが従来の、図示
していない各種形状の直方体状のカートンに、図7に示
すような、密封保存性が優れたトレー30を収容したト
レーインカートンについては、店頭での展示効果や内容
物の密封保存性などが優れているものの、直方体状のカ
ートンを開封してトレー30を取出した後に、適宜の開
封つまみ片fを引張るなどして、密封保存性が優れたト
レー30を開封する必要があって、家庭で菓子・食品類
などを取出す時に、手間がかかることが問題であった。
【0005】ところで、本発明の目的は、菓子・食品類
などを幅広く収容する、ワンタッチで上面を開封できる
板紙製などの直方体状のカートン20に、密封保存性が
優れたプラスチック製などのトレー30を収容した、店
頭での展示効果や内容物の密封保存性などが優れている
上に、直方体状のカートン20の上面と同時に、ワンタ
ッチでトレー30の上面を開封できる、開封が容易なト
レーインカートンを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の開封が容易なト
レーインカートンは、上面板22から前面板21にかけ
て、前後方向の2本の開封切れ目線a・aを設けて、ま
た前面板21に、左右方向の2列の開封切れ目線b・b
を設けて、この2列の上方の開封切れ目線bに2本の開
封切れ目線a・aに連続する2個の開封切欠きc・cを
設けたワンタッチで上面を開封できる直方体状のカート
ン20に内容物を収容した後に、上周フランジ部31を
シールフィルム32で密封した密封保存性が優れたトレ
ー30を収容したトレーインカートンであって、直方体
状のカートン20の前面板21の2列の開封切れ目線b
・bの間の内側に、トレー30のシールフィルム32の
前端部を延長して位置させて、この延長して位置させた
シールフィルム32の前端部の前面板21の2個の開封
切欠きc・cに相当する位置に、2個の開封切欠きd・
dを設けた開封が容易なトレーインカートンである。
【0007】加えて、本発明の開封が容易なトレーイン
カートンは、直方体状のカートン20の前面板21の、
2個の開封切欠きc・cの間の内面と、図2に示すトレ
ー30のシールフィルム32の前端部(図2では下端
部)の2個の開封切欠きd・dの間の外面とを貼着した
開封が容易なトレーインカートンである。
【0008】また加えて、本発明の開封が容易なトレー
インカートンは、トレー30のシールフィルム32の、
上面板22から前面板21にかけての2本の開封切れ目
線a・aに相当する位置に、2本の開封半切れ線e・e
を設けた開封が容易なトレーインカートンである。
【0009】
【作用】本発明の開封が容易なトレーインカートンにお
いては、ワンタッチで上面を開封できる直方体状のカー
トン20に、密封保存性が優れたトレー30を収容し
て、直方体状のカートン20の前面板21の2列の開封
切れ目線b・bの間の内側に、トレー30のシールフィ
ルム32の前端部を延長して位置させて、この延長して
位置させたシールフィルム32の前端部の、前面板21
の2個の開封切欠きc・cに相当する位置に、2個の開
封切欠きd・dを設けたことによって、直方体状のカー
トン20の前面板21の2列の開封切れ目線b・bを切
断して、前面板21の2個の開封切欠きc・cの間をつ
まんで引張るだけで、ワンタッチで直方体状のカートン
20の上面を開封できるものであり、同時に2列の開封
切れ目線b・bを切断したために露出した、トレー30
の延長して位置させたシールフィルム32の前端部の2
個の開封切欠きd・dの間をつまんで引張るだけで、直
方体状のカートン20の上面と同時に、ワンタッチでト
レー30の上面を開封できるものである。
【0010】加えて、本発明の開封が容易なトレーイン
カートンにおいては、直方体状のカートン20の前面板
21の、2個の開封切欠きc・cの間の内面と、トレー
30のシールフィルム32の前端部の、2個の開封切欠
きd・dの間の外面とを貼着したことによって、同様に
直方体状のカートン20の前面板21の2列の開封切れ
目線b・bを切断して、直方体状のカートン20の前面
板21とトレー30のシールフィルム32の前端部と
の、内面と外面とを貼着した2個の開封切欠きc・cの
間と2個の開封切欠きd・dの間とを、同時につまんで
引張るだけで、直方体状のカートン20の上面と同時
に、容易にワンタッチでトレー30の上面を開封でき
る。
【0011】また加えて、本発明の開封が容易なトレー
インカートンにおいては、トレー30のシールフィルム
32の、上面板22から前面板21にかけての2本の開
封切れ目線a・aに相当する位置に、2本の開封半切れ
線e・eを設けたことによって、図6Bに示すように、
同様に直方体状のカートン20の前面板21の2列の開
封切れ目線b・bを切断して、前面板21の2個の開封
切欠きc・cの間をつまんで引張るだけで、同時に2列
の開封切れ目線b・bを切断したために露出した、トレ
ー30の延長して位置させたシールフィルム32の前端
部の2個の開封切欠きd・dの間をつまんで引張るだけ
で、シールフィルム32の引裂き方向が一定でない場合
であっても、直方体状のカートン20の上面と同時に、
体裁良くワンタッチでトレー30の上面を開封できる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の開封が容易なトレーイン
カートンについては、後述する実施例に示すように、美
麗な印刷をした適宜の板紙などを用いて、通常の打抜型
を用いた打抜工程で、無駄がない又は工程が簡単な、通
常の直方体状のカートン20のブランクを作製して、ま
た内容物を収容した後に、上周フランジ部31をシール
フィルム32で密封した、密封保存性が優れたプラスチ
ック製などの、通常のトレー30を作製して、通常の機
械的な製箱工程で、簡単に直方体状のカートン20にト
レー30を収容して製箱することができる、店頭での展
示効果や内容物の密封保存性などが優れている上に、工
程が簡単で作製費用が廉価な開封が容易なトレーインカ
ートンを提供することができる。
【0013】
【実施例】<実施例1>図1Aは、実施例1の開封が容
易なトレーインカートンにおける、直方体状のカートン
20のブランクの平面図であって、図1Bは、直方体状
のカートン20の斜視図である。また図2は、実施例1
の開封が容易なトレーインカートンにおける、トレー3
0の斜視図である。さらに図3Aは、実施例1の開封が
容易なトレーインカートンにおける、直方体状のカート
ン20にトレー30を収容した状態を示す斜視図であっ
て、図3Bは、直方体状のカートン20の上面と同時
に、ワンタッチでトレー30の上面を開封した状態を示
す斜視図である。
【0014】すなわち、前面板21と、左右辺に側面板
23・23を連設した上面板22と、後面板24と、左
右辺に側面内板26・26を連設した底面板25と、左
右方向の差込みスリットgを設けた前面内板27とを、
折り目線(符号がない1点鎖線;以下同じ)を介して順
に連設して、上面板22から前面板21にかけて、前後
方向のミシン目状の2本の開封切れ目線a・aを設け
て、また前面板21に、左右方向のジッパー状の2列の
開封切れ目線b・bを設けて、この2列の上方の開封切
れ目線bに、2本の開封切れ目線a・aに連続する逆V
字状の2個の開封切欠きc・cを設けた、無駄がない長
方形の直方体状のカートン20のブランクであって、外
面側に美麗な印刷をした350g/m2の裏白コートボ
ール紙を用いて、通常の打抜型を用いた打抜工程で、縦
・横・高さが96×144×36mmの、図1Bに示す
ワンタッチで上面を開封できる直方体状のカートン20
の、図1Aに示すブランクを作製した。
【0015】また、厚さ0.5mmの半透明なポリプロ
ピレンシートを用いて、通常の圧空真空成形工程で、収
容部の縦・横・高さが92×140×35mmの、丸み
を帯びた直方体状のトレーを作製して、内容物であるチ
ョコレート菓子を収容した後に、このトレーの上周フラ
ンジ部31を、厚さ30μmの透明なポリプロピレン製
のシールフィルム32で熱融着して密封したトレー30
であって、図2・図3Aに示すように、図1A・Bに示
す直方体状のカートン20の前面板21の、左右方向の
ジッパー状の2列の開封切れ目線b・bの間の内側に、
トレー30のシールフィルム32の前端部を延長して位
置させて、この延長して位置させたシールフィルム32
の前端部(図2・図3Aでは下端部)の、前面板21の
逆V字状の2個の開封切欠きc・cに相当する位置に、
逆V字状の2個の開封切欠きd・dを設けた、図2に示
す密封保存性が優れたトレー30を作製した。
【0016】次に、通常の機械的な製箱工程で、図1A
に示す直方体状のカートン20のブランクの、全ての符
号がない1点鎖線で示す折り目線を山折り(印刷をした
外面側が山になる;以下同じ)して、前面板21と左右
の側面板23・23との内面の、図1Aに斜線で示す6
個所の部分に接着剤を塗布した後に、図3Aに示すよう
に、底面板25上に、図2に示すトレー30を載置して
収容して、前面内板27を折立てて、トレー30の延長
して位置させたシールフィルム32の前端部と直方体状
のカートン20の前面板21とを順に折下げて、前面内
板27の外面と前面板21の内面とを貼着するととも
に、前面板21の2個の開封切欠きc・cの間の内面と
シールフィルム32の前端部の2個の開封切欠きd・d
の間の外面とを貼着して、また左右の側面内板26・2
6を折立てて、左右の側面板23・23を折下げて、側
面内板26・26の外面と側面板23・23の内面とを
貼着して、図1Bに示すワンタッチで上面を開封できる
直方体状のカートン20に、図2に示す密封保存性が優
れたトレー30を収容した、図3Aに示す実施例1の開
封が容易なトレーインカートンを作製した。
【0017】続いて、図3Aに示す開封が容易なトレー
インカートンの、直方体状のカートン20の前面板21
の2列の開封切れ目線b・bを切断して、直方体状のカ
ートン20の前面板21とトレー30のシールフィルム
32の前端部との、内面と外面とを貼着した2個の開封
切欠きc・cの間と2個の開封切欠きd・dの間とを、
同時につまんで引張ったところ、図3Bに示すように、
前面板21の2個の開封切欠きc・cから、上面板22
が、上面板22から前面板21にかけての、前後方向の
ミシン目状の2本の開封切れ目線a・aに沿って切断さ
れて開封されるものであって、同時にシールフィルム3
2の前端部の2個の開封切欠きd・dから、シールフィ
ルム32が、前後の引裂き方向に沿って切断されて開封
されるものであって、直方体状のカートン20の上面と
同時に、容易にワンタッチでトレー30の上面を開封で
きる、開封が容易なトレーインカートンが得られた。
【0018】なお、本実施例の開封が容易なトレーイン
カートンにおいては、直方体状のカートン20の前面内
板27に、図1A・図3Bに示す左右方向の差込みスリ
ットgを設けたことによって、直方体状のカートン20
の上面と同時に、ワンタッチで上面を開封したトレー3
0に、内容物であるチョコレート菓子が残った場合など
に、この左右方向の差込みスリットgに、直方体状のカ
ートン20の前面板21とトレー30のシールフィルム
32の前端部との、内面と外面とを貼着した2個の開封
切欠きc・cの間と2個の開封切欠きd・dの間とを差
込むだけで、簡単に開封が容易なトレーインカートンを
閉蓋することができる。
【0019】<実施例2>図4Aは、実施例2の開封が
容易なトレーインカートンにおける、直方体状のカート
ン20のブランクの平面図であって、図4Bは、直方体
状のカートン20の斜視図である。また図5は、実施例
2の開封が容易なトレーインカートンにおける、トレー
30の斜視図である。さらに図6Aは、実施例2の開封
が容易なトレーインカートンにおける、直方体状のカー
トン20にトレー30を収容した状態を示す斜視図であ
って、図6Bは、直方体状のカートン20の上面と同時
に、ワンタッチでトレー30の上面を開封した状態を示
す斜視図である。
【0020】すなわち、左右辺に折込み片28・28を
連設した前面板21と、左右辺に側面板23・23と差
込み片29・29とを順に連設した上面板22と、左右
辺に折込み片28・28を連設した後面板24と、底面
板25と、糊代片39とを、折り目線を介して順に連設
して、上面板22から前面板21にかけて、前後方向の
ミシン目状の2本の開封切れ目線a・aを設けて、また
前面板21に、つまみh・hを有する左右方向のジッパ
ー状の2列の開封切れ目線b・bを設けて、この2列の
上方の開封切れ目線bに、2本の開封切れ目線a・aに
連続する逆V字状の2個の開封切欠きc・cを設けた、
工程が簡単な通常形の直方体状のカートン20のブラン
クであって、美麗な印刷をした310g/m2のコート
ボール紙を用いて、通常の打抜型を用いた打抜工程で、
縦・横・高さが実施例1と同一の96×144×36m
mの、図4Bに示すワンタッチで上面を開封できる直方
体状のカートン20の、図4Aに示すブランクを作製し
た。
【0021】また、厚さ0.5mmの半透明なポリプロ
ピレンシートを用いて、通常の圧空真空成形工程で、収
容部の縦・横・高さが実施例1と同一の92×140×
35mmの、丸みを帯びた直方体状のトレーを作製し
て、内容物であるスナッククッキーを収容した後に、こ
のトレーの上周フランジ部31を、厚さ30μmの透明
なポリプロピレン製のシールフィルム32で熱融着して
密封したトレー30であって、図5・図6Aに示すよう
に、図4A・Bに示す直方体状のカートン20の前面板
21の、左右方向のジッパー状の2列の開封切れ目線b
・bの間の内側に、トレー30のシールフィルム32の
前端部を延長して位置させて、この延長して位置させた
シールフィルム32の前端部(図5・図6Aでは下端
部)の、前面板21の逆V字状の2個の開封切欠きc・
cに相当する位置に、逆V字状の2個の開封切欠きd・
dを設けて、加えて図5・図6Bに示すように、トレー
30のシールフィルム32の、上面板22から前面板2
1にかけての2本の開封切れ目線a・aに相当する位置
に、深さ約10μmの2本の開封半切れ線e・eを設け
た、図5に示す密封保存性が優れたトレー30を作製し
た。
【0022】次に、通常の機械貼り製箱工程(サック貼
り工程と言う)で、図4Aに示す直方体状のカートン2
0のブランクの、全ての符号がない1点鎖線で示す折り
目線を山折りして、前面板21と糊代片39とを貼着し
て筒状に製箱した後に、図6Aに示すように、前面板2
1の2列の開封切れ目線b・bの間の内側に、トレー3
0の延長したシールフィルム32の前端部が位置するよ
うに、この筒状に製箱した直方体状のカートン20に、
図5に示すトレー30を収容して、折込み片28・28
・28・28を折込んで、側面板23・23を折下げて
差込み片29・29を挿入して繋止して、図4Bに示す
ワンタッチで上面を開封できる直方体状のカートン20
に、図5に示す密封保存性が優れたトレー30を収容し
た、図6Aに示す実施例2の開封が容易なトレーインカ
ートンを作製した。
【0023】続いて、図6Aに示す開封が容易なトレー
インカートンの、直方体状のカートン20の前面板21
の、つまみh・hをつまんで2列の開封切れ目線b・b
を切断して、前面板21の2個の開封切欠きc・cの間
をつまんで引張ったところ、図6Bに示すように、前面
板21の2個の開封切欠きc・cから、上面板22が、
上面板22から前面板21にかけての、前後方向のミシ
ン目状の2本の開封切れ目線a・aに沿って切断されて
開封されるものであって、同時に2列の開封切れ目線b
・bを切断したために露出した、トレー30の延長して
位置させたシールフィルム32の前端部の2個の開封切
欠きd・dの間をつまんで引張ったところ、図6Bに示
すように、シールフィルム32の前端部の2個の開封切
欠きd・dから、シールフィルム32が、シールフィル
ム32の引裂き方向が一定でない場合であっても、深さ
約10μmの2本の開封半切れ線e・eに沿って切断さ
れて開封されるものであって、直方体状のカートン20
の上面と同時に、体裁良くワンタッチでトレー30の上
面を開封できる、開封が容易なトレーインカートンが得
られた。
【0024】
【発明の効果】以上、作用及び実施例に示すとおり、本
発明の開封が容易なトレーインカートンにおいては、菓
子・食品類などを幅広く収容する、ワンタッチで上面を
開封できる板紙製などの直方体状のカートンに、密封保
存性が優れたプラスチック製などのトレーを収容した、
店頭での展示効果や内容物の密封保存性などが優れてい
る上に、直方体状のカートンの上面と同時に、ワンタッ
チでトレーの上面を開封できる、開封が容易なトレーイ
ンカートンを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の開封が容易なトレーインカートンに
おける、図1Aは、直方体状のカートン20のブランク
の平面図であって、図1Bは、直方体状のカートン20
の斜視図である。
【図2】実施例1の開封が容易なトレーインカートンに
おける、トレー30の斜視図である。
【図3】実施例1の開封が容易なトレーインカートンに
おける、図3Aは、直方体状のカートン20にトレー3
0を収容した状態を示す斜視図であって、図3Bは、直
方体状のカートン20の上面と同時に、ワンタッチでト
レー30の上面を開封した状態を示す斜視図である。
【図4】実施例2の開封が容易なトレーインカートンに
おける、図4Aは、直方体状のカートン20のブランク
の平面図であって、図4Bは、直方体状のカートン20
の斜視図である。
【図5】実施例2の開封が容易なトレーインカートンに
おける、トレー30の斜視図である。
【図6】実施例2の開封が容易なトレーインカートンに
おける、図6Aは、直方体状のカートン20にトレー3
0を収容した状態を示す斜視図であって、図6Bは、直
方体状のカートン20の上面と同時に、ワンタッチでト
レー30の上面を開封した状態を示す斜視図である。
【図7】従来の、トレー30の斜視図である。
【符号の説明】
20…直方体状のカートン 21…前面板 22…上面
板 23…側面板 24…後面板 25…底面板 26…側面内板 27…
前面内板 28…折込み片 29…差込み片 30…トレー 31…上周フランジ部 32…シールフ
ィルム 39…糊代片 斜線…接着剤を塗布した部分 a・b…開封切れ目線 c・d…開封切欠き e…開封
半切れ線 f…開封つまみ片 g…差込みスリット h…つまみ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上面板22から前面板21にかけて、前後
    方向の2本の開封切れ目線a・aを設けて、また前面板
    21に、左右方向の2列の開封切れ目線b・bを設け
    て、この2列の上方の開封切れ目線bに、2本の開封切
    れ目線a・aに連続する2個の開封切欠きc・cを設け
    た、ワンタッチで上面を開封できる直方体状のカートン
    20に、内容物を収容した後に、上周フランジ部31を
    シールフィルム32で密封した、密封保存性が優れたト
    レー30を収容したトレーインカートンであって、直方
    体状のカートン20の前面板21の2列の開封切れ目線
    b・bの間の内側に、トレー30のシールフィルム32
    の前端部を延長して位置させて、この延長して位置させ
    たシールフィルム32の前端部の、前面板21の2個の
    開封切欠きc・cに相当する位置に、2個の開封切欠き
    d・dを設けたことを特徴とする開封が容易なトレーイ
    ンカートン。
  2. 【請求項2】前記の直方体状のカートン20の前面板2
    1の、2個の開封切欠きc・cの間の内面と、前記のト
    レー30のシールフィルム32の前端部の、2個の開封
    切欠きd・dの間の外面とを貼着したことを特徴とす
    る、請求項1に記載の開封が容易なトレーインカート
    ン。
  3. 【請求項3】前記のトレー30のシールフィルム32
    の、上面板22から前面板21にかけての2本の開封切
    れ目線a・aに相当する位置に、2本の開封半切れ線e
    ・eを設けたことを特徴とする、請求項1又は請求項2
    に記載の開封が容易なトレーインカートン。
JP11018527A 1999-01-27 1999-01-27 開封が容易なトレ―インカ―トン Pending JP2000211637A (ja)

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