JP2000211162A - 液体吐出記録装置 - Google Patents

液体吐出記録装置

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JP2000211162A
JP2000211162A JP1830199A JP1830199A JP2000211162A JP 2000211162 A JP2000211162 A JP 2000211162A JP 1830199 A JP1830199 A JP 1830199A JP 1830199 A JP1830199 A JP 1830199A JP 2000211162 A JP2000211162 A JP 2000211162A
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tank
ink
liquid
head
pump
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JP1830199A
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Akihiro Mori
明広 毛利
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヘッド内への気泡の混入を防止するととも
に、ヘッド内に進入した気泡や異物を容易に取り除き、
クリーニング時に生じるインク消費量を少なくする。 【解決手段】 液体吐出記録装置は、ヘッド1と第1の
タンク2とを備える液体吐出ヘッド部と、大気連通口2
6を備える第2のタンク4と、第3のタンク5と、第3
のタンク内部を減圧あるいは加圧可能なポンプ50と、
キャッピング部材30、吸引ポンプ32を備える。それ
ぞれのタンクは接続される供給経路を除いて密閉空間を
形成可能であるとともに、吸引ポンプ32による回復動
作の際に、ポンプ50をで第3のタンク内部を加圧する
クリーニングモードを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液体の吐出により記
録を行う液体吐出記録装置に関し、より具体的にはイン
クジェット記録分野における、大量のインクを使用し循
環経路を供えた液体吐出記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、パーソナルコンピュータのプ
リンタやファクシミリ、複写機として、記録ヘッドから
インク液滴を吐出して紙などの被記録媒体に記録を行う
インクジェット記録装置が普及している。
【0003】インクジェット記録装置は品位の高い画像
を高速、低騒音で記録することができるとともに、カラ
ー画像をも容易に得ることができるという利点があり、
近年では例えばポスター出力などの大きい紙サイズの記
録や、布にプリントを行う捺染処理システムなど、記録
ボリュームが大きい装置にも利用されるようになってき
ている。
【0004】一方では、X線フィルムやCTスキャン画
像のような医療用の多階調画像記録へのインクジェット
記録の応用が検討されている。このような医療画像用記
録装置では、異なる濃度を有する複数種類のインクを組
み合わせ、インクを2回、3回と重ねて記録することによ
ってインクの種類数よりはるかに多い階調を表現するこ
とが可能となる。
【0005】ここで、インクジェット記録装置はインク
を吐出して記録を行うものなので、記録ヘッドには、吐
出により消費されたインクを常時供給する必要がある。
【0006】この記録ヘッドへのインク供給方式として
は、上述の各用途のようにインク消費量の多い装置の場
合、大容量のタンクが記録装置本体と一体的に装着さ
れ、そのタンクからヘッドカートリッジまでの間にチュ
ーブ等の管でインク流路を構成する構成が知られてい
る。
【0007】ところで、インク経路に用いられる可撓性
のチューブは、ゴム製、樹脂製のものを用いるため多少
のガス透過性を有する。このため、チューブ内には大気
からチューブ壁を通して少しずつ空気が進入し、気泡を
発生させる。この気泡が記録ヘッド内に流れ込むと、正
常なインク滴を吐出できなくなり、最悪の場合印字不良
が発生する恐れがある。
【0008】そこで気泡が発生してもその気泡が記録ヘ
ッド内に入り込まないように図5に示すようなインク循
環経路が提案されている。
【0009】図5において、501は記録ヘッド、502はエ
アバッファ室、503はインクタンクである。エアバッフ
ァ室502とインクタンク503とは2本のインク流路504、50
5により連結され、循環経路が形成されている。インク
流路505の流路中にはポンプ506が設けられており、エア
バッファ室502内のインク及び空気をインクタンク503へ
移送することができる。また、エアバッファ室502は2つ
のインク流路を除いて大気に対して密閉構造となってお
り、インクタンク503には大気連通口507が設けられてい
る。
【0010】上述のインク循環経路では、ポンプを駆動
すると、エアバッファ内のインク及び空気はインク流路
505を通ってインクタンク503に送られると共に、インク
タンク503内のインクはインク流路504を通ってエアバッ
ファ室502に送られる。このようにエアバッファ室とイ
ンクタンクとの間でインクの循環を行うことで、経路内
に発生した気泡をインクタンクへと排出することがで
き、気泡のヘッド内への混入を防止することができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の構成に
おいては、より一層の高階調、高画質化を高速で行うと
いう観点から、次のような技術課題がある。
【0012】すなわち、インク循環経路内にポンプ506
を設けると、インクはポンプ内部を通過するため、ポン
プ内部で発生したゴミ(例えばチューブポンプの場合、
チューブの同じ箇所がしごかれることから生じるチュー
ブ内部のけずり粉やチューブ素材に含まれた油脂成分な
ど)をインクの経路内から確実に除去することは困難で
あった。これらのゴミは記録ヘッドのノズルに付着して
固化すると目詰まりする恐れがあり、特に高画質を実現
するために吐出口径を小さくするような場合には、その
確実な除去が求められる。
【0013】本発明者は上述の課題に鑑み、記録ヘッド
内に気泡の混入を防止するために循環経路を備えるとと
もに、インク循環経路内のインクに不純物が混ざるのを
防止する新規な液体吐出記録装置について鋭意研究を行
なった。その結果、インクを送り出すための機構をイン
ク循環経路とは独立に設けることで上述の課題を解決す
ることを見出した。
【0014】本発明者は、上述の新規な液体吐出記録装
置に対して更なる検討を行なった結果、インクを送り出
すための機構を吸引回復時に利用することで、ヘッド内
に滞留した気泡やゴミなどを効率的に除去し、吸引回復
時のインク消費量を低減することのできる記録装置を想
起するに至った。
【0015】したがって、本発明の目的は、上述の課題
を解決し、ヘッド内に滞留した気泡やゴミなどを効率的
に除去し、吸引回復時のインク消費量を低減することの
できる記録装置を提供するものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明の液体吐出記録装置は、液体を吐出して被
記録媒体に記録を行う液体吐出記録装置において、液体
を吐出するノズル部を備える液体吐出記録ヘッドと、該
ヘッドへ供給される液体を保持する第1のタンクとを備
える液体吐出ヘッド部と、該ヘッド部のノズル部を覆う
とともに吸引回復手段を備えるキャップ手段と、前記第
1のタンクへ供給するための液体を保持するとともに大
気を導入可能な大気連通口を備える第2のタンクと、前
記第1のタンクから液体を受け入れると共に前記第2のタ
ンクへ液体を供給可能な第3のタンクと、前記第1のタン
クと前記第2のタンクとを連通させる第1の液体供給経路
と、前記第2のタンクと前記第3のタンクとを連通させる
とともに第1の弁を備える第2の液体供給経路と、前記第
3のタンクと前記第1のタンクとを連通させる第3の液体
供給経路と、前記第1、第2、第3の供給経路とは異なる
経路に設けられ前記第3のタンク内部を減圧または加圧
可能なポンプと、前記第3のタンク内部の気体を外部と
連通させるために前記第3のタンクに設けられた第2の弁
と、を備え、前記第1のタンク及び第3のタンクはそれぞ
れ接続される供給経路を除いて密閉空間を形成可能であ
るとともに、前記吸引回復手段の作動時に前記ポンプに
より前記第3のタンク内部を加圧するクリーニングモー
ドを備えることを特徴とする。
【0017】上述の記録装置によれば、ヘッド内への気
泡の混入を防止するとともに、ヘッド内に進入した気泡
や異物を容易に取り除き、クリーニング時に生じるイン
ク消費量を少なくすることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。
【0019】(第1実施例)図1は本発明の液体吐出記録
装置の一例であるカラー捺染処理システムの外観を示す
斜視図である。
【0020】インクジェット記録装置本体199は、イン
ク供給部100と、プリンタ部200と、布搬送部250とから
概略構成されている。
【0021】記録媒体としての布251は、ロール状態の
まま布供給ローラ252にセットされる。この布251は搬送
部250を形成するローラ252〜257により搬送される。
【0022】布の搬送部250の上方に位置しているプリ
ンタフレーム201には、二本のガイドレール202,203が
矢印A方向に沿って互いに平行に支持固定されている。
キャリッジ204は二本のガイドレール202,203に矢印A
方向に移動自在に支持されており、キャリッジ上には複
数ののプリントヘッド(代表として205a,205bを図示
する)が布251と対向する位置に設けられている。
【0023】キャリッジ204が矢印A方向へ駆動モータ
(不図示)により移動させられる際、例えばプリントヘ
ッド205a,205bには必要に応じてインク吐出命令が出
されてプリントを行う。キャリッジ204移動終了時には
布251上の所定の位置に、吐出されたインクに応じた一
行分のプリントを行う。布251上に一行分のプリントを
行った後、布251は布送りベルト(不図示)により図1中
の矢印B方向(副走査方向)へと所定量だけ搬送され
る。次に、例えばプリントヘッド205a,205bが必要に
応じた吐出を行いながら、キャリッジ204がA方向へ移
動した時には布301上には二行目のプリントが成されて
いる。このような一連の動作を繰り返すことにより布30
1上には所望の連続的なプリントが行われる。
【0024】なお、例えば、プリントヘッド205a,205
b等にはインクチューブ群206が接続されており、吐出
を繰り返す度に使用した分のインクがインクチューブ群
206を経てインク供給部100からプリントヘッド205a,2
05b等に補充される。
【0025】図2は図1に示した液体吐出記録装置のイン
ク供給部100の構成を説明するための説明図である。
【0026】図2において、1は液体吐出ヘッド(プリン
トヘッド)であり、2はプリントヘッド1へ供給するイン
クを貯蔵する第1のインクタンクである。本実施例のプ
リントヘッドは被記録媒体に対して液体を吐出するため
のノズル部を備えており、各ノズル部には、インク吐出
用の熱エネルギーを発生する電気熱変換体が設けられて
いる。プリントヘッド1と第1のインクタンク2を備える
液体吐出ヘッド部は、装置本体に対して稼動可能なキャ
リッジ3に搭載されている。4,5は装置本体に固定され
た第2、第3のインクタンクである。
【0027】第2のインクタンク4の上部に大気連通口26
が設けられている。第1のインクタンク2と第2、第3のイ
ンクタンク4,5はチューブ、継手などで構成された2本
のインク流路6,7によって連結されている。第1のイン
ク流路6は、第2のインクタンク4に収容されたインクを
第1のインクタンク2へ送り、第3のインク流路7は、第1
のインクタンク2内のインクを第3のインクタンク5へ送
り、途中には第3の弁22が設けられている。
【0028】第2のインクタンク4と第3のインクタンク5
は第2のインク流路8によって連結されている。第2のイ
ンク流路の途中には、第1の弁9が設けられている。第1
の弁9は、第3のインクタンク5から第2のインクタンク4
の方向のみインクの流れを許す、いわゆる逆止弁であっ
てもよい。第3のインクタンク5上部には第2の弁10を有
する大気連通路11と、第3のインクタンクの気室部分の
空気を吸引するための気室吸引路12が設けられている。
大気連通路11および気室吸引路12はともに柔軟な材料、
たとえばシリコンチューブが用いられており、気室吸引
路は前述の3つの液体供給経路とは異なる経路となって
いる。第2の弁10は大気連通路11を不図示のカム部材で
潰すことにより開閉され、第3のインクタンクの気室部
分の大気への連通と非連通を切り替えることができる。
気室吸引路12の途中には前述したチューブポンプ50が設
けられ、第3のインクタンク5の気室部分の空気を吸引す
る。
【0029】50は第3のタンク内部の気体を吸引するた
めのポンプであり、本実施例ではチューブポンプが用い
られている。チューブポンプ50において、51はローラで
ローラホルダ52に同心円上に6個並べられている。ロー
ラホルダ52は回転軸53を中心に回転可能に支持され、ロ
ーラ51もそれぞれローラホルダ52に固定されたローラ回
転軸54を中心に回転可能に支持されている。55は付勢部
材で、圧縮ばね56によってローラ51側へ付勢され、チュ
ーブ12を押しつぶしている。ローラホルダ52を不図示の
モータで、矢印A方向に回転するとローラ51が公転運動
を行うためチューブ11はしごかれ、チューブ内が負圧に
なり第2の弁10から大気が吸引される。また、ローラホ
ルダ52を不図示のモータで矢印C方向に回転するとロー
ラ51が公転運動を行なうため前記の如くチューブ11はし
ごかれ、チューブ内が加圧されて第2の弁10から大気が
放出される。
【0030】気室吸引路12の他端は廃インクタンク13に
導かれており、万が一、第3のインクタンク5の中のイン
クが気室吸引路12をとおって排出されたとしても、装置
外へインクがもれないように配慮されている。また、チ
ューブポンプ50が矢印C方向に回転した場合でも廃イン
クタンク13から廃インクを吸引しないようになってい
る。さらに、第3のインクタンク5には第4のインク流路1
4の一端が接続され、第4のインク流路14の他端には先端
に穴を設けた環状の第1の針部材15が設けられている。
【0031】補給タンク16を所定の位置に装填すると、
第1の針部材15が補給タンク16のインク補給口17に挿入
されるようになっている。28は補給タンク用の大気連通
路で一端には、やはり先端に穴を設けた環状の第2の針
部材18が設けられ、廃インクタンク13には大気連通口19
が設けられているので、第2の針部材18が補給タンク16
の大気連通口20に挿入されると補給タンク16の気室は大
気に連通され、補給タンク16から第3のインクタンク5へ
のインク移動が可能になる。第4のインク流路14の途中
には一方向にだけインクの流れを許す第4の弁21が設け
られ、第3のインクタンク5から補給タンク16へのインク
逆流を防止している。
【0032】第2のインクタンク4にはインクレベルセン
サ24とインクレベルセンサ25、第3のインクタンク5に
はインクレベルセンサ23が設けられ、インクレベルセン
サ24は第2にインクタンク4の最小インクレベルを、イン
クレベルセンサ25は第2のインクタンク4の最大インクレ
ベルを検出し、インクレベルセンサ23は第3のインクタ
ンク5の最大インクレベルを検出する。
【0033】このような構成において、プリントヘッド
1のインク室の圧力は第2のインクタンク4のインクレベ
ルによって決定され、図中プリントヘッド1の吐出口
(ノズル部)と第2のインクタンク4のインクレベルとの
高低差は20〜100mmの範囲にあることが好ましい。ま
た、インクレベルセンサー25は、インクレベルセンサー
23の相対的な位置関係としては同じかあるいは低い位置
にあることが望ましい。
【0034】キャリッジ3が記録領域以外にあり、通常
ホームポジションと呼ばれるキャリッジ停止位置には、
後述する吸引回復手段としての吸引ポンプ32を備えヘッ
ド部の吐出口を覆うキャッピング手段が設けられてい
る。キャッピング手段のキャップ用部材30は、不図示の
キャップ支持部材により支えられており、プリントヘッ
ド1に当接・離接可能な状態にする機構が設けられてい
る。さらにキャップ部材30には、大気連通のためのチュ
ーブ31が設けられており、他端は廃インクタンク13と繋
がっている。キャップ部材30に大気連通状態を形成する
理由は、プリントヘッド1への当接時に、キャップ内部
の空気をプリントヘッド1のノズルに押し込まないため
である。チューブ31には弁とインク吸引機能を兼ね備え
る吸引ポンプ32が設けられている。33はチューブ加圧コ
ロで、コロホルダー34の回転中心35にアーム36に支持さ
れて矢印方向Bに回転する。チューブ31を閉じる為には
チューブ31を押しつぶした状態で加圧コロ33を停止した
状態で実現できる。35は付勢部材で、圧縮ばね37によっ
て加圧コロ側へ付勢され、チュ−ブ31を押しつぶしてい
る。
【0035】次に、本発明の液体吐出記録装置の動作に
ついて図3、図4のフローチャートを用いて説明する。な
お、以下の説明において、「センサON」は「インク有
り」の状態を示すものとする。
【0036】不図示の電源をONにした後、第2のイン
クタンク4に設けられたインクレベルセンサ24がインク
タンクの有無を検知する(S1)。インクがなければインク
タンク2,4,5にインクを充填する初期動作を開始する。
まず、弁9,10,22が順次閉じられる(S2)。チューブ
ポンプ50が駆動を開始し(S3)、インクタンク5の気室
部を吸引、減圧する。インクタンク5の気室部が減圧さ
れて、補給タンク16のインクがインク流路14を通りイン
クタンク5に注入される。インクタンク5内のインクレベ
ル検出手段(センサ)23がインクレベルを検知すると
(S4)、弁9,10を開放し(S5)、インクタンク5内を大
気圧に戻す。弁9,10を開放したのち、チューブポンプ50
を停止する(S6)。チューブポンプ50は、弁10が開放され
ているので必ずしも停止する必要はないが、消費電力を
少なくするために停止することが望ましい。
【0037】上記動作に引き続き、インクタンク5から
インクタンク4にインクが移行しインクが平準化する。
ここで平準化とは、連結されたインクタンク4および5内
の双方のインク面が等しくなり、インクがどちらのタン
クにも移動しない状態になることを意味する。完全にイ
ンクタンク4,5内のインクが平準化されたかは、インク
タンク4,5の形状・インク流路8の管径、弁9の管径によ
ってその条件は異なるが、平準化時間を見積もり、弁9
が開いた時間からの待機時間により平準化の完了の信号
を不図示の供給系制御部に送る(S7)。
【0038】第2のインクタンク4のインクレベルセンサ
25がインクを検知すると第1のインクタンク2へのインク
の充填及びチューブ内の気泡を追い出すための循環動作
に移行する。平準化によってもインクレベルセンサ25が
インクを検知しないときは、ステップ3に戻り、再度第3
のインクタンクへのインク充填を行なったのち、平準化
を行なう動作を繰り返す(S8)。
【0039】ついで、第1のインクタンク2へのインク充
填について説明する。インクレベルセンサ25がインクを
検知した後、弁22を開放し(S9)、弁9,10を閉じる(S1
0)。
【0040】このとき、プリンタヘッドのノズル部から
気泡が混入しないように、キャッピング部材30をプリン
タヘッドに当接させ(S11)、吸引ポンプ32を駆動し、
加圧コロ33でチューブ31を押しつぶし、チューブを閉じ
た状態にする(S12)。チューブポンプ50を駆動すると(S
13)、インクタンク5の気室部を吸引・減圧し同時にチ
ューブ7を介して第1のインクタンク2、さらにチューブ6
を介して第2のインクタンク4のインクを吸引する。
【0041】上述のようにチューブポンプ50を用いて第
3のインクタンク5を減圧することにより、第2のインク
タンク4のインクを第1のインクタンク2及び第3のイン
クタンク5へ移行せしめ、全てのタンクにインクを充填
することができる。
【0042】上記動作は、第2のインクタンク4のインク
レベルセンサ24がインクなしを検知する(S14)か、もし
くは第3のインクタンク5のインクレベルセンサ23がイ
ンクありを検知するか(S15)で停止する。この後、弁22
を閉じ(S16)、弁10を開放し(S17)、第3のインクタンク
5を大気圧に戻す。さらにチューブポンプ50の駆動を停
止し(S18)、吸引ポンプ32を駆動することでチューブを
大気に開放し(S19)、キャップ30をプリンタヘッド1か
ら離接する(S20)。そして、弁9を開放し(S21)、一定
時間待機してインク平準化を行う(S22)。インク平準化
が終了した後、弁9を閉める(S23)。これらの動作が終了
することにより画像印字が可能な状態(印字スタンバイ
状態)になり、不図示のインク供給制御部から画像記録
制御部に印字スタンバイの信号が送られる。
【0043】次に、本発明の液体吐出記録装置における
クリーニング動作時について図5を用いて説明する。
【0044】プリントヘッドのノズル部に気泡やゴミ、
塵芥などが万一混入し、インクの不吐出やインクよれな
どの原因で印字画像に影響が出る場合に、クリーニング
動作が行われる。通常は、ノズルチェックパターンと呼
ばれるテストチャートを被記録媒体に記録し、各ノズル
に対応した点や線を描画してインクの不吐出部を確認し
た後、外部コントローラから不図示の供給系制御部へク
リーニング動作のための信号を送ることでクリーニング
動作が開始される。
【0045】通常のクリーニング動作では、キャップ30
をプリントヘッドのノズル部に当接させ、キャップ内を
吸引ポンプ32等で減圧することで上述の気泡やゴミ、塵
芥を除去することができる。しかし、このような吸引回
復動作でこれらが除去されない場合、本発明の液体吐出
記録装置では以下のようなシーケンスで更なる回復動作
が行われる。
【0046】上述の状態を検知すると、外部コントロー
ラからプリンと装置の不図示の供給系制御部へ信号が送
られることにより、キャッピング手段のキャップ部材が
当接(S30)し、吸引ポンプ32内のアームが矢印B方向に
連続駆動することによりチューブ31を押しつぶしてイン
ク吸引動作を開始する(S31)。この動作と同時にイン
ク供給装置の第3の弁22を開き(S32)、第1の弁9と第2の
弁10及び第4の弁を閉じる(S33)。すると、チューブポン
プ50が図2に示すように矢印C方向に駆動され(S34)、こ
れらの動作により第1のインクタンク2内は加圧され、プ
リントヘッド1のノズルに圧力をかけることになるすな
わち、吸引だけでなく加圧による回復も行われる。一定
時間経過した後(S35)、チューブポンプ50の駆動を停止
し(S36)、吸引ポンプ32の駆動を停止する(S37)。弁9と
弁10を開き(S38)、弁22を閉じ(S39)、弁40を開く(S4
0)ことで、本発明のクリーニング動作は終了する。な
お、弁40はクリーニング動作時に開閉動作を行なうもの
であり、その他の動作時はヘッド交換などの特別な状態
を除き開いているものである。
【0047】このように、上述のクリーニング動作で
は、ノズル内のインクはキャッピング手段による吸引
と、供給用のポンプによる加圧により、キャップ内に排
出されることになる。従って、通常の吸引回復動作では
除去しきれないヘッド内の気泡やゴミ等も容易に除去す
ることができる。しかも、その際に要する時間は通常の
吸引回復のみでご見を除去する場合に比べ短くて済むの
で、結果として、クリーニング時に消費するインク量を
低減することができる。
【0048】なお、本実施例において、上述のクリーニ
ング動作はキャップ内からの吸引力よりも供給用のポン
プによる加圧力が小さいことが望ましい。この供給用の
ポンプの加圧力は、本実施例に示すチューブポンプで
は、ポンプの駆動時間、あるいは回転数などで容易に制
御することができる。
【0049】また、上述のクリーニング動作が終了した
後は、そのまま印字を行うことも可能ではあるが、平準
化動作及び第1のタンクへのインク充填動作を行ない、
印字スタンバイ状態にしたのち印字を行うと、より安定
した記録動作を実現することができる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の液体吐出
記録装置によれば、ヘッド内への気泡の混入を防止する
とともに、ヘッド内に進入した気泡や異物を容易に取り
除き、クリーニング時に生じるインク消費量を少なくす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液体吐出記録装置の一例であるカラー
捺染システムの概観を示す斜視図である。
【図2】本発明の液体吐出記録装置のインク供給部の構
成について説明する説明図である。
【図3】図2に示す本発明の液体吐出記録装置の液体供
給動作を説明するための説明図である。
【図4】図2に示す本発明の液体吐出記録装置の液体供
給動作を説明するための説明図である。
【図5】図2に示す本発明の液体吐出記録装置の回復動
作を説明するための説明図である。
【図6】従来の液体吐出記録装置の一例を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
1 プリントヘッド 2 第1のインクタンク 4 第2のインクタンク 5 第3のインクタンク 16 補給タンク 50 ポンプ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体を吐出して被記録媒体に記録を行う
    液体吐出記録装置において、 液体を吐出するノズル部を備える液体吐出記録ヘッド
    と、該ヘッドへ供給される液体を保持する第1のタンク
    とを備える液体吐出ヘッド部と、 該ヘッド部のノズル部を覆うとともに吸引回復手段を備
    えるキャップ手段と、 前記第1のタンクへ供給するための液体を保持するとと
    もに大気を導入可能な大気連通口を備える第2のタンク
    と、 前記第1のタンクから液体を受け入れると共に前記第2の
    タンクへ液体を供給可能な第3のタンクと、 前記第1のタンクと前記第2のタンクとを連通させる第1
    の液体供給経路と、 前記第2のタンクと前記第3のタンクとを連通させるとと
    もに第1の弁を備える第2の液体供給経路と、 前記第3のタンクと前記第1のタンクとを連通させる第3
    の液体供給経路と、 前記第1、第2、第3の供給経路とは異なる経路に設けら
    れ前記第3のタンク内部を減圧または加圧可能なポンプ
    と、 前記第3のタンク内部の気体を外部と連通させるために
    前記第3のタンクに設けられた第2の弁と、を備え、 前記第1のタンク及び第3のタンクはそれぞれ接続される
    供給経路を除いて密閉空間を形成可能であるとともに、
    前記吸引回復手段の作動時に前記ポンプにより前記第3
    のタンク内部を加圧するクリーニングモードを備えるこ
    とを特徴とする液体吐出記録装置。
  2. 【請求項2】 前記ポンプは正転または逆転駆動するこ
    とで前記第3のタンク内を減圧あるいは加圧可能なチュ
    ーブポンプであることを特徴とする請求項1に記載の液
    体吐出記録装置。
  3. 【請求項3】 前記記録ヘッドは液体を吐出するために
    利用される熱エネルギーを発生させる電気熱変換体を備
    えることを特徴とする請求項1に記載の液体吐出記録装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009029022A (ja) * 2007-07-27 2009-02-12 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 画像記録装置
US8657422B2 (en) 2008-03-25 2014-02-25 Seiko Epson Corporation Liquid supply flow path device and liquid ejecting apparatus using the same

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