JP2000210984A - 空気流量制御装置およびその成形方法ならびにその成形型 - Google Patents

空気流量制御装置およびその成形方法ならびにその成形型

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JP2000210984A
JP2000210984A JP11013368A JP1336899A JP2000210984A JP 2000210984 A JP2000210984 A JP 2000210984A JP 11013368 A JP11013368 A JP 11013368A JP 1336899 A JP1336899 A JP 1336899A JP 2000210984 A JP2000210984 A JP 2000210984A
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throttle
valve
molding
air flow
resin
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JP11013368A
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Atsushi Kubota
厚 久保田
Yasuhiro Numao
尾 康 弘 沼
Masao Nakajima
島 正 雄 中
Koichi Handa
田 浩 一 半
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Nissan Motor Co Ltd
SABIC Innovative Plastics Japan KK
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GE Plastics Japan Ltd
Nissan Motor Co Ltd
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    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29LINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
    • B29L2031/00Other particular articles
    • B29L2031/748Machines or parts thereof not otherwise provided for
    • B29L2031/7506Valves
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D9/00Controlling engines by throttling air or fuel-and-air induction conduits or exhaust conduits
    • F02D9/08Throttle valves specially adapted therefor; Arrangements of such valves in conduits
    • F02D9/10Throttle valves specially adapted therefor; Arrangements of such valves in conduits having pivotally-mounted flaps
    • F02D9/107Manufacturing or mounting details
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
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    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 スロットルバルブの基端部分とスロットルボ
ディのシャフトボア部分との干渉の発生を防止する。 【解決手段】 樹脂をマトリックスとする複合材料のス
ロットルボディとスロットルシャフトとスロットルバル
ブとをそなえた空気流量制御装置用成形型であって、シ
ャフトの支持部分を含むボディの外周用外周成形型3
と、ボディの内周側のうちシャフト55から上側の内周
部分とバルブの上面成形用上方側内周兼バルブ面成形型
6と、同様の構成をもつ下側内周兼バルブ面成形型7を
そなえ、外周成形型と内周兼バルブ面成形型6,7とで
ボディ成形空間CBを形成すると共に、上側及び下側内
周兼バルブ面成形型6,7とでバルブ成形空間CVを形
成し、バルブ成形空間CVには注入されたバルブ用樹脂
中の繊維配向方向がシャフトの軸方向に対し直交する向
きとなるようにバルブ用樹脂注入路9を連通した空気流
量制御装置の成形型。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば吸気式エン
ジンの吸入空気流量を制御するのに用いられる空気流量
制御装置およびその成形方法ならびにその成形型に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車等に搭載されるエンジンの
周辺部品について、軽量化や成形性ないしは量産性向上
等のために、樹脂化することが検討されており、例え
ば、ターボチャージャーの空気吸入側インペラでは樹脂
化が実施されていて、そのほか、空気流量制御装置(ス
ロットルチャンバ)においても樹脂化することが検討さ
れている。
【0003】図16および図17は空気流量制御装置
(スロットルチャンバ)の構造例を示すものであって、
この空気流量制御装置51は、空気流通路52を形成し
たスロットルボディ53と、このスロットルボディ53
を貫通する状態でスロットルボディ53の軸受部54に
回動可能に支持されたスロットルシャフト55と、この
スロットルシャフト55に固定されてスロットルボディ
53内で回動することにより空気流通路52を開閉する
スロットルバルブ56をそなえた構造を有するものであ
る。
【0004】そこで、このような空気流量制御装置51
において、スロットルボディ53およびスロットルバル
ブ56を樹脂化するために、樹脂をマトリックスとする
繊維複合材料を用いてそれぞれ個別に射出成形により成
形すると、成形後の収縮に伴う変形(成形歪み)を生じ
てスロットルボディ53やスロットルバルブ56の真円
度が各々微妙に異なる状態で低下し、スロットルバルブ
56を全閉状態としたときでもスロットルボディ53の
内周壁とスロットルバルブ56の外周端との隙間が大き
くなって空気の漏れ量が多くなることにより燃費の低下
をまねくことになりかねないという問題点があった。
【0005】そこで、スロットルバルブ56の全閉状態
においてスロットルボディ53の内周壁とスロットルバ
ルブ56の外周端との間での隙間が大きくならないよう
に、スロットルボディ53とスロットルバルブ56を同
一の成形型で射出成形することも考えられた。
【0006】図18および図19はその一例を示すもの
であって、この空気流量制御装置の成形型61は、スロ
ットルシャフト62の支持部分(この例では別体の軸受
54jを有するものとなっている。)を含むスロットル
ボディ53の外周側を成形する外周成形型63(63
a,63b,63c)と、前記外周成形型63を支える
上部型64および下部型65と、前記スロットルボディ
53の内周側のうちスロットルシャフト55から上側の
内周部分とスロットルバルブ56の上側のバルブ面を成
形する上側内周兼バルブ面成形型66と、前記スロット
ルボディ53の内周側のうちスロットルシャフト55か
ら下側の内周部分とスロットルバルブ56の下側のバル
ブ面を成形する下側内周兼バルブ面成形型67をそな
え、上側内周兼バルブ面成形型66には、外周成形型6
3(63a,63b,63c)と内周兼バルブ面成形型
66,67との間で形成される(なお、この例では、上
部型64および下部型65も多少関与した構造例のもの
となっている。)スロットルボディ成形空間CBに樹脂
を注入するためのボディ用樹脂注入路68と、上側内周
兼バルブ面成形型66と下側内周兼バルブ面成形型67
とを上下方向に若干離間させることにより形成されるス
ロットルバルブ成形空間CVに樹脂を注入するためのバ
ルブ用樹脂注入路69を備えた構造を有するものであ
る。
【0007】このような構造の成形型61を用いて樹脂
製空気流量制御装置51を射出成形により成形する場合
には、まず、図18に示すように、スロットルシャフト
55をはさんだ状態にして上側内周兼バルブ面成形型6
6の下端面と下側内周兼バルブ面成形型67の上端面と
を密着した状態にし、ボディ用樹脂注入路68からスロ
ットルボディ用樹脂を注入してスロットルボディ成形空
間CB内に充填することによりスロットルボディ53を
成形する。
【0008】次いで、図19に示すように、下側内周兼
バルブ面成形型67を矢印A方向に移動させる(コアバ
ックさせる)ことによって上側内周兼バルブ面成形型6
6と下側内周兼バルブ面成形型67との間でスロットル
バルブ成形空間CVを形成したのち、バルブ用樹脂注入
路69からスロットルバルブ用樹脂を注入してスロット
ルバルブ成形空間CV内に充填することによりスロット
ルバルブ56を成形する。
【0009】このような成形方法によれば、同一の成形
型61を用いてスロットルボディ53のための射出とス
ロットルバルブ56のための射出の2回射出とすること
によって、スロットルボディ53の内周壁とスロットル
バルブ56の外周端とがほぼ一致したものに成形できる
ようになり、バルブ全閉時における空気の漏れ量を少な
いものにすることができるという大きな利点がある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の成形方
法では、バルブ全閉時における空気の漏れ量を少なくで
きるという大きな利点を有するものの、例えば、図20
に示すように、スロットルバルブ56の厚さが均一であ
る場合に、スロットルバルブ56の基端部分とスロット
ルボディ53のスロットルシャフトボア部分との間で干
渉(かじり)を発生することがあり、このためスロット
ルバルブ56をスムーズに回転させることができないこ
ともありうるという不具合があった。
【0011】そこで、このような不具合を解消するため
に、図21に示すように、スロットルバルブ56の先端
を薄くすることも考えられたが、それでも、下流側にお
いてかじりが発生するのを防ぐことができない場合もあ
りうるという問題点があった。
【0012】そこで、さらなる対策として、図22の
(A)に示すように、スロットルバルブ56の先端を薄
く且つその場合に段付きバルブの形状とすると、スロッ
トルバルブ56の基端部分とスロットルボディ53のス
ロットルシャフトボア部分との間でのかじり発生をなく
すことが可能であるが、図22の(B),(C),
(D)に示すように、下側内周兼バルブ面成形型67を
図19の矢印Aに示したようにコアバックさせる必要が
あることからとくに図22の(D)に示すように、スロ
ットルボディ成形空間側の樹脂をシールすることができ
ない三角洲の部分が形成されることから、成形型の構造
上において好ましくないという問題点があった。
【0013】
【発明の目的】本発明は、上記した従来の問題点にかん
がみてなされたものであって、同一の成形型を用いてス
ロットルボディとスロットルバルブとを成形した空気流
量制御装置において、スロットルボディやスロットルバ
ルブの繊維の配向方向を制御し、成形収縮の方向を制御
することによって、スロットルバルブの基端部分とスロ
ットルボディのスロットルシャフトボア部分との間での
干渉(かじり発生)をなくし、スロットルボディ内でス
ロットルバルブをスムーズに回動させることができるよ
うにすることを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明に係わる空気流量
制御装置の成形型は、請求項1に記載しているように、
樹脂をマトリックスとする繊維複合材料により成形され
かつ空気流通路を形成したスロットルボディと、前記ス
ロットルボディを貫通する状態でスロットルボディに回
動可能に支持されたスロットルシャフトと、樹脂をマト
リックスとする繊維複合材料により成形されかつ前記ス
ロットルシャフトに固定されてスロットルボディ内で回
動して空気流通路を開閉するスロットルバルブをそなえ
た空気流量制御装置を成形するための成形型であって、
前記スロットルシャフトの支持部分を含むスロットルボ
ディの外周側を成形する外周成形型と、前記スロットル
ボディの内周側のうちスロットルシャフトから一方側の
内周部分とスロットルバルブの一方側のバルブ面を成形
する一方側内周兼バルブ面成形型と、前記スロットルボ
ディの内周側のうちスロットルシャフトから他方側の内
周部分とスロットルバルブの他方側のバルブ面を成形す
る他方側内周兼バルブ面成形型をそなえ、前記外周成形
型と内周兼バルブ面成形型とでスロットルボディ成形空
間を形成すると共に、前記一方側内周兼バルブ面成形型
と他方側内周兼バルブ面成形型とでスロットルバルブ成
形空間を形成し、前記スロットルバルブ成形空間には、
スロットルバルブ成形空間内に注入されたバルブ用樹脂
中の繊維の配向方向が前記スロットルシャフトの軸方向
に対し直交する向きとなるようにバルブ用樹脂を注入す
るバルブ用樹脂注入路を連通した構成としたことを特徴
としている。
【0015】同じく、本発明に係わる空気流量制御装置
の成形型は、請求項2に記載しているように、樹脂をマ
トリックスとする繊維複合材料により成形されかつ空気
流通路を形成したスロットルボディと、前記スロットル
ボディを貫通する状態でスロットルボディに回動可能に
支持されたスロットルシャフトと、樹脂をマトリックス
とする繊維複合材料により成形されかつ前記スロットル
シャフトに固定されてスロットルボディ内で回動して空
気流通路を開閉するスロットルバルブをそなえた空気流
量制御装置を成形するための成形型であって、前記スロ
ットルシャフトの支持部分を含むスロットルボディの外
周側を成形する外周成形型と、前記スロットルボディの
内周側のうちスロットルシャフトから一方側の内周部分
とスロットルバルブの一方側のバルブ面を成形する一方
側内周兼バルブ面成形型と、前記スロットルボディの内
周側のうちスロットルシャフトから他方側の内周部分と
スロットルバルブの他方側のバルブ面を成形する他方側
内周兼バルブ面成形型をそなえ、前記外周成形型と内周
兼バルブ面成形型とでスロットルボディ成形空間を形成
すると共に、前記一方側内周兼バルブ面成形型と他方側
内周兼バルブ面成形型とでスロットルバルブ成形空間を
形成し、前記スロットルボディ成形空間には、スロット
ルボディ成形空間内に注入されたボディ用樹脂中の繊維
の配向方向が前記スロットルボディの軸方向に対し直交
する向きとなるようにボディ用樹脂を注入するボディ用
樹脂注入路を連通した構成としたことを特徴としてい
る。
【0016】そして、本発明に係わる空気流量制御装置
の成形型の実施態様においては、請求項3に記載してい
るように、バルブ用樹脂注入路は、スロットルバルブ成
形空間のうちスロットルシャフトで仕切られた少なくと
も片側に、少なくとも2点の開口部を介してスロットル
バルブ成形空間に連通するマルチポイントゲート型の同
じく、本発明に係わる空気流量制御装置の成形型の実施
態様においては、請求項4に記載しているように、バル
ブ用樹脂注入路は、スロットルシャフトと平行な細長い
開口部を介してスロットルバルブ成形空間に連通するフ
ィルムゲート型のものであるようにしたことを特徴とし
ている。
【0017】同じく、本発明に係わる空気流量制御装置
の成形型の実施態様においては、請求項5に記載してい
るように、バルブ用樹脂注入路は、スロットルシャフト
それ自体に形成したスロットルシャフトの軸方向に平行
な方向の少なくとも2点の開口部を介してスロットルバ
ルブ成形空間に連通するマルチポイントゲート型のもの
であるようにしたことを特徴としている。
【0018】同じく、本発明に係わる空気流量制御装置
の成形型の実施態様においては、請求項6に記載してい
るように、バルブ用樹脂注入路は、スロットルシャフト
それ自体に形成したスロットルシャフトの軸方向に平行
な細長い開口部を介してスロットルバルブ成形空間に連
通するフィルムゲート型のものであるようにしたことを
特徴としている。
【0019】同じく、本発明に係わる空気流量制御装置
の成形型の実施態様においては、請求項7に記載してい
るように、ボディ用樹脂注入路は、スロットルシャフト
の支持部分に近接したスロットルボディの側方でスロッ
トルボディ成形空間に連通するサイドゲート型のもので
あるようにしたことを特徴としている。
【0020】本発明に係わる空気流量制御装置の成形方
法は、請求項8に記載しているように、請求項1ないし
7のいずれかに記載の成形型を使用し、スロットルボデ
ィ成形空間にボディ用樹脂を注入すると共にスロットル
バルブ成形空間にバルブ用樹脂を注入するようにしたこ
とを特徴としている。
【0021】そして、本発明に係わる空気流量制御装置
の成形方法の実施態様においては、請求項9に記載して
いるように、スロットルバルブ成形空間にバルブ用樹脂
を注入した後一方側内周兼バルブ面成形型と他方側内周
兼バルブ面成形型とを相互に接近させてスロットルバル
ブを圧縮成形するようにしたことを特徴としている。
【0022】本発明に係わる空気流量制御装置は、請求
項10に記載しているように、樹脂をマトリックスとす
る繊維複合材料により成形されかつ空気流通路を形成し
たスロットルボディと、前記スロットルボディを貫通す
る状態でスロットルボディに回動可能に支持されたスロ
ットルシャフトと、樹脂をマトリックスとする繊維複合
材料により成形されかつ前記スロットルシャフトに固定
されてスロットルボディ内で回動して空気流通路を開閉
するスロットルバルブをそなえた空気流量制御装置にお
いて、スロットルバルブ中の繊維の配向方向がスロット
ルシャフトの軸方向に対し直交する方向となっているも
のとしたことを特徴としている。
【0023】同じく、本発明に係わる空気流量制御装置
は、請求項11に記載しているように、樹脂をマトリッ
クスとする繊維複合材料により成形されかつ空気流通路
を形成したスロットルボディと、前記スロットルボディ
を貫通する状態でスロットルボディに回動可能に支持さ
れたスロットルシャフトと、樹脂をマトリックスとする
繊維複合材料により成形されかつ前記スロットルシャフ
トに固定されてスロットルボディ内で回動して空気流通
路を開閉するスロットルバルブをそなえた空気流量制御
装置において、スロットルボディ中の繊維の配向方向が
スロットルボディの軸方向に対し直交する方向となって
いるものとしたことを特徴としている。
【0024】
【発明の作用】本発明に係わる空気流量制御装置の成形
型では、外周成形型と内周兼バルブ面成形型とでスロッ
トルボディ成形空間を形成すると共に、一方側内周兼バ
ルブ面成形型と他方側内周兼バルブ面成形型とでスロッ
トルバルブ成形空間を形成し、前記スロットルバルブ成
形空間には、スロットルバルブ成形空間内に注入された
バルブ用樹脂中の繊維の配向方向が前記スロットルシャ
フトの軸方向に対し直交する向きとなるようにバルブ用
樹脂を注入するバルブ用樹脂注入路を連通した構成とし
たから、従来の場合には図1の(A)に示すように繊維
TがポイントゲートGを中心として放射方向に配列して
いるため成形直後にはスロットルシャフト55の軸方向
と直交する方向にスロットルバルブが収縮してスロット
ルボディのスロットルシャフトボア部分とスロットルバ
ルブの基端部分との間で干渉を生ずることがありうるの
に対して、本発明の場合には図1の(B)に示すように
繊維TがフィルムゲートGの長手方向に対し直交する方
向に配列しているため成形直後にはスロットルシャフト
55の軸方向と平行方向にスロットルバルブが収縮して
スロットルボディのスロットルシャフトボア部分とスロ
ットルバルブの基端部分との間で干渉(かじり)を生じ
がたいものとなる。
【0025】同じく、本発明に係わる空気流量制御装置
の成形型では、外周成形型と内周兼バルブ面成形型とで
スロットルボディ成形空間を形成すると共に、一方側内
周兼バルブ面成形型と他方側内周兼バルブ面成形型とで
スロットルバルブ成形空間を形成し、前記スロットルボ
ディ成形空間には、スロットルボディ成形空間内に注入
されたボディ用樹脂中の繊維の配向方向が前記スロット
ルボディの軸方向に対し直交する向きとなるようにボデ
ィ用樹脂を注入するボディ用樹脂注入路を連通した構成
としたから、従来の場合には図2の(A−1)に示すよ
うに繊維Tがスロットルボディの軸方向と平行方向に配
列しているため成形直後には図2の(A−2)に示すよ
うにほぼ均一にスロットルボディが収縮してスロットル
ボディのスロットルシャフトボア部分とスロットルバル
ブの基端部分との間で干渉を生ずることがありうるのに
対して、本発明の場合には図2の(B−1)に示すよう
に繊維Tがスロットルボディの軸方向に対し直交する方
向に配列しているため成形直後には図2の(B−2)に
示すようにスロットルボディのうち樹脂を注入したボデ
ィサイドの部分での収縮が少なく且つ樹脂を注入したボ
ディサイドから離れた部分(上下方向の部分)での収縮
がより多くなるため、スロットルボディのスロットルシ
ャフトボア部分とスロットルバルブの基端部分との間で
干渉(かじり)を生じがたいものとなる。
【0026】なお、本発明に係わる空気流量制御装置5
1において、スロットルボディ53およびスロットルバ
ルブ56の成形に用いる複合材料の母材(マトリック
ス)としては、例えば、ポリエチレン,ポリプロピレン
等のポリオレフィン系樹脂、ポリエチレンテフタレー
ト,ポリブチレンテレフタレート等のポリエステル系樹
脂、ポリアミド6,ポリアミド66,芳香族ポリアミド
等のポリアミド系樹脂、ABS、ポリカーボネート,ポ
リアセタール等の汎用樹脂、ポリフェニレンサルファイ
ド,ポリエーテルサルホン,ポリエーテルエーテルケト
ン,ポリエーテルニトリル,ポリエーテルイミド等のス
ーパーエンジニアリングプラスチック、フェノール樹
脂,エポキシ樹脂,不飽和ポリエステル樹脂等の熱硬化
性樹脂、シリコーン樹脂、テフロン(PTFE)樹脂等
の合成樹脂を採用することができる。
【0027】また、スロットルボディ53およびスロッ
トルバルブ56の成形に用いる複合材料に含まれる繊維
材料および充填材料については、ガラス繊維,炭素繊
維,セラミックス繊維,セルロース繊維,ビニロン繊
維,黄銅繊維,アラミド繊維等の繊維類、炭酸カルシウ
ム、酸化亜鉛、酸化チタン、アルミナ、シリカ、水酸化
マグネシウム、タルク、珪酸カルシウム、マイカ、ガラ
ス、炭素、黒鉛、熱硬化性樹脂粉末、カシューダスト等
が有効であり、場合によっては、難燃剤、紫外線防止
剤、酸化防止剤、滑剤等を適宜配合してもよい。
【0028】
【発明の効果】本発明による空気流量制御装置の成形型
では、請求項1に記載しているように、樹脂をマトリッ
クスとする繊維複合材料により成形されかつ空気流通路
を形成したスロットルボディと、前記スロットルボディ
を貫通する状態でスロットルボディに回動可能に支持さ
れたスロットルシャフトと、樹脂をマトリックスとする
繊維複合材料により成形されかつ前記スロットルシャフ
トに固定されてスロットルボディ内で回動して空気流通
路を開閉するスロットルバルブをそなえた空気流量制御
装置を成形するための成形型であって、前記スロットル
シャフトの支持部分を含むスロットルボディの外周側を
成形する外周成形型と、前記スロットルボディの内周側
のうちスロットルシャフトから一方側の内周部分とスロ
ットルバルブの一方側のバルブ面を成形する一方側内周
兼バルブ面成形型と、前記スロットルボディの内周側の
うちスロットルシャフトから他方側の内周部分とスロッ
トルバルブの他方側のバルブ面を成形する他方側内周兼
バルブ面成形型をそなえ、前記外周成形型と内周兼バル
ブ面成形型とでスロットルボディ成形空間を形成すると
共に、前記一方側内周兼バルブ面成形型と他方側内周兼
バルブ面成形型とでスロットルバルブ成形空間を形成
し、前記スロットルバルブ成形空間には、スロットルバ
ルブ成形空間内に注入されたバルブ用樹脂中の繊維の配
向方向が前記スロットルシャフトの軸方向に対し直交す
る向きとなるようにバルブ用樹脂を注入するバルブ用樹
脂注入路を連通したものとしたから、スロットルバルブ
の基端部分とスロットルボディのスロットルシャフトボ
ア部分との間での干渉を防ぐことができ、スロットルボ
ディ内でのスロットルバルブの回動をスムーズなものに
することが可能であるという著しく優れた効果がもたら
させる。
【0029】同じく、本発明による空気流量制御装置の
成形型では、請求項2に記載しているように、樹脂をマ
トリックスとする繊維複合材料により成形されかつ空気
流通路を形成したスロットルボディと、前記スロットル
ボディを貫通する状態でスロットルボディに回動可能に
支持されたスロットルシャフトと、樹脂をマトリックス
とする繊維複合材料により成形されかつ前記スロットル
シャフトに固定されてスロットルボディ内で回動して空
気流通路を開閉するスロットルバルブをそなえた空気流
量制御装置を成形するための成形型であって、前記スロ
ットルシャフトの支持部分を含むスロットルボディの外
周側を成形する外周成形型と、前記スロットルボディの
内周側のうちスロットルシャフトから一方側の内周部分
とスロットルバルブの一方側のバルブ面を成形する一方
側内周兼バルブ面成形型と、前記スロットルボディの内
周側のうちスロットルシャフトから他方側の内周部分と
スロットルバルブの他方側のバルブ面を成形する他方側
内周兼バルブ面成形型をそなえ、前記外周成形型と内周
兼バルブ面成形型とでスロットルボディ成形空間を形成
すると共に、前記一方側内周兼バルブ面成形型と他方側
内周兼バルブ面成形型とでスロットルバルブ成形空間を
形成し、前記スロットルボディ成形空間には、スロット
ルボディ成形空間内に注入されたボディ用樹脂中の繊維
の配向方向が前記スロットルボディの軸方向に対し直交
する向きとなるようにボディ用樹脂を注入するボディ用
樹脂注入路を連通したものとしたから、スロットルボデ
ィのスロットルシャフトボア部分とスロットルバルブの
基端部分との間での干渉を防ぐことができ、スロットル
ボディ内でのスロットルバルブの回動をスムーズなもの
にすることが可能であるという著しく優れた効果がもた
らされる。
【0030】そして、請求項3に記載しているように、
バルブ用樹脂注入路は、スロットルバルブ成形空間のう
ちスロットルシャフトで仕切られた少なくとも片側に、
少なくとも2点の開口部を介してスロットルバルブ成形
空間に連通するマルチポイントゲート型のものであるよ
うになすことによって、スロットルバルブ成形空間に充
填した樹脂中における繊維の方向をスロットルシャフト
の軸方向に対し直交する方向に配向させることが可能と
なり、成形直後の収縮方向をスロットルシャフトの軸方
向と平行方向となすようにすることが可能であって、ス
ロットルボディのスロットルシャフトボア部分との間の
干渉を防ぐようになすことが可能であるという著しく優
れた効果がもたらされる。
【0031】また、請求項4に記載しているように、バ
ルブ用樹脂注入路は、スロットルシャフトと平行な細長
い開口部を介してスロットルバルブ成形空間に連通する
フィルムゲート型のものであるようになすことによって
も、スロットルバルブ成形空間に充填した樹脂中におけ
る繊維の方向をスロットルシャフトの軸方向に対し直交
する方向に配向させることが可能となり、成形直後の収
縮方向をスロットルシャフトの軸方向と平行方向となす
ようにすることが可能であって、スロットルボディのス
ロットルシャフトボア部分との間の干渉を防ぐようにな
すことが可能であるという著しく優れた効果がもたらさ
れる。
【0032】さらにまた、請求項5に記載しているよう
に、バルブ用樹脂注入路は、スロットルシャフトそれ自
体に形成したスロットルシャフトの軸方向に平行な方向
の少なくとも2点の開口部を介してスロットルバルブ成
形空間に連通するマルチポイントゲート型のものである
ようになすことによっても、スロットルバルブ成形空間
に充填した樹脂中における繊維の方向をスロットルシャ
フトの軸方向に対し直交する方向に配向させることが可
能となり、成形直後の収縮方向をスロットルシャフトの
軸方向と平行方向となすようにすることが可能であっ
て、スロットルボディのスロットルシャフトボア部分と
の間の干渉を防ぐようになすことが可能であるという著
しく優れた効果がもたらされる。
【0033】さらにまた、請求項6に記載しているよう
に、バルブ用樹脂注入路は、スロットルシャフトそれ自
体に形成したスロットルシャフトの軸方向に平行な細長
い開口部を介してスロットルバルブ成形空間に連通する
フィルムゲート型のものであるようになすことによって
も、スロットルバルブ成形空間に充填した樹脂中におけ
る繊維の方向をスロットルシャフトの軸方向に対し直交
する方向に配向させることが可能となり、成形直後の収
縮方向をスロットルシャフトの軸方向と平行方向となす
ようにすることが可能であって、スロットルボディのス
ロットルシャフトボア部分との間の干渉を防ぐようにな
すことが可能であるという著しく優れた効果がもたらさ
れる。
【0034】さらにまた、請求項7に記載しているよう
に、ボディ用樹脂注入路は、スロットルシャフトの支持
部分に近接したスロットルボディの側方でスロットルボ
ディ成形空間に連通するサイドゲート型のものであるよ
うになすことによって、スロットルボディ成形空間に充
填した樹脂中における繊維の方向をスロットルボディの
軸方向に対し直交する方向に配向させることが可能とな
り、成形直後の収縮方向を均一でないものとすることが
可能であって、この均一でない収縮方向を活用すること
によりスロットルバルブとスロットルボディのスロット
ルシャフトボア部分との間での干渉を防ぐようになすこ
とが可能であるという著しく優れた効果がもたらされ
る。
【0035】さらにまた、請求項8に記載しているよう
に、請求項1ないし7のいずれかに記載の成形型を使用
し、スロットルボディ成形空間にボディ用樹脂を注入す
ると共にスロットルバルブ成形空間にバルブ用樹脂を注
入するようにしたから、スロットルバルブとスロットル
ボディのスロットルシャフトボア部分との間での干渉が
なく、スロットルボディ内でのスロットルバルブの回動
がスムーズに行える空気流量制御装置を成形することが
可能であるという著しく優れた効果がもたらされる。
【0036】そして、請求項9に記載しているように、
スロットルバルブ成形空間にバルブ用樹脂を注入した後
一方側内周兼バルブ面成形型と他方側内周兼バルブ面成
形型とを相互に接近させてスロットルバルブを圧縮成形
するようになすことによって、スロットルバルブ中での
繊維の配向を乱してランダムなものにすることも可能と
なり、スロットルバルブの強度の異方性をなくすことが
可能であるという著しく優れた効果がもたらされる。
【0037】本発明による空気流量制御装置では、請求
項10に記載しているように、樹脂をマトリックスとす
る繊維複合材料により成形されかつ空気流通路を形成し
たスロットルボディと、前記スロットルボディを貫通す
る状態でスロットルボディに回動可能に支持されたスロ
ットルシャフトと、樹脂をマトリックスとする繊維複合
材料により成形されかつ前記スロットルシャフトに固定
されてスロットルボディ内で回動して空気流通路を開閉
するスロットルバルブをそなえた空気流量制御装置にお
いて、スロットルバルブ中の繊維の配向方向がスロット
ルシャフトの軸方向に対し直交する方向となっているも
のとしたから、スロットルバルブとスロットルボディの
スロットルシャフトボア部分との間での干渉を防ぐこと
が可能であり、スロットルボディ内でのスロットルバル
ブの回動をスムーズなものとすることが可能であると共
に、吸気負圧によるスロットルバルブの耐曲げ疲労性を
より一層向上させたものにすることが可能であるという
著しく優れた効果がもたらされる。
【0038】同じく、本発明による空気流量制御装置で
は、請求項11に記載しているように、樹脂をマトリッ
クスとする繊維複合材料により成形されかつ空気流通路
を形成したスロットルボディと、前記スロットルボディ
を貫通する状態でスロットルボディに回動可能に支持さ
れたスロットルシャフトと、樹脂をマトリックスとする
繊維複合材料により成形されかつ前記スロットルシャフ
トに固定されてスロットルボディ内で回動して空気流通
路を開閉するスロットルバルブをそなえた空気流量制御
装置において、スロットルボディ中の繊維の配向方向が
スロットルボディの軸方向に対し直交する方向となって
いるものとしたから、スロットルボディのスロットルシ
ャフトボア部分とスロットルバルブとの間での干渉を防
ぐことが可能であり、スロットルボディ内でのスロット
ルバルブの回動をスムーズなものとすることが可能であ
るという著しく優れた効果がもたらされる。
【0039】
【実施例】以下、本発明の実施例について詳細に説明す
るが、本発明はこのような実施例のみに限定されないこ
とはいうまでもない。
【0040】(実施例1)図3は本発明による一実施例
を示すものであって、この図3に示す本発明による空気
流量制御装置の成形型1は、スロットルシャフト55
(図16および図17に示した空気流量制御装置51に
おけるスロットルシャフト55)の支持部分(図16の
軸受54等と同じ)を含むスロットルボディ53の外周
側を成形する外周成形型3(3a,3b,3c)と、前
記外周成形型3を支える上部型4および下部型5と、前
記スロットルボディ53の内周側のうちスロットルシャ
フト55から一方側すなわち上側の内周部分とスロット
ルバルブ56の上側のバルブ面を成形する一方側(上
側)内周兼バルブ面成形型6と、前記スロットルボディ
53の内周側のうちスロットルシャフト55から他方側
すなわち下側の内周部分とスロットルバルブ56の下側
のバルブ面を成形する他方側(下側)内周兼バルブ面成
形型7をそなえ、一方側(上側)内周兼バルブ面成形型
6には、外周成形型3(3a,3b,3c)と内周兼バ
ルブ面成形型6,7との間で形成される(なお、この例
では、上部型4および下部型5も多少関与している構造
例のものとなっているが、このような構造のものに限定
されないことはいうまでもない。)スロットルボディ成
形空間CBに樹脂を注入するためのボディ用樹脂注入路
8と、一方側(上側)内周兼バルブ面成形型6と他方側
(下側)内周兼バルブ面成形型7との間で形成されるス
ロットルバルブ成形空間CVに樹脂を注入するためのバ
ルブ用樹脂注入路9を備え、この場合、バルブ用樹脂注
入路9は、図4にも示すように、スロットルバルブ成形
空間CVのうちスロットルシャフト55で仕切られた片
側(図4では上側)に2点の開口部分を介してスロット
ルバルブ成形空間CVに連通する2本のバルブ用樹脂注
入路9A,9Bを設けた構造を有するものである。
【0041】このような構造の成形型1を用いて樹脂製
空気流量制御装置51を射出成形により成形する場合に
は、まず、図3に示すように、スロットルシャフト55
をはさんだ状態にして上側内周兼バルブ面成形型6の下
端面と下側内周兼バルブ面成形型7の上端面とをそれぞ
れの外周部分で密着した状態(図15の(A)参照)に
し、ボディ用樹脂注入路8からスロットルボディ用樹脂
を注入してスロットルボディ成形空間CB内に充填する
ことによりスロットルボディ53を成形する。
【0042】次いで、図19に示したと同様にして、下
側内周兼バルブ面成形型7を矢印A方向に移動させる
(コアバックさせる)ことによって上側内周兼バルブ面
成形型6と下側内周兼バルブ面成形型7との間でスロッ
トルバルブ成形空間CVを形成したのち(図15の
(B)参照)、バルブ用樹脂注入路9(9A,9B)か
らスロットルバルブ用樹脂を注入してスロットルシャフ
ト55に形成した長溝55Hおよびスロットルバルブ成
形空間CV内に充填することによりスロットルバルブ5
6を成形する。
【0043】このような成形方法によれば、図4に示す
ように、スロットルシャフト55で仕切られた上側の2
個所のバルブ用樹脂注入路9(9A,9B)からバルブ
用樹脂が注入されるので、繊維Tはスロットルシャフト
55の軸方向に対し直交する方向の配向となり、成形直
後のスロットルバルブの収縮はスロットルシャフト55
の軸方向と平行方向となるので、スロットルボディ53
のスロットルシャフトボア部分との間での干渉(かじ
り)が防止されるようになる。
【0044】(実施例2)図5は本発明の他の実施例を
示すものであって、図5に示す空気流量制御装置の成形
型1は、バルブ用樹脂注入路9として、図6にも示すよ
うに、スロットルシャフト55と平行な細長い開口部9
Dを介してスロットルバルブ成形空間CVに連通するフ
ィルムゲート型のものであるようにした場合を示してい
る。
【0045】このようにしたときには、図6に示すよう
に、細長い開口部9Dを通してバルブ用樹脂がスロット
ルバルブ成形空間CVに注入されるので、繊維Tはスロ
ットルシャフト55の軸方向に対し直交する方向の配向
となり、成形直後のスロットルバルブの収縮はスロット
ルシャフト55の軸方向と平行方向となるので、スロッ
トルボディ53のスロットルシャフトボア部分との間で
の干渉(かじり)が防止されるようになる。
【0046】(実施例3)図7および図8は本発明のさ
らに他の実施例を示すものであって、スロットルシャフ
ト55として図8に示すようなスロットルシャフト55
の軸方向に平行な細長いスリット状の開口部55Sを有
すると共に、この細長いスリット状の開口部55Sにつ
ながっていて前記バルブ用樹脂注入路9に連通するゲー
ト部55Gを設けたフィルムゲート型のものを使用した
場合を示している。
【0047】したがって、図7に示すバルブ用樹脂注入
路9から注入されたバルブ用樹脂はスロットルシャフト
55に形成したゲート部55Gを通って細長いスリット
状の開口部55Sからスロットルバルブ成形空間CV
流れることとなり、図9に示すように、樹脂中の繊維T
はスロットルシャフト55の軸方向に対し直交する方向
の配向となる。
【0048】(実施例4)図10は本発明のさらに他の
実施例を示すものであって、ボディ用樹脂注入路8は、
スロットルシャフト55の支持部分に近接したスロット
ルボディ(53)の側方でスロットルボディ成形空間C
Bに連通するサイドゲート型であるものとした場合を示
している。
【0049】したがって、図10に示すボディ用樹脂注
入路8から注入されたボディ用樹脂はボデイサイドに形
成したサイドゲート部8Gを通ってスロットルボディ成
形空間CBに流れることとなり、図11に示すように、
樹脂中の繊維Tはスロットルボディ53の軸方向に対し
直交する方向の配向となる。
【0050】(実施例5)図12は本発明のさらに他の
実施例を示すものであって、この実施例では、図3に示
した2ポイントゲート型のバルブ用樹脂注入路9(9
A,9B)の構成と、図10に示したボディサイド型の
ボディ用樹脂注入路8の構成とを併用した場合を示して
いる。
【0051】(実施例6)図13は本発明のさらに他の
実施例を示すものであって、この実施例では、図5に示
した細長い開口部9Dを形成したフィルムゲート型のバ
ルブ用樹脂注入路9の構成と、図10に示したボディサ
イド型のボディ用樹脂注入路8の構成とを併用した場合
を示している。
【0052】(実施例7)図14は本発明のさらに他の
実施例を示すものであって、この実施例では、図7およ
び図8に示したスロットルシャフト55に形成したスリ
ット55Sおよびゲート部55Gを利用したフィルムゲ
ート型のバルブ用樹脂注入路9の構成と、図10に示し
たボディサイド型のボディ用樹脂注入路8の構成とを併
用した場合を示している。
【0053】(実施例8)図15は本発明のさらに他の
実施例を示すものであって、図3に示すごとく上側内周
兼バルブ面成形型6と下側内周兼バルブ面成形型7とを
その外周部で密着させた状態(図15の(A)に示す状
態)でボディ用樹脂注入路8からボディ用樹脂を注入し
てスロットルボディ53を形成したのち、図19に示し
たように下側内周兼バルブ面成形型7を矢印A方向(図
15の(A)に示す矢印A方向と同じ)に若干コアバッ
クさせて所定高さのスロットルバルブ成形空間CVを形
成したあとバルブ用樹脂注入路9からバルブ用樹脂を注
入してスロットルバルブ56を成形し、さらに図15の
(B)に示すように下側内周兼バルブ面成形型7を矢印
P方向に移動させて図15の(C)に示すようにスロッ
トルバルブ56を圧縮するようにした場合を示してい
る。
【0054】このようにすれば圧縮後におけるスロット
ルバルブ56中の繊維の配向方向を乱すことが可能とな
る。
【0055】
【図面の簡単な説明】
【図1】スロットルバルブ成形空間での繊維の流れ方向
と成形直後のスロットルバルブの収縮方向との関係を従
来例(図1の(A))と本発明例(図1の(B))とで
比較して示す説明図である。
【図2】スロットルボディ成形空間での繊維の流れ方向
と成形直後のスロットルボディの収縮方向との関係を従
来例(図2の(A−1),(A−2))と本発明例(図
2の(B−1),(B−2))とで比較して示す説明図
である。
【図3】本発明による空気流量制御装置の成形型の一実
施例を示す断面説明図である。
【図4】図3に示した実施例によるスロットルバルブ成
形空間内での繊維の流れ方向と成形直後の収縮方向を示
す説明図である。
【図5】本発明による空気流量制御装置の成形型の他の
実施例を示す断面説明図である。
【図6】図5に示した実施例によるスロットルバルブ成
形空間内での繊維の流れ方向と成形直後の収縮方向を示
す説明図である。
【図7】本発明による空気流量制御装置の成形型のさら
に他の実施例を示す断面説明図である。
【図8】図7に示した実施例によるスロットルシャフト
の斜面説明図である。
【図9】図7に示した実施例によるスロットルバルブ成
形空間内での繊維の流れ方向を示す説明図である。
【図10】本発明による空気流量制御装置の成形型のさ
らに他の実施例を示す断面説明図である。
【図11】図10に示した実施例によるスロットルボデ
ィ成形空間内での繊維の流れ方向を示す説明図である。
【図12】本発明による空気流量制御装置の成形型のさ
らに他の実施例を示す断面説明図である。
【図13】本発明による空気流量制御装置の成形型のさ
らに他の実施例を示す断面説明図である。
【図14】本発明による空気流量制御装置の成形型のさ
らに他の実施例を示す断面説明図である。
【図15】本発明による空気流量制御装置の成形型のさ
らに他の実施例による成形工程を(A),(B),
(C)に分けて示す断面説明図である。
【図16】空気流量制御装置(スロットルチャンバ)の
構造例を示す正面説明図である。
【図17】空気流量制御装置(スロットルチャンバ)の
構造例を示す平面説明図である。
【図18】スロットルボディとスロットルバルブを同一
の成形型で射出成形するのに用いる従来の空気流量制御
装置の成形型の断面説明図である。
【図19】図18に示した成形型において下側内周兼バ
ルブ面成形型を若干下方に移動させた後の状態を示す断
面説明図である。
【図20】スロットルボディのスロットルシャフトボア
部分とスロットルバルブの基端部分とでかじりが発生す
る様子を示す説明図である。
【図21】スロットルボディのスロットルシャフトボア
部分とスロットルバルブの基端部分とでかじりが発生す
る様子を示す説明図である。
【図22】スロットルボディのスロットルシャフトボア
部分とスロットルバルブの基端部分とでかじりが発生し
ないものの成形型構造上不具合を生じる例を(A),
(B),(C),(D)に分けて示す説明図である。
【符号の説明】
1 空気流量制御装置の成形型 2 スロットルシャフト 3(3a,3b,3c) 外周成形型 4 上部型 5 下部型 6 一方側(上側)内周兼バルブ面成形型 7 他方側(下側)内周兼バルブ面成形型 8 ボディ用樹脂注入路 9(9A,9B) バルブ用樹脂注入路 CB スロットルボディ成形空間 CV スロットルバルブ成形空間 51 空気流量制御装置 52 空気流通路 53 スロットルボディ 54 軸受 55 スロットルシャフト 56 スロットルバルブ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02D 9/10 F02D 9/10 H A F02M 35/10 101 F02M 35/10 101N // B29K 105:06 B29L 31:00 (72)発明者 沼 尾 康 弘 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 (72)発明者 中 島 正 雄 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 (72)発明者 半 田 浩 一 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 Fターム(参考) 3G065 CA00 HA06 HA12 HA21 4F202 AA49 AB25 AH16 AM32 CA09 CA11 CB01 CB11 CK06 CK18 CK42 4F206 AA49 AB25 AH16 AM32 JA03 JB11 JM16 JN25 JQ81 4F213 AA49 AB25 AH16 AM32 WA04 WA05 WA56 WB01 WB11 WC01 WF01 WF27 WK01

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂をマトリックスとする繊維複合材料
    により成形されかつ空気流通路を形成したスロットルボ
    ディと、前記スロットルボディを貫通する状態でスロッ
    トルボディに回動可能に支持されたスロットルシャフト
    と、樹脂をマトリックスとする繊維複合材料により成形
    されかつ前記スロットルシャフトに固定されてスロット
    ルボディ内で回動して空気流通路を開閉するスロットル
    バルブをそなえた空気流量制御装置を成形するための成
    形型であって、前記スロットルシャフトの支持部分を含
    むスロットルボディの外周側を成形する外周成形型と、
    前記スロットルボディの内周側のうちスロットルシャフ
    トから一方側の内周部分とスロットルバルブの一方側の
    バルブ面を成形する一方側内周兼バルブ面成形型と、前
    記スロットルボディの内周側のうちスロットルシャフト
    から他方側の内周部分とスロットルバルブの他方側のバ
    ルブ面を成形する他方側内周兼バルブ面成形型をそな
    え、前記外周成形型と内周兼バルブ面成形型とでスロッ
    トルボディ成形空間を形成すると共に、前記一方側内周
    兼バルブ面成形型と他方側内周兼バルブ面成形型とでス
    ロットルバルブ成形空間を形成し、前記スロットルバル
    ブ成形空間には、スロットルバルブ成形空間内に注入さ
    れたバルブ用樹脂中の繊維の配向方向が前記スロットル
    シャフトの軸方向に対し直交する向きとなるようにバル
    ブ用樹脂を注入するバルブ用樹脂注入路を連通したこと
    を特徴とする空気流量制御装置の成形型。
  2. 【請求項2】 樹脂をマトリックスとする繊維複合材料
    により成形されかつ空気流通路を形成したスロットルボ
    ディと、前記スロットルボディを貫通する状態でスロッ
    トルボディに回動可能に支持されたスロットルシャフト
    と、樹脂をマトリックスとする繊維複合材料により成形
    されかつ前記スロットルシャフトに固定されてスロット
    ルボディ内で回動して空気流通路を開閉するスロットル
    バルブをそなえた空気流量制御装置を成形するための成
    形型であって、前記スロットルシャフトの支持部分を含
    むスロットルボディの外周側を成形する外周成形型と、
    前記スロットルボディの内周側のうちスロットルシャフ
    トから一方側の内周部分とスロットルバルブの一方側の
    バルブ面を成形する一方側内周兼バルブ面成形型と、前
    記スロットルボディの内周側のうちスロットルシャフト
    から他方側の内周部分とスロットルバルブの他方側のバ
    ルブ面を成形する他方側内周兼バルブ面成形型をそな
    え、前記外周成形型と内周兼バルブ面成形型とでスロッ
    トルボディ成形空間を形成すると共に、前記一方側内周
    兼バルブ面成形型と他方側内周兼バルブ面成形型とでス
    ロットルバルブ成形空間を形成し、前記スロットルボデ
    ィ成形空間には、スロットルボディ成形空間内に注入さ
    れたボディ用樹脂中の繊維の配向方向が前記スロットル
    ボディの軸方向に対し直交する向きとなるようにボディ
    用樹脂を注入するボディ用樹脂注入路を連通したことを
    特徴とする空気流量制御装置の成形型。
  3. 【請求項3】 バルブ用樹脂注入路は、スロットルバル
    ブ成形空間のうちスロットルシャフトで仕切られた少な
    くとも片側に、少なくとも2点の開口部を介してスロッ
    トルバルブ成形空間に連通するマルチポイントゲート型
    のものであることを特徴とする空気流量制御装置の成形
    型。
  4. 【請求項4】 バルブ用樹脂注入路は、スロットルシャ
    フトと平行な細長い開口部を介してスロットルバルブ成
    形空間に連通するフィルムゲート型のものであることを
    特徴とする請求項1に記載の空気流量制御装置の成形
    型。
  5. 【請求項5】 バルブ用樹脂注入路は、スロットルシャ
    フトそれ自体に形成したスロットルシャフトの軸方向に
    平行な方向の少なくとも2点の開口部を介してスロット
    ルバルブ成形空間に連通するマルチポイントゲート型の
    ものであることを特徴とする請求項1に記載の空気流量
    制御装置の成形型。
  6. 【請求項6】 バルブ用樹脂注入路は、スロットルシャ
    フトそれ自体に形成したスロットルシャフトの軸方向に
    平行な細長い開口部を介してスロットルバルブ成形空間
    に連通するフィルムゲート型のものであることを特徴と
    する請求項1に記載の空気流量制御装置の成形型。
  7. 【請求項7】 ボディ用樹脂注入路は、スロットルシャ
    フトの支持部分に近接したスロットルボディの側方でス
    ロットルボディ成形空間に連通するサイドゲート型のも
    のであることを特徴とする請求項2に記載の空気流量制
    御装置の成形型。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし7のいずれかに記載の成
    形型を使用し、スロットルボディ成形空間にボディ用樹
    脂を注入すると共にスロットルバルブ成形空間にバルブ
    用樹脂を注入することを特徴とする空気流量制御装置の
    成形方法。
  9. 【請求項9】 スロットルバルブ成形空間にバルブ用樹
    脂を注入した後一方側内周兼バルブ面成形型と他方側内
    周兼バルブ面成形型とを相互に接近させてスロットルバ
    ルブを圧縮成形することを特徴とする請求項8に記載の
    空気流量制御装置の成形方法。
  10. 【請求項10】 樹脂をマトリックスとする繊維複合材
    料により成形されかつ空気流通路を形成したスロットル
    ボディと、前記スロットルボディを貫通する状態でスロ
    ットルボディに回動可能に支持されたスロットルシャフ
    トと、樹脂をマトリックスとする繊維複合材料により成
    形されかつ前記スロットルシャフトに固定されてスロッ
    トルボディ内で回動して空気流通路を開閉するスロット
    ルバルブをそなえた空気流量制御装置において、スロッ
    トルバルブ中の繊維の配向方向がスロットルシャフトの
    軸方向に対し直交する方向となっていることを特徴とす
    る空気流量制御装置。
  11. 【請求項11】 樹脂をマトリックスとする繊維複合材
    料により成形されかつ空気流通路を形成したスロットル
    ボディと、前記スロットルボディを貫通する状態でスロ
    ットルボディに回動可能に支持されたスロットルシャフ
    トと、樹脂をマトリックスとする繊維複合材料により成
    形されかつ前記スロットルシャフトに固定されてスロッ
    トルボディ内で回動して空気流通路を開閉するスロット
    ルバルブをそなえた空気流量制御装置において、スロッ
    トルボディ中の繊維の配向方向がスロットルボディの軸
    方向に対し直交する方向となっていることを特徴とする
    空気流量制御装置。
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