JP2000027665A - 樹脂製スロットルチャンバおよびその製造方法 - Google Patents

樹脂製スロットルチャンバおよびその製造方法

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JP2000027665A
JP2000027665A JP10199263A JP19926398A JP2000027665A JP 2000027665 A JP2000027665 A JP 2000027665A JP 10199263 A JP10199263 A JP 10199263A JP 19926398 A JP19926398 A JP 19926398A JP 2000027665 A JP2000027665 A JP 2000027665A
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Japan
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resin
throttle
bearing
throttle body
shaft
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JP10199263A
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English (en)
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Atsushi Ebisawa
篤 志 海老沢
Masao Nakajima
島 正 雄 中
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Nissan Motor Co Ltd
SABIC Innovative Plastics Japan KK
Original Assignee
GE Plastics Japan Ltd
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29LINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
    • B29L2031/00Other particular articles
    • B29L2031/748Machines or parts thereof not otherwise provided for
    • B29L2031/7506Valves
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D9/00Controlling engines by throttling air or fuel-and-air induction conduits or exhaust conduits
    • F02D9/08Throttle valves specially adapted therefor; Arrangements of such valves in conduits
    • F02D9/10Throttle valves specially adapted therefor; Arrangements of such valves in conduits having pivotally-mounted flaps
    • F02D9/107Manufacturing or mounting details

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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Sliding-Contact Bearings (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 樹脂製のすべり軸受の摺動面でのスロットル
シャフトの摺動性が良好であると共に、軸受とスロット
ルボディとの間での密着性に優れた樹脂製スロットルチ
ャンバを提供する。 【解決手段】 樹脂製のスロットルボディ2と、樹脂製
のすべり軸受3と、すべり軸受3により回動可能に支持
されたスロットルシャフト4と、スロットルシャフト4
に固定された樹脂製のスロットルバルブ5をそなえ、ス
ロットルシャフト4を介したスロットルバルブ5の回動
によりスロットルボディ2内を流れる流入空気量を制御
する樹脂製スロットルチャンバ1を製造するに際し、ス
ロットルシャフト4を回動可能に支持する樹脂製のすべ
り軸受3の少なくとも摺動面を熱硬化性樹脂により形成
すると共に、樹脂製のすべり軸受3をあらかじめスロッ
トルボディ成形型の所定位置に設置して行うインサート
成形によりスロットルボディ2の対向する側壁の各々所
定位置に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンの吸気通
路に設置されて流入空気量を制御するスロットルチャン
バに関し、とくに、スロットルバルブを固定したスロッ
トルシャフトを回動可能に支持する軸受の少なくとも摺
動面の特性を溶融樹脂温度の高い樹脂素材のインサート
射出成形に適したものとすることにより、軸受の摺動面
でのスロットルシャフトの摺動性を良好なものとして、
スロットルシャフトおよびスロットルバルブの回動を円
滑なものにできると共に、軸受とスロットルボディとの
密着性がよく、かつ、製造コストを低減できるスロット
ルチャンバを提供することが可能である樹脂製スロット
ルチャンバおよびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】エンジンの吸気通路に設置されるスロッ
トルチャンバは、エンジンの動力性能に深く関与する重
要な部品であり、従来より、スロットルボディおよびス
ロットルバルブとも金属材料が使用されている。そして
この場合、一般には、スロットルボディの素材をアルミ
ニウムとし、スロットルバルブの素材を真鍮とすること
が多い。また、スロットルバルブは流入空気量を制御す
る重要な役割を担っており、きめ細かな流入空気量の制
御を可能とするため、このスロットルバルブは軸受で支
持されたスロットルシャフトに固定されている。また、
この場合の軸受はボール軸受である。
【0003】近年、軽量化と原価低減の観点から、スロ
ットルチャンバの樹脂化の検討がなされており、これに
伴い、軸受も従来のボール軸受からすべり軸受へ移行し
つつある。
【0004】類似部品でのすべり軸受として、実開昭6
2−95146号公報では、気化器の絞り弁(スロット
ルバルブ)用の軸受として、その摺動面に弗素樹脂をラ
イニングした複層型のすべり軸受を使用することを提案
している。このように軸受をすべり軸受化すれば部品の
構造の簡素化が図れ、軽量化と製造コストの低減が達成
されるので望ましい構造となる。
【0005】スロットルチャンバの樹脂化において、本
出願人は、製造コストのより一層の低減を進める製造方
法として、先に、一つの射出成形機で樹脂製のスロット
ルボディと樹脂製のスロットルバルブを同時に成形する
2色成形法を提案した(特願平10−023556
号)。
【0006】この2色成形法は、最初に樹脂製のスロッ
トルボディを成形し、ついで、コアバックして樹脂製の
スロットルバルブを成形する方法であり、スロットルバ
ルブを支持するスロットルシャフトとこのスロットルシ
ャフトを摺動支持するすべり軸受をあらかじめ成形型の
所定位置に設置しておく、所謂インサート成形である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、樹脂製のス
ロットルチャンバを製造するに際し、前記弗素樹脂をラ
イニングした構成の複層型のすべり軸受を用いて、これ
をインサート射出成形型の所定位置に配置したのち、成
形時の溶融樹脂温度が高い後述のポリエーテルイミド
(PEI)等の樹脂を素材として2色成形法で成形する
と、すべり軸受の摺動面での摺動特性が悪くなるため、
スロットルシャフトの摺動を円滑に行いがたくなること
から、このような摺動性のよくないスロットルシャフト
を介したスロットルバルブの回動による流入空気量のき
め細かな制御機能に支障をきたすこともありうるという
問題があった。
【0008】そこで、出願人は、このような問題に関し
鋭意検討した結果、弗素樹脂の融点(約330℃)を超
える温度のポリエーテルイミド(PEI)等の樹脂を射
出注入したため、弗素樹脂が溶け出してすべり軸受の摺
動面でのスロットルシャフトの摺動機能を喪失したため
であることを掴み、本発明を完成するに至った。
【0009】
【発明の目的】本発明は、上述した従来の課題にかんが
みてなされたものであって、スロットルバルブを固定し
たスロットルシャフトを回動可能に支持する軸受の少な
くとも摺動面の特性を溶融樹脂温度の高い樹脂素材のイ
ンサート射出成形に適したものとすることによって、軸
受の摺動面でのスロットルシャフトの摺動性を良好なも
のとして、スロットルシャフトおよびスロットルバルブ
の回動を円滑なものにできると共に、軸受とスロットル
ボディとの密着性が良く、かつ製造コストを低減できる
樹脂製スロットルチャンバを提供することを目的として
いる。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係わる樹脂製ス
ロットルチャンバは、請求項1に記載しているように、
樹脂製のスロットルボディと、前記スロットルボディの
対向する側壁の各々所定位置に設けられた樹脂製のすべ
り軸受と、前記スロットルボディの内部を貫通し且つ前
記すべり軸受により回動可能に支持されたスロットルシ
ャフトと、前記スロットルボディの内部に配設され且つ
前記スロットルシャフトに固定された樹脂製のスロット
ルバルブをそなえ、前記スロットルシャフトを介したス
ロットルバルブの回動により前記スロットルボディ内を
流れる流入空気量を制御する樹脂製スロットルチャンバ
において、前記スロットルシャフトを回動可能に支持す
る樹脂製のすべり軸受の少なくとも摺動面が熱硬化性樹
脂により形成されていると共に、前記樹脂製のすべり軸
受はインサート成形により前記樹脂製のスロットルボデ
ィの対向する側壁の各々所定位置に設けられているもの
としたことを特徴としている。
【0011】そして、本発明に係わる樹脂製スロットル
チャンバの実施態様においては、請求項2に記載してい
るように、熱硬化性樹脂の主要成分は、フェノール(P
F),エポキシ(EP),ポリアミドイミド(PAI)
およびポリイミド(PI)のうちのいずれかであるもの
としたことを特徴としている。
【0012】同じく、本発明に係わる樹脂製スロットル
チャンバの実施態様においては、請求項3に記載してい
るように、熱硬化性樹脂は、固体潤滑剤を含むものとし
たことを特徴としている。
【0013】同じく、本発明に係わる樹脂製スロットル
チャンバの実施態様においては、請求項4に記載してい
るように、樹脂製のすべり軸受は、裏金を有する複層な
いしは2層構造の軸受であるものとしたことを特徴とし
ている。
【0014】同じく、本発明に係わる樹脂製スロットル
チャンバの実施態様においては、請求項5に記載してい
るように、樹脂製のスロットルボディの素材は、ポリエ
ーテルイミド(PEI)または熱可塑性ポリイミド(P
I)であるものとしたことを特徴としている。
【0015】本発明に係わる樹脂製スロットルチャンバ
の製造方法は、請求項6に記載しているように、樹脂製
のスロットルボディと、前記スロットルボディの対向す
る側壁の各々所定位置に設けられた樹脂製のすべり軸受
と、前記スロットルボディの内部を貫通し且つ前記すべ
り軸受により回動可能に支持されたスロットルシャフト
と、前記スロットルボディの内部に配設され且つ前記ス
ロットルシャフトに固定された樹脂製のスロットルバル
ブをそなえ、前記スロットルシャフトを介したスロット
ルバルブの回動により前記スロットルボディ内を流れる
流入空気量を制御する樹脂製スロットルチャンバを製造
するに際し、前記スロットルシャフトを回動可能に支持
する樹脂製のすべり軸受の少なくとも摺動面を熱硬化性
樹脂により形成すると共に、前記樹脂製のすべり軸受を
あらかじめスロットルボディ成形型の所定位置に設置し
て行うインサート成形により前記スロットルボディの対
向する側壁の各々所定位置に設けるようにしたことを特
徴としている。
【0016】そして、本発明に係わる樹脂製スロットル
チャンバの製造方法の実施態様においては、請求項7に
記載しているように、熱硬化性樹脂の主要成分は、フェ
ノール(PF),エポキシ(EP),ポリアミドイミド
(PAI)およびポリイミド(PI)のうちのいずれか
であるものとしたことを特徴としている。
【0017】同じく、本発明に係わる樹脂製スロットル
チャンバの製造方法の実施態様においては、請求項8に
記載しているように、熱硬化性樹脂は、固体潤滑剤を含
むものとしたことを特徴としている。
【0018】同じく、本発明に係わる樹脂製スロットル
チャンバの製造方法の実施態様においては、請求項9に
記載しているように、樹脂製のすべり軸受は、裏金を有
する複層ないしは2層構造の軸受であるものとしたこと
を特徴としている。
【0019】同じく、本発明に係わる樹脂製スロットル
チャンバの製造方法の実施態様においては、請求項10
に記載しているように、製造に際して、第1ステップで
スロットルボディを成形し、第2ステップでスロットル
バルブを成形する2色射出成形法を用いるようにしたこ
とを特徴としている。
【0020】同じく、本発明に係わる樹脂製スロットル
チャンバの製造方法の実施態様においては、請求項11
に記載しているように、樹脂製のスロットルボディの素
材は、ポリエーテルイミド(PEI)または熱可塑性ポ
リイミド(PI)であるものとしたことを特徴としてい
る。
【0021】
【発明の実施の形態】(スロットルチャンバの構成・機
構と軸受構造)まず、スロットルチャンバの構成と機構
および軸受構造を概説する。
【0022】図1は、本発明による樹脂製スロットルチ
ャンバの平面説明図、図2はその縦断面説明図、図3は
すべり軸受の部分での水平断面説明図であって、この樹
脂製スロットルチャンバ1は、樹脂製のスロットルボデ
ィ2と、前記スロットルボディ2の対向する側壁の各々
所定位置に設けられた樹脂製のすべり軸受3と、前記ス
ロットルボディ2の内部を貫通し且つ前記すべり軸受3
を介して前記スロットルボディ2に回動可能に支持され
たスロットルシャフト4と、前記スロットルボディ2の
内部に配設され且つ前記スロットルシャフト4に固定さ
れた樹脂製のスロットルバルブ5から主として構成され
ている。
【0023】運転時において、スロットルチャンバ1
は、アクセルに連動するバルブ開閉制御レバー6および
スロットルシャフト4を介してスロットルバルブ5を回
動し、スロットル流路7の開度を調整して所定の空気量
をエアクリーナからエンジンの燃焼室に送り込む役割を
担っている。
【0024】この中で、すべり軸受3の果たす役割も大
きく、摺動面での摺動抵抗が余りにも大きい場合には、
バルブ開閉制御レバー6に負荷が掛りすぎ、きめの細か
い適切な流入空気量の制御が難しくなる。
【0025】(すべり軸受の種類と構成)樹脂製のすべ
り軸受3の素材としては、熱可塑性樹脂と熱硬化性樹脂
とに大別され、前者の例としては、ポリオキシメチレン
(POM)、ポリアミド(PA)、ポリブチレンテレフ
タレート(PBT)、などの汎用エンジニアリング樹脂
や、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリフ
ェニレンサルファイド(PPS)、ポリフタルアミド
(PPA)、さらにはポリテトラフルオロエチレン(P
TFE)に代表される弗素樹脂などのスーパーエンジニ
アリング樹脂を挙げることができ、また、本発明におい
て用いられる後者の熱硬化性樹脂としては、フェノール
(PF),ユリア(UF),不飽和ポリエステル(U
P),エポキシ(EP),ジアリルフタレート(DA
P),ポリウレタン(PU),さらには熱硬化型ポリア
ミドイミド(PAI)、熱硬化型ポリイミド(PI)な
どを挙げることができる。
【0026】これらのうち、現在市場においては、すべ
り性が良くかつ価格の手ごろな弗素系樹脂に代表される
熱可塑性樹脂製のすべり軸受が多用されているが、既述
のように、本発明に係わるインサート成形法とりわけ2
色射出成形法においては、溶融の問題があって使うこと
ができない。
【0027】本発明に係わる樹脂製スロットルチャンバ
1を構成する少なくとも摺動面が熱硬化性樹脂からなる
すべり軸受の前記熱硬化性樹脂としては、上記のいずれ
でもよいが、なかでも、摺動性に優れているフェノール
(PF)、エポキシ(EP)、熱硬化型ポリアミドイミ
ド(PAI)、熱硬化型ポリイミド(PI)のいずれか
を主要成分とした樹脂とするのが望ましい。
【0028】なお、摺動性のより一層の向上のためにこ
れらの熱硬化性樹脂に固体潤滑剤を配合したものとする
ことができ、この場合に、グラファイト、二硫化モリブ
デン、二硫化タングステン、酸化鉛などの無機系固体潤
滑剤や、PTFE粉末などの有機系固体潤滑剤を用いる
ことができる。
【0029】本発明に係わる樹脂製スロットルチャンバ
1を構成するすべり軸受3の形状は、通常は、円筒(ブ
ッシュ構造)である。そしてこの場合に、熱硬化性樹脂
単体の軸受に加え、図4に示すように、摺動面3Sを形
成する熱硬化性樹脂からなる摺動層3Bとそれを保持す
る焼結層3Pとこの焼結層3Pを支える裏金3Mの複層
構造からなるすべり軸受3や、図5に示すように、摺動
面3Sを形成しかつ焼結層3Pのない熱硬化性樹脂から
なる摺動層3Bと裏金3Mとよりなる2層構造からなる
すべり軸受3があり、本発明ではいずれのすべり軸受で
も適用することができるが、すべり軸受3の機械的強度
とスロットルボディ2との間での密着性を考慮すると、
裏金3Mをそなえた図4に示した複層構造、もしくは、
図5に示した2層構造のすべり軸受を用いるのが望まし
い。
【0030】(スロットルボディの樹脂素材)適切な流
入空気量の制御のため、スロットルチャンバ1のスロッ
トルボディ2とスロットルバルブ5との間のクリアラン
スを20〜30μmに保つ必要がある。一般に、スロッ
トルボディ2の樹脂素材として、ポリアミド(PA)、
ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリカーボネ
ート(PC)、ポリエーテルイミド(PEI)、そして
さらに熱可塑性ポリイミド(PI)などを代表例として
挙げることができるが、成形品の寸法精度と使用環境温
度(100〜130℃)を考慮すると、スロットルボデ
ィ2の樹脂素材としては、ポリエーテルイミド(PE
I)、あるいは、熱可塑性ポリイミド(PI)とするの
が望ましい。
【0031】(すべり軸受構造を有するスロットルチャ
ンバの製造)本発明に係わるすべり軸受構造を有する樹
脂製スロットルチャンバの製造の第一段階は、成形型へ
のスロットルシャフト4と摺動面3Sに熱硬化性樹脂組
成物を有するすべり軸受3の設置である。ここで、裏金
3Mをそなえた複層ないしは2層の摺動層3Bは巻きブ
ッシュであって、その合わせ目には、通常、0.5〜1
mm程度の隙間がある。
【0032】このとき、この状態でスロットルボディ2
の樹脂素材を射出すると、隙間からの間に樹脂が回り込
むことによりすべり軸受3とスロットルシャフト4とが
固着してスロットルシャフト4の回動が不可能となるた
め、成形型の設計に当ってはすべり軸受3のクリアラン
スが限りなくゼロに近くなるような構造設計が必要であ
る。
【0033】第二段階は、ポリエーテルイミド(PE
I)等のスロットルボディ2の樹脂素材の成形型への射
出成形であり、通常の方法で成形すれば良い。
【0034】第三段階は、スロットルバルブ5の樹脂素
材の成形型への射出成形であり、所定の厚み(2〜4m
m程度)と成るようにコアバックさせて成形する。この
とき、スロットルバルブ5の樹脂素材はスロットルボデ
ィ2とのクリアランスが20〜30μmとなるように線
膨張係数を加減調整して材料設計されたものを用いるの
が良く、100〜130℃の使用環境温度に耐えること
ができるものであればいかなる樹脂材であっても良い。
【0035】
【発明の効果】本発明による樹脂製スロットルチャンバ
では、請求項1に記載しているように、樹脂製のスロッ
トルボディと、前記スロットルボディの対向する側壁の
各々所定位置に設けられた樹脂製のすべり軸受と、前記
スロットルボディの内部を貫通し且つ前記すべり軸受に
より回動可能に支持されたスロットルシャフトと、前記
スロットルボディの内部に配設され且つ前記スロットル
シャフトに固定された樹脂製のスロットルバルブをそな
え、前記スロットルシャフトを介したスロットルバルブ
の回動により前記スロットルボディ内を流れる流入空気
量を制御する樹脂製スロットルチャンバにおいて、前記
スロットルシャフトを回動可能に支持する樹脂製のすべ
り軸受の少なくとも摺動面が熱硬化性樹脂により形成さ
れていると共に、前記樹脂製のすべり軸受はインサート
成形により前記樹脂製のスロットルボディの対向する側
壁の各々所定位置に設けられているものとしたから、す
べり軸受の摺動面でのスロットルシャフトの摺動性を著
しく良好なものとすることが可能であり、スロットルシ
ャフトおよびスロットルバルブの回動を円滑なものにし
て吸入空気量のきめ細かな制御が可能であると共に、低
コストの樹脂製スロットルチャンバを提供することが可
能であるという著しく優れた効果がもたらされる。
【0036】そして、請求項2に記載しているように、
熱硬化性樹脂の主要成分は、フェノール(PF),エポ
キシ(EP),ポリアミドイミド(PAI)およびポリ
イミド(PI)のうちのいずれかであるものとすること
により、すべり軸受の摺動面での摺動特性をより一層良
好なものとすることが可能であるという著しく優れた効
果がもたらされる。
【0037】また、請求項3に記載しているように、熱
硬化性樹脂は、固体潤滑剤を含むものとすることによっ
て、すべり軸受の摺動面での摺動特性をより一層良好な
ものとすることが可能であるという著しく優れた効果が
もたらされる。
【0038】さらにまた、請求項4に記載しているよう
に、樹脂製のすべり軸受は、裏金を有する複層ないしは
2層構造の軸受であるものとすることによって、すべり
軸受の機械的強度をより一層向上させることが可能であ
ると共に、スロットルボディとの間での密着性をより一
層良好なものとすることが可能であるという著しく優れ
た効果がもたらされる。
【0039】さらにまた、請求項5に記載しているよう
に、樹脂製のスロットルボディの素材は、ポリエーテル
イミド(PEI)または熱可塑性ポリイミド(PI)で
あるものとすることによって、スロットルボディの成形
精度をより一層高めることが可能であると共に、使用環
境温度(100〜130℃)にも十分対応することが可
能であるという著しく優れた効果がもたらされる。
【0040】本発明による樹脂製スロットルチャンバの
製造方法では、請求項6に記載しているように、請求項
6に記載しているように、樹脂製のスロットルボディ
と、前記スロットルボディの対向する側壁の各々所定位
置に設けられた樹脂製のすべり軸受と、前記スロットル
ボディの内部を貫通し且つ前記すべり軸受により回動可
能に支持されたスロットルシャフトと、前記スロットル
ボディの内部に配設され且つ前記スロットルシャフトに
固定された樹脂製のスロットルバルブをそなえ、前記ス
ロットルシャフトを介したスロットルバルブの回動によ
り前記スロットルボディ内を流れる流入空気量を制御す
る樹脂製スロットルチャンバを製造するに際し、前記ス
ロットルシャフトを回動可能に支持する樹脂製のすべり
軸受の少なくとも摺動面を熱硬化性樹脂により形成する
と共に、前記樹脂製のすべり軸受をあらかじめスロット
ルボディ成形型の所定位置に設置して行うインサート成
形により前記スロットルボディの対向する側壁の各々所
定位置に設けるようにしたから、すべり軸受の摺動面で
のスロットルシャフトの摺動性が著しく良好であり、ス
ロットルシャフトおよびスロットルバルブの回動を円滑
なものとすることができ、流入空気量のきめ細かい制御
が可能であると共に、低コストの樹脂製スロットルチャ
ンバを製造することが可能であるという著しく優れた効
果がもたらされる。
【0041】そして、請求項7に記載しているように、
熱硬化性樹脂の主要成分は、フェノール(PF),エポ
キシ(EP),ポリアミドイミド(PAI)およびポリ
イミド(PI)のうちのいずれかであるものとすること
により、すべり軸受の摺動面での摺動特性がより一層良
好であり、流入空気量の制御をより一層良好なものとす
ることができる樹脂製スロットルチャンバを製造するこ
とが可能であるという著しく優れた効果がもたらされ
る。
【0042】また、請求項8に記載しているように、熱
硬化性樹脂は、固体潤滑剤を含むものとすることによっ
て、すべり軸受の摺動面での摺動特性をより一層良好な
ものとすることができる樹脂製スロットルチャンバを製
造することが可能であるという著しく優れた効果がもた
らされる。
【0043】さらにまた、請求項9に記載しているよう
に、樹脂製のすべり軸受は、裏金を有する複層ないしは
2層構造の軸受であるものとすることによって、すべり
軸受の機械的強度がより一層向上すると共に、スロット
ルボディとの間での密着性がより一層向上する樹脂製ス
ロットルチャンバを製造することが可能であるという著
しく優れた効果がもたらされる。
【0044】さらにまた、請求項10に記載しているよ
うに、製造に際して、第1ステップでスロットルボディ
を成形し、第2ステップでスロットルバルブを成形する
2色射出成形法を用いるようになすことによって、軽量
で且つ流入空気量のきめ細かな制御が可能である樹脂製
スロットルチャンバを低コストで製造することが可能で
あるという著しく優れた効果がもたらされる。
【0045】さらにまた、請求項11に記載しているよ
うに、樹脂製のスロットルボディの素材は、ポリエーテ
ルイミド(PEI)または熱可塑性ポリイミド(PI)
であるものとすることによって、スロットルボディの成
形精度がより一層向上すると共に使用環境温度(100
〜130℃)にも十分対応することができる樹脂製スロ
ットルチャンバを製造することが可能であるという著し
く優れた効果がもたらされる。
【0046】
【実施例】以下、実施例をもって本発明を説明するが、
本発明はこのような実施例のみに限定されないことはい
うまでもない。
【0047】(実施例1)フェノール(PF)樹脂組成
物を軸受3の摺動層3Bとすると共に裏金3Mをそなえ
た図4に示す構造の内径10mm,長さ15mmの円筒
形状をなす軸受3をスロットルシャフト4と共に射出成
形機に設置されているスロットルボディ成形用成形型に
固定した。ついで、この成形型に樹脂温度400℃のポ
リエーテルイミド(PEI)樹脂(日本ジーイープラス
チックス(株)製、商品名:ウルテム2300)を射出
成形して、軸受3およびスロットルシャフト4をそなえ
たスロットルボディ2を得た。
【0048】ここで得た軸受3を構成するフェノール樹
脂からなる摺動層3Bは初期の状態と変わらず、スロッ
トルシャフト4の回動は滑らかで摺動性が良好であっ
た。また、軸受3を構成する裏金3Mとスロットルボデ
ィ3の素材であるポリエーテルイミド(PEI)樹脂と
は強固に密着しており、接着性も極めて良好であった。
【0049】(実施例2)熱硬化性ポリイミド(PI)
樹脂を軸受3の摺動層3Bとすると共に裏金3Mをそな
えた図5に示す構造の内径10mm,長さ15mmの円
筒形状をなす軸受3をスロットルシャフト4と共に実施
例1と同様の方法で射出成形機の成形型に固定した。つ
ぎに、この成形型に樹脂温度400℃のポリエーテルイ
ミド(PEI)樹脂(日本ジーイープラスチックス
(株)製、商品名:ウルテム2300)を射出成形し
て、軸受3およびスロットルシャフト4をそなえたスロ
ットルボディ2を成形した。
【0050】ついで、スロットルバルブ5の樹脂素材と
してポリエーテルイミド(PEI)樹脂を用い、スロッ
トルバルブ用の成形型をコアバックさせて前記ポリエー
テルイミド(PEI)樹脂を射出成形して、厚さ3mm
のスロットルバルブ5を有する樹脂製スロットルチャン
バ1を得た。
【0051】ここで得た樹脂製スロットルチャンバ1で
は、スロットルシャフト4を介してのスロットルバルブ
5の回動は滑らかで流入空気量の制御が著しく良好に行
えるものであった。また、実施例1と同様に、軸受3の
裏金3Mとポリエーテルイミド(PEI)樹脂との間で
の接着性は極めて良好なものとなっていた。
【0052】(比較例1)ポリテトラフルオロエチレン
(PTFE)樹脂組成物を摺動層3Bとすると共に裏金
3Mをそなえた図4に示す構造の内径10mm,長さ1
5mmの円筒形状をなす軸受3をスロットルシャフト4
と共に射出成形機に設置されているスロットルボディ成
形用成形型に固定した。ついで、この成形型に樹脂温度
400℃のポリエーテルイミド(PEI)樹脂(日本ジ
ーイープラスチックス(株)製、商品名:ウルテム23
00)を射出成形して、軸受3およびスロットルシャフ
ト4をそなえたスロットルボディ2を得た。
【0053】ここで得たスロットルボディ2において、
軸受3を構成する裏金3Mとスロットルボディ2の素材
であるポリエーテルイミド(PEI)樹脂との接着性は
良好であったが、摺動層3Bを構成するポリテトラフル
オロエチレン(PTFE)樹脂組成物は一部溶け出して
焼結層3Pが露出していたため、スロットルシャフト4
の摺動性があまり良くなく、このスロットルシャフト4
を介したスロットルバルブ5の回動が良くないものとな
るため、流入空気量の制御機能評価で実用不能という結
果になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による樹脂製スロットルチ
ャンバの平面説明図である。
【図2】図1に示した樹脂製スロットルチャンバの縦断
面説明図である。
【図3】図1に示した樹脂製スロットルチャンバのすべ
り軸受の部分での水平断面説明図である。
【図4】本発明の一実施形態による裏金付軸受の断面説
明図である。
【図5】本発明の他の実施形態による裏金付軸受の断面
説明図である。
【符号の説明】
1 樹脂製スロットルチャンバ 2 スロットルボディ 3 すべり軸受 3M 軸受の裏金 3P 軸受の焼結層 3B 軸受の摺動層 3S 軸受の摺動面 4 スロットルシャフト 5 スロットルバルブ 6 バルブ開閉制御レバー
フロントページの続き (72)発明者 中 島 正 雄 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 Fターム(参考) 3G065 CA00 HA18 HA21 3J011 DA02 QA05 SC02 SC03 SC14 SC20 SE04 4J002 BD151 BD152 BF051 CB001 CC031 CC161 CD001 CF071 CF211 CH091 CK021 CL001 CM041 CN011 DA026 DE156 DG026 FD172 FD176 GN00

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂製のスロットルボディと、前記スロ
    ットルボディの対向する側壁の各々所定位置に設けられ
    た樹脂製のすべり軸受と、前記スロットルボディの内部
    を貫通し且つ前記すべり軸受により回動可能に支持され
    たスロットルシャフトと、前記スロットルボディの内部
    に配設され且つ前記スロットルシャフトに固定された樹
    脂製のスロットルバルブをそなえ、前記スロットルシャ
    フトを介したスロットルバルブの回動により前記スロッ
    トルボディ内を流れる流入空気量を制御する樹脂製スロ
    ットルチャンバにおいて、前記スロットルシャフトを回
    動可能に支持する樹脂製のすべり軸受の少なくとも摺動
    面が熱硬化性樹脂により形成されていると共に、前記樹
    脂製のすべり軸受はインサート成形により前記樹脂製の
    スロットルボディの対向する側壁の各々所定位置に設け
    られていることを特徴とする樹脂製スロットルチャン
    バ。
  2. 【請求項2】 熱硬化性樹脂の主要成分は、フェノール
    (PF),エポキシ(EP),ポリアミドイミド(PA
    I)およびポリイミド(PI)のうちのいずれかである
    ことを特徴とする請求項1に記載の樹脂製スロットルチ
    ャンバ。
  3. 【請求項3】 熱硬化性樹脂は、固体潤滑剤を含むこと
    を特徴とする請求項1または2に記載の樹脂製スロット
    ルチャンバ。
  4. 【請求項4】 樹脂製のすべり軸受は、裏金を有する複
    層ないしは2層構造の軸受であることを特徴とする請求
    項1ないし3のいずれかに記載の樹脂製スロットルチャ
    ンバ。
  5. 【請求項5】 樹脂製のスロットルボディの素材は、ポ
    リエーテルイミド(PEI)または熱可塑性ポリイミド
    (PI)であることを特徴とする請求項1ないし4のい
    ずれかに記載の樹脂製スロットルチャンバ。
  6. 【請求項6】 樹脂製のスロットルボディと、前記スロ
    ットルボディの対向する側壁の各々所定位置に設けられ
    た樹脂製のすべり軸受と、前記スロットルボディの内部
    を貫通し且つ前記すべり軸受により回動可能に支持され
    たスロットルシャフトと、前記スロットルボディの内部
    に配設され且つ前記スロットルシャフトに固定された樹
    脂製のスロットルバルブをそなえ、前記スロットルシャ
    フトを介したスロットルバルブの回動により前記スロッ
    トルボディ内を流れる流入空気量を制御する樹脂製スロ
    ットルチャンバを製造するに際し、前記スロットルシャ
    フトを回動可能に支持する樹脂製のすべり軸受の少なく
    とも摺動面を熱硬化性樹脂により形成すると共に、前記
    樹脂製のすべり軸受をあらかじめスロットルボディ成形
    型の所定位置に設置して行うインサート成形により前記
    スロットルボディの対向する側壁の各々所定位置に設け
    ることを特徴とする樹脂製スロットルチャンバの製造方
    法。
  7. 【請求項7】 熱硬化性樹脂の主要成分は、フェノール
    (PF),エポキシ(EP),ポリアミドイミド(PA
    I)およびポリイミド(PI)のうちのいずれかである
    ことを特徴とする請求項6に記載の樹脂製スロットルチ
    ャンバの製造方法。
  8. 【請求項8】 熱硬化性樹脂は、固体潤滑剤を含むこと
    を特徴とする請求項6または7に記載の樹脂製スロット
    ルチャンバの製造方法。
  9. 【請求項9】 樹脂製のすべり軸受は、裏金を有する複
    層ないしは2層構造の軸受であることを特徴とする請求
    項6ないし8のいずれかに記載の樹脂製スロットルチャ
    ンバの製造方法。
  10. 【請求項10】 製造に際して、第1ステップでスロッ
    トルボディを成形し、第2ステップでスロットルバルブ
    を成形する2色射出成形法を用いることを特徴とする請
    求項6ないし9のいずれかに記載の樹脂製スロットルチ
    ャンバの製造方法。
  11. 【請求項11】 樹脂製のスロットルボディの素材は、
    ポリエーテルイミド(PEI)または熱可塑性ポリイミ
    ド(PI)であることを特徴とする請求項6ないし10
    のいずれかに記載の樹脂製スロットルチャンバの製造方
    法。
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