JP2000210742A - パイプ挿入装置 - Google Patents

パイプ挿入装置

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JP2000210742A
JP2000210742A JP11016714A JP1671499A JP2000210742A JP 2000210742 A JP2000210742 A JP 2000210742A JP 11016714 A JP11016714 A JP 11016714A JP 1671499 A JP1671499 A JP 1671499A JP 2000210742 A JP2000210742 A JP 2000210742A
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guide pin
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23PMETAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; COMBINED OPERATIONS; UNIVERSAL MACHINE TOOLS
    • B23P19/00Machines for simply fitting together or separating metal parts or objects, or metal and non-metal parts, whether or not involving some deformation; Tools or devices therefor so far as not provided for in other classes
    • B23P19/04Machines for simply fitting together or separating metal parts or objects, or metal and non-metal parts, whether or not involving some deformation; Tools or devices therefor so far as not provided for in other classes for assembling or disassembling parts

Abstract

(57)【要約】 【課題】 長尺な金属製パイプを、集積フィンの連通し
た透孔内に人手によらず自動的に挿入することができ、
且つ挿入した後に所定長さに切断することができるパイ
プ挿入装置を提供する。 【解決手段】 長尺な金属製パイプ35を集積フィン3
0の透孔20内に一方側から送り込む送り込み装置3
3、38と、集積フィン30の透孔20内にガイドピン
80を他方側から挿入した後にガイドピン80を軸線方
向にフリー走行可能とし、透孔20の一方側から送り込
まれた金属製パイプ35によって透孔20内から押し出
されたガイドピン80の後退距離を測定することによっ
て金属製パイプ35の挿入長を測定し、ガイドピン80
の後退距離が所定長さになったら金属製パイプ35をカ
ッター74により切断するガイド装置34、40とを具
備することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱交換器用フィン
が複数枚集積されて形成される集積フィンの透孔内に金
属製パイプを挿入するパイプ挿入装置に関する。
【0002】
【従来の技術】クーラー等の熱交換に用いる熱交換器用
フィン10(以下、単にフィンという)は、図16に示
すように、帯状の板状体11に穿設された透孔12の周
縁を囲むように、カラー14が板状体11の一方側に突
出して形成されて成るカラー付き透孔15が、板状体1
1の長手方向に沿って形成されたものである。かかるフ
ィン10が用いられた熱交換器は、図17に示すよう
に、フィン10が複数枚重ねられて集積された集積フィ
ン30の連通した透孔内に銅等の熱伝導度の高い金属か
らなる金属製パイプ35が挿入されて形成される。ま
た、連通した透孔20内に挿入された金属製パイプ35
と、透孔20の内壁との間には間隙が存在している。こ
のため、金属製パイプ35内に拡管ビレット19を挿入
して金属製パイプ35を拡管し、透孔20と金属製パイ
プ35を一体化して熱交換率を向上させている。ところ
で、上述したような集積フィン10の連通した透孔20
内への金属製パイプ35の挿入は人手によって行われて
おり、挿入する金属製パイプ35も予め熱交換器の大き
さに合わせて所定長さに切断しておかなければならなか
った。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来は、集積フィン3
0への金属製パイプ35の挿入が人手によって行われて
いたために、挿入作業に手間がかかり、熱交換器全体の
製造コストがかさむといった課題がある。また、金属製
パイプ35は、予め熱交換器の大きさに合わせて所定長
さに切断しておかなければならなかったので切断工程を
別途設けなければならず熱交換器の製造効率が悪いとい
った課題があると共に、切断された所定長さの金属製パ
イプをストックしておくスペースも必要となるといった
課題もある。
【0004】そこで、本発明は上記課題を解決するため
に、予め金属製パイプを切断していなくとも、長尺な金
属製パイプを集積フィンの連通した透孔内に人手によら
ず自動的に挿入することができ、しかも挿入後に金属製
パイプを所定長さに切断することができるパイプ挿入装
置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために次のような構成を備える。すなわち、本発明
にかかるパイプ挿入装置によれば、板状体に穿設された
複数の透孔の各周縁を囲むカラーが立設されている複数
枚の熱交換器用フィンが、前記透孔が連通するように集
積されて形成されて成る集積フィンに、該透孔の各々に
所定長さの金属製パイプを挿入するパイプ挿入装置であ
って、長尺な金属製パイプを前記集積フィンの各透孔の
一方側から送り込む送り手段と、送り込まれた金属製パ
イプが所定長さに達したとき、該金属製パイプを切断す
るカッターとを有する送り込み装置と、前記透孔内への
挿入方向に前後動可能に装着されたガイドピンホルダに
取り付けられ、対応する前記透孔の他方側から挿入され
るガイドピンと、該ガイドピンの各々を対応する前記集
積フィンの透孔の挿入方向に前記ガイドピンホルダを駆
動する駆動手段と、該駆動手段により前記ガイドピンの
各々の所定長さが対応する集積フィンの透孔内に挿入さ
れたとき、前記ガイドピンホルダがガイドピンの軸線方
向に沿ってフリー走行可能となるように、前記ガイドピ
ンホルダと前記駆動手段とを切り離す接断手段と、前記
透孔の各々に挿入された前記ガイドピンが、透孔の一方
側から前記送り込み装置によって送り込まれる前記金属
製パイプの先端部に当接し、該金属製パイプによって押
動されて透孔内から押し出されたガイドピンの後退距離
を測定する測定手段とを有し、該測定手段によって測定
された前記ガイドピンの後退距離によって前記金属製パ
イプの透孔内への挿入長を測定し、該金属製パイプの透
孔内への挿入長が所定長さに達したとき、前記送り込み
装置の送り操作を停止すると共に、前記カッターにより
前記金属製パイプを切断するガイド装置とを具備してい
る。かかる本発明によれば、集積フィンへ長尺な金属製
パイプを人手によらず自動的に挿入することができ、し
かも金属製パイプは長尺なまま挿入して挿入後に所定長
さに切断するので、予め金属製パイプを所定長さに切断
しておく必要がなく、熱交換器全体の製造コストを削減
できる。
【0006】また、板状体に穿設された複数の透孔の各
周縁を囲むカラーが立設されている複数枚の熱交換器用
フィンが、前記透孔が連通するように集積されると共に
該複数の透孔のうち一部の透孔内に集積フィンを束ねる
ための仮差しピンが挿入されて形成される集積フィン
に、該透孔の各々に所定長さの金属製パイプを挿入する
パイプ挿入装置であって、前記仮差しピンが挿入された
透孔を除く透孔の各々に、長尺な金属製パイプを送り込
んで所定長さに切断する請求項1記載のパイプ挿入装置
を用いた第1のパイプ挿入装置と、前記仮差しピンを抜
き取る抜き取り装置と、前記仮差しピンが抜き取られた
透孔および/または前記第1のパイプ挿入装置によって
金属製パイプが挿入されていない透孔の各々に、長尺な
金属製パイプを送り込んで所定長さに切断する請求項1
記載のパイプ挿入装置を用いた第2のパイプ挿入装置と
を具備するようにしたパイプ挿入装置でもある。この構
成を採用することによって、熱交換器用フィンを集積し
て集積フィンを形成する場合に、集積フィンが崩れてバ
ラバラにならないように仮差しピンによって互いの熱交
換器用フィンを保持するようにしている集積フィンであ
っても、良好に金属製パイプを人手によらずに自動的に
挿入することができる。
【0007】さらに、前記透孔に挿入可能な径を有する
前記ガイドピンよりも大径であって、且つ前記透孔内に
挿入可能な径を有すると共に、前記仮差しピンが挿入さ
れていない空の透孔内に挿入され、前記ガイドピンが透
孔内に挿入される際に集積フィンの整列を行う整列ピン
を前記第1のパイプ挿入装置に設けたので、きれいに整
列した集積フィン内にガイドピンを挿入することがで
き、集積フィンのゆがみやねじれを取り除いてきれいに
整列した熱交換器を製造することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。まず、図1に熱
交換器用フィンを積み重ねて集積した集積フィンの斜視
図を示す。従来の技術で説明したように、集積フィン3
0は熱交換器用フィン10が複数枚積み重ねられて形成
される。また、本実施形態による積み重ねられた熱交換
器用フィン10は、連通した透孔20内に仮差しピン3
2が挿入されて1つのまとまった集積フィン30に形成
される。仮差しピン32は、透孔20を拡径等させずに
抜き差し可能となる程度に透孔20の内径よりも細径の
円柱状の部材である。仮差しピン32は、熱交換器用フ
ィン10に形成されている複数の透孔20のうち少なく
とも2か所には挿入されるとよい。もし仮差しピン32
が熱交換器用フィン10に形成されている複数の透孔2
0のうちの1か所のみに挿入されるとすると、熱交換器
用フィン10が1本の仮差しピン32を軸線として複数
の熱交換器用フィン10の一部が回動したりして熱交換
器用フィン10がきれいに整列しないからである。
【0009】続いて、上述した集積フィン30の透孔2
0内に金属製パイプを挿入するパイプ挿入装置31の全
体構造について説明する。図2にパイプ挿入装置全体の
平面図を、図3にパイプ挿入装置全体の側面図を示す。
なお、図3では各送り込み装置、各ガイド装置を省略し
て図示している。本実施形態でのパイプ挿入装置31
は、集積フィン30に複数個形成されている透孔20の
各々に金属製パイプを挿入する際に、1度に全ての透孔
20内に金属製パイプを挿入するのではなく、2回に分
けて複数の透孔20内全てに金属製パイプを挿入するも
のである。すなわち、金属製パイプは、2台の送り込み
装置33,38によって長尺なまま集積フィン30の透
孔20内に送り込まれる。また、2台の送り込み装置3
3,38に対して集積フィン30を挟んで対向する位置
には、金属製パイプの送り込みをそれぞれガイドすると
共に透孔20内に送り込まれた金属製パイプの長さを測
定することができる2台のガイド装置34,40とが設
けられている。
【0010】パイプ挿入装置31には、ローラコンベヤ
等から成る移送装置42が設けられ、集積フィン30を
矢印A方向に移送する。2台の送り込み装置のうち送り
込み装置33は他の送り込み装置38よりも移送方向上
流側に設けられ、集積フィン30の複数の透孔20のう
ちの一部に金属製パイプを挿入する。送り込み装置33
よりも移送方向下流側の送り込み装置装置38は、送り
込み装置33によって金属製パイプが挿入されなかった
透孔20内に金属製パイプを挿入する。金属製パイプ
は、長尺な状態で各送り込み装置33,38の後方側に
ロール状に巻回されてパイプリール44として設置され
ている。各送り込み装置33,38は、長尺な金属製パ
イプを、各々の後方に複数個ずつ設けられているパイプ
リール44から引き出し、集積フィン30に挿入するも
のである。
【0011】2台のガイド装置34,40のうちガイド
装置34は、集積フィン30を挟んで送り込み装置33
に対向する位置に設けられている。また、ガイド装置3
4よりも移送方向下流側には他のガイド装置40が設け
られている。ガイド装置40は、集積フィン30を挟ん
で送り込み装置38に対向する位置に設けられている。
また、送り込み装置33と送り込み装置38の間には、
仮差しピン32を集積フィン30から抜き取る抜き取り
装置36が設けられている。同様に、ガイド装置34と
ガイド装置40との間、すなわち、抜き取り装置36の
移送装置42に対して対向する位置には、抜き取り装置
36と同じ構造を有する抜き取り装置37が設けられて
いる。
【0012】移送装置42は、矢印A方向に向かって回
転する複数のローラ41と、ローラ41上に設けられて
ローラ41の回転により矢印A方向に移動するパレット
46とを有している。パレット46には集積フィン30
が載置される。すなわち、集積フィン30は、パレット
46によって金属製パイプ送り込み装置31内を上流側
端部52から下流側端部50まで移送されるのである。
また、移送装置42は、図3に示すように上下2段にわ
たって設けられている。このような2段の移送装置42
のうち上段42aは、集積フィン30を下流方向に移送
するために設けられ、これに対して下段42bは、下流
側端部50まで移送されたパレット46を再度上流側へ
回送するために設けられている。上段42aと下段42
bとは、下流側端部50および上流側端部52において
昇降装置54,55によって接続されている。下流側端
部50に存する昇降装置54は、上段42aの下流側端
部50にパレット46が到着した際にパレット46を乗
せたまま下降しパレット46を下段42bに送り込む。
また、下段42bによって下流から上流へ運ばれたパレ
ット46は、上流側端部52に位置する昇降装置55に
よって上段42aへ上昇する。このようにして、パレッ
ト46は移送装置42によってパイプ挿入装置31内を
循環することができる。
【0013】なお、金属製パイプが挿入された集積フィ
ン30は、熱交換器を製造する際の次工程である拡管工
程へ搬送される。拡管工程は、透孔20内に挿入された
金属製パイプ内に拡管ビレットを挿入して拡管する工程
である。全ての透孔20内に金属製パイプが挿入された
集積フィン30の図示しない拡管工程への搬送は、搬送
機56によって行われる。搬送機56は、送り込み装置
38およびガイド装置40よりも下流側に設けられてお
り、パレット46から集積フィン30を持ち上げて次工
程側へ移動させるチャック装置58を有している。
【0014】以下、パイプ挿入装置31を構成する各構
成装置毎の構造を詳細に説明する。図4は、送り込み装
置33の平面図、図5は送り込み装置33の側面図であ
る。なお、下流側の送り込み装置38は、送り込み装置
33と同一の構造を有しているので説明は省略する。送
り込み装置33は、集積フィン30の移送方向Aに対し
て直交する方向に、複数本の長尺な金属製パイプ35を
送り込む装置である。図4、図5では、集積フィン30
が存する移送装置42へ向かう方向を前方側、リール4
4が配置されている方向を後方側とし、金属製パイプ3
5は、後方側から前方側へ送り込まれるものとする。送
り込み装置33の後方側には、送り込み装置33におい
て集積フィン30の複数の透孔20内に挿入すべき本数
分の、パイプリール44が設置されている。金属製パイ
プ35は、パイプリール44から引き出されて送り込み
装置33の後方側に設けられているガイド60に進入す
る。ガイド60内には、複数のローラ62が設けられて
いる。金属製パイプ35は、各ローラ62間に挟まれ、
送り込み装置33内へガイドされて進入される。
【0015】ガイド60の前方側には、金属製パイプ3
535の水平方向の曲がりを直す整直装置64が設けら
れている。整直装置64内には、上下方向を軸線として
回転するローラ63が幅方向に複数個整列されて成るロ
ーラ列65が、前後方向に複数列にわたって設けられて
いる。各ローラ63には、隣り合うローラ63との間で
金属製パイプ35を挟み込むことができるようにローラ
63の周方向に沿って凹部63aが形成されている。金
属製パイプ35は、幅方向の隣り合うローラの凹部63
a間に進入するので、整直装置64を通過することで幅
方向の曲がりが矯正される。
【0016】整直装置64の前方側には、金属製パイプ
35の上下方向の曲がりを直す整直装置66が配置され
ている。整直装置66内には、幅方向を軸線として回転
するローラ68が幅方向に金属製パイプ35の数だけ配
置されたローラ軸69が、2本を1組として金属製パイ
プ35を挟んで上下に対向して設けられている。このよ
うな2本1組としたローラ軸69は前後方向に3列にわ
たって設けられている。なお、ローラ68にはローラ6
8の周方向に沿って凹部68aが形成されている。金属
製パイプ35は、上下に隣り合うローラの凹部68a間
に進入するので、整直装置64を通過することで上下方
向の曲がりが矯正される。
【0017】整直装置66の前方側には、金属製パイプ
35をクランプするクランプ装置71が設けられてい
る。クランプ71は、後述する送り装置70によって金
属製パイプ35が集積フィン30内に挿入されていると
きはクランプを解除し、挿入が停止しているときには金
属製パイプ35をクランプしている。送り装置70内に
は、各金属製パイプ35を上下間で挟み込んで回転する
送りベルト72が設けられている。送り装置70が駆動
することによって、金属製パイプ35が各リールから引
き出され、集積フィン30の透孔20内にに挿入される
のである。送り込み装置33の前方方向の端部には、カ
ッター74が設けられている。カッター74は、回転式
の刃(図示せず)を有しておりモータ76が刃を回転さ
せることによって金属製パイプ35を切断する。
【0018】次に、ガイド装置34の構造について、図
6〜図9に基づいて説明する。なお、下流側のガイド装
置40は、ガイド装置34から整列ピン82(図8)を
取り除いたところ以外は同一の構造を有しているので説
明は省略する。図6はガイド装置34の平面図、図7は
ガイド装置34の側面図であり、図8と図9は、図6と
図7の範囲aに示した部位の拡大図である。ガイド装置
34は、集積フィン30の移送方向Aに対して直交する
方向に、ガイドピン80を突出入させる装置である。こ
こでは、集積フィン30が存する移送装置42へ向かう
方向を前方側として、ガイドピン80を後方側から前方
側へ送り込んだところを図示している。
【0019】図8に示すように、ガイドピン80は送り
込み装置33によって送り込まれる複数本の金属製パイ
プ35にそれぞれ対応するように横方向(図6〜図9の
前後方向に対して)わたって複数本設けられ、送り込み
装置33によって集積フィン30の透孔20内に挿入さ
れた金属製パイプ35の先端に当接して、金属製パイプ
35の送り込みをガイドしつつ、その透孔内に挿入され
た金属製パイプ35の長さを設定するものである。な
お、ガイド装置34には、ガイドピン80以外に集積フ
ィン30の透孔20内に挿入されるピンとして整列ピン
82が設けられている。整列ピン82は、仮差しピン3
2が挿入されていない空の透孔20であって且つ送り込
み装置33によって金属製パイプ35が送りこまれない
透孔20内に挿入される。整列ピン82は、ガイドピン
80よりも大径であって、且つ透孔20内にぎりぎり挿
入可能な径を有している。このため、整列ピン82を設
けることにより、ガイドピン80の透孔20への挿入の
際に複数枚重ねられた熱交換器用フィンの各透孔が真っ
直ぐ連通するようにすることができガイドピン80の挿
入が容易となると共に、集積フィンを正確に整列させる
ことができる。整列ピン82は、隣り合うガイドピン8
0同士の間に設けられる。
【0020】ガイドピン80は、集積フィン30の透孔
20の内径よりも小径に形成され、透孔20内を自在に
往復動可能である。本実施形態では、送り込み装置33
によって送り込まれる金属製パイプ35の本数と同じ本
数である5本のガイドピン80を挿入するように設けら
れている。また、各ガイドピン80は後部でガイドピン
ホルダ83に固定されている。ガイドピン80を保持し
ているガイドピンホルダ83は、ボールネジ86によっ
て前後方向に進退動可能なブラケット88にマグネット
90によって吸着されて設けられている。ブラケット8
8には、ボールネジ86に螺合するナット部94が設け
られており、ボールネジ86の軸線を中心とした回転に
よってボールネジ86の軸線方向(前後方向)に移動す
ることができる。
【0021】本実施形態ではマグネット90が、ガイド
ピンホルダ83とボールネジ86によって駆動するブラ
ケット88との間を切り離し可能にした接断手段であ
る。なお、接断手段としてはマグネットに限られず、エ
アシリンダー等を用いたものであってもよい。ブラケッ
ト88の前方側には、センサ89が取り付けられてい
る。センサ89の例としては近接スイッチ等を用いるこ
とができる。センサ89はマグネット90によって切り
離されたガイドピンホルダ83が再度近づいた際に、こ
のガイドピンホルダ83の接近を検出する。また、ボー
ルネジ86は、前後方向に沿って延び、前後方向の両端
部が軸受け92,92によってフレーム78上に取付ら
れている。ボールネジ86は、前方側の端部がサーボモ
ータ76に接続されており、サーボモータ76の駆動に
より回転する。このように、ボールネジ86とサーボモ
ータ76がガイドピンホルダ83を前方へ駆動させる駆
動手段である。
【0022】ガイドピンホルダ83の下方に位置するフ
レーム78の上面には、前後方向に沿って延びる複数本
のガイドレール96が設置されている。ガイドピンホル
ダ83の下面側は、このガイドレール96に嵌入するよ
うな前後方向に沿った凹溝(図示せず)が形成され、ガ
イドピンホルダ83はガイドレール96にガイドされて
前後方向に直動することができるのである。また、ガイ
ドピンホルダ83より前方には、ガイドレール96上を
前後方向に移動可能であってガイドピン80の下方を支
持するガイドピン受け98が設けられている。ガイドピ
ン受け98にはガイドピン80の軸線方向に直交する向
きに回転軸を有する複数のガイドローラ99が設けら
れ、このガイドローラ99上にガイドピン80が載置さ
れる。また、ガイドピン受け98もガイドレール96上
を前後方向に移動可能に設けられている。このように、
ガイドピン受け98を設けたことにより、長尺なガイド
ピン80であっても途中で折れ曲がったりすることを防
ぐと共に、ガイドピン80の前後方向への進退動のガイ
ドを行うことができる。
【0023】整列ピン82を保持している整列ピンホル
ダ84は、ガイドピンホルダ83よりも前方側のガイド
レール96上に設けられている。整列ピンホルダ84
は、ガイドレール96に沿って、エアシリンダー100
を駆動源として前後方向に移動可能である。すなわち、
ボールネジ86によって駆動されるガイドピンホルダ8
3の前後動とは無関係に動作することができる。また、
整列ピンホルダ84より前方のガイドレール96上に
は、整列ピン82の下方を支持する整列ピン受け102
が設けられている。整列ピン受け102には、整列ピン
82の軸線方向に直交する向きに回転軸を有するガイド
ローラ103が設けられており、このガイドローラ10
3上に整列ピンが載置される。このように整列ピン受け
102を設けたことにより、長尺な整列ピン82であっ
ても途中で折れ曲がったりすることを防ぐことができる
共に、前後方向への移動をガイドすることができる。
【0024】続いて、図10〜図11に基づいて、抜き
取り装置37について説明する。図10は抜き取り装置
37の側面図、図11は抜き取り装置37の正面図であ
る。なお、ここでは、集積フィン30が存する移送装置
42へ向かう方向を前方としている。104は、仮差し
ピン32の端部を把持することによって透孔20内から
抜き取るクランプ装置である。クランプ装置104に
は、抜き取る仮差しピン32の本数に応じて、仮差しピ
ン32を把持することができるように2本のアームから
成る把持部106が設けられている。クランプ装置10
4は、前後方向に延びるレール108から下方につり下
げられて前後方向に移動可能である。クランプ装置10
4は、レール108上を前方に移動して位置y1 に達し
たとき仮差しピン32を掴むことができ、レール108
上を後退して位置y2 に達したとき、集積フィン30か
ら仮差しピン32を完全に引き抜いた状態になるように
設けられている。
【0025】クランプ装置104の下方には、集積フィ
ン30から抜き出した仮差しピン32をクランプ装置1
04から受け取る仮置き台107が設けられている。仮
置き台107は、上下方向に伸縮するエアシリンダーの
ロッド110の上端に取り付けられており、上面に仮差
しピン32が載置されても左右に転がらないよう凹凸1
07aが形成されている。このような仮置き台107
は、位置y1 から位置y2 の間にわたって少なくとも2
か所以上に設けられており、クランプ装置104によっ
て集積フィン30から抜き出された仮差しピン32をク
ランプ装置104から受け取ることができる。クランプ
装置104の下方には、幅方向の一方側に傾く傾斜面1
12が配置されている。傾斜面112の傾いた側の下方
側には、集積フィン30から抜き出した仮差しピン32
を集める集積装置113が設けられている。なお、傾斜
面112は前後方向にわたって2か所に分断されてお
り、分断された隙間内にも上述した仮置き台107が設
置されている。
【0026】以下、上述してきた送り込み装置、ガイド
装置および抜き取り装置を用いた、金属製パイプの集積
フィンへの挿入動作について説明する。まず、図12〜
図15に基づいて、上述してきた送り込み装置33およ
びガイド装置34による金属製パイプ35の挿入動作に
ついて説明する。ここでは、ガイドピン受け98および
整列ピン受け102は省略して図示する。最初に、集積
フィン30が移送装置42上のパレット46に載置され
て、送り込み装置33とガイド装置34とに挟まれた第
1の挿入位置b(図2)に到着すると、パレット46お
よび集積フィン30が図示しない固定手段によって固定
される。すると、図12に示すように、サーボモータ7
6の駆動によりボールネジ86が回転して原位置x
3 (図7)に位置していたブラケット88が集積フィン
30方向(矢印B方向)に移動する。ブラケット88の
矢印B方向への移動によりブラケット88に吸着されて
いるガイドピンホルダ83も矢印B方向へ移動する。こ
れにより、ガイドピン80が集積フィン30の透孔20
内へ他方側から挿入される。
【0027】また、ガイド装置34の整列ピン82を作
動させるエアシリンダ100(図12では省略してい
る)は、ガイドピン80を作動させるサーボモータ76
の駆動とほぼ同時に駆動して整列ピンホルダ84を矢印
B方向に移動させる。すなわち、整列ピンホルダ84は
ガイドレール96に沿って整列ピン82を押し出し、集
積フィン30の透孔20内へ他方側から挿入する。整列
ピン82を、ガイドピン80の挿入されない透孔20内
に挿入することによって、集積フィン30の集積を正確
に揃えることができる。ガイドピン80の先端が集積フ
ィン30の透孔20を貫通して、送り込み装置33側へ
突出すると、サーボモータ76を停止させてガイドピン
80の挿入を終了する。これと同時に、ブラケット88
は、マグネット90によるガイドピンホルダ83との吸
着を解除する。これにより、ガイドピンホルダ83は、
ガイドレール96上をフリー走行することができる。ま
た、ガイドピンホルダ83を切り離したブラケット88
は、サーボモータ73が逆回転することで第1の所定位
置x1 まで後退する。この所定位置x1 は予め設定して
おく。なお、図13〜図15では整列ピン82、整列ピ
ンホルダ84は省略している。
【0028】続いて、ガイド装置34でのガイドピン8
0の挿入が終了すると、送り込み装置33では送り装置
70が作動する。送り装置70が作動することにより、
長尺な金属製パイプ35が、ガイドピン80が突出して
いる透孔20に送り込まれる。すると、金属製パイプ3
5の先端部35aはガイドピン80の先端部80aに接
する。このとき、ガイドピンホルダ83はブラケット8
8から切り離されてフリーに移動可能であるため、金属
製パイプ35の先端部35aが当接したガイドピン80
は金属製パイプ35に押動されて矢印C方向に移動す
る。なお、ガイドピン80が透孔20内に挿入された時
点で整列ピン82は必要なくなるので、ガイド装置34
でのガイドピン80の挿入が終了するとエアシリンダー
100を作動させて整列ピンホルダ84を矢印C方向へ
後退させ、整列ピン82を集積フィン30の透孔20内
から抜き出す。
【0029】そして、図14に示すように、金属製パイ
プ35によって押動されて矢印C方向に移動しているガ
イドピンホルダ83が第1の所定位置x1 に達すると、
ブラケット88のセンサ89がガイドピンホルダ83を
検出する。するとセンサ89は図示しない制御部を介し
て送り込み装置33のカッター74へ切断信号を出力す
る。この切断信号を受けてカッター74は金属製パイプ
35を切断するのである。すなわち、ガイドピン80の
後退距離を測定する測定手段とは、フリー走行するガイ
ドピンホルダ83と、ガイドピンホルダ83の所定位置
1 への到着を検出するセンサ89と、所定位置x1
センサ89を配置させておくためのブラケット88と、
ブラケット88を所定位置x1 に移動させるサーボモー
タ76とを含めた概念である。このように、ガイドピン
80の後退した距離により金属製パイプ35の挿入長さ
を設定することができるので、金属製パイプ35を所定
長さLに切断したい場合には、ガイドピンホルダ83の
後退距離(つまり、ガイドピン80の停止位置から所定
位置x1 までの距離)を、所定長さLからガイドピン8
0を透孔20へ挿入した際の先端部80aの停止位置
(本例では集積フィン30の一端側端部)からカッター
74内の切断位置までの距離l1 を引いた長さであるL
−l1 に設定するのである。このように、ガイドピン8
0の後退した距離から挿入された金属製パイプ35の所
定長さを設定するので、集積フィン30内に送り込まれ
る長尺な金属製パイプ35の長さを直接測定するより
も、正確に計測することができる。
【0030】挿入された金属製パイプ35が所定長さL
に切断した後、ブラケット88はガイドピンホルダ83
を切り離したままで第2の所定位置x2 まで後退する。
そして、さらに長尺な金属製パイプ35の先端35c
が、所定長さLに切断された金属製パイプ35の後端3
5bを押圧して、さらに切断された金属製パイプ35の
挿入を続ける。これは、挿入された金属製パイプ35の
集積フィン30の両端から突出する端部の長さを揃える
ためである。そして、矢印C方向に移動しているガイド
ピンホルダ83が、ブラケット88が停止している第2
の所定位置x2 に達すると、ブラケット88のセンサ8
9がガイドピンホルダ83を検出する。センサ89はガ
イドピンホルダ83を検出すると、図示しない制御部を
介して送り込み装置33内の送り装置70に停止信号を
出力する。このため、送り装置70は停止して送り込み
装置33による金属製パイプ35の挿入が終了する。こ
の第2の所定位置x2 は、集積フィン30内に挿入され
た金属製パイプ35の両端部35a,35bの集積フィ
ン30から突出させる長さにより設定される。
【0031】なお、金属製パイプ35の挿入が終了した
ら、送り込み装置33側では、送り装置70は長尺な部
分の先端部35cを矢印B方向に引き込むために逆回転
する。一方、ガイド装置34側では、第2の所定位置x
2 においてガイドピンホルダ83にブラケット88が当
接すると、マグネット90がオンに成り、ブラケット8
8とガイドピンホルダ83とが連結する。この後、ガイ
ドピン80はブラケット88に伴って、ボールネジ86
の駆動により矢印C方向の原位置x3 (図7)まで後退
するのである。
【0032】続いて、抜き取り装置の動作について説明
する。上述した送り込み装置33およびガイド装置34
により一部の透孔20内に金属製パイプ35が挿入され
た集積フィン30は、移送装置42上のパレット46に
載置されて、抜き取り位置c(図2)に到着すると、パ
レット46および集積フィン30が図示しない固定手段
により固定される。すると、クランプ装置104がレー
ル108に沿って前方(図10)に移動する。クランプ
装置104は、位置y1 に到達したら把持部106によ
り集積フィン30の透孔20内から突出している仮差し
ピン32の端部を把持する。そして、仮差しピン32の
端部を把持したクランプ装置104は、レール108に
沿って後方(図10)に移動することによって仮差しピ
ン32を集積フィン30から抜き取るのである。クラン
プ装置104が位置y2 にまで後退すると、クランプ装
置104の下方から仮置き台107が仮差しピン32に
接する程度の位置z(図10、図11)まで上昇する。
【0033】仮置き台107が位置zまで上昇すると、
クランプ装置104の把持部106が仮差しピン32の
把持を解除し、仮差しピン32を仮置き台107上に載
置する。仮差しピン32が仮置き台107上に載置され
ると、エアシリンダーが作動して仮置き台107を下降
させる。仮置き台107が下降を続けると、仮置き台1
07が傾斜面112を通過してさらに下降する際に、前
後方向の仮置き台107にわたって載置されている仮差
しピン32は傾斜面112を通過できずに傾斜面112
上に残され、仮置き台107のみが下降する。このよう
にして傾斜面112上に残された仮差しピン32は、傾
斜面112の傾斜に沿って転がり落ちていき、集積装置
113内に落下する。こうして集積フィン30から抜き
取られた仮差しピン32は、集積部113に集積され
る。
【0034】仮差しピン32が抜き取られた集積フィン
30は、移送装置42上のパレット46に載置されて移
送され、第2の挿入位置d(図2)に到着する。する
と、パレット46および集積フィン30が図示しない固
定手段により固定される。ここでは、送り込み装置38
およびガイド装置40によって、集積フィン30の複数
の透孔20のうち、仮差しピン32が挿入されていた透
孔20および上流側の送り込み装置33およびガイド装
置34によって金属製パイプ35が挿入されなかった透
孔20内に金属製パイプ35を挿入するのである。
【0035】ここでの金属製パイプ35の挿入動作につ
いては、図12〜図15に基づいて説明した動作と同様
であるのでここでの説明は省略する。ただし、この送り
込み装置38およびガイド装置40によって、集積フィ
ン30のすべての透孔20内に金属製パイプ35が挿入
されるので、整列ピンを挿入させることができる余地は
なく、また既に複数本の金属製パイプが透孔内に挿入さ
れており集積フィンは正確に整列しているので、このガ
イド装置40には整列ピンは設けられていない。送り込
み装置38およびガイド装置40により、金属製パイプ
35の集積フィン30の透孔20内への挿入が終了す
る。そして、送り込み装置38およびガイド装置40に
よって全ての透孔20内に金属製パイプ35が挿入され
た集積フィン30は、搬送機56(図3)によって次工
程である拡管工程に搬送される。
【0036】なお、上述してきた実施形態では、集積フ
ィンは透孔内に挿入されている仮差しピンによって1つ
にまとめられているものであって、金属製パイプの挿入
は、2段階に分けて行われるものであった。しかし、集
積フィンは、仮差しピンが挿入されることによってまと
められているものに限られることはない。このような集
積フィンに金属製パイプを挿入する場合にあっては、金
属製パイプの挿入を2段階に分ける必要がなく、また仮
差しピンの抜き取り装置も必要なく、送り込み装置およ
びガイド装置は各1台ずつもうけられていればよいので
装置の小型化を図ることができる(図示せず)。
【0037】以上本発明につき好適な実施例を挙げて種
々説明したが、本発明はこの実施例に限定されるもので
はなく、発明の精神を逸脱しない範囲内で多くの改変を
施し得るのはもちろんである。
【0038】
【発明の効果】本発明に係るパイプ挿入装置によれば、
集積フィンへ長尺な金属製パイプを人手によらず自動的
に挿入することができるので、人手による手間を省いて
熱交換器の製造時間の短縮を図り、熱交換器全体の製造
コストを削減できる。しかも金属製パイプは長尺なまま
挿入して挿入後に所定長さに切断するので、予め金属製
パイプを所定長さに切断しておく必要がなく、切断工程
を別途設けなくともよいので、全体として製造工程の短
縮化を図ることができると共に、切断された所定長さの
金属製パイプをストックしておくスペースも必要なくな
るといった著効を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】集積フィンを説明するための集積フィンの斜視
図である。
【図2】本発明にかかる金属製パイプの送り込み装置全
体の平面図である。
【図3】金属製パイプの送り込み装置全体の側面図であ
る。
【図4】送り込み装置の平面図である。
【図5】送り込み装置の側面図である。
【図6】ガイド装置の平面図である。
【図7】ガイド装置の側面図である。
【図8】ガイド装置のブラケット付近を部分的に拡大し
た側面図である。
【図9】ガイド装置のブラケット付近を部分的に拡大し
た平面図である。
【図10】抜き取り装置の側面図である。
【図11】抜き取り装置の正面図である。
【図12】ガイドピンを集積フィンに挿入しているとこ
ろを示す説明図である。
【図13】長尺な金属製パイプによって集積フィンに挿
入されたガイドピンを押動しているところを示す説明図
である。
【図14】集積フィン内に挿入した長尺な金属製パイプ
を所定長さに切断しているところを示す説明図である。
【図15】集積フィンへの金属製パイプの挿入が終了し
たところを示す説明図である。
【図16】集積フィンを形成する熱交換器用フィンを示
す説明図である。
【図17】集積フィンに金属製パイプを挿入して拡管を
行っているところを示す説明図である。
【符号の説明】
20 透孔 30 集積フィン 31 パイプ挿入装置 32 仮差しピン 33、38 送り込み装置 34、40 ガイド装置 35 金属製パイプ 36 抜き取り装置 42 移送装置 74 カッター 80 ガイドピン 82 整列ピン 83 ガイドピンホルダ 84 整列ピンホルダ 86 ボールネジ 89 センサ 90 マグネット 96 ガイドレール

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板状体に穿設された複数の透孔の各周縁
    を囲むカラーが立設されている複数枚の熱交換器用フィ
    ンが、前記透孔が連通するように集積されて形成されて
    成る集積フィンに、該透孔の各々に所定長さの金属製パ
    イプを挿入するパイプ挿入装置であって、 長尺な金属製パイプを前記集積フィンの各透孔の一方側
    から送り込む送り手段と、送り込まれた金属製パイプが
    所定長さに達したとき、該金属製パイプを切断するカッ
    ターとを有する送り込み装置と、 前記透孔内への挿入方向に前後動可能に装着されたガイ
    ドピンホルダに取り付けられ、対応する前記透孔の他方
    側から挿入されるガイドピンと、該ガイドピンの各々を
    対応する前記集積フィンの透孔の挿入方向に前記ガイド
    ピンホルダを駆動する駆動手段と、該駆動手段により前
    記ガイドピンの各々の所定長さが対応する集積フィンの
    透孔内に挿入されたとき、前記ガイドピンホルダがガイ
    ドピンの軸線方向に沿ってフリー走行可能となるよう
    に、前記ガイドピンホルダと前記駆動手段とを切り離す
    接断手段と、前記透孔の各々に挿入された前記ガイドピ
    ンが、透孔の一方側から前記送り込み装置によって送り
    込まれる前記金属製パイプの先端部に当接し、該金属製
    パイプによって押動されて透孔内から押し出されたガイ
    ドピンの後退距離を測定する測定手段とを有し、該測定
    手段によって測定された前記ガイドピンの後退距離によ
    って前記金属製パイプの透孔内への挿入長を測定し、該
    金属製パイプの透孔内への挿入長が所定長さに達したと
    き、前記送り込み装置の送り操作を停止すると共に、前
    記カッターにより前記金属製パイプを切断するガイド装
    置とを具備することを特徴とするパイプ挿入装置。
  2. 【請求項2】 板状体に穿設された複数の透孔の各周縁
    を囲むカラーが立設されている複数枚の熱交換器用フィ
    ンが、前記透孔が連通するように集積されると共に該複
    数の透孔のうち一部の透孔内に集積フィンを束ねるため
    の仮差しピンが挿入されて形成される集積フィンに、該
    透孔の各々に所定長さの金属製パイプを挿入するパイプ
    挿入装置であって、 前記仮差しピンが挿入された透孔を除く透孔の各々に、
    長尺な金属製パイプを送り込んで所定長さに切断する請
    求項1記載のパイプ挿入装置を用いた第1のパイプ挿入
    装置と、 前記仮差しピンを抜き取る抜き取り装置と、 前記仮差しピンが抜き取られた透孔および/または前記
    第1のパイプ挿入装置によって金属製パイプが挿入され
    ていない透孔の各々に、長尺な金属製パイプを送り込ん
    で所定長さに切断する請求項1記載のパイプ挿入装置を
    用いた第2のパイプ挿入装置とを具備することを特徴と
    するパイプ挿入装置。
  3. 【請求項3】 前記透孔に挿入可能な径を有する前記ガ
    イドピンよりも大径であって、且つ前記透孔内に挿入可
    能な径を有すると共に、前記仮差しピンが挿入されてい
    ない空の透孔内に挿入され、前記ガイドピンが透孔内に
    挿入される際に集積フィンの整列を行う整列ピンを前記
    第1のパイプ挿入装置に設けたことを特徴とする請求項
    2記載のパイプ挿入装置。
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