JP2000210448A - パチンコ遊技機の球抜き制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】球抜きの際に球抜きされる賞球がパチンコホー
ルの通路に散乱する不具合を解消すること。 【解決手段】球抜き制御装置は、前枠の開状態及び閉状
態に従って対応する開閉検出信号を出力する枠開閉スイ
ッチと、位置検出信号の内容がノーマル位置から球抜き
位置に切り替わっても開閉検出信号の内容が依然として
開状態である間は賞球払出機構を停止状態に保ち、その
後、開閉検出信号の内容が開状態から閉状態に切り替わ
ると賞球払出機構を作動させ（ステップＳ１〜Ｓ３）、
さらに、賞球払出機構の動作中に、開閉検出信号の内容
が閉状態から開状態に切り替わると、賞球払出機構の動
作を停止する（ステップＳ４〜Ｓ７）制御回路とを備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ遊技機の
球抜き制御装置、詳しくは、開放された前枠の裏面側か
ら手動操作される球抜き切替弁を備えるパチンコ遊技機
において、球抜きの際に球抜きされる賞球（賞球タンク
内の遊技球）がパチンコホールの通路に散乱する不具合
を解消するための球抜き制御装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】パチンコ遊技機において、遊技中に遊技
球（打球）が遊技盤前面の入賞口に入ると、この遊技球
（入賞球）が遊技盤裏面側の入賞球検出スイッチによっ
て検出され、このスイッチがオンすることによって入賞
球排出ソレノイドが作動し入賞球が島と称される箇所に
排出されるとともに賞球タンク下流の賞球払出機構（カ
ウンターケース）が作動し、賞球タンク内の遊技球（賞
球）が所定数だけ賞球排出通路を経て前枠前面の上皿
に、又は、上皿が賞球で満杯のときは下皿に排出され
る。

【０００３】ところで、パチンコホールでは、遊技球の
洗浄やパチンコ遊技機のメンテナンスなどのために頻繁
に賞球タンク内の賞球を島へと球抜きする必要があり、
パチンコ遊技機には球抜きのための機構が設けられてい
る。

【０００４】球抜き機構にはいろいろなタイプのものが
あるが、そのうちの一つのタイプとして、賞球払出機構
の下流側の賞球排出通路と球抜き通路の分岐点に設けら
れ、通常は球抜き通路を遮断しかつ賞球排出通路を開放
するノーマル位置にあり、球抜きの際は、開放された前
枠の裏面側から手動操作され、賞球排出通路を遮断しか
つ球抜き通路を開放する球抜き位置に切替えられる球抜
き切替弁と、球抜き切替弁のノーマル位置及び球抜き位
置に従って対応する位置検出信号を出力する球抜きスイ
ッチとを備え、制御回路において図８に示すような演算
処理を行うよう構成された球抜き機構が知られている。

【０００５】ここで、制御回路は賞球制御基板にＣＰ
Ｕ、ＲＯＭ、ＲＡＭなどを実装して構成される。

【０００６】ＣＰＵは、図８に示すように、まず、球抜
きスイッチからの位置検出信号に基づき球抜きスイッチ
が作動したかどうか、言い換えると、球抜き切替弁が球
抜き位置に切り替えられたかどうかを判断する（ステッ
プＳ１１）。球抜きスイッチが作動したと判断すると、
１〜２秒程度の所定時間を設定する（ステップＳ１
２）。この所定時間は次のような理由により設けられて
いる。すなわち、球抜き切替弁の切替動作と同時に賞球
払出機構を作動させると、球抜き切替弁が賞球払出機構
から流下してきた賞球を噛んでしまうおそれがあり、こ
のような不具合を回避するためには賞球払出機構の作動
開始を遅らせ、球抜き切替弁が球抜き位置に確実に切り
替わった後に賞球を流下させる必要があるからである。
そして所定時間が経過すると（ステップＳ１３）、賞球
払出機構を作動しこれにより球抜き動作が開始され、賞
球タンク内の賞球は連続動作する賞球払出機構、球抜き
通路を順に経て島に排出されるようになる（ステップＳ
１４）。この球抜き動作中、ＣＰＵは、球抜きスイッチ
が解除されたかどうか、言い換えると、球抜き切替弁が
元のノーマル位置に復帰したかどうかを判断する判定処
理（ステップＳ１５）と、球抜きスイッチが解除されて
いない場合賞球払出機構に設けられた計数スイッチから
の検出信号に基づいて先に通過した賞球の通過時点を基
準として時間をカウントし、一定時間が経過する前に次
の賞球が通過したかどうか、言い換えると、賞球払出機
構から流下する賞球が零になり球抜きが終了したかどう
かを判断する判定処理（ステップＳ１６）とを繰り返し
実行する。そして、球抜きスイッチが解除されていない
ときに上記一定時間が経過したとき、又は、上記一定時
間が経過する前に球抜きスイッチが解除されたとき、賞
球払出機構の作動を停止し球抜き動作を停止させる（ス
テップＳ１７）。

【０００７】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の球抜き制御装置によると、作業者が前枠
を開放し遊技盤の裏面側に位置する球抜き切替弁を作動
させてから速やかに前枠を閉めないと、前枠が開いた状
態で球抜き動作が開始され、賞球が球抜き通路からパチ
ンコホールの通路に散乱してしまうおそれがある。ま
た、球抜き動作中に作業者が誤って前枠を開放すると、
上記と同様に、賞球が通路に散乱するおそれがある。

【０００８】本発明は、上記のような従来の球抜き制御
装置の問題点を解決するためになされたものであり、そ
の目的とするところは、球抜きの際に球抜きされる賞球
がパチンコホールの通路に散乱する不具合を解消するた
めの球抜き制御装置を提供することにある。

【０００９】

【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明によるパチンコ遊技機の球抜き制御装置は、
前枠の開状態及び閉状態に従って対応する開閉検出信号
を出力する枠開閉スイッチと、前記枠開閉スイッチから
前枠の閉状態を示す内容の開閉検出信号が出力されたこ
とを必要条件として球抜き動作を開始し、球抜き動作中
に前記枠開閉スイッチから前枠の開状態を示す内容の開
閉検出信号が出力されたことを十分条件として球抜き動
作を停止する制御回路とを備えることを特徴とする。

【００１０】また、本発明の他のパチンコ遊技機の球抜
き制御装置は、賞球払出機構の下流側の賞球排出通路と
球抜き通路の分岐点に設けられ、通常は球抜き通路を遮
断しかつ賞球排出通路を開放するノーマル位置にあり、
球抜きの際は、開放された前枠の裏面側から手動操作さ
れ、賞球排出通路を遮断しかつ球抜き通路を開放する球
抜き位置に切替えられる球抜き切替弁と、前記球抜き切
替弁のノーマル位置及び球抜き位置に従って対応する位
置検出信号を出力する球抜きスイッチとを備えるパチン
コ遊技機において、前枠の開状態及び閉状態に従って対
応する開閉検出信号を出力する枠開閉スイッチと、前記
位置検出信号の内容がノーマル位置から球抜き位置に切
り替わっても前記開閉検出信号の内容が依然として開状
態である間は前記賞球払出機構を停止状態に保ち、その
後、前記開閉検出信号の内容が開状態から閉状態に切り
替わると前記賞球払出機構を作動させ、さらに、賞球払
出機構の動作中に、前記開閉検出信号の内容が閉状態か
ら開状態に切り替わると、前記賞球払出機構の動作を停
止する制御回路とを設けることを特徴とする。

【００１１】

【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の一
実施形態を説明する。

【００１２】図１及び図２は、一実施形態による球抜き
制御装置が組み込まれたパチンコ遊技機をその要部を主
体として概略的に表しており、図１（Ａ）は、前枠が開
状態にあるときのパチンコ遊技機の平面図、図１（Ｂ）
は、前枠が閉状態にあるときのパチンコ遊技機の正面
図、図２は、同じく前枠が閉状態にあるときのパチンコ
遊技機の裏面図をそれぞれ示す。また、図３は、賞球払
出装置の賞球払出機構と球抜き機構の位置関係及び動作
を説明するための説明図、図４は、賞球払出機構の球抜
き機構を具体的に構成する部材の分解斜視図、図５は、
球抜き機構の動作説明図をそれぞれ示す。

【００１３】図１及び図２において、１は木枠（本体
枠）を表しており、この木枠１の前面に前枠２がヒンジ
３、４を介して開閉可能に装着されている。木枠１と前
枠２の間には、前枠２の開状態及び閉状態に従って対応
する開閉検出信号を後述する制御回路５に出力する枠開
閉スイッチ６が設けられている。

【００１４】前枠２には、図柄表示のための液晶表示器
７等が組み込まれた遊技盤８が着脱可能に嵌め込まれて
いる。そして、遊技盤８の裏面に合成樹脂からなる略コ
字状の機構板９がヒンジ１０等を介して回動可能に装着
されている。ここで、機構板９は賞球払出装置を構成し
ている。

【００１５】賞球払出装置９は、図２に示すように、パ
チンコ遊技機の上方に配設されている賞球供給ライン
（図示せず）から供給されてくる賞球１１を溜める賞球
タンク１２を備える。この賞球タンク１２の下流には前
後方向に二列の通路からなるタンクレール１３が設けら
れ、このタンクレール１３の下流に略Ｓ字状の誘導レー
ル１４を介して賞球払出機構（カウンターケース）１５
が設けられている。

【００１６】この賞球払出機構１５は、図３に示すよう
に、タンクレール１３に連通した球通路１６を有し、こ
の球通路１６内にロータ１７が回転可能に配設されてい
る。ロータ１７は、タンクレール１３からこの球通路１
６まで流下してきた賞球１１を半回転に一個の割合で下
流側に排出する動作を行う。ロータ１７はタンクレール
１３の二列からなる通路のそれぞれに対応して設けられ
ており、二つのロータ１７は回転方向に９０°の位相差
をもって互いに結合されている。そして、二つのロータ
１７は、共通のモータ１８の出力軸に連結されており、
このモータ１８は、制御回路５からの制御信号に従って
動作する図示しないドライバにより駆動される。なお、
賞球払出機構１５には、図３に示すように、賞球払出機
構１５から排出された賞球１１の通過を検知し制御回路
５に通過検出信号を送出する計数スイッチ１９が設けら
れている。

【００１７】また、賞球払出装置９は、賞球払出機構１
５の下流側に賞球排出通路２０と球抜き通路２１を備え
る。賞球排出通路２０は前枠２の前面に配設された上皿
２２に通じており、賞球払出機構１５から排出された賞
球１１を上皿２２に案内する。また、球抜き通路２１の
下端は島に向かって開口しており、球抜き通路２１は賞
球払出機構１５から排出された賞球１１を島に案内す
る。

【００１８】賞球排出通路２０と球抜き通路２１の分岐
点には球抜き機構２３が配設されている。球抜き機構２
３は、賞球排出通路２０と球抜き通路２１の分岐点に回
動可能に配設される球抜き切替弁２４を備える。球抜き
切替弁２４には操作レバー２５、ねじりコイルばね２６
等が設けられており、操作レバー２５は図５（Ａ）、
（Ｂ）に示すように二つの位置を取り得る。操作レバー
２５が図５（Ａ）に示すように左側に位置していると
き、球抜き切替弁２４は賞球排出通路２０を開放しかつ
球抜き通路２１を遮断するノーマル位置に位置してお
り、賞球払出機構１５から排出された賞球１１は賞球排
出通路２０を経て上皿２２に排出可能となる。一方、操
作レバー２５が手動操作されて図５（Ｂ）に示すように
右側に位置するようになると、球抜き切替弁２４は賞球
排出通路２０を遮断しかつ球抜き通路２１を開放する球
抜き位置に位置し、賞球払出機構１５から排出された賞
球１１は球抜き通路２１を経て島に排出可能となる。

【００１９】球抜き切替弁２４の近傍には、球抜き切替
弁２４によって接点がオンオフするマイクロスイッチか
らなる球抜きスイッチ２７が設けられている。球抜きス
イッチ２７は、球抜き切替弁２４のノーマル位置及び球
抜き位置に従って対応する位置検出信号を制御回路５に
出力する。なお、図２、図４、図５中に示す符号２８は
ベルを表している。

【００２０】次に、上記のように構成された球抜き制御
装置の電気系統について図６及び図７を参照して説明す
る。

【００２１】球抜き制御装置の電気系統は、図６に示す
ように、賞球制御基板５１にＣＰＵ、ＲＯＭ、ＲＡＭ５
２等が実装された制御回路５と、この制御回路５に電気
的に接続された賞球払出機構１５、球抜きスイッチ２７
及び枠開閉スイッチ６とによって構成される。

【００２２】ＣＰＵは、図７に示すように、まず、球抜
きスイッチ２７からの位置検出信号に基づき球抜きスイ
ッチ２７が作動したかどうか、言い換えると、球抜き切
替弁２４が球抜き位置に切り替えられたかどうかを判断
する判定処理（ステップＳ１）と、枠開閉スイッチ６か
らの開閉検出信号に基づき枠開閉スイッチ６が作動した
かどうか、言い換えると、前枠２が閉められたかどうか
を判断する判定処理（ステップＳ２）とを実行する。そ
して、球抜きスイッチ２７が作動しかつ枠開閉スイッチ
６が作動したと判断すると、球抜き動作を開始し、賞球
払出機構１５を連続動作させる（ステップ３）。これに
より、賞球タンク１２内の賞球１１はタンクレール１
３、誘導レール１４、賞球払出機構１５、球抜き通路２
１を順に経て島に排出開始される。

【００２３】ここで、作業者は球抜きスイッチ２７を作
動させる際、まず前枠２を開け次に球抜きスイッチ２７
の操作レバー２５を右側位置に切替えその後前枠２を閉
めるという一連の動作をとる。この動作において、前枠
２が開放されると枠開閉スイッチ６はオフし、操作レバ
ー２５が右側位置に切替えられると球抜きスイッチ２７
が作動し、前枠２を閉めると枠開閉スイッチ６が作動す
る。したがって、前枠２が開放状態にあるときに操作レ
バー２５が切替え操作されただけでは球抜き動作は開始
されず、その後前枠２を閉めた時点で始めて球抜き動作
が開始されるようになる。このため、作業者が操作レバ
ー２５を切替え操作してから前枠２を閉めるまでに比較
的多くの時間を費やした場合でも前枠２を閉める前に球
抜き動作が開始されることはなくなり、よって、球抜き
された賞球１１がパチンコホールの通路に散乱してしま
う不具合を回避することができる。

【００２４】そして、ＣＰＵは、球抜き動作開始後にお
いては、球抜きスイッチ２７が解除されたかどうか、言
い換えると、球抜き切替弁２４が元のノーマル位置に復
帰したかどうかを判断する判定処理（ステップＳ４）
と、枠開閉スイッチ６が作動中かどうか、言い換える
と、前枠２が閉状態のままかどうかを判断する判定処理
（ステップＳ５）と、球抜きスイッチ２７が解除されて
おらずしかも枠開閉スイッチ６が作動中の場合賞球払出
機構１５の計数スイッチ１９からの通過検出信号に基づ
いて先に通過した賞球１１の通過時点を基準として時間
をカウントし、一定時間が経過する前に次の賞球１１が
通過したかどうか、言い換えると、賞球払出機構１５か
ら流下する賞球１１が零になり球抜きが終了したかどう
かを判断する判定処理（ステップＳ６）とを繰り返し実
行する。そして、球抜きスイッチ２７が解除されておら
ずしかも枠開閉スイッチ６が作動中のときに上記一定時
間が経過したとき、又は、上記一定時間が経過する前に
枠開閉スイッチ６がオフしたとき、賞球払出機構１５の
作動を停止し球抜き動作を停止させる（ステップＳ
７）。

【００２５】したがって、球抜きが終了する前に、作業
者が誤って前枠２を開けた場合には球抜き動作が直ちに
停止するようになり、球抜きされた賞球１１がパチンコ
ホールの通路に散乱する不具合を回避することができ
る。

【００２６】

【発明の効果】本発明の球抜き制御装置によると、作業
者が前枠を開け球抜き切替弁の操作レバーを切替え操作
してから前枠を閉めるまでに比較的多くの時間を費やし
た場合でも前枠を閉める前には球抜き動作が開始される
ことがないため、球抜きされた賞球がパチンコホールの
通路に散乱してしまう不具合を回避することができる。
さらに、球抜きが終了する前に、作業者が誤って前枠を
開けた場合には球抜き動作が直ちに停止するようになる
ため、球抜きされた賞球がパチンコホールの通路に散乱
する不具合を回避することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施形態による球抜き制御装置が組
み込まれたパチンコ遊技機をその要部を主体として概略
的に表しており、図１（Ａ）は、前枠が開状態にあると
きのパチンコ遊技機の平面図、図１（Ｂ）は、前枠が閉
状態にあるときのパチンコ遊技機の正面図である。

【図２】同じく前枠が閉状態にあるときのパチンコ遊技
機の裏面図である。

【図３】賞球払出装置の賞球払出機構と球抜き機構の位
置関係及び動作を説明するための説明図である。

【図４】賞球払出機構の球抜き機構を具体的に構成する
部材の分解斜視図である。

【図５】球抜き機構の動作説明図である。

【図６】球抜き制御装置の電気系統のブロック図であ
る。

【図７】ＣＰＵの処理内容を示すフローチャートであ
る。

【図８】従来の球抜き制御装置のＣＰＵの処理内容を示
すフローチャートである。

【符号の説明】

２ 前枠 ５ 制御回路 ６ 枠開閉スイッチ １１ 賞球 １５ 賞球払出機構 ２０ 賞球排出通路 ２１ 球抜き通路 ２４ 球抜き切替弁 ２７ 球抜きスイッチ

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 前枠の開状態及び閉状態に従って対応す
   る開閉検出信号を出力する枠開閉スイッチと、 前記枠開閉スイッチから前枠の閉状態を示す内容の開閉
   検出信号が出力されたことを必要条件として球抜き動作
   を開始し、球抜き動作中に前記枠開閉スイッチから前枠
   の開状態を示す内容の開閉検出信号が出力されたことを
   十分条件として球抜き動作を停止する制御回路と、 を備えることを特徴とするパチンコ遊技機の球抜き制御
   装置。
2. 【請求項２】 賞球払出機構の下流側の賞球排出通路と
   球抜き通路の分岐点に設けられ、通常は球抜き通路を遮
   断しかつ賞球排出通路を開放するノーマル位置にあり、
   球抜きの際は、開放された前枠の裏面側から手動操作さ
   れ、賞球排出通路を遮断しかつ球抜き通路を開放する球
   抜き位置に切替えられる球抜き切替弁と、前記球抜き切
   替弁のノーマル位置及び球抜き位置に従って対応する位
   置検出信号を出力する球抜きスイッチとを備えるパチン
   コ遊技機において、 前枠の開状態及び閉状態に従って対応する開閉検出信号
   を出力する枠開閉スイッチと、 前記位置検出信号の内容がノーマル位置から球抜き位置
   に切り替わっても前記開閉検出信号の内容が依然として
   開状態である間は前記賞球払出機構を停止状態に保ち、
   その後、前記開閉検出信号の内容が開状態から閉状態に
   切り替わると前記賞球払出機構を作動させ、さらに、賞
   球払出機構の動作中に、前記開閉検出信号の内容が閉状
   態から開状態に切り替わると、前記賞球払出機構の動作
   を停止する制御回路と、 を設けることを特徴とするパチンコ遊技機の球抜き制御
   装置。