JP2000209050A - 電子ボリュ―ム装置 - Google Patents

電子ボリュ―ム装置

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JP2000209050A
JP2000209050A JP11007967A JP796799A JP2000209050A JP 2000209050 A JP2000209050 A JP 2000209050A JP 11007967 A JP11007967 A JP 11007967A JP 796799 A JP796799 A JP 796799A JP 2000209050 A JP2000209050 A JP 2000209050A
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JP
Japan
Prior art keywords
volume
setting data
electronic
control circuit
electronic volume
Prior art date
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Pending
Application number
JP11007967A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Isu
健二 井須
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JP2000209050A publication Critical patent/JP2000209050A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回路規模の削減を図るとともに、特性の改善
を実現できる電子ボリューウム装置を得る。 【解決手段】 電子ボリューム1と、異なる設定データ
31,32,・・・3nをそれぞれ入力され電子ボリュ
ーム1を制御する共通のボリューム制御回路2とを備
え、それぞれの設定データ31,32,・・・3nによ
り異なるボリューム機能を実現するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子ボリューム
装置、特に、電子ボリュームの制御回路に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】電子ボリュームを複数(n個)内蔵し、
それらを縦続接続する構成の回路においては、従来、図
6に示す通りn個のボリューム11〜1nに対し、それ
ぞれ個別にn個のボリューム制御回路21〜2nを備え
ていた。
【0003】上記ボリューム制御回路21〜2nは、コ
ントロールMCU4C等で設定され、MCU−I/F4
で内部に取り込まれる各ボリュームの設定データ31〜
3nによって制御される。
【0004】上記回路構成では、電子ボリュームおよび
ボリューム制御回路が複数個必要となるため、縦続接続
するボリュームの数が多ければ多いほど、回路規模の増
大につながる。また、電子ボリュームを複数個縦続接続
するため、各電子ボリューム段で発生する雑音や歪みが
重畳されるため、出力信号の特性悪化が生じる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、電子ボリ
ュームの制御回路の構成を変えることにより、回路規模
の削減を図るとともに、特性の改善を実現することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る電子ボ
リューム装置では、電子ボリュームと、異なる設定デー
タをそれぞれ入力され前記電子ボリュームを制御する共
通のボリューム制御回路とを備え、それぞれの設定デー
タにより異なるボリューム機能を実現するようにしたも
のである。
【0007】第2の発明に係る電子ボリューム装置で
は、第1の発明のボリューム制御回路において、異なる
設定データを加算する加算手段を設けるとともに、前記
加算手段による加算結果を処理するデコーダを設け、前
記デコーダの出力に応じて前記ボリューム制御回路の出
力を設定することにより、異なるボリューム機能を実現
するようにしたものである。
【0008】第3の発明に係る電子ボリューム装置で
は、電子ボリュームと、マスターボリュームとしての機
能を実現する設定データと前記マスターボリュームより
も調整範囲が比較的狭いトリマーとしての機能を実現す
る設定データとをそれぞれ入力され前記電子ボリューム
を制御する共通のボリューム制御回路とを備え、それぞ
れの設定データによりマスターボリュームとしての機能
とトリマーとしての機能とを実現するようにしたもので
ある。
【0009】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1のような構成
をとる。図において、1は電子ボリューム、2はボリュ
ーム制御回路、31はボリューム(1)設定データ、3
2はボリューム(2)設定データ、3nはボリューム
(n)設定データである。4はMCUインターフェイス
回路(以下、MCU−I/Fという)、4Cはコントロ
ールMCUである。
【0010】図1に示す、この発明による実施の形態1
では、従来、各ボリューム設定データ31〜3nをそれ
ぞれデコードし、各ボリュームのゲインを制御するボリ
ューム制御回路2を一つにし、複数個縦続接続していた
電子ボリューム1を一つにする。
【0011】簡単のため、図2に示すような、3ビット
で制御され、0〜−7dBまで8段階の設定が可能な電
子ボリュームを、2段縦続接続する場合を考える。ボリ
ューム制御回路2は、具体的には、図3に示すような構
成になっており、ボリューム(1)設定データ31とボ
リューム(2)設定データ32を加算するアダー5と、
図4に示すような設定となるデコーダ6からなる。
【0012】いま、例えば、ボリューム(1)を−2d
B(設定データ“010”)、ボリューム(2)を−3
dB(設定データ“011”)と設定したとする。ボリ
ューム(1)設定データ31(“010”)とボリュー
ム(2)設定データ32(“011”)はアダー4によ
って加算され、データ(“101”)となる。このデー
タは、デコーダ6によってボリューム1のゲインを−5
dBとなるよう設定される。
【0013】したがって、入力から出力のゲインは、−
5dBとなり、回路構成としては、ボリュームを1個し
か使用していないが、ボリューム制御としては、ボリュ
ーム(1),ボリューム(2)が独立した態様でそのデ
ータ設定することが可能となる。
【0014】以上のように、この発明による実施の形態
1では、異なる設定データを入力される共通のボリュー
ム制御回路2により、電子ボリューム1を制御するよう
にして、ボリューム制御回路2を一つにし、電子ボリュ
ーム1を一つにしたので、回路規模の削減とともに、特
性の改善を実現することができる。
【0015】また、この発明による実施の形態1では、
上記の構成において、異なる設定データを加算するアダ
ー5からなる加算手段を設けるとともに、前記加算手段
による加算結果を処理するデコーダ6を設け、デコーダ
6の出力に応じてボリューム制御回路2の出力を設定す
ることにより、異なるボリューム機能を実現するように
したので、比較的少ないボリューム設定データによって
より多段のボリューム制御を行うことができ、回路規模
の削減とともに、特性の改善を更に有効に実現すること
ができる。
【0016】なお、刊行物による先行技術としては、実
開昭62−51882号公報があるが、これは、次の通
り、この発明における一つのボリューム設定データ(例
えば、図1に示すボリューム(1)設定データ31)に
相当するものが記載されているに過ぎないものであっ
て、両者はその発明内容において明確に相違する。
【0017】前記先行技術の設定器(1)〜(3)11
a〜cは、この発明の実施の形態では、図2に示すボリ
ューム設定データ(例:“010”“100”等)に相
当し、このデータによりボリュームの設定値を決定して
いる。
【0018】ボリュームの増減については、パルス発生
器17から出力される周期的に出力されるパルス信号に
よりカウンタ13を動作させ、その出力により制御して
いる。これは、この発明による実施の形態では図2に示
すボリューム設定データを一つずつカウントアップまた
はカウントダウンさせていることと同様である。
【0019】設定器(4)15cは、ボリュームの最大
許容値を決めるデータであり、この発明による実施の形
態では図3の“000”にあたり、これを超えないよう
にボリュームを制御している。したがって、設定器
(3)11cと設定器(4)15cは一つのボリューム
設定データと見做せるものであって、この発明のものと
は相違している。
【0020】実施の形態2.この発明の応用例としての
実施の形態2を以下に説明する。例えば、ドルビープロ
ロジックのシステムでは図5のような構成をとってお
り、ドルビープロロジックデコーダによって、2ch→
4chにデコードされた信号は、トリマー1T(ボリュ
ームの一種)とボリューム1Vを通って出力されてい
る。
【0021】トリマー1Tは、リスナーにとって音場効
果を最適に設定するために、各チャネル(L,R,C,
S)のバランスを調整する設定範囲が比較的狭い(例:
+10dB〜−10dB)ボリュームである。また、ボ
リューム1Vは、全体の信号レベルを調整するマスター
ボリュームであり、設定範囲は0〜76dB程度であ
る。
【0022】ここで、図5に示されるトリマー1Tとボ
リューム1Vは、それぞれの機能を示すものとして等価
的に記載されているものであって、互いに縦続接続され
たものとして示されている。このようなトリマー1Tと
ボリューム1Vの機能は、図5の右上に矢印付き引出し
線で示す通り、そこに示された電子ボリューム1を、そ
れぞれの機能を実現するため独立して設定される相異な
る設定データが入力される共通のボリューム制御回路
(図1に示す実施の形態1における制御回路2に相当)
によって制御することによって、達成されるものであ
る。
【0023】この発明による実施の形態2では、電子ボ
リューム1を、マスターボリューム1Vとしての機能を
実現する設定データとトリマー1Tとしての機能を実現
する設定データとをそれぞれ入力される共通の制御回路
により制御して、このトリマー1Tとボリューム1Vの
機能を一つのボリューム1で実現するものであり、回路
の規模の削減とともに、ノイズ等の特性改善が可能とな
る。
【0024】
【発明の効果】第1の発明によれば、異なる設定データ
を入力される共通のボリューム制御回路により、電子ボ
リュームを制御するようにしたので、回路規模の削減と
ともに、特性の改善を実現することができる。
【0025】第2の発明によれば、第1の発明において
異なる設定データを加算する加算手段を設けるととも
に、前記加算手段による加算結果を処理するデコーダを
設け、デコーダの出力に応じてボリューム制御回路の出
力を設定することにより、異なるボリューム機能を実現
するようにしたので、比較的少ないボリューム設定デー
タによってより多段のボリューム制御を行うことがで
き、回路規模の削減とともに、特性の改善を更に有効に
実現することができる。
【0026】第3の発明によれば、電子ボリュームを、
異なる設定データが入力される共通のボリューム制御回
路により制御して、マスターボリュームの機能とトリマ
ーの機能を実現するようにしたので、回路の規模の削減
とともに、ノイズ等の特性改善が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明による実施の形態1の構成を示すブ
ロック図である。
【図2】 この発明による実施の形態1における設定動
作を示す説明図である。
【図3】 この発明による実施の形態1のボリューム制
御回路を示すブロック図である。
【図4】 この発明による実施の形態1のボリューム制
御回路における設定動作を示す説明図である。
【図5】 この発明による実施の形態2の構成を示すブ
ロック図である。
【図6】 従来例の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 ボリューム、2 ボリューム制御回路、31 ボリ
ューム(1)設定データ、32 ボリューム(2)設定
データ、3n ボリューム(n)設定データ、4 MC
U−I/F、4C コントロールMCU。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子ボリュームと、異なる設定データを
    それぞれ入力され前記電子ボリュームを制御する共通の
    ボリューム制御回路とを備え、それぞれの設定データに
    より異なるボリューム機能を実現するようにしたことを
    特徴とする電子ボリューム装置。
  2. 【請求項2】 異なる設定データを加算する加算手段を
    設けるとともに、前記加算手段による加算結果を処理す
    るデコーダを設け、前記デコーダの出力に応じて前記ボ
    リューム制御回路の出力を設定することにより、異なる
    ボリューム機能を実現するようにしたことを特徴とする
    請求項1に記載の電子ボリューム装置。
  3. 【請求項3】 電子ボリュームと、マスターボリューム
    としての機能を実現する設定データと前記マスターボリ
    ュームよりも調整範囲が比較的狭いトリマーとしての機
    能を実現する設定データとをそれぞれ入力され前記電子
    ボリュームを制御する共通のボリューム制御回路とを備
    え、それぞれの設定データによりマスターボリュームと
    しての機能とトリマーとしての機能とを実現するように
    したことを特徴とする電子ボリューム装置。
JP11007967A 1999-01-14 1999-01-14 電子ボリュ―ム装置 Pending JP2000209050A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008193205A (ja) * 2007-02-01 2008-08-21 New Japan Radio Co Ltd 電子ボリューム回路

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008193205A (ja) * 2007-02-01 2008-08-21 New Japan Radio Co Ltd 電子ボリューム回路

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