JP2000208631A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

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JP2000208631A
JP2000208631A JP11002907A JP290799A JP2000208631A JP 2000208631 A JP2000208631 A JP 2000208631A JP 11002907 A JP11002907 A JP 11002907A JP 290799 A JP290799 A JP 290799A JP 2000208631 A JP2000208631 A JP 2000208631A
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wiring
semiconductor integrated
integrated circuit
circuit device
reinforcing
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JP11002907A
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Takashi Sakuta
孝 作田
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Seiko Epson Corp
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Seiko Epson Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】自動配線による未配線に対処するためのセル未
配置領域無くし、チップサイズを縮小させる。また、配
置のやり直しを無くすことで自動配置配線に掛かる時間
を短縮する。 【解決手段】一つの機能セルに対し複数の物理パターン
を持たせて配線混雑部分に最適な物理パターンの機能セ
ルを選び配置することで、セル間配線の混雑を緩和させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、標準ライブラリを
用いて回路が設計されかつ対応する物理領域が自動配置
配線にて生成される半導体集積回路装置に関し、特に自
動配置配線でセル間配線の未結線が生じることを防ぐ半
導体集積回路装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、短納期でLSIを開発する目的で
標準ライブラリを基に回路設計を行い、さらに自動配置
配線により回路に対応する物理領域が生成される製品分
野が多く用いられている。その製品としてはゲートアレ
イ、スタンダードセルなどが挙げられ、一般的に特定用
途向けIC(以下ASIC)と呼ばれる。
【0003】このようなASIC製品において、自動配
置配線で目標とするチップサイズを実現しようとしたと
きには、領域内に設けられる補強電源配線部分や配線混
雑部分において、セル間配線に未結線が残る場合があ
る。これに対して、特開平05−136380号公報や
特開昭58−197747号公報に記載されるようなセ
ル間配線未結線防止の手法等が工夫されてきた。以下、
図4および図6を用いて従来の未結線防止の手法を用い
たLSIについて説明する。
【0004】図4は従来の主幹電源配線と機能セルの配
置を説明する図である。自動配置配線で生成される半導
体集積回路装置1の周辺部に主幹電源配線2および主幹
グランド配線3、中央部に補強電源配線4および補強グ
ランド配線5がそれぞれ配設されている。この補強電源
配線4および補強グランド配線5は2層目配線にて作成
される。この図では省略してあるがセル列6上をセル列
方向に1層目配線にて電源配線とグランド配線が設けら
れ、主幹電源配線2,主幹グランド配線3,補強電源配
線4,補強グランド配線5と結ばれる。特開平05−1
36380号公報では、機能セルが配置されない列が有
った場合にセル列方向の1層目電源配線と1層目グラン
ド配線を省略することで配線トラックを確保し未結線を
防ぐ。
【0005】また、図6は未配置領域22の設定による
未結線防止方法を説明する図である。配線が混雑する部
分に機能セル未配置領域22を設けることにより、縦方
向の2層目セル間配線10が通過できるようにして未結
線を防ぐ。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のLSIではセル間配線の未結線をセル配置を工夫す
ることで防ぐ方法が用いられていたため、チップサイズ
の増加が避けられなかった。
【0007】図3は2層目配線ピンを持つ機能セルの物
理配線パターンを示す図である。スルーホール9による
2層目ピン(入力ピン15、出力ピン16)を持ってお
り、図4における補強電源配線4と補強グランド配線5
の直下には配置することができなかった。
【0008】また、図6に示すように、未配置領域22
の設定はチップサイズの増加をもたらした。
【0009】また、前記工夫にも関わらず配置配線をし
た後に未結線が残る場合も有り、再度配置をやり直して
配置の質を上げることで未結線をなくしていたため、自
動配置配線に費やす時間が長くなる原因となっていた。
【0010】そこで、本発明は、未結線防止のためにチ
ップサイズを増加させない半導体集積回路装置を提供す
ることを目的とする。また、本発明は、自動配置配線に
費やす時間が従来よりも少ない半導体集積回路装置を提
供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の半導体集
積回路装置は、所望の回路を予め用意された種々の機能
セルを任意個使用して構成し、前記回路に対応する領域
が自動配置配線にて作成される半導体集積回路装置にお
いて、前記領域内の特定位置に配置される前記機能セル
に固有の物理パターンは、自動配置配線実施前に生成さ
れかつ前記特定位置以外に配置される同一機能の前記機
能セルの物理パターンとは異なることを特徴とする。
【0012】上記構成によれば、従来配置禁止であった
部分にも機能セルを配置できるため、チップサイズを縮
小するという効果を有する。また、事前に用意された機
能セルの複数の物理パターンから前記特定位置に最適な
物理パターンを選び配置することにより自動配置のやり
直しがなく、処理時間が短いという効果を有する。
【0013】請求項2記載の半導体集積回路装置は、所
望の回路を予め用意された種々の機能セルを任意個使用
して構成し、前記回路に対応する領域が自動配置配線に
て作成される半導体集積回路装置において、前記領域内
の特定位置に配置される前記機能セルに固有の物理パタ
ーンは、自動配置配線を少なくとも1回実行した後に生
成されかつ前記特定位置以外に配置される同一機能の前
記機能セルの物理パターンとは異なることを特徴とす
る。
【0014】上記構成によれば、従来配置禁止であった
部分にも機能セルを配置できるため、チップサイズを縮
小するという効果を有する。また、配線困難等の障害が
出た機能セルの物理パターンに対してのみ物理パターン
の変更を行うことで前記障害を取り除くため、自動配置
のやり直しがなく、処理時間が短いという効果を有す
る。
【0015】請求項3記載の半導体集積回路装置は、所
望の回路を予め用意された種々の機能セルを任意個使用
して構成し、前記回路に対応する領域が自動配置配線に
て作成される半導体集積回路装置において、前記領域内
の配線混雑部分に配置される前記機能セルに固有の物理
パターンは、自動配置配線実施前に生成されかつ前記配
線混雑部分以外に配置される同一機能の前記機能セルの
物理パターンとは異なることを特徴とする。
【0016】上記構成によれば、配線混雑部分に配置さ
れる機能セルの物理パターンを配線混雑を緩和する物理
パターンに置き換えることで前記障害を取り除くため、
チップサイズが増大しないという効果を有する。また、
自動配置のやり直しがなく、処理時間が短いという効果
を有する。
【0017】請求項4記載の半導体集積回路装置は、所
望の回路を予め用意された種々の機能セルを任意個使用
して構成し、前記回路に対応する領域が自動配置配線に
て作成される半導体集積回路装置において、前記領域内
の配線混雑部分に配置される前記機能セルに固有の物理
パターンは、自動配置配線を少なくとも1回実行した後
に生成されかつ前記配線混雑部分以外に配置される同一
機能の前記機能セルの物理パターンとは異なることを特
徴とする。
【0018】上記構成によれば、前記配線混雑部分に配
置されることで配線困難等の障害が出た機能セルの物理
パターンに対してのみ物理パターンの変更を行うことで
前記障害を取り除くため、チップサイズが増大しないと
いう効果を有する。また、自動配置のやり直しがなく、
処理時間が短いという効果を有する。
【0019】請求項5記載の半導体集積回路装置は、請
求項1記載の半導体集積回路装置または請求項2記載の
半導体集積回路装置と請求項3記載の半導体集積回路装
置または請求項4記載の半導体集積回路装置とを組み合
わせたことを特徴とする。
【0020】上記構成によれば、チップサイズの縮小・
維持効果および配置配線処理時間の短縮効果を有する。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。
【0022】図1は、請求項1,請求項2および請求項
5に関わる半導体集積回路装置の実施例を示す図であ
る。その構成を説明すると、自動配置配線で生成される
半導体集積回路装置1の周辺部に主幹電源配線2および
主幹グランド配線3、中央部に補強電源配線4および補
強グランド配線5がそれぞれ配設されている。この補強
電源配線4および補強グランド配線5は2層目配線にて
作成される。この図では省略しているがセル列6上をセ
ル列方向に1層目配線にて電源配線とグランド配線が設
けられ、主幹電源配線2,主幹グランド配線3,補強電
源配線4,補強グランド配線5と結ばれる。補強電源配
線4と補強グランド配線5の直下に配置される機能セル
は、図2に示す2層金属配線ピンを持たない機能セルの
物理パターンを持っている。入力ピン15と出力ピン1
6が機能セルの持つ1層目電源配線17の外側に位置す
るため、1層目配線でのアクセスが可能である。
【0023】また、図5は縦方向配線が混雑する部分に
同じく図2に示す2層目ピンを持たない機能セルを配置
したため、未配置領域の設定無しで未結線を防止してい
る。
【0024】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の半導体集積
回路装置によれば、1種類の機能セルに複数の物理パタ
ーンをもたせることで、従来配置不可であった部分にも
機能セルを配置できるためチップサイズを縮小でき、未
結線防止のための未配置領域の設定が不要となるため、
チップサイズの増大が防げる。
【0025】また、配置のやり直しが無いため、自動配
置配線に掛かる時間が短縮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例で補強電源配線および補強グ
ランド配線と機能セルの配置とを示す図。
【図2】二層目ピンを持たないセル間配線機能セルの物
理パターン(この例はインバータ2段のバッファ論理)
を示す図。
【図3】二層目配線ピンを持つ機能セルの物理パターン
(この例はインバータ2段のバッファ論理)を示す図。
【図4】従来の補強電源配線および補強グランド配線と
機能セル配置とを示す図。
【図5】本発明の1実施例で配線混雑部におけるセル配
置を示す図。
【図6】従来の配線混雑部におけるセル配置を示す図。
【符号の説明】
1.半導体集積回路装置 2.主幹電源配線 3.主幹グランド配線 4.補強電源配線 5.補強グランド配線 6.セル列 7.機能セル 8.スルーホール(電源用) 9.スルーホール(セル内配線・セル間配線用) 10.縦方向2層目セル間配線 11.横方向1層目セル間配線 12.配線グリッド 13.1層目セル内配線 14.コンタクトホール(ポリシリコン・拡散用) 15.入力ピン 16.出力ピン 17.ゲート電極(ポリシリコン) 18.拡散領域 19.ガードリング 20.1層目セル内電源配線 21.1層目セル内グランド配線 22.機能セル未配置領域

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所望の回路を予め用意された種々の機能セ
    ルを任意個使用して構成し、前記回路に対応する領域が
    自動配置配線にて作成される半導体集積回路装置におい
    て、前記領域内の特定位置に配置される前記機能セルに
    固有の物理パターンは、自動配置配線実施前に生成され
    かつ前記特定位置以外に配置される同一機能の前記機能
    セルの物理パターンとは異なることを特徴とする半導体
    集積回路装置。
  2. 【請求項2】所望の回路を予め用意された種々の機能セ
    ルを任意個使用して構成し、前記回路に対応する領域が
    自動配置配線にて作成される半導体集積回路装置におい
    て、前記領域内の特定位置に配置される前記機能セルに
    固有の物理パターンは、自動配置配線を少なくとも1回
    実行した後に生成されかつ前記特定位置以外に配置され
    る同一機能の前記機能セルの物理パターンとは異なるこ
    とを特徴とする半導体集積回路装置。
  3. 【請求項3】所望の回路を予め用意された種々の機能セ
    ルを任意個使用して構成し、前記回路に対応する領域が
    自動配置配線にて作成される半導体集積回路装置におい
    て、前記領域内の配線混雑部分に配置される前記機能セ
    ルに固有の物理パターンは、自動配置配線実施前に生成
    されかつ前記配線混雑部分以外に配置される同一機能の
    前記機能セルの物理パターンとは異なることを特徴とす
    る半導体集積回路装置。
  4. 【請求項4】所望の回路を予め用意された種々の機能セ
    ルを任意個使用して構成し、前記回路に対応する領域が
    自動配置配線にて作成される半導体集積回路装置におい
    て、前記領域内の配線混雑部分に配置される前記機能セ
    ルに固有の物理パターンは、自動配置配線を少なくとも
    1回実行した後に生成されかつ前記配線混雑部分以外に
    配置される同一機能の前記機能セルの物理パターンとは
    異なることを特徴とする半導体集積回路装置。
  5. 【請求項5】請求項1記載の半導体集積回路装置または
    請求項2記載の半導体集積回路装置と請求項3記載の半
    導体集積回路装置または請求項4記載の半導体集積回路
    装置とを組み合わせたことを特徴とする半導体集積回路
    装置。
JP11002907A 1999-01-08 1999-01-08 半導体集積回路装置 Withdrawn JP2000208631A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10125725B4 (de) * 2000-08-17 2007-08-23 Samsung Electronics Co., Ltd., Suwon Ball-Grid-Array-Packung

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE10125725B4 (de) * 2000-08-17 2007-08-23 Samsung Electronics Co., Ltd., Suwon Ball-Grid-Array-Packung

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