JP2000207342A - サ―バコンピュ―タ、クライアントコンピュ―タ及び記録媒体 - Google Patents
サ―バコンピュ―タ、クライアントコンピュ―タ及び記録媒体Info
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- JP2000207342A JP2000207342A JP11010917A JP1091799A JP2000207342A JP 2000207342 A JP2000207342 A JP 2000207342A JP 11010917 A JP11010917 A JP 11010917A JP 1091799 A JP1091799 A JP 1091799A JP 2000207342 A JP2000207342 A JP 2000207342A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 サーバコンピュータに障害が発生し、待機用
サーバコンピュータに切り替わっても、障害発生前に処
理を行ったものについては再度処理を行うことなく、処
理を継続することができるサーバコンピュータ、クライ
アントコンピュータ及び記録媒体を提供する。 【解決手段】 サーバコンピュータは、クライアントコ
ンピュータを識別するための一意の識別子を記憶する識
別子記憶部と、このサーバコンピュータが最後に処理を
完了した処理要求に対応する通し番号を記憶する通し番
号記憶部とを備え、クライアントコンピュータは、サー
バ・クライアント・システムを構成する他のコンピュー
タと重複しない一意の識別子を記憶する識別子記憶部
と、サーバコンピュータに対する処理要求に付与された
通し番号を記憶する通し番号記憶部とを備えたことを特
徴とする。
サーバコンピュータに切り替わっても、障害発生前に処
理を行ったものについては再度処理を行うことなく、処
理を継続することができるサーバコンピュータ、クライ
アントコンピュータ及び記録媒体を提供する。 【解決手段】 サーバコンピュータは、クライアントコ
ンピュータを識別するための一意の識別子を記憶する識
別子記憶部と、このサーバコンピュータが最後に処理を
完了した処理要求に対応する通し番号を記憶する通し番
号記憶部とを備え、クライアントコンピュータは、サー
バ・クライアント・システムを構成する他のコンピュー
タと重複しない一意の識別子を記憶する識別子記憶部
と、サーバコンピュータに対する処理要求に付与された
通し番号を記憶する通し番号記憶部とを備えたことを特
徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サーバコンピュー
タおよび待機用サーバコンピュータと複数のクライアン
トコンピュータとを備えるサーバ・クライアント・シス
テムに係わり、特に、サーバコンピュータに障害が発生
し、待機用サーバコンピュータに切り替えて動作する場
合の処理に関する。
タおよび待機用サーバコンピュータと複数のクライアン
トコンピュータとを備えるサーバ・クライアント・シス
テムに係わり、特に、サーバコンピュータに障害が発生
し、待機用サーバコンピュータに切り替えて動作する場
合の処理に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータを用いたサーバ・クライア
ントシステムは、サーバコンピュータに障害が発生した
場合に、待機用のサーバコンピュータに切り替えて、運
用されることが増えている。これは、システムが停止し
ている時間を極力短くすることができるため、サーバコ
ンピュータのサービスを受けるクライアントコンピュー
タに対して、システムダウンの影響が及ばないなどの利
点を有している。
ントシステムは、サーバコンピュータに障害が発生した
場合に、待機用のサーバコンピュータに切り替えて、運
用されることが増えている。これは、システムが停止し
ている時間を極力短くすることができるため、サーバコ
ンピュータのサービスを受けるクライアントコンピュー
タに対して、システムダウンの影響が及ばないなどの利
点を有している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術における待機用サーバコンピュータにあっては、クラ
イアントコンピュータから受信した処理要求をどこまで
完了したかという情報を保持していなかったため、障害
が発生して待機用サーバコンピュータに処理が移行した
場合、クライアントコンピュータは全ての処理要求を最
初から要求をし直す必要があるという問題がある。これ
は、サーバコンピュータの切替が頻繁に発生すると、ク
ライアントコンピュータはいつまでも処理を終了するこ
とができないという問題がある。
術における待機用サーバコンピュータにあっては、クラ
イアントコンピュータから受信した処理要求をどこまで
完了したかという情報を保持していなかったため、障害
が発生して待機用サーバコンピュータに処理が移行した
場合、クライアントコンピュータは全ての処理要求を最
初から要求をし直す必要があるという問題がある。これ
は、サーバコンピュータの切替が頻繁に発生すると、ク
ライアントコンピュータはいつまでも処理を終了するこ
とができないという問題がある。
【0004】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、サーバコンピュータに障害が発生し、待機用
サーバコンピュータに切り替わっても、障害発生前に処
理を行ったものについては再度処理を行うことなく、処
理を継続することができるサーバコンピュータ、クライ
アントコンピュータ及び記録媒体を提供することを目的
とする。
たもので、サーバコンピュータに障害が発生し、待機用
サーバコンピュータに切り替わっても、障害発生前に処
理を行ったものについては再度処理を行うことなく、処
理を継続することができるサーバコンピュータ、クライ
アントコンピュータ及び記録媒体を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、サーバ・クライアント・システムにおけるサーバコ
ンピュータであって、前記サーバコンピュータは、クラ
イアントコンピュータを識別するための一意の識別子を
記憶する識別子記憶部と、このサーバコンピュータが最
後に処理を完了した処理要求に対応する通し番号を記憶
する通し番号記憶部とを備え、前記クライアントコンピ
ュータから送信された処理要求に対応する処理が完了し
た時点で、前記通し番号記憶部に記憶されている通し番
号を、この処理要求に付与された通し番号に更新するこ
とを特徴とする。
は、サーバ・クライアント・システムにおけるサーバコ
ンピュータであって、前記サーバコンピュータは、クラ
イアントコンピュータを識別するための一意の識別子を
記憶する識別子記憶部と、このサーバコンピュータが最
後に処理を完了した処理要求に対応する通し番号を記憶
する通し番号記憶部とを備え、前記クライアントコンピ
ュータから送信された処理要求に対応する処理が完了し
た時点で、前記通し番号記憶部に記憶されている通し番
号を、この処理要求に付与された通し番号に更新するこ
とを特徴とする。
【0006】請求項2に記載の発明は、サーバ・クライ
アント・システムにおけるクライアントコンピュータで
あって、前記クライアントコンピュータは、前記サーバ
・クライアント・システムを構成する他のコンピュータ
と重複しない一意の識別子を記憶する識別子記憶部と、
サーバコンピュータに対する処理要求に付与された通し
番号を記憶する通し番号記憶部とを備え、前記サーバコ
ンピュータに対して処理要求の送信を行う際に、該処理
要求に前記識別子と前記通し番号を併せて送信すること
を特徴とする。
アント・システムにおけるクライアントコンピュータで
あって、前記クライアントコンピュータは、前記サーバ
・クライアント・システムを構成する他のコンピュータ
と重複しない一意の識別子を記憶する識別子記憶部と、
サーバコンピュータに対する処理要求に付与された通し
番号を記憶する通し番号記憶部とを備え、前記サーバコ
ンピュータに対して処理要求の送信を行う際に、該処理
要求に前記識別子と前記通し番号を併せて送信すること
を特徴とする。
【0007】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
のサーバコンピュータにおいて処理要求継続プログラム
を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であっ
て、前記処理要求継続プログラムは、受信した処理要求
に付与された通し番号と該サーバコンピュータ内に記憶
されている通し番号とを比較して、受信した処理要求に
付与された通し番号が記憶されている通し番号の値以下
である場合に既に処理済みであることをクライアントコ
ンピュータに対して通知する処理と、受信した処理要求
に付与された前記通し番号が記憶されている通し番号に
1を加えた値である場合に、該処理要求を処理し、記憶
されている通し番号を更新する処理と、受信した処理要
求に付与された前記通し番号が記憶されている通し番号
に1を加えた値より大きい値である場合に異常であるこ
とをクライアントコンピュータに対して通知する処理と
をコンピュータに行わせることを特徴とする。
のサーバコンピュータにおいて処理要求継続プログラム
を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であっ
て、前記処理要求継続プログラムは、受信した処理要求
に付与された通し番号と該サーバコンピュータ内に記憶
されている通し番号とを比較して、受信した処理要求に
付与された通し番号が記憶されている通し番号の値以下
である場合に既に処理済みであることをクライアントコ
ンピュータに対して通知する処理と、受信した処理要求
に付与された前記通し番号が記憶されている通し番号に
1を加えた値である場合に、該処理要求を処理し、記憶
されている通し番号を更新する処理と、受信した処理要
求に付与された前記通し番号が記憶されている通し番号
に1を加えた値より大きい値である場合に異常であるこ
とをクライアントコンピュータに対して通知する処理と
をコンピュータに行わせることを特徴とする。
【0008】請求項4に記載の発明は、請求項2に記載
のクライアントコンピュータにおいて処理要求プログラ
ムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であ
って、前記処理要求プログラムは、他のコンピュータと
重複しない一意の識別子を取得する処理と、サーバコン
ピュータへ処理要求を送信する際に付与する通し番号を
取得する処理と、前記識別子と前記通し番号とを処理要
求と併せてサーバコンピュータに対して送信する処理
と、前記処理要求の処理が正常に終了した時点で、前記
通し番号を更新する処理とをコンピュータに行わせるこ
とを特徴とする。
のクライアントコンピュータにおいて処理要求プログラ
ムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であ
って、前記処理要求プログラムは、他のコンピュータと
重複しない一意の識別子を取得する処理と、サーバコン
ピュータへ処理要求を送信する際に付与する通し番号を
取得する処理と、前記識別子と前記通し番号とを処理要
求と併せてサーバコンピュータに対して送信する処理
と、前記処理要求の処理が正常に終了した時点で、前記
通し番号を更新する処理とをコンピュータに行わせるこ
とを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態による
サーバコンピュータ及びクライアントコンピュータを図
面を参照して説明する。図1は同実施形態の構成を示す
ブロック図である。この図において、符号11はサーバ
コンピュータへ処理要求を送信するクライアントコンピ
ュータであり、サーバコンピュータがクライアントコン
ピュータ11を識別するための一意の識別子があらかじ
め記憶されている識別子記憶部12と、クライアントコ
ンピュータ11が送信した要求の通し番号を記憶する通
し番号記憶部13を備えている。
サーバコンピュータ及びクライアントコンピュータを図
面を参照して説明する。図1は同実施形態の構成を示す
ブロック図である。この図において、符号11はサーバ
コンピュータへ処理要求を送信するクライアントコンピ
ュータであり、サーバコンピュータがクライアントコン
ピュータ11を識別するための一意の識別子があらかじ
め記憶されている識別子記憶部12と、クライアントコ
ンピュータ11が送信した要求の通し番号を記憶する通
し番号記憶部13を備えている。
【0010】符号21は、クライアントコンピュータ1
1からの要求を処理するサーバコンピュータであり、符
号22はサーバコンピュータ21に障害が発生した場合
にクライアントコンピュータ11からの要求を処理する
待機用サーバコンピュータである。サーバコンピュータ
21及び待機用サーバコンピュータ22には、サーバコ
ンピュータ21が受信した処理要求の送信元クライアン
トコンピュータ11の識別子を記憶する識別子記憶部2
3と、サーバコンピュータ21が処理を完了した要求の
通し番号を記憶する通し番号記憶部24が接続されてい
る。
1からの要求を処理するサーバコンピュータであり、符
号22はサーバコンピュータ21に障害が発生した場合
にクライアントコンピュータ11からの要求を処理する
待機用サーバコンピュータである。サーバコンピュータ
21及び待機用サーバコンピュータ22には、サーバコ
ンピュータ21が受信した処理要求の送信元クライアン
トコンピュータ11の識別子を記憶する識別子記憶部2
3と、サーバコンピュータ21が処理を完了した要求の
通し番号を記憶する通し番号記憶部24が接続されてい
る。
【0011】以下の説明において、サーバコンピュータ
21をサーバ21と称し、待機用サーバコンピュータ2
2を待機用サーバ22と称する。また、クライアントコ
ンピュータ11は、クライアント11と称する。
21をサーバ21と称し、待機用サーバコンピュータ2
2を待機用サーバ22と称する。また、クライアントコ
ンピュータ11は、クライアント11と称する。
【0012】なお、ここでは、サーバ21と待機用サー
バ22を区別して説明するが、この2台のサーバは、機
能及び性能は、全く同一であってもよい。また、2台の
サーバのうち1台のサーバが待機用サーバとなるが、ど
ちらのサーバを待機用にするかは決まっておらず、稼働
していない方のサーバが待機用サーバとなる。また、図
1においては、1台のクライアント11のみを図示した
が、複数台のクライアントコンピュータがサーバ21に
接続されていてもよい。
バ22を区別して説明するが、この2台のサーバは、機
能及び性能は、全く同一であってもよい。また、2台の
サーバのうち1台のサーバが待機用サーバとなるが、ど
ちらのサーバを待機用にするかは決まっておらず、稼働
していない方のサーバが待機用サーバとなる。また、図
1においては、1台のクライアント11のみを図示した
が、複数台のクライアントコンピュータがサーバ21に
接続されていてもよい。
【0013】次に、図1、2、3を参照して、サーバ2
1、待機用サーバ22及びクライアント11の動作につ
いて詳細に説明する。図2は、図1に示すクライアント
11の動作を示すフローチャートである。また図3は、
図1に示すサーバ21及び待機用サーバ22の動作を示
すフローチャートである。
1、待機用サーバ22及びクライアント11の動作につ
いて詳細に説明する。図2は、図1に示すクライアント
11の動作を示すフローチャートである。また図3は、
図1に示すサーバ21及び待機用サーバ22の動作を示
すフローチャートである。
【0014】初めに、クライアント11の動作を説明す
る。ここでは、クライアント11からサーバ21に対し
て処理の要求を行う場合の動作を説明する。
る。ここでは、クライアント11からサーバ21に対し
て処理の要求を行う場合の動作を説明する。
【0015】まず、クライアント11は、クライアント
11に接続された識別子記憶装置12から一意の識別子
を取得する(ステップS1)。この一意の識別子は、サ
ーバ21に接続されているクライアントコンピュータ間
において一意になる識別子である。
11に接続された識別子記憶装置12から一意の識別子
を取得する(ステップS1)。この一意の識別子は、サ
ーバ21に接続されているクライアントコンピュータ間
において一意になる識別子である。
【0016】次に、クライアント11は、クライアント
11に接続された通し番号記憶装置13より通し番号を
取得する(ステップS2)。この通し番号は、初期状態に
おいて、「0」である。
11に接続された通し番号記憶装置13より通し番号を
取得する(ステップS2)。この通し番号は、初期状態に
おいて、「0」である。
【0017】次に、クライアント11は処理の要求デー
タと得られた識別子及び通し番号を併せてサーバ21へ
送信する(ステップS3)。
タと得られた識別子及び通し番号を併せてサーバ21へ
送信する(ステップS3)。
【0018】次に、クライアント11は、処理の要求に
応じてサーバ21から送信された応答データを受信する
(ステップS4)。
応じてサーバ21から送信された応答データを受信する
(ステップS4)。
【0019】次に、クライアント11は受信した応答デ
ータが正常完了通知であったか否かを判断する(ステッ
プS5)。クライアント11は、受信した応答データが
正常完了通知でない場合には、エラー処理を行う(ステ
ップS6)。
ータが正常完了通知であったか否かを判断する(ステッ
プS5)。クライアント11は、受信した応答データが
正常完了通知でない場合には、エラー処理を行う(ステ
ップS6)。
【0020】一方、受信した応答データが正常完了通知
の場合には、通し番号記憶装置13に記憶されている通
し番号に対して「1」を加算する(ステップS7)。
の場合には、通し番号記憶装置13に記憶されている通
し番号に対して「1」を加算する(ステップS7)。
【0021】次に、サーバ21へ送信すべき要求が全て
完了したか否かを判断する(ステップS8)。送信すべ
き要求が全て完了していない場合には、ステップS2へ
戻り次の要求の処理を行う。送信すべき要求が全て完了
した場合には、処理を完了する。
完了したか否かを判断する(ステップS8)。送信すべ
き要求が全て完了していない場合には、ステップS2へ
戻り次の要求の処理を行う。送信すべき要求が全て完了
した場合には、処理を完了する。
【0022】次に、サーバ21の動作を説明する。障害
等が発生した場合に、サーバ21から待機用サーバ22
に切り替えた時の動作も以下で説明するサーバ21の動
作と同様である。まず、サーバ21はクライアント11
からの処理要求を受信する(ステップS11)。
等が発生した場合に、サーバ21から待機用サーバ22
に切り替えた時の動作も以下で説明するサーバ21の動
作と同様である。まず、サーバ21はクライアント11
からの処理要求を受信する(ステップS11)。
【0023】次に、受信した処理要求の送信元クライア
ント11を識別子記憶装置23より検索し、これに対応
した通し番号を通し番号記憶装置24より取得し、受信
した要求の通し番号が記憶されている通し番号以下か否
かを判定する(ステップS12)。
ント11を識別子記憶装置23より検索し、これに対応
した通し番号を通し番号記憶装置24より取得し、受信
した要求の通し番号が記憶されている通し番号以下か否
かを判定する(ステップS12)。
【0024】ステップS12において、受信した処理要
求の通し番号が、記憶されている通し番号以下の場合に
は、既に処理済みの処理要求であるので処理完了通知を
クライアント11へ送信する(ステップS17)。
求の通し番号が、記憶されている通し番号以下の場合に
は、既に処理済みの処理要求であるので処理完了通知を
クライアント11へ送信する(ステップS17)。
【0025】一方、受信した要求の通し番号が、記憶さ
れている通し番号よりも大きい場合には、この受信した
通し番号が、記憶されている通し番号に「1」を加算し
た値であるか否かを判定する(ステップS13)。
れている通し番号よりも大きい場合には、この受信した
通し番号が、記憶されている通し番号に「1」を加算し
た値であるか否かを判定する(ステップS13)。
【0026】ステップS13において、受信した要求の
通し番号が、記憶されている通し番号に「1」を加えた
値よりも大きい場合には、クライアント11へ異常通知
を送信する(ステップS14)。
通し番号が、記憶されている通し番号に「1」を加えた
値よりも大きい場合には、クライアント11へ異常通知
を送信する(ステップS14)。
【0027】また、受信した要求の通し番号が、記憶さ
れている通し番号に「1」を加えた値と等しい場合に
は、受信した処理要求を処理する(ステップS15)。
れている通し番号に「1」を加えた値と等しい場合に
は、受信した処理要求を処理する(ステップS15)。
【0028】次に、サーバ21は、通し番号記憶部24
に記憶されている通し番号に「1」を加算する(ステッ
プS16)。
に記憶されている通し番号に「1」を加算する(ステッ
プS16)。
【0029】次に、処理完了通知をクライアント11へ
送信する(ステップS17)。
送信する(ステップS17)。
【0030】このように、クライアント11は他のコン
ピュータと重複しない一意の識別子と、サーバ21への
処理要求に対する通し番号を保持する。クライアント1
1はサーバ21へ要求を行う際、処理要求データ、識別
子、要求の通し番号を要求データと併せて送信すること
によって、処理要求を識別できるようにする。
ピュータと重複しない一意の識別子と、サーバ21への
処理要求に対する通し番号を保持する。クライアント1
1はサーバ21へ要求を行う際、処理要求データ、識別
子、要求の通し番号を要求データと併せて送信すること
によって、処理要求を識別できるようにする。
【0031】一方、サーバ21はクライアント11の識
別子情報と、サーバ21が最後に処理を完了した要求の
通し番号情報を保持する。サーバコンピュータはクライ
アントコンピュータからの要求を受け取ると、最後に処
理を完了した処理要求の通し番号をクライアント11の
識別子情報を用いて検索する。
別子情報と、サーバ21が最後に処理を完了した要求の
通し番号情報を保持する。サーバコンピュータはクライ
アントコンピュータからの要求を受け取ると、最後に処
理を完了した処理要求の通し番号をクライアント11の
識別子情報を用いて検索する。
【0032】その結果、受け取った処理要求の通し番号
が、最後に処理を完了した要求の通し番号以下の場合に
はクライアント11へ処理済みであることを通知し、受
け取った要求の通し番号が、最後に処理を完了した要求
の通し番号よりも「1」だけ大きい場合には、クライア
ント11の要求を処理し、処理が完了した時点で最後に
処理を完了した要求の通し番号を「1」だけ加算する。
が、最後に処理を完了した要求の通し番号以下の場合に
はクライアント11へ処理済みであることを通知し、受
け取った要求の通し番号が、最後に処理を完了した要求
の通し番号よりも「1」だけ大きい場合には、クライア
ント11の要求を処理し、処理が完了した時点で最後に
処理を完了した要求の通し番号を「1」だけ加算する。
【0033】また、受け取った処理要求の通し番号が、
上記のいずれにも該当しない場合には、クライアント1
1へ通し番号に異常が発生したことを通知する。クライ
アント11は、サーバ21より処理完了通知を受信する
と、要求の通し番号に「1」を加算する。これにより、
サーバコンピュータに異常が発生し待機用サーバ22へ
切り替わった場合に、クライアント11からの一連の処
理を最初から再処理することなく切り替わった時点から
継続して行うことが可能になる。
上記のいずれにも該当しない場合には、クライアント1
1へ通し番号に異常が発生したことを通知する。クライ
アント11は、サーバ21より処理完了通知を受信する
と、要求の通し番号に「1」を加算する。これにより、
サーバコンピュータに異常が発生し待機用サーバ22へ
切り替わった場合に、クライアント11からの一連の処
理を最初から再処理することなく切り替わった時点から
継続して行うことが可能になる。
【0034】また、図2、3に示す各ステップを実現す
るためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録
媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラム
をコンピュータシステムに読み込ませ、実行することに
よりサーバ切替時における処理要求の継続処理を行って
もよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」と
は、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとす
る。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」と
は、フロッピーディスク、光磁気ディスク、ROM、C
D−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵
されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
るためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録
媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラム
をコンピュータシステムに読み込ませ、実行することに
よりサーバ切替時における処理要求の継続処理を行って
もよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」と
は、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとす
る。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」と
は、フロッピーディスク、光磁気ディスク、ROM、C
D−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵
されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
【0035】さらに「コンピュータ読み取り可能な記録
媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回
線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通
信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持す
るもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピ
ュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間
プログラムを保持しているものも含むものとする。また
上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するため
のものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュ
ータシステムにすでに記録されているプログラムとの組
み合わせで実現できるものであっても良い。
媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回
線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通
信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持す
るもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピ
ュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間
プログラムを保持しているものも含むものとする。また
上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するため
のものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュ
ータシステムにすでに記録されているプログラムとの組
み合わせで実現できるものであっても良い。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、サーバコンピュータに異常が発生して、待機用サー
バコンピュータに処理の切り替えが行われた場合にも、
クライアントコンピュータは処理を最初から再実行する
必要がなく、継続して処理を行えるという効果が得られ
る。
ば、サーバコンピュータに異常が発生して、待機用サー
バコンピュータに処理の切り替えが行われた場合にも、
クライアントコンピュータは処理を最初から再実行する
必要がなく、継続して処理を行えるという効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の構成を示すブロック図で
ある。
ある。
【図2】図1に示すクライアントコンピュータ11の動
作を示すフローチャートである。
作を示すフローチャートである。
【図3】図1に示すサーバコンピュータ21及び待機用
サーバコンピュータの動作を示すフローチャートであ
る。
サーバコンピュータの動作を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】 11・・・クライアントコンピュータ、 12・・・識別子記憶部、 13・・・通し番号記憶部、 21・・・サーバコンピュータ、 22・・・待機用サーバコンピュータ、 23・・・識別子記憶部、 24・・・通し番号記憶部。
Claims (4)
- 【請求項1】 サーバ・クライアント・システムにおけ
るサーバコンピュータであって、 前記サーバコンピュータは、 クライアントコンピュータを識別するための一意の識別
子を記憶する識別子記憶部と、 このサーバコンピュータが最後に処理を完了した処理要
求に対応する通し番号を記憶する通し番号記憶部とを備
え、 前記クライアントコンピュータから送信された処理要求
に対応する処理が完了した時点で、前記通し番号記憶部
に記憶されている通し番号を、この処理要求に付与され
た通し番号に更新することを特徴とするサーバコンピュ
ータ。 - 【請求項2】 サーバ・クライアント・システムにおけ
るクライアントコンピュータであって、 前記クライアントコンピュータは、 前記サーバ・クライアント・システムを構成する他のコ
ンピュータと重複しない一意の識別子を記憶する識別子
記憶部と、 サーバコンピュータに対する処理要求に付与された通し
番号を記憶する通し番号記憶部とを備え、 前記サーバコンピュータに対して処理要求の送信を行う
際に、該処理要求に前記識別子と前記通し番号を併せて
送信することを特徴とするクライアントコンピュータ。 - 【請求項3】 請求項1に記載のサーバコンピュータに
おいて処理要求継続プログラムを記録したコンピュータ
読み取り可能な記録媒体であって、 前記処理要求継続プログラムは、 受信した処理要求に付与された通し番号と該サーバコン
ピュータ内に記憶されている通し番号とを比較して、受
信した処理要求に付与された通し番号が記憶されている
通し番号の値以下である場合に既に処理済みであること
をクライアントコンピュータに対して通知する処理と、 受信した処理要求に付与された前記通し番号が記憶され
ている通し番号に1を加えた値である場合に、該処理要
求を処理し、記憶されている通し番号を更新する処理
と、 受信した処理要求に付与された前記通し番号が記憶され
ている通し番号に1を加えた値より大きい値である場合
に異常であることをクライアントコンピュータに対して
通知する処理とをコンピュータに行わせることを特徴と
する処理要求継続プログラムを記録した記録媒体。 - 【請求項4】 請求項2に記載のクライアントコンピュ
ータにおいて処理要求プログラムを記録したコンピュー
タ読み取り可能な記録媒体であって、 前記処理要求プログラムは、 他のコンピュータと重複しない一意の識別子を取得する
処理と、 サーバコンピュータへ処理要求を送信する際に付与する
通し番号を取得する処理と、 前記識別子と前記通し番号とを処理要求と併せてサーバ
コンピュータに対して送信する処理と、 前記処理要求の処理が正常に終了した時点で、前記通し
番号を更新する処理とをコンピュータに行わせることを
特徴とする処理要求プログラムを記録した記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11010917A JP2000207342A (ja) | 1999-01-19 | 1999-01-19 | サ―バコンピュ―タ、クライアントコンピュ―タ及び記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11010917A JP2000207342A (ja) | 1999-01-19 | 1999-01-19 | サ―バコンピュ―タ、クライアントコンピュ―タ及び記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000207342A true JP2000207342A (ja) | 2000-07-28 |
Family
ID=11763618
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11010917A Pending JP2000207342A (ja) | 1999-01-19 | 1999-01-19 | サ―バコンピュ―タ、クライアントコンピュ―タ及び記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000207342A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006260334A (ja) * | 2005-03-18 | 2006-09-28 | Mitsubishi Electric Information Systems Corp | マルチキャスト配信システム |
JP2014191703A (ja) * | 2013-03-28 | 2014-10-06 | Nec Solution Innovators Ltd | 要約筆記支援システム、要約筆記支援サーバ、要約筆記支援方法、及びプログラム |
-
1999
- 1999-01-19 JP JP11010917A patent/JP2000207342A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006260334A (ja) * | 2005-03-18 | 2006-09-28 | Mitsubishi Electric Information Systems Corp | マルチキャスト配信システム |
JP4496113B2 (ja) * | 2005-03-18 | 2010-07-07 | 三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社 | マルチキャスト配信システム |
JP2014191703A (ja) * | 2013-03-28 | 2014-10-06 | Nec Solution Innovators Ltd | 要約筆記支援システム、要約筆記支援サーバ、要約筆記支援方法、及びプログラム |
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A02 | Decision of refusal |
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