JP2000205849A - エスカレ―タのチェ―ンの振幅測定装置及び振幅測定方法 - Google Patents
エスカレ―タのチェ―ンの振幅測定装置及び振幅測定方法Info
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- JP2000205849A JP2000205849A JP11001395A JP139599A JP2000205849A JP 2000205849 A JP2000205849 A JP 2000205849A JP 11001395 A JP11001395 A JP 11001395A JP 139599 A JP139599 A JP 139599A JP 2000205849 A JP2000205849 A JP 2000205849A
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- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 14
- 238000005259 measurement Methods 0.000 claims description 20
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 210000003813 thumb Anatomy 0.000 description 2
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- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
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- Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
- Escalators And Moving Walkways (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡易に設置でき、しかも精度の高いエスカレ
ータのチェーンの振幅測定装置及び振幅測定方法を得
る。 【解決手段】 基台21を固定部2に設置し、この基台
21に立設された柱体23にガイド24を取り付け、チ
ェーン9dの中間部に係合してチェーン9dが張設され
ている方向と直交する方向へ振れるとガイド24に案内
されてチェーン9dと共に移動する移動体25の移動距
離を計測することによりチェーンの振幅を測定するよう
にしたものである。
ータのチェーンの振幅測定装置及び振幅測定方法を得
る。 【解決手段】 基台21を固定部2に設置し、この基台
21に立設された柱体23にガイド24を取り付け、チ
ェーン9dの中間部に係合してチェーン9dが張設され
ている方向と直交する方向へ振れるとガイド24に案内
されてチェーン9dと共に移動する移動体25の移動距
離を計測することによりチェーンの振幅を測定するよう
にしたものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術の分野】この発明は、エスカレータ
のチェーンの張力を調査する手段として、その振幅を測
定する装置及びその振幅測定方法に係る。
のチェーンの張力を調査する手段として、その振幅を測
定する装置及びその振幅測定方法に係る。
【0002】
【従来の技術】チェーンは使用によって伸びて弛みを生
ずる。チェーンに弛みが生ずるとバックラッシュが大き
くなって好ましくない。このため、チェーンを使用した
装置ではチェーンが常に所定の張力で張設されているこ
とが必要である。そこで、エスカレータではチェーンの
中間部を張設された方向と直交する方向にチェーンを振
って、その振幅を測定し、その測定値が所定の範囲内と
なるように維持することがエスカレータの保守の重要事
項となっている。
ずる。チェーンに弛みが生ずるとバックラッシュが大き
くなって好ましくない。このため、チェーンを使用した
装置ではチェーンが常に所定の張力で張設されているこ
とが必要である。そこで、エスカレータではチェーンの
中間部を張設された方向と直交する方向にチェーンを振
って、その振幅を測定し、その測定値が所定の範囲内と
なるように維持することがエスカレータの保守の重要事
項となっている。
【0003】図10は従来のエスカレータのチェーンの
振幅測定を示す。即ち、建物の梁1に載置されたトラス
2に駆動電動機3が装着され、この駆動電動機3に巻き
掛けられた駆動チェーン4によって同軸に取り付けられ
た踏段スプロケット5と手摺第1スプロケット6が駆動
される。踏段スプロケット5は踏段チェーン7を介して
踏段7aを駆動する。手摺第1スプロケット6は手摺チ
ェーン9が巻き掛けられて動力を手摺第2スプロケット
8に伝達し、更に手摺駆動ユニットHDを介して手摺1
0を駆動する。上記エスカレータの手摺チェーン9の振
幅を測定するには、手巻きハンドル(図示しない。)で
駆動電動機3を回転させて踏段7aが動き出す寸前の状
態にして、一方の手12で物差11を持ち、他方の手1
3で手摺第1スプロケットと手摺第2スプロケットにそ
れぞれ下側から巻き掛けられた下側手摺チェーン9dを
上下に振り切り、そのときの移動距離をそれぞれ物差で
測定して手摺チェーン9の振幅を測定していた。駆動チ
ェーン4についても同様である。
振幅測定を示す。即ち、建物の梁1に載置されたトラス
2に駆動電動機3が装着され、この駆動電動機3に巻き
掛けられた駆動チェーン4によって同軸に取り付けられ
た踏段スプロケット5と手摺第1スプロケット6が駆動
される。踏段スプロケット5は踏段チェーン7を介して
踏段7aを駆動する。手摺第1スプロケット6は手摺チ
ェーン9が巻き掛けられて動力を手摺第2スプロケット
8に伝達し、更に手摺駆動ユニットHDを介して手摺1
0を駆動する。上記エスカレータの手摺チェーン9の振
幅を測定するには、手巻きハンドル(図示しない。)で
駆動電動機3を回転させて踏段7aが動き出す寸前の状
態にして、一方の手12で物差11を持ち、他方の手1
3で手摺第1スプロケットと手摺第2スプロケットにそ
れぞれ下側から巻き掛けられた下側手摺チェーン9dを
上下に振り切り、そのときの移動距離をそれぞれ物差で
測定して手摺チェーン9の振幅を測定していた。駆動チ
ェーン4についても同様である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記エスカレータの手
摺チェーン9の振幅測定においては、物差11は静止状
態で保持されなければならない。しかし、従来は上記の
とおり、測定者が一方の手12で物差11を持ち、他方
の手13で手摺チェーン9を上下に振って測定していた
ので、物差11は移動し勝ちで正確な振幅を測定できな
い、という問題があった。この場合、物差11を常設し
ておくことも考えられるが、使用頻度が低いので採用に
は至っていない。この発明は、上記問題点を解決するた
めになされたものであり、簡易に設置でき、しかも精度
の高い振幅測定装置及び振幅測定方法を目的とする。
摺チェーン9の振幅測定においては、物差11は静止状
態で保持されなければならない。しかし、従来は上記の
とおり、測定者が一方の手12で物差11を持ち、他方
の手13で手摺チェーン9を上下に振って測定していた
ので、物差11は移動し勝ちで正確な振幅を測定できな
い、という問題があった。この場合、物差11を常設し
ておくことも考えられるが、使用頻度が低いので採用に
は至っていない。この発明は、上記問題点を解決するた
めになされたものであり、簡易に設置でき、しかも精度
の高い振幅測定装置及び振幅測定方法を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係るエスカレ
ータのチェーンの振幅測定装置は、基台を固定部に設置
し、この基台に立設された柱体にガイドを取り付け、チ
ェーンの中間部に係合してチェーンが張設されている方
向と直交する方向へ振れるとガイドに案内されてチェー
ンと共に移動する移動体の移動距離を計測することによ
りチェーンの振幅を測定するようにしたものである。
ータのチェーンの振幅測定装置は、基台を固定部に設置
し、この基台に立設された柱体にガイドを取り付け、チ
ェーンの中間部に係合してチェーンが張設されている方
向と直交する方向へ振れるとガイドに案内されてチェー
ンと共に移動する移動体の移動距離を計測することによ
りチェーンの振幅を測定するようにしたものである。
【0006】また、この発明に係るエスカレータのチェ
ーンの振幅測定装置は、基台を固定部に設置し、この基
台に立設された柱体にガイドを取り付け、チェーンの中
間部に係合しチェーンが振れるとガイドに案内されてチ
ェーンと共に移動する移動体に付着体を付着させ、移動
体がガイドに繰り込まれる方向に移動するとことによっ
て付着体をガイドの外面に当接させて停止させ、移動体
がガイドから繰り出される方向に移動することによって
移動体に付着させて付着体を移動するようにして、この
付着体がガイドの当接面から移動した距離を計測するこ
とによりチェーンの振幅を測定するようにしたものであ
る。
ーンの振幅測定装置は、基台を固定部に設置し、この基
台に立設された柱体にガイドを取り付け、チェーンの中
間部に係合しチェーンが振れるとガイドに案内されてチ
ェーンと共に移動する移動体に付着体を付着させ、移動
体がガイドに繰り込まれる方向に移動するとことによっ
て付着体をガイドの外面に当接させて停止させ、移動体
がガイドから繰り出される方向に移動することによって
移動体に付着させて付着体を移動するようにして、この
付着体がガイドの当接面から移動した距離を計測するこ
とによりチェーンの振幅を測定するようにしたものであ
る。
【0007】更に、この発明に係るエスカレータのチェ
ーンの振幅測定装置は、基台を磁石で構成して固定部に
添着するようにしたものである。
ーンの振幅測定装置は、基台を磁石で構成して固定部に
添着するようにしたものである。
【0008】更にまた、この発明に係るエスカレータの
チェーンの振幅測定装置は、移動体の反基台側の端部を
直角に屈曲させ、この屈曲部をチェーンに当接させてチ
ェーンと共に移動するようにしたものである。
チェーンの振幅測定装置は、移動体の反基台側の端部を
直角に屈曲させ、この屈曲部をチェーンに当接させてチ
ェーンと共に移動するようにしたものである。
【0009】更にまた、この発明に係るエスカレータの
チェーンの振幅測定装置は、傾斜して張設されたチェー
ンの張設方向に直交する方向に移動体を移動させるた
め、ガイドを傾斜して取り付けるようにしたものであ
る。
チェーンの振幅測定装置は、傾斜して張設されたチェー
ンの張設方向に直交する方向に移動体を移動させるた
め、ガイドを傾斜して取り付けるようにしたものであ
る。
【0010】更にまた、この発明に係るエスカレータの
チェーンの振幅測定装置は、移動体の移動距離を測定す
るために、移動体に目盛を記入するようにしたものであ
る。
チェーンの振幅測定装置は、移動体の移動距離を測定す
るために、移動体に目盛を記入するようにしたものであ
る。
【0011】この発明に係るエスカレータのチェーンの
振幅測定方法は、基台を固定部に設置し、この基台に立
設された柱体に取り付けられたガイドに案内されて移動
する移動体をチェーンの中間部に係合させた後、上記中
間部を上記チェーンの張設方向と直交する方向に一方へ
振り切ったときの移動体とチェーンを他方へ振り切った
ときの移動体の移動距離を読み取ることによりチェーン
の振幅を測定するようにしたものである。
振幅測定方法は、基台を固定部に設置し、この基台に立
設された柱体に取り付けられたガイドに案内されて移動
する移動体をチェーンの中間部に係合させた後、上記中
間部を上記チェーンの張設方向と直交する方向に一方へ
振り切ったときの移動体とチェーンを他方へ振り切った
ときの移動体の移動距離を読み取ることによりチェーン
の振幅を測定するようにしたものである。
【0012】また、この発明に係るエスカレータのチェ
ーンの振幅測定方法は、基台を固定部に設置し、この基
台に立設された柱体に取り付けられたガイドに案内され
て移動する移動体をチェーンの中間部に係合させた後、
移動体に付着して移動し外力により制止されると停止し
て移動体に摺接する付着体を上記移動体に付着させ、チ
ェーンの中間部を張設方向と直交する方向に一方へ振り
切った状態で付着体を移動体に付着させたままガイドの
他方の外面に当接させ、その後にチェーンを他方へ振り
切り、このときに移動体に付着して移動した付着体の位
置とガイドの他方の外面との距離からチェーンの振幅を
測定するようにしたものである。
ーンの振幅測定方法は、基台を固定部に設置し、この基
台に立設された柱体に取り付けられたガイドに案内され
て移動する移動体をチェーンの中間部に係合させた後、
移動体に付着して移動し外力により制止されると停止し
て移動体に摺接する付着体を上記移動体に付着させ、チ
ェーンの中間部を張設方向と直交する方向に一方へ振り
切った状態で付着体を移動体に付着させたままガイドの
他方の外面に当接させ、その後にチェーンを他方へ振り
切り、このときに移動体に付着して移動した付着体の位
置とガイドの他方の外面との距離からチェーンの振幅を
測定するようにしたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1から図6は、
この発明の実施の形態1を示す。図において、1は建築
の梁、2はこの梁1に載置されたトラス、3はこのトラ
ス2に装着された駆動電動機、4はこの駆動電動機3に
巻き掛けられた駆動チェーン、5はこの駆動チェーン4
に駆動される踏段スプロケット、6はこの踏段スプロケ
ット5と同軸に取り付けられて駆動される手摺第1スプ
ロケット、7は踏段スプロケット5に巻き掛けられて踏
段7aを駆動する踏段チェーン、8は手摺第2スプロケ
ットで、手摺駆動ユニットHDを介して手摺10を駆動
する。9は手摺第1スプロケット6と手摺第2スプロケ
ット8に巻き掛けられた手摺チェーン、9uは手摺第1
スプロケット6と手摺第2スプロケット8に上側から巻
き掛けられた上側の手摺チェーン、9dは同じく下側か
ら巻き掛けられた下側の手摺チェーンである。
この発明の実施の形態1を示す。図において、1は建築
の梁、2はこの梁1に載置されたトラス、3はこのトラ
ス2に装着された駆動電動機、4はこの駆動電動機3に
巻き掛けられた駆動チェーン、5はこの駆動チェーン4
に駆動される踏段スプロケット、6はこの踏段スプロケ
ット5と同軸に取り付けられて駆動される手摺第1スプ
ロケット、7は踏段スプロケット5に巻き掛けられて踏
段7aを駆動する踏段チェーン、8は手摺第2スプロケ
ットで、手摺駆動ユニットHDを介して手摺10を駆動
する。9は手摺第1スプロケット6と手摺第2スプロケ
ット8に巻き掛けられた手摺チェーン、9uは手摺第1
スプロケット6と手摺第2スプロケット8に上側から巻
き掛けられた上側の手摺チェーン、9dは同じく下側か
ら巻き掛けられた下側の手摺チェーンである。
【0014】20は振幅測定装置で、その詳細を図2及
び図3に示す。21は基台、22はこの基台21に装着
された磁石で、トラス2の任意の場所に添着して基台2
1を固定する。23は基台21に立設された柱体であ
る。24はこの柱体23に取り付けられたガイドで、中
空の板体からなり、前面が一部欠切されて上記中空内が
露呈したガイド本体24aと、このガイド本体24aの
中空内に設けられた板ばね24bと、中空の角体からな
り、この中空内を柱体23が遊貫し、背面から蝶ねじ2
4dが螺挿されて柱体23の任意の位置に固定され、前
面にガイド本体24aの背面が固着された固定具24c
とからなる。25は長尺の板体からなる移動体で、ガイ
ド本体24aの中空内を遊貫し、常時は板ばね24bに
よって両側を保持され、外力によって上下に移動する。
25aは移動体の反基台側の端部を直角に屈曲させた屈
曲部で、手摺チェーン9dに上位から当接して共に移動
するものである。
び図3に示す。21は基台、22はこの基台21に装着
された磁石で、トラス2の任意の場所に添着して基台2
1を固定する。23は基台21に立設された柱体であ
る。24はこの柱体23に取り付けられたガイドで、中
空の板体からなり、前面が一部欠切されて上記中空内が
露呈したガイド本体24aと、このガイド本体24aの
中空内に設けられた板ばね24bと、中空の角体からな
り、この中空内を柱体23が遊貫し、背面から蝶ねじ2
4dが螺挿されて柱体23の任意の位置に固定され、前
面にガイド本体24aの背面が固着された固定具24c
とからなる。25は長尺の板体からなる移動体で、ガイ
ド本体24aの中空内を遊貫し、常時は板ばね24bに
よって両側を保持され、外力によって上下に移動する。
25aは移動体の反基台側の端部を直角に屈曲させた屈
曲部で、手摺チェーン9dに上位から当接して共に移動
するものである。
【0015】次に、図4から図6に従って振幅測定装置
20による手摺チェーン9の振幅測定について説明す
る。まず、手巻きハンドルで駆動電動機3を回転させて
踏段7aが動き出す寸前の状態にする。このとき、上部
の手摺チェーン9uは緊張し、下部の手摺チェーン9d
は弛緩して図4(a)に二点鎖線で示すようになる。こ
の状態で移動体25の屈曲部25aを手摺チェーン9d
の中間上部に載置する。そのときの詳細を図4(b)に
示し、移動体25の位置を目盛26で読み取る。その
後、手摺チェーン9dを持ち上げる。移動体25は手摺
チェーン9dと共に上昇移動する。そのときの手摺チェ
ーン9dを図4(a)に符号9d1で示し、詳細を図4
(c)に示す。移動体25の位置を目盛26で読み取
る。両位置の距離L1が上側の片振幅となる。
20による手摺チェーン9の振幅測定について説明す
る。まず、手巻きハンドルで駆動電動機3を回転させて
踏段7aが動き出す寸前の状態にする。このとき、上部
の手摺チェーン9uは緊張し、下部の手摺チェーン9d
は弛緩して図4(a)に二点鎖線で示すようになる。こ
の状態で移動体25の屈曲部25aを手摺チェーン9d
の中間上部に載置する。そのときの詳細を図4(b)に
示し、移動体25の位置を目盛26で読み取る。その
後、手摺チェーン9dを持ち上げる。移動体25は手摺
チェーン9dと共に上昇移動する。そのときの手摺チェ
ーン9dを図4(a)に符号9d1で示し、詳細を図4
(c)に示す。移動体25の位置を目盛26で読み取
る。両位置の距離L1が上側の片振幅となる。
【0016】図5において、手摺チェーン9dを弛緩し
た状態に戻し、図5(a)に二点鎖線で示すようにす
る。この位置から手摺チェーン9dを移動体25と共に
押し下げる。そのときの手摺チェーン9dを図5(a)
に符号9d2で示し、詳細を図5(c)に示す。移動体
25の位置を目盛26で読み取る。両位置の距離L2が
下側の片振幅となる。
た状態に戻し、図5(a)に二点鎖線で示すようにす
る。この位置から手摺チェーン9dを移動体25と共に
押し下げる。そのときの手摺チェーン9dを図5(a)
に符号9d2で示し、詳細を図5(c)に示す。移動体
25の位置を目盛26で読み取る。両位置の距離L2が
下側の片振幅となる。
【0017】図6(a)に示すように、手摺チェーン9
d1と手摺チェーン9d2の距離(L1+L2)が手摺
チェーン9の振幅となり、詳細を図6(b)に示す。こ
の測定値(L1+L2)が所定範囲内にない場合は、手
摺チェーン9を緊張する別途の措置が採られる。
d1と手摺チェーン9d2の距離(L1+L2)が手摺
チェーン9の振幅となり、詳細を図6(b)に示す。こ
の測定値(L1+L2)が所定範囲内にない場合は、手
摺チェーン9を緊張する別途の措置が採られる。
【0018】上記実施の形態1によれば、振幅測定装置
20は基台21を介してトラス2に固定されるので、手
摺チェーン9の振幅測定の精度を向上することができ
る。また、基台21は磁石22によってトラス2に添着
固定されるので、任意の位置に容易に固定できる。更
に、屈曲部25を手摺チェーン9に載置して上下に振る
ようにしたので、手摺チェーン9における測定点が左右
にずれることがなく、測定精度を向上することができ
る。更にまた、移動体25に目盛を記載するようにした
ので、距離L1及びL2を直読でき、測定作業の促進を
図ることができる。更にまた、ガイド24は蝶ねじ24
dの緊緩により柱体23の任意の位置に固定することが
でき、移動体25の案内範囲を拡大できる。
20は基台21を介してトラス2に固定されるので、手
摺チェーン9の振幅測定の精度を向上することができ
る。また、基台21は磁石22によってトラス2に添着
固定されるので、任意の位置に容易に固定できる。更
に、屈曲部25を手摺チェーン9に載置して上下に振る
ようにしたので、手摺チェーン9における測定点が左右
にずれることがなく、測定精度を向上することができ
る。更にまた、移動体25に目盛を記載するようにした
ので、距離L1及びL2を直読でき、測定作業の促進を
図ることができる。更にまた、ガイド24は蝶ねじ24
dの緊緩により柱体23の任意の位置に固定することが
でき、移動体25の案内範囲を拡大できる。
【0019】実施の形態2.図7は、この発明の実施の
形態2を示す。図中、図3と同符号は同一部分を示し、
20aは、実施の形態2における振幅測定装置を示す。
31は前部と後部にそれぞれ貫通孔が形成され、後部の
貫通孔には柱体23が遊貫し、背面から螺挿された蝶ね
じ24dによって柱体23の任意の位置に固定され、前
部の貫通孔には移動体32が遊貫する。32aは移動体
32の屈曲部で、手摺チェーン9dの上側に載置され
る。33はガイド31よりも下方で移動体32に付着し
て共に移動する下部付着体で、外力によって制止される
と停止して移動体32に摺接する。34はガイド31よ
りも上方で移動体32に付着する上部付着体で、外力に
よって制止されると停止して移動体32に摺接する。
形態2を示す。図中、図3と同符号は同一部分を示し、
20aは、実施の形態2における振幅測定装置を示す。
31は前部と後部にそれぞれ貫通孔が形成され、後部の
貫通孔には柱体23が遊貫し、背面から螺挿された蝶ね
じ24dによって柱体23の任意の位置に固定され、前
部の貫通孔には移動体32が遊貫する。32aは移動体
32の屈曲部で、手摺チェーン9dの上側に載置され
る。33はガイド31よりも下方で移動体32に付着し
て共に移動する下部付着体で、外力によって制止される
と停止して移動体32に摺接する。34はガイド31よ
りも上方で移動体32に付着する上部付着体で、外力に
よって制止されると停止して移動体32に摺接する。
【0020】次に、図8に従って振幅測定装置20aに
よる手摺チェーン9の振幅測定について説明する。実施
の形態1と同様に、手巻きハンドルで上部の手摺チェー
ン9uを緊張させ、下部の手摺チェーン9dを弛緩させ
る。この状態で、図8(a)に示すように移動体32の
屈曲部32aを手摺チェーン9dの中間部において上位
に載置する。このとき、下部付着体33をガイド31の
下面に、上部付着体34をガイド31の上面にそれぞれ
当接させる。その後、手摺チェーン9dの中間部を持ち
上げる。図8(b)に符号9d1で示すとおり、上記中
間部は距離L1だけ上方へ移動する。このとき、上部付
着体34は距離L1だけ上昇し、符号34uで示す位置
に移動する。下部付着体33はガイド31の下面に制止
されて当接したままとなり移動体32に摺接して停止す
る。次に、手摺チェーン9dの中間部を押し下げる。図
8(c)に符号9d2で示すとおり、上記中間部は当初
の位置よりも距離L2だけ下方へ移動する。このとき、
上部付着体34は距離L1だけ下降した時点でガイド3
1の上面に当接し、以後制止されて停止したままとなり
移動体32に摺接する。下部付着体33は図8(b)に
おいて移動体32が摺接して移動した距離L1が加算さ
れてガイド31の下面から(L1+L2)だけ下降して
符号33dで示す位置に移動する。この距離(L1+L
2)が手摺チェーン9の振幅となる。
よる手摺チェーン9の振幅測定について説明する。実施
の形態1と同様に、手巻きハンドルで上部の手摺チェー
ン9uを緊張させ、下部の手摺チェーン9dを弛緩させ
る。この状態で、図8(a)に示すように移動体32の
屈曲部32aを手摺チェーン9dの中間部において上位
に載置する。このとき、下部付着体33をガイド31の
下面に、上部付着体34をガイド31の上面にそれぞれ
当接させる。その後、手摺チェーン9dの中間部を持ち
上げる。図8(b)に符号9d1で示すとおり、上記中
間部は距離L1だけ上方へ移動する。このとき、上部付
着体34は距離L1だけ上昇し、符号34uで示す位置
に移動する。下部付着体33はガイド31の下面に制止
されて当接したままとなり移動体32に摺接して停止す
る。次に、手摺チェーン9dの中間部を押し下げる。図
8(c)に符号9d2で示すとおり、上記中間部は当初
の位置よりも距離L2だけ下方へ移動する。このとき、
上部付着体34は距離L1だけ下降した時点でガイド3
1の上面に当接し、以後制止されて停止したままとなり
移動体32に摺接する。下部付着体33は図8(b)に
おいて移動体32が摺接して移動した距離L1が加算さ
れてガイド31の下面から(L1+L2)だけ下降して
符号33dで示す位置に移動する。この距離(L1+L
2)が手摺チェーン9の振幅となる。
【0021】上記実施の形態2によっても、実施の形態
1と同様に、振幅測定装置20aを手摺チェーン9の中
間部に設定して、上記中間部を上下に振るだけの簡単な
操作によって精度の高い振幅の測定が可能となる。特
に、付着体34u及び34dは外力が加えられない限り
移動体に付着したまま測定位置を保持するので、振幅測
定装置20aを取り外して別の場所で距離(L1+L
2)を目盛35で読み取ることができるので、読取りが
容易である。
1と同様に、振幅測定装置20aを手摺チェーン9の中
間部に設定して、上記中間部を上下に振るだけの簡単な
操作によって精度の高い振幅の測定が可能となる。特
に、付着体34u及び34dは外力が加えられない限り
移動体に付着したまま測定位置を保持するので、振幅測
定装置20aを取り外して別の場所で距離(L1+L
2)を目盛35で読み取ることができるので、読取りが
容易である。
【0022】実施の形態3.上記実施の形態1及び2で
は、いずれも手摺チェーン9は水平に張設されるものと
したが、この実施の形態3は、手摺チェーン9が水平方
向に対して角度αだけ傾斜した場合の振幅測定に係る。
図9は、実施の形態3を示す。図中、図2と同符号は同
一部分を示し、20bは実施の形態3における振幅測定
装置を示す。23aはガイド24が取り付けられた柱
体、41は基台21の上面に立設された取付具42、蝶
ねじ43及びこの蝶ねじ43と螺合するナット44から
なる関節部であって、蝶ねじ43及びナット44の緊緩
によって柱体23aの下端部を任意の角度で傾斜させて
取付具42に圧着固定するものである。上記実施の形態
3によれば、柱体23aを任意に傾斜させることにより
ガイド24を傾斜させることができるので、傾斜して張
設された手摺チェーン9であっても移動体25を張設方
向に対して直交する方向に係合させることができ、正確
な振幅測定が可能である。また、水平方向に張設された
チェーンであっても基台21をトラス2の傾斜面に取り
付ける場合には、同様に機能する。
は、いずれも手摺チェーン9は水平に張設されるものと
したが、この実施の形態3は、手摺チェーン9が水平方
向に対して角度αだけ傾斜した場合の振幅測定に係る。
図9は、実施の形態3を示す。図中、図2と同符号は同
一部分を示し、20bは実施の形態3における振幅測定
装置を示す。23aはガイド24が取り付けられた柱
体、41は基台21の上面に立設された取付具42、蝶
ねじ43及びこの蝶ねじ43と螺合するナット44から
なる関節部であって、蝶ねじ43及びナット44の緊緩
によって柱体23aの下端部を任意の角度で傾斜させて
取付具42に圧着固定するものである。上記実施の形態
3によれば、柱体23aを任意に傾斜させることにより
ガイド24を傾斜させることができるので、傾斜して張
設された手摺チェーン9であっても移動体25を張設方
向に対して直交する方向に係合させることができ、正確
な振幅測定が可能である。また、水平方向に張設された
チェーンであっても基台21をトラス2の傾斜面に取り
付ける場合には、同様に機能する。
【0023】なお、上記実施の形態3では、柱対23a
と基台21の間に関節部41を介装させたが、例えば、
図3において、ガイド本体24aを固定具24cに軸支
してガイド本体24aを回動するようにしても同様に機
能する。また、上記各実施の形態では、いずれも手摺チ
ェーン9の振幅測定について述べたが、他のチェーンに
ついても同様に精度の高い測定ができる。
と基台21の間に関節部41を介装させたが、例えば、
図3において、ガイド本体24aを固定具24cに軸支
してガイド本体24aを回動するようにしても同様に機
能する。また、上記各実施の形態では、いずれも手摺チ
ェーン9の振幅測定について述べたが、他のチェーンに
ついても同様に精度の高い測定ができる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したとおり、この発明に係るエ
スカレータのチェーンの振幅測定装置は、基台を固定部
に設置し、この基台に立設された柱体にガイドを取り付
け、チェーンの中間部に係合してチェーンが張設されて
いる方向と直交する方向へ振れるとガイドに案内されて
チェーンと共に移動する移動体の移動距離を計測するこ
とによりチェーンの振幅を測定するようにしたものであ
る。このため、振幅測定装置は基台を介して固定部に固
定されるので、チェーンの振幅測定の精度を向上するこ
とができる、という効果を奏する。
スカレータのチェーンの振幅測定装置は、基台を固定部
に設置し、この基台に立設された柱体にガイドを取り付
け、チェーンの中間部に係合してチェーンが張設されて
いる方向と直交する方向へ振れるとガイドに案内されて
チェーンと共に移動する移動体の移動距離を計測するこ
とによりチェーンの振幅を測定するようにしたものであ
る。このため、振幅測定装置は基台を介して固定部に固
定されるので、チェーンの振幅測定の精度を向上するこ
とができる、という効果を奏する。
【0025】また、この発明に係るエスカレータのチェ
ーンの振幅測定装置は、基台を固定部に設置し、この基
台に立設された柱体にガイドを取り付け、チェーンの中
間部に係合してチェーンが振れるとガイドに案内されて
チェーンと共に移動する移動体に付着体を付着させ、移
動体がガイドに繰り込まれる方向に移動することによっ
て付着体をガイドの外面に当接させて停止させ、移動体
がガイドから繰り出される方向に移動することによって
移動体に付着して付着体を移動するようにして、この付
着体の移動後の位置とガイドの当接面との距離を計測す
ることによりチェーンの振幅を測定するようにしたもの
である。このため、このものにあっても、同様に精度の
高い測定が可能となると共に、特に、付着体は外力が加
えられない限り移動体に付着したまま測定位置を保持す
るので、事後振幅測定装置を取り外して別の場所で距離
を読み取ることができるので、読取りが容易になる、と
いう効果を奏する。
ーンの振幅測定装置は、基台を固定部に設置し、この基
台に立設された柱体にガイドを取り付け、チェーンの中
間部に係合してチェーンが振れるとガイドに案内されて
チェーンと共に移動する移動体に付着体を付着させ、移
動体がガイドに繰り込まれる方向に移動することによっ
て付着体をガイドの外面に当接させて停止させ、移動体
がガイドから繰り出される方向に移動することによって
移動体に付着して付着体を移動するようにして、この付
着体の移動後の位置とガイドの当接面との距離を計測す
ることによりチェーンの振幅を測定するようにしたもの
である。このため、このものにあっても、同様に精度の
高い測定が可能となると共に、特に、付着体は外力が加
えられない限り移動体に付着したまま測定位置を保持す
るので、事後振幅測定装置を取り外して別の場所で距離
を読み取ることができるので、読取りが容易になる、と
いう効果を奏する。
【0026】更に、この発明に係るエスカレータのチェ
ーンの振幅測定装置は、基台を磁石で構成して固定部に
添着できるようにしたものである。このため、基台を任
意の場所に設置でき、移動体をチェーンの中間部に係合
させるに当って基台の設定が容易である、という効果を
奏する。
ーンの振幅測定装置は、基台を磁石で構成して固定部に
添着できるようにしたものである。このため、基台を任
意の場所に設置でき、移動体をチェーンの中間部に係合
させるに当って基台の設定が容易である、という効果を
奏する。
【0027】更にまた、この発明に係るエスカレータの
チェーンの振幅測定装置は、移動体の反基台側の端部を
直角に屈曲させ、この屈曲部をチェーンに当接させてチ
ェーンと共に移動するようにしたものである。このた
め、チェーンの測定点はずれることがないので、測定精
度を向上させることができる、という効果を奏する。
チェーンの振幅測定装置は、移動体の反基台側の端部を
直角に屈曲させ、この屈曲部をチェーンに当接させてチ
ェーンと共に移動するようにしたものである。このた
め、チェーンの測定点はずれることがないので、測定精
度を向上させることができる、という効果を奏する。
【0028】更にまた、この発明に係るエスカレータの
チェーンの振幅測定装置は、ガイドを傾斜して取り付け
て移動体を傾斜方向に移動するようにしたので、傾斜し
て張設されたチェーンの振幅測定が可能となると共に、
水平方向に張設されたチェーンであっても使用でき、基
台の設置場所の選択範囲が拡大する、という効果を奏す
る。
チェーンの振幅測定装置は、ガイドを傾斜して取り付け
て移動体を傾斜方向に移動するようにしたので、傾斜し
て張設されたチェーンの振幅測定が可能となると共に、
水平方向に張設されたチェーンであっても使用でき、基
台の設置場所の選択範囲が拡大する、という効果を奏す
る。
【0029】更にまた、この発明に係るエスカレータの
チェーンの振幅測定装置は、移動体の移動距離を測定す
るために、移動体に目盛を記入するようにしたので、移
動距離を直読でき、測定の促進を図ることができる、と
いう効果を奏する。
チェーンの振幅測定装置は、移動体の移動距離を測定す
るために、移動体に目盛を記入するようにしたので、移
動距離を直読でき、測定の促進を図ることができる、と
いう効果を奏する。
【0030】また、この発明に係るエスカレータのチェ
ーンの振幅測定方法は、基台を固定部に設置し、この基
台に立設された柱体に取り付けられたガイドに案内され
て移動する移動体をチェーンの中間部に係合させた後、
上記中間部を上記チェーンの張設方向と直交する方向に
一方へ振り切ったときの移動体の位置と、チェーンを他
方へ振り切ったときの移動体の位置との距離を読み取る
ことによりチェーンの振幅を測定するようにしたもので
ある。このため、チェーンの中間部を一往復振るという
簡単な操作で振幅測定ができる、という効果を奏する。
ーンの振幅測定方法は、基台を固定部に設置し、この基
台に立設された柱体に取り付けられたガイドに案内され
て移動する移動体をチェーンの中間部に係合させた後、
上記中間部を上記チェーンの張設方向と直交する方向に
一方へ振り切ったときの移動体の位置と、チェーンを他
方へ振り切ったときの移動体の位置との距離を読み取る
ことによりチェーンの振幅を測定するようにしたもので
ある。このため、チェーンの中間部を一往復振るという
簡単な操作で振幅測定ができる、という効果を奏する。
【0031】更に、この発明に係るエスカレータのチェ
ーンの振幅測定方法は、基台を固定部に設置し、この基
台に立設された柱体に取り付けられたガイドに案内され
て移動する移動体をチェーンの中間部に係合させ、更に
移動台に付着して移動し外力により制止されると停止し
て移動体に摺接する付着体を上記移動台に付着させた
後、チェーンの中間部を張設方向と直交する方向に一方
へ振り切った状態で付着体を移動体に付着させたままガ
イドの他方の外面に当接させ、その後にチェーンを他方
へ振り切り、このときに移動体に付着して移動した付着
体の位置とガイドの他方の外面との距離からチェーンの
振幅を測定するようにしたものである。このものにあっ
ても、同様に簡単な操作で振幅測定ができると共に、付
着体は移動体に付着したまま測定位置を保持するので、
事後振幅測定装置を取り外して別の場所で距離を読み取
ることができ、読取りが容易である、という効果を奏す
る。
ーンの振幅測定方法は、基台を固定部に設置し、この基
台に立設された柱体に取り付けられたガイドに案内され
て移動する移動体をチェーンの中間部に係合させ、更に
移動台に付着して移動し外力により制止されると停止し
て移動体に摺接する付着体を上記移動台に付着させた
後、チェーンの中間部を張設方向と直交する方向に一方
へ振り切った状態で付着体を移動体に付着させたままガ
イドの他方の外面に当接させ、その後にチェーンを他方
へ振り切り、このときに移動体に付着して移動した付着
体の位置とガイドの他方の外面との距離からチェーンの
振幅を測定するようにしたものである。このものにあっ
ても、同様に簡単な操作で振幅測定ができると共に、付
着体は移動体に付着したまま測定位置を保持するので、
事後振幅測定装置を取り外して別の場所で距離を読み取
ることができ、読取りが容易である、という効果を奏す
る。
【図1】 この発明の実施の形態1の全体構成を示すエ
スカレータの側面図。
スカレータの側面図。
【図2】 この発明の実施の形態1における振幅測定装
置の正面図。
置の正面図。
【図3】 この発明の実施の形態1における振幅測定装
置の側面図。
置の側面図。
【図4】 この発明の実施の形態1における振幅測定方
法を示す説明図。
法を示す説明図。
【図5】 この発明の実施の形態1における振幅測定方
法を示す説明図。
法を示す説明図。
【図6】 この発明の実施の形態1における振幅測定方
法を示す説明図。
法を示す説明図。
【図7】 この発明の実施の形態2における振幅測定装
置の側面図。
置の側面図。
【図8】 この発明の実施の形態2における振幅測定方
法を示す説明図。
法を示す説明図。
【図9】 この発明の実施の形態3における振幅測定装
置の正面図。
置の正面図。
【図10】 従来のチェーンの振幅測定を示すエスカレ
ータの側面図。
ータの側面図。
【符号の説明】 1 梁、 2 トラス、 3 駆動電動機、 4 駆動
チェーン、 5 踏段、 6 手摺第1スプロケット、
7 踏段チェーン、 7a 踏段 8 手摺第1スプ
ロケット、 9 手摺チェーン、 9u 手摺チェー
ン、 9d 手摺チェーン、 9da 手摺チェーン、
10 手摺、 20 振幅測定装置、21 基台、
22 磁石、 23 柱体、 23a 柱体、 24
ガイド、24a ガイド本体、 24b 板ばね、 2
4c 固定具、 24d 蝶ねじ、 25 移動体、
25a 屈曲部、 26 目盛、 31 ガイド、 3
2 移動体、 32a 屈曲部、 33 下部付着体、
34 上部付着体、35 目盛、 41 関節部、
42 取付具、 43 蝶ねじ、 44 ナット、 H
D 手摺駆動ユニット。
チェーン、 5 踏段、 6 手摺第1スプロケット、
7 踏段チェーン、 7a 踏段 8 手摺第1スプ
ロケット、 9 手摺チェーン、 9u 手摺チェー
ン、 9d 手摺チェーン、 9da 手摺チェーン、
10 手摺、 20 振幅測定装置、21 基台、
22 磁石、 23 柱体、 23a 柱体、 24
ガイド、24a ガイド本体、 24b 板ばね、 2
4c 固定具、 24d 蝶ねじ、 25 移動体、
25a 屈曲部、 26 目盛、 31 ガイド、 3
2 移動体、 32a 屈曲部、 33 下部付着体、
34 上部付着体、35 目盛、 41 関節部、
42 取付具、 43 蝶ねじ、 44 ナット、 H
D 手摺駆動ユニット。
Claims (8)
- 【請求項1】 スプロケットに巻き掛けられて張設され
たチェーンの振幅を測定するものにおいて、固定部に設
置された基台と、この基台に立設された柱体と、この柱
体に取り付けられたガイドと、一端部が上記チェーンの
中間部に係合し上記チェーンが振れると上記ガイドに案
内されて上記チェーンと共に移動する移動体と、この移
動体の移動距離を計測するための計測具とを備えたエス
カレータのチェーンの振幅測定装置。 - 【請求項2】 スプロケットに巻き掛けられて張設され
たチェーンの振幅を測定するものにおいて、固定部に設
置された基台と、この基台に立設された柱体と、この柱
体に取り付けられたガイドと、一端部が上記チェーンの
中間部に係合し上記チェーンが振れると上記ガイドに案
内されて上記チェーンと共に移動する移動体と、この移
動体に付着して共に移動し上記移動体が上記ガイドに繰
り込まれる方向に移動して上記ガイドの外面に当接する
ことによって停止して上記移動体と摺接し、上記移動体
が上記ガイドから繰り出される方向に移動することによ
って上記移動体に付着して移動する付着体と、この付着
体と上記ガイドの上記外面との距離を計測するための計
測具とを備えたエスカレータのチェーンの振幅測定装
置。 - 【請求項3】 基台を、磁石で構成されて固定部に添着
されるものとした請求項1又は請求項2に記載のエスカ
レータのチェーンの振幅測定装置。 - 【請求項4】 移動体を、長尺体からなり、反基台側の
端部を直角に屈曲させ、この屈曲部をチェーンに当節さ
せて上記チェーンと共に移動するものとした請求項1又
は請求項2に記載のエスカレータのチェーンの振幅測定
装置。 - 【請求項5】 ガイドを、このガイドと基台との間に介
装された関節部によって傾斜して取り付けられるものと
し、移動体を、上記ガイドに案内されて傾斜して張設さ
れたチェーンの張設方向に直交する方向に移動するもの
とした請求項1又は請求項2に記載のエスカレータのチ
ェーンの振幅測定装置。 - 【請求項6】 測定具を、移動体に記入された目盛とし
た請求項1又は請求項2に記載のエスカレータのチェー
ンの振幅測定装置。 - 【請求項7】 スプロケットに巻き掛けられて張設され
たエスカレータのチェーンの振幅を測定する方法におい
て、基台を固定部に固定する工程と、この基台に立設さ
れた柱体に取り付けられたガイドに案内されて移動する
移動体を上記チェーンの中間部に係合させる工程と、上
記中間部を上記チェーンの張設方向と直交する方向に一
方へ振り切ったときの上記移動体の移動距離を読み取る
工程と、上記チェーンを他方へ振り切ったときの上記移
動体の移動距離を読み取る工程と、上記両移動距離を合
算して上記チェーンの振幅とする工程とからなるエスカ
レータのチェーンの振幅測定方法。 - 【請求項8】 スプロケットに巻き掛けられて張設され
たエスカレータのチェーンの振幅を測定する方法におい
て、基台を固定部に固定する工程と、この基台に立設さ
れた柱体に取り付けられたガイドに案内されて移動する
移動体を上記チェーンの中間部に係合させる工程と、上
記移動体に付着して共に移動し外力により制止されると
停止して上記移動体に摺接する付着体を上記移動体に付
着させる工程と、上記チェーンの上記中間部を上記チェ
ーンの張設方向と直交する方向に一方へ振り切る工程
と、この一方へ振り切った状態で上記付着体を上記移動
体に付着させたまま上記ガイドの上記他方の外面に当接
させる工程と、この工程の後に上記中間部を上記チェー
ンの張設方向と直交する方向に他方へ振り切る工程と、
この他方へ振り切ったときに上記移動体に付着して移動
した上記付着体と上記ガイドの上記他方の外面との距離
を測定して上記チェーンの振幅とする工程とからなるエ
スカレータのチェーンの振幅測定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11001395A JP2000205849A (ja) | 1999-01-06 | 1999-01-06 | エスカレ―タのチェ―ンの振幅測定装置及び振幅測定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11001395A JP2000205849A (ja) | 1999-01-06 | 1999-01-06 | エスカレ―タのチェ―ンの振幅測定装置及び振幅測定方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000205849A true JP2000205849A (ja) | 2000-07-28 |
Family
ID=11500315
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11001395A Pending JP2000205849A (ja) | 1999-01-06 | 1999-01-06 | エスカレ―タのチェ―ンの振幅測定装置及び振幅測定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000205849A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101631391B1 (ko) * | 2014-12-31 | 2016-06-17 | 한국승강기 안전관리원 | 엘리베이터 및 에스컬레이터 검사용 다용도 틈새 측정지그 |
JP7136287B1 (ja) * | 2021-07-20 | 2022-09-13 | 三菱電機ビルソリューションズ株式会社 | エスカレーターのチェーンの振れ幅確認装置及び振れ幅確認方法 |
-
1999
- 1999-01-06 JP JP11001395A patent/JP2000205849A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101631391B1 (ko) * | 2014-12-31 | 2016-06-17 | 한국승강기 안전관리원 | 엘리베이터 및 에스컬레이터 검사용 다용도 틈새 측정지그 |
JP7136287B1 (ja) * | 2021-07-20 | 2022-09-13 | 三菱電機ビルソリューションズ株式会社 | エスカレーターのチェーンの振れ幅確認装置及び振れ幅確認方法 |
WO2023002895A1 (ja) * | 2021-07-20 | 2023-01-26 | 三菱電機ビルソリューションズ株式会社 | エスカレーターのチェーンの振れ幅確認装置及び振れ幅確認方法 |
KR20230035419A (ko) * | 2021-07-20 | 2023-03-13 | 미쓰비시 덴키 빌딩 솔루션즈 가부시키가이샤 | 에스컬레이터의 체인의 흔들림폭 확인 장치 및 흔들림폭 확인 방법 |
KR102522987B1 (ko) | 2021-07-20 | 2023-04-19 | 미쓰비시 덴키 빌딩 솔루션즈 가부시키가이샤 | 에스컬레이터의 체인의 흔들림폭 확인 장치 및 흔들림폭 확인 방법 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |