JPH1062152A - 軌道狂い測定器具 - Google Patents

軌道狂い測定器具

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JPH1062152A
JPH1062152A JP24260296A JP24260296A JPH1062152A JP H1062152 A JPH1062152 A JP H1062152A JP 24260296 A JP24260296 A JP 24260296A JP 24260296 A JP24260296 A JP 24260296A JP H1062152 A JPH1062152 A JP H1062152A
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JP
Japan
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rail
measuring
measurement
water
water line
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JP24260296A
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English (en)
Inventor
Hideo Hirokawa
英夫 廣川
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Hitachi High Tech Corp
Original Assignee
Hitachi Electronics Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 10m弦に対するレールの高低と通りの両狂
い量を、1人の測定員の手作業で測定する。 【解決手段】 測定器具10は、レールRLに磁気接着
できる接着部材11を、それぞれ有する2個の水糸支持
具1A,1Bと1個の測定点指示具1C、水糸ケース
2、および3個のレール渡しバー3と計測用の曲尺4と
により構成され、水糸ケース2に収容された水糸WLを
繰りだして両水糸支持具1A,1Bにより支持展張して
10m弦を構成し、両水糸支持具1A,1B間の中心位
置に装着した測定指示具1Cの示すWLの中心点p
Cと、レールRLの踏面TFまたは頭側面SFとの間隔
を曲尺4により計測する。 【効果】 従来の3人を必要とした測定方法は大幅に省
力化される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、軌道狂いの測定
器具に関し、詳しくは10m測定弦に対するレールの高
低狂い量と通り狂い量を、人手により測定する器具に関
する。
【0002】
【従来の技術】軌道を構成する左右のレールは、種々の
要因により基準位置に対して変位していわゆる軌道狂い
が生ずる。図5は、代表的な軌道狂いの定義を説明する
もので、(a)はレールの高低狂い、(b)はレールの通り狂
いを示す。これらの狂い量は、10mの測定弦(単に1
0m弦という)により測定するものと規定されている。
(a)において、直線区間のレールRLが下方に湾曲して
いるものとし、RLの踏面(TFとする)に10mの距
離をなす2点pa,pbをとり、両点を直線で結ぶと10
m測定弦(以下単に10m弦)が構成され、両点pa,p
bの中心点pCと弦との間隔δhが高低狂い量とされる。
(b)において、RLが左(または右)に湾曲していると
し、RLの頭部の内側面(頭側面、SFとする)の2点
a,pb間に10m弦を構成し、両点pa,pbの中心点p
Cと弦との間隔δdが通り狂い量とされる。
【0003】上記した10m弦に対する高低および通り
の両狂い量は、主要線区においては大型の軌道検測車に
より営業列車と同一の高速度で走行中に、他の狂い量と
ともに測定されている。一方、この大型の軌道検測車は
支線区や側線などの測定には不向きであるため、これに
代わり低速度で走行し、各軌道狂い量を測定する簡易な
軌道検測車がこの発明の発明者らにより開発されてい
る。ただし簡易型軌道検測車は、小型軽量とするために
測定弦長を規定の1/8の1.25mに短縮して測定
し、この1.25m弦による両狂い量の測定データをデ
ータ処理により10m弦のデータに変換する方式とされ
ている。
【0004】さて、日常の軌道点検などにおいては、取
りあえず手作業により10m弦に対する高低と通りの両
狂い量が測定されている。図6により、手作業による両
狂い量の測定方法を説明する。M1,M2,M3を3人の測
定員とし、M1とM3がRLのTFまたはSF上の2点p
a,pb間に、測量などに使用されている強靱な水糸WL
を展張して10m弦とし、M2が曲尺(SC)を用い
て、点pCにおける高低狂い量δhと通り狂い量δdが
それぞれ測定される。 なお、上記の簡易型軌道検測車
は分割構造とされ、測定現場において組み立てて使用さ
れるが、組み立てたとき結合部分にズレが生ずることが
あり、このため変換された10m弦の両狂いデータに誤
差を生ずるので、これを較正することが必要であり、こ
れに対しても上記の手作業により、10m弦の両狂い量
を測定してこれらの誤差が較正されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した手作業による
10m弦の高低と通り狂い量の測定方法は、3人の測定
員を必要とするに対して、1人の手作業で測定できれば
効率的で省力化に役立つはずである。この発明は、10
m弦に対するレールの高低と通りの両狂い量を、1人の
手作業で測定できる測定器具を提供することを課題とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を解決した軌道狂い測定器具であって、張り渡される長
さの中央位置にマークを有する糸と、レールの頭面ある
いは側面を基準として頭面あるいは側面に着脱可能に固
定され糸を張り渡す2枚の糸張り用板と、レールに装着
されこれら2枚の糸張り用板の間でマーク位置に配置さ
れ計測位置を与える計測位置板と、計測位置板に当てて
糸までの距離を計測する計測尺とを有するっものであ
る。また、他の発明は、2枚の方形板を互いに直角に結
合し、それぞれのマグネットにより、レールの踏面と頭
側面とに磁気接着できる3個の接着部材を形成する。2
枚の方形板の一方に水糸を支持する支持板を垂直に固定
した2個の水糸支持具と、この一方に水糸の中心点を示
すガイド板を垂直に固定した1個の測定点指示具、水糸
をリールに添捲して収容し、マグネットによりレールの
踏面または頭側面に磁気接着できる水糸ケース、および
計測用の曲尺よりなる。測定対象のレールに対して、両
水糸支持具間の距離を10mとし、測定点指示具を両水
糸支持具間の中心位置に、水糸ケースを一方の水糸支持
具の外側にそれぞれ装着し、水糸ケースより繰り出した
水糸を、両水糸支持具の支持板により支持展張して10
m測定弦を構成し、ガイド板が示す水糸の中心点と、レ
ールの踏面または頭側面との間隔を曲尺により計測し
て、10m測定弦に対するレールの高低狂い量または通
り狂い量を測定するものである。
【0007】上記において、両水糸支持具と測定点指示
具のそれぞれの側面に、左右のレール間の長さを有する
補助バーを着脱自由に取付け、補助バーの先端を測定対
象のレールの反対側のレールの踏面に載置して、各水糸
支持具と測定点指示具とを、測定対象のレールに対して
水平に保持する。
【0008】
【発明の実施の形態】前記の構成のように、糸を張る構
成にすることで、一人でも糸を張ることができる。ま
た、10m弦の中央の測定位置にはマークがあるので、
この位置に計測位置板は配置することは容易にできる。
その結果、一人での計測が可能である。なお、10mも
の糸を張ると糸の重みで中央位置で弦鉛直方向に弛むこ
とがあるが、それは、糸の重さとの関係で既知の値とな
るので、その分高さ方向において補正すればよい。上記
の軌道狂い測定器具は、2個の水糸支持具と、1個の測
定位置指示具、水糸ケース、および計測用の曲尺よりな
る。両水糸支持具と測定位置指示具は、2枚の方形板を
互いに直角に結合し、それぞれのマグネットにより、レ
ールの踏面と頭側面とに磁気接着できる接着部材を有
し、両水糸支持具は一方の方形板に水糸を支持する支持
板が垂直に固定され、測定位置指示具は、おなじく一方
に水糸の中心点を示すガイド板が垂直に固定される。測
定対象のレールに対して、両水糸支持具を相互間の距離
を10mとしてレールに装着し、一方の水糸支持具の外
側に装着した水糸ケースより水糸を繰り出し、これを両
水糸支持具の支持板により支持して展張すると10m弦
が構成される。両水糸支持具間の中心位置に装着した測
定位置指示具のガイド板は、展張された水糸の中心点を
示し、この中心点とレールの踏面または頭側面との間隔
を曲尺により計測することにより、10m弦に対するレ
ールの高低狂い量または通り狂い量が測定される。
【0009】上記の各補助バーとして設けるレール渡し
バーは、各水糸支持具と測定位置指示具のそれぞれの側
面に着脱自由に取付けられ、おのおのの先端を測定対象
のレールの反対側のレールの踏面に載置すると、各水糸
支持具と測定位置指示具とが、測定対象のレールに対し
て水平に保持されるので、高低と通りの両狂い量が正確
に測定される。
【0010】上記の測定器具においては、レールに対す
る両水糸支持具、測定位置指示具、水糸ケースの各装着
や、レール渡しバーの着脱と載置、10m弦の構成、曲
尺による計測などの作業を、順次に行うことにより、1
人の測定員により両狂い量を測定することができるもの
である。
【0011】
【実施例】図1は、この発明の一実施例における軌道狂
い測定器具10の構成と、これによるレールRL1の高
低狂いの測定方法の説明図である。図2は、レールRL
に磁気接着した接着部材11の断面図で、(a)は高低狂
い測定の場合、(b)は通り狂い測定の場合を示す。図3
は通り狂いの測定方法の説明図である。
【0012】測定器具10は、それぞれマグネットが内
側に設けられ、レールRL1側面と頭面とにそれぞれ吸
着する接着部材11(図2参照)を有する2個の水糸支
持具1A,1Bと1個の測定点指示具(測定位置指示
具)1C、水糸ケース2、水糸支持具1A,1Bと測定
点指示具1Cに対応してそれぞれ設けられた3個のレー
ル渡しバー3、および曲尺4とにより構成される。水糸
ケース2には、計測用の水糸WLがリールに添捲されて
収容され、水糸WLの先端には緊張用のスプリングSP
を取り付ける。水糸WLにおいて中央位置Pcを示すた
めに中央位置には三角形の銘板が取り付けられている。
これは、銘板に限らず、塗料などによりマークキングさ
れたマークであってもよい。各レール渡しバー3とそれ
ぞれの水糸支持具1A,1Bと測定点指示具1Cとは着
脱できるように図2に示すように、水糸支持具1A,1
Bと測定点指示具1Cのそれぞれにはピン111a,1
11bと112a,112bが設けられ、レール渡しバー
3には孔3a,3bが設けられている。孔3a,3bは、ピ
ン111a,111bおよびピン112a,112bと間隔
が同じに設定され、ピン111a,111bおよびピン1
12a,112bのいずれか一方に挿着される。これらピ
ンと孔とによる接続には、必要により、各レール渡しバ
ー3の先端の挿着される側面に板状のマグネットMgを
取り付けて外れにくいようにすることができる。ここ
で、各レール渡しバー3は、装着状態検出棒になってい
る。すなわち、水糸支持具1A,1Bと測定点指示具1
CのレールRL1への装着において、水平状態を保ちか
つこれらが傾いて装着されていないかを検出する。水糸
支持具1A,1Bと測定点指示具1Cのいずれかが傾い
て装着されているときには、これら3つレール渡しバー
3は、いずれかが平行ではなくなる。そのときには、装
着し直しが行われる。なお、水平状態を保持するため
に、図2に示すように、レール渡しバー3のピンと反対
側の端が測定側ではないレールに装着固定されるよう
に、測定側と同じ高さになるような高さのマグネットM
gを設けてもよい。
【0013】図2において、水糸支持具1A,1Bと測
定点指示具1Cとは基本的な構造が同じである。相違
は、前者が水糸WLの支持板12を搭載していること、
後者が測定のために曲尺を当てるガイド板13を搭載し
ていることである。これら水糸支持具1A,1Bと測定
点指示具1Cとは、接着部材11は2枚の方形板11a
と11bとが互いに直角に配置されるようにヒンジ11
1を介して直角を中心として多少の回動を許容するよう
に結合され、それぞれの内面(裏面)にはマグネットM
gが固定されている。ヒンジ111によるのは、レール
に多少の種類があって、その大きさが異なるからであ
り、方形板11aと11bとをほぼ直角に配置してそれぞ
れにマグネットMgを取り付けるのは、水糸WLを張る
ときに水糸支持具1A,1Bがずれないようにするため
である。そこで、測定点指示具1Cについては、方形板
11bのマグネットMgはなくてもよい。方形板11aの
下側に設けられたマグネットMgの高さは、水糸WLを
支持する支持板12に設けられたV孔(ターゲット孔)
の底位置までの距離を予め定められた一定値に保持する
長さに設定されている。これにより高低差を図る図2
(a)では、レール頭面からV孔(水糸WL)までの距離
を所定の一定値に設定し、通りを図る図2(b)では、レ
ール側面からV孔(水糸WL)までの距離を所定の一定
値に設定する。なお、水糸支持具1A,1Bの場合は、
方形板11aに支持板12が垂直に固定される。一方、
測定点指示具1Cの場合は、支持板12に換えて図1に
示すような、直角枠のガイド板13が枠11aの上側表
面に水平に固定される。このガイド板13は、垂直面1
31と水平面132を有する。高低狂い測定の場合は、
(a)のように、方形板11aをレールRLの踏面TFに、
方形板11bを頭側面SFにそれぞれ磁気接着させる。
レール渡しバー3は方形板11aの側面に着脱自由に取
付ける。通り狂い測定の場合は、(b)のように、方形板
11aをSFに、方形板11bをTFにそれぞれ磁気接着
させ、レール渡しバー3は方形板11bの側面に着脱自
由に取付ける。
【0014】レールRL1の高低狂いの測定において
は、図1のように、2個の水糸支持具1A,1Bを、そ
れぞれの支持板12をTFに対して垂直とし、かつ両者
の距離を10mとしてRL1に装着し、測定点指示具1
Cを、ガイド板13の垂直面131をTFとWLに対し
てそれぞれ垂直として、両水糸支持具1A,1B間の中
心位置に装着し、それぞれのレール渡しバー3の先端を
RL2のTFに載置または磁気接着する。ついで水糸ケ
ース2より水糸WLを繰り出して、両水糸支持具1A,
1Bの各支持板12で支持し、水糸支持具1Bに設けた
引き止め具14により引き止めると、WLはスプリング
Pにより緊張して10m弦が構成される。ここでガイ
ド板13に曲尺4を当ててWLの中心点pCとTFの間
隔を計測すると、10m弦に対する高低狂い量δhが測
定される。なお、このとき、高低測定にあっては、水糸
の重力方向の垂水分を補正してもよい。
【0015】RL1の通り狂いを測定する場合は、図3
のように、両水糸支持具1A,1Bは、それぞれの支持
板12をレールRLの頭側面SFに対して垂直とし、両
者の距離を10mとし、測定点指示具1Cは、垂直面1
31をSFに対して垂直として、両水糸支持具1A,1
B間の中心位置にそれぞれ装着し、それぞれのレール渡
しバー3の先端をRL2のTFに載置し、または磁気接
着する。ついで前記と同様に、WLを両支持板12で支
持して10m弦を構成し、ガイド板13に曲尺4を当て
て(図4(b)参照)水糸WLの中心点pCとSFの間隔を
計測すると、10m弦に対する通り狂い量δdが測定さ
れる。上記したRLに対する両水糸支持具1A,1B、
測定点指示具1C、水糸ケース2の装着や、レール渡し
バー3の着脱、10m弦の構成、曲尺4による計測など
の各作業は、1人の測定員により容易になされて両狂い
量が測定される。
【0016】図4(a)は、高低差と通りとを同時に測定
できるようにした両水糸支持具1A,1B、測定点指示
具1Cの他の具体例であって、図2(a)に対応してい
る。まず、方形板11aと11bに設けられたマグネット
Mgは、ばね113を介して各方形板11aと11bに固
定される。これにより水糸支持具1A,1B、測定点指
示具1Cがレールに装着されたときに、マグネットMg
が飛び出して各方形板11a,11bがレールに固定され
ることになる。そのために高さ基準を決める枠11dを
方形板11aにおいて底面から下側に突出させて設けて
ある。また、これには、方形板11aを方形板11bと反
対方向に延ばしてそこから直角より少し鋭角(−θ分)
に曲折した基準当て腕板11cを設けてある。この腕板
11cの先端内側位置114がレールRL1の側面に当
接されることで、支持板12に設けられたV孔(ターゲ
ット孔)の底位置までの水平距離を予め定めた値に設定
する。これによりV孔は、高さ位置と水平方向の距離が
基準位置に設定される。
【0017】高低差と通りとを同時に測定する状態を示
したのが、図(b)である。水糸WLに対してhが高さで
あり、通りがLである。
【0018】
【発明の効果】以上の説明のとおり、この発明の測定器
具は、1人の測定員により10m弦に対する高低と通り
の両狂い量を測定できるもので、これにより、従来の3
人を必要とした測定方法は大幅に省力化され、日常の軌
道点検時や、簡易型軌道検測車の較正に必要な、両狂い
量の測定が効率化される効果には大きいものがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、この発明の一実施例における軌道狂
い測定器具の構成と、高低狂いの測定方法の説明図であ
る。
【図2】 図2は、接着部材の断面図で、(a)は高低狂
い測定の場合の状態、(b)は通り狂い測定の場合の状態
を示す。
【図3】 図3は、通り狂いの測定方法の説明図であ
る。
【図4】 図4は、この発明の一実施例における軌道狂
い測定器具の説明図であって、(a)は、その測定具の側
面図、(b)は、曲尺による測定状態の説明図である。
【図5】 図5は、代表的な軌道狂いの定義の説明図
で、(a)はレールの高低狂い、(b)はレールの通り狂いの
場合を示す。
【図6】 図6は、10m弦に対する高低と通り狂い
の、従来の手作業による測定方法の説明図である。
【符号の説明】
1A,1B…水糸支持具、1C…測定点指示具、11…
接着部材、11a,11b…方形板、12…支持板、13
…ガイド板、131…垂直面 132…水平面、14…
引き止め具、2…水糸ケース、3…レール渡しバー、4
…曲尺、10…この発明の測定器具、RL…レール、T
F…レールの踏面、SF…レールの頭側面、WL…水
糸、M1,M2,M3…3人の測定員、Mg…マグネット、
δh…高低狂い量、δd…通り狂い量。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】張り渡される長さの中央位置にマークを有
    する糸と、レールの頭面あるいは側面を基準として前記
    頭面あるいは前記側面に着脱可能に固定され前記糸を張
    り渡す2枚の糸張り用板と、前記レールに装着されこれ
    ら2枚の糸張り用板の間で前記マーク位置に配置され計
    測位置を与える計測位置板と、前記計測位置板に当てて
    前記糸までの距離を計測する計測尺とを有する軌道狂い
    測定器具。
  2. 【請求項2】2枚の方形板を互いに直角に結合し、それ
    ぞれのマグネットにより、レールの踏面と頭側面とに磁
    気接着できる3個の接着部材を形成し、該両方形板の一
    方に水糸を支持する支持板を垂直に固定した2個の水糸
    支持具と、該一方に該水糸の中心点を示すガイド板を垂
    直に固定した1個の測定点指示具、該水糸をリールに添
    捲して収容し、マグネットにより該踏面または頭側面に
    磁気接着できる水糸ケース、および計測用の曲尺よりな
    り、測定対象のレールに対して、該両水糸支持具を距離
    10mの位置に、該測定点指示具を両水糸支持具間の中
    心位置に、該水糸ケースを一方の水糸支持具の外側にそ
    れぞれ装着し、該水糸ケースより繰り出した水糸を、両
    水糸支持具の支持板により支持展張して10m測定弦を
    構成し、該ガイド板が示す水糸の中心点と、該踏面また
    は頭側面との間隔を該曲尺によりそれぞれ計測して、1
    0m測定弦に対する該レールの高低狂い量または通り狂
    い量を測定することを特徴とする、軌道狂い測定器具。
  3. 【請求項3】前記両水糸支持具と測定点指示具のそれぞ
    れの側面に、左右のレール間の長さを有する補助バーを
    着脱自由に取付け、該補助バーの先端を測定対象のレー
    ルの反対側のレールの踏面に載置して、該両水糸支持具
    と測定点指示具とを、該測定対象のレールに対して水平
    に保持することを特徴とする、請求項2記載の軌道狂い
    測定器具。
JP24260296A 1996-08-26 1996-08-26 軌道狂い測定器具 Pending JPH1062152A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100874491B1 (ko) 2007-10-11 2008-12-18 서울메트로 레일의 면틀림 및 줄틀림 측정장치
JP2013019836A (ja) * 2011-07-13 2013-01-31 East Japan Railway Co レール測定器具及び測定方法
JP2013156118A (ja) * 2012-01-30 2013-08-15 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 溶接配管形状測定装置

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