JPH0210067Y2 - - Google Patents
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- JPH0210067Y2 JPH0210067Y2 JP17654485U JP17654485U JPH0210067Y2 JP H0210067 Y2 JPH0210067 Y2 JP H0210067Y2 JP 17654485 U JP17654485 U JP 17654485U JP 17654485 U JP17654485 U JP 17654485U JP H0210067 Y2 JPH0210067 Y2 JP H0210067Y2
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- Japan
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- track
- horizontal line
- ruler member
- measuring instrument
- ruler
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Landscapes
- A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
- Length-Measuring Instruments Using Mechanical Means (AREA)
Description
この考案は、装軌式車輌等の無限軌道が適切に
張設されているか否かを測定するためのトラツク
測定具に関する。
張設されているか否かを測定するためのトラツク
測定具に関する。
装軌式車輌等の無限軌道(以下、トラツクとす
る)が適切に張設されているか否かはトラツクグ
ループのたるみ量とトラツクフレーム(トラツク
ローラフレーム)の長さ調整部位における隙間量
を測定し、両者の相関関係から判定して行われて
いる。 即ち、従来、巻尺やスチールメジヤーを用いて
数値を各別に計測し、その計測結果を基に両者を
記録・照合して、予め設定されている許容範囲と
の比較の上て適否を検討し判定している。 従つて、計測を正確に行うには時間がかかると
共に、上記たるみ量や隙間量の許容範囲を判定す
るのは煩わしい作業となつており、簡単且つ正確
に測定しうるトラツク測定具の開発が待たれてい
た。
る)が適切に張設されているか否かはトラツクグ
ループのたるみ量とトラツクフレーム(トラツク
ローラフレーム)の長さ調整部位における隙間量
を測定し、両者の相関関係から判定して行われて
いる。 即ち、従来、巻尺やスチールメジヤーを用いて
数値を各別に計測し、その計測結果を基に両者を
記録・照合して、予め設定されている許容範囲と
の比較の上て適否を検討し判定している。 従つて、計測を正確に行うには時間がかかると
共に、上記たるみ量や隙間量の許容範囲を判定す
るのは煩わしい作業となつており、簡単且つ正確
に測定しうるトラツク測定具の開発が待たれてい
た。
この考案は上記事情に鑑みて鋭意研究の結果創
案されたものであつて、その主たる課題は、水平
線形成部材と単一の定規部材との組合せによつて
トラツクグループのたるみ量を許容範囲を示す識
別領域と比較して測定することにより、正確且つ
迅速にトラツクの張設具合を判定しうるトラツク
測定具を提供するにある。
案されたものであつて、その主たる課題は、水平
線形成部材と単一の定規部材との組合せによつて
トラツクグループのたるみ量を許容範囲を示す識
別領域と比較して測定することにより、正確且つ
迅速にトラツクの張設具合を判定しうるトラツク
測定具を提供するにある。
この考案は上記課題を解決するために、
(a) 長尺状の定規部材にトラツクグループのたる
み量の許容範囲を示す識別領域を表示する、 (b) 一条の線条体の両端にトラツクシユーに掛止
又は連結可能な係止具を設けた水平線形成部材
を設ける、 (c) 上記水平線形成部材が測定対象個所の両端と
なるトラツクシユー間で最短距離を結ぶ水平線
となるよう張設すると共に、前記定規部材を水
平線形成部材の水平線と直交して最深位置とな
るトラツクシユー上にセツトしてトラツクグル
ープのたるみ量を測定する、 という技術的手段を講じている。
み量の許容範囲を示す識別領域を表示する、 (b) 一条の線条体の両端にトラツクシユーに掛止
又は連結可能な係止具を設けた水平線形成部材
を設ける、 (c) 上記水平線形成部材が測定対象個所の両端と
なるトラツクシユー間で最短距離を結ぶ水平線
となるよう張設すると共に、前記定規部材を水
平線形成部材の水平線と直交して最深位置とな
るトラツクシユー上にセツトしてトラツクグル
ープのたるみ量を測定する、 という技術的手段を講じている。
トラツクグループ21のたるみ量を測定する場
合には、第3図で示す如く、水平線形成部材7の
係止具9を測定対象個所の両端のトラツクシユー
に掛止め又は連結して線条体で最短距離に張設さ
れて水平線を形成する。 そして定規部材1を最深位置にある1つのトラ
ツクシユー上にセツトし水平線形成部材と交差さ
せる。 次いで、定規部材1の一面又は一側に表示して
あるトラツクグループのたるみ量測定用の許容範
囲を示す識別領域と、前記の如く形成された水平
線Hの高さとを比較し、トラツクグループ21の
たるみ量が許容範囲に比較してどの程度相違があ
るのか否かを計測する。
合には、第3図で示す如く、水平線形成部材7の
係止具9を測定対象個所の両端のトラツクシユー
に掛止め又は連結して線条体で最短距離に張設さ
れて水平線を形成する。 そして定規部材1を最深位置にある1つのトラ
ツクシユー上にセツトし水平線形成部材と交差さ
せる。 次いで、定規部材1の一面又は一側に表示して
あるトラツクグループのたるみ量測定用の許容範
囲を示す識別領域と、前記の如く形成された水平
線Hの高さとを比較し、トラツクグループ21の
たるみ量が許容範囲に比較してどの程度相違があ
るのか否かを計測する。
以下に、この考案に係るトラツク測定具の好適
実施例を図面に基づいて説明する。 第1図乃至第2図に示すトラツク測定具は、定
規部材1と水平線形成部材7とから構成されてい
る。 即ち、定規部材1は第1図で示す如く長尺状の
プレートからなつており、その一面に各機種毎の
トラツクグループ21のたるみ量の許容範囲を示
す識別領域2,2,…を目盛Mと共に表示してお
り(第1図a参照)、反対側の面には各機種毎の
トラツクフレーム23の隙間量の許容範囲を示す
識別領域3,3,…を目盛Mと共に表示してい
る。 ここで上記各識別領域2,3はそれぞれ複数表
示されているので、各識別領域に対応するトラツ
ク20乃至装軌式車輌の機種名(図面上はA〜E
で表す)を表記し、及び又は機種毎に異なる色彩
又は模様を施すことが好ましい。 この定規部材1の先端にはV状の切欠部4が穿
設されている。 この切欠部4は後述の水平線形成部材7を長手
方向に巻き取る際の掛止に用いるものである。 次ぎに、水平線形成部材7は第2図に示す如
く、水糸となる一本の線条体8と、その両端に形
成された係止具9,9とからなつている。 ここで、線条体8は係止具9によりトラツクグ
ループ21のたるみ部分に張設されて水平線Hを
形成するものであるので、張設位置で常に緊張し
ている必要がある。 そこでこの線条体8の長さ調節構成として本実
施例では線条体8自体をゴム糸で形成して伸縮自
在な構造としている。 しかし、この考案において、線条体8は上記実
施例に限定されるものではなく、線条体8の少な
くとも一部がゴム糸等の伸縮自在な素材で形成さ
れていればよい。 或いはスプリング等を介して係止具9と連結さ
れるものでもよい。 更には、線条体8自体は伸縮しなくても係止具
9との連結箇所で線条体8を着脱可能にしておき
長さ調節する構成であつてもよい。 次ぎに、係止具9はトラツクグループ21のた
るみを測定するための上方のトラツクシユー22
に掛止め乃至連結されるものであり、本実施例で
は通常のクリツプからなつて係止具9であるゴム
糸が緊結されており、トラツクシユー22の突出
部(グローサ)22A(第2図参照)を挟持して
掛止める構成となつている。 この連結構成は上記掛止に限らず、例えば係止
具9を磁石で形成しておき、トラツクシユー22
の適宜位置に該係止具9を磁着力により連結する
もの、その他如何なる構成であつてもよい。 上記構成からなるので、計測時は第2図乃至第
3図に示す如く、係止具9,9を適宜位置のトラ
ツクシユー22の突出部(グローサ)22A,2
2Aに掛止めて線条体8を緊張して水平線Hを形
成する。 そして該水平線の両端間で垂直方向に最も離れ
ている位置のトラツクシユーの突出部(グロー
サ)22A′上に定規部材1を垂直(上記水平線
と直交するよう)に起立させる。 そして該定規部材1のトラツクグループ21の
たるみ量の許容範囲を示す識別領域2,2,…中
の当該機種の識別領域2と水平線Hの位置(グロ
ーサ22A′から水平線Hまでの長さ)とを比較
する。 これにより、上記たるみ量が許容範囲内の場合
は、その範囲内での位置が明確になり(量的に把
握でき)危険限界到達時期を予測することができ
る。 許容範囲外の場合はそのづれ量を目盛Mで計測
し調節用の記録を採ることができる。 またトラツクフレーム23の隙間量を測定する
場合は、トラツクフレーム23の長さ調整部位に
おける隙間に沿わせ水平に定規部材1を横倒す
る。 そして、定規部材1の他面に表示してあるトラ
ツクフレーム23の隙間量測定用の許容範囲を示
す識別領域3,3,…中の当該機種の識別領域3
と隙間の間隔とを比較して上記トラツクグループ
のたるみ量の場合と同様の計測乃至判定を行う。 そして、作業終了後は水平線形成部材7を定規
部材1の切欠部4に掛止めて長手方向に巻きつけ
工具箱等に一体的に収納することができる。 第4図には、この考案の異なる実施例を示す。 このトラツク測定具の定規部材1は、該定規部
材1の基端(測定基準点側)に自立台10を設け
た構成からなつている。 この自立台10は、本実施例の場合、角柱状の
磁石からなつて定規部材1に固着されている。 従つて、自立台10の自重と磁石のトラツクシ
ユーに対する磁着力と相俟つて長尺状の定規部材
1を測定時設置位置のグローサ22A′上で起立
状に自立させることができる。 この自立台10の底面即ちグローサ22A′と
の接触面はグローサの表面形状と対応するように
形成されることが計測設置時の安定性を高めて好
ましい。 また水平線形成部材7を巻付ける際に係止具9
を磁性材(鉄等)又は磁石で形成しておけば、上
記自立台10に磁着することができ収納性能を高
める。 この自立台10の形状は上記実施例に限定され
ず、例えば倒立T状に形成されれば更に安定性が
増す。 また材質として磁石を用いなくても自立するこ
とができる。 更に、定規部材1の基端に上記自立台に代えて
クリツプ等の掛止具(図示せず)を一体的に形成
しておけば測定時設置用のグローサ22A′に掛
止めて定規部材1を自立させることができる。 第5図に示すトラツク測定具の定規部材1は、
該定規部材1の基端(測定基準点側)がトラツク
フレーム23の隙間量の許容範囲を示す識別領域
3,3,…乃至目盛Mの形成された面と反対方向
へ直交して延出するガイド片11を有している。 これによつて、トラツクフレーム23の隙間を
計測する際に、上記ガイド片11の先端を上記隙
間の一端に衝合させれば、測定の基準点Oを正確
に定めることができ好ましい。 このガイド片11も、その先端の衝合部分がト
ラツクフレーム23の隙間の一端面に磁力により
磁着する構成としてもよい。 即ち、点線で図示する如くガイド片11上に磁
石12を固着しておけば、その部分を前記実施例
における自立台10として用いると共にガイド片
11も磁化されることになる。 第6図に示すトラツク測定具の定規部材1はそ
の一面の一側(本実施例では図中左側)にトラツ
クグループ21のたるみ量の許容範囲を示す機種
別の識別領域2,2,…を表示し、他側(同図中
右側)にトラツクフレーム23の隙間量の許容範
囲を示す種別の識別領域3,3,…を表示し、両
端に目盛Mを設けた構成からなつている。 その他、この考案において定規部材にトラツク
グループのたるみ量の許容範囲を示す識別領域を
表示だけの構成であつてもよい。 また定規部材の形状はプレート状に限定される
ものではなく、柱状(角柱、円柱、半円柱等)等
であつてもよい。 また定規部材や水平線形成部材の材質は特に限
定されるものではない。 また、トラツクは3輪構成のものでも2輪構成
のものでも同様に計測しうること勿論である。
実施例を図面に基づいて説明する。 第1図乃至第2図に示すトラツク測定具は、定
規部材1と水平線形成部材7とから構成されてい
る。 即ち、定規部材1は第1図で示す如く長尺状の
プレートからなつており、その一面に各機種毎の
トラツクグループ21のたるみ量の許容範囲を示
す識別領域2,2,…を目盛Mと共に表示してお
り(第1図a参照)、反対側の面には各機種毎の
トラツクフレーム23の隙間量の許容範囲を示す
識別領域3,3,…を目盛Mと共に表示してい
る。 ここで上記各識別領域2,3はそれぞれ複数表
示されているので、各識別領域に対応するトラツ
ク20乃至装軌式車輌の機種名(図面上はA〜E
で表す)を表記し、及び又は機種毎に異なる色彩
又は模様を施すことが好ましい。 この定規部材1の先端にはV状の切欠部4が穿
設されている。 この切欠部4は後述の水平線形成部材7を長手
方向に巻き取る際の掛止に用いるものである。 次ぎに、水平線形成部材7は第2図に示す如
く、水糸となる一本の線条体8と、その両端に形
成された係止具9,9とからなつている。 ここで、線条体8は係止具9によりトラツクグ
ループ21のたるみ部分に張設されて水平線Hを
形成するものであるので、張設位置で常に緊張し
ている必要がある。 そこでこの線条体8の長さ調節構成として本実
施例では線条体8自体をゴム糸で形成して伸縮自
在な構造としている。 しかし、この考案において、線条体8は上記実
施例に限定されるものではなく、線条体8の少な
くとも一部がゴム糸等の伸縮自在な素材で形成さ
れていればよい。 或いはスプリング等を介して係止具9と連結さ
れるものでもよい。 更には、線条体8自体は伸縮しなくても係止具
9との連結箇所で線条体8を着脱可能にしておき
長さ調節する構成であつてもよい。 次ぎに、係止具9はトラツクグループ21のた
るみを測定するための上方のトラツクシユー22
に掛止め乃至連結されるものであり、本実施例で
は通常のクリツプからなつて係止具9であるゴム
糸が緊結されており、トラツクシユー22の突出
部(グローサ)22A(第2図参照)を挟持して
掛止める構成となつている。 この連結構成は上記掛止に限らず、例えば係止
具9を磁石で形成しておき、トラツクシユー22
の適宜位置に該係止具9を磁着力により連結する
もの、その他如何なる構成であつてもよい。 上記構成からなるので、計測時は第2図乃至第
3図に示す如く、係止具9,9を適宜位置のトラ
ツクシユー22の突出部(グローサ)22A,2
2Aに掛止めて線条体8を緊張して水平線Hを形
成する。 そして該水平線の両端間で垂直方向に最も離れ
ている位置のトラツクシユーの突出部(グロー
サ)22A′上に定規部材1を垂直(上記水平線
と直交するよう)に起立させる。 そして該定規部材1のトラツクグループ21の
たるみ量の許容範囲を示す識別領域2,2,…中
の当該機種の識別領域2と水平線Hの位置(グロ
ーサ22A′から水平線Hまでの長さ)とを比較
する。 これにより、上記たるみ量が許容範囲内の場合
は、その範囲内での位置が明確になり(量的に把
握でき)危険限界到達時期を予測することができ
る。 許容範囲外の場合はそのづれ量を目盛Mで計測
し調節用の記録を採ることができる。 またトラツクフレーム23の隙間量を測定する
場合は、トラツクフレーム23の長さ調整部位に
おける隙間に沿わせ水平に定規部材1を横倒す
る。 そして、定規部材1の他面に表示してあるトラ
ツクフレーム23の隙間量測定用の許容範囲を示
す識別領域3,3,…中の当該機種の識別領域3
と隙間の間隔とを比較して上記トラツクグループ
のたるみ量の場合と同様の計測乃至判定を行う。 そして、作業終了後は水平線形成部材7を定規
部材1の切欠部4に掛止めて長手方向に巻きつけ
工具箱等に一体的に収納することができる。 第4図には、この考案の異なる実施例を示す。 このトラツク測定具の定規部材1は、該定規部
材1の基端(測定基準点側)に自立台10を設け
た構成からなつている。 この自立台10は、本実施例の場合、角柱状の
磁石からなつて定規部材1に固着されている。 従つて、自立台10の自重と磁石のトラツクシ
ユーに対する磁着力と相俟つて長尺状の定規部材
1を測定時設置位置のグローサ22A′上で起立
状に自立させることができる。 この自立台10の底面即ちグローサ22A′と
の接触面はグローサの表面形状と対応するように
形成されることが計測設置時の安定性を高めて好
ましい。 また水平線形成部材7を巻付ける際に係止具9
を磁性材(鉄等)又は磁石で形成しておけば、上
記自立台10に磁着することができ収納性能を高
める。 この自立台10の形状は上記実施例に限定され
ず、例えば倒立T状に形成されれば更に安定性が
増す。 また材質として磁石を用いなくても自立するこ
とができる。 更に、定規部材1の基端に上記自立台に代えて
クリツプ等の掛止具(図示せず)を一体的に形成
しておけば測定時設置用のグローサ22A′に掛
止めて定規部材1を自立させることができる。 第5図に示すトラツク測定具の定規部材1は、
該定規部材1の基端(測定基準点側)がトラツク
フレーム23の隙間量の許容範囲を示す識別領域
3,3,…乃至目盛Mの形成された面と反対方向
へ直交して延出するガイド片11を有している。 これによつて、トラツクフレーム23の隙間を
計測する際に、上記ガイド片11の先端を上記隙
間の一端に衝合させれば、測定の基準点Oを正確
に定めることができ好ましい。 このガイド片11も、その先端の衝合部分がト
ラツクフレーム23の隙間の一端面に磁力により
磁着する構成としてもよい。 即ち、点線で図示する如くガイド片11上に磁
石12を固着しておけば、その部分を前記実施例
における自立台10として用いると共にガイド片
11も磁化されることになる。 第6図に示すトラツク測定具の定規部材1はそ
の一面の一側(本実施例では図中左側)にトラツ
クグループ21のたるみ量の許容範囲を示す機種
別の識別領域2,2,…を表示し、他側(同図中
右側)にトラツクフレーム23の隙間量の許容範
囲を示す種別の識別領域3,3,…を表示し、両
端に目盛Mを設けた構成からなつている。 その他、この考案において定規部材にトラツク
グループのたるみ量の許容範囲を示す識別領域を
表示だけの構成であつてもよい。 また定規部材の形状はプレート状に限定される
ものではなく、柱状(角柱、円柱、半円柱等)等
であつてもよい。 また定規部材や水平線形成部材の材質は特に限
定されるものではない。 また、トラツクは3輪構成のものでも2輪構成
のものでも同様に計測しうること勿論である。
【考案の効果】
この考案は上記構成からなるので、トラツクグ
ループのたるみ量を正確且つ迅速に計測すること
がでる。 また測定者は各機種毎の許容範囲の数値を記憶
したり、マニユアルで調べる必要がなく、識別領
域と実際の量(長さ)を比較するだけで、アナロ
グ的に現在のトラツクの張設状態を視認して、調
節量や時期を容易に判定することができて有益で
ある。
ループのたるみ量を正確且つ迅速に計測すること
がでる。 また測定者は各機種毎の許容範囲の数値を記憶
したり、マニユアルで調べる必要がなく、識別領
域と実際の量(長さ)を比較するだけで、アナロ
グ的に現在のトラツクの張設状態を視認して、調
節量や時期を容易に判定することができて有益で
ある。
第1図はこの考案に係るトラツク測定具の実施
例を示すもので、aは定規部材の一面、bはその
他面、第2図は同実施例の水平線形成部材の一部
を省略した斜視図、第3図は測定方法を示す説明
図、第4図は異なる実施例の定規部材を示す斜視
図、第5図は別の実施例の定規部材を示す斜視
図、第6図は更に別の実施例の定規部材を示す正
面図である。 1……定規部材、2……トラツクグループのた
るみ量の許容範囲を示す識別領域、3……トラツ
クフレームの隙間量の許容範囲を示す識別領域、
4……切欠部、7……水平線形成部材、8……線
条体、9……係止具、10……自立台、11……
ガイド片、12……磁石、H……水平線。
例を示すもので、aは定規部材の一面、bはその
他面、第2図は同実施例の水平線形成部材の一部
を省略した斜視図、第3図は測定方法を示す説明
図、第4図は異なる実施例の定規部材を示す斜視
図、第5図は別の実施例の定規部材を示す斜視
図、第6図は更に別の実施例の定規部材を示す正
面図である。 1……定規部材、2……トラツクグループのた
るみ量の許容範囲を示す識別領域、3……トラツ
クフレームの隙間量の許容範囲を示す識別領域、
4……切欠部、7……水平線形成部材、8……線
条体、9……係止具、10……自立台、11……
ガイド片、12……磁石、H……水平線。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) トラツクグループのたるみ量の許容範囲を示
す識別領域を表示する長尺状の定規部材と、 一条の線条体の両端にトラツクシユーに掛止
又は連結可能な係止具を設けた水平線形成部材
との組合せからなつて、 上記水平線形成部材が測定対象個所の両端と
なるトラツクシユー間で最短距離を結ぶ水平線
となるよう張設すると共に、前記定規部材を水
平線形成部材の水平線と直交して最深位置とな
るトラツクシユー上にセツトしてトラツクグル
ープのたるみ量を測定することを特徴とするト
ラツク測定具。 (2) 定規部材の一面又は一側にトラツクグループ
のたるみ量の許容範囲を示す識別領域を表示
し、他面又は他側にトラツクフレームの隙間量
の許容範囲を示す識別領域を表示してなること
を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記
載のトラツク測定具。 (3) 定規部材の上端に水平線形成部材を定規部材
の長手方向に沿つて巻付ける際の掛止用の切欠
部が形成されていることを特徴とする実用新案
登録請求の範囲第1項記載のトラツク測定具。 (4) 水平線形成部材の線条体が少なくともその一
部をゴム材その他の伸縮可能な材質で形成され
ていることを特徴とする実用新案登録請求の範
囲第1項記載のトラツク測定具。 (5) 定規部材の基端(測定基準点側)に磁石から
なる自立台が設けられており、定規部材をトラ
ツクシユー上に設置した際に定規部材が自立可
能なことを特徴とする実用新案登録請求の範囲
第1項記載のトラツク測定具。 (6) 定規部材の基端(測定基準点側)がトラツク
フレームの隙間量の目盛又は識別領域の形成さ
れた面と反対方向へ直交して延出するガイド片
を有することを特徴とする実用新案登録請求の
範囲第2項記載のトラツク測定具。 (7) 水平線形成部材の係止具がクリツプ又は磁石
からなることを特徴とする実用新案登録請求の
範囲第1項記載のトラツク測定具。 (8) 定規部材の許容範囲を示す識別領域が目盛と
共に表示されていることを特徴とする実用新案
登録請求の範囲第1項または第2項に記載のト
ラツク測定具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17654485U JPH0210067Y2 (ja) | 1985-11-16 | 1985-11-16 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17654485U JPH0210067Y2 (ja) | 1985-11-16 | 1985-11-16 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6283791U JPS6283791U (ja) | 1987-05-28 |
JPH0210067Y2 true JPH0210067Y2 (ja) | 1990-03-13 |
Family
ID=31116886
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17654485U Expired JPH0210067Y2 (ja) | 1985-11-16 | 1985-11-16 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0210067Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-11-16 JP JP17654485U patent/JPH0210067Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6283791U (ja) | 1987-05-28 |
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