JPS631203Y2 - - Google Patents

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JPS631203Y2
JPS631203Y2 JP1981145314U JP14531481U JPS631203Y2 JP S631203 Y2 JPS631203 Y2 JP S631203Y2 JP 1981145314 U JP1981145314 U JP 1981145314U JP 14531481 U JP14531481 U JP 14531481U JP S631203 Y2 JPS631203 Y2 JP S631203Y2
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JP
Japan
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length
gauge
wire
lens barrel
scale
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Application number
JP1981145314U
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JPS5849204U (ja
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  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
  • Manufacturing Of Electric Cables (AREA)
  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は線条体の計尺装置に係る。
プレハブ用電線の製造に際しては、例えば10m
等の一定間隔で自動的に電線に計尺マークを付着
させる。プレハブ架線用電線の計尺精度は条長の
1/10000を要求されるので、必要とされるスパン長 を電線上にとるには次のようにしている。すなわ
ち、例えば50mの計量検定済のスチールテープス
ケールを使用して、50m分の計尺マークを有する
電線長を測定し誤差を求める。これをスパン表か
ら端尺を除いた分だけ繰返し、端尺は最終計尺マ
ークからスチールテープスケールによつて測定す
る。なお、スチールテープスケールは、一定の条
件において計量検定されているものであるから、
使用しているテープ材質を確認し、測定時温度に
よる補正計算を行う必要がある。
ところで、前記のような測定を高精度で行うた
めにはパララツクス誤差を避けるため、スチール
テープスケールを電線表面に密着させる必要があ
る。ところが、電線は円形断面であるため、電線
上に直接スチールテープスケールを載置すること
は困難であり、電線上方に電線に近接して設けた
支持台上にスチールテープスケールを載置して測
定している。従つてパララツクス誤差を生じ易か
つた。
また、スチールテープスケールの計量検定時に
は、例えば10Kgの一定張力がスチールテープスケ
ールに印加されるが、前記の測定中に検定時の張
力を印加し続けることは困難で、この点からも誤
差を生じるおそれがあつた。さらに、スチールテ
ープスケールは、繰返し使用している間にキンク
その他の原因により復原不能の延びを生じること
があり、これによる誤差も無視し得ない。
本考案は上記の事情に基きなされたもので、
種々の原因により誤差を生じ易いスチールテープ
スケールを使用することなく、自動計尺の精度確
認をなし得る線条体の計尺装置を提供する。
以下、図面につき本考案の詳細を説明する。第
1図は本考案一実施例の正面図で、この図におい
て、計尺マーク付着済みの電線は、ドラム2から
繰出されて本考案計尺装置3を経由して、他のド
ラム4に巻取られる。本考案装置は、供給側のド
ラム2近傍に位置して床面5に設けた支持台6に
一端を固定したワイヤロープ7の他端に取付けら
れ、電線1に着脱自在に係合固着される電線把持
具8を有する。また、他のドラム近傍に位置して
床面5には油圧シリンダ9がその出力軸端9aを
供給側に向けて設置され、油圧シリンダ出力軸端
に一端を取付けられ中間に張力検出器10を有す
るワイヤロープ11の他端には、電線1に着脱自
在に係合固着される電線把持具12が取付けられ
ている。
床面5には、支持台6および油圧シリンダの出
力軸端9aより若干はなれた位置にそれぞれ標点
13,14をそれら相互の距離が自動計尺の単位
長の整数倍、例えば50mになるように設置する。
また、床面5にはそれら標点の側方に読取顕微鏡
15,16を設ける。
それらの詳細は第2図に示されている。すなわ
ち、一方の標点13は、床面5に設けた凹陥部1
3a底面に標点板13bを電線1の展張方向に摺
動定位自在に設け、この標点板には摺動方向に垂
直な標線13cを刻設して構成されている。な
お、図中13dは長孔、13eはボルトであり、
これらにより前記標点板13bの摺動定位を行う
ものである。他方の標点14も、標点13と同様
の構成とされている。また、読取顕微鏡15は床
面5に設置した、電線展張方向に細長い摺動枠1
5aに、摺動可能に装着した摺動台15bに立設
した支柱15cに、電線展張方向に平行な軸を中
心として傾動自在に鏡筒15dを取付けて構成し
てある。なお、摺動枠15aの摺動台15bに接
する縁部にはmm目盛のスケール15eが設けてあ
り、摺動台にはこれに対向してヴアーニアスケー
ル15fが設けられている。読取顕微鏡16も前
記と同様に構成されている。
上記構成の本考案計尺装置によつて電線の計尺
は次の如くして行われる。まず、基準巻尺を使用
して標点13,14間の距離すなわち各標点の標
点板の標線間距離を測定条長、例えば50mに正確
に設定し、標点板を固定する。次に、各読取顕微
鏡15、鏡筒15dを標線13cをのぞき得る位
置に移動させ、鏡筒15dを傾動させて視野内に
標線13cをとらえ、視野内の十字線の垂直部と
標線13cが一致するまで鏡筒15dをさらに移
動させる。この時の鏡筒15dの位置をスケール
15e、バーニヤスケール15fによつて読取り
記録しておく。なお、他方の読取顕微鏡16にお
いても同様の手順で位置の読取りと記録を行う。
これらが各読取顕微鏡のO点となる。次に、電線
1を計尺マークMがほぼ各標点13,14の近傍
に位置するように展張し、電線把持具8,12を
電線1に係合固着させ、油圧シリンダ9を附勢し
張力検出器10により印加張力を確認しつつ、電
線1に所定の張力を加える。
この状態で、読取顕微鏡15の鏡筒15dを摺
動枠15aに沿つて移動させ、その視野内の十字
線の垂直部と計尺マークとを一致させ、その時の
鏡筒15dの位置を前記と同様にして読取り、記
録する。他方の読取顕微鏡16においても同様に
して鏡筒の位置の読取りと記録とが行われる。
計尺マークに鏡筒の十字線垂直部を合致させた
時の読取値からO点の読取値を差引けば、各標点
の標線からの鏡筒の移動距離、従つて計尺マーク
の各標点からのずれが得られるので、これらのず
れと標点間距離(この場合50m)とから電線の長
さが与えられる。端尺は計尺マークの計尺長端末
にあるものからスチールテープスケールによつて
測定される。
実際には、前記の如くして得られた電線長すな
わち読取長に、測定時の温度による温度補正を加
え、標準状態における電線長すなわち確認計尺長
を得る。
なお、自動計尺の計尺精度は次の如くして求め
られる。
精度=確認計尺長−自動計尺長/自動計尺長×10000 但し、確認計尺長=読取長+電線温度補正長
+端尺計尺長 なお、端尺計尺長=テープ計尺長+電線温度
補正長+テープ温度補正長+テープ検
定誤差 上記のように、本考案装置においては、スチー
ルテープスケールは端尺の測定においてのみ使用
され、計尺マーク間の電線長確認は読取顕微鏡に
より行われるので、スチールテープスケール使用
に基く測定誤差は最小限に留められる。従つて高
精度の測定、確認が可能である。さらに、長いス
チールテープスケールを使用しなくてすむので、
それに一定張力を印加するための作業員2名が削
減され、省力化が可能である。また、本考案にお
いては標点が床面の凹陥部内に設けられているか
ら、凹陥部に適宜の蓋を施せば標点が各種作業の
妨げとなることはない。
なお、本発明は例示のプレハブ架線用電線の計
尺にのみ限定されず、他の線条体の計尺にも適用
し得ることはもちろんである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案一実施例の模式的正面図、第2
図はその要部拡大平面図、第3図は前記要部の側
面図である。 1……電線、2,4……ドラム、13,14…
…標点、15,16……読取顕微鏡。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被測定線条体走路の一側の床面に形成した凹陥
    部に設けられ互に自動計尺の単位計尺長の整数倍
    離間した2箇の標点と、これ等の標点間に展張さ
    れた線条体に所定の張力を印加する手段と、前記
    各標点に対向して前記一側に設けられ前記線条体
    展張方向に摺動自在とされ且つ前記方向に平行な
    軸を中心として傾動自在とされた鏡筒、この鏡筒
    の位置を読み取ることができる手段をそなえた読
    取顕微鏡とを有することを特徴とする線条体の計
    尺装置。
JP14531481U 1981-09-30 1981-09-30 線条体の計尺装置 Granted JPS5849204U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14531481U JPS5849204U (ja) 1981-09-30 1981-09-30 線条体の計尺装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14531481U JPS5849204U (ja) 1981-09-30 1981-09-30 線条体の計尺装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5849204U JPS5849204U (ja) 1983-04-02
JPS631203Y2 true JPS631203Y2 (ja) 1988-01-13

Family

ID=29938248

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14531481U Granted JPS5849204U (ja) 1981-09-30 1981-09-30 線条体の計尺装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5849204U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4958867A (ja) * 1972-06-20 1974-06-07
JPS519861A (ja) * 1974-07-15 1976-01-26 Kobe Steel Ltd Parareruwaiyasutorandoyo geejiwaiyano seisakuhoho

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4958867A (ja) * 1972-06-20 1974-06-07
JPS519861A (ja) * 1974-07-15 1976-01-26 Kobe Steel Ltd Parareruwaiyasutorandoyo geejiwaiyano seisakuhoho

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5849204U (ja) 1983-04-02

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