JP2000204596A - 建設機械の昇降用ラダ―装置 - Google Patents

建設機械の昇降用ラダ―装置

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JP2000204596A
JP2000204596A JP11010886A JP1088699A JP2000204596A JP 2000204596 A JP2000204596 A JP 2000204596A JP 11010886 A JP11010886 A JP 11010886A JP 1088699 A JP1088699 A JP 1088699A JP 2000204596 A JP2000204596 A JP 2000204596A
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ladder device
vehicle body
construction machine
elevating
ascending
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JP11010886A
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English (en)
Inventor
Masaru Ito
賢 伊藤
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Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
    • E02F9/08Superstructures; Supports for superstructures
    • E02F9/0833Improving access, e.g. for maintenance, steps for improving driver's access, handrails

Abstract

(57)【要約】 【課題】 楽に昇降できると共に、車体有効寸法を減少
させることがなく、各種の大きさの建設機械にも適用可
能な建設機械の昇降用ラダー装置を提供する。 【解決手段】 上部に車体6の上面に取着するための取
付部11を有し、下部に車体6の外周側面に当接して昇
降用ラダー装置本体を支持する当接部20を有する。ま
た、車体6の外周側面より外方に離して設けたステップ
部13と、上部に設けた手すり14とを有する。手すり
14は車体6の外周面より外方に突出した方がよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建設機械の車体外
周面に設けられた建設機械の昇降用ラダー装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】建設機械がある程度大型になると、エン
ジンや油圧機器のメインテナンス等のために作業者が車
体上面にのぼることが多い。そのために、油圧ショベル
あるいはクレーン等の建設機械の上部旋回体のマシンキ
ャブには、その上面に登るための昇降用ラダー装置が設
けられている。昇降用ラダー装置の先行技術としては、
例えば特開平5−16731号公報によると、クレーン
本体の側面部に複数のブラケットを固定し、各ブラケッ
トと案内ロッドとに、梯子を引き出し位置及び押し込み
位置に固定する固定用ロッドを挿入する穴を設けたクレ
ーンの昇降用梯子装置が開示されている。また、実開昭
62−12663号公報には、上下に移動可能な傾斜梯
子を旋回フレームの後方中央部にカウンタウエイトに囲
まれて形成された空間に設置した建設機械のはしごが記
載されている。さらに、特開平7−189294号公報
には、上部旋回体の後部に装備されたカウンタウエイト
の後面側の上部及び下部に係止部を設け、その上部及び
下部の係止部に着脱自在に梯子を係止させるようにした
建設機械の昇降装置が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の昇降装置や梯子装置には、以下のような問題点があ
る。 1)特開平5−16731号公報に開示されたものは、
梯子を支持するブラケットが車体側面部より突出して固
設されており、したがって走行あるいは旋回時にこのブ
ラケットが外部の障害物等に接触し易く、よって破損す
るおそれがある。また、輸送制限等からブラケットの外
端部を制限寸法内に収める必要があるためにその分車体
有効幅が減少することにより、車体の小型化が要求され
て設計及び製造上不利となる。 2)実開昭62−12663号に開示されたものは、上
下に移動可能な傾斜はしごを、上部旋回体の旋回フレー
ムの後方中央部とカウンタウエイトに囲まれて形成され
た空間とに設置するようにした構造なので、極めて大型
の油圧ショベル等の建設機械には適応可能であるが、通
常の大きさの建設機械には装着不可能である。 3)特開平7−189294号公報に開示されたもの
は、梯子を係止するブラケットが車体後部の外側面に突
出して固着されており、したがって、梯子を取り外した
ときにこのブラケットが外部の障害物等に接触し易いの
で破損するおそれがあると共に、輸送制限等からブラケ
ットの外端部を制限寸法内に収める必要があるためにそ
の分車体全長を減少させなければならず、車体の小型化
が要求されて設計及び製造上不利となる。さらに、カウ
ンタウエイト下面に梯子を収納するために梯子に手すり
が設けられていないので、昇降が困難である。
【0004】本発明は、上記の問題点に着目し、楽に昇
降できると共に、車体有効寸法を減少させることがな
く、各種の大きさの建設機械にも適用可能な建設機械の
昇降用ラダー装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段、作用および効果】上記の
目的を達成するために、本発明に係る建設機械の昇降用
ラダー装置の第1発明は、車体の外周面に着脱自在に設
けられ、車体上面に昇降するためのステップ部を有する
建設機械の昇降用ラダー装置において、上部に車体の上
面に取着するための取付部を有し、下部に車体の外周側
面に当接して昇降用ラダー装置本体を支持する当接部を
有する構成としている。
【0006】第1発明によれば、昇降用ラダー装置は上
部が車体上面に取着され、下部に設けられた当接部が車
体外周側面に当接するだけなので、昇降用ラダー装置を
取り外した場合、車体外周側面に突出するものは無い。
したがって、走行時あるいは旋回時に外部の障害物に引
っかけて接触する恐れはなくなり、輸送性及び作業性が
向上する。また、車体外側端までの車幅及び全長寸法を
輸送制限寸法まで拡げることが可能となり、車体有効幅
を広くすることができる。さらに、各種の大きさの建設
機械にも適用可能となる。
【0007】第2発明は、第1発明において、車体外周
側面より外方に離して設けたステップ部と、上部に設け
た手すりとを有する構成としている。
【0008】第2発明によれば、ステップ部が車体外周
側面より外方に離して設けてあり、また上部に手すりが
あるため、昇降し易い。
【0009】第3発明は、第2発明において、手すりは
車体外周面より外方に突出した構成としている。
【0010】第3発明によれば、手すりが車体外周面よ
り外方に突出しているため、作業者が手すりにつかまっ
て昇降する場合につかみ易い。よって、容易に、かつ確
実に手すりを捕まえられる。
【0011】第4発明は、第1又は第2発明において、
取付部はステップ部の上方に位置し、当接部は昇降用ラ
ダー装置本体の下端部に位置し、かつ当接面に弾性部材
を有する構成としている。
【0012】第4発明によれば、ステップ部の上方に取
付部があって車体上面に取着されると共に、下端部を弾
性部材を介して車体外周面に当接させるため、取付時の
ガタが少なくて昇降時に安定が良いので、昇降が容易で
ある。さらに、車体外周面を損傷することがない。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る建設機械の
昇降用ラダー装置の実施形態について、図1〜図4を参
照して詳述する。
【0014】図1は本発明に係る昇降用ラダー装置を装
着した建設機械の一例である油圧ショベル1の側面図で
ある。下部走行体2には、上部旋回体3が旋回自在に搭
載されている。上部旋回体3の前部には作業機4および
運転室5が搭載され、後部には車体6が設けられ、後端
部にはカウンタウエイト7が取着されている。車体6の
側面部には、昇降用ラダー装置10が着脱自在に配設さ
れている。
【0015】図2は昇降用ラダー装置10の正面図であ
り、図3は図2のA視図である。図2及び図3におい
て、昇降用ラダー装置10は、上部に車体6の上面に取
着する取付部11を有する垂直ブラケット12と、垂直
ブラケット12の下端部に設けられた当接部20と、垂
直ブラケット12の側面部に外方に突出して取着された
ステップ部13と、取付部11の上面に取着された手す
り14とを備えている。本実施形態においては、昇降用
ラダー装置10は車体6の一部を構成している貯油タン
ク6aに装着されている。すなわち、貯油タンク6aの
上面にボス6bが固設され、ボス6bには取付部11が
ボルト15により締着されている。図3に示すように、
当接部20は貯油タンク6aの側面に当接している。ま
た、手すり14は貯油タンク6aの側面より外方に寸法
Lだけ突出している。
【0016】図4は、図3のP部の当接部20の詳細図
である。当接部20はネジ部21と先端部に固設された
ゴム等の弾性部材22とよりなり、ネジ部21は垂直ブ
ラケット12の下端部に固設されたナット16に締着さ
れている。当接部20は、垂直ブラケット12の上部に
設けてある取付部11を貯油タンク6aの上面に取着し
たときに弾性部材22が貯油タンク6aの側面部に当接
するように、ネジ部21のナット16への締着長さを調
節することにより取付長さを調整される。
【0017】次に作用、効果について説明する。昇降用
ラダー装置10は上部の取付部11を車体6の上面に取
着し、下部の当接部20を車体6の側面部に当接させて
装着される。作業者が昇降するときには、ステップ部1
3に図3に示す矢印Fの力が加わり、垂直ブラケット1
2には矢印Mのようなモーメントが加わるが、昇降用ラ
ダー装置10を上述のように取着したため垂直ブラケッ
ト12に加わるモーメントは当接部20で受け、安定し
た状態で昇降が可能である。また、当接部20は取付長
さ調整が可能なため、昇降用ラダー装置10の下端部を
ガタつきなく車体側面に当接させることにより昇降用ラ
ダー装置10を安定に取付可能である。しかも、車体6
には当接部20の弾性部材22が当接するので、力が加
わっても車体6を損傷する恐れはない。
【0018】また、手すり14が車体6の側面より外方
に突出しているため、作業者は昇降時に手すり14につ
かまり易い。さらに、ステップ部13は車体の外周側面
より外方に離して設けてあるので、足を乗せやすい。し
たがって、楽に、確実にそして安全に昇降できる。
【0019】さらに、昇降用ラダー装置10は前述のよ
うな取付方法であるため、車体6の側面にはブラケット
等の突出部は設けていない。したがって、昇降用ラダー
装置10を取り外した状態では旋回時あるいは走行時に
外部の障害物に接触したり、破損する恐れが少なくな
り、しかも図3に示す車体幅Wを輸送制限幅まで拡げる
ことができ、車体有効寸法を最大限利用可能となる。例
えば、本実施形態においては、貯油タンク6aの容量を
大きくできるという利点がある。
【0020】なお、本実施形態においては昇降用ラダー
装置10を車体6の側面部を構成する貯油タンク6aに
取着しているが、本発明はこの取付位置に限定するもの
ではなく、他の位置、たとえば車体の後端部に配設した
カウンタウエイト7に装着してもよい。この場合にも、
車体の後端部にブラケット等の突出部を設けないので、
前記同様に旋回時あるいは走行時に破損する恐れが少な
くなり、しかも車体全長を輸送制限長さまで拡げること
ができ、車体有効寸法を最大限利用可能できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の昇降用ラダー装置を装着した油圧ショ
ベルの側面図である。
【図2】昇降用ラダー装置の正面図である。
【図3】図2のA視図である。
【図4】図3のP部詳細図である。
【符号の説明】 6:車体、6a:貯油タンク、7:カウンタウエイト、
10:昇降用ラダー装置、11:取付部、12:垂直ブ
ラケット、13:ステップ部、14:手すり、20:当
接部、21:ネジ部、22:弾性部材。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体の外周面に着脱自在に設けられ、車
    体上面に昇降するためのステップ部を有する建設機械の
    昇降用ラダー装置において、 上部に車体(6) の上面に取着するための取付部(11)を有
    し、下部に車体(6) の外周側面に当接して昇降用ラダー
    装置(10)本体を支持する当接部(20)を有することを特徴
    とする建設機械の昇降用ラダー装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の建設機械の昇降用ラダー
    装置において、 車体(6)外周側面より外方に離して設けたステップ部(1
    3)と、上部に設けた手すり(14)とを有することを特徴と
    する建設機械の昇降用ラダー装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の建設機械の昇降用ラダー
    装置において、 手すり(14)は車体(6) 外周面より外方に突出したことを
    特徴とする建設機械の昇降用ラダー装置。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2記載の建設機械の昇降用
    ラダー装置において、 取付部(11)はステップ部(13)の上方に位置し、当接部(2
    0)は昇降用ラダー装置(10)本体の下端部に位置し、かつ
    当接面に弾性部材(22)を有することを特徴とする建設機
    械の昇降用ラダー装置。
JP11010886A 1999-01-19 1999-01-19 建設機械の昇降用ラダ―装置 Pending JP2000204596A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101078340B1 (ko) 2009-02-06 2011-10-31 볼보 컨스트럭션 이큅먼트 에이비 굴삭기의 핸드레일
JP2019070241A (ja) * 2017-10-06 2019-05-09 範多機械株式会社 アスファルトフィニッシャ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101078340B1 (ko) 2009-02-06 2011-10-31 볼보 컨스트럭션 이큅먼트 에이비 굴삭기의 핸드레일
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