JP2000204156A - ポリウレタン化合物及びポリウレタン化合物の製造方法 - Google Patents

ポリウレタン化合物及びポリウレタン化合物の製造方法

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JP2000204156A JP11359742A JP35974299A JP2000204156A JP 2000204156 A JP2000204156 A JP 2000204156A JP 11359742 A JP11359742 A JP 11359742A JP 35974299 A JP35974299 A JP 35974299A JP 2000204156 A JP2000204156 A JP 2000204156A
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John W Putnam
ダブル. パットナム ジョン
Larry E Bernat
イー. バーナット ラリー
John P Wesson
ピー. ウェッソン ジョン
John H Vontell
エイチ. ボンテル ジョン
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 商用ガスタービンエンジンのファン出口ガイ
ドベーンアセンブリの埋込用樹脂として使用可能である
改良されたポリウレタン化合物を提供する。 【解決手段】 本発明に係る好適なポリウレタン化合物
は、ポリウレタンプレポリマー製剤に芳香族アミン硬化
剤を約0.9:約1〜1:1、好適には約0.95:1
〜約1:1で混合して得られる。本発明に係るポリウレ
タンプレポリマー製剤は、ジフェニルメタンジイソシア
ネート(MDI)をベースとした異種ポリエーテルをブ
レンドして得られるブレンド混合物よりなる。アミン硬
化剤は、オリゴメリックジアミンと、触媒成分を有する
芳香族ジアミンとのブレンド混合物である。これらのブ
レンド混合物は、いずれも、室温で液体である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商用ガスタービン
エンジンのファン出口ガイドベーンアセンブリの埋込用
樹脂(potting compound)として使用可能である、改良
されたポリウレタン化合物に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリウレタン化合物は、商用ガスタービ
ンエンジンのファン出口ガイドベーンアセンブリの埋込
用樹脂として、従来から用いられている。しかし、現在
入手可能なポリウレタン埋込用樹脂には、種々の難点が
ある。例えば、プロセス加工が困難であり、高度の再加
工が必要となること及び/または収量が低いことが挙げ
られる。また、特殊な取り扱いを必要とする有害物質を
含むものもあり、これらは、多くの製造設備において
は、使用することができなくなっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】現在使用されているポ
リウレタン化合物としては、ジョーナル社(Jonal )に
よるものがある。この化合物は、樹脂を華氏180度よ
り高温に熱し、かつ、硬化剤を華氏300度以上で融解
させて混合を行う必要があることから、加工が困難であ
る。熱せられた二つの成分の混合は、重量比で行われ、
配送システムのカートリッジに手作業でつけられたマー
クを目安にして混合量が決められる。これにより、混合
時に混合される重量が毎回変動するおそれがある。混合
後、可使時間(working life)は8分程度である。手作
業により撹拌を行うことで、更にシステムに変動要素が
生じることになる。混合時に空気が混入し、一方、短い
可使時間では、空気を十分抜くことはできないからであ
る。混入した気泡によって、ベーンアセンブリが使えな
くなったり、再加工が必要になったりする。
【0004】従って、高品質で製造容易であり、かつ接
着強度が向上したポリウレタン化合物が求められてい
る。本発明は上記要求を満たすポリウレタン化合物を提
供することを目的とする。また、本発明は、高品質で製
造が容易であり、かつ接着強度が向上したポリウレタン
化合物を提供することを目的とする。更に、本発明は、
商用ガスタービンエンジンのファン出口ガイドベーンア
センブリに用いられる埋込用樹脂として用いられる、上
述のようなポリウレタン化合物を提供することをも目的
とする。更にまた、本発明は、自動化が容易な製造工程
により混合することが可能なポリウレタン化合物を提供
することをも目的とする。更にまた、本発明は、空気混
入なしにパッケージすることができるポリウレタン化合
物を提供することを目的とする。本発明に係るポリウレ
タン化合物は上述のような目的を満たすものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、ポリウ
レタン化合物又はポリウレタン系化合物(polyurethane
system )であって、ポリウレタンプレポリマー製剤
(formulation )に芳香族アミン硬化剤が約0.9:1
〜約1:1で混合されたものが提供される。このポリウ
レタンプレポリマー製剤は、ジフェニルメタンジイソシ
アネートをベースとした異種ポリエーテルをブレンドし
て得られるブレンド混合物よりなる。芳香族アミン硬化
剤は、好適には、オリゴメリックジアミン(即ちジアミ
ン低重合体やジアミンオリゴマー)と、触媒成分を含ん
だ芳香族ジアミンと、のブレンド混合物を含む。これら
ブレンド混合物は、ともに、未硬化状態では、室温で液
体である。本発明に係るポリウレタン化合物のその他詳
細や、他の目的、利点等は、以下の説明により明らかと
される。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明によれば、好適なポリウレ
タン化合物は、ポリウレタンプレポリマー製剤に芳香族
アミン硬化剤を約0.9:1〜約1:1、好適には約
0.95:1〜約1:1で混合して得られる。
【0007】本発明に係るポリウレタンプレポリマー製
剤は、ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)を
ベースとした異種ポリエーテルをブレンドして得られる
ブレンド混合物よりなる。このブレンド混合物は、イソ
シアネートの体積百分率(NCO:イソシアネートvo
l%)が約11.5%〜約14.5%であり、好適には
約12〜約14%、より好適には約13%である。上述
した、互いに異種となっているポリエーテルとしては、
二種のジフェニルメタンジイソシアネートが挙げられ
る。第一のタイプは、NCO成分を約13.5〜約1
6.5%含有し、好適には約14%〜約16%、より好
適には約15%含有し、密度は約1.2g/cm3 で、
分子量は、約286g/molである。第一のタイプと
して用いられ得るこのような材料の一つとして、アンド
ゥールM−10(Andur M−10,登録商標)が
知られている。第二のタイプは、NCO成分が約9.7
〜約12.7%、好適には約10.2〜約12.2%
で、より好適には約11.2%であり、密度は約1.0
6g/cm3 、分子量は375g/molである。第二
のタイプとして用いられ得る上述のような材料の一つと
して、ビブラタンB−670(Vibrathane
B−670,登録商標)が挙げられる。上述の製剤は、
上記の二つのタイプを室温で混ぜ合わせ、撹拌して均質
な溶液を得て、室温で脱気することでで得られ、モイス
チャーセンシティブな(即ち水分に敏感な)ウレタンに
適用される通常の乾燥条件下で取り扱われる。
【0008】得られたブレンド混合物は、上述の範囲で
NCO成分を含有する。上述の材料を使用する場合、6
1.6gのアンドゥールM−10を、68.4gのビブ
ラタンB−670と混合することで、有用なポリエーテ
ルブレンド混合物を得ることができる。
【0009】芳香族アミン硬化剤は、二種のオリゴメリ
ックジアミン(例えばポリエーテルにより変性や変質さ
れたジアミン)と第三のジアミンとから製造される。ア
ミンとNCOとの化学量論比は、約0.85:1〜約
1.05:1であり、好適には約0.9:1〜約1:
1、理想的には約0.95:1である。第一のオリゴメ
トリックジアミンは、好適には、約1.04g/cm3
の密度であり、分子量は、約235g/molである。
第一のオリゴメリックジアミンとして用いられ得る好適
なオリゴメリックジアミンは、ベルサリンクP650
(VersalinkP650、登録商標)として市販
されているものが挙げられる。第二のオリゴメリックジ
アミンは、好適には、約1.04g/cm3 の密度であ
り、分子量は約415g/molである。第二のオリゴ
メリックジアミンとして用いられ得る好適なオリゴメリ
ックジアミンは、ベルサリンクP250(Versal
inkP250、登録商標)として市販されているもの
が挙げられる。第三のアミンは、好適には、塩素族が付
加されていて約0.95g/cm3 で、分子量は約19
0g/molである。第3のアミンとして用いられ得る
好適なアミンは、ロンザキュアMCDEA(Lonza
cure MCDEA、登録商標)として市販されてい
るものが挙げられる。上述の材料が硬化剤ブレンド混合
物の形成に用いられる場合、これらは、ベルサリンクP
650が75.2g、ベルサリンクP250が31.0
g、ロンザキュアMCDEAが13.1gとなる。
【0010】芳香族アミン硬化剤は、好適には、第二の
オリゴメリックジアミン(ベルサリンクP250)を華
氏180度に加熱して半固体を融解させることで得られ
る。この温度は、オーブンの種類や個体差に応じて低く
することもできるが、温度が低くなると、長時間化を招
く。第三のアミン(ロンザキュア)が添加されて、この
混合物は、第三のアミンが完全に溶解するまで華氏18
0度に加熱される。この温度は、必要で有れば、オーブ
ンの種類等応じて低くすることもできる。その後、第一
のオリゴメリックジアミンが添加され、完全に溶解され
るまで華氏180度に加熱される。この温度は、ドラム
ヒータの性能の限界に応じて低くすることもできる。こ
の混合物は、その後、室温に冷却され、パッケージング
に用いられる。室温では、この混合物は流動性の流体で
ある。
【0011】上述のように、ポリウレタンプレポリマー
ブレンド混合物と芳香族アミン硬化剤は、硬化前の状態
で、ともに室温において液体である。これにより、これ
らをカートリッジにパッケージングする際に、カートリ
ッジに空気が混入してしまうことがなくなる。従って、
最終生成物中のボイド数が非常に少なくなり、高品質の
パーツ等の最終生成物を得ることができる。上述のポリ
ウレタンプレポリマーブレンド混合物と芳香族アミン硬
化剤がともに液体であることから、自動処理によって混
合を行うことも非常に容易になっている。最終ポリウレ
タン化合物を得るには、例えば、上述のようにブレンド
されたポリウレタンプレポリマーと、上述のようにブレ
ンドされたアミン硬化剤と、を混合ノズル(例えばモー
ションレスノズル)に通せばよい。この際、ポリウレタ
ンプレポリマーとアミン硬化剤との比率は、約0.9:
1〜約1:1、好適には約0.95:1〜約1:1であ
る。
【0012】上述のようなブレンド成分から形成された
ポリウレタン化合物は、種々の点で高品質であることが
見いだされた。例えば、本発明に係るポリウレタン化合
物は、アルミニウム、チタン、ポリエーテルイミド(po
lyetherimide)、エポキシ/グラファイト組成物及びそ
の他の航空宇宙関係に用いられる材質に対する接着性が
非常に高い。また、ポリウレタン化合物は、ガスタービ
ンエンジン関連の用途、例えばベーンのポッティングに
おいて良好な緩衝特性を有する。更に、本発明に係るポ
リウレタン化合物は、華氏250度まで良好な耐熱性を
有し、殆どのガスタービンエンジンの流体に対して抵抗
性を有する。本発明に係るポリウレタン化合物は、ま
た、所望の形状に鋳造することが可能である。
【0013】ファン出口ガイドベーンアセンブリ等のベ
ーンアセンブリのポッティングを行う場合、ベーンアセ
ンブリは、支持構造体のトレンチ内に配置される。その
後、上述の液体の二つのブレンド成分を混合ノズルを通
じて流入させてトレンチに流し込むことにより、ポリウ
レタン化合物の上記トレンチ内への導入が室温で行われ
る。その後、加熱によって、上述のポリウレタン化合物
を硬化させる。上述のように、本発明に係るポリウレタ
ン化合物を用いたポッティングプロセスは、比較的シン
プルなものである。
【0014】試験例1 本発明に係るポリウレタン化合物の有用性を示すため
に、以下の実施例を行った。まず、本発明に係るポリウ
レタンプレポリマー製剤と芳香族アミン硬化剤との調製
を行った。このポリウレタンプレポリマー製剤と芳香族
アミン硬化剤とは、1:1の比率で混合し、室温で混合
ノズルを通じて、試験用ベーンの支持構造内のトレンチ
に射出した。11個の試験用ベーンを、このポリウレタ
ン化合物によってポッティングした。これらのベーンを
試験した結果、混入空気が非常に少ないか、あるいは空
気の混入がないことが示された。更に、これらのパーツ
(ベーン)は、寸法試験や引っ張り試験での要件を満た
しており、かつ、ポリウレタン化合物も、以下の表1に
示される要件をすべて満たしていた。
【0015】
【表1】 PWA597要件 本発明 受容材(received material )として 張力(psi) 最低4000 4230 伸張率(%) 最低400 440 100%伸張時の張力強度 700 1760 (Ten.Strength @ 100% El.) ショア硬さA(Hardness shore A) 85-95 92-93 引き裂き抵抗(Lb./In. ) 200 629 乾燥耐熱性 257°F/70時間 張力強度減少 最大25% 2% 伸張率減少 最大10% 19%増加 硬度増加 0−10 1 曲げ試験(Bend Flat ) クラックなし 合格 燃料耐性ASTM参照燃料B(Fuel resistance ASTM ref. Fuel B)(77°F/22時間) 硬度減少 −10 −4 体積変化% 0−35 16.6 曲げ試験 クラックなし 合格 油耐性SAEエステル試験流体#2(257°F/22時間) (oil Resistance SAE Ester test fluid #2) 硬度減少 −10 −4 体積変化% 0−30 22.7 曲げ試験 クラックなし 合格 熱水試験(212°F/5時間) 硬度増加 最大5 −10 体積変化% 0−15 4.2 曲げ試験 クラックなし 合格 低温試験(−60°F/5時間) 曲げ試験 クラックなし 合格 圧縮永久ひずみ(25%圧縮 203°F/22時間) <75%圧縮 36
【0016】加えて、上述のように得られたポリウレタ
ン化合物の、従来のジョーナルポッティング化合物に比
較しての耐熱性や耐湿性の試験を行った。250°F/
500時間の試験を行った結果、本発明に係るポリウレ
タン化合物は、室温、250°Fのいずれにおいても、
従来よりも優れた張力特性を有することが示された。1
40°F/95%RH(相対湿度)/15日及び21日
の試験によって、本発明に係るポリウレタン化合物は、
室温、250°Fのどちらでも、ジョーナル社のものに
比較して、張力試験において劣っていることが示され
る。また、どの試験温度においても、本発明に係るポリ
ウレタン化合物は、伸張特性に優れていた。ジョーナル
社のものは、250°Fの試験のどちらにおいても、伸
張率にかなりの落ち込みがみられた。
【0017】張力試験(psi)および伸張試験(%)
の双方の平均耐久率の試験結果を表2に示す。
【0018】
【表2】 耐久性比較 ベースライン張力:本発明=4230psi 材質 試験温度 RH15日 250°F/500時間 本発明 室温 1733 4700 ジョーナル 室温 2192 2100 RH21日 本発明 250°F 443 992 ジョーナル 250°F 796 599 ベースライン伸張:本発明=440% 材質 試験温度 RH15日 250°F/500時間 本発明 室温 445 534 ジョーナル 室温 444 573 RH21日 本発明 250°F 500 531 ジョーナル 250°F 196 159
【0019】ファン出口ガイドベーンのパーツのプリン
ト(parts prints)では、ベーンアセンブリは、そのエ
ンドキャップにおいて、少なくとも1500ポンドの引っ張
り強度(pound force pull)を有することが要求され
る。本発明に係るポリウレタン化合物を用いた6つのベ
ーンアセンブリを試験した結果、強度は2550〜32
00ポンドであり、平均すると2800ポンドの強度で
あった。また、ジョーナル社のポリウレタンポッティン
グ材におけるマンスリーベーン引っ張り試験(monthly
vane pull test)は、1500〜2400ポンドであっ
た。
【0020】試験例2 上記試験例1に加えて、本発明に係るポリウレタン化合
物の試験を更に行った。本発明に係る上述の製剤を、4
つのベーンアセンブリに用い、そのうち一つのベーン
を、140°F/95%RH(相対湿度)/14.5日
という高湿環境下、もう一つを250°F/14.5日
という熱環境下にさらした。これらのベーンに、190
0ポンド、3500ポンドの試験を行った。二つのベー
スラインベーンを、2600ポンド、2700ポンドで
試験した。上述の試験で用いられたファンデグチガイド
ベーンアセンブリは、すべて、ポッティングにおいて外
観、寸法上の要件を満たした。
【0021】以上のことから、本発明によって、上述の
目的、手段、利点等をすべて満たす、室温で混合及びキ
ャスティング(鋳造)可能なポリウレタン化合物やポリ
ウレタン系が得られる。
【0022】以上、本発明を特定の実施形態によって説
明したが、種々の修正、変形等が上記実施形態から可能
であることは、当業者には明らかであろう。従って、こ
のような変更、修正、変形等は、いずれも、本願請求項
の趣旨及び範囲内に属するものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジョン ダブル. パットナム アメリカ合衆国,コネチカット 06033, グラストンベリー,レノックス ドライブ 115 (72)発明者 ラリー イー. バーナット アメリカ合衆国,コネチカット 06281, ウッドストック,ルート198 1929 (72)発明者 ジョン ピー. ウェッソン アメリカ合衆国,コネチカット 06066, バーノン, ドンネル ロード 39 (72)発明者 ジョン エイチ. ボンテル アメリカ合衆国,コネチカット 06040, マンチェスター,カーター ストリート 143

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ジフェニルメタンジイソシアネートをベ
    ースとした互いに異なるポリエーテルのブレンド混合物
    よりなる第一の成分と、ジアミンのブレンド混合物より
    なるアミン硬化剤を含んだ第二の成分と、を含有するこ
    とを特徴とするポリウレタン化合物。
  2. 【請求項2】 前記第一の成分と第二の成分との比は、
    約0.9:1〜約1:1であることを特徴とする請求項
    1記載のポリウレタン化合物。
  3. 【請求項3】 前記第一の成分と第二の成分との比は、
    約0.95:1〜約1:1であることを特徴とする請求
    項1記載のポリウレタン化合物。
  4. 【請求項4】 前記各第一の成分及び第二の成分は、未
    硬化状態では、ともに室温で液体であることを特徴とす
    る請求項1記載のポリウレタン化合物。
  5. 【請求項5】 前記第一の成分は、NCO成分を約1
    1.5%〜約14.5%含有することを特徴とする請求
    項1記載のポリウレタン化合物。
  6. 【請求項6】 前記NCO成分は、約12%〜約14%
    含有されることを特徴とする請求項5記載のポリウレタ
    ン化合物。
  7. 【請求項7】 前記NCO成分は、約13%であること
    を特徴とする請求項5記載のポリウレタン化合物。
  8. 【請求項8】 前記第一の成分は、第一のジフェニルメ
    タンジイソシアネート成分と、第二のジフェニルメタン
    ジイソシアネート成分と、のブレンド混合物を含有し、 前記第一のジフェニルメタンジイソシアネート成分は、
    密度が約1.2g/cm3 、分子量が約286g/mo
    lで、NCO成分を約13.5%〜約16.5%含有
    し、 前記第二のジフェニルメタンジイソシアネート成分は、
    密度が約1.06g/cm3 、分子量が約375g/m
    olで、NCO成分を約9.7%〜約12.7%含有す
    ることを特徴とする請求項1記載のポリウレタン化合
    物。
  9. 【請求項9】 前記第一の成分のNCO成分含有量は約
    14〜約16%であり、前記第二の成分のNCO含有量
    は約10.2%〜約12.2%であることを特徴とする
    請求項1記載のポリウレタン化合物。
  10. 【請求項10】 前記第一の成分のNCO含有量は約1
    5%、前記第二の成分のNCO含有量は約11.2%で
    あることを特徴とする請求項1記載のポリウレタン化合
    物。
  11. 【請求項11】 前記第二の成分は、互いに分子量の異
    なる二つのオリゴマージアミンのブレンド混合物を含有
    し、このアミンには、塩素族が付加されていることを特
    徴とする請求項1記載のポリウレタン化合物。
  12. 【請求項12】 前記第二の成分は、アミンとNCO成
    分との化学量論比が約0.85:1〜約1.05:1で
    あることを特徴とする請求項11記載のポリウレタン化
    合物。
  13. 【請求項13】 前記アミンとNCO成分との化学量論
    比は、約0.9:1〜約1:1であることを特徴とする
    請求項12記載のポリウレタン化合物。
  14. 【請求項14】 前記アミンとNCO成分との化学量論
    比は、約0.95:1であることを特徴とする請求項1
    2記載のポリウレタン化合物。
  15. 【請求項15】 前記第二の成分は、分子量が約235
    g/molで密度が約1.04g/cm3 である第一の
    オリゴメリックジアミンと、分子量が415g/mol
    で密度が約1.04g/cm3 である第二のオリゴメリ
    ックジアミンと、分子量が約190g/molで密度が
    約0.95g/cm3 のジアミンと、のブレンド混合物
    を含有することを特徴とする請求項11記載のポリウレ
    タン化合物。
  16. 【請求項16】 前記化合物は、タービンエンジン用の
    ベーンのポッティングに用いられることを特徴とする請
    求項1記載のポリウレタン化合物。
  17. 【請求項17】 ポリウレタン化合物の製造方法であっ
    て、 室温で液体であるポリウレタンプレポリマーの製剤を用
    意するステップと、 室温で液体である芳香族アミン硬化剤を用意するステッ
    プと、 前記ポリウレタンプレポリマー製剤と前記芳香族アミン
    硬化剤とを約0.9:1〜約1:1の比で混合すること
    を特徴とする方法。
  18. 【請求項18】 前記ポリウレタンプレポリマー製剤を
    用意するステップは、 ジフェニルメタンジイソシアネートをベースとする異種
    ポリエーテルのブレンド混合物を用意するステップを有
    することを特徴とする請求項17記載の方法。
  19. 【請求項19】 前記異種ポリエーテルのブレンド混合
    物を用意するステップは、 NCO成分を約13.5%〜約16.5%含有する第一
    のジフェニルメタンジイソシアネートを、NCO成分を
    約9.7%〜約12.7%含有する第二のジフェニルメ
    タンジイソシアネートとブレンドするステップを有する
    ことを特徴とする請求項18記載の方法。
  20. 【請求項20】 芳香族アミン硬化剤を用意する前記ス
    テップは、 オリゴメリックジアミンと、触媒成分を含有する芳香族
    ジアミンと、のブレンド混合物を用意するステップを含
    むことを特徴とする請求項17記載の方法。
  21. 【請求項21】 前記ブレンド混合物を用意するステッ
    プは、互いに分子量の異なる二種のオリゴメリックジア
    ミン、前記芳香族ジアミンとブレンドするステップを有
    することを特徴とする請求項20記載の方法。
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