JP2000203533A - 包装機 - Google Patents

包装機

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JP2000203533A
JP2000203533A JP11000730A JP73099A JP2000203533A JP 2000203533 A JP2000203533 A JP 2000203533A JP 11000730 A JP11000730 A JP 11000730A JP 73099 A JP73099 A JP 73099A JP 2000203533 A JP2000203533 A JP 2000203533A
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幸夫 中川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 種々の袋サイズを設定しておくだけで、各種
サイズの袋のカット位置が自動調整されるような製袋包
装機を得ること。 【解決手段】 単位時間当たりの包装回数、袋の長さ、
該袋のアイマーク位置からカット位置までの長さ、アイ
マークの検出位置からフイルムの挟持位置までのフイル
ム長さを記憶する記憶手段と、記憶したこれらの情報を
もとにシール部材のシールタイミングを算出し、算出し
たタイミングでシール部材のフイルム挟持タイミングを
制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記憶された袋サイ
ズに基づいて袋のカット位置を自動調整することのでき
る製袋包装機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の製袋包装機としては、フイルムを
筒状に成形しながらそのフイルムチューブ内に被包装物
を充填し、続いて一対のシール部材でフイルムチューブ
を両サイドから挟持して、被包装物が充填された袋の天
の部分と後続の袋の地の部分とを同時にシールするもの
が知られている。
【0003】そして、1袋毎に絵柄が印刷されたフイル
ムで袋を成形する場合は、光センサで検出することので
きるアイマークと称する目印が1袋分の長さ間隔で印刷
されたフイルムを使用し、そのアイマークの検出時点を
起点として、包装機がサイクル動作を繰り返すことによ
り、各袋の境目を正確にシールして切断するようになっ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の包装
機では、袋のカット位置を調整するために、アイマーク
センサの取付位置を手動で調整したり、センサの出力タ
イミングをタイマー時間を変えて調整する等していたの
で、カット位置の確認と調整に手間取り、特に袋サイズ
の異なるフイルムを頻繁に取り替える場合には、そうし
た手作業での調整が煩わしくなるという問題があった。
またその間に使用されるフイルムも無駄になるという問
題があった。
【0005】本発明は、かかる問題に鑑みてなされたも
ので、その課題とするところは、袋サイズやアイマーク
位置を記憶させるだけで、種々のサイズの袋を最適位置
で自動的にカットすることができる新たな包装機を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る包装機
は、フイルムのアイマーク検出時点から所定距離フイル
ムを走行させた時点で、一対のシール部材で筒状フイル
ムを挟持することにより、先行の袋の天の部分と後続の
袋の地の部分とをシールし切断するものである。したが
って、筒状フイルムを挟持する時点において、袋の所定
のカット位置がフイルムの挟持位置と重なるように上記
所定距離が設定されていれば、袋のカット位置にズレが
生じないことになる。
【0007】そこで、この包装機では、図1のフイルム
展開図に示す1袋分の長さaと、該袋のアイマーク位置
mからカット位置Cまでの長さbと、アイマークセンサ
Sの検出位置Dからシール部材によるフイルム挟持位置
Eまでのフイルム長さLとを記憶手段に記憶し、記憶し
たこれらの情報をもとに、演算手段で上記所定距離Xを
算出する。即ち、フイルム走行距離Xは、 X=(L−an+b) (但し、nは、L区間の袋枚
数) として求まる。そこで、制御手段は、このXに基づいて
上記シール部材のフイルム挟持タイミングを制御する。
【0008】これによれば、図1に示すように、アイマ
ークセンサSの検出位置Dから所定距離Xだけフイルム
fを走行させた時点では、袋のカット位置Cとシール部
材によるフイルム挟持位置Eとが合致することになるの
で、袋のカット位置Cには、ズレが生じないことにな
る。
【0009】請求項2に係る包装機は、請求項1の「所
定距離」を「所定時間」に変えたもので、同様にフイル
ムのアイマークを検出した時点から「所定時間」フイル
ムを走行させた時点で、一対のシール部材で筒状フイル
ムを挟持することにより、先行の袋の天の部分と後続の
袋の地の部分とをシールし切断する。
【0010】この場合も前述同様に、袋の長さa、該袋
のアイマーク位置mからカット位置Cまでの長さb、ア
イマークmの検出位置Dからシール部材のフイルム挟持
位置Eまでのフイルム長さLの他に、フイルム速度を求
めるための単位時間当たりの包装回数N(回数rpm)
も記憶手段に記憶し、記憶したこれらの情報をもとに上
記「所定時間」Tを演算手段で算出して、上記シール部
材のフイルム挟持タイミングを制御する。
【0011】即ち、フイルム速度をVとすると、上記
「所定時間」Tは、次式で求まる。 T=(L−an+b)/V (但し、nは、L区間の袋
枚数) V=Na/60(mm/sec.)
【0012】これによれば、単位時間当たりの包装回数
Nと袋の長さaとから、フイルム速度Vが求まり、さら
にその速度Vと「所定距離」Xとからその間を移動する
時間Tが求まるので、その時間Tでシール部材がフイル
ムを挟持すると、その時点では、図1に示すように、袋
のカット位置Cとシール部材によるフイルム挟持位置E
とが合致することになり、この場合もズレが生じないこ
とになる。
【0013】請求項3に係る包装機は、前記同様にフイ
ルムのアイマークを検出した時点より所定量フイルムを
走行させた時点で、一対のシール部材で筒状フイルムを
挟持することにより、先行の袋の天の部分と後続の袋の
地の部分とをシールし切断するものである。ここで上記
所定量とは、前記「所定距離」或いは「所定時間」の何
れも含む概念である。
【0014】そして、特にこの包装機では、被包装物の
種類毎に、前記単位時間当たりの包装回数Nと、使用す
る袋の長さa、該袋のアイマーク位置mからカット位置
Cまでの長さbとを記憶手段に記憶し、さらに共通の値
として、アイマークmの検出位置Dからシール部材のフ
イルム挟持位置Eまでのフイルム長Lさを記憶手段に記
憶して、指定手段で被包装物が指定されると、指定され
た被包装物に関するこれらの記憶情報とフイルム長さに
関する共通の記憶情報とを読み出して、演算手段で上記
所定量を算出し、これをもとに上記シール部材のフイル
ム挟持タイミングを制御する。
【0015】これによれば、被包装物を指定するだけ
で、それに使用される袋サイズが自動的に読み出され
て、請求項1或いは2の包装機と同様に、「所定距離」
或いは「所定時間」が算出されるので、前記同様に袋の
カット位置Cに、ズレが生じないことになる。
【0016】請求項4に係る包装機は、請求項1ないし
3の包装機において、特にアイマークmの検出位置Dか
らフイルム挟持位置Eまでのフイルム長さLが未知数で
ある時に、これを簡単に設定できるようにしたものであ
る。
【0017】即ち、上記Lは、未知数であるから、前述
のXやTも未知数となる。そこで、このXやTを仮の値
χとして設定する。そして、フイルムのアイマークが検
出された時点よりこのχ量だけフイルムを走行させた時
点で、シール部材により筒状フイルムを挟持しシールす
る。すると、図2のフイルム展開図のように、実際のシ
ール・カット位置E1と、正規のシール・カット位置C
1との間には、若干のズレが生ずる。このズレ量eを測
定し、その値で上記χを修正すれば、その修正値(この
例では、χ+e)は、請求項1ないし3に記載の「所定
距離」或いは「所定時間」と等しくなる。
【0018】そこで、この修正値と、単位時間あたりの
包装回数N、袋の長さa、袋のアイマーク位置mからカ
ット位置Cまでの長さbとに基づいて、アイマークセン
サSの検出位置Dからフイルム挟持位置Eまでのフイル
ム長さLを逆算して記憶するのである。
【0019】これにより、シール位置までのフイルムの
走行経路が複雑で、実測が困難あっても、簡単な試運転
で上記Lが設定でき、その後は、記憶したLを基準値と
して使用することができる。
【0020】請求項5に係る包装機は、請求項1ないし
4の包装機において、算出された「所定距離」或いは
「所定時間」を、設定されたシール時間及び/又はしご
き距離によって変更する演算手段を備えたものである。
【0021】前記「しごき距離」は、シール直前に袋の
封止口をしごいて内容物のシール部への噛み込みを防止
するために設定されるもので、こうしたしごき距離やシ
ール時間が設定されると、その値に応じてフイルムの挟
持位置が変更され、それに伴って前記「所定距離」或い
は「所定時間」が修正されて、前述のフイルム挟持タイ
ミングが制御される。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の一実施形態を図
面に基づいて説明する。
【0023】図3は、回転する一対のシール部材で袋を
成形する縦型製袋包装機の概略構成を示したもので、帯
状のフイルムfをチューブ状に曲成するフォーマFと、
その下方において、筒状に成形されたフイルムチューブ
Tuを両サイドから吸引保持しながらこれを下方に引っ
張るプルダウンベルトPBと、フイルムチューブTuの
合わせ目をシールする縦シール手段VSと、縦シールさ
れたフイルムチューブTuを水平方向から挟持して熱シ
ールする一対のシール部材10、10とで構成される。
【0024】上記プルダウンベルトPBは、モータM3
で回転し、その回転軸には、パルスジェネレータPGが
取付けられて、その出力パルスが、フイルム送り量カウ
ンタFCに入力される。フイルム送り量カウンタFC
は、センサSからのアイマーク検出信号でカウント値を
リセットし、パルスジェネレータPGからの出力パルス
でカウント値をカウントアップして、そのカウント値を
コンピュータ2に出力する。またコンピュータ2は、こ
のカウント値を監視しながらフイルム速度を割り出し、
それに基づいて制御手段6に制御信号を出力する。同時
に、変化する前記カウント値からその時々のフイルム送
り量を割り出し、それに基づいてシール部材10、10
の運動軌跡を規定する制御量を算出して制御手段5に出
力する。制御手段5は、前記制御量に基づいてシール部
材10、10を回転させるサーボモータM1と、その回
転軸12、12の軸間距離を可変にするサーボモータM
2とを制御する。
【0025】上記センサSは、フイルムに印刷されたア
イマークmを光の反射或いは透過によって検出するもの
で、その検出信号は、コンピュータ2に入力されて、フ
イルム送りとシール部材10、10のサイクル運動とを
同期させるための起点として使用される。
【0026】上記シール部材10、10は、アーム部1
1、11の先端部に旋回可能に軸支され、また各アーム
部11、11は、回転軸12,12を中心として互いに
逆方向に回転するように構成されて、アーム部11、1
1が回転しても各シール部材10,10は、常に水平姿
勢を保ちながら回転軸12,12を中心として旋回する
ようになっている。
【0027】また上記回転軸12,12は、サーボモー
タM1と連結された一対のギヤ機構と、軸継手である図
示しないシュミットカップリングとを介して互いに逆方
向に回転するようになっているが、この実施態様では、
特に左右のシール部材10,10を噛み合わせた状態で
アーム部11、11を内向きに回転させるために、各回
転軸12,12を水平移動する一対の可動枠にそれぞれ
軸支して、該可動枠をサーボモータM2の正転逆転によ
って近接離反させることにより、左右の回転軸12,1
2を水平方向で近接離反させることができるようになっ
ている。
【0028】このアーム部11,11の回転と、その回
転軸12,12の軸間距離とを制御することにより、左
右のシール部材10,10に互いに面対称なD字形運動
軌跡を描かせるようになっている。また前述の「しごき
距離」が設定されると、左右のシール部材10、10の
噛合位置P(即ち、図3において破線で示すフイルム挟
持位置P)を変えざるを得ない場合があり、その場合に
は、それに対応する運動軌跡を描かせることにより、前
記噛合位置Pを所定の範囲において上下方向に変えるこ
とができるようになっている。
【0029】上記シール部材10,10の上部には、ス
プリングで水平方向に伸縮自在にされたシャッタ板1
3,13が取付けられ、またその下部には、同じくスプ
リングで水平方向に伸縮自在にされたしごき板14,1
4が取り付けられて、シール部材10、10が噛み合う
直前の直線走行において、それらが閉じることにより、
上からの被包装物の落下を阻止しながら袋の口をしごく
ようになっている。
【0030】また一方のシール部材10には、袋のシー
ル面を水平にカットするための図示しないナイフが装備
され、それと対向する他方のシール部材10には、ナイ
フが入り込むスリットが設けられて、左右のシール部材
10、10が噛み合った直後にナイフが作動するように
なっている。
【0031】操作装置1は、入力手段1aや指定手段1
bが一体となったタッチスクリーンで構成され、操作画
面を切り替えると、袋サイズを入力する入力画面や、被
包装物を指定する指定画面が現れるようになっている
が、特に単位時間当たりの包装回数Nやしごき距離、ま
た図1の袋長さaやアイマークmからカット位置Cまで
の長さbについては、使用する袋サイズ毎に入力でき、
また各袋に共通なアイマーク検出位置Dからフイルム挟
持位置Eまでの長さL(即ち、図3のアイマークセンサ
Sの検出位置からフイルム挟持位置Pまでのフイルム走
行距離)については、他の共通項目とともに設定できる
ようになている。ただし、この値を設定しなくても、初
期設定モードでこの値を後から計算で求めることもでき
る。
【0032】即ち、この値Lは、設計条件から算出でき
るが、装置毎に組み立て誤差があるため、フイルムfを
実際に装着してみて袋を成形すると、必ずズレが発生す
る。そこで、そのズレ量を測定し、そのズレ量で上記L
を修正すると、より正確な値にできる。その方法につい
ては、後で説明する。
【0033】コンピュータ2の記憶手段3には、単位時
間当たりの包装回数Nと、しごき距離、図1の袋長さ
a、アイマークmからカット位置Cまでの長さbが、袋
サイズ毎に記憶されている。またアイマーク検出位置D
からフイルム挟持位置Eまでの長さLも各袋に共通な項
目として記憶されている。そして、指定手段1bで被包
装物を指定すると、それに対応する袋サイズや包装回数
Nが、記憶手段3から読み出され、スクリーンに表示さ
れる。また演算手段4は、読み出された情報をもとにシ
ール部材10、10の制御パラメータとプルダウンベル
トPBの制御パラメータとを算出して、それぞれの制御
手段5、6に出力する。
【0034】制御手段5に対する制御パラメータとして
は、シール部材10、10の原点位置Aと、それが1回
転する間の加減速区間、等速区間、各区間の角速度と、
各区間における回転軸12、12の軸間距離等があり、
それらが袋サイズと運転スピードとに応じて演算手段4
で算出される。
【0035】上記原点位置Aは、その位置Aから回転し
始めたシール部材10、10と、走行するフイルムfの
先頭のシールカット位置とをフイルム挟持位置Pで遭遇
させることのできる位置として設定されるもので、原点
位置Aに停止していたシール部材10,10が、アイマ
ーク検出時点から回転し始めてT時間後にフイルム挟持
位置Pに到達するものとすると、この時間Tでフイルム
fの先頭のカット位置Cもフイルム挟持位置Pに到達し
なければならないので、今、フイルム搬送スピードを
V、袋の長さをa、袋のアイマーク位置mからカット位
置Cまでの長さをb、アイマーク検出位置Sからフイル
ム挟持位置Pまでのフイルム長さをLとすると、上記時
間Tやその間のフイルム走行距離Xは、次の式で与えら
れる。 T=(L−an+b)/V (但し、nは、L区間の袋
枚数) X=TV
【0036】この算出結果から袋サイズに対応した原点
位置Aが決定され、それに基づいてスタート前のシール
部材10、10が位置決めされる。
【0037】ところで、この方法は、上記Lを既知数と
したものであるが、この数値が未知数である場合、ある
いは、不正確な数値である場合は、次の方法でその数値
を確定することができる。
【0038】まず原点位置Aから回転し始めたシール部
材10、10が、フイルム挟持位置Pに到達するまでの
時間をtとし、その間にフイルムが走行する距離をχと
して原点位置Aを仮に決める。そして、フイルムのアイ
マークが検出された時点より原点位置Aにあるシール部
材10、10を回転させ、同時にフイルムを走行させ
て、フイルムがχ量だけ走行した時点で、シール部材1
0、10によりフイルムチューブTuを挟持してシール
する。そして、成形された袋のシールカット位置のズレ
量をメジャーで測定し、その値を操作装置1から入力し
て、上記時間tとフイルム走行距離χとを修正する。即
ち、ズレ量が例えばeであったとすると、上記時間t
は、 T=t±e/v として修正され、また上記走行距離χは、 X=χ±e として修正される。こうしてT、或いはXが求まると、
前述の式を変形して L=X−b+an からLが求まり、この値が記憶手段3に記憶されるとと
もに、上記t、χが修正され、それに対応して原点位置
Aも修正される。
【0039】次に、この実施態様の動作について説明す
る。
【0040】まず、被包装物を指定手段1bを操作して
呼び出すと、それに対応する袋サイズと運転条件とが記
憶手段3から読み出されて操作装置1と演算手段4に出
力される。操作装置1では、その記憶情報をスクリーン
に表示し、演算手段4では、その情報に基づいて前述の
各種の制御パラメータを算出して制御手段5,6に出力
する。制御手段5は、算出された制御パラメータに基づ
き、まず原点位置Aにシール部材10、10を位置決め
する。
【0041】こうして運転前の準備が整うと、オペレー
タがスタートキーを操作する。すると、コンピュータ2
は、まず制御手段6に駆動開始を指示する。これにより
プルダウンベルトPBが回転してフイルム送りが開始
し、その送り量はフイルム送り量カウンタFCにてカウ
ントされる。そして、最初のアイマークmがセンサSで
検出されると、その信号で上記カウンタFCのカウント
値がクリアされて再びカウントを開始し、それと同時に
原点位置Aにいるシール部材10,10も回転し始め
て、T時間後には、フイルム挟持位置Pに到達する。
【0042】一方、フイルム先頭のカット位置CもT時
間後には、同じくフイルム挟持位置Pに到達する。こう
して、両者がフイルム挟持位置Pで遭遇することによ
り、運転開始直後から正規の位置でシールされ、カット
される。
【0043】このようして、アイマークmが検出される
度に、前述のサイクル動作が繰り返される。図4は、そ
の様子をタイミングチャートで表したものである。
【0044】また被包装物を切替えた場合も、前述と同
様にして対応する袋サイズ等が読み出され、それに基づ
いて上記XやTが算出され、また原点位置Aも修正され
て、同様にして運転開始直後から正規の位置でシールさ
れ、カットされる。
【0045】以上の態様は、アーム部11,11の回転
軸12、12を水平方向に移動させてシール部材10,
10に直線走行を行わせるようにしたものであるが、本
発明は、これ以外の構成、例えばシール部材が水平方向
と上下方向とに往復運動する機構に連結されて、所謂ボ
ックスモーションを行うような方式の包装機にも適用す
ることができる。
【0046】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、袋
サイズに関連した情報を予め記憶しておくだけで、種々
のサイズの袋を最適位置で自動的にカットすることがで
きる。したがって、これまでの手作業によるカット位置
の調整が不要になり、それに伴ってフイルムの浪費を無
くすことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明で使用するフイルムの展開図の一例であ
る。
【図2】本発明で使用する他のフイルムの展開図の一例
である。
【図3】本発明の一実施形態を示す包装機の概略構成図
である。
【図4】本発明の一実施形態の動作のタイミングチャー
トを示したものである。
【符号の説明】
1 操作装置 2 コンピュータ 3 記憶手段 4 演算手段 5 制御手段 6 制御手段 10 シール部材 11 アーム部 12 回転軸 S センサ C フイルムカット位置 D アイマーク検出位置 E フイルム挟持位置 E1 フイルム挟持位置 P フイルム挟持位置 f フイルム m アイマーク位置 e ズレ量 a 袋の長さ b 袋のアイマーク位置からカット位置までの長さ L アイマーク検出位置からフイルム挟持位置までの
フイルム長さ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フイルムのアイマークを検出した時点よ
    り所定距離フイルムを走行させた時点で、一対のシール
    部材で筒状フイルムを挟持することにより、先行の袋の
    天の部分と後続の袋の地の部分とをシールするようにし
    た包装機であって、袋の長さ、該袋のアイマーク位置か
    らカット位置までの長さ、アイマークの検出位置からフ
    イルムの挟持位置までのフイルム長さを記憶する記憶手
    段と、記憶したこれらの情報をもとに上記所定距離を算
    出し、求めた所定距離に基づいて上記シール部材のフイ
    ルム挟持タイミングを制御する制御手段とを備えてなる
    包装機。
  2. 【請求項2】 フイルムのアイマークを検出した時点よ
    り所定時間フイルムを走行させた時点で、一対のシール
    部材で筒状フイルムを挟持することにより、先行の袋の
    天の部分と後続の袋の地の部分とをシールするようにし
    た包装機であって、単位時間当たりの包装回数、袋の長
    さ、該袋のアイマーク位置からカット位置までの長さ、
    アイマークの検出位置からフイルムの挟持位置までのフ
    イルム長さを記憶する記憶手段と、記憶したこれらの情
    報をもとに上記所定時間を算出し、求めた所定時間に基
    づいて上記シール部材のフイルム挟持タイミングを制御
    する制御手段とを備えてなる包装機。
  3. 【請求項3】 フイルムのアイマークを検出した時点よ
    り所定量フイルムを走行させた時点で、一対のシール部
    材で筒状フイルムを挟持することにより、先行の袋の天
    の部分と後続の袋の地の部分とをシールするようにした
    包装機であって、被包装物の種類毎に、単位時間当たり
    の包装回数、使用する袋の長さ、該袋のアイマーク位置
    からカット位置までの長さを記憶する記憶手段と、アイ
    マークの検出位置からフイルムの挟持位置までのフイル
    ム長さを記憶する記憶手段と、被包装物を指定する指定
    手段と、指定された被包装物に対応する上記記憶情報と
    前記フイルム長さに関する記憶情報とをもとに上記所定
    量を算出し、求めた所定量に基づいて上記シール部材の
    フイルム挟持タイミングを制御する制御手段とを備えて
    なる包装機。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3の何れかに記載の包装
    機であって、フイルムのアイマーク検出時点より設定量
    だけフイルムを走行させた時点で一対のシール部材によ
    り筒状フイルムを仮シールし、得られた仮シール位置の
    ズレ量をもとに上記設定量を修正し、その修正済みの設
    定量と、記憶した単位時間あたりの包装回数、袋の長
    さ、該袋のアイマーク位置からカット位置までの長さと
    に基づいて、アイマークの検出位置からフイルムの挟持
    位置までのフイルム長さを算出して前記記憶手段に記憶
    させるようにした包装機。
  5. 【請求項5】 前記所定距離或いは所定時間を、設定さ
    れたシール時間、及び/又はしごき距離によって変更す
    る演算手段を備えてなる請求項1ないし4の何れかに記
    載の包装機。
JP00073099A 1998-01-20 1999-01-05 包装機 Expired - Lifetime JP4141561B2 (ja)

Priority Applications (4)

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