JP3333695B2 - 包装機の制御データ入力設定装置 - Google Patents

包装機の制御データ入力設定装置

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JP3333695B2 JP29091696A JP29091696A JP3333695B2 JP 3333695 B2 JP3333695 B2 JP 3333695B2 JP 29091696 A JP29091696 A JP 29091696A JP 29091696 A JP29091696 A JP 29091696A JP 3333695 B2 JP3333695 B2 JP 3333695B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、包装機の各作動
部に対する作動データ等を入力設定、表示可能な入力表
示手段としてタッチパネルディスプレーを有する制御デ
ータ設定入力装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、各種包装機において、タッチパネ
ルディスプレー方式によるデータ入力表示手段が多く採
用されるに至っているが、この標準データ設定に際して
は数値入力による方式や、項目選択方式等、多数のデー
タ設定項目がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、多数のデ
ータ設定項目があることから、行いたい標準作動データ
の変更内容に対応する入力設定方法が不明であったり、
また、入力項目に対する数値設定の大〜小に対応した包
装体の仕上がり状態がどのように変化するかが解りづら
く、時として誤操作を行ってしまう要因にもなってい
た。本発明は、上記従来の問題点を解消するためになさ
れたもので、行いたい標準作動データの変更内容の設定
に際しての操作性が容易で、誤操作を未然に防止するこ
とのできる包装機の制御データ入力設定装置を提供する
ことを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記技術課題を解決する
ために、以下のような包装機の制御データ入力設定装置
を創作した。すなわち、第1の発明は、包装機の作動部
を所望の包装体仕上りに対応させて制御するための複数
の制御データ設定項目とそれらの設定項目について設定
されるデータ値、その包装機で得られる包装体を表す包
装体画像、及び前記制御データ設定項目に対応する複数
指標部の各々を表示するタッチパネルディスプレーと、
このタッチパネルディスプレーに表示された前記複数指
標部の内のいずれかに指をタッチしてずらすときの指の
移動方向と移動量に応じて当該指標部に対応する前記制
御データ設定項目のデータ値を変更表示するとともに前
記包装体画像の所定部位を変形表示し、さらに、表示さ
れている前記データ値に基づいて前記作動部の制御を行
う制御部と、を備える構成としたものである。また、第
2の発明は、請求項1の包装機の制御データ入力設定装
置において、前記制御データ設定項目、前記データ値、
前記包装体画像及び前記指標部は、選択された包装品種
毎に前記タッチパネルディスプレーに表示されるように
設定される構成としたものであり、第3の発明は、請求
項1の包装機の制御データ入力設定装置において、前記
包装機はその作動部に包装体のシール部をシールするシ
ーラを有するものであって、前記タッチパネルディスプ
レーとしてカラーディスプレーを備え、このカラーディ
スプレーによる表示には、前記シーラのシール温度補正
に関わる制御データ設定項目、温度データ値及び温度指
標部が含まれており、前記制御部は、前記温度指標部へ
指をタッチしてずらすときの指の移動方向と移動量に応
じて前記温度データ値を変更表示するとともに前記包装
体画像のシール部の一部または全部の色をシール温度の
高低が識別可能な色に色彩変化させ、さらに、表示され
ているその温度データ値に基づいて前記シーラのシール
温度を調節するように構成したものであり、第4の発明
は、請求項1の包装機の制御データ入力設定装置におい
て、前記包装機はその作動部にピロー包装袋のエンドシ
ール部をシールするエンドシーラを有している横型製袋
充填機であって、前記タッチパネルディスプレーによる
表示には、ピロー包装袋のエンドシール位置補正に関わ
る制御データ設定項目及び補正データ値と、前記包装体
画像の包体部にそのピロー包装袋に充填される物品の位
置を簡略表示する物品指標部とが含まれており、前記制
御部は、前記物品指標部へ指をタッチしてずらすときの
指の移動方向と移動量に応じて前記補正データ値を変更
表示するとともに当該物品指標部の表示位置をずらし、
さらに、表示されているその補正データ値に基づいて前
記エンドシーラの前記物品の位置に対する動作位置を変
更するように構成したものであり、第5の発明は、請求
項1の包装機の制御データ入力設定装置において、前記
包装機はその作動部にピロー包装袋のエンドシール部を
シールするエンドシーラを有している横型製袋充填機で
あって、前記タッチパネルディスプレーによる表示に
は、前記エンドシーラの周速補正に関わる制御データ設
定項目及び補正データ値と、前記包装体画像の包体部に
設けられる略三角形状の空間指標部とが含まれており、
前記制御部は、前記空間指標部に指をタッチしてずらす
ときの指の移動方向とその移動量に応じて当該三角形状
を変形表示するとともに前記補正データ値を変更表示
し、さらに、表示されているその補正データ値に基づい
て前記エンドシーラのシール面の噛合い時の周速を調整
するように構成したものであり、第6の発明は、請求項
1の包装機の制御データ入力設定装置において、前記包
装機は段ボールケーサーであって、前記タッチパネルデ
ィスプレーによる表示には、その段ボールケーサーで製
造するケースの高さ、幅、長さの各寸法のデータ値、及
びそれら各寸法に対応して前記包装体画像に設けられる
寸法指標部が含まれており、前記制御部は、前記各寸法
指標部に指をタッチしてずらすときの指の移動方向と移
動量に応じて前記各寸法のデータ値を変更表示するとと
もに前記包装体画像の形状を拡大/縮小し、さらに、表
示されている各データ値に基づいて当該段ボールケーサ
ーの作動部を制御するように構成したものであり、第7
の発明は、請求項1の包装機の制御データ入力設定装置
において、前記包装機は段ボールケーサーであって、前
記タッチパネルディスプレーによる表示には、その段ボ
ールケーサーで製造するケースの糊付位置に関わる制御
データ設定項目及び糊付位置データ値と、前記包装体画
像で当該ケースのフラップを表す位置に設けられる糊付
位置指標部とが含まれており、前記制御部は、この糊付
位置指標部に指をタッチしてずらすときの指の移動量に
応じて前記データ値を変更表示するとともに前記糊付位
置指標部の位置をずらして表示し、さらに、表示されて
いるデータ値に基づいて前記作動部が有する糊付けガン
による糊付けタイミングを設定するように構成したもの
である。上記のように包装機の制御データ入力設定装置
を構成したことにより、データ設定内容を包装体の仕上
がり状態の表示の変化として視覚に訴えることができ、
操作性が著しく改善されて誤操作等を防止することがで
きる。また、包装体の形状等に対応して希望する仕上り
状態を得るために、表示された包装体画像の一部に触れ
た指の移動操作により、その包装体の形状等がその仕上
り状態に対応して変化するように設定されているととも
に、その画像表示の変化に対応して包装機の各作動部の
作動データ値も変更されることで、オペレータは、各作
動部毎のデータ設定、変更を行っているという意識をす
ることなく包装機1の作動データが設定され、不慣れな
オペレータであっても、戸惑うことなく、極めて容易に
データ設定を行うことができ、誤操作等を行ってしまう
ことを未然に防止できる。また、包装体画像の変化と併
せてその補正後のデータがデータ表示部に数値表示され
ることで、包装機の作動制御データを正確に設定補正す
ることができる。
【0005】
【実施の形態】
【第1実施形態】次に、本発明を横型製袋充填機(以下
単に包装機という)に適用した場合についての第1の実
施形態を図面にしたがって説明すると、同包装機1は図
1に示すように、フィルムロール2より給送される帯状
フィルムFはフィルム繰出し部3である対をなすフィル
ム繰出しローラ4,5により繰出され、このフィルム繰
出しローラ4,5より中間ローラ6,7を経て製袋器1
0に向けて給送される。そして、例えばフィルムロール
2とフィルム繰出し部3との間には帯状フィルムFに品
質保持期限等の日付捺印を行う日付捺印装置8が配設さ
れ、また、例えば中間ローラ7の所定の位置には、予め
データ入力されたフィルムカットピッチに相当する所定
の間隔Pで帯状フィルムFの縁部fに付されたレジマー
クmを検知するレジマークセンサ9が対設されている。
そして、帯状フィルムFは製袋器10において筒状に成
形される。一方、この製袋器10に向けて物品供給コン
ベヤ部11が配設され、この物品供給コンベヤ11の駆
動鎖車12に掛装された供給チェーン13には所定の間
隔で物品Wを後押しするアタッチメント15が着脱可能
に取付けられ、物品Wはこのアタッチメント15に後押
しされて製袋器10により成形された筒状フィルムFA
に向けて順次送り込まれる。
【0006】そして、筒状フィルムFA の重合縁部fa
は、製袋器10の下部より下流側に向けて、対をなすフ
ィルム送りローラ17と対をなすセンターシールローラ
18とからなるフィルム送り機構16のセンターシール
ローラ18によりセンターシールfb が施されるととも
に、下流側に配設されたエンドシール機構19における
上下対をなすエンドシーラ20,21がその回転軸20
a,21aを中心として回転されることで、筒状フィル
ムFA 内に充填された物品W間のほぼ中央部がエンドシ
ーラ20,21の各シール面の噛合いによりエンドシー
ルされると同時に、エンドシーラ20,21に装着され
たカッター(図示せず)により切断されて包装体FW に
形成され、この切離し形成された包装体FW は下流側に
配設された排出コンベヤ22に送り出されるように設け
られている。
【0007】そして、図2に示すように物品供給コンベ
ヤ11の駆動鎖車12の回転軸は供給コンベヤ駆動用モ
ータM1 により駆動されるもので、同供給コンベヤ駆動
用モータM1 は所定時間当りの包装個数が得られる包装
速度に応じた速度で定回転され、供給コンベヤ部11の
供給チェーン13を一定速度で駆動する。また、駆動鎖
車12の回転駆動系にはエンコーダEC1 が附設され、
このエンコーダEC1は供給される物品Wの供給位置デ
ータについてパルス信号を出力し、このパルス信号はフ
ィルム送り機構用サーボモータM2 およびエンドシーラ
駆動用サーボモータM3 への同期制御信号のための基準
信号となる。
【0008】フィルム送り機構16に配設されたフィル
ム送り機構用サーボモータM2 はフィルム繰出し部3の
フィルム繰出しローラ7,8、対をなすフィルム送りロ
ーラ17および対をなすセンターシールローラ18を同
期的に駆動するもので、前記包装速度と1袋分のフィル
ム長さとして予めデータ入力されたフィルムカットピッ
チとから得られるフィルム移送速度でフィルムを連続移
送し、また、物品供給コンベヤ11による筒状フィルム
FA への物品Wの1個供給(エンコーダEC1の回転位
置)に対して、前記フィルムカットピッチに相当した所
定間隔P毎に帯状フィルムFの縁部fに付されたレジマ
ークmをレジマークセンサ9で検出することでフィルム
の印刷位置合せ制御を行いつつ、フィルム繰出し部3の
フィルム繰出しローラ7,8を連繋駆動して帯状フィル
ムFをフィルムロール2から繰出し、また、筒状フィル
ムFA の重合端部fa を一対のフィルム送りローラ17
で挾持して下流側へ移送する。このフィルム送り機構用
サーボモータM2 の回転はエンコーダEC2 によりフィ
ードバック制御され、また、エンコーダEC2 のパルス
信号はレジマークセンサ9によるレジマーク検出時点を
基準とするフィルムの送り位置についての信号として制
御部25に入力される。
【0009】エンドシール機構19に配設されたエンド
シーラ駆動用サーボモータM3 は、エンドシーラ20,
21が物品供給コンベヤ11による物品Wの1個供給に
対し、筒状フィルムFA 内に位置した物品W間の中央位
置でエンドシール、切断するように1回転し、エンドシ
ール時にはエンドシーラ20,21の回転周速がフィル
ム移送速度と同速度になるように不等速回転制御され
る。また、このエンドシーラ駆動用サーボモータM3 の
回転はエンコーダEC3 によりフィードバック制御され
る。また、エンドシーラ20,21はエンドシーラ原点
センサSと、エンコーダEC3 とによりその回転位置が
制御される。これら一対のセンターシールローラ18、
上下のエンドシーラ21とのそれぞれにはカートリッジ
ヒータ等からなる加熱ヒータとその加熱温度を検出する
サーミスタ等の温度センサが内装され、フィルムを所定
のシール温度に加熱するように設けられている。
【0010】包装機1の制御部25は図3に示すよう
に、演算手段26、記憶手段27および表示変更手段2
8とを基本的に備え、包装機1の各駆動機構の駆動モー
タM1およびサーボモータM2,M3 を制御するモータ制
御手段29と、対をなすセンターシールローラ18、上
下のエンドシーラ21の各シーラ毎に所望値に設定され
たシール温度に温度制御されるように温度センサによる
温度検出値に対してヒータ温度を所定値に保つシール温
度制御手段30とを備えるとともに、日付捺印装置8の
信号は制御部に取込まれ、また、レジマークセンサ9、
エンドシーラ原点センサSの各信号もセンサー入力部を
介して制御部25に取込まれるように設けられている。
そして、この制御部25には包装機1の作動に必要な各
種データの入力設定、表示を行うカラー液晶式のタッチ
パネルディスプレー31が接続されている。このタッチ
パネルディスプレー31の画面32は包装される品種に
応じた品種名入力、機械の各部の作動タイミング等につ
いて入力する作動データ入力、包装機1が運転中に表示
される運転状態表示等複数の画面に切換え選択されるよ
うになっている。包装機1の運転に際して、包装体FA
の仕上り良好なものとするために、包装機1の各作動部
の制御データの補正を行わなくてはならない場合には、
データ補正画面への切換操作により図4に示すように、
タッチパネルディスプレー31の画面32上に選択され
た品種毎に包装機1で得られる包装体FA の包装体画像
34を表示し、かつ包装体仕上りに対応した包装機1に
よる包装体FA の成形に関わる各制御部の制御データ設
定項目とそのデータ値とをデータ表示部39A,40
A,45,46,47,48に表示し、この包装体画像
34には、制御データ設定項目に対応する主要素として
表示された複数指標部39,40,41,42,43,
44の内のいずれかの指標部に指をタッチして移動操作
することで、指の移動方向とその移動量に応じて包装体
画像34を変形表示するとともに、その設定値または補
正値を変更表示して作動部の制御データを設定変更する
制御部25を備えている。なお、このデータ表示部39
A,40A,45,46,47,48は包装体画像34
の外側部分に表示されることが好ましいが、必要に応じ
包装体画像34内に表示するようにしてもよい。
【0011】すなわち、包装体画像34はピロー包装袋
における包体部35とセンターシール部36および前後
のエンドシール部37,38が斜視図で表示され、この
いずれか一方の(本例では後部側)エンドシール部38
とセンターシール部36上には略四角状の温度指標部
(温度設定変更釦)39,40が表示され、この温度指
標部39,40の表示位置は現在設定されている温度デ
ータに応じた位置に表示されるとともに、エンドシール
部38とセンターシール部36は現在設定温度に応じた
色彩で表示され、包装体画像34の外側の所定位置に表
示されるエンドシール温度表示部39Aにはデータ設定
項目名と上下のエンドシーラ20,21の色分け表示と
その現在設定温度値が表示され、また、包装体画像34
の外側の所定位置に表示されるセンターシール温度表示
部40Aにはデータ設定項目名と対をなすセンターシー
ルローラ18において、包装機1の操作側を基準として
呼称される奥側シールローラと手前側シールローラ18
の区分け表示とその現在設定温度値が表示されるように
なっている。そして、シール温度補正に際し、オペレー
タがこの温度指標部39,40を指でタッチしてスライ
ドさせることにより、センターシール部36およびエン
ドシール部38の色が温度の高低について識別可能な色
として、例えば青(低温)〜黄(中温)〜赤(高温)の
範囲で無段階に変化(中間色も含む)し、補正される温
度に応じた色が表示されるとともに、前記各シール温度
表示部39A,40Aの温度値が補正された設定温度値
に変更表示され、センターシールローラ18およびエン
ドシーラ20,21に設けられたヒーターが温度補正調
節されるようになっている。
【0012】このセンターシールローラ18の奥側と手
前側のシール温度や上下のエンドシーラ20,21のシ
ール温度に対し、温度切換選択の補正を必要とする場合
には、例えば図5(a) に示すようにセンターシール部3
6に表示されるシール部、表裏選択手段としても機能す
る温度指標部40を2度連続して押す選択切換操作によ
り図示のようにセンターシール部36が裏返しされた表
示となり、この状態で温度指標部40に指をタッチして
スライドすることで前記のごとくセンターシール部36
の色が温度の高低に対応した色彩表示に変更されるとと
もに、センターシール温度表示部40Aの(奥)表示の
温度値が変更表示される。また、上側のエンドシーラ2
0の温度補正を行う場合には、エンドシール部38に表
示されるシール部、表裏選択手段としても機能する温度
指標部39を同様に2度連続して押す選択切換操作によ
り、図5(b) に示すようにエンドシール部38の下縁が
折り返された表示となり、この状態で温度指標部39を
指でタッチしてスライドすることでエンドシール部38
が変色表示されるとともに、エンドシール温度表示部3
9Aの(上)表示の温度値が変更表示される。なお、上
記では後部のエンドシール部38が色彩変化するように
例示したが、前後のエンドシール部37,38のいずれ
か一方、または、両エンドシール部37,38が同時に
色彩変化するようにしてもよい。
【0013】また、包体部35の包装体FW1の側面とな
る部位には物品Wを簡略表示する略長方形状の物品指標
部41が表示されるとともに、包装体画像34の外側の
所定位置に表示されるエンドシール位置補正表示部45
には、データ設定項目名と後述するデータ値とが表示さ
れるようになっている。物品指標部41はエンドシール
位置補正操作に際し使用されるもので、このエンドシー
ル、カット位置は、物品供給コンベヤ11による物品W
の筒状フィルムFA への受渡し位置からエンドシーラ2
0,21の回転中心までの距離と、フィルムカットピッ
チ、物品高さ等のデータから供給位置に対するエンドシ
ーラ20,21の回転位置が自動算出されて、初期デー
タ値として設定され、エンドシール位置補正表示部45
にはこの自動算出値を初期値「0]として表示し、ま
た、物品指標部41は 初期設定状態では前後のエンド
シール部37,38位置に対する中央位置に表示される
ようになっている。実際の包装時にこの自動設定データ
で不都合な時には、この物品指標部41の表示範囲内に
指をタッチして左右方向にずらす操作により、例えば左
方向へずらすと物品指標部41は図4に二点鎖線41a
で示すように左方向へ位置ずれ表示されるとともに、エ
ンドシール位置補正表示部45の表示データ値が指の移
動方向とその移動量に応じて「±」が付された所定の補
正データ値として変更表示されるようになっている。こ
れにより、供給コンベヤ11による物品Wの供給位置に
対するエンドシール機構19のエンドシーラ20,21
の回転位置が設定変更される。
【0014】また、レジマーク指標部42が包装体35
の前後の端部間の所定位置で包装体35の稜線34aに
接するように予め設定されたデータ値に応じて表示され
るとともに、包装体画像34の外側の所定位置に表示さ
れるレジマーク位置補正表示部46にはデータ設定項目
名と自動設定されたデータ値を初期値「0」として表示
されるようになっている。そして、レジマーク位置補正
に際し、このレジマーク指標部42に指をタッチして左
右方向へ包体部35の稜線34aに沿ってずらす操作に
よって、例えば図示破線42aの位置にレジマーク指標
部42は移動表示されるとともに、レジマーク位置補正
補正表示部46に表示されているデータ値が前記エンド
シール位置補正操作と同様に「±」が付されたデータ値
に変更表示されるようになっている。これにより、実際
の包装時におけるエンドシール位置に対するレジマーク
mの目標位置合わせを行うようフィルムの送り目標位置
が変更されて、エンドシール機構19のエンドシーラ2
0,21の各シール面の噛合い位置に対するレジマーク
mの位置ずれが調節される。
【0015】また、包装体画像34における物品指標部
41と前部エンドシール部37の間に略三角形状の空間
指標部43が設けられるとともに、包装体画像34の外
側所定位置に表示されるエンドシーラ周速補正表示部4
7にはデータ設定項目名と自動算出により設定された基
準データ値を初期値「0」として表示するようになって
いる。そして、エンドシーラ周速補正操作に際し、この
略三角形状の空間指標部43に指をタッチして左右方向
へずらす操作により、例えば同空間指標部43を図示左
側へずらし操作すると、図4に二点鎖線で示すように図
示三角斜辺43aで表される弛み状に変形表示されると
ともに、エンドシーラ周速補正表示部47のデータ値が
「−」に付されたデータ値として変更表示されて、エン
ドシーラ20,21のシール面の噛合い時の周速が遅く
なるように設定され、また、右側へずらす操作により図
示三角斜辺43bで表される引張り状に変形表示される
とともに、エンドシーラ周速補正表示部47のデータ値
が「+」の付された補正データ値として変更表示され
て、エンドシーラ20,21のシール面の噛合い時の周
速が早くなるように設定され、また、このエンドシーラ
20,21の各シール面の噛合い時の回転速度は、フィ
ルムのカットピッチと包装速度とから得られるフィルム
移送速度と略同速度となる理論値が演算されることで自
動設定されるが、実包装に際して、筒状フィルムFA の
移送速度とエンドシーラ20,21の噛み合い時の回転
周速が一致せず、筒状フィルムFA が弛んだり、また、
筒状フィルムFA が引張られる時あるいは必要に応じて
筒状フィルムFA に弛みや張りを持たせてエンドシール
を行いたい場合にこの補正を行うようになっている。
【0016】また、包体部35におけるセンターシール
部36より図示下部側の所定の位置には日付捺印装置8
による捺印指標部44が表示され、この表示位置は事前
に設定されたデータ値に応じて表示されるとともに、包
装体画像34の外側の所定位置に表示される印字位置表
示部48にはそのデータ設定項目名と事前設定データ値
により前部エンドシール部37の端部からの寸法値が表
示されるようになっている。但し、データ入力されてい
ない場合は制御部25に記憶された初期データ値が印字
位置表示部48に表示され、また、そのデータ値に基き
捺印指標部44が所定位置に表示される。印字位置補正
に際し、この捺印指標部44に指をタッチして左右方向
にずらす操作によって印字指標部44が移動表示される
とともに、印字位置表示部48のデータ値が変更表示さ
れ、レジマークmの印刷ピッチPで定まるフィルムカッ
トピッチに対して品質保持期限等の日付を帯状フィルム
Fに印字する日付捺印装置8の作動タイミングが補正さ
れるようになっている。
【0017】このように、実包装に際して希望する包装
体FA の仕上り条件に基く包装機1の各動作部の作動タ
イミング等を補正し満足できる仕上り状態を得るための
補正データ入力は、包装体FA の仕上り条件のみを意識
してその補正操作結果を表示される包装体画像34の変
化によって視認することができるので、機械の操作に不
慣れなパートタイマーや女性オペレーターであっても誤
操作することなく容易に包装の仕上りに関するデータ設
定を行える。
【0018】次に、包装機1の各部の補正操作に基く各
制御系について説明する。先ず、包装機1のセット運転
において、物品供給コンベヤ3の供給コンベヤ駆動用サ
ーボモータM1 はデータ設定に基づいて定回転で回転さ
れ、そのエンコーダEC1 が出力するパルス信号により
フィルム送り機構用サーボモータM2 およびエンドシー
ラ駆動用サーボモータM3 の同期合わせのための運転が
行われる。
【0019】そして、図示しない包装機1の起動スイッ
チのオンで各モータM1,M2,M3 が一斉に回転し、各機
構が同期して連続運転される。この連続運転に際して得
られる包装体FA の仕上りに問題がある場合に、包装体
FA の仕上りについての包装データ補正モードを選択す
ることにより、タッチパネルディスプレー31の画面3
2には包装体画像34が現在のデータに基づく形状や色
彩にて表示されるとともに、品種表示部には品種番号、
製品名が表示され、また、エンドシール温度表示部3
9、センターシール温度表示部40A、エンドシーラ位
置補正表示部45、レジマーク位置補正表示部46、エ
ンドシーラ周速補正表示部47、印字位置表示部48に
は各データ設定項目名と同品種の設定データ値が表示さ
れる。
【0020】そして、エンドシーラ20,21が筒状フ
ィルムFA をシール、切断するフィルム送り位置に関し
て、フィルム材質によるフィルムの伸び等の諸要因で予
め設定した目標位置では不都合な場合に、以下のレジマ
ーク位置補正操作が行われる。すなわち、タッチパネル
ディスプレー31の画面32に表示された包装体画像3
4の設定データ値に基いて表示されたレジマーク指標部
42に指をタッチして包体部35の稜線34aに沿って
レジマーク指標部42を左右方向にずらすことにより位
置補正する。この操作において、タッチパネルディスプ
レー31のレジマーク指標部42への指のタッチとその
移動方向と移動量に関し、タッチパネルディスプレー3
1からの信号が制御部25に入力されることで、表示変
更手段28は指の移動位置に対応してレジマーク指標部
42を移動表示するとともに、基準データ値「0」との
差をレジマーク位置補正表示部46に「±」を付した所
定のデータ数値として変更表示し、この補正後のデータ
値が物品供給コンベヤ11のエンコーダEC1 から出力
されるパルス数に対応するレジマークセンサ9によるレ
ジマーク検出信号を基準とするエンコーダEC2 からの
出力パルス数に相当する値として演算手段26にて演算
されて記憶手段27に記憶されるとともに、補正された
データ値を基にモータ制御手段29を経てフィルム送り
機構用サーボモータM2 に補正制御信号が発信される。
これにより、エンドシールカット位置に対しフィルム印
刷位置を所望の位置に調整することができる。
【0021】また、エンドシール機構19のエンドシー
ラ20,21の各シール面の噛合い時の周速は筒状フィ
ルムFA の移送速度と一致するように自動設定されてい
るものであるが、演算により自動設定された理論的周速
では、筒状フィルムFA が弛んだり、引っ張られたりし
て不都合な場合がある。この場合には、以下のエンドシ
ーラ周速補正操作が行われる。すなわち、包装体画像3
4の空間指標部43に指をタッチして左右方向へずらす
操作によって、このタッチパネルディスプレー31の空
間指標部43への指のタッチと、その移動方向と移動量
に関し、タッチパネルディスプレー31からの信号が制
御部25に入力されることで、表示変更手段28は指の
移動位置に対応して空間指標部43における三角斜辺4
3a,43bを変形表示するとともに、基準データ値
「0」との差によってエンドシーラ周速補正表示部47
に「±」を付した所定のデータ数値として変更表示し、
この補正後のデータ値がエンドシール機構19のエンコ
ーダEC3 から出力されるパルス数として演算手段26
で演算されて記憶手段に記憶されるとともに、補正され
たデータ値を基にモータ制御手段29を経てエンドシー
ラ駆動用サーボモータM3 に増速あるいは減速の補正制
御信号が発信される。これによりエンドシーラ20,2
1の各シール面の噛合い時の周速を適正な値に調整する
ことができる。
【0022】また、エンドシール機構19のエンドシー
ラ20,21の回転動作位置は、筒状フィルムFA 中の
各物品W間の中央位置でシール切断されるようフィルム
カットピッチP、物品Wの高さ、供給コンベヤ11から
筒状フィルムFA への物品Wの受渡し位置からエンドシ
ーラ20,21の回転中心までの距離等のデータ入力値
により自動演算された理論設定値によって自動算出され
ているものであるが、実際の包装でこの理論設定値では
不都合な場合に、以下のエンドシール位置補正操作が行
われる。すなわち、包装体画像34の中央に表示された
物品指標部41に指をタッチして左右方向へずらす操作
によって、タッチパネルディスプレー31の物品指標部
41へのタッチとその移動方向と移動量に関し、タッチ
パネルディスプレー31からの信号が制御部25に入力
されることで、表示変更手段28は指の移動位置に対応
して物品指標部41を移動表示するとともに、理論設定
値「0」との差によってエンドシール位置補正表示部4
5に「±」を付した所定のデータ値として変更表示し、
この補正後のデータ値が物品供給コンベヤ11における
エンコーダEC1 から出力されるパルス数に対するエン
ドシーラ駆動用サーボモータM3 に附設されたエンコー
ダEC3 のパルス数の値として演算手段26にて演算さ
れて記憶手段27に記憶されるとともに、補正されたデ
ータ値を基にモータ制御手段29を経てエンドシーラ2
0,21の回転位置を変更するようにエンドシーラ駆動
用サーボモータM3 に補正制御信号が発信される。
【0023】また、レジマークmの印刷ピッチで定まる
フィルムカットピッチPに対して品質保持期間等の日付
を帯状フィルムFに印字するための日付捺印装置8の印
字位置の補正操作は、印字位置表示部48に数値表示さ
れた前部エンドシール部37からの寸法値(基準データ
値)に基いて、包装体画像34の捺印指標部44に指を
タッチして左右方向にずらす操作によって、タッチパネ
ルディスプレー31の捺印指標部44へのタッチとその
移動方向と移動量に関し、タッチパネルディスプレー3
1からの信号が制御部25に入力されることで、表示変
更手段28は指の移動位置に対応して捺印指標部44を
移動表示するとともに、印字位置表示部48に表示され
た寸法値(基準データ値)をその移動量分加減算して変
更表示し、物品供給コンベヤ11のエンコーダEC1 の
パルス数を基準として印字捺印装置8への印字出力信号
の発生タイミングを設定するためのパルス数として記憶
手段27に記憶され、この補正後のデータ値に基いて印
字捺印装置8による印字タイミングが変更される。
【0024】また、シール温度補正操作については、概
略的にデータ設定した一対のセンターシールローラ18
および上下のエンドシーラ20,21に内装したヒータ
ーの温度制御設定値が実包装に際しシール不良等が発生
して不都合な場合には、エンドシール温度表示部39A
に上下のエンドシーラ20,21に対応して「上」
「下」に表示された温度数値、および奥側および手前側
のセンターシールローラ18に対応してセンターシール
表示部40Aの「奥」「手前」に表示された温度数値に
基いて補正操作を行うもので、上側のエンドシーラ20
の温度補正を行う場合には、後部エンドシール部38に
表示されたシール部の表裏選択手段として機能する温度
指標部39に指を2度連続してタッチする選択切換操作
によりタッチパネルティスプレー31からの信号が制御
部25に入力され表示変更手段28によって、例えば図
5(b) に示すように包装体画像34の後部エンドシール
部38の下縁が折り返し状に切換表示されるとともに、
制御部25において、上部エンドシーラ20のヒーター
に切換設定され、この状態で温度指標部39に指をタッ
チして上下方向にずらし操作によってタッチパネルディ
スプレー31の温度指標部39への指のタッチとその移
動方向と移動量に関し、タッチパネルティスプレー31
からの信号が制御部25に入力され、表示変更手段28
は指の移動位置に応じてエンドシール部38の色彩を変
更するとともに、エンドシール温度表示部39Aにおけ
る上側エンドシーラ温度値を変更表示し、この補正温度
値によってシール温度制御手段30を介して上側エンド
シーラ20のヒーターが温度補正される。また、この補
正された温度値は記憶手段に記憶されるようになってい
る。なお、奥側センターシールローラ18のヒーター温
度についても前述した如く、この上側エンドシーラ20
の温度補正操作と同様に実施される。また、下側エンド
シーラ21と手前側センターシールローラ18について
は上記選択切換操作を省略することで対応する各ヒータ
ーの温度補正操作が実施される。
【0025】このように包装機1のタッチパネルディス
プレー31に選択された品種毎にその包装機1で得られ
る包装体FA の包装体画像34を表示し、かつ包装体仕
上りに関するデータ設定項目を表示するもので、この画
面32には包装しようとする品種での補正頻度の高い設
定項目名とその基準データ値がエンドシール温度表示部
39A、センターシール温度表示部40A、エンドシー
ル位置補正表示部45、レジマーク位置補正表示部4
6、エンドシーラ周速補正表示部47、印字位置表示部
48に各々表示され、実包装に際し、これらのデータ補
正を必要とした場合、包装体画像34の各部に表示され
た温度指標部39,40、物品指標部41、レジマーク
指標部42、空間指標部43、捺印指標部44のそれぞ
れについて指をタッチしてずらす操作によって、タッチ
パネルディスプレー31の各指標部への指のタッチとそ
の移動方向、移動量に関し、タッチパネルディスプレー
31からの信号が制御部25に入力され、表示変更手段
28により指の移動位置に応じて各指標部が変形、移動
または変色表示されるとともに、各表示部39A,40
A,45,46,47,48に補正値を表示し、この補
正値に基いて各作動機構が動作制御される。
【0026】このようにデータ設定内容を包装体FW の
仕上り状態の表示の変化として視覚に訴えることがで
き、操作性が著しく改善されて誤操作等を防止すること
ができる。また、包装体FW の形状等に対応して希望す
る仕上り状態を得るために、表示された包装体画像34
の一部に触れた指の移動操作により、その包装体FA の
形状等がその仕上り状態に対応して変化するように設定
されているとともに、その画像表示の変化に対応して包
装機1の各作動部の作動データ値も変更されることで、
オペレータは、各作動部毎のデータ設定、変更を行って
いるという意識をすることなく包装機1の作動データが
設定され、不慣れなオペレータであっても、戸惑うこと
なく、極めて容易にデータ設定を行うことができ、誤操
作等を行ってしまうことを未然に防止できる。また、包
装体画像34の変化と併せてその補正後のデータがデー
タ表示部に数値表示されることで、包装機1の作動制御
データを正確に設定補正することができる。
【0027】
【第2実施形態】次に、本発明を段ボールケーサー51
に適用した第2実施形態について説明すると、この図6
に示す段ボールケーサー51はラップアラウンド式であ
って、シート移送機構52と、このシート移送機構52
の上流側に配設されるシートホッパー59と、シート移
送機構52の下流端より下方位置でシート移送機構52
と直交状に配設されるケース移送機構61と、シート移
送機構52とケース移送機構61との間に上下動可能に
配設されるケースリフタ77とより構成されている。
【0028】このシート移送機構52は左右のガイドレ
ール53a,53bが対応して配設され、この左右のガ
イドレール53a,53bの前後方向には段ボールのブ
ランクシートKを搬送するチェーンコンベヤ54が配設
されている。このチェーンコンベヤ54の回転可能に支
承された駆動軸55には所定の間隔で駆動鎖車56が取
付けられ、また、この駆動軸55と対応して上流側に回
転可能に支承された従動軸(図示せず)には駆動鎖車5
6と対応して従動鎖車(図示せず)が取付けられ、この
駆動鎖車56と従動鎖車間にはそれぞれチェーン57が
掛装されるとともに、このチェーン57には対応して所
定の間隔でブランクシートKを押送するアタッチメント
58が着脱可能に取付けられている。このように配設さ
れたシート移送機構52の駆動軸55はシート移送駆動
サーボモータSM1 により駆動され、エンコーダEcn1
が附設されている。
【0029】また、このシート移送機構52の上流側に
はブランクシートKを積層するシートホッパー59が設
けられている。このシートホッパー59は例えばブラン
クシートKの移送側の角部を堰止状に保持する断面略L
形状の対をなす支持枠60a,60bからなり、この支
持枠6oa,60bは例えば左右のガイドレール53
a,53bに取付けられている。このようにシートホッ
パー59の支持枠60a,60bを取付けたガイドレー
ル53a,53bは包装物品の箱詰め個数や品種によ
り、ケース展開寸法(ブランクシートKは寸法KL,KW
であり、底部Ka,下部フラップKaf, 側部Kb,Kc ,サ
イドフラップKbf, Kcf, ケース蓋Kd,蓋フラップKd
f, 天面糊付フラップKe とより構成されている。)の
各部の変更に対処するため、図示はしないがガイドレー
ル53a,53bの夫々の位置を位置決め調節する位置
決め調節手段が設けられ、この位置決め調節手段には夫
々例えば可逆転可能な駆動モータJM1aおよびエンコー
ダEn1a および駆動モータJM1bおよびエンコーダEn1
b が取付けられて位置決め調節される(図7参照)。
【0030】また、ケース移送機構61はケース移送ベ
ッド62と、移送コンベヤ64と、フラップ保持ガイド
バー71a,71bと、ケースアッパガイドプレート7
2a,72bとからなり、このケース移送ベッド62は
所定の幅で所定の長さを有するベッドプレート63a,
63bが並設されて、このベッドプレート63a,63
bはケース寸法の変更に対処するため、その間隔tを開
縮可能に位置決め調節する位置決め調節手段が設けら
れ、この位置決め調節手段の回転軸は例えば可逆転可能
な駆動モータJM2 およびエンコーダEn2が取付けられ
て位置決め調節するように設けられ、この間隔tの前後
には移送コンベヤ64の駆動軸65と従動軸66とが回
転可能に支承されて、駆動鎖車67と従動鎖車68が取
付けられて、両鎖車67,68間にはケースKA を押送
するアタッチメント70を所定の間隔で取付けたチェー
ン69が掛装されている。また、駆動軸64はケース移
送駆動サーボモータSM2 により駆動されるとともに、
ケースKA を間欠移送するように設けられ、サーボモー
タSM2 にはエンコーダEcn2 が附設されている。
【0031】ケース移送ベッド62の左右の所定の高さ
位置にはフラップ保持ガイドバー71a,71bが対応
して配設され、このフラップ保持ガイドバー71a,7
1bは、ケースKA での長さL方向および高さH方向で
の変更に対処するため(図8参照)、高さ方向位置決め
調節手段(図示せず)により開縮および高さ変更可能に
設けられ、長さL方向位置決め調節はベッドプレート6
3a,63bと一体に移動され、また、高さH方向位置
決め調節手段の回転軸には可逆転可能な駆動モータJM
3 およびエンコーダEn3が取付けられて位置決め調節す
るように設けられている。
【0032】また、ケース移送ベッド62の上方の所定
の高さ位置にはケース蓋Kd を折り込みガイドする対を
なすケースアッパーガイドプレート72a,72bが所
定の間隔で配設され、このアッパーガイドプレート72
a,72bは上記したフラップ保持ガイドバー71a,
71bと同様にケースKA での長さL方向および高さH
方向での変更に対処するため、高さ方向位置決め調節手
段(図示せず)とにより開縮および高さ変更可能に設け
られ、長さL方向位置決め調節はベッドプレート63
a,63bと一体に移動され、また、高さH方向位置決
め調節手段の回転軸には可逆転可能な駆動モータJM4
およびエンコーダEn4が取付けられて位置決め調節する
ように設けられている。
【0033】図示第2番目のケースKA のケース蓋Kd
が折り込まれた位置の下流側の左右にはサイド糊付けガ
ン73が配設され、この左右のサイド糊付けガン73は
ケースKA が通過することで糊を塗出して、ケースKA
のサイドフラップKbf, Kcfの上下の所定の位置に所定
の長さ糊付けするもので、この左右のサイド糊付けガン
73による糊付けの長さはケースKA の移動に対するタ
イミングの調節により行われ、ケースKA の長さL方向
の位置決めはベッドプレート63a,63bと一体に移
動され、高さH方向で糊付け位置の変更に対処するため
(図8参照)、高さH方向位置決め調節手段(図示せ
ず)により高さ変更可能に設けられ、この高さH方向位
置決め調節手段の回転軸には可逆転可能な駆動モータJ
M5 およびエンコーダEn5が取付けられて位置決め調節
するように設けられている。
【0034】サイド糊付けガン73の下流側の左右には
下部フラップKafを折込みガイドして糊付け位置に貼着
するサイド折込みガイド74が配設され、この左右のサ
イド折込みガイド74はベッドプレート63a,63b
と一体に移動するように設けられて、ケースKA での長
さL方向および高さH方向でガイド位置の変更に対処す
るように設けられている。
【0035】ケース移送機構61の下流側端部の間欠停
止位置の上部にはケース蓋Kd の三方に形成された上部
フラップKdfと天面糊付フラップKe を折り込むアッパ
ー折込み部75が配設され、このフラップ折込み部75
はケースKA での幅T、長さL方向および高さH方向で
の変更に対処するため、T,L方向においては折込み部
材75a,75bを長さL方向に開縮するL方向位置決
め手段により位置決め可能に設けられ、このL方向位置
決め手段の回転軸には可逆転可能な駆動モータJM6 お
よびエンコーダEn6が取付けられて位置決め調節するよ
うに設けられている。また、折込み部材75cは幅T方
向に移動可能に位置決めするT方向位置決め調節手段に
より幅方向の位置変更可能に設けられ、このT方向位置
決め調節手段の回転軸には可逆転可能な駆動モータJM
7 およびエンコーダEn7が取付けられて位置決め調節す
るように設けられている。また、この折込み部材75
a,75b,75cを一連に高さH方向を調節するため
高さH方向位置決め手段が設けられ、このH方向位置決
め調節手段の回転軸には可逆転可能な駆動モータJM8
およびエンコーダEn8が取付けられて位置決め調節する
ように設けられている。
【0036】アッパー折込み部75の下流側に配設され
た排出コンベヤ(図示せず)の一側には同排出コンベヤ
で移送されるケースKA の幅T方向の所定の高さ位置に
品質保持期限等の日付捺印を行う日付捺印装置76が配
設され、この日付捺印装置76はベッドプレート63a
側に取付けられて長さL方向に対処するように設けられ
るとともに、ケースKA での高さH方向での変更に対処
するため、H方向位置決め調節手段(図示せず)により
高さ変更可能に設けられ、長さ方向はベッドプレート6
3aと一体移動するように設けられている。また、H方
向位置決め調節手段の回転軸には可逆転可能な駆動モー
タJM9 およびエンコーダEn9が取付けられて位置決め
調節するように設けられている。また、ケースKA の幅
T方向での捺印位置はクロックパルス発信器から発信さ
れるクロックパルス数に対応したエンコーダEn9からの
入力パルス数に基づく所定のデータ値により捺印タイミ
ングが変更されることにより位置決め設定されるように
なっている。
【0037】このように設けられたケース移送機構61
の始端とシート移送機構52の終端との間にはケースリ
フタ77が昇降動可能に配設されている。このケースリ
フタ77の支枠(図示せず)側にはリフタ駆動モータS
M3 が取付けられ、その回転軸には駆動プーリ78が取
付けられ、この回転軸にはエンコーダEnc3 が附設され
ている。また、この支枠には垂下状に昇降ねじ杆79と
その左右にサイドガイド80が設けられ、この昇降ねじ
杆79の上端には駆動プーリ78と対応して従動プーリ
81が取付けられ両プーリ78,81間にはベルト82
が掛装されている。また、この昇降ねじ杆79および左
右にサイドガイド80を介してリフト本体83が昇降動
可能に設けられ、このリフト本体83には同リフト本体
83の上昇端の待機位置でシート移送機構52により移
送されてくるブランクシートKの底部Ka に下面を所定
の間隔で支持する支持アーム84が設けられている。
【0038】また、この支持アーム84上に搬入載置さ
れたブランクシートKの底部Ka 上には、例えばブラン
クシートKの待機位置とほぼ同位に配設された物品搬入
路85より物品が搬入されて底部Ka 上に搬入載置され
るように構成されている。このように物品を載置したブ
ランクシートKを下方のケース搬送機構61側へ降下す
る経路上にはブランクシートKの折込み部86が配設さ
れている。
【0039】この折込み部86はブランクシートKの側
部Kb とその左右のサイドフラップKbfを折込む対をな
す折込み部材87とブランクシートKの側部Kc とその
左右のサイドフラップKcfを折込む対をなす折込み部材
88とが所定の間隔で対設して設けられるとともに、こ
の対をなす折込み部材87および折込み部材88はケー
スKA での幅T方向および長さL方向での変更に対処す
るため、T方向位置決め調節手段(図示せず)とL方向
位置決め調節手段(図示せず)とにより幅T方向におい
ては折込み部材87を基準として折込み部材88のみが
T方向に開縮して位置決め調節され、また、対をなす折
込み部材87,88をそれぞれL方向に開縮変更可能に
設けられ、T方向位置決め調節手段の回転軸には可逆転
可能な駆動モータJM10およびエンコーダEn10 が取付
けられて位置決め調節するように設けられ、また、L方
向位置決め調節手段の回転軸には可逆転可能な駆動モー
タJM11およびエンコーダEn11 取付けられて位置決め
調節するように設けられている。
【0040】このように構成された段ボールケーサー5
1においては、上記したように物品の箱詰め個数や品種
により、ケースKA の外観寸法の高さH,長さLおよび
幅Tの寸法が変わることで、上記したシートホッパー5
9、シート移送機構52のガイドレール53a,53
b、ケースリフタ77の折込み部材87,88、ケース
移送機構61のベッドプレート63a,63b、フラッ
プ保持ガイドバー71a,71b、アッパーガイドプレ
ート72a,72b、サイド糊付けガン73、サイド折
込みガイド74、アッパー折込み部75の押込み部材7
5a,75b,75c、日付捺印装置76等の取付け位
置を変更または調節する必要があり、このためこれらの
各部材には上記したモータJM1a〜JM11(x) とエンコ
ーダEn1a〜En11(x)が配設され、これにより各部材の
取付け位置を変更、調節制御してケースKA の寸法変更
に対処しようとするもので、これらの駆動制御データが
入力設定される制御部91は図7に示すように、演算手
段92、記憶手段93および表示変更手段94を基本的
に備え、各部材の取付け位置を変更、調節するために、
エンコーダEn1a 〜Enxからのパルス信号を受けて位置
決めモータJM1 〜JMx を制御するモータ制御手段9
5と各駆動機構のエンコーダEnc1,Enc2,Enc3 を附設
した駆動モータSM1,SM2,SM3 を制御するモータ制
御手段96を備えている。そして、この制御部91には
液晶式タッチパネルディスプレー97が接続されてい
る。
【0041】このタッチパネルディスプレー97の包装
データ設定画面に切換えた場合は図8に示すように、そ
の画面98には製造しようとする製品の品種表示部99
とケース画像100 が表示され、この品種表示部99には
品種設定によりデータ入力された品種番号、製品名が表
示されるとともに、画面98におけるケース画像100の
外側には各製品品種毎に設定されたデータに対応するデ
ータ設定項目とその設定値を表示するようになってい
る。
【0042】また、ケース画像100 は例えば初期値とし
て設定された包装可能な最小寸法に対応したケースKA
の外観形状の斜視図が表示されるとともに、サイドフラ
ップKbf, Kcfおよび下部フラップKafおよび上部フラ
ップKdfが表示され、この各フラップの所定の位置には
前部糊付け位置指標部101 と後部糊付け位置指標部102
が表示され、また、所定の高さ位置の上部フラップKdf
のほぼ中央部を初期設定表示位置として捺印位置指標部
103 が表示され、この前部糊付け位置指標部101 に対し
て図示画面98の左上部に糊付け位置前表示部111 が表
示されて初期値が表示され、後部糊付け位置指標部102
に対し糊付け位置後表示部112 が糊付け位置前の下部に
表示されて初期値が表示されている。また、捺印位置指
標部103に対し糊付け位置後表示部112 の下部に捺印位
置表示部113 が表示され、同表示項目として「高さ」、
「前後」が表示されて初期値が表示される。これらの糊
付け位置指標部101,102 に指をタッチして左右方向にず
らす操作により糊付け位置指標部101,102 は位置ずれ表
示されるとともに、表示データ値が指の移動量に応じて
糊付け位置前表示部111 および糊付け位置後表示部112
には初期値に対し加減算されたデータ値が変更数値表示
されるとともに、サイド糊付けガン73による糊付けタ
イミングが設定される。また、捺印位置指標部103 に指
をタッチして上下、左右方向にずらす操作により捺印位
置指標部は103 は位置ずれ表示されるとともに、表示デ
ータ値が指の移動量に応じて、印字位置表示部113 の
「高さ」「前後」には初期値に対し加減算されたデータ
値が数値表示され、捺印タイミング、または日付捺印装
置76の配設の高さ位置が自動設定される。
【0043】また、ケース画像100 の高さH方向での高
さ稜線が高さ寸法指標部104 とされ、この高さ寸法指標
部104 に対し画面98の右側上部に高さ表示部114 が表
示されて初期値が表示されている。そして、この高さ寸
法指標部104 に指をタッチして上下方向にずらす操作に
より、高さ稜線である高さ寸法指標部104 が上下方向に
位置ずれ表示されるとともに、表示データ値が指の移動
量に応じて初期値に対し加減算された設定データが高さ
表示部114 に数値表示されるようになっている。また、
ケース画像100 の長さL方向での長さ稜線が長さ寸法指
標部106 とされ、この長さ寸法指標部106 に対し、高さ
表示部114 の下部側に長さ表示部115 が表示されて初期
値が表示されている。そして、この長さ寸法指標部106
に指をタッチして左右方向にずらす操作により、長さ稜
線である長さ寸法指標部106 が左右方向に位置ずれ表示
されれるとともに、表示データ値が指の移動量に応じて
初期値に対し加減算された設定データが長さ表示部115
に数値表示されるようになっている。また、ケース画像
100 の幅T方向での幅稜線が幅寸法指標部108 とされ、
この幅寸法指標部108 にケース画像100 の下部側の画面
98に幅表示部116が表示されて初期値が表示されてい
る。そして、この幅寸法指標部108 に指をタッチして左
右にずなす操作により、幅寸法指標部108 が左右方向に
ずれ表示されるとともに、表示データ値が指の移動量に
応じて初期値に対し加減算された設定データが幅表示部
116 に数値表示されるようになっている。これにより各
寸法指標部104,106,108 を伸縮することでケース画像10
0 の形状が拡大、縮小されるようになっている。
【0044】次に、この段ボールケーサー51の各部の
補正操作に基づく各制御系について説明する。先ず、タ
ッチパネルディスプレー97を包装データ設定画面98
に切換設定すると、画面98には包装可能な最小寸法の
ケース画像100 が表示されるとともに、品種表示部99
にはその品種番号、製品名が表示され、各表示部111,11
2,113,114,115.116 にはその最小寸法の初期値が表示さ
れる。そして、ケース画像100 に対し製造しようとする
ケースKA の高さH,長さLおよび幅Tの寸法を各寸法
指標部104,106,108 に指をタッチして各部寸法をずらし
操作することで伸縮変更表示されるとともに、このずら
し操作によって、タッチパネルディスプレー97の各寸
法指標部104,106,108 への指のタッチとその移動方向と
移動量に関し、タッチパネルディスプレー97からの信
号が制御部91に入力されることで、表示変更手段94
は指の移動位置に対応して各寸法指標部104,106,108 を
変形表示するとともに、演算手段92で初期値に対し加
減算され、この設定後の数値は表示変更手段94を介し
て高さ表示部114 、長さ表示部115 および幅表示部116
に数値表示される。また、糊貼着位置指標部101,102 お
よび日付捺印指標部103 においても指をタッチしてずら
し操作することによって、各指標部への指のたってとそ
の移動方向、移動量に関して、タッチパネルディスプレ
ー97からの信号が制御部91入力されることで、表示
変更手段94は指の移動位置に対応して各寸法指標部10
1,102,103 を変形表示するとともに、演算手段92で初
期値に対し加減算され、この設定後の数値は表示変更手
段94を介して各表示部111,112,113 に表示される。
【0045】設定されたケースKA のH,L,T寸法に
より演算手段92においてケースKA に対する展開状の
ブランクシートKの寸法KL,KW が算出される。これに
よりシート移送機構52側でのガイドレール52a,5
3bおよびシートホッパー59の間隔が算定値に基づい
てガイドレール53a,53bの位置決め調節手段のエ
ンコーダEn1a,En1b に出力して駆動モータJM1a, J
M1bの回転を所要回転して位置決めするパルス数が演算
されて記憶手段93に記憶されるとともに、ガイドレー
ル53a,53bの位置決め調節手段の駆動モータJM
1a, JM1bの回転をパルス数で制御することで所定の位
置に位置決めすることができる。また、設定データH,
L,T寸法に対応して演算手段92により、各位置決め
調節手段の駆動モータJM2 〜JM11を制御するパルス
数が演算されて記憶手段93に記憶されるとともに、モ
ータ制御手段は各位置決め調節手段の回転軸に附設され
たエンコーダEn2〜En11 からのパルス入力を受けてケ
ースリフタ77の折込み部材87,88、ケース移送機
構61のベッドプレート63a,63b、フラップ保持
ガイドバー71a,71b、アッパーガイドプレート7
2a,72b、サイド糊付けガン73、サイド折込みガ
イド74、アッパー折込み部75の押込み部材75a,
75b,75c、日付捺印装置76等の各位置決め制御
手段の駆動モータJM2 〜JM11を回転制御することで
上記各部材は位置決めされる。また、設定されたケース
KA のH,L,T寸法によりシート移送機構52のシー
ト移送駆動モータSM1 、ケースリフタ77のケースリ
フタ駆動モータSM3 、ケース移送機構61のケース移
送駆動モータSM2 の駆動制御データが演算手段92に
より求められて各駆動モータSM1,SM2,SM3 が回転
制御されるようになっている。
【0046】このように第2実施形態の段ボールケーサ
ー51では、制御部91に接続されたタッチパネルディ
スプレー97の画面98に表示されたケース画像100
に、その糊付け位置指標部101,102 および日付捺印指標
部103 に指をタッチして移動することで、サイド糊付け
ガン73による糊付けタイミングおよび日付捺印装置7
6による捺印タイミングまたは捺印装置76の配置高さ
が自動設定され、また、ケース画像100 の稜線となる高
さ寸法指標部104 、長さ寸法指標部106 、幅寸法指標部
108 の点部105,107,109 に指をタッチして製造しようと
するケースKA の寸法に移動することで、移動停止位置
でのタッチパネルディスプレー97側の入力端子から制
御部91の演算手段に出力されることで、設定後の数値
が表示変更手段94を介して各表示部111,112,113,114,
115.116 に表示されるとともに、ケース画像100 は拡
大、縮小されてケースKA の外郭形状を視覚で確認する
ことができ、このように設定データが制御部91の演算
手段92で上記糊付位置、捺印タイミングおよび各構成
部材の間隔や高さ等を演算することで、対象とするケー
スKA の梱包体を成形することができるので、第1実施
形態とほぼ同等の作用効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態である横型製袋包装機の
各作動部の配列を示す斜視図である。
【図2】図1に対する駆動系を示す略体図である。
【図3】横型製袋包装機の制御ブロック図である。
【図4】タッチパネルの正面図である。
【図5】(a)(b)タッチパネルでの他の温度範囲の表示図
である。
【図6】本発明の第2実施形態である段ボールケーサー
の各作動部の配列を示す斜視図である。
【図7】タッチパネルの正面図である。
【図8】段ボールケーサーの制御ブロック図である。
【符号の説明】
1 横型製袋包装機 11 物品供給コンベヤ部(作動部) 16 フィルム送り機構(作動部) 19 エンドシール機構(作動部) 25 制御部 29 モータ制御手段 31 液晶式タッチパネルディスプレー 32 画面 33 品種表示部 34 包装体画像 39、40 温度指標部 39A エンドシール温度表示部 40A センターシール温度表示部 41 物品指標部 42 レジマーク指標部 43 空間部 44 印字指標部 45 エンドシール位置補正表示部 46 レジマーク位置補正表示部 47 エンドシーラ周速補正表示部 48 印字位置表示部 51 段ボールケーサー 52 シート移送機構(作動部) 61 ケース移送機構(作動部) 77 ケースリフタ(作動部) 91 制御部 95,96 モータ制御手段 97 液晶式タッチパネルディスプレー 98 画面 99 品種表示部 100 ケース画像(包装体画像) 101 前部糊付位置指標部 102 後部糊付位置指標部 103 日付印字指標部 104 矢印H寸法指標部 106 矢印L寸法指標部 108 矢印T寸法指標部 111 糊付位置前表示部 112 糊付位置後表示部 113 捺印位置表示部 114 高さ表示部 115 長さ表示部 116 幅表示部 M1 供給コンベヤ用サーボモータ M2 フィルム送り機構用サーボモータ M3 エンドシーラ駆動用サーボモータ SM1 シート移送駆動モータ SM2 ケース移送駆動モータ SM3 リフタ駆動モータ JM1a〜JM11 位置決め調節手段の駆動モータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂口 由枝 愛知県名古屋市西区中小田井4丁目380 番地 株式会社 フジキカイ 名古屋工 場内 審査官 上尾 敬彦 (56)参考文献 特開 平8−151005(JP,A) 特開 平7−36967(JP,A) 特開 昭62−109712(JP,A) 特開 平4−308895(JP,A) 特開 平1−236373(JP,A) 特開 平8−95709(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65B 57/00 G06F 3/00

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 包装機の作動部を所望の包装体仕上りに
    対応させて制御するための複数の制御データ設定項目と
    それらの設定項目について設定されるデータ値、その包
    装機で得られる包装体を表す包装体画像、及び前記制御
    データ設定項目に対応する複数指標部の各々を表示する
    タッチパネルディスプレーと、 このタッチパネルディスプレーに表示された前記複数指
    標部の内のいずれかに指をタッチしてずらすときの指の
    移動方向と移動量に応じて当該指標部に対応する前記制
    御データ設定項目のデータ値を変更表示するとともに前
    記包装体画像の所定部位を変形表示し、さらに、表示さ
    れている前記データ値に基づいて前記作動部の制御を行
    う制御部と、を備えてなる包装機の制御データ入力設定
    装置。
  2. 【請求項2】 前記制御データ設定項目、前記データ
    値、前記包装体画像及び前記指標部は、選択された包装
    品種毎に前記タッチパネルディスプレーに表示されるよ
    うに設定される請求項1の包装機の制御データ入力設定
    装置。
  3. 【請求項3】 前記包装機はその作動部に包装体のシー
    ル部をシールするシーラを有するものであって、 前記タッチパネルディスプレーとしてカラーディスプレ
    ーを備え、このカラーディスプレーによる表示には、前
    記シーラのシール温度補正に関わる制御データ設定項
    目、温度データ値及び温度指標部が含まれており、 前記制御部は、前記温度指標部へ指をタッチしてずらす
    ときの指の移動方向と移動量に応じて前記温度データ値
    を変更表示するとともに前記包装体画像のシール部の一
    部または全部の色をシール温度の高低が識別可能な色に
    色彩変化させ、さらに、表示されているその温度データ
    値に基づいて前記シーラのシール温度を調節するように
    構成されている請求項1の包装機の制御データ入力設定
    装置。
  4. 【請求項4】 前記包装機はその作動部にピロー包装袋
    のエンドシール部をシールするエンドシーラを有してい
    る横型製袋充填機であって、 前記タッチパネルディスプレーによる表示には、ピロー
    包装袋のエンドシール位置補正に関わる制御データ設定
    項目及び補正データ値と、前記包装体画像の包体部にそ
    のピロー包装袋に充填される物品の位置を簡略表示する
    物品指標部とが含まれており、 前記制御部は、前記物品指標部へ指をタッチしてずらす
    ときの指の移動方向と移動量に応じて前記補正データ値
    を変更表示するとともに当該物品指標部の表示位置をず
    らし、さらに、表示されているその補正データ値に基づ
    いて前記エンドシーラの前記物品の位置に対する動作位
    置を変更するように構成されている請求項1の包装機の
    制御データ入力設定装置。
  5. 【請求項5】 前記包装機はその作動部にピロー包装袋
    のエンドシール部をシールするエンドシーラを有してい
    る横型製袋充填機であって、 前記タッチパネルディスプレーによる表示には、前記エ
    ンドシーラの周速補正に関わる制御データ設定項目及び
    補正データ値と、前記包装体画像の包体部に設けられる
    略三角形状の空間指標部とが含まれており、 前記制御部は、前記空間指標部に指をタッチしてずらす
    ときの指の移動方向とその移動量に応じて当該三角形状
    を変形表示するとともに前記補正データ値を変更表示
    し、さらに、表示されているその補正データ値に基づい
    て前記エンドシーラのシール面の噛合い時の周速を調整
    するように構成されている請求項1の包装機の制御デー
    タ入力設定装置。
  6. 【請求項6】 前記包装機は段ボールケーサーであっ
    て、 前記タッチパネルディスプレーによる表示には、その段
    ボールケーサーで製造するケースの高さ、幅、長さの各
    寸法のデータ値、及びそれら各寸法に対応して前記包装
    体画像に設けられる寸法指標部が含まれており、 前記制御部は、前記各寸法指標部に指をタッチしてずら
    すときの指の移動方向と移動量に応じて前記各寸法のデ
    ータ値を変更表示するとともに前記包装体画像の形状を
    拡大/縮小し、さらに、表示されている各データ値に基
    づいて当該段ボールケーサーの作動部を制御するように
    構成されている請求項1の包装機の制御データ入力設定
    装置。
  7. 【請求項7】 前記包装機は段ボールケーサーであっ
    て、 前記タッチパネルディスプレーによる表示には、その段
    ボールケーサーで製造するケースの糊付位置に関わる制
    御データ設定項目及び糊付位置データ値と、前記包装体
    画像で当該ケースのフラップを表す位置に設けられる糊
    付位置指標部とが含まれており、 前記制御部は、この糊付位置指標部に指をタッチしてず
    らすときの指の移動量に応じて前記データ値を変更表示
    するとともに前記糊付位置指標部の位置をずらして表示
    し、さらに、表示されているデータ値に基づいて前記作
    動部が有する糊付けガンによる糊付けタイミングを設定
    するように構成されている請求項1の包装機の制御デー
    タ入力設定装置。
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