JP2000203282A - 燃料蒸気流出制御装置 - Google Patents

燃料蒸気流出制御装置

Info

Publication number
JP2000203282A
JP2000203282A JP718399A JP718399A JP2000203282A JP 2000203282 A JP2000203282 A JP 2000203282A JP 718399 A JP718399 A JP 718399A JP 718399 A JP718399 A JP 718399A JP 2000203282 A JP2000203282 A JP 2000203282A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
pressure
fuel
line
fuel vapor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP718399A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Yoshihara
浩一 吉原
Shoji Mizumachi
昭二 水町
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nok Corp
Original Assignee
Nok Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nok Corp filed Critical Nok Corp
Priority to JP718399A priority Critical patent/JP2000203282A/ja
Publication of JP2000203282A publication Critical patent/JP2000203282A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Supplying Secondary Fuel Or The Like To Fuel, Air Or Fuel-Air Mixtures (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 給油時に燃料タンク内部の圧力がエバポライ
ンから流れ給油ガンのオートストップ機能を解除して過
給油可能とすることを防止すること、及び配管を簡素化
することを可能とする燃料蒸気流出制御装置を提供す
る。 【解決手段】 給油管の開閉状態を検知する検知手段の
信号に応じて燃料蒸気回収手段に通じるベントラインと
エバポラインとを切換えるソレノイドバルブと、該ソレ
ノイドバルブと燃料蒸気回収手段との間のエバポライン
の途中に第1及び第2の分岐経路を設け、該第1及び第
2の分岐経路のそれぞれを制御する第1及び第2の圧力
応答手段を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、燃料タンクの内部
で発生した燃料蒸気の流出制御を行う燃料蒸気流出制御
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図10はガソリンや軽油等を燃料とする
エンジンを備えた自動車等における、従来技術による燃
料タンク内の燃料蒸気(以下、空気及び気化した燃料の
混合気体をも含むものとして用いる)を制御する燃料蒸
気流出制御装置101の概略構成を説明する図である
(給油状態)。
【0003】自動車の燃料タンク及び燃料蒸気流出制御
装置101を含む燃料系は、重要保安部品として衝突時
の燃料漏れ、車両の走行による振動や環境温度の変化に
よる燃料タンク内部で発生する燃料蒸気の圧力制御等に
関する安全規制、また燃料蒸気が大気中に放出されるこ
とを防ぐ公害規制等の法規制の適用を受けるもので、ま
た、安全性の見地からも車両が傾斜したり旋回した場合
にも燃料が漏れないよう様々な点において考慮される必
要がある。
【0004】以下に従来技術による燃料蒸気流出制御装
置101の構成を図10を参照して説明する。102は
燃料タンク、103は給油口103aを有し燃料タンク
102の内部へと進入する給油管である。燃料タンク1
02の上部には給油時の過給油を防止する燃料蒸気排出
装置104、燃料遮断バルブ105a,105bが配置
されている。
【0005】燃料蒸気排出装置104は、上側の差圧弁
104a及び下側のフロート弁104bから構成されて
おり、燃料タンク102の上部に配置された連通孔10
4cの両端部をシート面としてそれぞれダイアフラム1
04d,フロート104eにより連通孔104cの開閉
状態を制御可能としている。
【0006】差圧弁104aのダイアフラム104dを
作動させるためにダイアフラム104dにより区切られ
た室104f,104gが設けられている。室104f
には給油管103の途中から延出しているシグナルライ
ン106が接続し、室104gには連通孔104cを介
して燃料タンク102(ダイアフラム104dが開弁
時)の圧力が導入され、またキャニスタ107へと導通
するベントライン108が接続している。
【0007】燃料蒸気排出装置104のフロート弁10
4bは液面上昇時及び傾斜・転倒時にフロート104e
が浮動して連通孔104cを閉じ、燃料が燃料タンク1
02から漏出することを防止可能としている。
【0008】一方、燃料遮断バルブ105a,105b
(図11において燃料遮断バルブをFCVと記載)は、
キャニスタ107へと燃料タンク102の内圧上昇を防
止するためのエバポライン109が接続されている。エ
バポライン109はフロート105c,105dにより
走行中の旋回・揺動時等に閉じられる。
【0009】2つの燃料遮断バルブ105a,105b
が備えられていることにより、車両の傾斜時に一方の燃
料遮断バルブが閉じられても他方から燃料タンク102
の内圧を逃がすことを可能としている。
【0010】エバポライン109にはチェックバルブ1
10が設けられ、キャニスタ107あるいは不図示では
あるがエバポライン109のチェックバルブ110とキ
ャニスタ107の間に備えられる場合のあるリザーバ室
へと燃料が直接流入してしまうことを防止している。チ
ェックバルブ110の開弁圧は、燃料タンク102の内
圧上昇を防止するために低く設定されている。
【0011】また、エバポライン109には、チェック
バルブ110を迂回するテストライン111が設けら
れ、その途中にテストライン111の開閉を行うソレノ
イドバルブ112(図11においてソレノイドバルブ1
12をSLVと記載)が配置されている。
【0012】キャニスタ107は掃気手段113に接続
し、吸収した燃料蒸気をエンジンE側へと供給して燃焼
させることを可能としている。
【0013】次に、上記構成の従来技術による燃料蒸気
流出制御装置101の作動を給油時、走行中、停止中、
燃料タンク102の気密性を確認する気密試験(OBD
−2試験)の各状態に対して簡単に説明する。尚、各状
態におけるバルブ類の開閉状態(図11におけるOPE
N/CLOSE)を図11の表図に示す。
【0014】(給油時)給油時においては、差圧弁10
4aがタンク内圧力と外気圧との差によって開弁し、燃
料タンク102内の気体(主に空気や燃料蒸気)をベン
トライン108を通じてキャニスタ107へと吸収させ
る。
【0015】満タン状態となると、フロート弁104b
が閉弁してベントライン108を閉じ、タンク内圧を一
時的に上昇させて給油管103内の液面を上昇させて給
油ガンGのオートストップ機能を作動させる。
【0016】(走行中)走行中は、差圧弁104aは閉
弁してベントライン108を閉じ、発生した燃料蒸気を
微差圧で開弁するチェックバルブ110を介してエバポ
ライン109を通じてキャニスタ107へと吸収させ
る。
【0017】フロート弁104b、燃料遮断バルブ10
5a,105bは燃料の液面高さと揺動状態に応じて開
弁又は閉弁状態となっている。
【0018】(停止中)停止中は、差圧弁104aは閉
弁してベントライン108を閉じ、発生した燃料蒸気を
微差圧で開弁するチェックバルブ110を介してエバポ
ライン109を通じてキャニスタ107へと吸収させ
る。
【0019】フロート弁104bは燃料の液面高さに応
じて開弁又は閉弁状態となり、燃料遮断バルブ105
a,105bは開弁状態である。
【0020】(気密試験(OBD−2試験))気密試験
においては、キャニスタ107側を負圧とし、ソレノイ
ドバルブ112を開弁させる。チェックバルブ110
は、閉弁状態となる。
【0021】以上のように、燃料蒸気流出制御装置10
1の各構成が作動することで、燃料蒸気の大気中への放
出を抑えることのみならず、給油時においてはベントラ
イン108から燃料タンク102内の気体を排出して給
油時間の短縮を図り、また給油ガンのオートストップ機
能を作動させ、あるいは走行中及び停止中のタンク内圧
の上昇防止を図ることが可能となっている。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来技術の燃料蒸気流出制御装置101では、以
下のような問題が生じていた。
【0023】給油時以外(走行中や停止中)における燃
料蒸気を含む燃料タンク102内部の気体の圧力上昇を
防止するために、エバポライン109に配置されたチェ
ックバルブ110の開弁圧は低く設定されているので、
給油時における満タン後もチェックバルブ110は開弁
状態を維持し、エバポライン109を通じてタンク内気
体がキャニスタ107へと流れ、注ぎ足し給油で再給油
が可能となり、タンク液面が設定以上に上昇してしまう
過給油状態となる虞がある(図11の注ぎ足し給油での
チェックバルブ110の開弁状態)。尚、タンク内圧P
<液面差Hの場合に過給油状態となる。
【0024】また、タンク内圧力と外気圧との差によっ
て差圧弁104aを開弁させるためのシグナルライン1
06を備える必要があること、及びエバポライン109
は独立して配置されるチェックバルブ110とソレノイ
ドバルブ112のそれぞれへと分岐させる必要があるこ
となどにより、省スペースが求められる中での配管レイ
アウトが困難となり、また配管が多いことから組み立て
性やコスト面でも改善が望まれていた。
【0025】本発明は、上記した従来技術の問題を解決
するものであり、その目的とするところは、給油時に燃
料タンク内部の圧力がエバポラインから流れ給油管の液
面を下降させて給油ガンのオートストップ機能を解除し
て再給油可能とすることを防止すること、及び配管の簡
素化を可能とする燃料蒸気流出制御装置を提供すること
にある。
【0026】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明にあっては、燃料タンク内部で発生した燃料蒸
気を燃料蒸気回収手段へと導くと共に、燃料の液面の上
昇により燃料タンク内部との連通状態を遮断するフロー
ト弁に接続されたベントライン及びエバポラインの途中
に配置される燃料蒸気流出制御装置であって、燃料タン
クの給油管の開閉状態に応じたバルブ開閉制御を可能と
するバルブ制御手段と、 前記バルブ制御手段により、
前記給油管が開いた状態でベントラインを連通させかつ
エバポラインを遮断し、前記給油管が閉じた状態でベン
トラインを遮断しかつエバポラインを連通させるように
切換えて該ベントライン及びエバポラインの制御を行う
バルブ手段と、前記エバポラインにおける前記バルブ手
段と燃料蒸気回収手段との間の途中に設けられた第1及
び第2の分岐経路と、エバポライン側の圧力と大気圧と
の圧力差に応答する第1の受圧弁を有し、エバポライン
側の圧力が大気圧より所定値以上大きい状態で該第1の
受圧弁が開弁して前記第1の分岐経路を連通させる第1
の圧力応答手段と、エバポライン側の圧力と燃料蒸気回
収手段側の圧力との圧力差に応答する第2の受圧弁を有
し、エバポライン側の圧力が燃料蒸気回収手段側の圧力
より所定値以上小さい状態で該第2の受圧弁が開弁して
前記第2の分岐経路を連通させると共に、該圧力差に係
わらず前記第2の受圧弁を開弁させる受圧弁制御手段を
備えた第2の圧力応答手段と、を備えたことを特徴とす
る。
【0027】これにより、燃料の給油時においては、給
油管が開いているのでバルブ制御手段は、バルブ手段を
ベントラインを連通させかつエバポラインを遮断するよ
うに制御を行うので、燃料タンク内の燃料蒸気はベント
ラインを通じて燃料蒸気回収手段へと導かれる。
【0028】燃料の給油が進み、燃料の液面が上昇して
フロート弁によりベントラインが燃料タンク内部と遮断
されると、燃料タンク内部からの燃料蒸気の流出は行わ
れなくなる。従って、エバポラインも遮断されているの
で満タン後の給油管の液面の下降は抑制され、再給油を
試みても給油ガンのオートストップ機能を直ちに働かせ
ることができ、注ぎ足し給油を防止して燃料タンクへの
過給油を防止することが可能となる。
【0029】給油管が閉じられて燃料タンクが密閉され
る走行中及び停止中等においては、バルブ制御手段はバ
ルブ手段をベントラインを遮断しかつエバポラインを連
通させるように制御を行うので、燃料タンク内部の燃料
蒸気はエバポラインにより燃料蒸気回収手段へと導かれ
ることになる。
【0030】この燃料タンクの密閉状態において、タン
ク内圧上昇時には、第1の圧力応答手段に備えられた第
1の受圧弁が開弁して第1の分岐経路が連通され、燃料
タンク内部で発生した燃料蒸気を燃料蒸気回収手段へと
導く。
【0031】また燃料タンクの密閉状態において、タン
ク内圧負圧時には、第2の圧力応答手段に備えられた第
2の受圧弁が開弁して第2の分岐経路が連通され、燃料
タンク内部の負圧を解消する。
【0032】また燃料タンクの密閉状態において、燃料
蒸気回収手段の負圧時には、第1及び第2の圧力応答手
段の両方とも閉弁状態となり、当然第1及び第2の分岐
経路は遮断され燃料蒸気回収手段側からの負圧の導入が
阻止される。
【0033】また燃料タンクの密閉状態において、燃料
蒸気回収手段側から負圧が印加される気密試験(OBD
−2試験)時には、第2の圧力応答手段の受圧弁制御手
段により第2の受圧弁を強制的に開弁させることにより
第2の分岐経路を連通させて燃料タンク内部への負圧導
入を可能としている。
【0034】前記バルブ制御手段は、燃料タンクの給油
管の開閉状態を検知する検知手段を備え、前記バルブ手
段は、前記検知手段の信号に応じて前記ベントライン及
びエバポラインの制御を行うソレノイドバルブであるこ
とも好適である。
【0035】このように、バルブ手段の制御を電気的な
検知手段とソレノイドにより行うことで機械的な機構を
簡素化することが可能となる。
【0036】前記バルブ制御手段は、燃料タンクの給油
管の給油キャップの開閉動作を前記バルブ手段の制御動
作と連動させるための連動機構を備えることも好適であ
る。
【0037】このように、バルブ手段の制御を給油キャ
ップの開閉動作により行うことで、電気的な構成を備え
ず、機械的な機構により行うことが可能となる。
【0038】前記第2の圧力応答手段は、該圧力差に係
わらず前記第2の受圧弁の制御を行う受圧弁制御手段と
してソレノイドを有するソレノイド弁であることも好適
である。
【0039】従って、第2の圧力応答手段を電気的に制
御を行うことが可能である。
【0040】前記エバポラインの第1及び第2の分岐経
路は、燃料タンク側に接続する室と、前記室の内部に配
置され両端面が前記第1及び第2の受圧弁の弁座となる
筒状部材と、前記筒状部材の内側と前記燃料蒸気回収手
段とを接続する経路とを備えたことも好適である。
【0041】この構成により、エバポラインに設けられ
た第1及び第2の分岐経路を簡易でコンパクトな構成と
することが可能となる。
【0042】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)以下に図面を参
照して、第1の実施の形態を説明する。図1は例えばガ
ソリンや軽油等を燃料とするエンジンを備えた自動車等
における、燃料タンク内の燃料蒸気(以下、空気及び気
化した燃料の混合気体をも含むものとする)の流れを制
御する燃料蒸気流出制御装置1の概略構成を説明する図
である(給油状態)。
【0043】図1において、2は燃料タンク、3は給油
口3aを有し燃料タンク2の内部へと燃料を供給するた
めの給油管である。燃料タンク2の上部には、給油時に
燃料タンク2内部から燃料蒸気を排出すると共に過給油
を防止する機能を発揮するフロート弁としての満タンバ
ルブ4、及びフロート弁としての燃料遮断バルブ5a,
5bが配置されている。
【0044】燃料タンク2内部で発生した燃料蒸気は、
満タンバルブ4に接続するベントライン6と、燃料遮断
バルブ5a,5bに接続するエバポライン7を経由して
燃料蒸気回収手段としてのキャニスタ8へと導かれる。
【0045】満タンバルブ4は液面上昇時及び傾斜・転
倒時にフロート4aが浮動して連通孔4bを閉じ、燃料
が燃料タンク2から漏出することを防止可能としてい
る。
【0046】一方、エバポライン7に接続される燃料遮
断バルブ5a,5bは、フロート5c,5dにより走行
中の旋回・揺動時等により燃料の液面が上昇した場合に
は閉じられる。2つの燃料遮断バルブ5a,5bが備え
られていることにより、車両の傾斜時に一方の燃料遮断
バルブが閉じられても他方から燃料タンク2の内圧を逃
がすことを可能としている。
【0047】キャニスタ8は掃気手段8Aに接続し、吸
収した燃料蒸気をエンジンE側へと供給して燃焼させる
ことを可能としている。
【0048】9はバルブ制御手段を構成する検知手段と
しての給油管3の開閉状態(不図示の給油キャップの有
無)を検知するキャップ感知センサ10の信号に応じて
(信号線12により)、給油管3が開いた状態でベント
ライン6を連通させかつエバポライン7を遮断し、給油
管3が閉じた状態でベントライン6を遮断しかつエバポ
ライン7を連通させるように切換え制御を行うバルブ制
御手段を構成するソレノイドを備えたバルブ手段(ソレ
ノイドバルブ)としてのベント切換バルブである。
【0049】11はベント切換バルブ9よりも下流側
(ベント切換バルブ9とキャニスタ8の間のエバポライ
ン7a)に配置されたエバポ切換バルブである。
【0050】次に、図2及び図3を参照してベント切換
バルブ9とエバポ切換バルブ11の構成を説明する。
【0051】ベント切換バルブ9は、図2において上側
のエバポバルブ9a及び下側のベントバルブ9bと、各
バルブ9a,9bの弁体9c,9dの開閉を行うソレノ
イド9eを備えた構成となっている。
【0052】エバポバルブ9aは、弁室9fと弁室9f
に連通する燃料タンク側ポート9g及びキャニスタ側ポ
ート9hを有し、キャニスタ側ポート9hの開口端面部
を弁体9cが当接するシート面9iとしている。
【0053】同様に、ベントバルブ9bは、弁室9jと
弁室9jに連通する燃料タンク側ポート9k及びキャニ
スタ側ポート9lを有し、キャニスタ側ポート9lの開
口端面部を弁体9dが当接するシート面9mとしてい
る。
【0054】弁体9c,9dはソレノイド9e部内部で
軸方向に往復駆動される不図示のプランジャとロッド9
nにより一体的に接続され、一方の弁を開弁している状
態で他方の弁を閉弁するように移動する。
【0055】また、ソレノイド9eの非通電状態(図2
の状態)において、ベントバルブ9bを閉弁させる方向
にロッド9nは付勢されている。給油時等で給油管3の
給油キャップがはずされると、キャップ感知センサ10
の信号によりソレノイド9eは通電され、図4(a)の
ようにエバポバルブ9aを閉弁し、ベントバルブ9bを
開弁するように切換え制御が行われる。
【0056】図3に示されたエバポ切換バルブ11は、
ベント切換バルブ9とキャニスタ8の間のエバポライン
7a間に配置されるもので、エバポライン7aを第1及
び第2の2つの分岐経路11a,11b(図3では一点
鎖線の経路)とし、それぞれの分岐経路11a,11b
に第1の圧力応答手段11cと第2の圧力応答手段11
dを設けてエバポライン7aに進入する燃料蒸気の流れ
の制御を行う。
【0057】エバポ切換バルブ11は、エバポライン7
aを通じて燃料タンク2に接続する室11e(エバポポ
ート11kが連通)を有し、室11eの内部には両方の
端面11f,11gが第1の圧力応答手段11cと第2
の圧力応答手段11dにより移動される第1及び第2の
受圧弁11h,11iの弁座となる筒状部材11jが配
置されている。
【0058】筒状部材11jの内側には、燃料蒸気をキ
ャニスタ8側へと流すためのキャニスタポート11lが
連通している。
【0059】このように室11eの内部に筒状部材11
jを備える構成により、エバポライン7aに設けられた
第1及び第2の分岐経路11a,11bを簡易でコンパ
クトな構成とすることが可能となる。
【0060】第1の圧力応答手段11cは、エバポライ
ン7a側の圧力と大気圧との圧力差に応答するダイアフ
ラム11mを有し、ダイアフラム11mと一体となった
第1の受圧弁11hの開閉制御を行う。
【0061】また、第1の受圧弁11hはスプリング1
1n及びリテーナ11oにより閉弁方向に所定の付勢力
を受けている。11pは、ダイアフラム11mの一方の
側に大気圧を導入するためのオリフィスである。
【0062】従って、第1の圧力応答手段は、エバポラ
イン7a側の圧力が大気圧より所定値以上大きい状態で
第1の受圧弁11hが開弁して第1の分岐経路11aを
連通させる。
【0063】第2の圧力応答手段11dは、軸方向に往
復移動自在に保持された第2の受圧弁11iがスプリン
グ11qにより端面11gに所定の付勢力で押し付けら
れている。そして、エバポライン7a側の圧力がキャニ
スタ8側の圧力よりも所定値以上小さく、スプリング1
1qの付勢力を上回る圧力荷重が発生した場合に開弁し
て第2の分岐経路11bを連通させる。
【0064】さらに第2の圧力応答手段11dには、上
記圧力差による圧力荷重に係わらず第2の受圧弁11i
を開弁させる受圧弁制御手段としてのソレノイド11r
が備えられている。
【0065】尚、図3は、エバポ切換バルブ11の第1
及び第2の圧力応答手段11c,11dの2つの圧力応
答手段が共に閉弁している状態を示したものであるが、
第1の圧力応答手段11cのみが開弁した状態(第1の
分岐経路11aが連通)を図4(b)、第2の圧力応答
手段11dのみが開弁した状態(第2の分岐経路11b
が連通)を図4(c)にそれぞれ示す。
【0066】次に、上記構成の燃料蒸気流出制御装置1
の作動を給油時、走行中、停止中、、キャニスタ負圧、
燃料タンク2の気密性を確認する気密試験(OBD−2
試験)の各状態に対して説明する。
【0067】尚、各状態における燃料蒸気流出制御装置
1のバルブ類の開閉状態を図1及び図5(a),
(b),(c)に示し、図6の表図に給油口とベント切
換バルブ9及びエバポ切換バルブ11により制御される
各ライン及び分岐経路の開閉(OPEN/CLOSE)
の状態を示す。また、ラインの右斜め上がりの斜線は燃
料タンク2側からの燃料蒸気により正圧となっている領
域を示し、ラインの左斜め上がりの斜線は燃料タンク2
またはキャニスタ8側から負圧が加えられている領域を
示している。
【0068】(給油時)図1に示された燃料の給油時に
おいては、キャップ感知センサ10が給油管3が開いた
ことを検知(給油口3aのキャップの開閉を検知)して
ベント切換バルブ9によりベントライン6を連通させか
つエバポライン7を遮断するので、燃料タンク2内の燃
料蒸気はベントライン6通じてキャニスタ8へと導かれ
る。
【0069】燃料の給油が進み、燃料の液面が上昇して
満タンバルブ4によりベントライン6が燃料タンク2内
部と遮断されると、燃料タンク2内部からの燃料蒸気の
流出は行われなくなる(エバポライン7が遮断されてい
るので)。
【0070】従って、満タン後の給油管3の液面の下降
は抑制され、再給油を試みても給油ガンのオートストッ
プ機能を直ちに働かせることができ、注ぎ足し給油を防
止して燃料タンク2への過給油を防止することが可能と
なる。 (走行中及び停止中)図5(a)に示された、給油管3
が閉じられて燃料タンク2が密閉される走行中及び停止
中等においては、ベント切換バルブ9はベントライン6
を遮断しかつエバポライン7を連通させるので、燃料タ
ンク2内部で発生した燃料蒸気は、エバポライン7,7
a及びエバポ切換バルブ11を介してキャニスタ8へと
導かれることになる。
【0071】この燃料タンク2の密閉状態において、タ
ンク内圧上昇時には、エバポ切換バルブ11の第1の圧
力応答手段11cに備えられた第1の受圧弁11hが開
弁して第1の分岐経路11aが連通され、燃料タンク2
内部で発生した燃料蒸気をキャニスタ8へと導く。
【0072】また燃料タンク2の密閉状態において、図
5(c)に示されたタンク内圧負圧時には、第2の圧力
応答手段11dに備えられた第2の受圧弁11iが開弁
して第2の分岐経路11bが連通され、燃料タンク2内
部の負圧を解消する。この第2の受圧弁11iは微小負
圧(数十mmAq程度)で開弁するように設定されてい
る。
【0073】(キャニスタ負圧)また燃料タンク2の密
閉状態において、図5(b)に示されたキャニスタ8の
負圧時(大気圧を0としてマイナス611mmAq)に
は、第1及び第2の圧力応答手段11c,11dの両方
とも閉弁状態となり、当然第1及び第2の分岐経路11
a,11bは遮断されキャニスタ8側からの負圧の導入
が阻止される。このとき、ベントライン6はベント切換
バルブ9により遮断されている。
【0074】(OBD−2試験)また燃料タンク2の密
閉状態において、図5(c)に示されたキャニスタ8側
から負圧が印加される気密試験(OBD−2試験)時に
は、第2の圧力応答手段11dのソレノイド11rを駆
動して第2の受圧弁11iを強制的に開弁させることに
より第2の分岐経路11bを連通させて燃料タンク2内
部への負圧導入(マイナス340mmAq)を可能とし
ている。
【0075】(実施の形態2)図7に第2の実施の形態
の燃料蒸気流出制御装置21の概略構成を示す(給油時
の状態)。図7において、第1の実施の形態の燃料蒸気
流出制御装置1と同様の構成に対しては同じ符号を付
し、その説明を省略する。
【0076】第2の実施の形態の燃料蒸気流出制御装置
21の特徴的な構成としては、ソレノイドによる制御が
行われたベント切換バルブ9の代わりに、給油管3の給
油キャップの開閉動作を連動機構としてのワイヤーケー
ブル22を介して制御されるバルブ手段としてのベント
切換バルブ23を備えたことにある。
【0077】ベント切換バルブ23は、機能的には第1
の実施の形態のベント切換バルブ9と同じであり、給油
管3の開閉状態(不図示の給油キャップの有無)により
連動するワイヤーケーブル22に応じて、給油管3が開
いた状態(給油キャップ開)でベントライン6を連通さ
せかつエバポライン7を遮断し、給油管3が閉じた状態
(給油キャップ閉)でベントライン6を遮断しかつエバ
ポライン7を連通させるように切換え制御を行う。
【0078】図8によりベント切換バルブ23の構成を
説明する。ベント切換バルブ23は、図8において上側
のエバポバルブ23a及び下側のベントバルブ23bと
を備え、各バルブ23a,23bの弁体23c,23d
の開閉を制御するワイヤーケーブル22が接続された構
成となっている。
【0079】エバポバルブ23aは、弁室23fと弁室
23fに連通する燃料タンク側ポート23g及びキャニ
スタ側ポート23hを有し、キャニスタ側ポート23h
の開口端面部を弁体23cが当接するシート面23iと
している。
【0080】同様に、ベントバルブ23bは、弁室23
jと弁室23jに連通する燃料タンク側ポート23k及
びキャニスタ側ポート23lを有し、キャニスタ側ポー
ト23lの開口端面部を弁体23dが当接するシート面
23mとしている。
【0081】弁体23c,23dはロッド23nにより
一体的に接続され、スプリング23eにより弁体23
c,23dが、弁体23cが閉じ、かつ弁体23dが開
く状態、すなわちベントライン6を連通させかつエバポ
ライン7を遮断するように付勢されている。
【0082】ワイヤーケーブル22の先端は、図9
(a)の給油キャップが閉じられた状態では弁体23c
に当接して移動(図において下側)させ、図8に示され
るように弁体23cを開き、かつ弁体23dを閉じる状
態、すなわちベントライン6を遮断し、かつエバポライ
ン7を連通する状態とする。
【0083】図9(b)のように給油キャップが開けら
れると、ワイヤーケーブル22による弁体23cの付勢
力がなくなり、スプリング23eの付勢力により、弁体
23cが閉じ、かつ弁体23dが開く状態となる。
【0084】ロッド23nは弁室23fと弁室23jを
隔離するロッドガイド23oにより保持されている。ロ
ッド23nのシールはロッドシール23pにより行われ
ている。23qはワイヤーケーブル22をシールするロ
ッドシールである。
【0085】従って、このように構成された燃料蒸気流
出制御装置21は、ベント切換バルブ23の制御をキャ
ップ検知センサ10とソレノイド9eに代えて、給油キ
ャップの開閉動作をベント切換バルブ23の制御動作と
するワイヤーケーブル22により行われることになる
が、給油時、走行中、停止中、キャニスタ負圧、燃料タ
ンク2の気密性を確認する気密試験(OBD−2試験)
の各状態に対し、ベント切換バルブ23はベント切換バ
ルブ9と同じように制御されて第1の実施の形態の燃料
蒸気流出制御装置1と同じように作動する。
【0086】尚、エバポ切換バルブ11は、第1の実施
の形態と同じ構成であるが、第2の受圧弁11iをソレ
ノイド11rで制御するのではなく、ワイヤーケーブル
やリンク手段などを用いて制御する方式を採用すること
も可能である。
【0087】また、連動機構としてはワイヤーケーブル
22の他に、リンク手段や油圧ケーブルなどを採用する
ことも考えられる。
【0088】
【発明の効果】上記のように説明された本発明にあって
は、給油時に燃料タンク内部の圧力がエバポラインから
流れ給油ガンのオートストップ機能を解除して再給油可
能とすることを防止することが可能となり、過給油が防
止される。
【0089】また、給油管の開口部の圧力を燃料蒸気排
出装置へと導くシグナルラインを不要とすることがで
き、配管の簡素化を可能とする。
【0090】バルブ手段の制御を電気的な検知手段とソ
レノイドにより行うことで機械的な機構を簡素化するこ
とが可能となる。
【0091】バルブ手段の制御を給油キャップの開閉動
作により行う連動機構を備えることで、電気的な構成を
備えず、機械的な機構により行うことが可能となる。
【0092】第2の圧力応答手段をソレノイド弁とする
ことで、第2の圧力応答手段を電気的に制御を行うこと
が可能である。
【0093】エバポ切換バルブ11の室の内部に筒状部
材を備え、筒状部材の両方の端面を第1及び第2の受圧
弁の弁座とする構成により、エバポラインに設けられた
第1及び第2の分岐経路をが簡易でコンパクトな構成と
なり、より配管の簡素化を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態の燃料蒸気流出制御装置の図
である(給油時)。
【図2】第1の実施の形態のベント切換バルブの断面構
成説明図である。
【図3】エバポ切換バルブの断面構成説明図である。
【図4】ベント切換バルブ及びエバポ切換バルブの断面
構成説明図である。
【図5】実施の形態の燃料蒸気流出制御装置の図であ
り、図5(a)は走行時の状態であり、図5(b)はキ
ャニスタ側が負圧の状態であり、図5(c)はタンク内
負圧及びOBD2試験の時の状態である。
【図6】給油口とベント切換バルブ及びエバポ切換バル
ブにより制御されるライン及び分岐経路の開閉(OPE
N/CLOSE)の状態を示す表図である。
【図7】第2の実施の形態の燃料蒸気流出制御装置の図
である(給油時)。
【図8】第2の実施の形態のベント切換バルブの断面構
成説明図である。
【図9】給油キャップの開閉状態の図である。
【図10】従来技術の燃料蒸気制御装置の図である。
【図11】従来技術の燃料蒸気制御装置の各構成のバル
ブ類の開閉(OPEN/CLOSE)の状態を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 燃料蒸気制御装置 2 燃料タンク 3 給油管 3a 給油口 4 満タンバルブ 4a フロート 4b 連通孔 5a,5b 燃料遮断バルブ 5c,5d フロート 6 ベントライン 7,7a エバポライン 8 キャニスタ 8A 掃気手段 9 ベント切換バルブ 9a エバポバルブ 9b ベントバルブ 9c,9d 弁体 9e ソレノイド 9f 弁室 9g,9k 燃料タンク側ポート 9h,9l キャニスタ側ポート 9i,9m シート面 9n ロッド 10 キャップ感知センサ 11 エバポ切換バルブ 11a 第1の分岐経路 11b 第2の分岐経路 11c 第1の圧力応答手段 11d 第2の圧力応答手段 11e 室 11f,11g 端面 11h 第1の受圧弁 11i 第2の受圧弁 11j 筒状部材 11k エバポポート 11l キャニスタポート 11m ダイアフラム 11n スプリング 11o リテーナ 11p オリフィス 11q スプリング 11r ソレノイド 12 信号線 21 燃料蒸気制御装置 22 ワイヤーケーブル 23 ベント切換バルブ 23a エバポバルブ 23b ベントバルブ 23c,23d 弁体 23e スプリング 23f 弁室 23g,23k 燃料タンク側ポート 23h,23l キャニスタ側ポート 23i,23m シート面 23n ロッド 23o ロッドガイド 23p,23q ロッドシール
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年1月22日(1999.1.2
2)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図4】
【図2】
【図3】
【図5】
【図8】
【図6】
【図7】
【図9】
【図10】
【図11】

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料タンク内部で発生した燃料蒸気を燃
    料蒸気回収手段へと導くと共に、燃料の液面の上昇によ
    り燃料タンク内部との連通状態を遮断するフロート弁に
    接続されたベントライン及びエバポラインの途中に配置
    される燃料蒸気流出制御装置であって、 燃料タンクの給油管の開閉状態に応じたバルブ開閉制御
    を可能とするバルブ制御手段と、 前記バルブ制御手段
    により、前記給油管が開いた状態でベントラインを連通
    させかつエバポラインを遮断し、前記給油管が閉じた状
    態でベントラインを遮断しかつエバポラインを連通させ
    るように切換えて該ベントライン及びエバポラインの制
    御を行うバルブ手段と、 前記エバポラインにおける前記バルブ手段と燃料蒸気回
    収手段との間の途中に設けられた第1及び第2の分岐経
    路と、 エバポライン側の圧力と大気圧との圧力差に応答する第
    1の受圧弁を有し、エバポライン側の圧力が大気圧より
    所定値以上大きい状態で該第1の受圧弁が開弁して前記
    第1の分岐経路を連通させる第1の圧力応答手段と、 エバポライン側の圧力と燃料蒸気回収手段側の圧力との
    圧力差に応答する第2の受圧弁を有し、エバポライン側
    の圧力が燃料蒸気回収手段側の圧力より所定値以上小さ
    い状態で該第2の受圧弁が開弁して前記第2の分岐経路
    を連通させると共に、該圧力差に係わらず前記第2の受
    圧弁を開弁させる受圧弁制御手段を備えた第2の圧力応
    答手段と、 を備えたことを特徴とする燃料蒸気流出制御装置。
  2. 【請求項2】 前記バルブ制御手段は、燃料タンクの給
    油管の開閉状態を検知する検知手段を備え、 前記バルブ手段は、前記検知手段の信号に応じて前記ベ
    ントライン及びエバポラインの制御を行うソレノイドバ
    ルブであることを特徴とする請求項1に記載の燃料蒸気
    流出制御装置。
  3. 【請求項3】 前記バルブ制御手段は、燃料タンクの給
    油管の給油キャップの開閉動作を前記バルブ手段の制御
    動作と連動させるための連動機構を備えることを特徴と
    する請求項1に記載の燃料蒸気流出制御装置。
  4. 【請求項4】 前記第2の圧力応答手段は、該圧力差に
    係わらず前記第2の受圧弁の制御を行う受圧弁制御手段
    としてソレノイドを有するソレノイド弁であることを特
    徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の燃料蒸
    気流出制御装置。
  5. 【請求項5】 前記エバポラインの第1及び第2の分岐
    経路は、燃料タンク側に接続する室と、前記室の内部に
    配置され両端面が前記第1及び第2の受圧弁の弁座とな
    る筒状部材と、前記筒状部材の内側と前記燃料蒸気回収
    手段とを接続する経路とを備えたことを特徴とする請求
    項1乃至4のいずれか1項に記載の燃料蒸気流出制御装
    置。
JP718399A 1999-01-14 1999-01-14 燃料蒸気流出制御装置 Pending JP2000203282A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP718399A JP2000203282A (ja) 1999-01-14 1999-01-14 燃料蒸気流出制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP718399A JP2000203282A (ja) 1999-01-14 1999-01-14 燃料蒸気流出制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000203282A true JP2000203282A (ja) 2000-07-25

Family

ID=11658959

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP718399A Pending JP2000203282A (ja) 1999-01-14 1999-01-14 燃料蒸気流出制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000203282A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6834642B2 (en) 2002-12-27 2004-12-28 Fuji Jukogyo Kabushiki Kaisha Fuel vapor processing apparatus
KR100508172B1 (ko) * 2002-11-20 2005-08-17 현대자동차주식회사 연료 세퍼레이터의 장착 구조
KR20160042418A (ko) * 2013-06-26 2016-04-19 플라스틱 옴니엄 어드벤스드 이노베이션 앤드 리서치 증기 제어에 의한 차량 스토리지 시스템

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100508172B1 (ko) * 2002-11-20 2005-08-17 현대자동차주식회사 연료 세퍼레이터의 장착 구조
US6834642B2 (en) 2002-12-27 2004-12-28 Fuji Jukogyo Kabushiki Kaisha Fuel vapor processing apparatus
KR20160042418A (ko) * 2013-06-26 2016-04-19 플라스틱 옴니엄 어드벤스드 이노베이션 앤드 리서치 증기 제어에 의한 차량 스토리지 시스템
JP2016529147A (ja) * 2013-06-26 2016-09-23 プラスチック・オムニウム・アドヴァンスド・イノベーション・アンド・リサーチ 蒸気制御を伴うビークルストレージシステム
KR102079848B1 (ko) 2013-06-26 2020-02-20 플라스틱 옴니엄 어드벤스드 이노베이션 앤드 리서치 증기 제어에 의한 차량 스토리지 시스템

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4803461B2 (ja) 機械式作動隔離バルブを備えた燃料タンクエミッションコントロールシステム
US5850819A (en) Fuel evaporative emission treatment system
JPS6253224A (ja) 車両用燃料タンクの蒸発燃料流出防止装置
JPH05254352A (ja) 車輌用燃料タンクの燃料流出防止装置
US20200400104A1 (en) Evaporative emissions isolation module cam system
JPH086647B2 (ja) 燃料蒸発ガス制御システム
KR20180110062A (ko) 증발 연료 처리 장치 및 증발 연료 처리 장치에 있어서의 봉쇄 밸브의 밸브 개방 개시 위치 학습 방법
CN111936342A (zh) 具有压力释放的蒸发排放物燃料箱排气系统
US8167003B1 (en) ORVR compatible refueling system
JP2014058940A (ja) 蒸発燃料処理装置
JP3739434B2 (ja) 燃料蒸気排出防止装置
JP5193352B2 (ja) 自動車用燃料タンク
JP2000203282A (ja) 燃料蒸気流出制御装置
JP3705398B2 (ja) 内燃機関の蒸発燃料制御装置
JP6399278B2 (ja) 車両の燃料タンク装置
JP3134704B2 (ja) 内燃機関の蒸発燃料制御装置
JP2001165003A (ja) 燃料タンク
JP3391209B2 (ja) 内燃機関の蒸発燃料制御装置
US11584221B2 (en) Evaporative emissions fuel tank venting system positioned in vapor line
JPH07259661A (ja) 蒸発燃料処理装置
JP2000192868A (ja) 燃料蒸気流出制御装置
JP3206230B2 (ja) 車両用燃料収納装置
JPH1018921A (ja) 内燃機関の蒸発燃料制御装置
JP3132334B2 (ja) 内燃機関の蒸発燃料制御装置
JP6237996B2 (ja) 車両の燃料装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20051019

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20051206

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Effective date: 20060328

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02